JPH03148907A - コンデンサ内蔵圧電共振子 - Google Patents

コンデンサ内蔵圧電共振子

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JPH03148907A
JPH03148907A JP28697989A JP28697989A JPH03148907A JP H03148907 A JPH03148907 A JP H03148907A JP 28697989 A JP28697989 A JP 28697989A JP 28697989 A JP28697989 A JP 28697989A JP H03148907 A JPH03148907 A JP H03148907A
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Yasuhiro Tanaka
田中 康廣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フィルタ回路や発振回路等に使用されるコン
デンサ内蔵圧電共振子に関する。
発明の背景 コンデンサ内蔵圧電共振子として、例えば第9図に示す
三端子発振回路が知られている。この回路は入出力端子
(A)、(B)間に圧電共振子を接続すると共に、入出
力端子(A)、(B)と共通端子(C)の間にそれぞれ
コンデンサC1、C2を接続したものである。
第9図に示す回路を構成するには、第10図、第11図
に示すコンデンサ内蔵発振子30が考えられる。この発
振子30は1枚の圧電体基板31と2枚の保護基板34
.35から成る。
圧電体基板31は圧電セラミックス基板等が使用されて
いる。基板31の中央上下面に振動電極32a。
32bが対向して形成されている。振動電極32a。
32bはそれぞれ引出し電極33a、 33bに接続さ
れている。この基板31と、板厚方向に重ねられた保護
基板34.35とが接着剤によって固着され、接着層の
厚みによって、あるいは保護基板34.35に形成され
た振動空間形成用凹部によって、密閉された振動空間を
形成している。保護基板34.35は誘電体基板が使用
されている。
第11図に接着剤で固着された発振子30の外観を示す
、外部入出力端子(A)、(B)がそれぞれ引出し電極
33a、 33bに接続された状態で形成されている。
同様にして外部共通端子(C)が発振子30の中央部に
帯状に形成されている。これらの外部端子(A)、(B
)、(C)はプリント配線板等への取付は用電極として
使用されると共に、容量電極としての機能をも有してい
る。即ち、外部端子(A)−(C)間及び外部端子(B
)−(C)間にコンデンサCl。
C2が形成される。通常の場合、このコンデンサ内蔵発
振子30が有する容量C1、C2は実用上使用され得る
容量である。
ところで、さらにコンデンサC1、C2の容量を大きく
する必要がある場合には外部端子(A)−(C)間及び
外部端子(B)−(C)間のギャップを狭くするか、あ
るいは外部端子(A)、(B)、(C)が形成する対向
面積を大きくする必要がある。しかし、ギャップを狭く
するとマイグレーションが発生しやすく、また、半田付
けの際に半田ブリッジ等が生じてショートを起こすおそ
れがある。また、対向面積を大きくすると、部品が大型
化するという問題が生じる。
発明の課題 そこで、本発明の課題は、コンデンサ容量を大きくして
もマイグレーションや半田ブリッジ等が発生しにくく、
しかも部品の小型化に対応できるコンデンサ内蔵圧電共
振子を提供することにある。
課題を解決するための手段 以上の課題を解決するため、本発明に係るコンデンサ内
蔵圧電共振子は、振動電極が形成された圧電体基板と、
該圧電体基板の板厚方向に重ねられた誘電体基板とを備
え、前記誘電体基板の表面に容量電極と該容量電極に対
向して容量を補助・調整するための電気的にどこにも接
続されない補助電極とを設けたことを特徴とする特 v−月 以上の構成において、容量は容量電極間で得られると共
に、容量電極と補助電極との間でも得られるため、容量
がアップする。従って、容量電極間のギャップを狭くす
ることなく、大きな容量が得られるため、マイグレーシ
ョンや半田ブリッジ等の心配がなくなる。また、部品の
外形寸法を小さくしても実用上充分な容量が得られる。
実施例 以下、本発明に係るコンデンサ内蔵圧電共振子の一実施
例をその製造方法と共に説明する。説明の都合から、コ
ンデンサ内蔵圧電共振子として、発振回路に使用される
発振子を例にして説明するが、本発明はこれに限定され
るものではなく、フィルタ回路等に使用される共振子f
あってもよい。
第1図にコンデンサ内蔵三端子発振子1の分解斜視図を
示す。この発振子1は1枚の圧電体基板と2枚の保護基
板から構成されている。圧電体基板2は上下面に振動電
極3a、 3bが形成されている。
さらに、電極3aは基板2の左辺に形成されている引出
し電極4aに接続され、電極3bは基板2の右辺に形成
されている引出し電極4bに接続されている。
圧電体基板2にはPb(Zrffi)On 、 BaT
iOmのセラミックス基板等が使用される。
保護基板5.8は誘電体基板が使用される。保護基板5
の下面には2個の補助電極6a、 6bが形成されてい
る。
なお、これら基板2,5.8は、実際の量産工程では広
面積のものを用い、積層後に所定寸法にカットする。
こうして準備された基板2,5.8は塗布された接着剤
9によって互いに直接接触しないように距離を保って固
着され、密閉された振動空間を形成する(第3図参照)
第2UgJに発振子1の外観を示す、発振子1の左右の
端部及び中央部にそれぞれ外部入出力端子(A)、(B
