JPH031567Y2 - - Google Patents

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JPH031567Y2
JPH031567Y2 JP14144486U JP14144486U JPH031567Y2 JP H031567 Y2 JPH031567 Y2 JP H031567Y2 JP 14144486 U JP14144486 U JP 14144486U JP 14144486 U JP14144486 U JP 14144486U JP H031567 Y2 JPH031567 Y2 JP H031567Y2
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panel
hook
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fitting
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、浴室ユニツトにおける壁パネル同
志、壁パネルと天井パネル、および壁パネルとハ
ーフユニツトとの接合構造に関するものである。
(従来の技術とその問題点) 第4図は浴室ユニツトの全体構造を示すもの
で、図中1は浴槽および洗場等を一体に形成した
ハーフユニツト、2は壁パネル、3は天井パネ
ル、Aは壁パネル2同志の接合部、Bは壁パネル
2と天井パネル3との接合部、Cはハーフユニツ
ト1と壁パネル2との接合部である。
第5図および第6図は従来の壁パネル2同志の
接合構造を示すもので、第5図に示すものは、壁
パネル2の両側縁部に、それぞれH形材2aを介
挿し、対向する一方のH形材2aにフツク4を突
設すると共に、他方のH形材2aのウエブに角穴
5を設け、フツク4の先端部を角穴5内に挿入
後、角穴5側の壁パネル2を矢印Dのように落し
込むことにより、フツク4とH形材2aのウエブ
を係合するものである。
しかしながらこの接合方法は、角穴5にフツク
4を差し込みずらく、特にフラツシユ構造パネル
(溝を一体成形したパネル)には不適であるとい
う問題点がある。
また第6図に示すものは、隣接している一方の
壁パネル2の溝2b内にチヤンネル形の金具9を
リベツト10により固定すると共に、他方の壁パ
ネル2の溝2b内にデイスタンスピース11を介
してフツク12をビス13により固定して、フツ
ク12の先端部を金具9内に挿入すると共に、金
具9側の壁パネル2を矢印Eのよに落し込むこと
により、フツク12と金具9とを係合するもので
ある。
しかしながらこの接合構造は、フツク12が平
板状であるため、結合強度が小さいので、隣接す
る壁パネル2同志が変形しやすいという問題点が
ある。
また第7図は従来の壁パネル2と天井パネル3
との接合構造を示すもので、これは壁パネル2の
上縁部に図に示すようなブラケツト14をビス1
5により固定すると共に、図に示すような天井パ
ネル3の端縁部3aをブラケツト14の下からあ
てがつて、ビス16により固定したものである。
しかしながらこの接合構造では、ビス16をね
じ込みおわるまで、天井パネル3を手で支えてい
なければならないため、作業に肉体的苦痛を伴う
という問題点がある。
また第8図は従来のハーフユニツト1と壁パネ
ル2との接合構造を示すもので、これは図に示す
ような形状のコーナージヨイナー17をハーフユ
ニツト1の隅角部の上面に立てると共に、壁パネ
ル2の直交する端面をそれぞれコーナージヨイナ
ー17にあてがつて、それぞれビス18により固
定したものである。
しかしながらこの接合構造は、作業空間が小さ
いため、作業が困難であるという問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 上述の問題点を解決するため本考案において
は、浴室ユニツトにおいて、金属板をコ字形に折
曲すると共に、その両側板間にピンを横設してピ
ン金具を形成し、金属板をコ字形に折曲し、その
両側板が前記ピン金具の両側板の内側に嵌入する
ようにすると共に、その両側板に前記ピンと上下
方向の移動によつて係合するフツクを設けてフツ
ク金具を形成し、それらのピン金具とフツク金具
とをそれぞれ隣接する壁パネルの対向端縁に設け
た溝内にセツトして壁パネル同志を接合できるよ
うにし、天井パネルは壁パネルの天端の一部にそ
の端縁が重合するようにすると共に、壁パネルの
上端部にフツクを回動自在に枢支し、このフツク
と係合するピンを天井パネルの端縁に突設して天
井パネルと壁パネルを接合できるようにし、ハー
フユニツトの上縁部の中央部に上方に突出する突
条を設け、壁パネルの下端縁の溝を前記突条に嵌
合すると共に、L形金具の底辺部を前記突条にあ
てがつてビス止めし、L形金具の垂直辺部を壁パ
ネルの側縁に設けた溝内にあてがつてビス止めす
