JPH03120545A - 像転写装置 - Google Patents

像転写装置

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Publication number
JPH03120545A
JPH03120545A JP25931989A JP25931989A JPH03120545A JP H03120545 A JPH03120545 A JP H03120545A JP 25931989 A JP25931989 A JP 25931989A JP 25931989 A JP25931989 A JP 25931989A JP H03120545 A JPH03120545 A JP H03120545A
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JP
Japan
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image
sheet
transfer
color
drum
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Pending
Application number
JP25931989A
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English (en)
Inventor
Manabu Watabe
学 渡部
Nobumasa Sasa
信正 左々
Kunio Shimizu
邦夫 清水
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は、像転写装置に関し、例えば、カラー印刷にお
ける校正用のカラープルーフを作成するのに使用される
像転写装置に関する。
口、従来技術 多色刷印刷における本印刷の前工程として行われる校正
刷りの手間と時間の節約に色校正用のカラーシート(カ
ラープルーフとも呼ばれる)が用いられるのは当分野に
おいてよく知られている。
色校正用のカラーシートを用いて多色転写画像を作成す
る方法としては、例えば特開昭47−41830号公報
に記載の、□着色画像を直接最終受像紙(被転写紙)に
転写積層するいわゆる直接転写方式、例えば特開昭59
−97140号公報に記載の、着色画像を一時、仮の受
像シート上に転写積層した後、これを再度、被転写紙上
に転写する、いわゆる間接転写方式、また、特開昭56
−501217号公報に記載の、着色感光層を受像紙に
転写した後に画像を形成する工程をくり返す方式等が挙
げられる。
本来、色校正用のカラーシート(カラミプルーフ)は最
終印刷物の画像再現を予測するべく使用されるものであ
るから、カラープルーフの画像再現性は印刷物のそれに
極めて近位したものであることが強く望まれる。カラー
プルーフ作成には、黒色(BK)、シアン(C)、マゼ
ンタ(M)、イエロー(Y)の4色について画像シート
を作成し、これら画像シートの像を被転写紙に1色ずつ
位置合わせして4回転写しカラープルーフを作成する。
ポジの原稿から画像シートを作成し、この画像シートの
像を被転写紙に転写する場合は、通常は画像シートも原
稿と同様のポジ画像を形成させる。
ポジの原稿からポジの画像を形成する(正規現像による
)場合は、画像シート作成用として使用される感光性物
質としては、オルトナフトキノンジアジド化合物が使用
される。
オルトナフトキノンジアジド化合物は、通常の場合、黄
色の外観を呈しており、光分解により無色透明化する性
質を有している。このようなオルトナフトキノンジアジ
ド化合物を上記のようなポジ型カラープルーフ作成のた
めの感光材料として用いた場合、露光・現像後に着色画
像部となり得るのは未分解のオルトナフトキノンジアジ
ド化合物から成る未露光領域である。このため、上記の
=Ii ような物質から、形成される画像部の色相は本来のブラ
ック、シアン、マゼンタまたはイエローにそれぞれオル
トナフトキノンジアジド化合物による黄色が加わったも
のとして目視される。
しかしながら、カラープルーフは上記のように本来正確
な色校正を目的として使用されるべきものであるため、
着色画像部における上記のような不要色成分である黄色
は除去する必要があり、このため従来は4色名色の現像
処理後または上記のような画像転写後にあらためて露光
を行い、未分解のオルトナフトキノンジアジド化合物を
分力・7させる必要があった。このため、カラープルー
フ作成における作業工程が煩雑となり、特に4色画像の
転写を行った場合は、顔料による光の吸収により最下層
のオルトナフトキノンジアジド化合物まで完全に分解す
るには長い露光時間を必要とする等の問題点を有してい
た。
また、従来は、第8A図に示すように、画像シート(第
一の転写媒体)と受像シート(第二の転写媒体)(いず
れも図示せず)とを重ね合わせ、これらを補助加熱ヒー
タ94.94によって補助的に加熱された対のローラ9
2.93(ヒータ内In)との間を通過させて加熱及び
加圧し、画像シート上の像を受像シートに転写していた
。1枚の受像シートに対して各色の4回の転写を行うと
、受像シート上にフルカラーの画像が形成される。
図中、95.95は搬送用ローラ、96は冷却ファンで
ある。このフルカラーの画像が形成された受像シートを
、上記と同じ装置によって被転写紙に転写し、カラープ
ルーフが作成される。
第8A図の転写装置では、被転写紙や各シートが皺にな
ったりしないよう、第8B図に示すように厚いアルミニ
ウム板等の補強板99上に各シート又は被転写紙を重ね
ている。このように厚い補助板を使用し、第8A図のよ
うに平面的に転写を行うので、転写装置本体内には搬送
用ローラ95.95を設ける必要があり、転写装置本体
