JPH03142724A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH03142724A
JPH03142724A JP1282138A JP28213889A JPH03142724A JP H03142724 A JPH03142724 A JP H03142724A JP 1282138 A JP1282138 A JP 1282138A JP 28213889 A JP28213889 A JP 28213889A JP H03142724 A JPH03142724 A JP H03142724A
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signal
light
output
optical
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JP1282138A
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Inventor
Akihiko Doi
土肥 昭彦
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本卑明は、例えば光ディスク等の光記録媒体に対して情
報の記録・再生を行なう光ディスク装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば追記型あるいは消去可能型の光ディスク等
の光記録媒体に、光学的に情報を記録あるいは再生する
光ディスク装置においては、光源としての半導体レーザ
からの比較的小さい連続した光出力で光ディスク上の情
報を読取る一方、比較的大きい所定値以上の断続的に変
化する光出力で光ディスク上に情報を記録するようにな
っている。
このような光ディスク装置における半導体レーザの再生
光出力を所定のレーザパワーに調整する光出力制御回路
は、第3図に示すように構成される。図において、5は
半導体レーザ発振器であり、この半導体レーザ発振器5
が発生するレーザ光の強度は、レーザモニタ用の光検出
器13により黄電流に光電変換され、光出力モニタ信号
S5として検出されるようになっている。この光検出器
13により検出された光出力モニタ信号は、演舞増幅器
25a及び抵抗R8により構成される光冑流変換回路2
5により電圧信号に変換され、さらに、演算増幅器26
a1分割抵抗VR及び抵彷R,,R,により構成される
駆動電流生成回線26にて駆動信号が生成され、アナロ
グスイッチ27、抵抗R6を介してドライバとしてのト
ランジスタTriのベースに供給される。そして、この
トランジスタTr1のコレクタは半導体レーザ発振器5
に接続されて駆動電流を与えるようになっており、エミ
ッタは抵抗R4を介して接地されている。かかる構成に
より、サーボループを形成し、半導体レーザ発振器5の
光出力を一定に維持するようになっている。
なお、アナログスイッチ27、抵抗R6、コンデンサC
0はサンプルホールド回路を構威し、再生時は、図示し
ない制御部からの制御信号S11によりアナログスイッ
チ27は閉じられてサーボループを形成するが、記録時
は、制御信号S11によりアナログスイッチ27は開か
れてサーボループは切断され、コンデンサC1にチャー
ジされた電圧でトランジスタTrlを駆動するようにな
っている。また、演算増幅器28a、28bは、レーザ
発光異常検知回路を構成するもので、駆動電流生成回路
26の出力VMが上限電圧Vu及び下限電圧■Lの範囲
を逸脱したときにレーザ発光量が異常である旨を検知す
るものである。
上記のように構成される光出力制御回路において、半導
体レーザ発振器5の光出力を、ある所定のレーザパワー
に調整する際、ボリュームにより可変される分割抵抗V
Rにより加えられるバイアス電圧vsと光検出器13の
出力との釣り合いでレーザパワーが決まっていた。上記
のように構成したときのループゲインGは、 G = l(Rl−R3’)/ (R2・R4〉)・k
−p・・・(1)となる。ここで、rkJは光検出器1
3の検出感度であり単位発光量(filw)あたりの光