ることによりハーフユニツトと壁パネルを接合で
きるようにして浴室ユニツトのパネル接合構造を
構成する。
(作用) 上述のように本考案においては、金属板をコ字
形に折曲すると共に、その両側板間にピンを横設
してピン金具を形成し、金属板をコ字形に折曲
し、その両側板が前記ピン金具の両側板の内側に
嵌入するようにすると共に、その両側板に前記ピ
ンと上下方向の移動によつて係合するフツクを設
けてフツク金具を形成し、これらのピン金具とフ
ツク金具とをそれぞれ隣接する壁パネル対向端縁
に設けた溝内にセツトして壁パネル同志を接合で
きるようにしたから、このピン金具とフツク金具
の構造が簡単で製造が容易になると共に、壁パネ
ルへの取り付けも容易である上に、金具同志の係
合も容易で、しかもその結合強度が大きくなる。
また天井パネルは壁パネルの天端の一部にその
端縁が重合するようにすると共に、壁パネルの上
端部にフツクを回動自在に枢支し、このフツクと
係合するピンを天井パネルの端縁に突設して天井
パネルと壁パネルを接合できるようにしたから、
従来のように接合作業において、天井パネルを手
で支えておく必要がないため、作業が非常に容易
になる。
またハーフユニツトの上縁部の中央部に上方に
突出する突条を設け、壁パネルの下端縁の溝を前
記突条に嵌合すると共に、L形金具の底辺部を前
記突条にあてがつてビス止めし、L形金具の垂直
辺部を壁パネルの側縁に設けた溝内にあてがつて
ビス止めすることによりハーフユニツトと壁パネ
ルを接合できるようにしたから、従来のような狭
い隅角部ではなく、作業空間が十分にとれる場所
でハーフユニツトと壁パネルとの接合作業を楽に
行うことができる。
(実施例) 以下、第1図〜第3図について本考案の一実施
例を説明する。図中前記した符号と同一の符号は
同等のものを示す。
本実施例においては、まず第1図に示すよう
に、金属板をその断面形状がコ字形になるように
折曲すると共に、その両側板間にピン20aを横
設してピン金具20を形成し、金属板をその断面
形状がコ字形になるように折曲し、その両側板が
前記ピン金具20の両側板の内側に嵌入するよう
にすると共に、その両側板に前記ピン20aと上
下方向の移動によつて係合するフツク21aを設
けてフツク金具21を形成し、これらのピン金具
20とフツク金具21とをそれぞれ隣接する壁パ
ネル2の対向端縁に設けた溝2b内に挿入すると
共に、各金具20,21のウエブに設けた孔を介
してビス22をねじ込むことにより各金具20,
21を壁パネル2にセツトして、第1図aに示す
ように一方の壁パネル2を矢印Fのように移動さ
せることにより壁パネル2同志を接合できるよう
にする。
また第2図に示すように、天井パネル3は壁パ
ネル2の天端の一部にその端縁が重合するように
すると共に、壁パネル2の上端部に切り込み溝2
cを設け、この切り込み溝2c内にフツク23を
軸24により回動自在に枢支して設け、このフツ
ク23と係合するピン25を天井パネル3の溝3
a内に埋設したブロツク26を介して天井パネル
3のねじ込むことにより天井パネル3の端縁に突
設して天井パネル3と壁パネル2を接合できるよ
うにする。
すなわち第2図aの二点鎖線で示す位置にある
フツク23を壁パネル2の内側より軸24を介し
て矢印Gの方向に回動させて、フツク23をピン
25に係合させる。
図中27は軸24の端部に着脱自在に嵌合した
キヤツプ、28は壁パネル2の上端縁に突設した
ストツパーで、天井パネル3の端縁を衝合させる
ものである。
また第3図aに示すように、ハーフユニツト1
の上縁部の中央部に上方に突出する突条1aを設
け、壁パネル2の下端縁の溝2bを前記突条1a
に嵌合すると共に、L形金具29の底辺部を前記
突条1aにあてがつてビス30により固定すると
共に、L形金具29の垂直辺部を壁パネル2の側
縁に設けた溝2b内にあてがつてビス30により
固定することによりハーフユニツト1と壁パネル
2を接合できるようにする。
上述のように本考案においては、ハーフユニツ
ト1と壁パネル2との接合をコーナー部でない位
置で行うから、第3図bに示すようにコーナー部
にはL形パネル31を別に装着するものとする。
(考案の効果) 上述のように本考案においては、金属板をコ字
形の折曲すると共に、その両側板間にピン20a
を横設してピン金具20を形成し、金属板をコ字
形に折曲し、その両側板が前記ピン金具20の両
側板の内側に嵌入するようにすると共に、その両
側板に前記ピン20aと上下方向の移動によつて
係合するフツク21aを設けてフツク金具21を
形成し、これらのピン金具20とフツク金具21
とをそれぞれ隣接する壁パネル2の対向端縁に設
けた溝2b内にセツトして壁パネル2同志を接合
できるようにしたから、本考案によれば、このピ
ン金具20とフツク金具21の構造が簡単で製造
が容易になると共に、壁パネル2への取り付けも
容易である上に、金具20,21同志の係合も容
