JP5823718B2 - ハウジング及びジョイントコネクタ - Google Patents

ハウジング及びジョイントコネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP5823718B2
JP5823718B2 JP2011083497A JP2011083497A JP5823718B2 JP 5823718 B2 JP5823718 B2 JP 5823718B2 JP 2011083497 A JP2011083497 A JP 2011083497A JP 2011083497 A JP2011083497 A JP 2011083497A JP 5823718 B2 JP5823718 B2 JP 5823718B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
crimp
housing
joint connector
crimp terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011083497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012221616A (ja
Inventor
義史 新味
義史 新味
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2011083497A priority Critical patent/JP5823718B2/ja
Publication of JP2012221616A publication Critical patent/JP2012221616A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5823718B2 publication Critical patent/JP5823718B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

本発明は、圧着端子が挿入される端子収容室を複数形成したハウジング、及び、このハウジングと、圧着端子とを備えるジョイントコネクタに関する。
従来から、ハウジングに設けられた複数の各端子収容室にそれぞれ挿入された圧着端子同士を電気的に接続するジョイントコネクタとして、例えば、特開2010−129189号公報(特許文献1)に記載されたジョイントコネクタが提案されている。
このジョイントコネクタは、各端子収容室にそれぞれ雌型の圧着端子を挿入することにより、ハウジングに設けられた雄型端子のバスバーに圧着端子を接触させて、圧着端子同士を電気的に接続するものである。
図5は、特許文献1に記載されたジョイントコネクタを示す図である。図5に示すように、ジョイントコネクタ100は、電線101の導体が圧着された圧着端子102と、この圧着端子102がそれぞれ挿入される複数の各端子収容室111を有するハウジング112と、ハウジング112に一体に形成されたバスバー113とから略構成されている。
圧着端子102には、バスバー113と接触する端子部103と、電線101を加締める加締め部104とが設けられている。
ハウジング112の各端子収容室111には、圧着端子102の挿入方向と直交する幅
方向において隣り合う二つの端子収容室111間を仕切る仕切り壁114が設けられている。
また、ハウジング112の基部115に取付けられたバスバー113には、端子収容室111に挿入された圧着端子102の端子部103と電気的に接続する接触部116が設けられている。
そして、圧着端子同士を電気的に接続する場合、各端子収容室111にそれぞれ圧着端子102を挿入し、圧着端子102の端子部103とバスバー113の接触部116を接触させて、バスバー113を介して圧着端子同士を電気的に接続する。
特開2010−129189号公報
上述した従来のジョイントコネクタ100では、ハウジング112に取付けられたバスバー113を介して圧着端子同士を電気的に接続している。このため、ハウジング112にバスバー113を取付けるためのスペースを確保しなくてはならず、ハウジング112及びジョイントコネクタ100を小型化することが困難であるという問題があった。
また、上述した従来のジョイントコネクタ100では、ハウジング112にバスバー113を取付けるための構成部品が必要となり、ハウジング112及びジョイントコネクタ100の構成部品点数が多く、構成部品を管理する工程が増え、製造コストが高くなるという問題があった。
