JPH029512Y2 - - Google Patents

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JPH029512Y2
JPH029512Y2 JP1984153154U JP15315484U JPH029512Y2 JP H029512 Y2 JPH029512 Y2 JP H029512Y2 JP 1984153154 U JP1984153154 U JP 1984153154U JP 15315484 U JP15315484 U JP 15315484U JP H029512 Y2 JPH029512 Y2 JP H029512Y2
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protective frame
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electrical
electrical connector
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は同極コードの接続または分岐接続に用
いる電気接続子に関し、特に電気接触部に雄端子
部分と雌端子部分を有する同種結合型の電気接続
子に関する。
従来の技術 従来、同極コード接続用の電気接続子として、
第6,7図のように、導電板材aに弾性体bを連
成した接続子cをハウジングdの角溝eに圧挿
し、端子間の圧接により互い導通を保つようにし
たものがある(実開昭48−30785号公報参照)。
すなわち、同極コード接続用に同一種の接続子
を用いているが、電気接続に重要なバネ部(弾性
体b)が外部に露出し、また、端子間のバネ圧は
ハウジングの角溝eに挿圧することにより得られ
るため次のような問題点があつた。
解決しようとする問題点 バネ部が外部に露出しているため、作業時など
に変形し易く、一定の接触圧を確保するのが難し
い。また、端子間の接触圧による応力をハウジン
グ本体に保持させているため、バネ部の接触圧が
ハウジングの構造に左右される。
本考案は上記の問題点を解決するためになされ
たもので、バネ部が変形し難く、またその接触圧
がハウジングの影響を受けない同種結合型の電気
接続子を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本考案は導電部材
よりなる基板部の前方に電気接触部を有し、後方
に電線接続部を有し、電気接触部は雄端子に対す
る弾性接触板およびこの弾性接触板を囲む保護枠
とからなる雌端子部分を備えてなる電気接続子に
おいて、前記電気接触部には基板部の一側縁から
のびる延設板とこの延設板の先端延設部を折り返
し重合した重合板とからなる雄端子部分を設ける
とともに、少なくとも基板部の他側縁と前記保護
枠との間に雄端子挿入間隙を形成し、この雄端子
挿入間隙を通して他の電気接続子の前記雄端子部
分を挿入することにより電気接続子同志を互いに
横連鎖状に接続し得るようにしたことを特徴とす
る。
作 用 弾性接触板は保護枠によつて外部から遮断され
ているので変形し難く、安定な接触圧が得られ
る。また、電気接触部は雄端子部分と雌端子部分
を有するので、雌端子部分の基板部と保護枠との
間の雄端子挿入間隙に別の電気接続子の雄端子部
分を挿入することにより同一種の電気接続子をハ
ウジングの構造に左右されず横方向に連鎖状に接
続できる。
実施例 以下、本考案を実施例を示す図面と共に具体的
に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。
電気接続子Aは、導電板材よりなる基板部1の
前方に電気接触部A1、後方に電線接続部A2を連
成して構成され、電線接続部A2には電線に対す
る絶縁体挾持片2,2および導体挾持片3,3が
基板部1の下面両側に設けられている。
電気接触部A1は、板状の雄端子部分4と、こ
れと同形の雄端子を受入れる雌端子部分5とを備
え、この雌端子部分5は基板部1と対向し長手方
向にのびる弾性接触板6およびこれを囲む保護枠
7から成る。
雄端子部分4は、基板部1の一側に立上り壁4
aを介して長手方向に延設した延設板4bと、そ
の先端延設部を折返し重合した重合板4cとを、
延設板4bに連成した引掛片4dで固定して形成
する。
また、雌端子部分5の保護枠7は、上記重合板
4cの先端延設部を立上り壁4a部分から基板部
1の反対側へブリッジ状に折曲して形成し、その
折曲端部(側壁)7aと基板部1との間は適宜間
隙を設けて、他の電気接続子Aの雄端子部分4に
対する雄端子挿入間隙8を設ける。
一方、弾性接触板6は、上記保護枠7の両側壁
7aと天井壁7bとにわたつて2条のスリツト9
を設け、両端斜降部6aを残して中央部を基板部
1側に湾曲させてバネ性を付与して形成する。な
お、基板部1には弾性接触板6に面して打出部1
0を設け、弾性接触板6との接触圧を補強する。
第2図は弾性接触板の変更態様を示す斜視図で
ある。すなわち、電気接続子Bの弾性接触板11
は、保護枠7における天井壁7bの前方延設部分
をカール部11aを介して斜下向きに折返し、傾
斜部11bの端部に上向きのカール部11cを設
