JPH03154594A - テレビジヨン信号の伝送方式および受像機 - Google Patents

テレビジヨン信号の伝送方式および受像機

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JPH03154594A
JPH03154594A JP1292330A JP29233089A JPH03154594A JP H03154594 A JPH03154594 A JP H03154594A JP 1292330 A JP1292330 A JP 1292330A JP 29233089 A JP29233089 A JP 29233089A JP H03154594 A JPH03154594 A JP H03154594A
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Japan
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signal
color
luminance
circuit
auxiliary
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JP1292330A
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Masahiro Kageyama
昌広 影山
Norihiro Suzuki
鈴木 教洋
Kazuo Ishikura
石倉 和夫
Hiroshi Yoshiki
宏 吉木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビジョン信号の伝送方式および受像機に
係り、特に、輝度信号と色信号の間のクロストークや、
輝度信号と色信号の分離に伴う解像度低下のない、テレ
ビジョン信号の伝送方式および受像機に関する。
〔従来の技術〕
現行テレビジョン方式(NTSC方式)では、輝度信号
と色信号を周波数多重して伝送している。
第5図に、現行テレビジョン方式の送信側の構成図を、
簡単化して示す。まず、カメラ1からの赤色、緑色、青
の信号(以下、R,G、B信号と略記)を、マトリクス
回路2を用いて、輝度信号Y。
広帯域色信号工、狭帯域色信号Qに変換する。色信号I
およびQは、C信号発生回路100により、所定の水平
周波数帯域(1、5M、 Hzおよび0.5M Hz 
)に制限したのち1色副搬送波fscにより直交変調を
行いC信号とする。加算器9を用いてY信号とC信号と
を加え、フィルタ10を用いて4.2MHz  に帯域
制限したのち、乗算器16を用いてRF搬送波で変調し
て、伝送信号とする。
(参考文献: 「放送技術双書、カラーテレビジョン」
、第3章1日本放送協会編、昭和36年6月)。
第6図に、従来のテレビジョン伝送信号の周波数スペク
トルを示す。同図(a)の横軸は水平周波数、縦軸はレ
ベルを表わし、同図(b)の横軸は時間周波数、縦軸は
垂直周波数を表わす。同図(a)および(b)に示すよ
うに、輝度信号Yと色信号C(=I+Q)が周波数多重
されている。
第7図に、従来のテレビジョン受像機の構成図を示す、
伝送信号をRF復調回路2oにより復調したのち、YC
分離回路104を用いて輝度信号Yと色信号Cとを分離
する。YC分離回路104は帯域通過フィルタ(BPF
)を用いた1次元フィルタや、同一フィールド内の走査
線間の演算を用いた2次元フィルタや、フィールド間あ
るいはフレーム間の演算を用いた3次元フィルタなどに
より実現できる。同図には、動き検出回路30と動き適
応YC分離回路31を用いた3次元フィルタの場合につ
いて示す。このYC分離特性については後述する。分離
されたC信号は、直交復調回路27によって、さらに工
信号とQ信号に分離する。マトリクス回路28によって
、Y、I、Q信号をR,G、B信号に変換し、モニタ2
9に入力する。
第7図に示した3次元YC分離回路104のYC分離特
性を、第8図に示す。同図(a)は、静止画モードのY
C分離特性を、時間−垂直周波数平面に示したものであ
る。静止画の場合は、輝度信号Yは原点を中心に、色信
号Cは色副搬送波fsc中心に、時間周波数方向の広が
りなく分布する。このため、同図(a)中のドツトで示
すような通過域特性を持った時間フィルタ(例えば、1
フレーム和と1フレーム差)を用いることにより、輝度
信号Yと色信号Cとを完全に分離することができる。同
図(b)は、動画モードのYC分離特性を、時間−垂直
