JPH03101590A - 電話交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、外線と内線あるいは内線同士の通話路を切換
形成して外線通話及び内線通話を市販の電話機で可能と
する電話交換装置に関するものである。

［従来の技術］ この種の電話交換装置のシステム構成を第３図に示す。

この電話交換装置は、切分器Ｇ及び保安器Ｈを介して外
線ｌ、で電話局Ｅに接続された電話交換ｆｉＡと、この
電話交換ｆｉＡに内＃ｉ　ｔ’　！及び制御線１コで夫
々接続され市販の電話機Ｃが着脱自在に接続される複数
の報知二二ツ）Ｂとで構成されており、上記電話交換ｆ
ｉＡで外線１．と内線ｅ２あるいは内＃Ｘ１２同士の通
話路を切換形成して、報知ユニットＢに接続された電話
機Ｃで外線通話及び内線通話を行うことができるように
なっている。なお、この電話交換装置では通話線！、で
ドアホンＤを電話交換機Ａに接続し、電話機Ｃを用いて
ドアホン通話も行えるようになっている。

各報知ユニツ）ＢにはモノュラジャックＭを設けてあり
、このモジエラツヤツクＭによって一般の市販の電話＠
Ｃを着脱自在に後続できるようにしである。＊た、この
報知ユニツ）Ｂは制御線ｌ。

を介して送られてくる内線呼出音あるいはドアホン呼出
音等の報知信号を再生するためのスピーカＳＰと、この
制御１１８１　ｓを介して送られてくる電圧信号である
表示信号を弁別して内線通話中あるいは外線通話中等の
表示を行う発光表示＠Ｌａ、Ｌｂとを備えており、これ
らスピーカＳＰ及び発光表示器Ｌａ５Ｌｂで報知及び表
示動作を行うようにしである。なお、スピーカＳＰの音
量は音量設定スイッチｖｓ−ｃ”調整できるようにしで
ある。

［発明が解決しようとする課題１ この電話交換装置では、電話機Ｃからブツシュボタント
ーンで外線発信のためのダイヤリングを行う際には、第
４図に示すように、電話機Ｃが接続された内線ｅ２を外
＃！ｅ、から切り離し、電話機Ｃから入力されるダイヤ
ル信号をクロスポイントスイッチ１０を介してＰＢレシ
ーバ１２で受信し、このＰＢレシーバ１２でデコードさ
れたデータを制御回路１１が一旦格納し、このときのダ
イヤル信号の桁数が２個以上である場合にＰＢグイヤラ
ー７を駆動してダイヤル信号を外線！、に送出するよう
になっている。なお、この際には電話ｍｃ。

内線ｅ２、クロスポイントスイッチ１０、）？ンスＴ３
、及び外線１１の経路の音声通話ラインが形成され、こ
の音声信号ラインでダイヤリングの際の音声信号を電話
機Ｃで聞くことができるようにしである。また、上記Ｐ
Ｂレシーバ１２はこの音声信号ライン上の保留等のコマ
ンドとしてのダイヤル信号を受信するようにしである。

このＰＢレシーバ１２は、第５図に示すように、音声信
号ラインの信号を増幅するアンプ１９と、ブツシュボタ
ントーンをデジタルデータにデコードするＤＴＭＦレシ
ーバ２０とで構成されている。

ところが、この外線通話中に通話相手からＰＢトーンが
入力された場合、ＰＢレシーバ１２では通話相手のＰＢ
）−ンと、電話機Ｃから入力されるコマンドとしてのＰ
Ｂ）−ンとを識別できず、従って上記通話相手からのＰ
Ｂ）−ンによって誤動作する恐れがあった。

本発明は上述の、αに鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、通話相手からのＰＢ）−ンで誤動
作を起こさない電話交換装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明は外線発信のダイヤ
リングの際に外線と電話機との間に形成される音声信号
ラインに接続されるダイヤル信号受信回路に、上記音声
信号ラインの通話方向を検出する通話方向検出手段を設
けである。

