JPS607019Y2 - 雌型電気接続子 - Google Patents
雌型電気接続子Info
- Publication number
- JPS607019Y2 JPS607019Y2 JP1982134188U JP13418882U JPS607019Y2 JP S607019 Y2 JPS607019 Y2 JP S607019Y2 JP 1982134188 U JP1982134188 U JP 1982134188U JP 13418882 U JP13418882 U JP 13418882U JP S607019 Y2 JPS607019 Y2 JP S607019Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom wall
- electrical connector
- elastic piece
- piece
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコネクタハウジングに収納される雌型電気接続
子に関するものである。
子に関するものである。
従来、この種の雌型電気接続子には第１図に示すような
ものがある。
ものがある。
すなわち、底壁１の両側部を上方に折曲成形した電線の
絶縁被覆圧着片２及び導線圧着片３に続いて、底壁１の
両側部を上方に折曲成形した窓孔４ａを有する側壁４と
、該側壁４の先端部を互に内方へ折曲成形した上壁５と
、底壁１の延長先端部（巾狭）をＵ字状又はＶ字状に折
り返し成形して上記側壁４及び上壁５内に臨み、上記窓
孔４ａに係合する側方突起６ｂを有する弾性片６とから
戒る相手側雄型電気接続子（図示しない）との接続部を
一体に成形しているものであるが、上記弾性片６の折り
返し部６ａ（付は根部）の曲率半径又は折り返し角度が
小さいため、雄型電気接続子の挿脱に伴う応力集中によ
り折り返し部６ａの破断を招き、側方突起６ｂと窓孔４
ａとの係合で弾性片６が該電気接続子から離脱するとい
う危険は防止しうるものの、雄型電気接続子との所期の
接触圧をうろことができなくなると共に、弾性片６がプ
レス加工による成形のため、材料自体の応力ひずみに基
づく雄型電気接続子との接触不良を来たす欠点をみるこ
とがしばしばあった。
絶縁被覆圧着片２及び導線圧着片３に続いて、底壁１の
両側部を上方に折曲成形した窓孔４ａを有する側壁４と
、該側壁４の先端部を互に内方へ折曲成形した上壁５と
、底壁１の延長先端部（巾狭）をＵ字状又はＶ字状に折
り返し成形して上記側壁４及び上壁５内に臨み、上記窓
孔４ａに係合する側方突起６ｂを有する弾性片６とから
戒る相手側雄型電気接続子（図示しない）との接続部を
一体に成形しているものであるが、上記弾性片６の折り
返し部６ａ（付は根部）の曲率半径又は折り返し角度が
小さいため、雄型電気接続子の挿脱に伴う応力集中によ
り折り返し部６ａの破断を招き、側方突起６ｂと窓孔４
ａとの係合で弾性片６が該電気接続子から離脱するとい
う危険は防止しうるものの、雄型電気接続子との所期の
接触圧をうろことができなくなると共に、弾性片６がプ
レス加工による成形のため、材料自体の応力ひずみに基
づく雄型電気接続子との接触不良を来たす欠点をみるこ
とがしばしばあった。
本考案は上記欠点に鑑み、弾性片の折り返し部に破断が
生じても、弾性片自身を始期の状態に保持し、雄型電気
接続子との接触圧の低下を来たさない雄型電気接続子を
提供することを目的とするものである。
生じても、弾性片自身を始期の状態に保持し、雄型電気
接続子との接触圧の低下を来たさない雄型電気接続子を
提供することを目的とするものである。
次に、本考案を図面に示す一実施列により説明する。
第２図の斜視図及び同図Ｘ−Ｘ線断面の第３図に示すよ
うに、底壁７の両側部を上方に折曲成形した電線の絶縁
被覆圧着片８及び導線圧着片９に続いて、底壁７の両側
部を上方に折曲成形した側壁１０と、該側壁１０の先端
部を互に内方に折曲成形した上壁１１と、底壁７の延長
先端部（巾狭）を折り返して上記側壁１０及び上壁１１
内に挿入した弾性片１２とから成る雄型電気接続子（図
示しない）とのほぼ箱状の接続部を一体成形した点は第
１図の従来例とほぼ同一であるが、本考案の主要な構成
は次の点にある。
うに、底壁７の両側部を上方に折曲成形した電線の絶縁
被覆圧着片８及び導線圧着片９に続いて、底壁７の両側
部を上方に折曲成形した側壁１０と、該側壁１０の先端
部を互に内方に折曲成形した上壁１１と、底壁７の延長
先端部（巾狭）を折り返して上記側壁１０及び上壁１１