電変換される光電流(a+A)の大きさである。また、
rNJは半導体レーザ発振器5の発光能力であり単位電
流(mA)あたりの発光量(alt)である。
アナログサーボにおいては、ある変動量が発生した時、
サーボループを構成することでその変動を「17G」に
抑え込むことができる。ここで光量変動として、例えば
第4図に示すように、温度により半導体レーザ発振器5
の電流−出力特性が変化し、最大数mV変化することが
考えられる。しかしながら、例えば光ディスク装置にお
いては±0.05+aW以内に変動を抑えるという要請
がある。これを実現するためには、G−20としておけ
ば最大でも1/20−0.05mWに抑え込めるサーボ
系を組むことができる。
しかし、上記(1)式において、半導体レーザ発振器5
の発光量pは±20%ぐらいのばらつきであるのに対し
、光検出器13の検出感度にのばらつきが大きく1桁ぐ
らい変化してしまう。上記ゲインGと検出感度には比例
するため、ここで光検出器13の感度が約10倍ばらつ
くと考えたとき、G−20〜200になってしまう。よ
って、検出感度kが最小時のゲインG−20に調整する
と最大ゲインG−200となった時、ゲインのとり過ぎ
によりサーボループが発振してしまい、また、ゲインを
下げると変動を抑え込めないという欠点がある。
また、上記レーザ発光異常検知回路は、光検出器13か
らの信号とバイアスVSとの差出力vMが上限電圧vu
及び下限電圧VLの範囲外になった場合に発光量が異常
である旨を検知するが、もともと光検出器13の出力が
1桁ぐらい変動するため精度の良い異常検知ができず、
回路や半導体レーザ発振器5の異常による発光量の過多
の場合は光ディスクを損傷し、また、発光量不足の場合
はサーボ系が不安定になって再生不可の状態に陥ったり
、異常記録を行う等の欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したように光検出器の検出感度がばらつ
くためにサーボループのゲインが変動し、これによりゲ
インをとり過ぎればサーボループが発振してしまい、ま
た、ゲインを下げると変動を抑え込めないというという
欠点、及び、レーザ発光量の異常チエツクを行う際に光
検出器の検出感度がばらつくためレーザ発光量の正確な
異常検知ができず光ディスクの損傷や記録・再生不良を
発生するという欠点を除去するためになされたもので、
光検出器の検出感度がばらついても正常なサーボループ
を形成することができ、また、レーザ発光量の異常検知
を確実に行って光ディスクの損傷や記録・再生不良を防
止できる光ディスク装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の光ディスク装置は、光ビームを放射する光出力
手段と、この光出力手段が放射する光ビームの光量を光
電流として検出する検出手段と、この検出手段により検
出された光電流に応じて前記光出力手段の駆動信号を生
成する駆動信号生成手段と、この駆動信号生成手段によ
り生成された信号に応じて前記光出力手段を駆動する駆
動手段とを具備し、前記光出力手段、前記検出手段、前
記駆動信号生成手段、及び前記駆動手段により帰還ルー
プを形成して前記光出力手段が放射する光ビームを一定
に保つ光ディスク装置において、前記駆動信号生成手段
は、ゲイン可変手段と固定バイアスを加える手段とを有
することを特徴とする。
(作用) 本発明は、光出力手段、検出手段、駆動信号生成手段、
及び駆動手段により帰還ループを形成して上記光出力手
段が放射する光ビームを一定に保つ光ディスク装置にお
いて、駆動信号生成手段のアンプの帰還ループにゲイン
可変手段を入れて固定バイアスとしてサーボループを形
成するようにしたものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。なお、従来例で説明したと同等部分には同一符号を
付して説明する。
第2図は本発明の光ディスク装置の概略構成を示すもの
である。図において、光ディスク1は、例えばガラスあ
るいはプラスチックス等で円形に成型された基板の表面
にテルルあるいはビスマス等の金属被膜層がドーナツ形