そこで、本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、小型化と製造コストの低減とを図ることができるハウジング及びジョイントコネクタを提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載した本発明のハウジングは、圧着端子が挿入される端子収容室を前記圧着端子の挿入方向と直交する幅方向に間隔をおいて複数形成したジョイントコネクタのハウジングであって、前記幅方向において隣り合う二つの端子収容室間を仕切る仕切り壁に、前記圧着端子の挿入口から前記挿入方向に沿ってスリットが形成されており、前記スリットは、前記仕切り壁により仕切られる二つの端子収容室にそれぞれ挿入した二つの圧着端子の、互いに接触する端子係合部が位置するように構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載した本発明のハウジングは、また、前記各端子収容室は、前記挿入方向及び前記幅方向に直交する高さ方向に位置をずらして階段状に配置されており、前記各端子収容室の階段状の段差に対応する段差部が外周面に形成されていることを特徴とする。さらに、請求項2に記載した本発明のハウジングは、請求項1に記載のハウジングであって、前記二つの圧着端子の互いに接触する端子係合部は、一方の圧着端子の端子係合部を他方の圧着端子の端子係合部が挟持することで互いに係合することを特徴とする。
請求項3に記載した本発明のジョイントコネクタは、請求項1又は請求項2に記載のハウジングと、該ハウジングの各端子収容室にそれぞれ挿入される複数の圧着端子とを備えるジョイントコネクタであって、前記各圧着端子は、前記幅方向の一端に第1の係合部が形成され、他端に前記第1の係合部と係合可能な第2の係合部が形成されており、隣り合う二つの端子収容室にそれぞれ挿入した二つの圧着端子に形成した前記第1の係合部と前記第2の係合部が前記スリットに配置されて互いに接触することを特徴とする。
請求項1に記載した本発明のハウジングによれば、隣り合う二つの端子収容室間を仕切る仕切り壁にスリットが形成されているため、二つの端子収容室にそれぞれ挿入した二つの圧着端子を直接接続することができる。
また、バスバーを使用することなく二つの圧着端子同士を直接接続することができるため、ハウジングにバスバーを取付けるためのスペースを確保する必要がなく、ハウジングの小型化を図ることができる。
さらに、バスバーを介することなく二つの圧着端子同士を直接接続することができるため、ハウジングにバスバーを取付けるための構成部品点数を減らすことにより、構成部品を管理する工程を低減して、製造コストを低くすることができる。
従って、小型化と製造コストの低減とを図ることができるハウジングを提供することができる。
請求項2に記載した本発明のハウジングによれば、外周面に、階段状に配置された各端子収容室の段差に対応して段差部が形成されているため、外周面に電線を固定する際に密着力を向上することができる。
請求項3に記載した本発明のジョイントコネクタによれば、スリットには、隣り合う二つの端子収容室にそれぞれ挿入した二つの圧着端子に形成した第1の係合部と第2の係合部が配置され、圧着端子同士が互いに接触する。このため、バスバーが不要なジョイントコネクタを実現することができる。
従って、小型化と製造コストの低減とを図ることが可能なジョイントコネクタを提供することができる。
本発明の実施形態に係るジョイントコネクタのハウジングを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るジョイントコネクタを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るハウジングをワイヤーハーネスに固定した場合を示す平面である。 本発明の実施形態に係る圧着端子を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る圧着端子同士の接続を示す断面図である。 従来におけるジョイントコネクタを示す図である。
以下、本発明の実施形態に係るジョイントコネクタ及びハウジングについて図面を参照して説明する。はじめに、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態に係るジョイントコネクタ及びハウジングについて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るジョイントコネクタのハウジングを示す斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係るジョイントコネクタを示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るハウジングは、他の圧着端子と電気的に接続する圧着端子が挿入される端子収容室を、間隔をおいて複数形成したジョイントコネクタのハウジングである。
図1及び図2に示すように、ジョイントコネクタ1は、樹脂製で成形されたハウジング11と、圧着端子21(図2参照)とから略構成されている。
