JPH07115762A - 2位置揺動型モータ - Google Patents

2位置揺動型モータ

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JPH07115762A
JPH07115762A JP25702393A JP25702393A JPH07115762A JP H07115762 A JPH07115762 A JP H07115762A JP 25702393 A JP25702393 A JP 25702393A JP 25702393 A JP25702393 A JP 25702393A JP H07115762 A JPH07115762 A JP H07115762A
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JP
Japan
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coil
magnet
permanent magnet
rotor
rotor magnet
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JP25702393A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Sugie
信彦 杉江
Yurio Nomura
由利夫 野村
Tokio Kohama
時男 小浜
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費電力が小さく、簡単な回路によって略9
0°揺動させることのできる2位置揺動型モータを提供
する。 【構成】 無通電時(b)には、永久磁石47から出た
磁力線は第一コア41,第二コア43を通り、端部41
c,43aから永久磁石47に入る。このため、永久磁
石47からα傾いた方向にロータ29が揺動する。通電
時(a)には、突出部41aがN極,端部43aがS極
となる。すると、突出部41aから出た磁力線が端部4
3aまたは永久磁石47に入る。このため、永久磁石4
7から逆方向にβ傾いた方向にロータ29が揺動する。
通電・無通電の切り換えによりロータ29が90°揺動
するので、一方の揺動位置に固定する場合は通電しなく
てもよい。また、通電・無通電の切り換えは、簡単な回
路により実行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通電状態に応じてロー
タが所定の2位置間で揺動する2位置揺動型モータに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のモータは、例えば、
内燃機関の各気筒に連通する吸気通路毎に設けられ、吸
気の逆流を防止する吸気制御弁の駆動部などに使用され
ている(特開平2−140419号,特開平4−863
26号,特開平4−362236号)。
【0003】このうち、特開平2−140419号公報
記載のモータでは、モータの回転軸にその回転軸を挟ん
で180°対向したS,N極を有するロータ磁石を取り
付け、そのロータ磁石周囲に90°間隔で4個のステー
タコイルを配設している。そして、対向する一対のコイ
ルに通電したときと、他の一対のコイルに通電したとき
との間で、回転軸を90°よりやや小さい所定角揺動さ
せている。この動作により、吸気制御弁が開閉するので
ある。
【0004】また、特開平4−86326号公報、特開
平4−362236号公報記載のモータでは、前述のモ
ータと同様に構成したロータ磁石周囲に、回転軸を挟ん
で対向する一対のステータコイルと、同じく回転軸を挟
んで対向する一対の永久磁石とを設けている。そして、
ステータコイルへの通電方向を切り換えることによって
回転軸を略90°揺動させ、無通電時には永久磁石の作
用により回転軸を両通電時の中間位置に揺動させてい
る。この動作により、吸気制御弁が全閉、全開、半開の
3種の態様に切り換えられるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記モータ
では、吸気制御弁の全閉時および全開時にはいずれも通
電を行わなければならない。このため、モータの消費電
力が大きくなり、延いては内燃機関の燃費を充分に向上
させることができなかった。また、吸気制御弁以外の用