にコーティングされて成るものである。
上記光ディスク1は、スピンドルモータ2によって回転
されるようになっている。このスピンドルモータ2は、
制御回路3からの制御信号に応じて動作する図示しない
モータ制御回路により回転の始動、停止、あるいは回転
数等が制御されるようになっている。
上記制御回路3は、例えばマイクロコンピュータ等によ
り構成され、上記スピンドルモータ2の回転制御の他、
後述する種々の制御を司る。
上記光ディスク1の下方部には、光学ヘッド4が配設さ
れている。この光学ヘッド4は光ディスク1に対して情
報の記録あるいは再生を行なうもので、半導体レーザ発
振器5、コリメータレンズ6、偏光ビームスプリッタ7
、対物レンズ8、シリンドリカルレンズ9と凸レンズ1
0とから成る周知の非点収差光学系11.4分割光検出
器12、及び光検出器13等により構成されている。こ
の光学ヘッド4は、例えば図示しないリニアモータ等に
よって構成される移動機構により、光ディスク1の半径
方向に移動するようになっている。そして、制御部3か
らの制御信号に従って記録あるいは再生の対象となる目
標トラックへ移動されるようになっている。
上記半導体レーザ発振器5は、光出力制御回路14から
のドライブ信号S1に応じた発散性のレーザ光(光ビー
ム)を発生するもので、情報を光ディスク1の記録膜1
aに記録する際は、記録すべき情報に応じてその光強度
が変調された強いレーザ光を発生し、情報を光ディスク
1の記録膜1aから読出して再生する際は、一定の光強
度を有する弱いレーザ光を発生するようになっている。
上記半導体レーザ発振器5から発生された発散性のレー
ザ光は、コリメータレンズ6によって平行光束に変換さ
れて偏光ビームスプリッタ7に導かれる。この偏光ビー
ムスプリッタ7に導かれたレーザ光は、偏光ビームスプ
リッタ7を透過して対物レンズ8に入射され、この対物
レンズ8によって光ディスク1の記録膜1aに向けて集
束される。
上記対物レンズ8は、レンズ駆動機構としてのレンズア
クチエータ15により、その先軸方向に移動可能に支持
されている。しかして、フォーカスサーボ回路16から
のサーボ信号S2により光軸方向へ移動されることによ
り上記対物レシオ8を通った集束性のレーザ光が光ディ
スク1の記録膜1aの表面上に投射され、最小ビームス
ポットが光ディスク1の記録膜1aの表面上に形成され
るようになっている。この状態において、対物レンズ8
は合焦点状態となる。
また、上記対物レンズ8は、光軸と直交する方向にも移
動可能になっており、図示しないトラッキングサーボ回
路からのサーボ信号により上記対物レンズ8が光軸と直
交する方向へ移動されるようになっている。そして、上
記対物レンズ8を通った集束性のレーザ光が光ディスク
1の記録膜1aの表面上に投射され、光ディスク1の記
録膜1aの表面上に形成された記録トラックの上に照射
されるようになっている。この状態において、対物レン
ズ8は合トラック状態となる。そして上記合焦点及び合
トラック状態において、情報の書込み及び読出しが可能
となる。
一方、光ディスク1の記録膜1aから反射された発散性
のレーザ光は、合焦点時には対物レンズ8によって平行
光束に変換され、再び偏光ビームスプリッタ7に戻され
る。そして、この偏光ビームスプリッタ7で反射されて
シリンドリカルレンズつと凸レンズ10とから成る非点
収差光学系11によって4分割光検出器12上に導かれ
、フォーカスずれが形状の変化として現われる状態で結
像されるようになっている。この4分割光検出器12は
、非点収差光学系11によって結像された光を電気信号
に変換する4個の光検出セルによって構成されている。
この4分割光検出器12で互いに対角に配置された2個
の光検出セルから出力される2組の信号は、それぞれ増
幅器17及び18に供給されるようになっている。
上記フォーカスサーボ回路16は、上記増幅器17及び
18で増幅した2つの信号を入力して誤差増幅を行なう
誤差増幅器19、この誤差増幅器19の出力信号の位相
を補正する位相補正回路20、この位相補正回路20の
出力信号をドライバ22に供給するか否かを制御するア