ハウジング11は、電線41を圧着した圧着端子21がそれぞれ挿入される複数の各端子収容室12と、圧着端子21の挿入方向Xと直交する幅方向Y(図2参照)において隣り合う二つの端子収容室12間を仕切る仕切り壁13とから略構成されている。
端子収容室12は、圧着端子21の挿入方向Xと直交する幅方向Y(図2参照)に間隔をおいて複数形成されている。また、各端子収容室12は、圧着端子21の挿入方向X及び幅方向Yに直交する高さ方向Z(図2参照)に位置をずらして階段状14(図1参照)に配置されている。
仕切り壁13には、圧着端子21の挿入口15から挿入方向X(図2参照)に沿ってスリット16が形成されている。このスリット16には、仕切り壁13により仕切られる二つの端子収容室にそれぞれ挿入した二つの圧着端子21の、互いに接触する端子係合部22(後述する図4参照)が位置する。
このようにして、隣り合う二つの端子収容室12間を仕切る仕切り壁13にスリット16が形成されているため、二つの端子収容室12にそれぞれ挿入した二つの圧着端子21を直接接続することができる。
また、バスバーを使用することなく二つの圧着端子同士を直接接続することができるため、ハウジング11にバスバーを取付けるためのスペースを確保する必要がなく、ハウジング11及びジョイントコネクタ1の小型化を図ることができる。
さらに、バスバーを介することなく二つの圧着端子同士を直接接続することができるため、ハウジング11にバスバーを取付けるための構成部品点数を減らすことにより、構成部品を管理する工程を低減して、製造コストを低くすることができる。
従って、小型化と製造コストの低減とを図ることができるハウジング及びジョイントコネクタ1を提供することができる。
次に、図3を参照して、本発明の実施形態に係るハウジングの外周面の形状について詳細に説明する。図3は、本発明の実施形態に係るハウジングをワイヤーハーネスに固定した場合を示す平面図である。
上述したように、各端子収容室12は、圧着端子21の挿入方向X及び幅方向Yに直交する高さ方向Zに位置をずらして階段状14に配置されている。そして、図3に示すように、ハウジング11の外周面17には、各端子収容室12の階段状14の段差に対応する段差部18が形成されている。
ハウジング11の外周面17に階段状14の段差に対応する段差部18を形成することにより、ジョイントコネクタ1(図2参照)をワイヤーハーネス42の幹線に固定する際、ハウジング11の段差部18にワイヤーハーネス42を当接することが可能である。
このように、段差部18にワイヤーハーネス42を当接することができるため、段差部18が形成されていないハウジング及びジョイントコネクタと比較して、ワイヤーハーネス42の接触面積及び摩擦力を増大させることができる。
また、ジョイントコネクタ1(図2参照)をワイヤーハーネス42の幹線にテープ等で固定する際の密着力を向上させて、ワイヤーハーネス42も幹線の周方向におけるジョイントコネクタ1の摺動を抑制することができる。
次に、図4を参照して、本発明の実施形態に係る圧着端子について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る圧着端子を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る圧着端子は、上述したハウジング11の各端子収容室12(図1から図3参照)にそれぞれ挿入される圧着端子である。
図4に示すように、圧着端子21は、他の圧着端子を接触する端子係合部22と、電線41(図2参照)の導体を圧着して加締める導体加締部23と、電線41の被覆を加締める被覆加締部24とから略構成されている。
端子係合部22には、各端子収容室12への挿入方向Xに直交する幅方向Y(図2参照)の一端25に第1の係合部26が形成され、他端27に第1の係合部26と係合可能な第2の係合部28が形成されている。第1の係合部26及び第2の係合部28の詳細については後述する。
端子係合部22の先端には、箱部29が形成されている。このため、各端子収容室12(図1から図3参照)に圧着端子21を挿入した際、端子収容室12の内壁に箱部29が当接して圧着端子21の移動(挿入方向X及び幅方向Yへ直交する方向(図2参照)への移動)が規制される。
また、端子係合部22の一端25には、各端子収容室12への挿入方向X(図2参照)の下方に折り曲げられた折曲部30が形成され、他端27にはビード31が形成されている。このため、挿入方向Xに直交する方向の圧力に対して強度を確保することができる。
導体加締部23及び被覆加締部24には、電線41(図2参照)の芯線を位置付ける底壁32、33と、この底壁32、33から曲げ加工することにより立設した加締片34、35とが形成されている。
そして、この加締片34、35を折り曲げて、底壁32、33に位置付けた電線41を包みこむように加締めて固定する(図2参照)。
また、圧着端子21は、導電性を有する一枚の金属製板を曲げ加工することにより形成されている。そのため、加締片34、35の曲げ加工時に、端子係合部22(第1の係合部26、第2の係合部28、箱部29等)を同時に形成することができる。
