JPH0286920A - 内燃機関の吸気制御装置 - Google Patents

内燃機関の吸気制御装置

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JPH0286920A
JPH0286920A JP63237437A JP23743788A JPH0286920A JP H0286920 A JPH0286920 A JP H0286920A JP 63237437 A JP63237437 A JP 63237437A JP 23743788 A JP23743788 A JP 23743788A JP H0286920 A JPH0286920 A JP H0286920A
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JP
Japan
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intake
internal combustion
combustion engine
intake control
valve
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Application number
JP63237437A
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English (en)
Inventor
Yurio Nomura
由利夫 野村
Hideki Obayashi
秀樹 大林
Toshikazu Ina
伊奈 敏和
Tokio Kohama
時男 小浜
Shigeo Nomura
重夫 野村
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Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0286920A publication Critical patent/JPH0286920A/ja
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B29/00Engines characterised by provision for charging or scavenging not provided for in groups F02B25/00, F02B27/00 or F02B33/00 - F02B39/00; Details thereof
    • F02B29/08Modifying distribution valve timing for charging purposes
    • F02B29/083Cyclically operated valves disposed upstream of the cylinder intake valve, controlled by external means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、内燃機関の気筒の吸気弁とは別体に各気筒に
連通ずる吸気通路毎に配設されている吸気制御弁の開閉
に有効な吸気制御装置に関する。
[従来の技術] 従来より、吸気通路毎に前記のような吸気制御弁を設け
ることで、内燃機関の吸気通路での吸気の逆流を防止す
るといったことが考えられている。
つまり、内燃機関の吸気行程開始時には、バルブオーバ
ラップここよって気筒内や排気通路内の既燃ガスが吸気
通路へ逆流して吸気の充填効率が低下したり、吸気弁の
開弁期間後半に生ずる逆流により充填効率が低下したり
することがあった。そこで、吸気制御弁を用いて吸気の
逆流を阻止し、吸気の充填効率を向上して内燃機関のト
ルクアップ、燃費向上を図ることが考えられているので
ある。
こうした吸気制御弁の開閉を切り換えるものとして、内
燃機関の回転運動に連動するカムし乙より吸気制御弁を
開閉する内燃機関(特開昭55−148932号)が提
案されている。この吸気制御弁は、調整機構により内燃
機関の回転速度に応じて開閉タイミングを前後にずらす
ことが可能となっている。この調整機構は次の理由tこ
より備えられたものである。
即ち、吸気の逆流阻止タイミングは、音速で進圧力波の
往復時間に依存するため、内燃機関の回転に連動した開
閉では低回転において閉弁のタイミングが遅れてしまう
。この遅れを補正し適切な逆流阻止をするためである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、閉弁タイミングは機械的に補正可能であ
っても、内燃機関の回転運動に連動する構成では、吸気
制御弁の開口面積の変化も内燃機関の回転挙動tこ依存
しており、この点の不都合は解決されていない。
次にこの不都合について説明する。第15図に4気筒内
