JP3495524B2 - バスバーの端子部およびその形成方法 - Google Patents

バスバーの端子部およびその形成方法

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JP3495524B2
JP3495524B2 JP26722596A JP26722596A JP3495524B2 JP 3495524 B2 JP3495524 B2 JP 3495524B2 JP 26722596 A JP26722596 A JP 26722596A JP 26722596 A JP26722596 A JP 26722596A JP 3495524 B2 JP3495524 B2 JP 3495524B2
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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用電気接続
箱等の内部に組み込まれて使用されるバスバーの端子部
およびその形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用電気接続箱等の内部に
組み込まれて使用されるバスバーは、バスバー本体と該
バスバー本体の先端側に形成された複数の端子を並設し
てなる端子部とを有している。かかるバスバーは、金属
板をプレスで打ち抜くことによって形成するものであ
り、また前記端子部はバスバー本体の先端側を折り曲げ
ることによって形成するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バスバーは、バスバー本体の先端側を折り曲げて端子部
を形成する際、並設されている端子片間のピッチが乱れ
てしまったり、端子片が変形してしまうという問題があ
った。特に薄いバスバー(例えば0.64mm)を使用
した場合に端子片間のピッチ乱れや端子片が変形してし
まうという問題が顕著にあらわれるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決したバスバーの端子部およびその形成方法を提供する
ものである。
【0005】本発明に係るバスバーの端子部形成方法
は、金属板をバスバー本体と複数の端子片が並設された
端子部を形成するように打抜く際、並設された複数の端
子片をブリッジで互いに連結した状態で打抜き、次い
で、並設された複数の端子片の基部側に各端子片を連結
する複数の絶縁体を設け、しかる後、端子片の基部側を
複数に折り曲げ加工する際に前記ブリッジを切断するこ
とを特徴とするものである(請求項1)。
【0006】また、本発明に係るバスバーの端子部形成
方法は、金属板をバスバー本体と複数の端子片が並設さ
れた端子部を複数個所に形成するように打抜く際、各並
設された複数の端子片をブリッジで互いに連結した状態
で打抜き、次いで、各並設された複数の端子片それぞれ
の基部側複数個所に各端子片を連結する絶縁体を設け、
しかる後、端子片の基部側を折り曲げ加工する際に折り
曲げ対象となる端子部の前記ブリッジを切断することを
特徴とするものである(請求項2)。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】請求項1の如く、金属板をバスバー本体と
複数の端子片が並設された端子部を形成するように打抜
く際、並設された複数の端子片をブリッジで互いに連結
した状態で打抜き、次いで、並設された複数の端子片の
基部側複数個所に各端子片を連結する複数の絶縁体を設
け、しかる後、端子片の基部側を複数に折り曲げ加工す
ることにより、折り曲げ後においても各端子相互のピッ
チの乱れや端子片の変形がなく、しかも、折り曲げる際
に前記ブリッジを切断することで、一度のプレス作業で
折り曲げと切断がなされ、極めて効率的である。
【0012】更に、請求項2の如く、金属板をバスバー
本体と複数の端子片が並設された端子部を複数個所で形
成するように打抜く際、並設された複数の端子片をブ
リッジで互いに連結した状態で打抜き、次いで、各並設
された複数の端子片の基部側それぞれに各端子片を連結
する絶縁体を設けることで、それぞれの端子片間のピッ
チの乱れや変形を防止でき、しかる後、端子片の基部側
を複数に折り曲げ加工する際に前記ブリッジを切断する
ことで、一度のプレス作業で折り曲げと切断がなされ、