周波数平面に示したものである。
動画の場合は一般に、輝度信号Yも色信号Cも時間方向
の広がりが生じる。このため、同図(b)中のドツトで
示すような通過域特性を持った垂直フィルタ(例えば、
同一フィールド内の1ライン和と1ライン差)を用いて
、輝度信号Yと色信号Cとを分離する。上記第7図に示
したように、伝送された信号から、動き検出回路30を
用いて動きを検出してパラメータkを作成し、動き適応
YC分離回路31では上記パラメータkに応じて静止画
モードと動画モードを(連続的に)切り替える(参考文
献:平野ばか、「現行インタレース走査カメラ信号を用
いたEDTVエンコーダの諸特性」、テレビジョン学会
誌、Vo Q 43 r Nα5(1989)、pp、
505〜512)。
〔発明が解決しようとする課題〕
周波数分離によるyc(輝度信号−色信号)分離特性に
は限界がある。例えば、BPFによる1次元フィルタの
場合は、水平周波数の高い輝度信号(縦縞など)は色信
号とみなされ、クロストークが生じる。走査線間の演算
を行う2次元フィルタの場合は、水平・垂直の周波数が
ともに高い輝度信号(半斜め成分と呼ばれる)がクロス
トーク成分となる。
YC分離特性が最も優れている3次元YC分離でも、静
止画に関しては完全なYC分離特性が得られるが、動画
に対しては2次元フィルタと同様のクロストークが生じ
る。すなわち、第8図(b)に示すドツト部分からはみ
出した輝度信号Yは色信号Cとして処理されるためクロ
スカラーと呼ばれる虹色状の妨害となり、逆に同図中の
ドツト部分にはみ出した色信号Cは輝度信号Yとして処
理されるためハンギングドツトと呼ばれる斑点状の妨害
となる。また、受像機だけで動き検出を行った場合は、
動きの誤検出をした際にクロストーク成分が発生する。
さらに、輝度信号Yと色信号Cが重なった部分(同図(
b)中の斜線部分)は、本質的に分離は不可能である。
クロストーク以外にも、解像度の低下が問題となる。例
えば、1次元フィルタの場合には、輝度信号の水平高周
波成分は輝度信号として再生されないため、水平解像度
を低下する。2次元フィルタの場合には、輝度信号の半
斜め成分が再生されないため、斜め解像度が低下する。
動き適応の3次元フィルタの場合には、動画モードでは
2次元フィルタと同様の解像度低下があり、また、静止
画と動画の解像度差が不自然に見えることがある。
さらに、送信側でクロストーク成分を除去(ブリフィル
タ処理)して伝送する場合にも、再生画像に解像度低下
を生じる。
上記クロストークおよび解像度低下を防ぐために、輝度
信号と色信号を周波数多重しないでコンポーネント伝送
(あるいは、時間軸多重)した場合には、現行のテレビ
ジョン方式との両立性がなくなるため、現行受像機では
カラー画像を再生できなくなる。
従って、本発明の目的は、現行のテレビジョン方式と両
立性を保ったまま、輝度信号と色信号の間のクロストー
クがなく、また動画、静止画ともに解像度低下のないテ
レビジョン信号の伝送方式および受像機を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、輝度信号と色信号とを周波数多重したコン
ポジット伝送信号と、上記輝度信号または上記色信号と
を、並行して別途伝送することにより、達成される。
〔作用〕
まず、従来のテレビジョン方式と両立性を保つため、i
度信号Yと色信号Cとを従来どおり周波数多重して主信
号(Y+C)とする。これとともに、上記色信号Cを補
助信号Hとして、主信号と並行して伝送する。受像機で
は、補助信号Hから色信号Cを再生し、主信号(y十c
)からこの色信号Cを減算することにより輝度信号Yを
再生する。従って、動画、静止画に関わらず、完全に輝
度信号Yと色信号Cを分離でき、上記目的を達成するこ
とができる。また、補助信号Hとして、色信号Cの替わ
りに、信号(αY+βC)[ただし、α、βは(α≠β
)の任意の係数]を伝送しても、受信側では完全に輝度
信号Yと色信号Cを分離でき、同様の効果が得られる。
補助信号Hの伝送方法としては、■主信号とは別のチャ
ンネルを利用する方法、■水平・垂直のオーバースキャ
ン領域や、画面(主信号による画像)の一部を削って補
助信号伝送領域に充てる方に 法(時間軸多重)、■RF直交変調を利用する方法、な
どが考えられる。
〔実施例〕
以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図に、本発明の送信側の一実施例の構成図を示す。