［作用］ 本発明は、上述のようにダイヤル信号受信回路に音声信
号ライン上の通話方向を検出する通話方向検出手段を設
けることにより、電話機からのコマンドとしてのブツシ
ュボタントーンと、外線からのブツシュボタントーンを
区別できるようにして、通話相手からのプツシｌボタン
トーンで誤動作を起こさないようにしたものである。

［実施例１ 第１図及び第２図に本発明の一実施例を示す。

なお、まず本発明が適用される電話交換機Ａの回路構成
と動作について説明しておく、但し、この電話交換機Ａ
は従来のものと同様である。

電話交換Ｉｆ！ＩＡは、第４図に示すように、電話機Ｃ
が接続される内線１２毎にリレー接点ｒ、〜ｒ１．７ツ
ク・ダイヤルパルス（ＤＰ）検出回路２．〜２３及び通
話電流供給回路４．〜４．を備え、さらに着信検出回路
５、直流閉結回路３、ダイヤルパルスで外線発信を行う
ＤＰ発生回路６、ブツシュボタントーンで外線発信を行
うブツシュボタン（ＰＢ）グイヤテー７、外線発信音を
検出する外線発信音検出回路８、保留音を送出する保留
音送出回路９、通話経路を設定するクロスポイントスイ
ッチ１０、ブツシュボタン信号を受信するＰＢレシーバ
１２゜１３、ダイオードブリ７ノＤＢ、、　デートＧ、
−Ｇ５、及び上記各回路及１後述する回路の制御情報信
号の送出制御及び信号判定処理を行うＣＰＵで構成され
た制御回路１１とを備えている。

また、この電話交換機Ａでは電話機Ｃで２台のドアホン
Ｄとの開で通話を行うことができるようになっており、
このためドアホンＤからの呼出を検出するドアホン呼出
検出回路１４．．１４□及びドアホン通話回路１５を備
えている。なお、この電話交換Ｗ１Ａにはさらにセキュ
リティ装置や非常押釦なとも接続できるようになりでお
り、セキュリティ信号が入力された場合や非常押釦が押
された場合に、夫々の電話機Ｃが接続された報知ユニッ
トＢから報知音を発するため、セキュリティ信号検出回
路１６、各種の報知音を発生する音発生回路１７、アン
プＡＭＰ、−ＡＭＰ、を備えている。

また、外線通話及び内線通話状態を報知ユニットＢで表
示させるために、表示制御回路１８を備えている。

この電話交換装置の動作を説明する。この電話交換ｆｉ
Ａでは電源投入が行われてシステムがスタートすると、
まず１チツプのマイクロコンピュータからなる制御回路
１１が初期設定を行った後、待機状態となり、オフフッ
クの判定、さらには外線着信の有無の判定と外線通話処
理、ドアホン呼出しの有無の判定とドアホン通話処理、
内線呼出しの有無の判定と内線通話処理、及び外線発信
処理等を行う。

今、いずれかの報知二二ツ）Ｂに接続された電話機Ｃの
ハンドセットを上げると、フック・ＤＰ検出回路２がオ
フフックを検出して検出信号を制御回路１１に出力する
。なお、上記状態ではリレー接点ｒｌ〜ｒ３はクロスポ
イントスイッチ１０側に切り換えられている。このとき
、制御回路１１はクロスポイントスイッチ１０の所定ス
イッチをオンさせてデー）Ｇ３を通じて４００　Ｈｚか
らなる擬似発信信号をこの報知ユニツ）Ｂヘタロスポイ
ントスイッチ１０と内線１２とを通じて送出する。また
、同時に制御回路１１は表示制御回路１８を制御して各
報知ユニツ）Ｂにおいて外線話中表示用の発光表示部Ｌ
ａを点灯させる電圧信号を出力させ、発光表示部Ｌａを
点灯する。なお、このとき内線通話中表示用の発光表示
部Ｌｂは消灯状態に制御されている。