ナログスイッチ21、及びアナログスイッチ21からの
信号を増幅してアクチエータ15を駆動するドライバ2
2により構成されている。このアナログスイッチ21が
制御回路3からのフォーカスオンオフ信号S3によりオ
ンにされた場合に、上記位相補正回路20からの信号が
ドライバ22を介してアクチエータ15に供給されるこ
とによりフォーカスサーボループが形成されるようにな
っている。
また、上記増幅器17及び18からの出力信号は加算器
23に供給されるようになっている。この加算器23で
加算された信号は、光ディスク1の記録内容を反映した
ものであり、二値化回路24に送出されるようになって
いる。
二値化回路24は、例えばコンパレータにより構成され
るもので、加算器23が出力するアナログ信号を所定の
スレッショルドレベルThと比較することにより二値化
を行なうものである。この二値化回路24で二値化され
た反射光信号S4は、制御回路3へ供給されるようにな
っている。
波形整形回路32は、記録データSIOを波形整形し、
光出力制御回路14に設けられた後述するドライバ2つ
に記録パルス信号S7として供給するものである。
光検出器13は、半導体レーザ発振器5の記録あるいは
再生用レーザ光の発光口と反対側の発光口に対向して設
けられた、フォトダイオード等の光電変換素子により構
成されるものである。光検出器13は、上記半導体レー
ザ発振器5からのモニタ光が照射されることにより、そ
のモニタ光を電気信号(光電流)に変換し、半導体レー
ザ発振器5の光出力モニタ信号S5として光出力制御回
路14に供給するようになっている。
上記光出力制御回路14は、半導体レーザ発振器5が出
力する光出力モニタ信号S5を入力してフィードバック
制御を行なうことにより半導体レーザ発振器5の光出力
を一定に保つように制御するものである。第1図は、上
記光出力制御回路14の構成と、この先出′力制御回路
14に接続される半導体レーザ発振器5及び光検出器1
3との関係を示すものである。すなわち、光出力制御回
路14は、主に、光電流変換回路25、駆動電流生成回
路26、レーザ発光異常検知回路28、ドライバ29及
びサンプルホールド回路30等により構成されている。
そして、上記半導体レーザ発振器5は、光出力制御回路
14が出力するドライブ信号S1により駆動されて発光
するようになってい゛る。この半導体レーザ発振器5が
発生するレーザ光の強度は光検出器13により光電変換
され、光検出器13で受光した光強度、つまり半導体レ
ーザ発振器5の光出力に応じた電流信号として取り出さ
れ、光出力モニタ信号S5として検出されるようになっ
ている。この光検出器13により検出された光出力モニ
タ信号S5は、光電流変換回路25に供給されるように
なっている。
光電流変換回路25は、演算増幅器25a及び抵抗R,
により構成され、光検出器13で検出した電流信号とし
ての光出力モニタ信号S5を電圧信号に変換するもので
ある。この光電流変換回路25により電圧信号に変換さ
れた信号は、駆動電流生成回路26に供給されるように
なっている。
駆動電流生成回路26は、演算増幅器26a及び可変抵
抗Rvにより構成され、ドライバ29としてのトランジ
スタTriのベースに供給する信号を生成するものであ
る。この駆動電流生成回路26にて生成された信号は、
サンプルホールド回路30を介してトランジスタTri
のベースに供給されるようになっている。トランジスタ
Triのコレクタは半導体レーザ発振器5に接続され、
半導体レーザ発振器5に駆動電流(ドライブ信号81)
を与えるようになっており、エミッタは抵抗R4を介し
て接地されるようになっている。そして、上記駆動電流
生成回路26で生成された信号によりトランジスタTr
iのコレクタ電流が制御され、半導体レーザ発振器5の
光出力が制御されるようになっている。
サンプルホールド回路30は、アナログスイッチ27、
抵抗R6及びコンデンサC3により構成され、再生時は
図示しない制御回路3からの制御信号S11によりアナ
ログスイッチ27が閉じられてサーボループを形成し、
記録時は制御信号S11によりアナログスイッチ27は
開かれてサーボループは切断されるようになっている。