燃機関と連動する、各気筒毎の吸気制御弁及び吸気弁の
開閉タイミングチャートを示す。
ここで実線が内燃機関高回転時の吸気制御弁Cvの開口
面積変化を、点線が内燃機関低回転時の吸気制御弁Cv
の開口面積変化を、1点鎖線が吸気弁Ivの開口面積変
化を表している。
内燃機関の高回転域では、吸気弁Ivの閉タイミングは
最適にマツチングされているので、吸気制御弁Cvは吸
気絞りとならない様に開・閉すれば良い。従ってCvl
でしめすように、吸気制御弁Cvと吸気弁Ivとは開口
面積変化のパターンがほぼ一致している。即ち、吸気の
逆流は問題ないのである。また、パターンが一致してい
ることから、吸気制御弁Cvの吸気絞りも問題がない。
しかし、低回転域では、逆流のタイミング自体は変化し
ないのであるが、内燃機関の吸気弁Ivの動きが低速し
乙なり遅れる。このため、Cv2で示すように、吸気制
御弁Cvのパターンを吸気弁Ivのパターンよりも進角
側にずらさなくては逆流が阻止できない。そこで、調整
機構が働いて進角側に吸気制御弁Cvの開口面積パター
ンをずらしている。このことにより、内燃機関が低回転
であっても、逆流により気筒側の吸気が排出する直前の
タイミングで吸気制御弁Cvを全閉とてき、充填効率低
下を防止することができるのである。
ところが、吸気制御弁Cvの逆流防止のための全閉タイ
ミングはこれでよいのであるが、区間Taでは、吸気弁
Ivより吸気制御弁Cvの開口面積の方が小さく、逆に
気筒側への吸気絞りとなるという不都合が生じてしまっ
た。このことにより逆流阻止によるトルクの向上、燃費
の向上といったメリットが半減されてしまったのである
このような不都合は、内燃機関との連動機構を用いてい
る限り、避は得ないものであった。
&肌工1惑 本発明は、前記問題点に鑑みてなされたもので、逆流防
止の好適なタイミングで閉弁が可能であると共に、吸気
自体にとっても紋りとならない吸気制御装置を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] かかる目的を達成するために、前記課題を解決するため
の手段として、本発明は以下に示す構成をとった。
即ち、本発明の要旨とするところは、第1図りこ例示す
るごとく、 内燃機関M1の気筒M2jこ連通する吸気通路M33こ
配設され、吸気通路M3を開閉可能な吸気制御弁M4と
、 この吸気制御弁M4を上記内燃機関M1の回転とは独立
に開閉駆動する駆動手段M5と、内燃機関M1の回転位
置検出手段M6と、内燃機関M1の回転速度検出手段M
7と、上記回転位置検出手段M6にて検出された内燃機
関M1の回転位置データと、上記回転速度検出手段M7
tZて検出された内燃機関M1の回転速度データと3こ
基づいて、吸気弁M8の開弁期間後半に生ずる吸気の逆
流を阻止するタイミングを設定し、このタイミングで、
上記駆動手段M5にて吸気制御弁M4を閉駆動させる駆
動制御手段M9と、を備えたことを特撮とする内燃機関
の吸気制御装置にある。
[作用] 本発明の駆動手段M5は内燃機関M1の回転とは独立で
あって、連動していないため、駆動制御手段M9にて吸
気制御弁M4の閉駆動を、内燃機関の回転速度に拘束さ
れず、自由なタイミングで実行できる。したがって、当
然、内燃機関M1の回転位置と回転速度とから吸気弁M
8の開弁期間後半に生ずる逆流の発生タイミングを決定
し、それに応じて閉弁駆動すれは、逆流防止のタイミン
グで閉弁することが可能である。
更に、吸気制御弁M4の閉弁速度が、吸気弁M8の閉弁
時の間口面積変化に対して任意に設定でき、特に−層高
速しこさせることができ、かつ不連続にも制御できる。
即ち、開弁状態や閉弁状態で再度駆動が必要となるまで
停止しておくこともできる。従って、逆流防止のタイミ
ングに至った場合、開弁状態の吸気制御弁M4を急峻に
閉弁させる乙とが出来るので、内燃機関M1の低回転時
にも急峻な変化をさせて、吸気の絞りとならないように
、吸気制御弁M4を駆動させることが出来る。
[実施例コ 次に、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。本発明の第1実施例である吸気制御装置が搭載
されている内燃機関のシステム構成を第2図に示す。
同図に示すようここ、本システムは、主に4気筒内燃機
関1、この内燃機関1の吸気系1atZ配設された吸気
制御部3、およびこれらを制御する電子制御装置(以下
、単にECUとも呼ぶ。)4から構成されている。この
吸気制御部3.電子制御装置4.後述するクランク角セ
ンサ及び回転速度センサが吸気制御装置に該当する。
内燃機関1は、4個の気筒5. 6. 7. 8を備え
、各気筒5〜8には、高速適合カムにより内燃機関1の
回転に連動して開閉される吸気弁9,10.11.12
が配設され、さらに、排気弁13゜14.15.16も
設けられている。吸気系la内で分岐して各気筒5〜8
に連通する吸気ボート17.1B、19.20には、各