内に挿入した弾性片１２とから成る雄型電気接続子（図
示しない）とのほぼ箱状の接続部を一体成形した点は第
１図の従来例とほぼ同一であるが、本考案の主要な構成
は次の点にある。
すなわち、
（１）弾性片１２は、底壁７に接する如＜１８０°に折
り返された一対の折り返し部１２ａを有すること。
り返された一対の折り返し部１２ａを有すること。
（２）上記一対の折り返し部１２ａ間には、第１のスト
ッパー片１３が底壁７より垂直に切起し成形されている
こと。
ッパー片１３が底壁７より垂直に切起し成形されている
こと。
（３）上記弾性片１２は、山形に成形され、その頂部１
２ｂと上記上壁１１との対向間隔ｌを雄型電気接続子ブ
レードの厚さより少許小さく設定し、自由端には底壁７
面への摺動部１２ｃが成形されていること。
２ｂと上記上壁１１との対向間隔ｌを雄型電気接続子ブ
レードの厚さより少許小さく設定し、自由端には底壁７
面への摺動部１２ｃが成形されていること。
（４）上記摺動部１２ｃの後方（雄型電気接続子の挿入
により、弾性片１２の摺動部１２ｃが伸びる方向）に対
向して第２のストッパー片１４が底壁７より垂直に切起
し成形されていること。
により、弾性片１２の摺動部１２ｃが伸びる方向）に対
向して第２のストッパー片１４が底壁７より垂直に切起
し成形されていること。
以上の構成より成る本考案の雄型電気接続子は、雄型電
気接続子ブレードの挿入に際しては弾性片１２の山形頂
部１２ｂの下方への変位に伴い、摺動部１２ｃが右方ヘ
スライドして（折り返し部１２ａは第１ストッパー片１
３に係止されている）上記ブレードの挿入を許容し、摺
動部１２Ｃが第２ストッパー片１４に当接することによ
り頂部１２ｂを上記ブレードに押圧して、所期の接触圧
力をもって完全な接続を行うものである。
気接続子ブレードの挿入に際しては弾性片１２の山形頂
部１２ｂの下方への変位に伴い、摺動部１２ｃが右方ヘ
スライドして（折り返し部１２ａは第１ストッパー片１
３に係止されている）上記ブレードの挿入を許容し、摺
動部１２Ｃが第２ストッパー片１４に当接することによ
り頂部１２ｂを上記ブレードに押圧して、所期の接触圧
力をもって完全な接続を行うものである。
そして、上記の如く弾性片１２の折り返し部１２ａが応
力集中により破断することがあっても、弾性片１２は前
後方向の移動を第１．第２の両ストッパー片１３．１４
により阻止され、上下方向の移動を底壁７と上壁１１に
より阻止され、また左右方向の移動を側壁１０と第１ス
トッパー片１３により阻止されて箱状の接続部内に保持
されて、脱離することがない。
力集中により破断することがあっても、弾性片１２は前
後方向の移動を第１．第２の両ストッパー片１３．１４
により阻止され、上下方向の移動を底壁７と上壁１１に
より阻止され、また左右方向の移動を側壁１０と第１ス
トッパー片１３により阻止されて箱状の接続部内に保持
されて、脱離することがない。
また、雄型電気接続子ブレードの挿入があっても、山形
弾性片１２の両端は第１、第２の両ストッパー片１３．
１４によって挿入の逃げ及び挿入完了の際の接触圧力の
付与機能を失うことがないので、接続の信頼性を向上す
ることができる。
弾性片１２の両端は第１、第２の両ストッパー片１３．
１４によって挿入の逃げ及び挿入完了の際の接触圧力の
付与機能を失うことがないので、接続の信頼性を向上す
ることができる。
以上のように、本考案の弾性片は、その一端を底壁に接
する如＜１８０°に折り返され、中間を山形に成形され
、かつ自由端部を底壁面への摺動部として成形され、上
記折り返し部に第１ストッパー片及び上記摺動部に対向
して第２ストッパー片を夫々底壁より切起し成形すると
いう簡単な構成をもって、弾性片の折り返し部に応力集
中による破断が生じても、接続子から離脱することなく
初期の状態に保持されて雄型電気接続子ブレードに対し
ても所期の接触圧力をもって接続することができるもの
であり、またプレス加工の応力ひずみに基づく弾性力の
低下を防止すると共に弾性片は箱状の接続部内に挿入さ
れているので外力から保護される等の効果を有するもの
である。
する如＜１８０°に折り返され、中間を山形に成形され
、かつ自由端部を底壁面への摺動部として成形され、上
記折り返し部に第１ストッパー片及び上記摺動部に対向
して第２ストッパー片を夫々底壁より切起し成形すると
いう簡単な構成をもって、弾性片の折り返し部に応力集
中による破断が生じても、接続子から離脱することなく
初期の状態に保持されて雄型電気接続子ブレードに対し
ても所期の接触圧力をもって接続することができるもの