外に挿入台97や受取り台98を設置せねばならず、装
置全体の占有面積が大きくなる上に、挿入と排出とが前
後になるために補強板99を1回の転写毎に移動させね
ばならず、転写作業が非能率になり、時間も要すること
になる。
ハ6発明の目的 本発明は、転写作業が短時間に行えて能率的であり、か
つ、占有面積が小さくて済む像転写装置を提供すること
を目的としている。
二0発明の構成 本発明は、支持体上に像が形成されてなる転写媒体と、
被転写体とを重ね合わせて加圧処理又は加熱、加圧処理
を施し、前記被転写体に前記像を転写する像転写装置に
おいて、 少なくとも前記被転写体を取付けるための回転可能な受
圧体と、 前記加圧処理矛jl##′めφ湧+T111凝ン又は前
記加熱、加圧処理を施す光照射手段と、前記像に光照射
を施す光照射手段と を有することを特徴とする像転写装置に係る。
ホ、実施例 以下、本発明の詳細な説明する。
先ず、本発明に好適な、転写媒体を作成するための像形
成媒体(着色感光性フィルム)の詳細について説明する
着色感光性フィルムは、透明な支持体上に、画像部を形
成させるための着色感光層を設けてなるものである。そ
して、被転写体(例えばアート紙)への画像部転写と転
写後の支持体剥離を容易にするため、支持体と着色感光
層との間に剥離性を付与する中間N(剥離層)を形成す
るのが望ましい。
透明支持体としては、ポリエステルフィルム、特に二軸
延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが水、熱に対
する寸法安定性の点で好ましいが、アセテートフィルム
、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリスチレンフィルム、ポ
リプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルムも使用し
得る。
剥離層としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合
樹脂層が設けられる。エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂
層の厚さは、支持体表面を被覆するのに充分な厚さが最
低あればよく、特に制限はないが、支持体の厚さよりも
薄い方が好ましい。
エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂としては、共重合樹脂
中に占める酢酸ビニルの比率が重量で5〜33%の範囲
のものが好ましく、また、樹脂のV I CAT軟化点
は80℃以下であることが好ましい、また、エチレン−
酢酸ビニル共重合樹脂層中には、軟化点が実質的に80
℃を越えない範囲で、各種のポリマーや過冷却物質、界
面活性剤及び離型剤等を加えることができる。
支持体上に、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂層を設け
る方法としては、 l) エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂をトルエン等の
有機溶剤に溶解した溶液を支持体上に塗布した後乾燥し
て、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂層を設ける方法。
2) ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂
、ポリウレタン系樹脂、天然ゴム、合成ゴム等を有a溶
剤に溶解した溶液を接着剤として用い、支持体上にこれ
ら接着剤を塗布した後、熱風又は加熱によって乾燥して
から、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂フィルムを重ね
合わせ、加熱下に圧着してラミネートする、乾式ラミネ
ート法。
3) エチレンと酢酸ビニル、エチレンとアクリル酸エ
ステルの共重合物、ポリアミド樹脂、石油樹脂、ロジン
類、ワックス類の混合物を接着剤とし、これら接着剤を
その侭加熱して溶融状態に保ちながら、支持体上にドク
ターブレード法、ロールコート法、グラビヤ法、リバー
スロール法等で塗布した後、直ちに、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合樹脂フィルムを貼合わせて、必要に応じて高
温に加熱してから冷却することによりラミネートする、
ホットメルトラミネート法。
4) エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂を溶融状態に保
ち、押出し機によりフィルム状に押出し、これが溶融状
態にあるうちに、支持体を圧着してラミネートする、押
出しラミネート法。
5) 溶融押出し法で支持体となるフィルムを成形する
際、複数基の押出し機を用い、溶融状態のエチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂と共に、−回の成形により、支持体
フィルム上にエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂層を形成
する、共押出し法。
等が挙げられる。
着色感光層に含まれる感光性組成物としては種々のもの
が使用可能で、あるが、活性光線の照射を受けると短時
間のうちにその分子構造に化学的な変化をきたし、溶媒
に対する溶解性が変化し、ある種の溶媒を適用した場合
には露光部分又は非露光部分が溶解除去してしまうよう
なモノマー、プレポリマー又はポリマー等の化合物が含
まれる。
これらのうち、正規現像用の着色感光層に含まれる感光
性組成物としては、前述したようにオルトナフトキノン
ジアジド化合物が使用される。
上記オルトナフトキノンジアジド化合物としては、l、