々吸気制御弁21.22.23.24が配設され、これ
らの吸気制御弁21〜24は、−本の駆動軸25で一体
に連結され、アクチュエータ27により開閉駆動される
。ここで、吸気制御弁21〜24は、吸気弁9〜12の
開閉とは独立して、ECU4のアクチュエータ制御によ
り、後述するごとく開閉駆動される。
内燃機関1には、検出器として、各気筒5〜8の図示し
ないピストンが上死点(TDC)に位置するときにパル
ス信号を出力するクランク角センサ29a、所定のクラ
ンク角毎にパルス信号を出力する回転速度センサ(回転
角センサも兼ねる)29bおよび内燃機関1のノッキン
グ発生を検出するノックセンサ29cを備える。
前記各センサの信号はECU4に人力され、この人力デ
ータ及びその他必要なデータを用いてECO2は吸気制
御弁21〜24を制御する。
ECU4はCPU4a、ROM4b、RAM4Cを中心
に論理演算回路として構成され、コモンバス4dを介し
て人出力部4eに接続されて、外部との人出力を行なう
。前記各センサ29a〜29cの検出信号は、人出力部
4eからCPU4aに人力される。一方、CPU4aは
、人出力部4eを介して、アクチュエータ27に制御信
号を出力する。
次に、吸気制御弁21およびアクチュエータ27の一例
を以下に説明する。
第3図に示すように、吸気制御弁21〜24は、■吸気
ボート17〜20内に、吸気ボート17〜20の吸気流
れ方向に対して垂直に設けられ一部が断面半円形に切り
欠かれた駆動軸25と、■その駆動軸25を軸支する軸
受33と、■この軸受33の間の駆動軸切り欠き部分に
ボルト37.39で固定されて吸気ボート17〜20内
でその駆動軸25を軸として回転可能な円盤状の可動板
41.42,43.44と、から構成される装置この可
動板41,43,44.42は、第1゜3. 4. 2
気筒の順に、90’ずつ位相をずらして配置しである。
即ち、可動板41.44同士は板面が平行に配置され、
可動板42.43同士も板面が平行に配置されるととも
に、可動板41゜44と可動板42.43とは直角に配
置されている。
なお、第3図のA−A線拡大断面図である第5図に示す
ように、吸気ボート17〜2o内には、その内径よりも
大きな径の球状凹部47が設けられている。可動板41
〜44は、この球状凹部47部分に回転可能に配置され
ている。従って球状凹部47の直径は可動板41〜44
の直径より、わずかに大きく(例えは数U〜数百μ大き
く)形成されている。
一方、アクチュエータ27は、第3図のB−B線拡大断
面図である第4図に示すように、いわゆるPM型のステ
ッピングモータの変形として形成され、外装としてケー
シング27aが用意され、このケーシング27a内には
、前記駆動軸25に連結されるシャツ)27bと、シャ
フト27bの回りに固設されて2極に磁化された永久磁
石27Cとを有し、さらにケーシング27aの内壁には
、2相4極のコイル51,52,53.54が永久磁石
27cを囲むように配設されている。詳しくは、−相の
コイル51.52は吸気ボート17の吸気の流れ方向に
、また、他の相のコイル53゜54はそのコイル51.
52の配列方向と垂直となる方向に、それぞれ配列され
て、永久磁石27aを囲んでいる。コイル51〜54は
、ケーシング27aの内壁にボルト57等で固定された
ボビン51a、52a、53a、54aに1本のエナメ
ル線を巻いた、モノファイラ巻の構成をなしている。
こうして構成されたアクチュエータ27の制御系を第6
図の回路図tこ示した。同図tこ示すようここ、コイル
51〜54には、抵抗器R1,R2,R3゜R4および
コンデンサCI、C2,C3,C4がそれぞれ付設され
ており、ECU4により、電源Eとの回路を、互いに対
向する一相のコイル51゜52と他の相のコイル53.
54との間で切り換えて、コイル51〜54の励磁位置
を切り換えるように構成されている。こうして可動板4
1〜44は90°揺動可能となっている。また、上記制
御系の回路を変更すれば同じ形状で90°のステップ角
にて回転させることも可能である。
以上のように構成された吸気制御弁21〜24およびア
クチュエータ27の動作の関係を、−相励磁ユニポーラ
駆動方式にて、次に説明する。
ECU4により、コイル51.52が励磁する位置に切
り換えられると、コイル51からコイル52(もしくは
コイル52からコイル51)へ磁束が流れ、永久磁石2
7cがその磁極で定まる所定の方向(第6図、矢印Cま
たはD方向)に揺動し、このとき、その永久磁石27c
に駆動軸27b、25を介して連結された可動板41〜
44も同Ml、乙揺動する。その後、永久磁石27cは
、コイル51.52で定まる安定方向で揺動を停止して
、可動板41.44が吸気ボート17.20の吸気流れ
方向に向けられ、吸気ボー)17.20は開放される。
このとき、可動板42.43は、吸気ボー)18.19
の吸気流れ方向とは直角に向けられ、吸気ボート18.