)並びに外部共通端子(C)が形成されている。外部端
子(A)には、引出し電極4aが接続されている。他方
の外部端子(B)には、引出し電極4bが接続されてい
る。きらに、外部端子(C)が発振子1の中央部に帯状
に形成されている。
こうして得られた発振子1は、第3図に示すように圧電
体基板2と保護基板5とが形成する密閉された振動空間
側に補助電極6a、 6bが設けられ、しかも、この補
助電極6a、 6bは電気的にどこにも接続されていな
い、そして、外部端子(A)−(C)間に形成きれる静
電容量CI、外部端子(B)−(C)間に形成される静
電容量C2、さらに外部端子(A)−補助電極68間及
び外部端子(C)−補助電極68間に形成される静電容
量を合成した合成容量Ca、外部端子(B)−補助電極
6b間及び外部端子(C)−補助電極6b間に形成され
る静電容量を合成した合成容量cbを合計したものが得
られる容量となる。従って、外部端子間のギャップを狭
くすることなく、大きな容量が得られるため、マイグレ
ーションや半田ブリッジ等のおそれがなく、電気的な信
頼性の高い部品が得られる。また、部品の外形寸法を小
さくしても実用上充分な容量が得られる。なお、得られ
る容量は外部端子(A)−(C)間、並びに外部端子(
B)−(C)間のギャップ、補助電極6a、 6bの電
極面積、誘電体基板5の厚み等でコントロールされる。
以上の構成をした発振子1は第4図で示した電気等価回
路と同じ回路を有する。外部入出力端子(A)−(B)
間に共振子が挿入され、静電容量CI。
C2及び合成容量Ca、Cbがそれぞれ外部入出力端子
(A)−外部共通端子(C)間、外部入出力端子(B)
−外部共通端子(C)間に挿入されている。
一方、第5図に示すように、補助電極6a、 6bを保
護基板5の上面に形成して外界側に設けた場合、補助電
極6a、 6bを削ったり、付加したりすることによっ
て、簡単に容量の調整を行なうことができる。
第6図〜第8図は、保護基板5に形成された容量電極と
補助電極の他の形状を示す。第6図は保護基板5の下面
に1個の補助電極6cを形成したものである。第7図は
保護基板5の下面の左右に内部電極(A)、(B)を形
成すると共に、内部電極(A)、(B)の間に補助電極
6dを形成したものである。内部電極(A)、(B)は
後工程でそれぞれ電気的に外部端子(A)、(B)と接
続され、外部端子(A)−補助電極6d間及び外部端子
(B)−補助電極6d間にも容量を形成するようにした
ものである。
第8図は保護基板5の上面の両側に外部端子(A)。
(B)を設け、その間に補助電極6eを形成し、下面に
外部端子(C)を形成したものである。
なお、本発明に係るコンデンサ内蔵圧電共振子は前記実
施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々
に変形することができる。実施例では、2枚の保護基板
5,8のうち基板5にのみ容量電極及び補助電極を形成
したものを示したが、容量が不足する場合は、両方の保
護基板に容量電極及び補助電極を形成してもよい。
発明の効果 本発明は、容量を補助・調整するための電気的にどこに
も接続されない補助電極を容量電極に対向して設けたた
め、容量は容量電極間及び容量電極と補助電極との間で
得られるため容量がアップする。そのため、外部端子間
のギャップを狭くすることなく、大きな容量が得られる
ので、マイグレーションや半田ブリッジ等のおそれがな
く、電気的な信頼性が高い大きな容量のコンデンサ内蔵
圧電共振子が得られる。
逆に、同じ外形寸法の部品で、同じ容量のコンデンサ内
蔵圧電共振子の場合、容量電極間のギャップをより広く
することができるので、マイグレーションや半田ブリッ
ジ等に対する信頼性の向上が図れる。
さらに、部品の外形寸法を小さくしても実用上充分な容
量が得られる。
一方、補助電極を誘電体基板の外側に形成すれば、補助
電極を削ったり、付加したりすることによって、簡単に
容量の調整を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるコンデンサ内蔵圧電共
振子の分解斜視図、第2図はコンデンサ内蔵圧電共振子
の外観を示す斜視図、第3図は第2図のX−X″の垂直
断面図、第4図はその電気等価回路図である。第5図は
他の実施例を示す斜視図である。第6図(a)、(b)
、第7図(a)、(b)、第8図(a)、(b)は容量
電極及び補助電極の変形例を示し、(a)は平面図、(
b)は垂直断面図を示す、第9図は発振子の電気回路図
である。第10図、第11図は本発明に先行する技術を
示し、第10図はコンデンサ内蔵圧電共振子の分解斜視
図、第11図はコンデンサ内蔵圧電共振子の外観を示す
斜視図である。 1・・・コンデンサ内蔵圧電共振子(コンデンサ内蔵発
振子)、2・・・圧電体基板、3a、 3b・・・振動
電極、5・・・誘電体基板(保護基板)、6a、 6b
、 6c、 6d、 6e=補助電極、(A)、(B)
・・・容量電極(外部入出力端子)、(C)・・・容量
電極(外部共通端子)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 振動電極が形成された圧電体基板と、該圧電体基
    板の板厚方向に重ねられた誘電体基板とを備え、前記誘
    電体基板の表面に容量電極と該容量電極に対向して容量
    を補助・調整するための電気的にどこにも接続されない
    補助電極とを設けたことを特徴とするコンデンサ内蔵圧
    電共振子。
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