JPH031374Y2 - - Google Patents

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JPH031374Y2
JPH031374Y2 JP19877186U JP19877186U JPH031374Y2 JP H031374 Y2 JPH031374 Y2 JP H031374Y2 JP 19877186 U JP19877186 U JP 19877186U JP 19877186 U JP19877186 U JP 19877186U JP H031374 Y2 JPH031374 Y2 JP H031374Y2
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double
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edges
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、折畳み可能な薄板状材料からなる容
器本体を備えた折畳み備えた折畳み密封容器に関
する。
(従来の技術) 従来より、紙等の薄板材料からなる折畳み容器
が存在する。
しかし、従来のこの種の容器は、その開口部を
完全且つ簡単に密封する手段がなく、例えばカレ
ールー等の流動性のある食品等を保存のため収納
するには適しないものであつた。また、耐熱性の
容器でもその中に収納してある流動性の食品を容
器ごと加熱することが不可能であつた。さらに、
液状成分を含む廃棄物等を、衛正的に収納して廃
棄処理することも困難であつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、このような従来の問題を解決するた
めになされたもので、その目的は、一般家庭でも
極めて簡単な操作で完全且つ確実に開口部を密封
することができ、流動性の食品の保存や食品の加
熱あるいは廃棄物の処理に好適な折畳み密封容器
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、折畳み可能な薄板状材料からなる容
器本体を備え、この容器本体は、その開口部が完
全に開いたときに方形すなわち正方形ないし長方
形になる開口縁を有し、この開口縁は、それぞれ
相対向する一対の横縁と、一対の縦縁とからな
り、また前記容器本体は、前記横縁の各々を端部
に有する前面薄板および背面薄板と、前記縦縁の
各々を端部に有する右側面薄板および左側面薄板
とを有し、前記前面および背面薄板と前記右およ
び左側面薄板のそれぞれは、隅部折線を介して互
いに連設され、また前記右および左側面薄板のそ
れぞれは、各々の前記縦縁の中央から、同縦縁の
反対側の端部側へ向かつて延在する中間折線を有
し、前記容器本体の開口部が折畳まれるときに、
前記中間折線が前記前面薄板および背面薄板の間
へ挟まれる状態で前記各横縁が互いに接近される
とともに、前記各縦縁が半分に折畳まれて前記横
縁から遠ざかる状態で前記前面および背面薄板間
に挟まれ、また前記前面または背面薄板の外表面
には、前記横縁に接近した箇所で当該横縁とほぼ
平行に当該前面または背面薄板の両側の隅部折線
まで延在する第1両面テープが貼付されていると
ともに、当該外表面において、同第1両面テープ
から離間された箇所で同第1両面テープとほぼ平
行に当該外表面の両側の隅部折線まで延在する少
なくとも第2の両面テープが貼付され、前記右お
よび左側面薄板のそれぞれの外面には、少なくと
も前記第1両面テープの各端部から連続するとと
もに、前記縦縁とほぼ平行に前記中間折線まで延
在する短寸両面テープが貼付されている折畳み密
封容器である。
(作用) 前記容器本体は、物を収容する際には、その開
口部が四角形が大きく開かれる。また、物を収容
した後、その開口部が閉鎖される際は前記開口部
の各縦縁が半分に折畳まれながら前記前面および
背面薄板間に挟まれる状態で各横縁が互いに密着
され、次に、その状態で前記第1両面テープが当
該第1両面テープと前記第2両面テープとの間の
外表面へ接着されるよう、前記前面および背面薄
板の上部が一緒に折返され、次に、当該第1両面
テープと一緒に折返された上部のうち、前記第2
の両面テープが露出している側へ前記横縁が同第
2の両面テープに接着されるよう、再び前記前面
および背面薄板の上部が折畳まれる。その際、前
記短寸両面テープによつて接着された前記右およ
び左側面薄板の縦縁の両端部も第2の両面テープ
上へ接着される。以上の結果、開口部は完全に密
封される。なお、各両面テープは、未使用状態で
は剥離紙で被覆されている。
(実施例) 以下、図面に示す一実施例に基づいて本考案を
説明する。
本考案による折畳み密封容器は、折畳み可能な
薄板状材料からなる容器本体1を備えている。前