2−ベンゾキノンジアジド−4−スルホニルクロライド
、1.2−ナフトキノンジアジド−4−マニホニルクロ
ライド、1.2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニ
ルクロライド、1゜2−ナフトキノンジアジド−6−ス
ルホニルクロライドと水酸基及び/又はアミノ基含有化
合物を縮合させた化合物が好ましく用いられる。
上記水酸基含有化合物としては、例えばトリヒドロキシ
ベンゾフェノン、ジヒドロキシアントラキノン、ビスフ
ェノールA5フエノールノボラツク樹脂、レゾルシンベ
ンズアルデヒド縮合樹脂、ピロガロールアセトン縮合樹
脂等がある。また、上記アミノ基含有化合物としては、
例えばアニリン、p−アミノジフェニルアミン、p−ア
ミノベンゾフェノン、4.41−ジアミノジフェニルア
ミン、4,4−ジアミノベンゾフェノン等がある。
上記0「キノンジアジド化合物に関しては、さらにJ、
 KOSAR著”Light 5ensitive 5
yste+s”(Wiley & 5ons、 New
 York、 1965)および米松、乾著“感光性高
分子” (講談社、1977)の記載のものも用いるこ
とができる。
着色感光層中における上記感光性組成物の含有量は、例
えば重量で5〜80%が適当である。
このような感光材料の着色感光層にはオルトナフトキノ
ンジアジドの他に、他の感光性成分、アルカリ可溶性樹
脂、染料、顔料、可塑剤等を含むことができる。特に、
上記染料、顔料等の着色材は、本発明の目的とするカラ
ープルーフを作成するために必要なイエロー、マゼンタ
、シアン及びブラックの色相を有するものであるが、例
えば下記のようなものが使用される。
(C,I はカラーインデックスを意味する。)ビクト
リアピュアブルー    (C,I  42595)オ
ーラミン           (C,I  4100
0)カラロンブリリアントフラビン (C,T ベーシック13) ローダミン6GCP        (C,I  45
160)ローダミンB           (C,4
5170)サフラニンOR70: 100     (
C,50240)エリオグラウシンX       (
C,42080)ファーストブラックHB     (
C,26150)No、 1201  リオノールイエ
o −(C,21090)リオノールイエローGRO(
C,21090)ジムラーファーストイエロー8CF (C,1 ベンジジンイエロー4 T−564D(C,Iシムシー
ファーストレッド4015  (C,1リオノールレツ
ド7 B12O3(C,1ファーストゲンブルーTGR
−L(C,121105) 21095) 12355) 15830) 74160) リオノールブルーSM      (C,I  261
50)三菱カーボンブラックM A−100 三菱カーボンブラツク#30. #40. #50シア
ニンブルー4920      (大日精化製)セイ力
ファーストカーミン1483 (大日精化製)セイ力フ
ァーストイエローH−7055,2400(大日精化製
) 着色感光層中における着色剤の含有量は例えば重量で5
〜50%が適当である。
着色感光層を構成する結合剤としては、皮膜形成性かつ
溶媒可溶性であり、好ましくはアルカリ現像液で溶解な
いし、膨潤しうる高分子化合物が用いられる。
かかる高分子化合物の具体例としては、例えば、下記−
紋穴で表される芳香族性水酸基を有する構造単位を分子
構造中に含有する高分子化合物が挙げられる。
ここで、R1及びR2は水素原子、アルキル基又はカル
ボン酸基、R3は水素原子、ハロゲン原子又はアルキル
基、R4は水素原子、アルキル基、フェニル基又はアラ
ルキル基、Xは窒素原子と芳香族炭素原子とを連結する
2価の有機基で、nはO又は1、Yは置換基を有しても
よいフェニレン基又は置換基を有してもよいナフチレン
基である。
上記−紋穴で表される構造単位を形成するモノマーとし
ては、具体的には例えばN−(4−ヒドロキシフェニル
)−(メタ)アクリルアミド、N(2−ヒドロキシフェ
ニル)−(メタ)アクリルアミド、N−(4−ヒドロキ
シナフチル)−(メタ)アクリルアミド等の(メタ)ア
クリルアミド類のモノマー;o−lm−又はp−ヒドロ
キシフェニル(メタ)アクリレートモノマー;Om−又
はp−ヒドロキシスチレンモノマー等が挙げられる。好
ましくは、0−lm−又はp−ヒドロキシフェニル(メ
タ)アクリレートモノマーN−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−(メタ)アクリルアミドモノマーであり、さらに
好ましくはN−(4−ヒドロキシフェニル)−(メタ)
アクリルアミドモノマーである。
また、結合剤として上記−紋穴で表される芳香族性水酸
基を有する構造を形成するモノマーと下記のモノマー等
との共重合体を用いることが好ましい。
ここで、R5は水素原子、アルキル基、又はハロゲン原
子を表し Rhはアルキル基、フェニル基又はナフチル
基を表す。
上記共重合体中における前記−紋穴で表される芳香族性
水酸基を有する基の比率は、1〜30モル%が好ましい
また、上記アクリロニトリル類から形成される単位の上
記共重合体中に占める割合は、0〜50モル%が好まし
く、さらに現像性を考えれば、5〜40モル%が好まし
い。上記アルキルアクリレート類から形成される構造単
位の割合は、50〜95モル%であることが、低アルカ
リ性水溶液による現像性の点から好適であり、さらには
60〜95モル%が最も好適な現像性を与える。
上記高分子化合物には、以上の構造単位の他、現像性を
微調節する目的から、アクリル酸或いはメタクリル酸等
の上記したアクリル酸類を共重合させても良く、該共重
合体の該高分子化合物中に占める割合は、現像ラチチュ
ードを考慮すれば0〜20モル%が好ましく、0〜lO
モル%が最も好適である。