次に、図5を参照して、端子係合部に形成された第1の係合部及び第2の係合部について詳細に説明する。図5は、本発明の実施形態に係る圧着端子同士の接続を示す断面図である。
本発明の実施形態に係る圧着端子は、第1の係合部が、他の圧着端子に形成された第2の係合部と係合することで二つの圧着端子同士が電気的に接続される。
図5に示すように、第1の係合部26は、他の圧着端子に形成された第2の係合部28を挟持することで電気的接続を得る雌型(一対の弾性片型)に形成されている。
また、第2の係合部28は、他の圧着端子の第1の係合部26により挟持されることで電気的接続を得る雄型(板状型)に形成されている。
このため、図5に示すように、第1の係合部26が、他の圧着端子に形成された第2の係合部28を弾性的に挟持することにより、第1の係合部26が、他の圧着端子の第2の係合部28と係合する。また、第2の係合部28は、他の圧着端子に形成された第1の係合部26により弾性的に挟持される。これにより、二つの圧着端子同士が電気的に接続される。
そして、上述したように形成された圧着端子21を、隣り合う二つの端子収容室12にそれぞれ挿入すると、それら二つの圧着端子21に形成した第1の係合部26と第2の係合部28がスリット16に配置されて互いに接触する(図2参照)。このため、バスバーが不要なジョイントコネクタ1を実現することができる。
このように、圧着端子21の端子係合部22は、一端25側に雌端子として機能する第1の係合部26が形成され、他端27側に雄端子として機能する第2の係合部28が形成されている(図4参照)。
このため、バスバーを使用しなくとも二つの圧着端子同士を電気的に確実に接続することができ、また、何極でも連続して圧着端子21を接続することが可能となる。
また、第1の係合部26が弾性を有して他の圧着端子の第2の係合部28を挟持するため、第1の係合部26が第2の係合部28を確実に挟持することができ、ジョイントコネクタ1(図2参照)の製造に対して歩留まりの割合を大幅に向上することができる。
上述した圧着端子21は、第1の係合部26の高さAと第2の係合部28の高さBとは、同じ高さに形成されている(図4参照)。
このため、圧着端子同士を接続すると、圧着端子21の各端子収容室12への挿入方向X及び幅方向Yに直交する高さ方向Z(図2参照)に位置をずらして接続される。つまり、接続された圧着端子21の第2の係合部28の下面が、それぞれ高さ方向にずれて接続される(図5の直線O参照)。
このため、階段状14に配置されている各端子収容室12(図1から図3参照)に、複数の圧着端子21を挿入して、圧着端子同士を電気的に接続することができる。
また、上述したように、圧着端子21は、各端子収容室12(図1から図3参照)への挿入方向Xに直交する幅方向Y(図2参照)の一端25に第1の係合部26が形成され、他端27に第2の係合部28が形成されている。このため、圧着端子21を挿入口15から各端子収容室12に挿入することにより、圧着端子同士を直接接続することができる。
さらに、第1の係合部26が、他の圧着端子の第2の係合部28に係合した状態でも端子収容室12に挿入することが可能である。
このようにして、上述した圧着端子21によれば、一端に第1の係合部26が形成され、他端に第1の係合部26と係合可能な第2の係合部28が形成されている。このため、第1の係合部26が他の圧着端子の第2の係合部28を係合することにより、バスバーを使用することなく二つの圧着端子同士を直接接続することができる。
また、バスバーを使用することなく二つの圧着端子同士を直接接続することができるため、ハウジング11にバスバーを取付けるためのスペースを確保する必要がなく、ジョイントコネクタ1の小型化を図ることができる。
さらに、バスバーを介することなく二つの圧着端子同士を直接接続することができるため、ハウジング11にバスバーを取付けるための構成部品点数を減らすことにより、構成部品を管理する工程を低減して、製造コストを低くすることができる。
このようにして、本発明の実施形態に係るハウジング11は、圧着端子21が挿入される端子収容室12を圧着端子21の挿入方向Xと直交する幅方向Yに間隔をおいて複数形成したジョイントコネクタ1のハウジング11であって、幅方向Yにおいて隣り合う二つの端子収容室12間を仕切る仕切り壁13に、圧着端子21の挿入口15から挿入方向Xに沿ってスリット16が形成されており、スリット16は、仕切り壁13により仕切られる二つの端子収容室12にそれぞれ挿入した二つの圧着端子21の、互いに接触する端子係合部22が位置するように構成されている。
また、本発明の実施形態に係るハウジング11は、各端子収容室12は、挿入方向X及び幅方向Yに直交する高さ方向Zに位置をずらして階段状14に配置されており、各端子収容室12の階段状14の段差に対応する段差部18が外周面17に形成されている。