そして、記録時はコンデンサC1にチャージされた電圧
でランジスタTriを駆動するようになっている。
また、レーザ発光異常検知回路28は、演算増幅器28
a、28bにより構成され、駆動電流生成回路26から
の出力vMが上限電圧vu及び下限電圧vLの範囲を逸
脱したときに異常である旨を検知するものである。
ドライバ29は、再生光を発生させるトランジスTri
及び記録光を発生させるトランジスタTr2で構成され
、これらトランジスタTri。
Tr2の各コレクタが半導体レーザ発振器5に接続され
るようになっている。また、トランジスタTriのエミ
ッタは抵抗R4を介して、トランジスタTr2のエミッ
タは抵抗R5を介してそれぞれ接地されるようになって
いる。
トランジスタTriは、再生時の弱光度のレーザ光を発
生させるものである。このトランジスタTriのベース
には、再生時には、駆動電流生成回路26が出力する信
号が付与され、記録時には、直前の再生時に付与されて
いた電圧値を上記サンプルホールド回路30で保持した
信号が付与されるようになっている。そして、記録を行
なうか再生を行なうかに応じて制御回路3が出力する制
御信号S11によりアナログスイッチ27を切換えて上
記2つの入力のうちの1つを選択するようになっている
。すなわち、記録及び再生のいずれの場合にも再生時の
光出力のレベルでフィードバック制御が行なわれるよう
になってる。
また、トランジスタTr2は、記録時の強光度のレーザ
光を発生させるものである。このトランジスタTr2の
ベースには波形整形回路32から記録情報に応じた記録
パルス信号S7が供給されるようになっている。これに
より半導体レーザ発振器5は、トランジスタTri及び
Tr2の各コレクタの重畳された信号により駆動されて
断続的な強光度のレーザ光を発し、これにより光ディス
クに情報を記録するようになっている。
ここで、本発明の特徴である上記光出力制御回路14に
よるフィードバック制御の動作につき、第1図を参照し
つつ説明する。
図示するように、可変抵抗RVを演算増幅器26aの帰
還ループに挿入し、固定バイアスにしてモニタ光による
サーボループを形成している。
かかる構成により、固定電圧v0に対しレーザ光の検出
光量にとそれの増幅率を可変抵抗RVにて変えて固定電
圧v0との比較で出力電圧が決定される。これにより半
導体レーザ発振器5の駆動電流が決定されるために検出
光量kがばらついても可変抵抗RVを調整することによ
り対応できる。
したがって、サーボ系としてはあったかも検出光ff1
kのばらつきがないように見える。このときのループゲ
インGは、 G−(R1/R2−R4)−(RV−k)−41・(2
)となる。
ここで、(Rv・k)は、kによりRVが決まり、この
積が略等しくなるので、従来と異なりループゲインGが
略一定となる。したがって、上述したようなサーボルー
プの発振や抑え込み量の低下等の問題は生じなくなり、
安定にサーボをかけることが可能となっている。
また、レーザ発光異常検知についても、VMがレーザに
よらず略等しい値となるので精度の良い検知が可能とな
っている。回路やレーザの異常時、発光過多や不足の検
知が正しくできるので、光ディスクの破壊等の恐れがな
くなるといった効果がある。
次に、上記のように構成される光ディスク装置の動作に
ついて説明する。
先ず、記録動作を行うに先立って、半導体レーザ発振器
5の光出力の妥当性をチエツクする初期動作を行なう。
つまり、制御回路3からの制御信号により図示しないリ
ニアモータを駆動し、対物レンズ8を光ディスク1の無
記録領域に対向させる。この無記録領域は、光ディスク
1の最内周側又は最外周側に設けられており、情報が記
録されない部分である。このような位置に光学ヘッド4
を初期移動することにより、何等かの原因でレーザ光が
異常発光したような場合でも、低記録データを破壊する
ことのないようになっている。次いで、制御回路3から
フォーカスオンオフ信号S3を出力することによりアナ
ログスイッチ21をオフにする。これにより、フォーカ
スサーボループが切断され、対物レンズ8はフォー力ッ
シング制御から開放される。次いで、制御回路3から、