かかる高分子化合物の重量平均分子量は、低アルカリ性
水溶液を現像液とした時の現像性、あるいは、解像性と
いう面から1000〜100.000であることが好ま
しく、さらには1000〜30.000の範囲のものが
好適である。これらの高分子化合物は周知の共重合法に
より合成することが可能である。
かかる高分子化合物の具体例としては、下記の構造を持
つ共重合体が挙げられる。
R? ここで、R?は水素原子又はメチル基を表す。
また、結合剤として、少なくとも一種類のフェノール類
と活性カルボニル化合物の重縮合により得られるノボラ
・ンク樹脂などの重縮合樹脂も使用しうる。
これらのフェノール類は、芳香族性の纜に結合する水素
原子の少なくとも1つが水酸基で置換された化合物すべ
てを含み、具体的には例えばフェノール、O−クレゾー
ル、m−クレゾール、p−クレゾール、3.5−キシレ
ノール、2.4−キシレノール、2.5−キシレノール
、カルバクロール、チモール、カテコール、レゾルシン
、ヒドロキノン、ピロガロール、フロログルシン、アル
キル基(炭素数1〜8個)置換フェノール等が挙げられ
る。
活性カルボニル化合物には、例えばアルデヒド、ケトン
などが含まれ、具体的には例えばホルムアルデヒド、ア
セトアルデヒド、ベンズアルデヒド、アクロレイン、フ
ルフラール、アセトン等が挙げられる。
上記重縮合樹脂としては、フェノールホルムアルデヒド
ノボラック樹脂、m−タレゾールホルムアルデヒドノボ
ラック樹脂、フェノール・m−クレゾール・ホルムアル
デヒド共重縮合体樹脂、フェノール・p−クレゾール・
ホルムアルデヒド共重縮合体樹脂、m−クレゾール・p
−クレゾール・ホルムアルデヒド共重縮合体樹脂、0−
クレゾール・p−クレゾール・ホルムアルデヒド共重縮
合体樹脂、フェノール・0−クレゾール・m−クレゾー
ル・ホルムアルデヒド共重縮合体樹脂、フェノール・0
−クレゾール・p−クレゾール・ホルムアルデヒド共重
縮合体樹脂、フェノール・m−クレゾール・p−クレゾ
ール・ホルムアルデヒド共重縮合体樹脂等が挙げられる
好ましいノボラック樹脂はフェノールホルムアルデヒド
ノボラック樹脂であり、分子量は重量平均分子11Mw
が3500〜500、数T均分、重量Mnが1000〜
200の範囲が好ましい。
上記の如き樹脂の分子量の測定は、ゲルパーミエーショ
ングロマトグラフィー法(GPC)によって行う。数平
均分子NMnおよびfI量平均分子JiMwの算出は、
拓殖盛雄、宮林達也、田中誠之著“日本化学会誌”80
0〜805頁(1972年)に記載の方法により、オリ
ゴマー領域のピークを均す(ピークの山と谷の中心を結
ぶ)方法にて行うものとする。
また、前記ノボラック樹脂において、その合成に用いら
れた異なるフェノール類の量比を確認する方法としては
、熱分解ガスクロマトグラフィー(PGC)を用いる。
熱分解ガスクロマトグラフィーについては、その原理、
装置および実験条件が、例えば、日本化学会誌、拓殖 
新著新実験講座、第19巻、高分子化学(1)474〜
485頁(丸首1978年発行)等に記載されており、
熱分解ガスクロマトグラフィーによるノボラック樹脂の
定性分析法は、拓殖盛雄、国中 隆、田中誠之著“分析
化学”第18巻、47〜52頁(1969年)に記載さ
れた方法に準じるものとする。
更に、結合剤として使用可能な他の高分子化合物として
は、(メタ)アクリル酸(共)重合体のスルホアルキル
エステル、ビニルアセクール(共)重合体、ビニルエー
テル(共)重合体、アクリルアミド(共)重合体、スチ
レン(共)重合体、セルロース誘導体、酢酸ビらル(共
)重合体等も挙げられる。
着色感光層の着色剤/結合剤の比率は、目標とする光学
濃度と着色感光層の現像液に対する除去性を考慮して同
業者に公知の方法により定めることができる。例えば、
染料の場合、その値は重量で5〜75%、顔料の場合、
その値は重量で5〜90%が適当である。
また、着色感光層の膜厚は目標とする光学濃度、着色感
光層に用いられる着色剤の種類(染料、顔料、カーボン
ブラック)およびその含有率により同業者に公知の方法
により定めることができるが、許容範囲内であれば着色
感光層の膜厚はできるだけ薄い方が解像力は高くなり、
画像品質は良好である。従って、該膜厚は0.1〜5μ
mの範囲で使用されるのが通常である。
着色感光層中には、以上に説明した各素材のほか、必要
に応じてさらに可塑剤、塗布性向上剤等を添加すること
もできる。
可塑剤としては例えばフタル酸エステル類、トリフェニ
ルホスフェート類、マレイン酸エステル類等の各種低分
子化合物類、塗布性向上剤としてハ例えば、エチルセル
ロース、ポリアルキレンエーテル等に代表されるノニオ
ン活性剤等の界面活性剤、及びフッ素系界面活性剤等を
挙げることができる。
また、着色感光層は着色剤と結合剤よりなる着色剤層と
感光性組成物と結合剤よりなる感光層の2層に分割する
こともできる。この場合は、どちらの層が支持体側に存
在してもかまわない。
また、前記着色感光層を支持体上に塗設するための塗布
方法としては、例えばロールコーチインク、リバースロ
ールコーティング、ディンプコーティング、エアナイフ
コーティング、グラビアコーティング、グラビアオフセ
ットコーティング、ホッパーコーティング、ブレードコ
ーティング、ロントコ−ティング、ワイヤドクターコー
チイン。
グ、スプレーコーティング、カーテンコーティング、押
出しコーティング等の方法が用いられる。
乾燥は加熱された空気を塗布面に吹きつけることによっ
て行われる。加熱温度は30〜200°Cが好ましく、
特に40〜140°Cの範囲が好適である。乾燥中、加
熱された空気の温度を一定に保ったまま着色感光層を乾
燥させる方法が一般に行われているが、加熱された空気
の温度を段階的に上昇させて乾燥させる方法も行うこと
ができる。また、加熱された空気は塗布面に対し、0.
