JPH1135071A - プラスチックケース - Google Patents

プラスチックケース

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Publication number
JPH1135071A
JPH1135071A JP22549297A JP22549297A JPH1135071A JP H1135071 A JPH1135071 A JP H1135071A JP 22549297 A JP22549297 A JP 22549297A JP 22549297 A JP22549297 A JP 22549297A JP H1135071 A JPH1135071 A JP H1135071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
synthetic resin
plastic case
resin sheet
folding
Prior art date
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Pending
Application number
JP22549297A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Shibazaki
雅教 柴崎
Tadashi Hashimoto
忠 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Seal Inc
Original Assignee
Fuji Seal Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Seal Inc filed Critical Fuji Seal Inc
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Publication of JPH1135071A publication Critical patent/JPH1135071A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】合成樹脂製シートを折り曲げて形成した、製造
が容易で内部の密封性の良いプラスチックケースを提供
する。 【解決手段】折り曲げ罫線21、22、23、24を形
成した合成樹脂製シート10を断面が略四角形の筒状に
折り曲げ、ケースの側面を形成するパネル部12、14
の両端部を、略三角形状および該三角形の頂点から端縁
に向けた線状に形成された折り込み用罫線により内方へ
折り込み、上下面のパネル部11、13を接着30した
プラスチックケース。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品や薬品、文
具、雑貨類等の各種物品を収納する合成樹脂製シートに
より形成されたケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂製シートにより形成され
た容器として、図5に示すような合成樹脂製シート40
を箱の展開形状に切断するとともに折り曲げ罫線41、
41…を施し、該折り曲げ罫線41、41を折り曲げて
組み立てたケースがある。このようなケースは、端縁部
分において開閉可能に差し込みできるフラップ42を有
する蓋部43が形成されているが、ケース内部を密閉で
きるものではなかった。また、合成樹脂製シートを折り
曲げて形成した角筒状部材の上下開口端を、別途作成し
た蓋部材を嵌合し、接着したものもあるが、このような
プラスチックケースは嵌合蓋部材を別に作成するため、
ケースが高価になるという問題もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決した、製造が容易で内部の密封性の良い、
合成樹脂製シートを折り曲げて形成するプラスチックケ
ースを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が、上記課題を解
決するための手段は、合成樹脂製シートを断面が略四角
形の筒状に折り曲げて形成したケースであって、該筒状
ケースの両端部において、一方の対面が内方へ折り込ま
れた状態で他方の対面同志を接着したことを特徴とする
プラスチックケースである。
【0005】また、この手段は前記合成樹脂製シート
が、ケースの四面を形成するパネル部と接着用パネル部
よりなり、各パネル部の間に折り曲げ罫線が形成されて
おり、且つ前記一方の対面するパネル部12、14の両
端部には、折り込み用の罫線が略三角形状および該三角
形の頂点から端縁に向けた線状に形成されていることに
より折り曲げ形成が容易にできる。
【0006】さらに、前記合成樹脂製シートの内面側に
熱融着性樹脂層を積層することにより、熱シール性が良
く、密閉性が良くなる。
【0007】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態について図
面を使用して説明する。図1は、本実施形態のプラスチ
ックケース1を示している。プラスチックケース1は透
明な合成樹脂製シート10を折り曲げて筒状に形成され
ており、内部には固形の内容物2、2…(図示省略)が
複数収納され、両端部が密封シール30されている。2
8は、内容物取出し用の切込みで、20は、取出し部2
9の開閉用ラベルである。
【0008】合成樹脂製シート10は、図3に示すよう
にパネル部11、12、13、14と接着用パネル部1
5が1枚のシートより形成されており各パネル部の間に
は折り曲げ罫線21、22、23、24が設けられてい
る。また、プラスチックケース1の側面部になるパネル
部12、14の両端部には略三角形状の折り込み用罫線
25と該三角形の頂点からパネル部12、14の端縁ま
で折り込み用罫線26が形成されている。
【0009】尚、本実施形態においては、プラスチック
ケース1の上面側になるパネル部13には、内容物2の
取出し用切込み28が施されている。該切込み28は、
シート10を完全に切断したものではなく、シート厚み
の50〜90%の深さのハーフカットやミシン目状のも
のでもよい。
【0010】次に上述の合成樹脂製シート10を組み立
てて内容物2を収納して密封包装したプラスチックケー
ス1の形成手段について説明する。先ず、図3に示す合
成樹脂製シート10を折り曲げ罫線22で折り曲げると
ともに接着用パネル部15を罫線24で折り曲げてパネ
ル部11の縁部に接着剤等を介して重ね合わせて接着す
る。該接着によって偏平に折り畳まれた筒状ケースを各
罫線21、22、23、24で折り起こし図4に示す如
き断面長方形状の筒状ケース1aとして内容物2を端部
開口より収納する。
【0011】その後、側面パネル部12、14の両端の
折り込み部27をケース1aの内方へ押し込むことによ
り折り込み用罫線25、26を折り曲げた後、上下面側
のパネル11、13をヒートシールバー等により熱圧着
して接着30(密封シール)する。
【0012】さらに、切込み28(取出し部29)を覆
うようにポリエステルフィルム等の内面に粘着層20a
を有する開閉用ラベル20を貼付することによりプラス
チックケース1が得られる。尚、開閉用ラベル20は、
図3に示す折り曲げ前の合成樹脂製シート10に貼付し
ておいてもよい。
【0013】本実施形態のプラスチックケース1は、上
述のように形成されているものであるため内部の密閉性
が良く、且つ内容物の状態を目視できる。また、ケース
の形成が容易であるため、安価に形成できる。さらに、
取出し部29に開閉用ラベル20が開閉、再密封自在に
設けられているため内容物が例えば、防湿性を要する固
形スープ等の固形調味料等の場合に好ましい。また、合
成樹脂製シートにより形成されているため保形性を有
し、破損しやすい内容物に使用でき、さらに固形物を取
出しやすい。
【0014】また、上記実施形態の合成樹脂製シート1
0としては例えば厚さ0.1mmから1.0mm程度で
透明性を有するポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリプ
ロピレン、ポリスチレン等が使用できるが本発明のプラ
スチックケース1の合成樹脂製シート10はこれに限ら
ない。例えば、両面または内面側にヒートシール性の良
好な非晶質のポリエステル系樹脂を積層したポリエステ
ルシートやさらにシール性、防湿性の良いポリエチレン
系樹脂を積層したシート等を使用することも好ましい。
【0015】また、上記実施形態のように、再密封自在
な開閉用ラベル20を取出し部29に貼付すれば、図2
に示すようにラベル20を上方に持ち上げることにより
取出し部29を開封し、内容物2を取出すことができ、
ラベル20を元の位置に貼りもどすことにより再密封が
容易にできる。尚、開閉用ラベル20の端縁部に非粘着
部を設けて開封用ツマミ部としてもよく、また、ラベル
の接着をホットメルトのような熱接着性のものを使用し
てもよい。
【0016】さらに、上記では再密封自在な開閉用ラベ
ル20をケースの略中央に設けたがこれに限定されな
い。開閉用ラベル20(取出し部29)は、ケースの片
端部側でもよく、その向きもケース1の長手方向に平行
な向きに開閉するものでもよい。さらに切込み28をハ
ーフカット等の非通気性のものを使用すれば、開閉ラベ
ルを設けないものでもよい。また、取出し部29を形成
することは本発明の条件では無い。
【0017】尚、上記では詳述していないが、本発明の
折り曲げ罫線としては、公知の例えば特公昭54−30
707、実開昭57−118807、実開昭63−91
455等や本出願人による特願平9−6210等に記載
のものが使用できる。
【0018】
【発明の効果】上述のように本発明のプラスチックケー
ス1は、密封性が良く、且つ製造が容易であるため安価
で、さらに内容物を目視できるため、購入時や使用時に
安心感を得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図。
【図2】本発明の実施形態の使用例を示す斜視図。
【図3】本発明の合成樹脂製シートの実施形態を示す平
面図。
【図4】本発明の形成手段の説明図。
【図5】従来技術を示す斜視図。
【符号の説明】
10:合成樹脂製シート 25、2
6:折り込み用罫線 20:開閉用ラベル 27:折り
込み部 21、22、23、24:折り曲げ罫線 30:接着