レンズアクチエータ15を強制的に移動させるための信
号(図示しない)がドライバ22を介してレンズアクチ
エータ15に供給される。これにより対物レンズ8は強
制的に第2図中点線で示す位置に強制的に移動されてデ
フォーカス状態が作り出される。このデフォーカス状態
で、光出力制御回路14に電力が供給されることにより
半導体レーザ発振器5がオンにされてレーザビームの出
力が開始される。これにより半導体レーザ発振器5から
発生されるモニタ光は、光検出器13で光出力に応じた
電流に変換されて光出力モニタ信号S5として出力され
る。光電流変換回路25は、この光出力モニタ信号S5
を電圧信号に変換し、駆動電流生成回路26に供給する
。駆動電流生成回路26では、半導体レーザ発振器5を
駆動するためにトランジスタTr1のベースに供給する
信号を生成する。この信号は、光検出器13で検出した
信号が大きすぎれば半導体レーザ発振器5の光出力を小
さくし、小さすぎれば半導体レーザ発振器5の光出力を
大きくするような信号である。これによりフィードバッ
クループが形成されて半導体レーザ発振器5の光出力が
一定に保たれる。
次に、制御回路3はドライバ22を介してアクチエータ
15を駆動することにより対物レンズ8を合焦点位置方
向へ移動させる。そして、合焦点位置に至ったことが判
断された際、アナログスイッチ21をオンにしてフォー
カスサーボループを接続し、初期動作を完了する。以降
は、フォーカスサーボループによる自動フォーカス制御
が行なわれ、光ディスク1からの情報の読出し、書込み
等の通常の動作が行なわれる。
このような状態において、記録動作は次のように行われ
る。先ず、図示しないホスト装置から送られてきた記録
データは制御回路3に入力される。
これにより制御回路3からパルス状の記録データS10
が出力される。この記録データS10は波形整形回路3
2で波形整形され、記録パルス信号S7としてドライバ
29を構成するトランジスタTr2のベースに供給され
る。これにより、半導体レーザ発振器5にはトランジス
タTriとTr2との各コレクタ出力が重畳された駆動
電流が供給され、記録データに応じた断続的な高光出力
のレーザ光を発光する。このレーザ光はコリメータレン
ズ6によって平行光束に変換されて偏光ビームスプリッ
タ7に導かれる。この偏光ビームスプリッタ7に導かれ
たレーザ光は、偏光ビームスプリッタ7を透過して対物
レンズ8に入射され、この対物レンズ8によって光ディ
スク1の記録膜1aに向けて集束されるこれにより記録
膜la上に情報記録が行われる。
一方、再生動作は次のように行われる。すなわち、サン
プルホールド回路に保持された電圧がドライバ29を構
成するトランジスタTriのベースに供給されることに
より、半導体レーザ発振器5は一定レベルの低光出力の
レーザ光を発光する。
このレーザ光はコリメータレンズ6によって平行光束に
変換されて偏光ビームスプリッタ7に導かれる。この偏
光ビームスプリッタ7に導かれたレーザ光は、偏光ビー
ムスプリッタ7を透過して対物レンズ8に入射され、こ
の対物レンズ8によって光ディスク1の記録膜1aに向
けて集束される。
そして、光ディスク1の記録膜1aから反射された発散
性のレーザ光は、対物レンズ8によって平行光束に変換
され、再び偏光ビームスプリッタ7に戻される。そして
、この偏光ビームスプリッタ7で反射されてシリンドリ
カルレンズ9と凸レンズ10とから成る非点収差光学系
11によって4分割光検出器12上に結像される。この
4分割光検出器12で充電変換された信号は、それぞれ
増幅器17及び18に供給される。そして、増幅器17
及び18で増幅された信号の一方は誤差増幅器19以下
のフォーカスサーボ回路16に供給され、フォー力ッシ
ング制御に使用される。また、増幅器17及び18で増
幅された信号の他方は加算器23に供給されて加算が行
われた後、二値化回路24に供給される。
二値化回路24は、上記加算器23からの信号と所定の
スレッショルドレベルThとを比較することにより、二
値化された反射光信号S4を出力する。そして、この反
射光信号S4は制御回路3に供給される。そして、この
制御回路3を介して図示しないホスト装置に送られ、表