1〜30m/秒の割合で供給されることが好ましく、特
に0.5〜20m/秒の割合で供給するのが好適である
前記着色感光層中に光重合性物質を・含有する場合には
、酸素の影響によって起こる重合阻害の防止のために、
着色感光層上に、現像・液に対して溶解ないし膨潤しう
るオーバーコート層を設けるこトモテキる。オーバーコ
ート層に用いられる樹脂としては、′ポリビニルアルコ
ール、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリル酸、ポリ
アクリルアミド、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニ
ルピロリドン、ポリアミド、アラビアゴム、ニカワ、ゼ
ラチン、カゼイン、セルロースM(例えば、ビスコース
、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
、カルボキシメチルセルロース等)、でん粉類(例えば
、可溶性でん粉、変性でん粉等)等が挙げられる。
以上のような着色感光性フィルムの像露光は、色分解網
フィルムと各色に対応する着色画像形成材料とを密着し
、例えば紫外線を照射することにより行われる。光源と
しては、水銀灯、超高圧水銀灯、メタルハライドランプ
、タングステンランプ、キセノンランプ、螢光ランプ等
が使用される。
次いで現像が行われる。着色画像を形成するための現像
液としては、好ましくは水を主たる溶媒とするアルカリ
性現像液が用いられ、該現像液に用いられるアルカリ剤
としては、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ケイ
酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリウム
、第ニリン酸ナトリウム、第三リン酸カリウム、第ニリ
ン酸カリウム、第三リン酸アンモニウム、第ニリン酸ア
ンモニウム、メタケイ酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム
、炭酸カリウム、炭酸アンモニウム、ケイ酸アンモニウ
ム等の無機アルカリ剤、ならびにモノ、ジまたはトリエ
タノールアミンおよび水酸化テトラアルキルアンモニア
のような有機アルカリ剤が用いられる。アルカリ剤の現
像液組成物中における含有量は0.05〜30重量%の
範囲で用いるのが好適であり、前記アルカリ性現像液は
、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ベンジル
アルコール、n−プロピルアルコール等の有機溶剤、界
面活性剤、亜硫酸塩、EDTA等のキレート剤、有機シ
ラン化合物等の・消泡剤、などを含有することもできる
上記着色画像形成材料を像露光後視像して形成された着
色画像を転写する被転写体としては、アート紙、コート
紙、上質紙、合成紙等、一般の印刷用紙を用いることが
できる。
次に、具体的な実施例について説明する。
第7図はフルカラーの像を被転写紙上に形成する手順を
示す概略図である。
先ず、第7図(a)に正面図で、同図(b)に斜視図で
示すように、着色感光性フィルム1Aの支持体フィルム
4の側にポジフィルム原稿5を密着させ、原稿5側から
紫外線8Aを照射して像露光を行う0図中、2は感光層
、3は2118層である。
次に、着色感光性フィルム1Aを現像すると、第7図(
c)に示すように、原稿5の像5a(第7図(a)、(
b)参照)に対応する像6のみが支持体フィルム4上に
形成される0図中、1Bは現像済みの着色感光性フィル
ム(以下、画像シートと呼ぶ、)である。
次に、第7図(d)に示すように、被転写紙7上に画像
シート1Bを像6の側を下にして重ね合わせ、矢印のよ
うに両者を互いに加熱、圧接する。
この工程で像6は被転写紙7に固着する。
次に、被転写紙7から支持体フィルム4を剥ぎ取ると、
剥離層3は支持体フィルム4と共に被転写紙7から離れ
、第7図(e)に示すように、被転写紙7上に像6のみ
が残留す、る。次いで被転写紙7上に光8Bを照射して
像6中の未分解のオルトナフトキノンジアジド化合物を
分解し、これによる黄色を消去する。
黒(BK)、イエロー(Y)、マゼンタCM)、シアン
(C)の順に上記のようにして各色毎に転写を行うと、
第7図(f、 )に示すように、被転写紙7上に4色の
像が重なって形成される。
着色感光性フィルムに像を形成するには次の手順による
。第7図(a)、(b)のようにポジフィルム原稿5を
露光マスクにして着色感光性フィルム1Aに紫外線8を
照射すると、BK、Y、M、Cの着色感光性フィルム1
Aに各色の潜像が形成される。これを現像すると、前述
のように支持体フィルム上には各色の像のみが形成され
、これを水洗、乾燥して第7図(C)に示した画像シー
ト1Bが得られる。上記の現像は正規現像である。
第7図(d)〜(f)の工程は、回転するドラム上で連
続的に行う。第1図はこのようにして被転写体に転写像
を形成する要領を示す概略図である。
予め所定温度に加熱しておいたドラム12上に被転写紙
7を取付け、被転写紙7上に前記のように画像シート1
Bを重ね、ドラム12を矢印のように回転させ、予め所
定温度に加熱しておいたローラ42を画像シート1日上