この送出はダイヤル信号の入力まで継続し、１番目のダ
イヤル信号が７ツク・ＤＰ検出回路２で検出されると、
制御回路１１は擬似発信信号の出力を停止し、ダイヤル
データを内蔵バッファメモリに格納する。そして内蔵の
３秒タイマを動作させる。このタイマの動作中に２番目
のダイヤル信号が検出されると、外線発信と判定する。

この３秒以内に２番目のダイヤル信号の入力が無ければ
内線発信と判定し、内線発信処理を行う。

今、外線発信の場合にはバッファメモリに引き続いて入
力されるダイヤル信号のデータを順次格納するとともに
直流閉結回路３を動作させる信号を出力する。この直流
閉結回路３により回線閉結され、外線発信音が外線発信
音検出回路８で検出され、その検出信号が制御回路１１
に入力されると、制御回路１１はバッファメモリに格納
したダイヤルデータを１番目から順次読み出して、ダイ
ヤルパルス発生回路６を動作させて順次ダイヤル信号を
外＃ｉ　ｔ’　＋に送出する。同時に電話ｆｉｃから入
力される後続のダイヤル信号のデータをバッフ７メモリ
に格納して行く。このようにして外線！、へのダイヤル
信号の送出と同時に電話ｆｉＢからのダイヤルデータを
バッファメモリに格納する。バッファメモリに格納され
ているダイヤルデータが無くなって、一定時間経過すれ
ば次に外線通話へ移行する。なお、ダイヤル信号を外ｍ
１．へ送出するときには回線閉結を中断させる。その後
、外線通話は結合トランスＴ　Ｉ　、クロスポイントス
イッチ１０、内線１２を介して行われる。

次に、内線呼出時の動作を説明する。まず、１番目のダ
イヤル信号が報知ユニットＢに接続された電話機Ｃから
入力され、擬似発信信号が出力された後に、次のダイヤ
ル信号が３秒以内に入力されなければ、入力されたダイ
ヤルデータを内線番号と判定し、制御回路１１はオフフ
ックからオンさせているクロスポイントスイッチ１ｏの
所定スイッチをオフさせて、外線！、を切り離すととも
に、内＃ｔ　（１２に通話パスを設定するように別の所
定スイッチをオンさせる。そして、オフフックから点灯
させていた各報知ユニツ）Ｂの発光表示部Ｌａを消灯し
、同時に内線話中を示す発光表示部Ｌｂを点灯する電圧
信号を表示制御回路１８より出力させ、発光表示部Ｌｂ
を点灯する。さらに、制御回路１１は音発生回路１７を
制御して内線呼出用の報知信号を出力させる。この報知
信号は、クロスポイントスイッチ１０の更に別のスイッ
チを通じて呼出側の報知二ニア）Ｂの制御線ｐ３に重畳
送出される。制御＃ｉ　ｅ　３を介して送られてきた報
知ユニットＢではスピーカＳＰより内線呼出音を発鳴す
る。

この発鳴によりこの報知ユニツ）Ｂに接続された電話１
ｆｉＣのハンドセットが取り上げられると、フック・Ｄ
Ｐ検出回路２がこのオフ７ツクを検出して制御回路１１
へ検出信号を送る。制御回路１１はこのオフ７ツクに基
づいて上記音声信号の発生を停止させるとともに、クロ
スポイントスイッチ１０の更に他のスイッチをオンさせ
、呼出を行った報知二二ッ）Ｂの内＃ｉ　１２と呼び出
された側の報知ユニッ）Ｂの内線１２とを接続して通話
状態とする。