極めて効率的である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して詳
細に説明する。図1ないし図3は本発明に係るバスバー
の端子部の形成方法を説明するための斜視図である。ま
ず図1に示すように、金属板Aをプレスで打ち抜いてバ
スバー本体10と複数の端子片21が並設された端子部
20を有するバスバー1を形成する。この際各端子片2
1の先端をブリッジ30で連結しておく。このように、
各端子片21の先端をブリッジ30で連結しておくこと
により、金属板Aをプレスで打ち抜いて複数の端子片2
1が並設された端子部20を形成する際、各端子片21
の先端側のピッチの乱れを有効に防止することができ
る。
【0014】次に図2に示すように、並設された複数の
端子片21の基部側を絶縁体40で互いに連結する。絶
縁体40はモールド成形して形成する。実施の形態にお
いては、絶縁体40を端子片21の基部側3ヵ所に間隔
を開けて設けている。
【0015】次に図3に示すように、端子片21の基部
側の絶縁体40で挟まれた位置をそれぞれ90°折り曲
げる。実施の形態においてはクランク状に折り曲げてあ
る。この折り曲げは通常プレスを用いて行う。端子片2
1は絶縁体40で一体的に連結されているので、折り曲
げの際にピッチが乱れることがない。なお、この折り曲
げの際にブリッジ30も切断する。これによって、並設
された複数の端子片21の基部側が絶縁体40で互いに
連結されたバスバーの端子部を得ることができる。
【0016】上記の如く形成したバスバー1は、図4に
示すように、端子部20を絶縁板50の側面から突出さ
せた状態でバスバー本体10を絶縁板50上に載置して
使用するものであり、通常は絶縁板50とバスバー本体
10の積層体60を複数層重ね合わせて使用するもので
ある。
【0017】図5には、絶縁板50とバスバー本体10
の積層体60を3層積層してロアーケース70とアッパ
ーケース80内に収納した電気接続箱の要部が示してあ
る。クランク状に折り曲げられた端子片21の基部側も
3層積層されており、各層は絶縁体40で相互に絶縁さ
れた状態となっている。また各層の端子片21の先端部
は、ロアーケース70とアッパーケース80に取付けら
れたコネクタハウジング90の端子挿入孔91内に位置
している。この際、端子片21に一番近い位置の絶縁体
40はコネクタハウジング90に固定されており、これ
によって端子片21の位置決めがなされている。
【0018】なお100はコネクタハウジング90内に
設けられたナットであり、該ナット100にはコネクタ
ハウジング90に相手側コネクタハウジング(図示せ
ず)を嵌合した際に、該相手側コネクタハウジングに取
付けられているボルト(図示せず)を接続するものであ
る。
【0019】図6ないし図8は本発明に係るバスバーの
端子部の形成方法の他の実施の形態を説明するための斜
視図である。まず図6に示すように、金属板Aをプレス
で打ち抜いてバスバー本体10と複数の端子片21が並
設された端子部20を有するバスバー1を形成する。前
記の実施の形態とは端子部20の形状が相違している。
すなわち本実施の形態においては、端子部20が組み合
わされた状態で3個設けられている。各端子部20の端
子片21はそれぞれ先端がブリッジ30で連結されてい
る。このように、各端子片21の先端をブリッジ30で
連結しておくことにより、金属板1をプレスで打ち抜い
て複数の端子片21が並設された端子部20を形成する
際、各端子片21の先端側のピッチの乱れを有効に防止
することができる。なお、22は1本の独立した端子片
である。
【0020】次に図7に示すように、並設された複数の
端子片21の基部側を絶縁体40で互いに連結する。絶
縁体40はモールド成形または予め形成した樹脂ブロッ
ク体を組付ける等して形成する。前記の実施の形態と異
なる点は絶縁体40を1ヵ所に設けた点である。
【0021】次に図8に示すように、端子片21の基部
側を90°折り曲げる。この折り曲げは通常プレスを用
いて行う。端子片21は絶縁体40で一体的に連結され
ているので、折り曲げの際にピッチが乱れることがな
い。なお、この折り曲げの際にブリッジ30も切断す
る。これによって、並設された複数の端子片21の基部
側が絶縁体40で互いに連結されたバスバーの端子部を
得ることができる。
【0022】図9には、上記のようなブスバー1を絶縁