途でも、回転軸を略90°揺動させる場合には常時通電
する必要があり、同様に消費電力が大きくなっていた。
【0006】更に、ステータコイルへの通電方向を切り
換えたり、通電するコイルを切り換えたりするためには
複雑な電気回路が必要となる。すると、モータの制御回
路が大型化して他の部材の配設位置に苦慮したり、その
モータを利用した製品の生産コストが上昇したりする。
【0007】そこで、本発明は、消費電力が小さく、簡
単な回路によって回転軸を略90°揺動させることので
きる2位置揺動型モータを提供することを目的としてな
された。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するために
なされた本発明は、回転軸に取り付けられ、該回転軸を
挟んで略180°対向したS,N極を有するロータ磁石
と、ステータ側に取り付けられ、磁力を発生して上記ロ
ータ磁石を所定方向に揺動させる永久磁石と、所定の電
流を通電されて磁力を発生し、上記永久磁石が発生する
磁力と共働して上記ロータ磁石を上記所定方向と略直交
する方向に揺動させるステータコイルと、を備えたこと
を特徴とする2位置揺動型モータを要旨としている。
【0009】
【作用】このように構成された本発明では、無通電時に
は、ロータ磁石および回転軸は永久磁石が発生する磁力
によって所定方向に揺動する。また、通電時には、ステ
ータコイルが発生する磁力と上記永久磁石が発生する磁
力との共働によって、ロータ磁石および回転軸は上記所
定方向と略直交する方向に揺動する。
【0010】すなわち、本発明の2位置揺動型モータ
は、通電・無通電の切り換えによって、回転軸が略90
°揺動する。このため、モータを一方の揺動位置に固定
する場合は通電を行わなくてもよく、消費電力が小さく
なる。また、通電・無通電を切り換える制御回路は比較
的簡単に構成することができる。
【0011】また、本発明の2位置揺動型モータは、ロ
ータ磁石の周囲に略270°に渡ってステータコア配設
すると共に、ステータコイルを第一コイルおよび第二コ
イルの一対のコイルから構成し、第一コイル、永久磁
石、第二コイルを、ステータコアの一端から上記回転軸
を中心に略90°間隔で順次配設することによっても構
成することができる。
【0012】このように構成した2位置揺動型モータで
は、無通電時には、永久磁石のステータコア側端部から
伸びる磁力線がステータコアを通って第一コイルおよび
ステータコアの他端に達し、そこからロータ磁石を介し
て永久磁石の他端に達する。このため、ロータ磁石に
は、ステータコア両端の間を通る直線に沿った磁界が作
用し、ロータ磁石は、N,S極がその磁界に沿った方向
を向くように揺動する。
【0013】また、所定の通電手段により、第一コイル
を永久磁石と同極、第二コイルを異極とする方向に、ス
テータコイルへの通電を行うと、第二コイルから伸びる
磁力線が、ロータ磁石を介して永久磁石および第一コア
に達する。このため、ロータ磁石には第一コアと永久磁
石との間を通る直線に沿った磁界が作用し、ロータ磁石
はその磁界に沿った方向に揺動する。従って、この通電
電流を適切な値に設定すれば、通電・無通電の切り換え
により回転軸を略90°揺動させることができる。
【0014】更に、このように構成した2位置揺動型モ
ータでは、第一コイル、永久磁石、および第二コイルが
略90°間隔で配設されるので、従来のモータのケーシ
ングをそのまま利用することができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1は実施例の2位置揺動型モータ25の構成を表
す横断面図であり、図2はその2位置揺動型モータ25
を採用した内燃機関の吸気制御装置の概略構成を表すブ
ロック図である。
【0016】先ず、図2において、4気筒のエンジン1
には各気筒5,6,7,8毎に吸気弁11と排気弁12
が設けられている。また、各吸気弁11上流の吸気マニ
ホールド13は、各気筒5〜8に各々連通する四本の吸
気通路13aに分岐している。第二気筒6,第三気筒7
の吸気通路13a内には、後述するように無通電時に全
閉となる吸気制御弁20が設けられ、第一気筒5,第四
気筒8の吸気通路13a内には、無通電時に全開となる
吸気制御弁50が設けられている。
【0017】吸気制御弁20は、図3の縦断面図に示す
ように、吸気通路13a内に配設されたバタフライ型の
円形弁板21を有する。この弁板21は支軸22に固定