それ以後は内線通話が行われる。

以下に、外＃！Ｉ着信について説明する。まず、外＊　
ｅ　＋より着信信号が入力されると、この着信信号を着
信検出回路５が検出して、着信検出信号を制御回路１１
に出力する。制御回路１１はこの着信検出信号が入力さ
れると、リレー接点ｒを外Ｉｌｌ　ｅ　ｒ側に切り換え
る。従って、各報知二二ツ）Ｂに接続された電話８ＩＣ
は内線１２を通じて外線１１に接続され、各電話機Ｃに
おいて内蔵ベルが鳴動することになる。この鳴動により
ある報知ユニツ）Ｈに接続された電話機Ｃのハンドセッ
トが上げられると、このオフフック状態が７フク・ＤＰ
検出回路２で検出され、この検出出力により制御回路１
１が直流閉結回路３をオンさせ、リレー接点「をクロス
ポイントスイッチ１ＯＮに切り換えると共に、同時にク
ロスポイントスイッチ１０を切り換え、外線１．とオフ
フックされた電話機Ｃに接続された報知ユニッ）Ｂの内
線１２とを接続して外線通話を可能とする。

さて、上述の外線通話中に内線呼出を行いたい場合や、
ドアホン通話を行いたい場合には保留を行うことができ
る。この場合には、外線通話中の電話機Ｃから保留に対
応するダイヤル信号を入力し、制御回路１１がこのダイ
ヤルデータを読み取って保留繰作と判断し、内線ｔ！２
と外ｌｌｌＡｃ＋との通話路を解除する保留処理を行う
。そして、保留音送出回路９を動作させて、保留音メロ
ディ信号を結合トランスＴ、を介して外線ｅ、に送出す
ると共に、クロスポイントスイッチ１０の切換によりア
ンプＡＭＰい　クロスポイントスイッチ１０、アンプＡ
　Ｍ　Ｐ　＋〜Ａ　Ｍ　Ｐ　３を通じて各制御線Ｉ、に
送出する。

また、制御回路１１の制御の下で表示制御回路１８から
発光表示部Ｌａ、Ｌｂを同時に点灯させる電圧信号を制
御＃ｉ　ｔ’　３を介して各報知ユニフ）Ｂに送り、発
光表示部Ｌ　ａ、　Ｌ　ｂを点灯する。つまり保留音メ
ロディ信号により外線！、を通じて相手の電話機Ｃに保
留中であることを知らせ、同時に各電話機Ｃを接続しで
ある報知ユニツ）ＢのスピーカＳＰから保留メロデイ音
を発鳴して使用者に保留中であることを知らせ、同時に
発光表示部Ｌａ、Ｌｂの同時５α灯で保留中であること
を表示する。ここで、保留後に内線通話を行いたい場合
には、その内＃を通話用のダイヤル信号を電話＠Ｃから
入力し、上述した内線処理動作に応じて内線通話が可能
となる。また、ドアホン通話を行いた場合にはドアホン
通話用のダイヤル信号を電話？ｊＩＣから入力する。な
お、このドアホン通話処理は後述する。

その保留後、電話機Ｃがオンフックすると、内線通話等
が終了状態になり、制御回路１１は呼出動作に移行し、
電話１１’ｌｃをオフフックすれば、制御回路１１は保
留音発生部９の動作を停止させて、元の外線通話状態に
各部を制御し、外線通話が可能となる。そして、この保
留解除後の通話が終了して再び電話８ＩＣがオンフック
されると、制御回路１１の制御の下で直流閉結部３によ
る直流閉結が解除され、外線通話が終了する。

次に、ドアホン呼出があった場合について説明する。ド
アホンＤから呼出を行う場合、ドアホンＤの備える押釦
を押す。この押釦が押されると、ドアホン呼出検出回路
１４でインピーダンス変化があったことを示す信号を制
御回路１１に出力する。制御回路１１では、その出力に
よりドアホンＤからの呼出と判定し、音発生回路１７を
動作させると共に、クロスポイントスイッチ１０の所定
切換を行９て、各報知ユニツ）Ｂに呼出音を送り、各Ｎ
知ユニッ）ＢのスピーカＳＰから呼出音を発鳴させる。