19は閉鎖される。
一方、ECU4により、コイル53.54が励磁する位
置に切り換えられると、コイル53からコイル54(も
しくはコイル54からコイル531)へ磁束が流れ、永
久磁石27cがその磁極で定まる所定の方向(第6図、
矢印CまたはD方向)に揺動し、このとき、その永久磁
石27cに連結された可動板41〜44も同時に揺動す
る。その後、永久磁石27cは、コイル53.54で定
まる安定方向で揺動を停止して、可動板42. 43が
吸気ボー)18.19の混合気流れ方向に向けられ、吸
気ボー)18.19は開放される。このとき、可動板4
1.44は、吸気ボート17,20の吸気流れ方向とは
直角に向けられ、吸気ボー)17.20は閉鎖される。
次に、ECU4が実行する吸気制御処理を、第7図のフ
ローチャートに基づいて説明する。本吸気制御処理は、
ECU4の起動以後に繰り返し実行される。
まず、現在の内燃機関1の回転速度Neが検出される(
ステップ100)。この回転速度Neから各吸気制御弁
21〜24の閉鎖のための閉鎖クランク角度CLAが求
められる(ステップ11o)。このクランク角度CLA
は、この角度にクランク角度が至った場合、駆動電流を
流せは、吸気制御弁21〜24の全閉時がちょうど逆流
阻止のタイミングに適合するよう設定されている。
この閉鎖クランク角度CLAは、予め実験により回転速
度Neに応じて測定し、回転速度Neと閉鎖クランク角
度CLAとをテーブルあるいはマツプ化しておき、その
テーブルに基づいて、回転速度Neから閉鎖クランク角
度CLAを求めても良い。例えは第1表に示すごとくで
ある。
第1表 WOT:スロットルバルブ全開状態を表す。
数値はクランク角度を表す。
また、閉鎖クランク角度CLAは回転速度Neに比例す
るので、ある回転速度Neの閉鎖クランク角度CLAを
一点求めておき、ステップ110実行毎ここ計算で回転
速度Neに応じた閉鎖クランク角度CLAを求めて用い
ても良い。
次に、このようにして求められた閉鎖クランク角度CL
AがRAM4c内の所定の番地に格納され保存される(
ステップ120)。
この所定番地に保存された閉鎖クランク角度CLAを用
いて、第8図のフローチャートに示す閉鎖制御処理が実
行される。本処理は十分に短い時間毎に繰り返し実行さ
れる。
最初に回転速度センサ29bに検出されているクランク
角度CAが、ステップ120で格納された閉鎖クランク
角度CLAに至ったか否かが判定される(ステップ15
0)。
閉鎖クランク角度CLAに至れば、アクチュエータ27
に駆動電流が出力される(ステップ160)。即ち、該
当する気筒の吸気制御弁21〜24が閉鎖するようアク
チュエータ27のコイルが励磁される。勿論、全吸気制
御弁21〜24は連動しているので、閉鎖対象以外の弁
も揺動する。
本実施例の内燃機関1は4気筒であるので、閉鎖クラン
ク角度CLAは1サイクル(0°〜720°)の中に4
つ存在する。
この状態を第9図のタイミングチャートに示す。
本タイミングチャートは内燃機関1が高回転時、例えば
6000 r、p、m、の場合を衷している。直線(実
線)は吸気制御弁21〜24の開口面積の変化を衷し、
曲線(実線)は吸気弁9〜12の開口面積の変化を表し
、曲線(−点鎖線)は排気弁13〜16の開口面積の変
化を表す。
閉鎖クランク角度CLAは図のa1〜a4に相当するが
、少し速くなる。速くなるのは、駆動電流に対し吸気制
御弁21〜24の始動に遅れがあるためである。従って
このクランク角度でアクチュエータ27への駆動電流が
切り替えつつ出力され、その度毎に吸気制御弁21〜2
4の可動板41〜44がすべて90°揺動する。角度b
1〜b4で完全に吸気制御弁21〜24が閉鎖すること
になる。最高回転では実際は休みなく次々とアクチュエ
ータ27へ駆動電流が出力されるので、連続した揺動と
なっている。
4つの吸気制御弁21〜24は一体に揺動しているので
、例えば第1気筒5の吸気制御弁21がalから閉じ始
める場合、第2気筒6及び第3気筒7の吸気制御弁22
.23は開き始め、第4気筒8の吸気制御弁24は閉じ
始める。第2,4気筒6,8については吸気行程ではな
いので、吸気制御弁22.24の揺動は吸気に影響しな
