JPS6231389Y2 - - Google Patents

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JPS6231389Y2
JPS6231389Y2 JP4989382U JP4989382U JPS6231389Y2 JP S6231389 Y2 JPS6231389 Y2 JP S6231389Y2 JP 4989382 U JP4989382 U JP 4989382U JP 4989382 U JP4989382 U JP 4989382U JP S6231389 Y2 JPS6231389 Y2 JP S6231389Y2
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JP
Japan
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container
lid
hanging
resealing
handle
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JP4989382U
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JPS58154118U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、一例として子供向けの菓子を収容
するキヤリー容器に関するもので、特に容器の蓋
部を開閉自在な構造にして容器内の内容物を複数
回にわたつて取出す場合に該容器を再封緘できる
ようにすると共にその蓋部につり手を内蔵させ、
このつり手を容器を携帯するとき或いはデイスプ
レイするときに蓋部から容易に引出して容器全体
を吊下げることができるようにしたつり手付再封
容器に係るものである。
従来菓子を収容する容器は、内容物のバージン
性を確保するために多くの場合接着剤により上蓋
が固定されており、しかもその上蓋は再封緘でき
る構造になつていなかつたから、開封後は容器を
廃棄してしまうのが通例である。しかるに子供向
けの菓子などは、容器から小出しにして子供に与
えることがあり、そのような場合は何度も蓋を開
閉するものであるから、従来の容器のように蓋部
が開閉自在となつておらず、再封緘できないもの
は不便なうえに非衛生的であり、しかも容器内か
ら物品がこぼれ易いという欠点があつた。
そのうえ子供向け菓子は、その販売に当り消費
者である子供の興味を引き、子供が欲しがるよう
な包装形態を有し、かつその包装容器は携帯性や
デイスプレイ効果を有することが望ましいが、従
来型の容器はこの点でも満足できるものではなか
つた。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもので
あつて、特に容器頂部の上蓋と下蓋とを接着固定
させながらも、前記上蓋と下蓋とに互に係合させ
て再封し得る封緘機構を具備させることにより、
開封後も蓋部を確実に再封緘できるようになし、
また前記上蓋と下蓋との間にZ形折曲部を有する
つり手を配設し、かつその上蓋には前記つり手の
引出窓を設けることにより、携帯時或いはデイス
プレイ時に前記引出窓からつり手を引張り出して
使用できるようにしたものである。
しかして本考案は、前記上蓋に形成する引出窓
内につり手のまくれ上りを防止する押え突起を設
け、かつ該突起の対向側にはつり手の取出しを容
易にするための指挿入用の切欠きを設けるように
して前記押え突起があつてもつり手を簡単に引出
すことができるようにしたものである。
以下本考案を実施例に基づき具体的に説明す
る。第1図は本考案たるつり手付再封容器の一実
施例を示す展開図、第2図はその組立完成図、第
3図は蓋部の分解斜視図である。図に於て1,3
は妻板、2,4は側板である。妻板1,3と側板
2,4は交互に連設して、側板4に連設させた接
合片5を介し角筒状に連繋して容器本体を形成す
る。妻板1,3の上下両辺には、内フラツプ6,
6及び7,7をそれぞれ連設し、また側板2,4
の上辺には上蓋8と下蓋9をそれぞれ連設し、更
にこの側板2,4の下辺には上底板10と下底板
11をそれぞれ連設する。
さて、本考案の再封容器は第1図に示すように
上蓋8の上端縁部の、左右一対の切欠き12′,
12′の間に、再封用突出片12を形成させ、上
蓋の中央部には後記するつり手を引出すための窓
孔13を切抜き形成する。また前記突出片12を
挿入する差込溝14を下蓋9の基部側に穿設し、
またこの下蓋の上面ほぼ中央部分に第3図のよう
につり手15をとりつける。つり手15として
は、一例として紙、合成紙或いはポリプロピレン
などの合成樹脂より形成した薄いバンド状の紐を
用いて形成し、このつり手は使用時に必要な長さ