けたものである。
この弾性接触板11は、上記弾性接触板6と異
なり片持ち梁状となりバネ性が少し低下するが、
保護枠7に第1図のようなスリツト9を設けない
ので、弾性接触板6は外力を受け難く、また保護
枠7の強度が大きいため、より安定な接触圧が得
られる。12は係止孔で、接続子収容室の図示し
ない係止片に係合する。
第3図イ,ロは、それぞれ電気接続子Aおよび
Bを同一種間で結合した状態を示す。何れの場合
も、保護枠7と基板部1間には雄端子挿入間隙8
が形成されているので、保護枠7の前後方向又は
側方から雄端子を挿圧することができる。また、
保護枠7の前端部が開口しているので通常の雄タ
ブ端子を接続することもできる。図示の例では、
電線接続部A2(B2)を保護枠7とを反対面に設
け、接続時における電線との絡合いを回避してい
るが、同じ面に設けるようにしてもよい。
第4図は電気接続子Bをコネクタハウジング1
3の収容室14に挿着した状態を示す。すなわ
ち、隣接する収容室14,14間の隔壁に雄端子
部4が進入するスリツト15を設けると共に、保
護枠7の後端に係合する係止腕16を設け、その
抜出しを防止している。なお、17は係止腕16
のプラスチツク成形用の型抜穴であるが、これを
拡げることにより上記した通常の雄タブ端子との
接続が可能となる。この図から明らかなように、
電気接続子Bの相互の接続は、雄端子部4とその
弾性接触板11のバネ圧のみに依存し、収容室の
構造には左右されない。
第5図は弾性接触板および保護枠の他の変更態
様を示す。即ち、電気接続子Cの雄端子部4は第
1図と同様であるが、保護枠18は基板部1の前
端延設部分を後方に向けてコ字状に折返して形成
すると共に、その天井壁18aの後端延設部を第
2図とは反対に前方に向けて折返し弾性接触板1
9を形成したものである。この場合、保護枠18
の天井壁18aの両側から基板部1側に雄端子挿
入間隙8を残すように垂下した側壁18bの前端
部は引掛片20により基板部1に固定し、補強し
てある。
この電気接続子Cの場合は、その電気接触部
C1の前端部が開口していないので、通常の雄タ
ブ端子と接続はできないが、同極コードの接続ま
たは分岐接続には上記の電気接続子A,Bの場合
と同様に機能する。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、バネ部(弾性接
触板)が保護枠によつて囲まれているので変形し
難く、安定な接触圧を得ることができる。また、
電気接触部は雄端子部分と雌端子部分を備えた同
種結合型として構成されているので、これを収容
するハウジングの構造に左右されず、信頼性の高
い電気的接続状態が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気接続子の
斜視図、第2図はその実施態様を示す斜視図、第
3図イ,ロはそれぞれ第1図および第2図の電気
接続子を接続した状態を示す斜視図、第4図は本
考案電気接続子を収容室に挿着した状態を示す要
部の切欠斜視図、第5図は本考案の他の実施態様
を示す斜視図、第6図および第7図はそれぞれ従
来例の説明図である。 A,B,C……電気接続子、A1……電気接触
部、A2……電線接続部、1……基板部、4……
雄端子部分、5……雌端子部分、6,11,19
……弾性接触板、7,18……保護枠、8……雄
端子挿入間隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 導電部材よりなる基板部の前方に電気接触部
    を有し、後方に電線接続部を有し、電気接触部
    は雄端子に対する弾性接触板およびこの弾性接
    触板を囲む保護枠とからなる雌端子部分を備え
    てなる電気接続子において、 前記電気接触部には基板部の一側縁からのび
    る延設板とこの延設板の先端延設部を折り返し
    重合した重合板とからなる雄端子部分を設ける
    とともに、少なくとも基板部の他側縁と前記保
    護枠との間に雄端子挿入間隙を形成し、 この雄端子挿入間隙を通して他の電気接続子
    の前記雄端子部分を挿入することにより電気接
    続子同士を互いに横連鎖状に接続し得るように
    したことを特徴とする同種結合型の電気接続
    子。 (2) 保護枠が雄端子部分の重合板の先端延設部を
    基板部の他側縁に向けてブリツジ状に折曲して
    形成されると共に、該保護枠から弾性接触板が
    一体に形成されている実用新案登録請求の範囲
    第(1)項記載の電気接続子。 (3) 保護枠が基板部の前端延設部分を後方に折り
    返して形成され、弾性接触板が該保護枠におけ
    る天井壁の後端延設部を該保護枠内において前
    方に向けて折り返し形成されるとともに、該保
    護枠の両側の側壁と前記基板部との間に雄端子
    挿入間隙が形成されている実用新案登録請求の
    範囲第(1)項記載の電気接続子。
JP1984153154U 1984-10-12 1984-10-12 Expired JPH029512Y2 (ja)

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