いが、第3気筒については吸気が始まるので吸気制御弁
23の開閉動作は吸気に影響する。しかし、吸気制御弁
23の可動板43は吸気制御弁21の可動板41と直角
に取り付けられているので、吸気弁11の閉動作と同時
に開駆動され、吸気の紋りとなることがない。
次にトルク向上を図るための考え方を述べる。
吸気弁9〜12の開動作により生じた負圧波は吸気系1
aをさかのぼり、サージタンク等のボリューム系から正
圧波として気筒に戻り再度吸気系1aをさかのぼろうと
する。この正圧波を気筒5〜8から吸気系1aに出る際
にシャットアウトすれは、充填効率が向上する。従って
、吸気制御弁21〜24は、その正圧波が気筒5〜8に
戻り気筒内に閉じ込めるタイミングに設定する。
次に、第10図に内燃機関1が低回転(例えは、300
0 r、p、m、)の場合のタイミングチャートを示す
。横軸はクランク角度CAであるが、時間的なスケール
を第9図と一致させるため、第9図よりクランク角度と
しての横軸は拡大されている。
この場合、吸気の逆流を防止するための吸気制御弁21
〜24の時間的閉鎖タイミングは、音速に影響されるの
で通常はとんど変わらない。しかし内燃機関1の回転速
度は低下するので、各気筒9〜12の閉鎖クランク角度
CLA(jl〜j4)は高回転時し乙比較して進角する
ことになる。
また吸気制御弁21〜24の揺動速度は高回転時と同一
(即ち、駆動電流同一)ここしであるので、吸気制御弁
21〜24は90°揺動毎に停止期間(kl〜112.
に2〜h3. k3〜h4.・・・)が存在する。この
ためタイミングチャートは台形を呈する。
ここで第15図に示した従来技術と比較する。
まず高回転時の全開クランク角度(bl〜b4)も低回
転時の全開クランク角度(jl〜j4)もともに、第1
5図に示した従来技術の高回転時の全閉クランク角度X
1.低回転時の全開クランク角度y1と同じ乞こ設定し
である。
ところが本実施例の構成では、吸気制御弁21〜24が
内燃機関1の回転とは独立し、連動していないため、低
回転時に吸気弁9〜120開口面積の時間変化がなだら
かになっても、吸気制御弁21〜24はアクチュエータ
27むこより密に変わらぬ速度で揺動制御されでいるの
で、急峻なままである。
従って第10図に示すごとく、吸気弁9〜12の紋りに
なる程度が非常に少なく、吸気に対しても障害とならな
い。このためトルクが向上し、燃費の節約ともなる。
勿論この吸気制御弁21〜24の揺動速度は、アクチュ
エータ27への電流量を調整することにより、調節する
ことが出来るが、本実施例では、最高回転速度にて第9
図に示すごとく吸気制御弁21〜24の停止期間がない
ように、駆動電流が設定しである。このように内燃機関
10回転とは独立しているので、第11図のグラフここ
基づいた電流の選択により、吸気絞りとならず、かつ逆
流阻止のタイミングに容易に全閉とすることが出来る揺
動速度を設定できる。
また本実施例では、アクチュエータ27が1基で全部の
吸気制御弁21〜24を駆動しているので、制御及び構
成が簡単となり、コストダウンtこもつながる。
上記実施例では、アクチュエータ27が1つであったが
、各気筒5〜8Nにアクチュエータ27を備えて各吸気
制御弁21〜24を、他の吸気制御弁21〜24の駆動
に制約されずに、駆動してもよい。即ち、吸気制御弁2
1〜24の開時間は任意のタイミングで吸気行程前とす
ることが出来る。上記実施例では開時期は他の吸気制御
弁21〜24の閉時期のタイミングと一致することにな
るので、開時期は自由に選択できない。
またアクチュエータ27は第1気筒5側の端に設けたが
、第2気筒6と第3気筒7との中間等、2つの気筒の間
にζこ設けてもよい。更に必要に応じて、吸気制御弁2
1〜24の揺動トルクを向上させるために、1つの駆動
軸25に複数のアクチュエータを設けてもよい。
アクチュエータを第2気筒6と第3気筒7との中間に設
けた構成例を第16図(A)〜(C)!こ示す。第16
図(A)は吸気制御弁およびアクチュエータ27−1を
示す平面図、 (B)はその部分破断正面図、(C)は
ハウジング38−1を除いた正面図である。
ここで吸気制御弁21−1.22−1.23−L  2
