JPH028375Y2 - - Google Patents

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JPH028375Y2
JPH028375Y2 JP12516887U JP12516887U JPH028375Y2 JP H028375 Y2 JPH028375 Y2 JP H028375Y2 JP 12516887 U JP12516887 U JP 12516887U JP 12516887 U JP12516887 U JP 12516887U JP H028375 Y2 JPH028375 Y2 JP H028375Y2
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terminal
terminals
separator
plate
insulating
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JP12516887U
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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、配電盤内等において、電線等の導体
を接続するために隣接して固定された端子の相互
間を電気的に絶縁するためのセパレータに関する
ものである。
(従来の技術及びその問題点) 従来、例えば配電盤内等において、三相交流用
の3つの端子は、安全のためにその電圧に応じて
所定の相互間絶縁間隔をおいて取付けられてい
る。このために、端子の設置スペースが大きくな
り、配電盤を大型化する一因となつているという
問題点がある。
本考案は、上記のような従来の問題点を解決
し、端子間の一分な電気的絶縁を図りながら、相
互間隔を可及的に小さくすることができる構造簡
単で安価な端子間セパレータを提供しようとする
ものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案においては、上記従来の問題点を解決す
るため、ブレーカ1の如き電気機器の端子や絶縁
台5上等の取り付け部材上に相互間隔をおいてボ
ルト4にて固定される複数の板状端子3の相互間
に介在して端子3,3間を絶縁するセパレータ1
2を提案するものである。このセパレータ12
は、1枚の絶縁合成樹脂製の薄板13を打ち抜き
折り曲げて成り、端子3の両側に相対向して起立
する略羽子板状の一対の遮蔽板17,17と、両
遮蔽板17の基端側を直交方向に連繋し、中央に
ボルト4の挿通孔18aを有する取り付け板18
とを備え、この取り付け板18を絶縁台5の如き
取り付け部材と端子3との間に介在させて端子3
と共にボルト4で締つけて固定するように構成し
た。
(作用) 本考案の端子間セパレータ12においては、こ
れを、1枚の絶縁合成樹脂製の薄板13を所定形
状に打ち抜き、折り曲げることによつて極めて容
易に製作することができる。即ち、合成樹脂製の
薄板13から、一対の羽子板状の遮蔽板17,1
7と、この遮蔽板17,17における羽子板の柄
にあたる部分間を連繋する取り付け板18を打ち
抜き、両側の羽子板状の遮蔽板17を取り付け板
18に対して直角に折り曲げてセパレータ12を
製作する。なお、取り付け板18の中央部には、
打ち抜きの際に同時にボルト挿通用の孔18aが
形成される。しかして、例えば三相交流用の端子
3にこのセパレータ12を使用する場合には、中
央の端子3にのみこれを取付ければよい。セパレ
ータ12は、端子3を例えば絶縁台5上に取り付
ける際に、これと重ねてボルト4によつて共締め
して固定する。セパレータ12は遮蔽板17,1
7により、端子3,3間を電気的に絶縁するから
端子3,3間の絶縁距離を狭くとることができ、
これにより配電盤の小型化が図れる。また、この
セパレータ12は、一枚の合成樹脂板から材料の
むだなく容易に製造することができ、しかも安価
に得られる。
(実施例) 第1図乃至第4図に本考案の一実施例を示す。
第1図はセパレータの斜視図、第2図はセパレー
タの展開図、第3図はセパレータの取り付け状態
の平面図、第4図は端子台の分解斜視図である。
図において、1はブレーカ、2はブレーカに接
続される三相の入力電線で、この入力電線2は、
ブレーカ1の定格電流に対してかなり太いものと
する。3はブレーカ1の接続端子1aと入力電線
2とを接続するための端子である。3つの端子3
は、金属製の板状のもので、夫々中間部において
ボルト4にて直交する合成樹脂製の絶縁台5上に
固定されている。端子3の一端側はブレーカ1の
接続端子1aに接続可能な寸法及び相互間隔をも
つて構成されている。
第2図に示すように、絶縁台5は適当な相互間
隔を置いて設けられた5つのボルト挿通孔5aを
備えている。
端子3には、一端側のブレーカ1への接続部に
ボルト挿通孔3aが、中間部にねじ孔3bが、ま
た他端側の拡大部3cに入力電線接続用の他のね
じ孔3dが夫々形成されている。
しかして、端子3を絶縁台5上に固定するため
のボルト4は絶縁台5の下から、それの挿通孔5
aを貫通して端子3のねじ孔3bに螺挿され、ね
じ部が上方に突出している。この突出部には、図
示しない電圧計につながる細線6がナツト7によ
り接続されている。
そして、端子3の一端側は、ボルト挿通孔3a
にボルト8を挿通してブレーカ1の接続端子1a
に接続され、他端側には、ねじ孔3dにボルト9
を螺挿することによつて入力電線2の接続端子2
aが接続されている。
12は端子間セパレータであり、絶縁台5と中
央の端子3との間に挟持されている。即ち、端子
間セパレータ12は、第2図に示すように、絶縁
性合成樹脂から成る矩形の薄板13の2つの角を
直角に切り欠くと共に、T字状の切り込み14,
