JPH03159415A - 電子チューナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は放送電波の音声入力信号と放送電波以外の音声
入力信号とを切換えて音声を出力する音声出力装置にお
いて、放送電波以外の音声入力信号に基づいて音声出力
している際に放送電波を受信選局する電子チューナに関
する。

〔従来の技術〕

従来、この種の電子チューナとして第４図に示すものが
あった。同図において従来の電子チューナは、アンテナ
を介して複数局からの放送電波を受信、選局する受信機
ｌと、該受信機ｌその他装置全体を操作部８からの操作
入力に基づいて制御するコントローラ６と、該コントロ
ーラ６の制御に基づいて上記受信機１の混合器における
位相同期をとるＰＬＬ回路９とを備え、上記受信機１の
出力側に接続されたファンクション切換郎２の切換動作
に基づき受信器１から出力される放送電波の音声信号又
は放送電波以外の例えばテープ・ＣＤ等のプレーヤから
の音声信号のいずれかを出力する構成である。

次に、上記構成に基づく従来電子チューナの動作につい
て説明する。

まず、操作部８の操作によりテープ・ＣＤ等の音声信号
に基づく音声出力の指令が入力された場合には、コント
ローラ６からの制御に基づきファンクション切換部２が
テープ・ＣＤ等の音声信号を出力する機能（以下、第上
ファンクション）に切換える。この切換え動作によりテ
ープ・ＣＤ等の音声はスピーカ等の出力装置へ入力され
る。

上記ファンク切換部２の切換えと同時に受信器１の受信
、選局動作が停止し、この受信器１から放送電波の音声
信号も出力されることがない。

さらに、上記ファンクション切換部２が上記第１ファン
クションから放送電波の音声信号を出力する機能（以下
、第２ファンクション）に切換えた場合には、受信機１
は周波数バンド総てについてスキャンを行ない目的局を
次付に選局することとなる。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の電子チューナは以上のように構或されていること
から、放送電波以外の音声入力信号に基づく音声出力を
行なっている第工のファンクション状態から放送電波の
音声入力信号に基づく音声出力を行なう第２のファンク
ション状態に切換える場合に、放送電波の選局を最初か
ら再開しなければならないという課題を有していた。特
に、車載ランオ等のように移動体に搭載された受信機に
おいては、放送電波の電界強度が時々刻々変化すること
から受信感度の最も良い放送電波を選択するには全バン
ドを総てスキャン（ＳＣＡＮ）動作（又は、プリセット
選局の場合にはシーク（ＳＥＥＫ）動作）した後でなけ
れば選局てきないという課題を有していた。

〔課題を解決するための手段〕

第ｌ図は本発明の原理説明図である。

図中、本発明は、放送電波の音声人力信号及び該放送電
波以外の音声人力信号が入力され、いずれかの音声人力
信号のうち一方を選択する選択手段の入力側に接続され
、上記放送電波を受信して選局する電子チューナにおい
て、上記選択手段にて放送電波以外の音声入力信号が選
択された場合に放送電波を受信する受信手段と、該受信
手段が受信した放送電波の電界強度を検出する電界強度
検出手段と、該電界強度検出手段が検出した電界強度の
強い放送電波を所定期間毎に上位から複数選択する放送
電波選択手段と、該選択された複数の放送電波の情報を
格納する放送電波情報格納手段とを備え、上記選択手段
にて放送電波の音声人力信号が選択された場合に放送電
波情報格納手段に格納された放送電波の情報に対応する
放送電波の音声入力信号を選択手段に出力するものであ
る。

〔作用〕

本発明においては、第エファンクンヨンである放送電波
以外の音声入力信号に基づいて音声出力している際にお
いても、受信手段において選局された複数局の放送電波
。の中から電界強度の強いものを所定期間毎に複数遭択
することにより、第↑ファノクンヨンから放送電波の音
声人力信号に基づく音声出力を行なう第２ファンクショ
ンに切換えられた場合においても瞬時に最強の電界強度
を有する放送電波を遺局することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２図及び第３図に基づいて
説明する。この第２図は本実施例の電子チューナの概略
構成ブロアック図、第２図は本実施例の動作内容を示す
動作フローチャートである。