示や印刷等が行われる。
以上のように、半導体レーザ発振器5、光検出器13、
駆動電流生成回路26、及びドライバ29により帰還ル
ープを形成して上記半導体レーザ発振器5が放射する光
ビームを一定に保つ光ディスク装置において、駆動電流
生成回路26の演算増幅器26aの帰還ループにゲイン
を変えるための可変抵抗Rvを入れて固定バイアスV。
としてサーボループを形成するようにしたので、固定電
圧v0に対しレーザ光の検出光量にとそれの増幅率を可
変抵抗RVにて変えて固定電圧V。との比較で出力電圧
が決まり、半導体レーザ発振器5の駆動電流が決まるた
めに検出光量kがばらついても可変抵抗Rvを調整する
ことにより対応でき、したがって、サーボ系としてはあ
ったかも検出光量にのばらつきがないように見える。こ
れにより、光検出器13の検出感度が−ばらついても、
ゲインのとり過ぎによりサーボループが発振してしまい
、また、ゲインを下げると変動を抑え込めないという欠
点を除去し、正常なサーボループを形成することができ
る。また、光検出器13の出力が1桁ぐらい変動するた
め精度の良い異常検知ができず、回路や半導体レーザ遣
振器5の異常による発光量の過多の場合は光ディスクを
損傷し、また、発光量不足の場合はサーボ系が不安定に
なって再生不可の状態に陥ったり、異常記録を行う等の
欠点を除去し、レーザ発光量の異常検知を確実に行って
光ディスクの損傷や記録・再生不良を防止できるものと
なっている。
[発明の効果〕 以上詳述したように本発明によれば、光検出器の検出感
度がばらついても正常なサーボループを形成することが
でき、また、レーザ発光量の異常検知を確実に行って光
ディスクの損傷や記録・再生不良を防止できる光ディス
ク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は光出力制御回路の構成を示す回路図、第2図は光
ディスク装置の概略構成を示すブロック図であり、第3
図及び第4図は従来の半導体レーザ発振器のサーボ制御
を説明するためのもので、第3図は光出力制御回路の構
成を示す回路図、第4図は半導体レーザ発振器の電流−
出力特性を示す図である。 1・・・光ディスク、3・・・制御回路、4・・・光学
ヘッド、5・・・半導体レーザ発振器(光出力手段)、
12・・・4分割光検出器、13・・・光検出器(検出
手段)、25・・・光電流変換回路、26・・・駆動電
流生成回路(駆動信号生成手段) 26a・・・演算増
幅器、27・・・アナログスイッチ、28・・・レーザ
発光量検知回路、29・・・ドライバ、30・・・サン
プルホールド回路、Trl・・・トランジスタ(駆動手
段)  Rv・・・可変抵抗(ゲイン可変手段)、vo
・・・固定バイアス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光ビームを放射する光出力手段と、 この光出力手段が放射する光ビームの光量を光電流とし
    て検出する検出手段と、 この検出手段により検出された光電流に応じて前記光出
    力手段の駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、 この駆動信号生成手段により生成された信号に応じて前
    記光出力手段を駆動する駆動手段とを具備し、前記光出
    力手段、前記検出手段、前記駆動信号生成手段、及び前
    記駆動手段により帰還ループを形成して前記光出力手段
    が放射する光ビームを一定に保つ光ディスク装置におい
    て、 前記駆動信号生成手段は、ゲイン可変手段と固定バイア
    スを加える手段とを有することを特徴とする光ディスク
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004036564A1 (en) * 2002-10-17 2004-04-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disc drive

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