から押当て、ローラ42の下流側で画像シー)1Bの支
持体フィルム4を剥離する。かくして被転写紙7に像6
が転写され、像6は光源9から光8Bの照射を受けてオ
ルトナフトキノンジアジド化合物による黄色が消去され
る。ドラム12が1回転して被転写紙7が元の位置に来
たら、ドラム12の回転を停止して次の色彩の画像シー
トを被転写紙上に取付け、次の色の転写を行う。この操
作をBK、Y、M、Cの順序で前述の第7図(d)〜(
e)の手順に従って転写を遂行すると、同図(f)のよ
うに被転写紙上に原稿に忠実な転写像が形成される。
第2図は転写装置の構造を示す内部正面図、第3図は同
じく内部左側面図、第4図は第2図の■−IV線断面図
である。転写装置10は、図示しない空気圧縮機を内蔵
する筐体80上に載設され、両者は一体にしである。
本体フレーム11に取付けられたボールベヤリング13
A2ベヤリングストツパー13日を内蔵した軸受13を
介して転写ドラム12が設けられ、ドラム12はチェー
ンホイール14.15及びチェーン16を介しドラム駆
動モータ17によって駆動可能にしである。また軸心部
には加熱用ヒータ38が取付金具37に保持されて設け
られている。従って加熱用ヒータ38によってドラム1
2全体を−様な温度(50〜100°C)に制御しやす
い構成になっている。ドラム12の外周部で複数の押さ
えローラ18が所定の間隔をとって配設されローラ圧着
ばね19によって転写ドラム12に接触するように押さ
えローラ18の軸受部が本体フレーム11のドラム12
のラジアル方向にスライド可能に設けられている。圧縮
ばね19は前記軸受部を圧着方向に移動さすように付勢
している。
また押さえローラ18は転写ドラム12の両側外周部に
設けられたプルアップスペーサ21によって圧縮ばね1
9に抗してドラム12との接触を断つことを可能にしで
ある。
また、−様な温度の転写ドラム12を加圧しかつ更に転
写に必要な温度に加熱可能にしたプレスローラ42が鉄
心ローラ42Aにシリコンゴム42日を被覆したローラ
として設けられ、両端の軸部をボールベヤリング43A
、ベヤリングストッパー438を内蔵した軸受43で受
けさせている。軸受43は本体フレーム11に取付けら
れたスライドガイド49の中をスライドするように取付
けられている。そしてそのスライド方向は転写ドラムの
ラジアル方向にとっである。また軸受43は筺体80内
の空気圧縮機に接続する加圧用エヤシリンダ52の可動
部52Bと直結して加圧用エヤシリンダ52の固定部5
2Aは本体フレーム11にシリンダ取付金具51で固定
されている。また前記加熱用プレスローラ42の軸心部
にはヒータ48が静止して設けられ、スライドする軸受
43に設けられた取付金具47上に固定されている。
被転写紙と画像シート(いずれも図示省略す。)との位
置合わせは次のようにしてなされる。プルアップスペー
サ21の前端部に対応するドラム12表面部分は平面に
して位置出し部20としてあり、位置出し部20にはピ
ンパー22を取付けである。
画像シートの側縁部に設けられた小径の貫通孔をピンパ
ー22に嵌合させてドラム12を介して被転写紙と画像
シートとの位置関係が正確に決められるようにしである
被転写紙と画像シートとがエヤシリンダ52の作用によ
ってプレスローラ42とドラム12との間で圧接された
後、その下流側に設けられた剥離ローラ63によって画
像シートが被転写紙から剥離される0画像シートの像は
被転写紙に転写され、残りの画像シート部分は複数のガ
イド壁65に案内されて複数の搬送ローラ64によって
フィルム回収部66に回収される。剥離ローラ63は複
数の搬送ローラ64と共に駆動モータ61により駆動伝
達ホイール及びチェーン62を介して駆動され、各ロー
ラ間はガイド壁65によって連結されている。
像が転写され、画像シートの支持体フィルムが剥ぎ取ら
れた被転写紙は、剥離ローラ63の下流側のドラム12
上で光源9からの光8日の照射を受け、オルトナフトキ
ノンジアジド化合物による黄色が消去される。
このように構成された転写部10及び筺体80の本体フ
レーム11の外側には外装カバー11Aが施されており
操作盤等が配設され操作の容易化、簡易化をはかるとと
もに安全性が考慮されている。
画像シートの剥離には、第5図に拡大部分正面図で、第
6図に拡大部分斜視図で示す機構が採用されている。
本体フレーム11の内側には剥離板開閉カム33が設け
られている。ドラム12の回転によって位置出し部20
がこの位置に到達すると、位置出し部20に回動可能に
取付けられたカムフォロワーレバー35が剥離板開閉カ
ム33によって実線位置から仮想線位置に移動しながら
時計方向に回転する。カムフォロワーレバー35に固定
されかつ捩りコイルばね25Bによって反時計方向に付
勢されている剥離板25が、カムフォロワニレバー35
の時計方向の回転によって時計方向に回転すると共に、
剥離ローラ63が第3図の実線位置から仮想線位置に移
動し、剥離板25によって剥離された画像シートは、互
いに逆方向に回転する対の剥離ローラ63間に導かれて
第2図のガイド壁65に案内されて搬送ローラ64によ
って搬送される。第6図中、27は、剥離板回動軸25
Aを軸支する軸受である。
ドラム12及びプレスロール42は、夫々ヒータ38.