そして、その呼出音を聞いた家人が、いずれかの電話機
Ｃのハンドセットを取り上げると、そのハンドセットが
オフフックされた報知ユニットＢの７ツク・ＤＰ検出回
路２からオフフックされたことを示す信号が制御回路１
１に送られ、制御回路１１がクロスポイントスイッチ１
０を切り換えて、ハンドセットがオフ７７りされた電話
機Ｃとドアホン通話回路１５とを接続すると共に、ドア
ホンＤとドアホン通話回路１５との間に設けたスイッチ
素子Ｓをオンさせてドアホン通話を可能とする。

以下、本実施例の特徴とする部分について説明する。本
実施例ではＰＢレシーバ１２に、上記音声信号ラインに
流れる音声信号を通話方向に応じて分ける２＠−４線変
換回路２１、．２１□と、この２＃ｉ−４線変換回路２
１、．２１□で通話方向毎に分けられアンプ１９．．１
９□を通した音声信号のレベルを比較する比較回路２２
とを設けである。

なお、ＤＴＭＦレシーバ２０では夫々の７ンプ１９、．
１９□の出力を夫々デジタルフードにデコードするよう
にしてあり、またＤＴＭＦレンーバ２０及１比較回路２
２の夫々の出力は制御回路１１に入力するようにしであ
る。つまり、このＰＢレシーバ１２では夫々の２線−４
線変換回路２１１゜２１□で通話方向毎に分けられたラ
イン上の音声信号のレベルを比較回路２２で比較するこ
とにより、通話方向（外線ｌ、から電話機Ｃ１あるいは
電話機Ｃから外線ｔＵを検出でき、従ってこの比較回路
２２の出力によりＤＴＭＦレシーバ２０の出力を有効と
見なすかどうかを制御回路１１が判断でき、従来のよう
に通話相手が入力したＰＢ）−ンにより誤動作を起こす
ことを防止できる。

上記２＠−４線変換回路２１．，２Ｌの具体回路を＃４
２図に示し、これは２つの差動増幅回路２３、．２３．
を用いて構成され、夫々の差動増幅回路２３０２３．の
出力を他方の差動増幅回路２３２３２の正負入力端子に
入力して相殺することにより、他方の増幅回路２３、．
２３□で通話音声が入力した側に戻ることを阻止する構
成としである。

具体的には夫々の増幅回路２３＋ｔ２３ｚは同一構成で
あり、夫々オペアンプｏｐ、、コンデンサＣＩ。

Ｃ２及び抵抗Ｒ，−Ｒ，で構成しである。

［発明の効果］ 本発明は上述のように、ダイヤル信号受信回路に通話方
向を検出する通話方向検出手段を設けであるので、電話
機からのコマンドとしてのブツシュボタントーンと、外
線からのプッシュボタントー／ヲ区別でき、このため通
話相手からのブツシュボタントーンで誤動作を起こすこ
とがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部の回路図、第２図は同
上のさらに要部の具体回路図、第３図は電話交換装置の
システム構成図、第４図は同上の電話交換機の回路図、
第５図は従来例の回路図である。 Ａは電話交換装置、Ｃは電話機、Ｅは電話局、１２はＰ
Ｂレシーバ、２０はＤＴＭＦレシーバ、２１、．２１□
は２線−４線変換回路、２２は比較回路、１１は外線、
１２は内線である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）外線を介して電話局に接続された電話交換機と、
   この電話交換機に内線で夫々接続された市販の電話機と
   で構成され、上記電話交換機で外線と内線あるいは内線
   同士の通話路を切換形成して外線通話及び内線通話を上
   記電話機で可能とし、外線発信のためのダイヤリングの
   際に電話機が接続された内線を外線から切り離し、電話
   機からのダイヤル信号を電話交換機の制御回路で受信し
   て、この制御回路の制御の下でアイヤル信号送出回路が
   ダイヤル信号を外線に送出する電話交換装置において、
   上記外線発信のダイヤリングの際に外線と電話機との間
   に形成される音声信号ラインに接続されるダイヤル信号
   受信回路に、上記音声信号ラインの通話方向を検出する
   通話方向検出手段を設けて成る電話交換装置。