されて回動開閉される。円形弁板21は、図4のI−I
線断面図に示すように、吸気通路13aの壁に対して非
常に狭いクリアランスを持って非接触で揺動する構造と
なっている。図3に戻って、支軸22の一端はベアリン
グ23により吸気通路13aの壁に支持され、他端は下
方の2位置揺動型モータ25内へ延び、その回転軸とな
っている。
【0018】2位置揺動型モータ25のケーシング27
は吸気通路13a側が開口した箱型形状を有し、その開
口部には吸気通路13aに当接する蓋体27aが配設さ
れている。ケーシング27内に延びた支軸22の円形外
周には、ロータ磁石29aが嵌着され、ロータ29を形
成している。このロータ磁石29aにはS,N極が支軸
22を挟んで180°対向するように磁極が形成されて
いる。また、支軸22はこのロータ磁石29aの上下
で、ベアリング31,33により蓋体27a,ケーシン
グ27に回動自在に支持されている。
【0019】次に、図1のJ−J線断面図に示すように
ケーシング27の内壁には、平面E字状の第一コア41
と、平面コの字状の第二コア43とが配置されている。
第一コア41の中央の突出部41aと第二コア43の一
端部43aとはロータ29を挟んで対向し、両部41
a,43aの周囲には、一対のステータコイル45が同
一方向に巻回されている。第二コア43のもう一方の端
部43bと第一コア41の一端部41bとはケーシング
27内壁に沿って互いに当接し、その当接部分の内側に
は、ロータ29に向かってS極に着磁された永久磁石4
7が配設されている。更に、第一コア41のもう一方の
端部41cは、ロータ29を挟んで永久磁石47と対向
する位置に配設されている。
【0020】このように構成された吸気制御弁20で
は、ステータコイル45に通電されていないときは、図
5(b)に示すように、永久磁石47から出た磁力線が
第一コア41,第二コア43を通って端部41c,43
aに達し、そこからロータ29を介して永久磁石47に
入る。このため、ロータ29には、永久磁石47を配設
した方向から所定角αだけ第一コア41方向に傾いた磁
界が作用し、ロータ磁石29aのN極がその磁界に沿っ
た方向を向くようにロータ29が揺動する。
【0021】次に、突出部41aがN極,端部43aが
S極となる方向に、ステータコイル45に通電すると、
図5(a)に示すように、突出部41aから出た磁力線
がロータ29を介して端部43aまたは永久磁石47に
入るようになる。また、このとき一部の磁力線は第一コ
ア41,第二コア43を通って端部41cに達し、そこ
からロータ29を介して端部43aまたは永久磁石47
に入る。このため、ロータ29には、永久磁石47を配
設した方向から所定角βだけ第二コア43方向に傾いた
磁界が作用し、ロータ磁石29aのN極がその磁界に沿
った方向を向くようにロータ29が揺動する。そして、
ステータコイル45の巻数を適切に定めることにより、
α+βを70°〜110°の範囲に設定することができ
る。
【0022】図3に示すように、吸気制御弁20の円形
弁板21は、無通電時に全閉となるように支軸22に固
定されている。従って、ステータコイル45に上記方向
の電流を通電すれば、吸気制御弁20は略全開に、通電
を停止すれば全閉に、制御することができる。また、吸
気制御弁50にも同様の2位置揺動型モータ25が設け
られ、その円形弁板は無通電時に全開となるように固定
されている。このため、吸気制御弁50は通電時には全
閉に、無通電時には全開に、制御することができる。
【0023】なお、図4に示すように、吸気制御弁20
の円形弁板21は、約40°の不感帯γを有している。
このため、円形弁板21の揺動角が前述した70°〜1
10°の範囲であれば良好に吸気制御弁20の開閉制御
が実行できる。また、吸気制御弁50の円形弁板も同様
に構成され、良好に開閉制御が実行できる。
【0024】このように構成された本実施例の吸気制御
弁20,50は、図6に示すように、簡単な駆動回路5
9によって開閉制御することができる。駆動回路59
は、ステータコイル45の一端をバッテリBの+極に接
続すると共に、他端をFETなどからなるスイッチング
素子Sと保護用ダイオードDとの並列回路に接続した回
路である。例えば、吸気制御弁20の場合、スイッチン
グ素子Sをターンオンしてステータコイル45に通電す
れば吸気制御弁20を略全開にすることができ、ターン