板50に積層して形成した積層体60を3層積層してロ
アーケース70とアッパーケース80内に収納した電気
接続箱の要部が示してある。端子部20が縦方向に並列
に並べられており、各層の端子片21の先端部は、ロア
ーケース70に取付けられたコネクタハウジング90の
端子挿入孔91内に位置している。この際、絶縁体40
はコネクタハウジング90に固定されており、これによ
って端子片21の位置決めがなされている。
【0023】なお100はコネクタハウジング90内に
設けられたナットであり、該ナット100にはコネクタ
ハウジング90に相手側コネクタハウジング(図示せ
ず)を嵌合した際に、該相手側コネクタハウジングに取
付けられているボルト(図示せず)を接続するものであ
る。
【0024】
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るバスバーの
端子部は、並設された複数の端子片の基部側を絶縁体で
互いに連結しておくために、端子片の基部側を折り曲げ
る際に端子片を一体的に折り曲げることができるので端
子片間のピッチ乱れや端子片が変形してしまうことを防
止できる。
【0026】また、絶縁体をコネクタハウジングに固定
して端子片の固定部材として利用することにより、端子
片を確実に所定位置に固定することができる。
【0027】更に金属板をプレスで打ち抜いてバスバー
本体と複数の端子片が並設された端子部を形成した後に
並設された複数の端子片の基部側を絶縁体で互いに連結
し、しかる後に並設された複数の端子片の基部側を折り
曲げ加工することによって、端子片間のピッチ乱れや端
子片が変形しないバスバーの端部を簡単に形成すること
ができる。
【0028】更に金属板をプレスで打ち抜いてバスバー
本体と複数の端子片が並設された端子部を形成する際、
並設された複数の端子片をブリッジで互いに連結した状
態で打ち抜き形成し、該ブリッジを、並設された複数の
端子片の基部側を折り曲げ加工する際に切断することに
よって、金属板をプレスで打ち抜いて端子部を形成する
際に該端子部の乱れを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバスバーの端子の形成方法を示す
もので、金属板からバスバーを打ち抜いた状態の斜視
図。
【図2】バスバーの端子部に絶縁体を形成した状態の斜
視図。
【図3】バスバーの端子部を折り曲げ加工した状態の斜
視図。
【図4】バスバーを絶縁板に組付けた状態の斜視図。
【図5】バスバーを電気接続箱内に組み込んだ状態の説
明図。
【図6】本発明の係るバスバーの端子の形成方法の他の
実施の形態を示すもので、金属板からバスバーを打ち抜
いた状態の斜視図。
【図7】バスバーの端子部に絶縁体を形成した状態の斜
視図。
【図8】バスバーの端子部を折り曲げ加工した状態の斜
視図。
【図9】バスバーを電気接続箱内に組み込んだ状態の説
明図。
【符号の説明】
1 バスバー 10 バスバー本体 20 端子部 21 端子片 30 ブリッジ 40 絶縁体 50 絶縁板 60 絶縁板とバスバーの積層体 70 ロアーケース 80 アッパーケース 90 コネクタハウジング

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板をバスバー本体と複数の端子片が並
    設された端子部を形成するように打抜く際、並設された
    複数の端子片をブリッジで互いに連結した状態で打抜
    き、次いで、並設された複数の端子片の基部側複数個所
    に各端子片を連結する複数の絶縁体を設け、しかる後、
    端子片の基部側を複数に折り曲げ加工する際に前記ブリ
    ッジを切断することを特徴とするバスバーの端子部形成
    方法。
  2. 【請求項2】金属板をバスバー本体と複数の端子片が並
    設された端子部を複数個所に形成するように打抜く際
    並設された複数の端子片をブリッジで互いに連結した
    状態で打抜き、次いで、各並設された複数の端子片それ
    ぞれの基部側複数個所に各端子片を連結する絶縁体を設
    け、しかる後、端子片の基部側を折り曲げ加工する際に
    折り曲げ対象となる端子部の前記ブリッジを切断するこ
    とを特徴とするバスバーの端子部形成方法。
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