15を形成し、切り込み14の両端を折線16,
16に沿つて直角に折り起こし、折線16,16
間の中央にボルト挿通孔18aを形成して成るも
のである。従つて、この端子間セパレータ12
は、羽子板状の対向一対の遮蔽板17,17と、
この遮蔽板17の基端側の羽子板の柄にあたる部
分の下縁を連繋するように遮蔽板17に直交して
伸びる取り付け板18とから成る。この端子間セ
パレータ12は、中央に配置される端子3を遮蔽
板17,17間に保持して取り付け板18上に重
ね、ボルト挿通孔18a,3bを合致させてボル
ト4にて締め付け、絶縁台5と端子3との間に取
り付け板18を挟持して取付ける。
この実施例においては、3つの端子3が中間部
において絶縁台5上に一体に支持されているた
め、入力電線2の大きな接続端子2aを端子3に
接続する際に、相当に大きな力を加えても、その
力が直接ブレーカ1の接続端子1aに加わること
がなく、従つてこれに損傷を与えるような事態は
生じない。また、端子3自身も絶縁台5に支持さ
れるので補強されて強固なものとなる。制御線や
パイロツトランプ接続線、電圧計接続線等の細線
6は、端子3の中間部から突出したボルト4上に
端子3とは別個にナツト7等により適当な強さで
締め付け固定するので、切断のおそれがない。ま
た、ブレーカ1の接続端子部を被う保護カバー
(図示せず)は、ボルトを絶縁台5の両端部のボ
ルト挿通孔5a,5aに挿入して取付けることが
できる。セパレータ12は遮蔽板17,17によ
り、端子3,3間を電気的に絶縁するから端子
3,3間の絶縁距離を狭くとることができ、これ
により小型化が図れる。また、このセパレータ1
2は、一枚の合成樹脂板から材料のむだなく容易
に製造することができ、しかも安価に得られる。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、ブレーカ1
の如き電気機器の端子や絶縁台5上等の取り付け
部材上に相互間隔をおいてボルト4にて固定され
る複数の板状端子3の相互間に介在して端子3,
3間を絶縁するセパレータ12を提案するもので
ある。このセパレータ12は、1枚の絶縁合成樹
脂製の薄板13を打ち抜き折り曲げて成り、端子
3の両側に相対向して起立する略羽子板状の一対
の遮蔽板17,17と、両遮蔽板17の基端側を
直交方向に連繋し、中央にボルト4の挿通孔18
aを有する取り付け板18とを備え、この取り付
け板18を絶縁台5の如き取り付け部材と端子3
との間に介在させて端子3と共にボルト4で締つ
けて固定するように構成したため、遮蔽板17,
17により、端子3,3間を電気的に絶縁するか
ら端子3,3間の絶縁距離を狭くとることがで
き、これにより配電盤の小型化を図ることがで
き、また、このセパレータ12は、一枚の合成樹
脂板から材料のむだなく容易に製造することがで
き、しかも安価に得られる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はセパレータの斜視図、第2図はセパレータの展
開図、第3図はセパレータの取り付け状態の平面
図、第4図は端子台の分解斜視図である。 1……ブレーカ、1a……接続端子、3……端
子、4……ボルト、5……絶縁台(取り付け部
材)、12……セパレータ、13……絶縁合成樹
脂製の薄板、17……遮蔽板、18……取り付け
板、18a……ボルト挿通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気機器のケースやそれの端子等の取り付け部
    材上に相互間隔をおいてボルトにて固定される複
    数の板状端子の相互間に介在して端子間を絶縁す
    るセパレータであつて、1枚の絶縁合成樹脂製の
    薄板を打ち抜き折り曲げて成り、前記端子の両側
    に相対向して起立する略羽子板状の一対の遮蔽板
    と、両遮蔽板の基端側を直交方向に連繋し、中央
    に前記ボルトの挿通孔を有する取り付け板とを備
    え、この取り付け板を前記取り付け部材と端子と
    の間に介在させて端子と共にボルト締めして固定
    されることを特徴とする端子間セパレータ。
JP12516887U 1987-08-19 1987-08-19 Expired JPH028375Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12516887U JPH028375Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

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JP12516887U JPH028375Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

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JPS6431662U JPS6431662U (ja) 1989-02-27
JPH028375Y2 true JPH028375Y2 (ja) 1990-02-28

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JP7516453B2 (ja) * 2022-04-11 2024-07-16 古河電気工業株式会社 絶縁カバー及び電線・ケーブルと拡張バーとの接続箇所の保護方法

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JPS6431662U (ja) 1989-02-27

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