48によって加熱され、この熱によって剥離層(第7図
(a)〜(e)の3)が軟化していて、これが冷えきら
ぬうちに支持体フィルム(第7図の4)を剥離するので
、この剥離は極めて容易であり、被転写紙上には像(第
7図(e)、(f)の6)のみが確実に固着することに
なる。
また、被転写紙が画像シートの支持体フィルムに局部的
に雀り取られて所謂紙むけを起こすこともない。
次に位置出し部20が元の位置に来ると、引続いて次の
色の転写が遂行される。かくして、BK、Y、M、Cの
4色による転写像が被転写紙上に形成され、原稿に忠実
なフルカラーの転写像が得られる。第7図(f)では、
同じ箇所に4色の像が重なった状態を示しているが、Y
、M、Cの1色、2色若しくは3色、更にBKの像で被
転写紙上に原稿に忠実な色彩の転写像が得られる。
以上のように、回転可能なドラムに被転写紙と画像シー
トとを取付け、ドラムを回転させながら転写、支持体フ
ィルムの剥離、光照射を行うので、第8A図の挿入台9
7や受取り台98が不要となって転写装置を小型にでき
る。その上、ドラムの1回転毎に次の色彩の画像シート
を取付けて引続き転写を遂行できて転写が半連続的にな
され、オペレータは1箇所で作業ができるので転写時間
が短くて済み、転写能率が向上する。また、転写後の光
照射を同一装置内で行えるので、別に光照射の設備を設
ける必要がなく、光照射を含めて装置の占有面積及び作
業時間を小さくできる。
次に、第2図〜第6図の転写装置を使用して得られた転
写像の品質について説明する。
1隻貫 使用した着色感光性フィルム及び現像液並びに像露光方
法は、次に述べる通りである。
厚さ75μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に、厚さ25μmのエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂層
(三井−デュポンポリケミカル社製EVAFLEX  
P−1405、酢酸ビニル含有率14重量%、VICA
T軟化点68°C)を押出しラミネート法により形成し
た支持体のエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂層表面上に
、下記組成の着色窓光層分散液を、ワイヤーバーを用い
、乾燥膜厚が1.5μmになるように塗布、乾燥し、4
色の着色画像形成材料を作成した。
・2,3.4−)リヒドロキシベンゾフェノンーナフト
キノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸エステル 
          0.616 g・酢酸ビニル−バ
ーサチック酸ビニル共重合体(80: 20wt%、重
量平均分子、!1ff150,000.50%メタノー
ル溶液)        8.768g・下記顔料 ・シクロへキサノン         35.2  g
・フッ素系界面活性剤 (3M社製、F C−430)       0.01
 g(顔料) ブラック:カーボンブラックM A−100(三菱化成
製)       0.99 gシアン ニジアニンブ
ルー4920 (大日精化製)       0.55 gマゼンタ:
セイ力ファーストカーミン1483(大日精化製)  
     0.68 gイエロー:セイカファーストイ
エロー2400(大日精化製)       0.68
 g以上により得られた4色の着色画像形成材料のポリ
エチレンテレフタレートフィルム面に各色の色分解網ポ
ジフィルムを重ね合わせ、4KWメタルハライドランプ
で50cmの距離から20秒間画像露光を行い、更に下
記現像液に30°Cで30秒間浸漬することにより現像
を行い、4色の着色画像を形成した。
(現像液) コニカPS版現像液5DR−120d (コニカ社製) ペレックスNBL            50m1(
花王アトラス社製) 蒸留水                400m1ド
ラム12を肉厚20mm、径300Mのアルミニウム類
とし、プレスロール42を径80mmのシリコンゴム類
とし、共に内蔵する赤外線ヒータ38.48によって8
0°Cに加熱し、ドラム12を90cm+/mis+の
周速で回転させてプレスロール42による4kg/cf
ilの加圧下で転写を行い、画像シートがプレスロール
42を通過した直後に画像シートの支持体フィルムを被
転写紙(アート紙)から剥離させた。剥離はエチレン−
酢酸ビニル共重合体樹脂層と画像との界面で容易になさ
れた。
上記の剥離後、光源9にIKW高圧水銀灯を使用し、1
0 cm Anれた位置から被転写紙に光照射を行い、
未分解のオルトナフトキノンジアジド化合物を分解し、
これによる像の黄色味を消失させた。
転写の順序はBK、C,M、Yの順とし、4色からなる
カラープルーフ画像をアート紙上に形成させた。得られ
たカラープルーフ画像は、通常のオフセット印刷によっ
て作成された印刷物の画像に極めて酷似した高品質なも
のであった。
1枚のカラープルーフを作成するのに要した転写時間は
4分間である。転写装置の寸法は、第2図、第3図の筐
体80を含めて、幅800M、高さ1300mm、奥行
600nuである。
以上のように、回転可能なドラム上で各色の転写像を次
々と半連続的に形成し、かつ、光照射を転写装置内で行
うので、次に述べる比較例に較べて、カラープルーフ作
成に要する転写時間(光照射時間を含めて)が短時間で
済み、転写作業が能率的であり、装置の占有面積も小さ
くて済んでいる。
此l■IL 転写装置に光源(第2図の9)を設けず、その他は前記
実施例におけると同様にしてカラープルーフを作成した
。得られた画像は、未分解のオルトナフトキノンジアジ
ド化合物のために黄色味を帯びており、通常のオフセッ
ト印刷によって作成された画像とは異なった色再現性を
示した。画像の上記黄色味を消失させるために、改めて
IKW高圧水銀灯で10cmの距離から60秒間の光照
1射を行う必要があった。そして、転写時間のほかに、
上記光照射に要した時間は、照射前後の作業時間を含め
て180秒を要した。転写装置のほかに使用した光照射
