JPH03142265A

JPH03142265A - 印画装置

Info

Publication number: JPH03142265A
Application number: JP28396089A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Akiyama; 忠穐山
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1989-10-30
Filing date: 1989-10-30
Publication date: 1991-06-18
Anticipated expiration: 2012-11-12
Also published as: JP2675161B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、プラテンローラ上の記録紙にインクシートを
介してサーマルヘッドを押し当てて印画を行う熱転写型
印画装置などに好適に実施される印画装置に関する。

従来の技術第４図は、従来の熱転写型印画装置におけるサーマルヘ
ッド８に関連するｉ戒を示す側面図である。従来の熱転
写型印画装置は、外周面に記録紙２を巻き付けて図示し
ない駆動手段によって矢符Ｒ１方向に回転駆動されるプ
ラテンローラ１と、このプラテンローラ１よりも大径で
同心円状の案内面３ａを有するとともに、記録紙２をプ
ラテンローラ１に向けて押圧する複数の圧接ローラ４を
有する固定ガイド３と、発熱体９を１列に配設してプラ
テンローラ１上の記録紙２にインクシート５を介して当
接／離反されるように軸支されたサーマルヘッド８とを
含んで構成される。

また、プラテンローラ１の矢符Ｒ１で示す回転方向下流
側の案内面３ａには、記録紙２の先端を検出する反射型
の第１光センサ６が設けられ、サーマルヘッド８の先端
と対向する固定ガイド３の上部には、インクシート５に
塗布されている３色（イエロー、マゼンタ、シアン）の
インクのインク領域を識別するための被検出部、たとえ
ば黒色のマークを検出するために反射型の第２光七ンサ
１０が設けられている。

インクシート５は図示しない駆動手段によって矢符Ｒ２
方向に搬送され、第２光センサ１０が前記黒色マークを
検出するまで搬送される。これによって、まずイエロー
インク領域が、サーマルヘッド８に設けられた発熱体９
が記録紙２上に押し当てられる印画位置付近、まで搬送
される。一方、プラテンローラ１と圧接ローラ４とによ
って挟圧されて搬送される記録紙２の先端を第１光セン
サ６が検出してから、プラテンローラ１を所定角度だけ
回転させることによって記録紙２は、前記印画位置まで
搬送される。その後、サーマルへ・ノド８が記録紙２上
に圧接され、図示しない電源によって発熱体９への通電
が開始され、印画が行われる。

印画動作は、プラテンローラ１の矢符Ｒ１方向への回転
に伴って、１ライン毎の印画が繰り返され、最初の１回
転でイエローインクに関する印画が行われる。以下同様
にして、マゼンダインク、シアンインクに関する印画が
行われる。このように、イエロー、マゼンダ、シアンの
３色のインクを重わきわせることによって、複数の色を
表現することができる。

発明が解決しようとする課題上述のような印画装置では、第４１１Ｚに示されるよう
に、固定ガイド３の端部３ｂと保護カバー７との間、お
よび保護カバー７の先端部７ａと発熱体基板８ａとの間
に段差がある。このため、腰が強く硬い単票の記録紙２
を使用する場き、第４図において仮想線で示されるよう
に、前記段差によって記録紙２の後端２ａが跳わ上がり
、ｖＲ撃力が印画動作中のサーマルヘッド８に加わり、
これによってサーマルヘッド８の記録紙２に対する圧着
状態が変化し、横筋状の濃度のむらが発生するという問
題があった。

本発明の目的は、上記技術的課題を解決し、印画品位が
格段に向上される印画装置を提供することである。

課題を解決するための手段本発明は、単票の記録紙が張架されて予め定める方向に
回転駆動される回転ローラと、回転ローラの周方向に沿
う印画位置に望んで配置される印画手段と、印画手段に関連して前記回転方向下流側の予め定める位
置から、印画手段の回転方向に関して上流側に間隔をあ
けた位置にわたって回転ローラを外囲して設けられ、内
周面にて記録紙を案内する案内部材と、案内部材の前記回転方向下流側端部と印画手段との間に
わたり、案内部材の内周面に連なって回転ローラを外囲
して設けられる可撓性案内部材とを含むことを特徴とす
る印画装置である。