4−1の可動板41−1.42−1,431.44−1
は駆動軸25−1にボルト37−1.39−1により組
み付けられている。駆動軸25−1中央には永久磁石2
7cm1が固定されており、駆動軸25−1はまた軸受
33−1. 33−2により支持されている。軸受33
−1はキャップ34−1にはめ込まれ固定されている。
アクチュエータ27−1内の他の構成は同様であるので
説明は省略する。アクチュエータ27−1自身はポル)
36−1にて、ハウジング38−1に固定されている。
ブシュ35−1はベアリング33−2を固定している。
このような構成はアクチュエータ27−1の両側の負荷
がバランスするので、アクチュエータ27−1各部の摩
耗等が偏らず、アクチュエータ27−1の寿命が長くな
る。
尚、可動板41−1〜44−1とハウジング3B−1と
は第5図むこ示したごとく、非接触型でも接触型でもど
ちらでもよい。
上記アクチュエータ27.27−1においては、1相励
磁の駆動方式で示したが、2相励磁バイポーラ駆動でも
よい。この場合の駆動制御を第2表に示し、アクチュエ
ータ27の状態を第17図。
第18図に示す。同時に中間停止可能な1−2相励磁バ
イポーラ駆動も示す。ただし第17図(D)は全閉時の
可動板41〜44のバウンド許容幅が40°の範囲であ
ることを示す説明図である。
尚、2相励磁バイポーラ駆動及び1−2相励磁バイポー
ラ駆動の場合、アクチュエータ27の構成の内、永久磁
石27cの位相が、1相励磁ユニポーラ駆動に比較して
、45°の差が設けられている。
第2表に示す1−2相励磁バイポーラ駆動によれば、1
相励磁ユニポーラ駆動または2相励磁バイポーラ駆動に
比較して、中間停止が可能となり吸気制御弁21〜24
を半開状態で停止することが出来る。このような機能に
より後述する第12図または第14図のような階段状の
制御が可能となる。
また上記アクチュエータ27は揺動するものであったが
、上記実施例のような構成でなくとも、−船釣なスチッ
ピングモータやサーボモータ等を利用して回転タイプの
ものとしても良いし、ピエゾスタックを利用した直進状
のアクチュエータ27を用いて、ラックとピニオンの機
構により直進運動を揺動または回転運動に替えて吸気制
御弁21〜24を駆動するようにしてもよい。この場合
、ピエゾスタックは一層応答性が高いので、きわめて急
峻な開閉弁動作を実現できる。
上記実施例では、吸気制御弁21〜24の揺動速度を常
に一定の速度で駆動していたが、状況により揺動速度を
変更してもよい。例えば、第12図に示すこパとく、閉
動作または開動作の途中で、停止期間(T b)を持つ
ように制御してもよい。
この停止期間(T b)は、例えは、内燃機関1の回転
速度が、吸気制御弁21〜24駆動時に急変するような
場合、この停止期間(Tb)を調整して正確な全閉タイ
ミングとなるような制御に利用できる。例えは、アクチ
ュエータ27を4相8極とし、中間弁開度位置でも停止
できるように構成し、第8図の1回の制御で一旦、中間
位置で止めた後、再度ステップ120(第7図)に新た
に格納されたCLA値に基づいて第8図の処理にて所望
の位置にて正確に全閉とすることができる。
また第13図に示すごとく、その閉弁速度を内燃機関1
の状況に応じて任意ζこ変更してもよい。
例えは、ノックセンサ29cからノックの発生が検出さ
れた場合、そのノックが生じている気筒の吸気制御弁2
1〜24の閉弁速度を早くして、通常(to)よりも早
期(tn)に全閉とし、気筒内の吸気の断熱膨張により
気筒内温度を下げて、ノックを抑制することも可能であ
る。
同様に第14図に示すごとく、中間の停止期間(tb)
をノック等の運転条件に応じて削除して対処してもよい
また第1衷に示したごとく、負荷(ここでは吸気圧)に
応じて全開の時期を制御してもよい。例えば、中低負荷
時でアクセルペダルやスロットルバルブの開度が少なく
なった場合、全開の時期を進角させれば、アクセルの踏
み込みが小さくなり部分負荷でも比較的吸気圧が大きく
なってポンプ損失が少なくなるので、トルクと燃費の向
上に一層貢献することになる。
発明の効果 以上詳述したように、本発明の内燃機関の吸気制御装置
