JPH0282693A - 筺体内冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プリント基板回路や、電源装置、電子機器等
のユニットを筐体内に実装した機器において、上記ユニ
ットより発生した熱を外部に排出し、冷却する筐体内冷
却装置に関するものである。

従来の技術 従来、この種の筐体内冷却装置は、ユニットの実装密度
が高くなったり、筐体の容積が大きくなると、複数のフ
ァンを使用することにより、筐体内の熱を排出して冷却
するように構成されている。

以下、上記従来例について図面を参照しながら説明する
。

第４図に示すように筐体２１内の背面側に例えば、複数
のプリント基板からなる比較的大きいユニット２２が設
けられ、筐体２１内の正面側に例えば、フロッピーディ
スク、ハードディスク等の比較的小さい複数のユニノ）
　２３．２４．２５が並設されている。　ユニット２２
側とユニノ）　２３．２４２５側で筐体２１の底部の吸
入口２６と２７にそれぞれ吸入ファン２８と２９が取り
付けられ、吸入ファン２８．２９の吸入方向と直角方向
で、かつ吸入ファン２８．２９の離隔側となる筐体２１
の背面上部の排出口３０に排出ファン３１が取り付けら
れている。

次に上記従来例の動作について説明する。

吸入ファン２８．２９と排出ファン３０が駆動すると、
吸入ファン２８．２９の回転により外気が筐体２］内に
吸入され、吸入きれた空気は点線矢印で示すように各ユ
ニット２２と２３．２４．２５に沿って流れ、排出ファ
ン３１によって筐体２１外に排出される０ このように、上記従来の冷却装置でも、ファン２８．２
９．３１の配置、個数、強弱の選択により各ユニット２
２ないし２５から発生する熱を筐体２１外に排出し、筐
体２１内を冷却することができる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来例の冷却装置では、筐体２１内
におけるユニット２２側とユニット２３゜２４、２５側
の空気の流れに強弱が生じ、実際には第２図の点線のよ
うに空気が整然と流れず、互いの空気の流れが干渉して
流れに乱れを生じることにより、筐体２１内の空気の排
出を効率よく、かつ十分に行うことができず、冷却効率
が悪いという課題があった。

本発明は、このような従来の課題を解決するものであり
、筐体内の空気の排出効率を向上させることができ、し
たがって、冷却効率を向上させることができるようにし
た筐体内冷却装置を提供することを目的とするものであ
る。

課題を解決するだめの手段 本発明は、上記目的を達成するため、筐体内に実装され
たユニットの複数のブロックごとに空気の流れを分離さ
せるための隔壁を設けると共に、この隔壁により区画さ
れた各空気流路で筐体の内外に空気を流通させるための
吸入手段と排出ファンを備えたものである。

作　　　　用 したがって、本発明によれば、筐体内を隔壁により複数
のブロックごとの空気流路に区画し、各空気流路に吸入
手段と排出ファンを設け、各空気流路ごとに空気を流通
させるようにしているので、空気を整然と流通させて筐
体外に排出させることができる。

実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図ないし第３図は本発明の一実施例における筐体冷
却装置を示し、第１図は筐体を破断した側面図、第２図
は筐体を一部破断した背面図、第３図は要部の斜視図で
ある。

第１図ないし第３図に示すように筐体１内の背面側に例
えば、複数のプリント基板２ａ、２ｂからなる比較的大
きいユニット２が設けられ、筐体１内の正面側に例えば
フロッピーディスク、ハードディスク等の比較的小さい
複数のユニット３゜４．５が並設されている。本実施例
においては、ユニット２側とユニッ）３，４．５側に空
気流路を区画するために隔壁が設けられ、そして、ユニ
ット２側とユニソ）３，４．５側の各ブロックに空気流
路を区画するだめの縦方向の隔壁は筐体１の内側の幅と
ほぼ等しい幅を有するプリント基板２ａにより兼用され
、上部の隔壁６はこのプリント基板２ａの上端に続き、
プリント基板２ｂ、すなわちユニット２を覆うように設
けられている。

この隔壁６によりユニット２側のブロックの排出流路７
ａと、ユニッ）３，４．５側のブロックの排出流路７ｂ
が中央部と両側部に区画され、各排出流路７ａ、７ｂが
筐体１の背方に開放されている。各ブロック側、すなわ
ちユニット２側とユニノ）３，４．５の並列側で筐体１
の底部にそれぞれ吸入口８と９が設けられ、中央部の排
出流路７ａの排出口部には複数の排出ファン１０が取り
付けられ、両側部の排出流路７ｂの内部には排出ファン
１１が取り付けられている。

次に上記実施例の動作について説明する。

機器の運転が開始されると、排出ファン１０と１１も同
時に動作する。排出ファン１０の回転により吸入口８が
ら空気を吸い込み１．この空気は一方のブロックのユニ
ット２に沿って流れる間にその熱を吸収し、排出流路７
ａより筐体１の外部へ排出される。一方、排出ファン１
１の回転により吸入口９がら空気を吸い込み、この空気
は他方のブロックのユニソ）３，４．５に沿って流れる
間にその熱を吸収し、排出流路７ｂより筐体１の外部へ
排出される。

このように、上記実施例によれば、筐体１内のユニット
２，３，４．５を隔壁２ａ１６により２つのブロックの
空気流路に区画し、各々の冷却のための空気の流れを分
離させ、互いに干渉しないようにしているので、空気の
吸入、排気を効率よ〈行うことができ、筐体１内の冷却
を十分に行うことができる。また、上記のように冷却の
効率を向上させることにより、ファンの数量の減少、形
状の小型化を図ることができる。

なお、上記実施例では、上記のよう疋冷却の効率向上に
より吸入ロア、８を用いるようにしているが、吸入ファ
ンを用いることもできる。また。

プリント基板２ａにより隔壁の一部を兼用しているが、
別途、隔壁を設けてもよい。

発明の効果 以上述べたように本発明によれば、筐体内を隔壁により
複数のブロックごとの空気の流路に区画し、各空気流路
に吸入手段と排出ファンを設け、各空気流路ごとに空気
を流通させるようにしているので、互いの空気の流れが
干渉し合うことがなくなり、空気を整然と流通させて筐
体外に排出させることができる。したがって、空気の吸
入、排気を効率よく行うことができ、冷却効率を向上さ
せることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における筐体内冷却装置の筐
体を破断した側面図、第２図は筐体を一部破断した背面
図、第３図は要部の斜視図、第４図は従来の筐体内冷却
装置による筐体を破断した側面図である。 １・・・筐体、２・・ユニット、２ａ・・・プリント基
板（隔壁）、２ｂ・・プリント基板、３，４．５・・ユ
ニット、６・隔壁、７ａ、７ｂ・・・排出流路、　８，
９・・吸入口、１０　、１１　　排出ファン。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 筐体内に実装されたユニットの複数のブロックごとに空
   気の流れを分離させるための隔壁を設けると共に、この
   隔壁により区画された各空気流路で筐体の内外に空気を
   流通させるための吸入手段と排出ファンを備えた筐体内
   冷却装置。