作　　用本発明に従えば、単票の記録紙が張架されて予め定める
方向に回転駆動される回転ローラに対して、印画手段は
前記回転ローラの周方向に沿う印画位置に望んで配置さ
れる。また、回転ローラを外囲して設けられ、内周面に
て記録紙を案内する案内部材は、前記印画手段に関連し
て前記回転方向下流側の予め定める位置から、印画手段
の前記回転方向に関して上流側に間隔をあけた位置にわ
たって設けられる。さらに、回転ローラを外囲して設け
られる可撓性案内部材は、前記案内部材の前記回転方向
下流側端部と、印画手段との間にわたり、案内部材の内
周面に連なるように設けられる。

したがって回転ローラに張架される単票の記録紙は、回
転ローラを予め定める方向に回転駆動させることによっ
て案内部材および可撓性案内部材によって案内されて印
画位置まで搬送され、印画手段による印画が行われる。

このとき、記録紙の後端は、案内部材から印画手段の印
画位置付近まで可撓性案内部材によって案内されるため
、案内手段の内周面と印画手段との間に存在する段差に
よって記録紙の後端が跳ね上がり、衝撃力が印画手段に
加わることが防止され、印画手段の記録紙に対する位置
間係を常に一定の状態で維持することができる！これに
よって印画手段の印画状態を均一に保つことができ、印
画品位が格段に向上される。

実施例第１図は、本発明の一実施例である熱転写影印画装置の
側面図である。記録紙２２を案内するための案内面２３
ａを有し、かつ記録紙２２をプラテンローラ２１に押圧
するための複数の圧接ローラ２４を有する固定ガイド２
３が、記録紙２２が張架されるプラテンローラ２１を外
囲して設けられている。サーマルヘッド２８は、保護カ
バー２７と発熱体基板２８ａとを含んで構成され、発熱
体基板２８ａには複数の発熱体２９がプラテンローラ２
１の軸線方向に１列に配列されている。可撓性案内部材
３１は、その一端部が固定ガイド２３のプラテンローラ
２１とは反対側に固定板３２とわし３３とによって取付
けられており、他端部は発熱体２９が記録紙２２上に押
圧される印画位置は近まで１ラテンローラ２１を外囲す
る。また、固定ガイド２３には後述する第１光センサ２
６が設けられている。

第２（２Ｉは、可撓性案内部材３１に関連する構成を示
す分解斜視図である。固定ガイド２３は、プラテンロー
ラ２１の軸線方向両端部付近にそれぞれ配置される。固
定ガイド２３には、複数の軸３４が挿通され、これらの
軸３４の両端部には圧接ローラ２４が設けられる。圧接
ローラ２４は、図示しない板ばわなどによってプラテン
ローラ２１の外周面に押圧される。

可撓性案内部材３１の一端部には、ｔコじ３３を挿通す
るための挿通孔３５が形成される。ねじ３３を固定板３
２の挿通孔と可撓性案内部材３１の挿通孔３５とに挿通
して固定ガイド２３に螺きすることによって、可撓性案
内部材３１は固定される。このとき、Ｌ字形の固定板３
２を用いて、可撓性案内部材３１を固定ガイド２３の頂
部２３（に押ｆすけることによって、可撓性案内部材３
１は、案内面２３　ａに連なって配設される。

可撓性案内部材３１には、たとえば厚さ０．２ｍｍのテ
フロンシートが選ばれる。なお、可撓性案内部材３１の
材料はき戒樹脂や＊ｇであってもよく、また厚さも材料
に応じて適宜変更可能である。

第３図は、可撓性案内部材３１が収けけられた熱転写型
印画装置の構成を示す側面図である０本発明に従う熱転
写型印画装置は、外周面に記録紙２２を巻き付けて図示
しない駆動手段によって矢符Ａ方向に回転されるグラチ
ンローラ２１と、このプラテンローラ２１よりも大径で
同心円状の案内面２３ａを有するとともに、記録紙２２
をプラテンローラ２１に向けて押圧する複数の圧接ロー
ラ２４を有する固定ガイド２３と、Ｑ熱体２９を１列に
配設して１ラテンローラ２１上の記録紙２２にインクシ
ート２５を介して当接／離反されるように軸支されたサ
ーマルヘッド２８とを含んで構成される。固定ガイド２
３は、サーマルヘッド２８に関連して矢符Ａで示される
回転方向下流側の予め定める位置から、サーマルヘッド
２８の前記回転方向に関して上流側に間隔をあけた位置
にわたって設けられる。