易で、しかもその結合強度が大きくなるという効
果が得られる。
また本考案においては、天井パネル3は壁パネ
ル2の天端の一部にその端縁が重合するようにす
ると共に、壁パネル2の上端部にフツク23を回
動自在に枢支し、このフツク23と係合するピン
25を天井パネル3の端縁に突設して天井パネル
3と壁パネル2を接合できるようにしたから、本
考案によれば、従来のように接合作業において、
天井パネル3を手で支えておく必要がないため、
作業が非常に容易になるという効果が得られる。
また本考案においては、ハーフユニツト1の上
縁部の中央部に上方に突出する突条1aを設け、
壁パネル2の下端縁の溝2bを前記突条1aに嵌
合すると共に、L形金具29の底辺部を前記突条
1aにあてがつてビス止めし、L形金具29の垂
直辺部を壁パネル2の側縁に設けた溝2b内にあ
てがつてビス止めすることによりハーフユニツト
1と壁パネル2を接合できるようにしたから、本
考案によれば、従来のような狭い隅角部ではな
く、作業空間が十分にとれる場所でハーフユニツ
ト1と壁パネル2との接合作業を楽に行うことが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案に係る壁パネル同志の接合構
造を示す斜視図、同図bはその要部の横断平面
図、同図cはその立断面図、第2図aは本考案に
係る天井パネルと壁パネルとの接合構造を示す斜
視図、同図bはその立断面図、第3図aは本考案
に係るハーフユニツトと壁パネルとの接合構造を
示す斜視図、同図bはその壁パネル同志の隅角部
にL形パネルを介挿した状態を示す斜視図、第4
図は浴室ユニツトの一例を示す一部切欠斜視図、
第5図aは従来の壁パネル同志の接合構造を示す
部分斜視図、同図bはその横断平面図、同図cは
その立断面図、第6図aは従来の壁パネル同志の
他の接合構造を示す部分斜視図、同図bはその横
断平面図、同図cはその立断面図、第7図aは従
来の天井パネルと壁パネルとの接合構造を示す部
分斜視図、同図bはその立断面図、第8図は従来
のハーフユニツトと壁パネルとの接合構造を示す
部分斜視図である。 1……ハーフユニツト、1a……突条、2……
壁パネル、2b……溝、2c……切り込み溝、3
……天井パネル、3a……溝、20……ピン金
具、20a……ピン、21……フツク金具、21
a……フツク、23……フツク、24……軸、2
5……ピン、26……ブロツク、27……キヤツ
プ、28……ストツパー、29……L形金具、3
1……L形パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴室ユニツトにおいて、金属板をコ字形に折曲
    すると共に、その両側板間にピンを横設してピン
    金具を形成し、金属板をコ字形に折曲し、その両
    側板が前記ピン金具の両側板の内側に嵌入するよ
    うにすると共に、その両側板に前記ピンと上下方
    向の移動によつて係合するフツクを設けてフツク
    金具を形成し、これらのピン金具とフツク金具と
    をそれぞれ隣接する壁パネルの対向端縁に設けた
    溝内にセツトして壁パネル同志を接合できるよう
    にし、天井パネルは壁パネルの天端の一部にその
    端縁が重合するようにすると共に、壁パネルの上
    端部にフツクを回動自在に枢支し、このフツクと
    係合するピンを天井パネルの端縁に突設して天井
    パネルと壁パネルを接合できるようにし、ハーフ
    ユニツトの上縁部の中央部に上方に突出する突条
    を設け、壁パネルの下端縁の溝を前記突条に嵌合
    すると共に、L形金具の底辺部を前記突条にあて
    がつてビス止めし、L形金具の垂直辺部を壁パネ
    ルの側縁に設けた溝内にあてがつてビス止めする
    ことによりハーフユニツトと壁パネルを接合でき
    るようにしたことを特徴とする浴室ユニツトのパ
    ネル接合構造。
JP14144486U 1986-09-17 1986-09-17 Expired JPH031567Y2 (ja)

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JPH04357281A (ja) * 1991-03-07 1992-12-10 Tategu Sogo Shosha Futaba:Kk ユニットバス
JP3709849B2 (ja) * 2002-02-14 2005-10-26 松下電工株式会社 ユニットルームの接合構造
JP6539704B2 (ja) * 2017-06-16 2019-07-03 旭化成建材株式会社 木材接合用棒状金物、その木材接合用棒状金物を使用した木質パネル工法、および木質パネル搬送器具

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