記薄板状材料としては、例えば耐熱性のプラスチ
ツク、紙、またはアルミ箔、コーテイング紙等が
用いられる。前記容器本体1は、その開口部が本
考案に従つて下記のように特別に構成されている
けれども、その底部寄りの物の収容部は任意の形
態となつている。
すなわち、前記容器本体1は、その開口部が完
全に開いたときに方形、すなわち本実施例では長
方形になる開口縁を有し、この開口縁2は、それ
ぞれ相対向する一対の横縁としての長縁3,4
と、一対の縦縁としての短縁5,6とからななつ
ている。なお、前記開口部が正方形の場合は、長
縁3,4および短縁5,6は全て同一長さとな
る。
また、前記容器本体1は、前記長縁3,4の
各々を端部に有する前面薄板7および背面薄板8
と、前記短縁5,6の各々を端部に有する右側面
薄板9および左側面薄板10とを有している。前
記前面および背面薄板7,8と前記右および左側
面薄板9,10のそれぞれは、隅部折線11の
各々を介して互いに連設されている。また前記右
および左側面薄板9,10のそれぞれは、各々の
短縁5,6のの中央から、同短縁の反対側の端部
12,13側へ向つて延在する中間折線14,1
5をを有している。
前記各中間折線14,15は、前記容器本体1
の開口部が折畳まれるときに、前面薄板7および
背面薄板8の間へ挟まれ、その状態で前記各長縁
3,4が互いに接近されるとともに、前記各短縁
5,6が半分に折畳まれて前記長縁7,8から遠
ざかる状態で前面および背面薄板7,8間に挟ま
れる(第4図参照)。
また、前記前面薄板7(または背面薄板8)の
外表面には、その長縁3に接近した箇所で当該長
縁3とほぼ平行に当該前面薄板7の両側の隅部折
線11まで延在する第1両面テープ16が貼付さ
れているとともに、当該外表面において、同第1
両面テープ16から離間された箇所で同第1両面
テープ16とほぼ平行に当該外表面の両側の隅部
折線11,11まで延在する第2両面テープ17
が貼付されている。なお、同様に第3以下の両面
テープをそれぞれ先のものから離間して先のもの
とほぼ平行に貼付しておくことも可能である。
さらに、前記右および左側面薄板9,10のそ
れぞれの外面には、前記第1および第2両面テー
プ16,17の各端部から連続するとともに、前
記短縁5,6とほぼ平行に前記中間折線14,1
5まで延在する短寸両面テープ18,19がそれ
ぞれ貼付されている。なお、この場合、少なくと
も短寸両面テープ18のみがあればよく、他は省
略することもできる。
次に、上記のように構成された本考案の折畳み
密封容器の使用方法を説明する。
前記容器本体1は、物を収容する際に、その開
口部が第3図のように長方形に大きく開かれる。
また、その内部に物を収容した後、その開口部が
閉鎖される際には、初めに第4図に示されている
ように、前記開口部の各短縁5,6が半分に折畳
まれながら前面および背面薄板7,8間へそれぞ
れ挟まれた状態で前記短寸両面テープ18,19
によつて右および左側面薄板9,10が各々接着
されるとともに、その際、各長縁3,4が互いに
密着される。次に、前面および背面薄板7,8の
上部側を前記第1両面テープ16の下端側と一致
する第1折畳み線20に沿つて当該第1両面テー
プ16と前記第2両面テープ17との間の前面薄
板7の外表面へ重合して接着されるよう、第5図
に示されているごとく、折返される。次に、当該
第1両面テープ16と一緒に折返された上部のう
ち前記第2両面テープ17が露出している側で最
外部に位置する外表面(背面薄板8の外表面)
が、同第2両面テープ17の巾方向のほぼ中央に
接着されるよう、再び前記前面および背面薄板
7,8の上部が第6図に示されているように第2
折畳み線21に沿つて折畳まれる。その際、前記
短寸両面テープ18,19によつて接着された前
記右および左側面薄板9,10の上部側も外表面
上へ折返されて接着される。したがつて第7図
A,Bで示すように前面および背面薄板7,8の
各長縁3,4は第2両面テープ17で閉塞され、
また各短縁5,6は短寸両面テープ18で密閉さ
れると同時に、前面および背面薄板7,8と一緒
に第2両面テープ17により閉塞される。以上の
結果、開口部は完全に密封され、それゆえ容器本
体1の内部は外部から完全に遮断される。なお、
前面薄板7上に第3以下の両面テープが貼着され
ている場合には、前面および背面薄板7,8の上
部は、さらに複数回に亘つて巻き込み状態に折畳
まれ、さらに強固に密封される。また、第1およ
び第2両面テープ16,17は背面薄板8上に貼
付されていても同様の機能を奏することは勿論で
ある。なお、各両面テープ16,17,18,1
9は、未使用状態、すなわち開口部を密封する以
前の状態では、通常の剥離紙で被覆されている。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の容器本体は、そ