オフして通電を停止すれば全閉にすることができる。吸
気制御弁50の場合は開閉動作が逆になる。
【0025】続いて、図2に戻って、本実施例の2位置
揺動型モータ25を利用した吸気制御装置の構成および
動作を説明する。吸気制御弁20は、CPU61を内蔵
した制御回路60の入出力部62からの通電信号により
開閉制御される。なお、制御回路60には、制御プログ
ラム記憶用のROM63および制御データ記憶用のRA
M64が設けられる。また入出力部62は前述の駆動回
路59を備えている。
【0026】吸気制御弁20,50の開閉は、エンジン
回転数等の各種信号に基づく制御回路60内の演算によ
り、適当時期に上記通電信号が発せられて実行される。
エンジン1には、各気筒5〜8のピストンが上死点(T
DC)に位置するときにパルス信号を出力するクランク
角センサ65、所定のクランク角度毎にパルス信号を出
力する回転速度センサ66、気筒毎のトルクを検出する
トルクセンサ67、気筒毎の吸気管圧力を検出する吸気
管圧力センサ68、アクセルの踏込み量即ちエンジン1
の負荷状態を検出するスロットルセンサ69、冷却水の
水温を検出する水温検出センサ70、エミッションの状
態を検出するエミッション検出センサ71等が配設され
る。またスロットルバルブ73近傍には、スロットルバ
ルブ73の開度を検出するスロットルポジションセンサ
75が配設される。更に、本実施例は、ステータコイル
45の抵抗値などによって吸気制御弁20,50の電気
系統の故障を検出する故障検出回路77を備え、故障検
出回路77は検出結果を上記各センサの信号と同様に入
出力部62へ入力している。
【0027】そして、制御回路60では、上記各センサ
からの信号に基づいて各吸気制御弁20,50を開閉制
御し、各気筒5〜8に吸入される混合気量を調整すると
共に、所定の運転状態のときには第一,第四気筒5,8
にのみ動力を発生させる吸気制御処理を行っている。な
お、この吸気制御処理は周知の処理であるのでここでは
詳述しない。
【0028】前述したように、本実施例の2位置揺動型
モータ25は、通電・無通電の切り換えにより、略90
°揺動し、吸気制御弁20,50は、無通電時にそれぞ
れ全閉,全開に保持される。従って、本実施例の吸気制
御装置では、吸気制御弁20の閉弁中および吸気制御弁
50の開弁中には、当該吸気制御弁20,50への通電
を停止することができる。また、第一,第四気筒5,8
にのみ動力を発生させるいわゆる減筒制御時には、一対
の吸気制御弁20への通電を停止し続けることができ
る。このため、吸気制御装置全体の消費電力が少なくて
済み、燃費を向上させることができる。
【0029】また、本実施例の2位置揺動型モータは、
駆動回路59のような簡単な回路によって制御すること
ができる。従って、2位置揺動型モータ25の制御回路
60を小型化すると共に、その生産コストを低下させる
ことができる。更に、本実施例の2位置揺動型モータ2
5では、一対のステータコイル45と永久磁石47とが
90°間隔で配設されるので、従来のモータのケーシン
グをそのまま利用して作成することもできる。
【0030】更に、CPU61は、故障検出回路77が
吸気制御弁20,50の電気系統の故障を検出したと
き、全ての気筒5〜8の吸気制御弁20,50に対する
通電を停止する処理も行っている。すると、第二,第三
気筒6,7の吸気制御弁20は全閉に保持され、第一,
第四気筒5,8の吸気制御弁50は全開に保持される。
このため、エンジン1の出力を上記減筒制御を行った場
合と略同様の中間的な出力に安定して維持することがで
きる。従って、出力が急上昇したりエンジンストールが
発生したりするのを防止して、安定した運転を続行する
ことができる。本実施例の2位置揺動型モータ25は、
無通電時には永久磁石47の磁力により所定位置に揺動
するので、このように、フェイルセーフに応用すること
もできる。
【0031】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の態
様が考えられる。例えば、上記実施例では、第一コア4
1および第二コア43によってステータコアを構成して
いるが、これらを予め一体に形成してもよい。また、永
久磁石47の代わりにロータ29に向かってN極に着磁
された永久磁石を用い、ステータコイル45への通電方
向またはその巻回方向を上記実施例とは逆にしてもよ
い。
【0032】また、図7,図8に例示するように第一コ