またプラテンローラ２１の矢符Ａで示す回転方向下流側
の案内面２３　ａには、記録紙２２の先端を検出する反
射型の第１光センサ２６が設けられ、サーマルヘッド２
８の先端と対向する固定ガイド２３の上部には、インク
シート２５に塗布されている３色（イエロー、マゼンタ
、シアン）のインクのインク領域を識別するための肢検
出部、たとえば黒色のマークを検出するために反射型の
第２光七ンサ３０が設けられている。

インクシート２５は、供給リール３６と巻取リール３７
とに巻付けられており、図示しない駆動手段によって矢
符Ｂ方向に搬送される。第２光セン１７３０が前記黒色
マークを検出するまで、インクシート２５を搬送させる
ことによってまずイエローインク領域が、サーマルヘッ
ド２８に設けられた発熱体２９が記録紙２２上に押し当
てられる印画位置まで搬送される。一方、グラチンロー
ラ２１と圧接ローラ２４とに挟圧され、かつ固定ガイド
２３の案内面２３　Ｚｔによって案内されて搬送される
記録紙２２の先端を、第１光センサ２６が検出してから
プラテンローラ２１を所定角度だけ回転させることによ
って記録紙２２は前記印画位置まで搬送される。ぞの後
、サーマルヘッド２８が記録紙２２上に圧接され、図示
しない電源によって発熱体２９への通電が開始され、印
画動作が行われる。

印画動作は、プラテンローラ２１の矢符Ａ方向への回転
に伴って１ライン毎の印画が繰り返され、最初の１回転
でイエローインクに関する印画が行われる。ビデオテー
プレコーダなどで実現される印画情報発生手段４１から
の印画情報は、印画装置全体を制御する制御手段４２を
介して印画制御手段４３に与えられる。印画制御手段４
３は、前記印画情報に基づいて発熱体２９の通電時間な
どを制御し、またプラテンローラ２１およびインクシー
ト２５の駆動手段などを制御する。

前述の第１図および第３図を参照して、記録紙２２に対
する印画動作が、記録紙２２の先端２２ｂから順次行わ
れ、記録紙２２の後端２２　ａが固定ガイド２３の端部
２３ｂを通過すると、後端２２ＥＬは、引き続いて可視
性案内部材３１によって案内される。可撓性案内部材３
１は、固定ガイド２３の案内面２３ａに連なるように設
けられているので、従来のように後端２２ａが段差によ
って跳わ上がることはなく、滑らかに発熱体基板２８ａ
まで案内される。

以上のように本実施例によれば、可撓性案内部材３１を
設けることによって、単票の記録紙２２の後端２２ａの
跳ｔコ上がりを防止することができ、これによって、記
録紙２２の後端２２ａの跳わ上がりによる衝撃力がサー
マルヘッド２８に加わることを防止することができる。

したがって、サーマルヘッド２８の記録紙２２に対する
圧着状等を安定させることが可能となり、印画状態を均
一に保−）ことができ、印画品位が格段に向上される。

また、感熱記録紙を用いる印画装置や、インクジェット
方式の印画ヘッドを用いる印画装置に才）いて実施する
ようにしてもよい。

発明の効果以上のように本発明によれば、可撓性案内部材を設ける
ことによって、腰が強く硬い単票の記録紙を使用する際
に、記録紙の後端の跳す上がりによる衝撃力が印画手段
に加わることが防止され、印画手段の記録紙に対する位
置関係を常に一定の状態で維持することができる。これ
によって印画状態を均一に保つことができ、印画品位が
格段に向上される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す側面図、第２図は可撓
性案内部材３１に関連する構成を示す分解斜視図、第３
図は可撓性案内部材３１が設けられた熱転写型印画装置
の基本的構成を示す側面図、第４図は従来の熱転写型印
画装置のｔＩＩ戒を示す側面図である。

Claims

【特許請求の範囲】単票の記録紙が張架されて予め定める方向に回転駆動さ
れる回転ローラと、回転ローラの周方向に沿う印画位置に望んで配置される
印画手段と、印画手段に関連して前記回転方向下流側の予め定める位
置から、印画手段の回転方向に関して上流側に間隔をあ
けた位置にわたって回転ローラを外囲して設けられ、内
周面にて記録紙を案内する案内部材と、案内部材の前記回転方向下流側端部と印画手段との間に
わたり、案内部材の内周面に連なって回転ローラを外囲
して設けられる可撓性案内部材とを含むことを特徴とす
る印画装置。