は以下のような効果を奏する。
■内燃機関の回転とは独立して作動するので、逆流阻止
が好適なタイミングで出来るはかりでなく、その開閉の
作動過稈においても吸気の紋りとなることがない。従っ
て逆流阻止効果が一層効果的なものとなりトルク・燃費
の向上に一層貢献する。
■従来例のように内燃機関の回転を伝達し調節するよう
な機械的な調整機構ではないので、装置の耐久性が高い
とともに、吸気制御弁の作動が迅速になり、その応答性
・追従性も高く、また、制御精度も高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的例示図、第2図は吸気制御装置
が搭載される内燃機関のシステム構成図、第3図は吸気
制御弁およびアクチュエータを示す縦断面図、第4図は
第3図のB−B線断面図、第5図は第3図のA−A線断
面図、第6図はアクチュエータの制御系を示す回路図、
第7図及び第8図は電子制御装置とごて実行される制御
を示すフローチャート、第9図は内燃機関高回転時の制
御の様子を示すタイミングチャート、第10図は内燃機
関低回転時の制御の様子を示すタイミングチャート、第
11図は駆動電流と吸気制御弁の揺動速度との関係を示
すグラフ、第12図〜第14図は他の制御例の様子を示
すタイミングチャート、第15図は従来の制御の様子を
示すタイミングチャ− r−5第16図(A)は吸気制
御弁およびアクチュエータ27−1を示す平面図、(B
)はその部分離断正面図、(C)はハウジング38−1
を除いた正面図、第17図(A)〜(D)は可動板の揺
動状態説明図、第18図(A)〜(E)はアクチュエー
タのコイル励磁状態と永久磁石との状態説明図である。 1・・・内燃機関      3・・・吸気制御部4・
・・電子制御装置 5、 6. 7. 8・・・気筒 9.10,11.12・・・吸気弁 17.1B、19..20・・・吸気ボート2L  2
2,23,24.21−1.22−1゜23−1.24
−1・・・吸気制御弁 25.25−1・・・駆動軸 27.27−1・・・アクチュエータ 29a・・・クランク角センサ 29b・・・回転速度センサ(回転角センサも兼ねる)
代理人  弁理士  定立 勉 (ほか2名)第5図 第 図 ゝN迎

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の気筒に連通する吸気通路に配設され、吸
    気通路を開閉可能な吸気制御弁と、この吸気制御弁を上
    記内燃機関の回転とは独立に開閉駆動する駆動手段と、 内燃機関の回転位置検出手段と、 内燃機関の回転速度検出手段と、 上記回転位置検出手段にて検出された内燃機関の回転位
    置データと、上記回転速度検出手段にて検出された内燃
    機関の回転速度データとに基づいて、吸気弁の開弁期間
    後半に生ずる吸気の逆流を阻止するタイミングを設定し
    、このタイミングで、上記駆動手段にて吸気制御弁を閉
    駆動させる駆動制御手段と、 を備えたことを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。 2 内燃機関が複数気筒を有し、その各気筒に対応して
    配設された吸気制御弁の駆動軸が一体に形成されて常に
    全吸気制御弁が同時に駆動されるよう構成され、駆動手
    段が電磁アクチュエータからなり、内燃機関が最高回転
    速度でも十分な閉弁速度で吸気制御弁を駆動可能とした
    ことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の吸気制御装
    置。
JP63237437A 1988-09-21 1988-09-21 内燃機関の吸気制御装置 Pending JPH0286920A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5275141A (en) * 1991-05-31 1994-01-04 Asmo, Co., Ltd. Actuator

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