ここでは、主信号と補助信号を時間軸多重する場合につ
いて示す。
カメラ1からのR,G、B信号を、マトリクス回路2に
より輝度信号Yと色信号工およびQに変換する。フィル
タ3および4を用いて色信号を所定の水平周波数帯域(
1,5MHzおよび0.5M Hz )に制限したのち
、直交変調回路101により色副搬送波fscで直交変
調してC信号とする。
直交変調回路101は、移相器62乗算器5および7、
加算器8で構成される。Y信号とC信号を加算器9で加
えたのち、フィルタ10により所定の帯域制限を行い、
主信号(y+c)を作成する。
ここまでは、第5図に示した従来例と同一の構成である
主信号とは別に、後述する圧縮回路11、周波数シフト
回路12、および空間シフト回路13を用いてC信号を
変換し、補助信号Hとする。同期信号をもとに制御回路
15で作られた信号により切り替え器14を制御し、主
信号と補助信号を切り替え、乗算器16によりRF搬送
波で変調して、伝送信号とする。
別チャンネルを用いて補助信号を伝送できる場合には、
補助信号Hに対して圧縮や周波数・空間シフトする必要
性はあまりない。しかし、1チヤンネルで主信号と補助
信号を伝送する場合には、伝送容量に限りがあるため、
伝送に適した信号形式に変換する必要がある。
第2図を用いて、画面(表示領域)の一部を削って補助
信号伝送領域に充てる場合について説明する。現行方式
の画面の表示領域のアスペクト比(画面の横と縦の長さ
の比)は4:3である。この表示領域の上と下を黒味で
マスクして、表示領域のアスペクト比を、例えば16:
9にする(この方式は、レターボックス式、あるいは上
下マスク式と呼ばれ、よく知られている)。画面中央の
メインパネルには主信号(Y+C)を配置し、画面上下
の上パネル18および下パネル19には補助信号Hを目
立たないように多重する。メインパネルのアスペクト比
が16:9の場合には、上下パネル18および19の面
積の合計が、メインパネルの面積の1/3となるため、
上下パネルはメインパネルの1/3伝送容量しかない。
上記第6図(a)に示したとおり、色信号C(=I+Q
)が多重されているので、水平2.1〜4 、2 M 
Hzの帯域である。このC信号を、上下パネルの伝送容
量と等しくなるように、第1図に示した圧縮回路11お
よび周波数シフト回路12により1/3に圧縮し、さら
に空間シフト回路13によりメインパネル部分から上下
パネル部分に信号を移動し、補助信号Hとする。
第3図に、補助信号Hを上下パネルに多重した場合の信
号形式の一例を示す。もともと水平2.1〜4.2MH
z  の色信号Cを、−旦水平方向に172に圧縮し、
0〜4 、2 M Hz  に周波数シフトする。この
信号に対して、さらに垂直方向に2/3に圧縮すること
により、トータルで1/3に圧縮する。このとき、補助
信号H(=I’ +Q’ )を時間−垂直周波数面で示
すと、例えば第3図(b)のようになる。補助信号Hの
変調搬送波fsc’の時間−垂直周波数を色副搬送波f
scと同一に選ぶことにより、ライン間、フレーム間で
極性反転して目立ちにくくなる。補助信号Hをトータル
1/3に圧縮する方法は、上記方法に限定されるわけで
はなく、水平、垂直2時間方向の圧縮や周波数帯域制限
方法も含めて、他にもいろいろな変形例が考えられる。
第4図に、本発明の受信側の一実施例の構成図を示す。
伝送信号を、RF復調回路20により復調し、切り替え
器21により、主信号(Y+C)と補助信号Hとを分離
する。ここで、切り替え器21は、同期信号をもとに制
御回路22で作られた信号により制御する。補助信号H
は、送信側と逆の処理、すなわち、空間シフト回路23
1周波数シフト回路24、および伸張回路25を通して
C信V再生する。減算回路26を用いて、再生したC信
号を主信号(y+c)から減じることにより、輝度信号
Yを再生する。また、C信号は、直交復調回路27を用
いて工およびC信号を再生する。Y、I、C信号を、マ
トリクス回路28によりR,G、B信号に変換したのち
、モニタ29に入力する。
第9図に、本発明の受信側の一実施例の変形例の構成図
を示す、ここでは、主信号に多重されているC信号に対
して、補助信号Hの周波数帯域が制限されている場合の
受信側の構成例について説明する。例えば、補助信号H
として、I、C信号ともに(0= 0 、5 M Hz
 )までの帯域しか伝送しない場合や、垂直、時間周波
数の帯域制限を行って伝送する場合などがこれにあたる
。補助信号Hとして色信号Cが伝送された帯域に関して