装置の寸法は、幅1200m、高さ800m、奥行10
00mmである。
止較U 前記実施例と同じ画像シートを使用し、第8A図に示し
た従来の転写装置によってカラープルーフを作成した。
挿入台97、受取り台98を含めて転写装置90の寸法
は、幅800m、高さ1300mm。
奥行1200m5+である。なお、支持体フィルムの剥
離は受取り台98上で行った。転写に要した時間は延べ
8分間であった。得られた画像は前記比較例1における
と同様に黄色味を帯びたものであって、この黄色味を消
失させるため、前記比較例1におけると同様の光照射を
別の装置で行う必要があった。
以上の例では、加熱と加圧とを併用して転写を行ってい
るが、加圧のみによって転写を行うことも可能である。
この場合、第1図、第2図、第4図のヒータ38.48
は省略して良い、加圧のみによる転写にあっては、使用
する画像シートには、基本的には前記の加熱、加圧によ
る転写におけると同じものが使用できるが、感光性組成
物に含まれる結合剤(高分子化合物)の軟化点が60℃
以下のものが好ましい、また、加圧転写性を向上させる
ため、感光性組成物に粘着性付与剤(例えば石油樹脂、
液状ポリブタジェン、長鎖アルキルフェノール樹脂)を
画像形成に支障のない範囲で添加するのが好ましい。
上記の例では画像シートの支持体フィルムを剥離してか
ら画像に光照射を行っているが、上記支持体フィルムは
透明であるので、第1図に仮想線で示すように、光照射
は、位置出し部20とプレスローラ42との間、又はプ
レスローラ42と剥離ローラ63との間で行うことも、
或いは被転写紙に重ね合わせる直前の画像シートに対し
て光照射を行うこともできる。また、光照射を4色の転
写後の1回とすることもできる。また、上記の例では画
像シートを被転写紙と共にドラム12に取付けておいて
転写を行っているが、ドラム12には被転写紙だけを取
付けておいて、加圧用ローラ42直前で画像シートを被
転写紙に重ね合わせ、加圧用ローラ42を通過した直後
に画像シートの支持体フィルムを剥離するようにしても
良い、光照射のための光源9は、1個に限られるもので
はなく、被転写紙の移動方向に2個以上並べて配設して
も良い。
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明の技術的思想
に基いて上記の例に種々の変形を加えることができる。
例えば、形成させる像は、4色からなるフルカラーの像
のほか、1色のモノカラー、2色の組合せによるカラー
の像の形成にも適用でき、校正用以外にも少量生産の画
像形成にも適用可能である。また、円筒のドラム12に
替えて、他の適宜の形状(例えば楕円形や正多角形等)
の回転体を使用することもでき、或いは周回する受圧体
としてのエンドレスのベルト上で転写を行うこともでき
る。
へ0発明の効果 本発明に基く像転写装置は、少なくとも被転写体を取付
けるための受圧体を回転可能にし、像に光照射を行うよ
うにしているので、転写と光照射とを同一の装置で行う
ことができ、従って光照射のための装置を別に設ける必
要がない。また、受圧体を回転可能にすることにより、
被転写体は受圧体のセット位置に戻ることになって作業
領域を狭くすることができる。上記の結果、光照射を含
めて装置の占有面積を小さくでき、転写に要する時間が
短縮できて転写能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の実施例を示すものであって、 第1図は転写装置の要部概略正面図、 第2図は転写装置の内部を示す正面図、第3図は同じく
左側面図、 第4図は第2図のIV−IV線断面図、第5図は支持体
フィルムの剥Ha構を示す要部拡大正面図、 第6図は同じく要部拡大斜視図、 第7図(b)、同図(C)、同図(d)、同図(e)及
び同図(f)は画像シート作成の手順を示す概略斜視図
、同図(T)は同図(b)の状態での概略正面図 である。 第8A図及び第8B図は従来例を示すものであって、 第8A図は転写装置の内部正面図、 第8B図は第8A図の転写装置に使用する補強板の斜視
図 である。 なお、図面に示された符号において、 1A・・・・・・・・・着色感光性フィルム1B・・・
・・・・・・現像済みの着色感光性フィルム(画像シー
ト) 3・・・・・・・・・熱軟化層 4・・・・・・・・・支持体フィルム 5・・・・・・・・・ポジフィルム原稿5a・・・・・
・・・・原稿の像 6・・・・・・・・・転写像又は転写されるべき像7・
・・・・・・・・被転写紙 中−==陰蛛★ 9・・・・・・・・・光源(高圧水銀灯)10・・・・
・・・・・転写装置 12・・・・・・・・・ドラム 18・・・・・・・・・押さえローラ 20・・・・・・・・・位置出し部 22・・・・・・・・・ピンパー 38.48・・・・・・・・・ヒータ 42・・・・・・・・・加圧用ローラ 63・・・・・・・・・剥離ローう である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体上に像が形成されてなる転写媒体と、被転写
    体とを重ね合わせて加圧処理又は加熱、加圧処理を施し
    、前記被転写体に前記像を転写する像転写装置において
    、少なくとも前記被転写体を取付けるための回転可能な
    受圧体と、前記加圧処理又は前記加熱、加圧処理を施す
    ための手段と、前記像に光照射を施す光照射手段と を有することを特徴とする像転写装置。
JP25931989A 1989-10-04 1989-10-04 像転写装置 Pending JPH03120545A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62232654A (ja) * 1986-04-03 1987-10-13 Fuji Photo Film Co Ltd 熱現像転写装置
JPS63314551A (ja) * 1987-06-17 1988-12-22 Konica Corp 露光手段を有する画像転写装置

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