ア41の端部41cに磁性体を固定してもよい。このよ
うに構成すると、端部41cから出る磁力の大きさが変
化し、上記揺動角α+βが次のように変化する。図7に
示す第二実施例の2位置揺動型モータ85では、端部4
1cに永久磁石47の約半分の大きさの磁性体87を固
定している。このように構成した2位置揺動型モータ8
5では、上記揺動角α+βが76°(α=5°,β=7
1°)となった。図8に示す第三実施例の2位置揺動型
モータ95では、端部41cに永久磁石47とほぼ同じ
大きさの磁性体97を固定している。このように構成し
た2位置揺動型モータ95では、上記揺動角α+βが9
6°(α=19°,β=77°)となった。更に、本発
明は吸気制御弁の駆動部以外にも種々の用途に適用する
ことができる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の2位置揺
動型モータでは、通電・無通電の切り換えによって、回
転軸を略90°揺動させることができる。このため、モ
ータを一方の揺動位置に固定する場合は通電を行わなく
てもよく、消費電力を小さくすることができる。
【0034】また、通電・無通電を切り換える制御回路
は比較的簡単に構成することができる。このため、制御
回路を小型化すると共に、その生産コストを低下させる
ことができる。更に、本発明の2位置揺動型モータを次
のように構成すれば、更に新たな効果が得られる。すな
わち、ロータ磁石の周囲に略270°に渡ってステータ
コア配設すると共に、ステータコイルを第一コイルおよ
び第二コイルの一対のコイルから構成し、第一コイル、
永久磁石、第二コイルを、ステータコアの一端から回転
軸を中心に略90°間隔で順次配設するのである。この
ように構成した場合、第一コイル、永久磁石、および第
二コイルが略90°間隔で配設されるので、従来のモー
タのケーシングをそのまま利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の2位置揺動型モータの構成を表す横断
面図である。
【図2】実施例の内燃機関の吸気制御装置の概略構成を
表すブロック図である。
【図3】実施例の2位置揺動型モータおよび吸気制御弁
の構成を表す縦断面図である。
【図4】実施例の吸気制御弁の構成を表す横断面図であ
る。
【図5】実施例の2位置揺動型モータの動作原理を表す
説明図である。
【図6】実施例の吸気制御弁の駆動回路の構成を表す説
明図である。
【図7】第二実施例の2位置揺動型モータの構成を表す
横断面図である。
【図8】第三実施例の2位置揺動型モータの構成を表す
横断面図である。
【符号の説明】
20,50…吸気制御弁 22…支軸 2
5…2位置揺動型モータ 29a…ロータ磁石 41…第一コア 4
3…第二コア 45…ステータコイル 47…永久磁石 5
9…駆動回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に取り付けられ、該回転軸を挟ん
    で略180°対向したS,N極を有するロータ磁石と、 ステータ側に取り付けられ、磁力を発生して上記ロータ
    磁石を所定方向に揺動させる永久磁石と、 所定の電流を通電されて磁力を発生し、上記永久磁石が
    発生する磁力と共働して上記ロータ磁石を上記所定方向
    と略直交する方向に揺動させるステータコイルと、 を備えたことを特徴とする2位置揺動型モータ。
  2. 【請求項2】 上記ロータ磁石の周囲に略270°に渡
    って配設されたステータコアを備えると共に、上記ステ
    ータコイルが第一コイルおよび第二コイルの一対のコイ
    ルからなり、 上記第一コイル、上記永久磁石、上記第二コイルが、上
    記ステータコアの一端から上記回転軸を中心に略90°
    間隔で順次配設されたことを特徴とする請求項1記載の
    2位置揺動型モータ。
  3. 【請求項3】請求項2記載の2位置揺動型モータにおい
    て、 更に、上記第一コイルを上記永久磁石と同極、上記第二
    コイルを上記永久磁石と異極とする方向で、かつ、上記
    ロータ磁石を無通電時に対して略90°揺動させる大き
    さの電流を、上記ステータコイルに通電する通電手段を
    設けたことを特徴とする2位置揺動型モータ。
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