を得るため第3図のように中央部にZ折状の折曲
部15aを設けておく。このように構成したつり
手15は後記のように、下蓋9の長手方向に沿つ
てその上面中央にとりつける。すなわち、とりつ
けに当つてはこのつり手15の両端部15bのみ
を下蓋9の上面に、両端に対して接着により固定
する。その際つり手の接着面にエンボス加工を施
しておけばつり手の接着強度を高めることができ
る。
ところで下蓋9の上面のほぼ中央部分には、前
記つり手のZ折部15aに対応する大きさと深さ
を有する凹部16を、一例として型押しにより、
第6図に示す如く形成して、この凹部16内に前
記つり手のZ折部15aを嵌合させる。前記Z折
部15aの厚みはテープが3層になるため、つり
手の他の部分に較べて3倍になるが、前述のよう
に凹部16内にZ折部15aを嵌合させて、つり
手15はその長手方向全体にわたりほぼ均一の高
さになるように構成する。なおこのZ折部15a
におけるテープの中層と下層とを接着剤G1によ
り仮着けしておいてもよい。仮着けしておくとテ
ープがみだりにまくれ上るのを防止できる。
前述のように上蓋8の中央部にはつり手15の
引出し用窓孔13を切抜き形成する。この窓孔1
3はつり手15の両端部15bを除いて中間部分
を引出すことができるように形成すると共に、引
出窓孔の対向する縁辺の一方からつり手押え用突
起17を窓13内に突出形成させて、この突片1
7により容器の組立時においてつり手の中央部に
設けたZ折部15aを上から押えることができる
ように構成する。また前記突起17と対向する縁
辺側には、つり手15の取出しを容易にするため
に指挿入用切欠き18を形成させる。
しかして上記の再封容器は、前述のように角筒
状に連繋して容器本体を形成した後、常法通りそ
の開口面に内フラツプ6,7を折込んでから上蓋
8と下蓋9を、また上底板10と下底板11をそ
れぞれ糊貼りして容器を封緘するものであるが、
特に上蓋8と下蓋9の封緘に当つては後記のよう
にこの部分を開封しても再封緘できるようにして
おく。
以下この点を更に詳細に説明すると、第2〜4
図に示すように、一例として、上蓋8の先端部裏
面と下蓋9の基部上面とをホツトメルトその他適
宜の接着剤G2により弱く貼り合せて、前記上蓋
と下蓋とで構成される容器の蓋部の接着面を簡単
に引剥すことができるようになす。容器の開封後
は、上蓋8をその端部に設けた再封用突出片12
を下蓋9の基部に形成した差込溝14に挿入して
ロツクする。このように構成したときは、容器の
内容物を複数回にわたつて取出す場合において、
該容器を何度でも確実に再封することができるも
のである。なお上蓋と下蓋とを仮着けすると、上
蓋のつり手引出窓13に設けた突起17は、前述
のようにつり手のZ折部15aを上から押えるの
で、この折曲部がまくれ上つて引出窓13から突
出する虞れはない。従つて蓋部の糊貼り作業或い
は運搬若しくは積み重ね作業の際につり手が引掛
つて破損するのを防ぐことができるものである。
上記のように構成された本案容器からつり手1
5を引出して使用するときは、引出窓13に設け
た切り込み18に指を入れて、つり手のZ折部1
5aを上方に引起こす。こうすると突起17によ
りZ折部15aが押えられていても、このZ折部
は伸長して引出窓13から容易に引張り出すこと
ができるのである。
第8図に示した展開図は本案容器における他の
実施例であり、この実施例と前記実施例の異なる
点は前記実施例におけるつり手引出窓13に突出
形成させたつり手押え突起17を再封用突出片と
して使用できるようにして上蓋8の上端縁に形成
する突出片12を不要ならしめた点にある。すな
わち、第8図及び第9図に符号14′で示すよう
に下蓋9に形成する差込溝を、上蓋8と下蓋9と
を重ね合せたときにつり手押え突起17と対応す
る位置に穿設して、容器の再封緘時に前記差込溝
14′内につり手押え突起17を挿し込んで上蓋
8と下蓋9とを固定する。このようにしたとき
は、前述のように上蓋に再封用突出片を別途設け
る必要がなく、つり手押え突起自体が再封部材を
兼ねるので、機能的に前記実施例の容器よりも有
利である。
以上述べたように本考案の再封容器は角筒状に
形成された容器本体の対向する上辺に上蓋と下蓋
とを連設して両者を重ね合せて仮着けすると共
に、前記上蓋につり手引出し用窓孔を形成し、そ
の窓孔の縁につり手押え突起と指挿入用切欠きと
を具備させる一方、前記下蓋にはZ折状の折曲部
を有するつり手を前記窓孔と対応するように配設
してその両端部を下蓋上面に接着させ、更にこの
下蓋に再封用の差込溝を設けたから、菓子などの
食品を収容したときには接着されている上蓋と下
蓋とによつて内容物のバージン性を容易に確保で
きると共に、開封しても何度でも確実に再封緘で
きるから、複数回にわたつて内容物を取出す際に
極めて便利である。