であり、またプレス加工の応力ひずみに基づく弾性力の
低下を防止すると共に弾性片は箱状の接続部内に挿入さ
れているので外力から保護される等の効果を有するもの
である。
第１図は従来の雌型電気接続子の斜視図、第２図は本考
案に係る雌型電気接続子の斜視図、第３図は第２図のＸ
−Ｘ線断面図である １２・・・・・・弾性片、１２ａ・・・・・・折り返し
部、１２ｂ・・・・・・頂部、１２ｃ・・・・・・摺動
部、１３・・曲第１ストッパー片、１４・・・・・・第
２ストッパー片。
案に係る雌型電気接続子の斜視図、第３図は第２図のＸ
−Ｘ線断面図である １２・・・・・・弾性片、１２ａ・・・・・・折り返し
部、１２ｂ・・・・・・頂部、１２ｃ・・・・・・摺動
部、１３・・曲第１ストッパー片、１４・・・・・・第
２ストッパー片。
Claims (1)
- 相手側雄型電気接続子との接続部が、底壁及び一対の各
側壁、土壁より成形されたほぼ箱状部と、底壁の延長先
端部を折り返し上記箱状部内に挿入された弾性片とから
戒り、上記弾性片は底壁に接する如＜１８０°に折り返
された一対の折り返し部を備えると共に上記上壁に対向
して山形に成形され、上記一対の折り返し部間に底壁よ
り切起し成形した第１ストッパー片を、また上記弾性片
の自由端摺動部に対向して底壁より切起し成形した第２
ストッパー片を夫々設けたことを特徴とする雌型電気接
続子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982134188U JPS607019Y2 (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 雌型電気接続子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982134188U JPS607019Y2 (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 雌型電気接続子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5939876U JPS5939876U (ja) | 1984-03-14 |
| JPS607019Y2 true JPS607019Y2 (ja) | 1985-03-07 |
Family
ID=30302436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982134188U Expired JPS607019Y2 (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 雌型電気接続子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607019Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5702272A (en) * | 1993-01-10 | 1997-12-30 | Ryosei Electro-Circuit Systems, Ltd. | Connecting terminal and method or manufacturing the same |
| JP2020068176A (ja) * | 2018-10-26 | 2020-04-30 | 矢崎総業株式会社 | 超音波接続構造体及び超音波接続方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS438585Y1 (ja) * | 1965-07-15 | 1968-04-16 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS474666U (ja) * | 1971-02-09 | 1972-09-12 |
-
1982
- 1982-09-06 JP JP1982134188U patent/JPS607019Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS438585Y1 (ja) * | 1965-07-15 | 1968-04-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5939876U (ja) | 1984-03-14 |
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