は本発明を適用し、それ以外の帯域に関しては従来どお
りの周波数分割によるYC分離を用いる。同図において
、第4図に示したものと同一構成の分離回路103によ
り、伝送信号をRF復調し、主信号(y+c)と補助信
号Hに分離したのち、補助信号Hについては送信側と逆
の処理をしてC信号を再生し、主信号(y+c)から減
じてY信号を作成する。補助信号Hの周波数帯域が制限
されている場合には、再生したY信号にはクロストーク
が残留しており、補助信号Hから再生したC信号は帯域
が不足している。フィルタ34およびフィルタ35を用
いて、クロストークのない周波数帯域のY信号およびC
信号をそれぞれ通過する。一方、主信号(Y+C)に対
して、従来のYC分離回路104を用いて、輝度信号Y
と色信号Cとの分離を行う。上記フィルタ34および3
5とそれぞれ相補的な特性を持つフィルタ32および3
3を用いて従来のyc分離回路104の出力を帯域制限
したのち、加算器36および37を用いてY信号および
C信号どうしをそれぞれ加える。C信号については、直
交復調回路27を用いて工およびC信号に復調したのち
、Y信号とともに、マトリクス回路28によりR,G、
B信号に変換し、モニタ29に入力する。
補助信号の、他の多重伝送方式について説明する。主信
号(y+c)は現行方式と同様に残留側波帯変調(VS
B)するため、RF搬送波付近に両側波帯部分が存在す
る。色信号工およびQを多重して補助信号Hとする。主
信号(Y+C)のRF搬送波の位相と90”異なる搬送
波(直交搬送波)を用いて、補助信号HをRF直交変調
し、主信号(y十c)の両側波帯部分に多重する。
第10図に、伝送信号の周波数スペクトルの一例を示す
。同図において1色信号工およびQを周波数多重して■
′およびQ′倍信号らなる補助信号Hとし、RF直交変
調して主信号と多重する。
補助信号Hのスペクトル分布はこれに限定されるもので
はなく、例えば工“とQ′の位置を交換するなどの変形
が考えられる。
第11図に、伝送信号の周波数スペクトルの他の例を示
す。同図において、色信号IおよびQを例えば、線順次
フィールド順次などで時間軸多重して工′およびQ′倍
信号らなる補助信号Hとし、RF直交変調して主信号と
多重する。
ただし、上記第11図に示した手法において。
時間軸多重ではなく、■信号(例えば0〜165M H
z ) 、とC信号(例えばO〜0 、5 M Hz 
)とを副搬送波(例えば3.58MHz)により直交変
調した信号(例えば2.1〜5 、1 M Hz )を
直流にまで低域変換して(例えば−1、5M Hz〜1
.5M、Hz)単純に上記■“信号の替わりにすること
は一児可能であるが、実際にはできない。すなわち、同
−RF搬送波により、補助信号として主信号とC信号と
を直交多重させたうえで、さらに主信号と補助信号を直
交多重することは不可能であり、受信側で3つの信号(
工信号、Q信号。
主信号)を分離できない。
第12図に、この問題点を解決した伝送信号の周波数ス
ペクトルの例を示す。同図において、色信号IおよびQ
を副搬送波fsc″により直交変調して工“およびQ′
倍信号らなる補助信号Hとし、さらにRF直交変調して
主信号と多重する。
第13図に、上記第10図に示した伝送信号を作成する
ための、本発明の送信側の構成例を示す。
ま玉、カメラ1からのR,G、B信号を、マトリクス回
路2によりY、I、C信号に変換する。第1図に示した
ものと同一構成のC信号作成回路100を用いて、■お
よびC信号からC信号を作成する。加算器9を用いて、
Y信号とC信号とを加算し、フィルタ10を用いて所定
の水平帯域に制限して主信号(Y十C)とする。また、
所定の帯域制限を行った工およびC信号は、それぞれ圧
縮回路38および39を通し、周波数シフト回路40に
よりC信号と主信号の周波数帯域が重ならないようにし
たのち、加算器41を用いて補助信号Hとする。主信号
(y+c)は乗算器42を用いてRF搬送波で変調し、
補助信号Hは移相器43により位相を90°回転させた
RF搬送波で乗算器43により変調する。両信号を加算
器45で加えて伝送信号とする。この他にも、同図に示
した多重回路105の構成を適宜変更することにより、
上記第11〜12図に示した伝送信号を容易に作成する
ことができる。また、第13図中では省いているが、受
像機のIF段に通常具備されているナイキストフィルタ
の周波数特性を補償するため、補助信号Hに対して逆ナ
イキストフィルタ処理を行ったのち、主信号と多重して
もよい。