上記各図において本実施例に係る電子チューナは、前記
従来技術と同様にアンテナで受信された放送電波がＲＦ
増幅器、混合器、ＩＦ増幅器及び検波器から構成される
受信機１に入力され、該受信機上を介して音声入力信号
として出力され、該音声入力信号がファンクション切換
部２にて他のテープ・ＣＤ等に基づく音声人力信号から
切換えられて可聴音として出力する構成である。

本実施例電子チューナは、上記構成に加え、上記受信機
１のＩＦ増幅器から出力される中間周波信号に基づいて
受信された放送電波の電界強度を検出する電界強度検出
部３と、上記中間波信号及び受信機１の検波器から出力
される低周波信号から特定局を検出する局検出部４と、
上記検出された電界強度及び特定局から電界強度の強い
上位５局を選択する上位局選択部５と、該上位５局の放
送電波データを所定期間毎にメモリ７に格納し、操作部
８のファンクション切換指令に基づき格納された放送電
波データを読出してＰＬＬ回路９に出力し、装置全体を
制御するコントローラ６と、該コントローラ６の制御に
基づき放送電波データを格納するメモリ７とを備える構
成である。

次に、上記構成に基づく本実施例の動作を説明する。ま
ず、操作部８のスイッチが投入されると（１００）、コ
ントローラ６において第１ファンクションか第２ファン
クションかの判断がなされ、第１ファンクションと判断
（即ち、放送電波以外のテープ・ＣＤ等の音声入力信号
を出力すると判断）された場合には（１　０　１）　、
放送電波を受信する動作を以下の通り開始する。

この受信動作は、受信された放送電波（こ基づし）てＩ
Ｆ増幅器から中間周波信号が出力され、この中間周波信
号に基づいて電界強度検出部３で電界強度を検出する（
１０’２）。また、上記検波器力１ら出力される検波後
の低周彼信号及び上記ＩＦ増幅器の中間周波信号に基づ
いて局検出部４で特定局を検出する。

さらに、上記検出された電界強度及び特定局力）ら電界
強度の強い放送電波の上位５局を上位局選択部５で選択
する（１　０　３）。該選択された上位５局に関する放
送電波データをコントローラ６の制御に基づいてメモリ
７に格納する（１　０　４）。

また、上記コントローラ６は、上記５局の放送電波デー
タの選択終了を起点として経過時間を積算し、予め定め
られた所定時間（例えば、５分間）に積算時間が達した
か否かを判断する（１０５）。所定時間に達したと判断
された場合には、上記（１００）〜（１　０　５）の各
処理を再度繰り返すこととなり、この各処理によって得
られた新たな放送電波データをメモリ７に格納して旧デ
ータとの書換えを行なう。他方、所定時間に達しないと
判断された場合には（１０５）、現在の放送電波データ
をメモリ７に格納保持する。

次に、操作部８の操作により第１ファンクションから第
２ファンクションへ切換えるスイッチが投入された場合
には、コントローラ６はファンクション切換部２に切換
え指令を入力すると共に、メモリ７に格納された電界強
度の強い上位５局に関する放送電波データを読出してＰ
ＬＬ回路９に入力する。このＰＬＬ回路９は上記放送電
波データに基づいて局部発振周波数信号を受信機１の混
合器に出力する。この混合器はＰＬＬ回路９の局部発振
周波数信号に基づいて電界強度の強い上位５局の放送電
波の中間周波信号を迅速に生成し、後段のＩＦ増幅器に
出力する。