更に本考案は上蓋と下蓋との間に内蔵させたつ
り手を容器に携帯するとき、或いは販売時に引出
すことができるから、この点でも便利であるうえ
に子供等の興味を引くデイスプレイ効果を発揮さ
せることができる。
更にまた本考案においては、つり手を上蓋と下
蓋との間に内蔵させるに当り、つり手引出窓孔に
つり手の押え突起を設け、その対向側に指挿入用
切欠きが設けられているから、つり手は押え突起
で押えられて引出窓よりみだりにまくれ上ること
はないので、不使用時の破損を未然に防止できる
と共に、つり手を使用するときは切欠きがあるの
で、前記押え突起があつても引出窓から簡単にと
り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す展開図、第2
図は同上組立完成図、第3図は同上蓋部の分解斜
視図、第4図は開封時の容器斜視図、第5図は再
封緘時の容器斜視図、第6図はつり手のZ折部と
上下両蓋の拡大断面図、第7図は本考案の別の実
施例を示す展開図、第8図は同上容器の再封緘時
の状態を示す斜視図、第9図は同上蓋部の分解斜
視図である。 1,3:妻板、2,4:側板、5:接合片、
6,7:内フラツプ、8:上蓋、9:下蓋、1
0:上底板、11:下底板、12:再封用突出
片、13:つり手引出窓、14,14′:差込
溝、15:つり手、15a:Z折部、16:凹
部、17:つり手押え突起、18:指挿入用切欠
き、G1,G2:接着剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 容器本体の対向する二側板の上辺に上蓋と下
    蓋とを連設してその両者を重ね合せて仮着けす
    ると共に、前記上蓋につり手引出し用窓孔を形
    成し、その窓孔の縁につり手押え突起と指挿入
    用切欠きとを具備させる一方、前記下蓋にはZ
    折状の折曲部を有するつり手を前記窓孔と対応
    するように配設してその両端部を下蓋上面に接
    着させ、更にこの下蓋に再封用の差込溝を設け
    たことを特徴とするつり手付再封容器。 2 再封用突出片を上蓋の上端縁に形成させた実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のつり手付再
    封容器。 3 つり手引出し用窓孔に形成するつり手押え突
    起が再封用突出片を兼ねている実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のつり手付再封容器。 4 つり手押え突起と指挿入用切欠きとを対向す
    るように形成させた実用新案登録請求の範囲第
    1項または第3項記載のつり手付再封容器。
JP4989382U 1982-04-08 1982-04-08 つり手付再封容器 Granted JPS58154118U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4989382U JPS58154118U (ja) 1982-04-08 1982-04-08 つり手付再封容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4989382U JPS58154118U (ja) 1982-04-08 1982-04-08 つり手付再封容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58154118U JPS58154118U (ja) 1983-10-15
JPS6231389Y2 true JPS6231389Y2 (ja) 1987-08-12

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ID=30060718

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JP4989382U Granted JPS58154118U (ja) 1982-04-08 1982-04-08 つり手付再封容器

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JP (1) JPS58154118U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7271104B2 (ja) * 2018-07-30 2023-05-11 大王製紙株式会社 薄葉紙収納箱

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58154118U (ja) 1983-10-15

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