の開口部が両面テープにより簡単かつ確実に密閉
される構成にあるので、特に水分を含む食品等の
流動性物品を簡単に収納保管することが可能とな
り、内容物が漏れない。また、容器本体の材質を
耐熱性のものとすることにより、流動性食品を収
納した状態でそのまま加熱することも可能とな
る。その他、用済みのものを廃棄のため密封状態
に収納することも容易になる。さらに、開口部が
長方形又は正方形に大きく広げられることが可能
であるため、物の出入れが簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係る折畳み密封
容器の半開状態の斜視図、第2図は第1図の容器
の側部側から見た斜視図、第3図は第1図の容器
の全開状態の平面図、第4図は、第1図の容器の
折畳み開始時における初期の状態の正面図、第5
図および第6図はそれぞれ第4図以下の前記容器
の折畳み方法を示す正面図、第7図A,Bは第6
図における接合部分の拡大説明図である。 符号の説明、1……容器本体、2……開口縁、
3,4……横縁(長縁)、5,6……縦縁(短
縁)、7……前面薄板、8……背面薄板、9……
右側面薄板、10……左側面薄板、11……隅部
折線、12,13……端部、14,15……中間
折線、16……第1両面テープ、17……第2両
面テープ、18,19……短寸両面テープ、20
……第1折畳み線、21……第2折畳み線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 折畳み可能な薄板状材料からなる容器本体1を
    備え、この容器本体1は、その開口部が完全に開
    いたときに四角形になる開口縁2を有し、この開
    口縁2は、それぞれ相対向する一対の横縁3,4
    と、一対の縦縁5,6とからなり、また前記容器
    本体1は、前記横縁3,4の各々を端部に有する
    前面薄板7および背面薄板8と、前記縦縁5,6
    の各々を端部に有する右側面薄板9および左側面
    薄板10とを有し、前記前面および背面薄板7,
    8と前記右および左側面薄板9,10のそれぞれ
    は、各隅部折線11を介して互いに連設され、ま
    た前記右および左側面薄板9,10のそれぞれ
    は、各々の前記縦縁5,6の中央から、同縦縁
    5,6の反対側の端部12,13側へ向かつて延
    在する中間折線14,15を有し、前記容器本体
    1の開口部が折畳まれるときに、前記中間折線1
    4,15が前記前面薄板7および背面薄板8の間
    へ挟まれる状態で前記各縦縁5,6が互いに接近
    されるとともに、前記各縦縁5,6が半分に折畳
    まれて前記横縁3,4から遠ざかる状態で前記前
    面および背面薄板7,8間に挟まれ、また前記前
    面または背面薄板7または8の外表面には、前記
    横縁3または4に接近した箇所で当該横縁3また
    は4とほぼ平行に当該前面または背面薄板7また
    は8の両側の隅部折線11まで延在する第1両面
    テープ16が貼付されているとともに、当該外表
    面において、同第1両面テープ16から離間され
    た箇所で同第1両面テープ16とほぼ平行に当該
    外表面の両側の隅部折線まで延在する少なくとも
    第2の両面テープ17が貼付され、前記右および
    左側面薄板9,10のそれぞれの外面には、少な
    くとも前記第1の両面テープ16の各端部から連
    続するとともに、前記縦縁5,6とほぼ平行に前
    記中間折線14,15まで延在する短寸両面テー
    プ18が貼付されていることを特徴とする折畳み
    密封容器。
JP19877186U 1986-11-28 1986-12-26 Expired JPH031374Y2 (ja)

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JP19877186U JPH031374Y2 (ja) 1986-11-28 1986-12-26

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JP18199286 1986-11-28
JP19877186U JPH031374Y2 (ja) 1986-11-28 1986-12-26

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Publication Number Publication Date
JPS63156913U JPS63156913U (ja) 1988-10-14
JPH031374Y2 true JPH031374Y2 (ja) 1991-01-17

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