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製シート(10)を断面が略四
    角形の筒状に折り曲げて形成したケースであって、該筒
    状ケースの両端部において、一方の対面(12)(1
    4)が内方へ折り込まれた状態で他方の対面同志(1
    1)(13)を接着(30)したことを特徴とするプラ
    スチックケース。
  2. 【請求項2】 前記合成樹脂製シート(10)が、ケー
    スの四面を形成するパネル部(11)(12)(13)
    (14)と接着用パネル部(15)よりなり、各パネル
    部の間に折り曲げ罫線(21)(22)(23)(2
    4)が形成されており、且つ前記一方の対面するパネル
    部(12)(14)の両端部には、折り込み用の罫線が
    略三角形状および、該三角形の頂点から端縁に向けた線
    状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    プラスチックケース。
  3. 【請求項3】 前記合成樹脂製シート(10)の内面側
    が熱融着性樹脂層により形成され且つ、前記対面するパ
    ネル部(11)(13)の接着(30)が熱融着により
    行われていることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載のプラスチックケース。
JP22549297A 1997-07-16 1997-07-16 プラスチックケース Pending JPH1135071A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020682A (ja) * 2009-07-13 2011-02-03 Techno Plus:Kk ストロー包装体の開封溝加工方法
JP2013528540A (ja) * 2010-06-16 2013-07-11 クラフト・フーズ・グローバル・ブランズ・エルエルシー 包装

Cited By (3)

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JP2013528540A (ja) * 2010-06-16 2013-07-11 クラフト・フーズ・グローバル・ブランズ・エルエルシー 包装
CN108216758A (zh) * 2010-06-16 2018-06-29 洲际大品牌有限责任公司 包装

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