さらに、本発明の実施形態に係るジョイントコネクタ1は、ハウジング11の各端子収容室12にそれぞれ挿入される複数の圧着端子21とを備えるジョイントコネクタ1であって、各圧着端子21は、幅方向Yの一端25に第1の係合部26が形成され、他端27に第1の係合部26と係合可能な第2の係合部28が形成されており、隣り合う二つの端子収容室12にそれぞれ挿入した二つの圧着端子21に形成した第1の係合部26と第2の係合部28がスリット16に配置されて互いに接触する。
そして、本発明の実施形態に係るハウジング11によれば、隣り合う二つの端子収容室12間を仕切る仕切り壁13にスリット16が形成されているため、二つの端子収容室12にそれぞれ挿入した二つの圧着端子21を直接接続することができる。
また、バスバーを使用することなく二つの圧着端子同士を直接接続することができるため、ハウジング11にバスバーを取付けるためのスペースを確保する必要がなく、ハウジング11の小型化を図ることができる。
さらに、バスバーを介することなく二つの圧着端子同士を直接接続することができるため、ハウジング11にバスバーを取付けるための構成部品点数を減らすことにより、構成部品を管理する工程を低減して、製造コストを低くすることができる。
従って、小型化と製造コストの低減とを図ることができるハウジング11を提供することができる。
また、本発明の実施形態に係るハウジング11によれば、外周面17に、階段状14に配置された各端子収容室12の段差に対応して段差部18が形成されているため、外周面17に電線を固定する際に密着力を向上することができる。
さらに、本発明の実施形態に係るジョイントコネクタ1によれば、スリット16には、隣り合う二つの端子収容室12にそれぞれ挿入した二つの圧着端子21に形成した第1の係合部26と第2の係合部28が配置され、圧着端子同士が互いに接触する。このため、バスバーが不要なジョイントコネクタ1を実現することができる。
従って、小型化と製造コストの低減とを図ることができるジョイントコネクタ1を提供することができる。
以上、本発明のハウジング及びジョイントコネクタを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、本発明に係る圧着端子の第1の係合部は、上述した本発明の実施形態に示した圧着端子21の第1の係合部26の形状に限定されず、ハウジング11のスリット16において、第2の係合部28と接続する形態であれば適宜変更が可能である。
本発明は、ハウジング及びジョイントコネクタの小型化を図り、また、構成部品を少なくして製造コストの低減を図る上で極めて有用である。
1 ジョイントコネクタ
11 ハウジング
12 端子収容室
13 仕切り壁
14 階段状
15 挿入口
16 スリット
17 外周面
18 段差部
21 圧着端子
22 端子係合部
23 導体加締部
24 被覆加締部
26 第1の係合部
28 第2の係合部
41 電線
42 ワイヤーハーネス

Claims (3)

  1. 圧着端子が挿入される端子収容室を前記圧着端子の挿入方向と直交する幅方向に間隔をおいて複数形成したジョイントコネクタのハウジングであって、
    前記幅方向において隣り合う二つの端子収容室間を仕切る仕切り壁に、前記圧着端子の挿入口から前記挿入方向に沿ってスリットが形成されており、
    前記スリットは、前記仕切り壁により仕切られる二つの端子収容室にそれぞれ挿入した二つの圧着端子の、互いに接触する端子係合部が位置するように構成されており、
    前記各端子収容室は、前記挿入方向及び前記幅方向に直交する高さ方向に位置をずらして階段状に配置されており、前記各端子収容室の階段状の段差に対応する段差部が外周面に形成されている
    ことを特徴とするハウジング。
  2. 請求項1に記載のハウジングであって、
    前記二つの圧着端子の互いに接触する端子係合部は、一方の圧着端子の端子係合部を他方の圧着端子の端子係合部が挟持することで互いに係合することを特徴とするハウジング。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のハウジングと、該ハウジングの各端子収容室にそれぞれ挿入される複数の圧着端子とを備えるジョイントコネクタであって、
    前記各圧着端子は、前記幅方向の一端に第1の係合部が形成され、他端に前記第1の係合部と係合可能な第2の係合部が形成されており、隣り合う二つの端子収容室にそれぞれ挿入した二つの圧着端子に形成した前記第1の係合部と前記第2の係合部が前記スリットに配置されて互いに接触する
    ことを特徴とするジョイントコネクタ。