第14図に、上記第13図に示した送信側に対応する、
本発明の受信側の構成例を示す。同図において、まず1
分離回路106により、上記第13図に示した多重回路
105の逆処理を行い、主信号(y+c)と色信号■お
よびQを分離再生する。上記分離回路106は、RF直
交復調回路46、周波数分離回路472周波数シフト回
路48、伸張回路49および50から構成される。
分離再生された工およびC信号を、第1−図に示したも
のと同一構成の直交変調回路101を用いて一旦C信号
としたのち、減算回路26を用いて主信号(y+c)か
らC信号を減じ、Y信号を再生する。再生されたY、I
、C信号は、マトリクス回路28によりR,G、B信号
とし、モニタ29に入力する。ここでも第9図に示した
場合と同様に、主信号に多重されているC信号に対して
、補助信号Hの周波数帯域が制限されている場合は。
補助信号として色信号Cが伝送された帯域に関しては本
発明を適用し、それ以外の帯域に関しては従来どおりの
周波数分割によるYC分離を用いることができる。
上記説明では、補助信号Hとして色信号Cを伝送する場
合について述べたが、補助信号Hとして輝度信号Yを伝
送しても、同様の効果が得られる。
第15図に1本発明の送信側のさらに他の実施例の構成
図を示す。ここでは、現行受像機上の輝度信号と色信号
との間のクロストークを除去するために、クロストーク
となる成分に送信側でブリフィルタ処理を行って伝送す
る方式に対して1本発明を適用した場合について説明す
る。同図において、カメラ1からのR,G、B信号を、
マトリクス回路2によりY、I、Q信号に変換する。■
およびQ信号は、C信号作成回路100によりC信号に
変換したのち、フィルタ52を用いて、現行受像機上で
クロストークになる成分を除去する。
このフィルタ52は、水平−垂直−時間周波数(μmシ
ーf)空間において、(U、シ、f)=rOMHz、0
cph、0Hz)が零点になるような水平(1次元)あ
るいは水平・垂直(2次元)あるいは水平・垂直・時間
(3次元)フィルタである。一方、Y信号についても同
様に、フィルタ51を用いて、現行受像機上でクロスト
ークとなる成分を除去する。このフィルタ51は、水平
−垂直−時間周波数(μmシーf)空間において、(μ
、V、’ !>= (3,58MHz、525/4cp
、h、15Hz)が零点になるような水平(1次元)あ
るいは水平・垂直(2次元)あるいは水平・垂直・時間
(3次元)フィルタである。フィルタ51および52の
出力を、加算器9を用いて主信号(y+c)とする。こ
のままでは、受像機で再生された画像は解像度が低下し
てしまうため、減算器53を用いてフィルタ51の入出
力信号の差をとり、補助信号Hを作成し伝送する。主信
号(y+c)および補助信号Hを第1図に示したものと
同一構成の多重回路102を用いて多重し、伝送信号と
する。
第16図に、上記第15図に示した送信側に対応する、
本発明の受信側の構成例を示す。同図にへ    \ おいて、第4図に示したものと同一構成の分離回路10
3により、主信号(Y+C)と補助信号Hを分離再生し
たのち、主信号(y+c)は従来のYC分離回路104
により輝度信号Yと色信号Cに分離する。加算器54を
用いて輝度信号Yと補助信号Hとを加え、新しい輝度信
号Yとしてマトリクス回路28に入力する。一方1分離
された色信号Cは直交復調回路27により、さらにI、
Q信号に分離し、マトリクス回路28人力する。マトリ
クス回路から出力されたR、G、B信号は、モニタ29
に入力する。
第17図に、本発明の送信側のさらに他の実施例の構成
図を示す。同図は、上記第15図に示した構成とほぼ等
しく、主信号(Y+C)の作成方法は同一であるが、補
助信号Hの作成方法が異なっている。すなわち、同図に
おいて、加算器9の出力である主信号(y+c)から、
−旦、受信側で用いるものと同一のYC分離回路104
によりY信号を分離する。減算器55により、この分離
さへりY信号と、フィルタ51に入力する前のY信号と
の差を作成し、これを補助信号Hとして伝送する。この
伝送信号を、上記第16図に示した構成の受像機で受信
した場合、YC分離回路104の特性が送受で等しけれ
ば、輝度信号Yに関しては完全にもとの信号を再生でき
る。
上記以外にも、いろいろな変形が考えられる。
例えば、補助信号に識別信号を付けるなどして他の信号
と切り替えて(あるいは周波数多重や時間軸多重して)
伝送し、受信側では本補助信号の場合のみ本発明を適用
してもよい。他の信号としては、輝度や色の解像度を向
上するための、水平。
垂直1時間周波数高域成分や〔垂直■−時間T〕成分等
が考えられる(特願平1−180322参照)。
また、補助信号を(Y−C)などとしても同様の効果が
得られる。一般に、補助信号を(αY+βC)[ただし
、α、βは(α≠β)の任意の係数つとし、受信側で主
信号(y+c)と適宜演算を行えば、完全にY信号とC
信号を分離できる。
さらに、主信号において色信号Cに他の信号Xトチ波数
多重して伝送する場合にも・上記説明で述べたC信号の
かわりに(C+X)信号とすることにより、容易に応用
可能となる。例えば、色信号の垂直高域(時間−垂直周
波数平面では、色副搬送波と共役の位置)に輝度信号の
水平高域成分なども多重する場合がこれにあたる。
なお、本発明はNTSC方式だけでなく、PAL。
SECAM等の種々のコンポジット信号方式のテレビジ
ョン方式に用いることが可能であり、さらに、テレビジ
ョン信号の伝送だけでなく、VTRやビデオディスク等
のようなテレビジョン信号の記録にも用いても好適であ
る。
〔発明の効果コ 本発明を堤用することにより、現行のテレビジョン方式
と両立性を保ったまま、輝度信号と色信号の間のクロス
トークやYC分離に伴う解像度の低下のないテレビジョ
ン信号の伝送方式を実現できるため、実施して効果は極
めて大きい。
また1本発明によれば1分離された輝度信号および色信
号にはクロストークを含まないため、これらの分離され
た信号を動き検出等に用いることにより、検出感度を向
上させ、ム検出を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の送信側の一実施例の構成図、第2図お
よび第3図は本発明の一実施例の動作説明図、第4図は
本発明の受信側の一実施例の構成図、第5図は従来例の
送信側の構成図、第6図および第8図は従来例の動作説
明図、第7図は従来例の受信側の構成図、第9図は本発
明の受信側の一実施例の変形例の構成図、第10図は本
発明の送信側の他の実施例の構成図、第11図〜第1$
図は本発明の他の実施例の動作説明図、第14図は本発
明の受信側の他の実施例の構成図、第15図および第1
7図は本発明の送信側さらに他の実施例の構成図、第1
6図は本発明の受信側のさらに他の実施例の構成図であ
る。 1・・・カメラ、2,28・・・マトリクス回路、3,
4゜10.32,34,35,51.52・・・フィル
タ、5.7,16,42.44・・・乗算器、6,43
・移相器、8,9,36,37,41,45.54・・
・加算器、11,38.39・・・圧縮回路、12゜2
4.40,48・・・周波数シフト回路、13゜23・
・・空間シフト回路、14.21・・・切り替え器、1
5.22・・・制御回路、17・・・メインパネル、1
8・・・上パネル、19・・・下パネル、20・・・R
F復調回路、25,49,50・・・伸張回路、26゜
53.55・・・減算回路、27・・・直交復調回路。 29・・・モニタ、30・・・動き検出回路、31・・
・動き適応YC分離回路、46・・・RF直交復調回路
。 47・・・周波数分離回路、100・・・C信号作成回
路、101・・・直交変調回路、102,105・・・
多重回路、103,106・・・分離回路、104・・
・YC分離回路。 モ ア 7不 図 (久ン (ν)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、信号Aと信号Bとを周波数多重し、主信号(A+B
    )として伝送するテレビジョン信号の伝送方式において
    、信号(αA+βB)[ただし、α、βは(α≠β)の
    任意の係数]を補助信号Hとして、主信号と並行して伝
    送することを特徴とする、テレビジョン信号の伝送方式
    。 2、上記信号Aは輝度信号であり、上記信号Bは色信号
    であことを特徴とする、上記特許請求範囲第1項のテレ
    ビジョン信号の伝送方式。 3、上記特許請求範囲第1項のテレビジョン信号の伝送
    方式に用いるテレビジョン受像機において、上記主信号
    (A+B)と補助信号Hとの演算を行うことにより、信
    号Aと信号Bの分離を行うことを特徴とする、テレビジ
    ョン受像機。
JP1292330A 1989-11-13 1989-11-13 テレビジヨン信号の伝送方式および受像機 Pending JPH03154594A (ja)

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