さらに、上記ＩＦ増幅器にて中間周波信号を増幅した後
、検波器における低周波増幅による検波で低周波信号を
出力する。この低周波信号が音声入力信号としてファン
クション切換部２を介して可聴音としてスビーカから出
力されることとなる。

なお、上記実施例においては局検出部４を設け特定局を
検出する構成としたが、この局検出部４を設けることな
く電界強度検出部３の検出結果から上位局を上位局選択
部５で選択する構成とすることもできる。

また、上記実施例においては上位局選択部５において電
界強度の強い放送電波の上位５局を選択する構成とした
が、５局に限定されることなく任意の１又は複数局を選
択する構成とすることもできる。

さらに、上記実祉例においては放送電波発信局を特定す
ることなく電界強度の強い順序に上位から複数局選択す
る構威としたが、ＲＤＳ（Ｒａｄｉｏ　ｄａｔａ　Ｓｙ
＋ｔｅｍ　）と組合せて構成し、同一．プログラム（系
列局）毎（　Ｐ　Ｉ　，　Ｐｒ＋ＢｒａｌＩｌｍｅＩｄ
ｅｎ【ｉｌｉｃａｉｉｏｎ）　、同一番組毎（ＡＦ，　
ＬｉＮ　ｏｆＡｌｔｅｒｎａ＋ｉ４ｅ　Ｆｒｃｑａｅｎ
ｃｉ＋）　、交通情報を放送する局毎（Ｔ　Ｐ，　Ｔｒ
ａｆｆｉｃ　ＰｉｏｇｒａａＩｌｌｅ　Ｉｄｅｎｔｉｆ
ｉｃａｔｉｏｎ）又は同一ジャンル番組毎（　Ｐ　Ｔ　
Ｙ　ｓ　？ｏＢａｍｍｅＴｙｐｅ）の各種分類により複
数局を選択する構成とすることもできる。

また、本発明はＡＭ放送、ＦＭ放送その他の各種放送に
ついて適用することができる。

また、上記実施例においては局部発振器としてＰＬＬ回
路を用いる構成としたが、その他マイクロコンピュータ
、ＬＣ発振回路等により局部発振器を構戊することもで
きる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明においては、第１ファンク
ションである放送電波以外の音声入力信号に基づいて音
声出力している際においても、受信手段において選局さ
れた複数局の放送電波の中から電界強度の強いものを所
定期間毎に複数選択することにより、第１ファンクショ
ンから放送電波の音声入力信号に基づく音声出力を行な
う第２ファンクションに切換えられた場合においても瞬
時に最強の電界強度を有する放送電波を選局することが
できるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、第２図は本発明の一実施
例に係る電子チューナの概略構或図、第３図は本発明の
一実施例の動作内容を説明する動作フローチャート、第
４図は従来の電子チューナの概略構成図を示す。 １・・・受信機 ２・・・ファンクション切換部 ３・・・電界強度検出部 ４・・・局検出部 ５・・・上位局選択部 ６・・・コントローラ ７・・・メモリ ８・・・操作部 ９・・・ＰＬＬ回路

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 放送電波の音声入力信号及び該放送電波以外の音声入力
   信号が入力され、いずれかの音声入力信号のうち一方を
   選択する選択手段の入力側に接続され、上記放送電波を
   受信して選局する電子チューナにおいて、 上記選択手段にて放送電波以外の音声入力信号が選択さ
   れた場合に放送電波を受信する受信手段と、該受信手段
   が受信した放送電波の電界強度を検出する電界強度検出
   手段と、該電界強度検出手段が検出した電界強度の強い
   放送電波を所定期間毎に上位から複数選択する放送電波
   選択手段と、該選択された複数の放送電波の情報を格納
   する放送電波情報格納手段とを備え、上記選択手段にて
   放送電波の音声入力信号が選択された場合に放送電波情
   報格納手段に格納された放送電波の情報に対応する放送
   電波の音声入力信号を選択手段に出力することを特徴と
   する電子チューナ。