JP2011083497A 2011-04-05 2011-04-05 ハウジング及びジョイントコネクタ Expired - Fee Related JP5823718B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011083497A JP5823718B2 (ja) 2011-04-05 2011-04-05 ハウジング及びジョイントコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011083497A JP5823718B2 (ja) 2011-04-05 2011-04-05 ハウジング及びジョイントコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012221616A JP2012221616A (ja) 2012-11-12
JP5823718B2 true JP5823718B2 (ja) 2015-11-25

Family

ID=47272937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011083497A Expired - Fee Related JP5823718B2 (ja) 2011-04-05 2011-04-05 ハウジング及びジョイントコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5823718B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH029512Y2 (ja) * 1984-10-12 1990-03-08
JPH1154230A (ja) * 1997-08-06 1999-02-26 Sumitomo Wiring Syst Ltd 導通コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012221616A (ja) 2012-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8550853B2 (en) Electrical connector
US9161463B2 (en) Electronic component
JP6031322B2 (ja) リレーモジュール及び電気接続箱
WO2014030626A1 (ja) 電子部品、電子部品と端子金具との接続構造、電子部品を有する電気接続箱
JP5997279B2 (ja) 電子部品組立体と端子金具との接続構造、電子部品組立体を有する電気接続箱
US20130323955A1 (en) Connector terminal and card edge type connector including this connector terminal
US20190245293A1 (en) Terminal module and connector
JP5758677B2 (ja) 圧着端子及びジョイントコネクタ
CN104285338A (zh) 压接端子、电线连接结构以及电接线盒
JP5718136B2 (ja) ジョイントコネクタ
US11031724B2 (en) Stacked connector and wire harness
JP5823718B2 (ja) ハウジング及びジョイントコネクタ
JP5582643B2 (ja) 端子及びジョイントコネクタ
JP6431277B2 (ja) コネクタ
JP2015156396A (ja) 圧着端子及びジョイントコネクタ
JP5911896B2 (ja) ジョイントコネクタの接続構造及び端子付きジョイントコネクタの製造方法
JP6190716B2 (ja) ジョイントコネクタ
JP5949647B2 (ja) 電線スプライス具及びワイヤハーネス
JP6435850B2 (ja) 電気コネクタ
JP5566730B2 (ja) 圧接コネクタ及びワイヤハーネスの製造方法
JP2021153009A (ja) コネクタ、およびコネクタ付きケーブル
JP4314588B2 (ja) 同軸ケーブル接続体およびその製造方法
JP2007220515A (ja) コネクタ及び該コネクタを積層形成した配線盤
JP2017010744A (ja) 接続端子
JP2019047601A (ja) 電気配線ユニット、電気接続箱及びワイヤハーネス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150609

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150722

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151008

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5823718

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees