JPH0278557A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0278557A
JPH0278557A JP23080088A JP23080088A JPH0278557A JP H0278557 A JPH0278557 A JP H0278557A JP 23080088 A JP23080088 A JP 23080088A JP 23080088 A JP23080088 A JP 23080088A JP H0278557 A JPH0278557 A JP H0278557A
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ink
carriage
step motor
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JP23080088A
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Kaname Suwa
諏訪 要
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17566Ink level or ink residue control

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録装置に関し、詳しくはインクタンクを有す
る印字ヘッドを移動させて印字を行う記録装置に閣する
〔従来の技術〕
近年、コンピュータ利用の事務用機器の普及につれ、そ
の記録装置の出す動作音が騒音となり、事務能率を低下
させる原因になっている。このため、機器の低騒音化の
要請が増大し、これに伴って記録装置の低騒音化が要求
されている。
記録装置には、記録方式により、サーマル式、1ツイヤ
ドツト式、インクジェット式等に分けることができる。
このうち、インクジェット方式(インクジェット記録装
置)は、少なくとも1つの微細なオリフィス(又はノズ
ル)を有する記録ヘッドにインク4供給すると共に、印
字データに基づいて該オリフィスに設けられたエネルギ
ー発生体を駆動し、オリフィス内のインクに運動力を与
えてオリフィスの先端よりインク滴を飛翔させ、このイ
ンク滴を普通紙やプラスチックE4Jiなどのシートに
付着させてド−/ )パターンを形成していくように構
成されているので、低騒音化が図れる利点がある。
このインクジェット記録装置には、記録へ・7ドに対す
るインク供給装置を、離隔した位置に別体として備え、
両者間を供給管等の連通部材を含むインク供給系を介し
て結合したものがある。また、記録ヘットを記録装置の
キャリッジ上に固定し、記録媒体の搬送方向に対し、直
交方向へステップモータ等のキャリッジ駆動源によって
移動させ、記録ヘッドへの通電によりオンデマンド型制
御で記録する方式がとられている。
史に、ヘッドとインク供給源とを一体の部材として構成
したインク源一体型ヘットを用いて記録を行う記録装置
も提案(例えば、特願昭60−9123 [i )され
ている。この構成によれば、比較的簡素な構成によって
インクの蒸発や空気の混入等を排除できると共に、ヘッ
トへの配管を不必要にすることができるので取扱いが容
易になる利点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このようにインク源一体化ヘッドを搭載した従
来の記録装置にあっては、インク吐出により漸次インク
が減少するためにインク残量が変化し、キャリッジの駆
動源であるモータへの負荷、特に慣性負荷が変化し、液
滴のドツトによるマトリクス構成の文字、記号等のドツ
ト間ピッチを乱し、記録品位の低下を招いていた。
また、キャリッジの定速印字走行区間及び、それを挟む
加速、減速走行区間でのモータの作動が、慣性負荷の変
化によって脱調等の現象を招き、振動騒音を生じる場合
があった。
ごの問題について、史に詳細に説明する。
インクヘッド内のインク残量が中程度のときの平均的キ
ャリッジ負荷に相応してモータの駆動条件を設定した場
合、インクが満たされているときには、重量が犬になる
ため、種々不具合を生じる。
第12図(a)、(b)はキャリッジの駆動源であるス
テップモータの過渡特性を示し−でいる。第12圓では
、ステップモータに成る駆動信号を与えた場合の経過時
間りに対する回転角θ(縦軸)の関係を示している。駆
動信号が与えられると、立上がり時間tQ後にオーバー
シュートを生じ、固有の減衰振動をしながら目標の回転
角θlで停止する。第12図(a)はインクがインクヘ
ッドに満たされている場合で、(b)図はインクが減少
した場合を示し、キャリッジの負荷特性の相違により、
停止時間L1、t2はtl>t2となる。
仮にt2の時点でヘッドに対しインク吐出指令が出力さ
れるように設定した場合には、第12(a)図のように
最大△θ1のステップ角誤差が生じ、キャリッジの走行
方向のドツト間ピンチが乱れる。
また、tQからtlの減衰振動時にステップモータに次
の駆動信号が与えられた場合、キャリッジが振動して走
行騒音が生じることがあり、最悪の場合には脱調を生じ
る。また、仮にtlの時点でインク吐出指令(または次
の駆動信号)が与えられるように設定した場合、第12
図(b)のような無駄な時間(tl−12)が生じ、不
要な時間の田失になる。
以上の現象は、キャリッジに搭載されるヘッドのインク
容量が大きいほど、インクが減少したときの重量差が大
きくなるため、顕著に現れるものである。
本発明の目的は、このような従来技術の問題を解決でき
、印字騒音の低減、印字速度及び記録文字等の品位の向
上が図れるようにした記録装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、インク供給源のインク残量を検出するインク
残批検出手段と、キャリッジを駆動するステップモータ
の通電パルス幅又は電圧をO1j記インク残量検出手段
により検出されたインク残量に応じて制御j°る制御手
段とを設けることにより、上記目的を達成するものであ
る。
〔作用〕
上記のように構成するごとによって、インクの残量が変
化しmlが変化したとき、キャリッジに慣性の影響が現
れるので、インク残量の検出値に基づいてステップモー
タにかかる慣性負荷の変化に応じてステップモータが駆
動され、慣性負荷の影客が排除される結果、脱調や振動
騒音の発生が減少する。
〔実施例〕
以下、第1図〜第11図を参照して本発明を具体的に説
明する。
第1図は本発明による記録装置の一実施例を示すブロッ
ク図であり、第2図は記録装置の機構を示す斜視図であ
る。
第2図において、lはプラスチック等の合成樹脂材料を
インジェクション成形により加工されて装置のベース基
体となるフレームであり、内部には被記録体としての記
録紙2の搬送機構、搬送案内部、搬送駆動機構等が配設
されている。
3は第3図に示すインクへラド7を載置し記録紙2の搬
送方向に直交する方向すなわら主走査方向へ往復動させ
るキャリッジ、4はキャリ・7ジ3の移動をガイドする
キャリッジ軸、5はフレームlの上部に配設されると共
にプラテン面5a及び爪5bを有するプリンタカバー、
6はキャリッジ3のホームポジション(Hl))を検出
すると共に一対のリーフ接点6aを有するスイッチ(キ
ャリフジが右端に移動したときに接点6aを閉じ制御部
へ位置検出信号を送出する)である。
8はフレキシブル基板であり、複数の接点8aを備え、
たるみ部8Cをもってフレーム1内に配設されている。
9はレバーであり、操作部9a、キャリッジの左右壁に
設りられた穴3bに嵌入した軸9b、押付部9G及び小
突起9dを有し、ヘッドをキャリッジ3に固定する際に
用いられる。
IOはフレキシブル基板8の途中をキャリッジ3に固定
する固定具、11はフレキシブル基板80)先端をキャ
リッジの前面壁へ固定ず柩固定具、12ば接点8aの背
面に設けられて接点8aをヘッド側へ押圧するゴム等の
弾性材料で形成されたダンパーである。
第3図はインクヘッド7の詳細を示す斜視図である。ま
た、第4図はノズル部の部分断面図を示している。この
インクヘッド7は、インク内蔵型の使い捨て型であり、
液体インク供給部7e、ノズル7a及び薄膜抵抗体7f
より構成されている。
薄膜抵抗体7rは、ノズル7aの直下に位置し、基板7
g上に形成された端子7Cに接続されている。また、ノ
ズル7aは基板7g上に接着されたプレート7 k+に
複数のオリフィスが縦に一列に設けられており、プレー
ト7hと基板7gとの間に各オリフィスに対向させてイ
ンク溜り71が設けらn、ている。基板7gの下部の両
側には、キャリッジ3に設けられている位置決め穴3a
に嵌入可能にピン7bがフランジ部7dに設けられてい
る。
次に、第3図の構成によるインクヘッド7の動作につい
て説明する。インクの吐出は、端子7fに記録情報に対
応した印加信号を与え、薄膜抵抗体7fに通電させ、発
熱を生じさせることにより可能になる。この通電により
、数μs以内の短時間に薄膜抵抗体7[上のインクが気
化し、急速に蒸気の泡が成長し、泡に接するインクに運
動力を伝達させる。このインクは、10m/3以上の速
度でインク溜まり71を通過し、第4図のように飛翔す
る。吐出によって失われたインクは、毛管現象によって
インク溜まり71に連通ずるインク供給部7eから補充
される。
次に、インクヘッドを第2図のキャリッジ3に装着すに
るに際しては、キャリフジ3の上部よりインクヘッド7
を押下してセントする。ついでレバー操作部9aを第2
図の矢印六方向へ軸9bを中心に回動させると、インク
へラド7のフランジ部7dをレバー9の押圧部9Cが押
圧し、インクヘッドフ全体を接点8a方向へ移動させる
。これにより、インクヘッド7のピン7bがキャリッジ
3の位置決め穴3aに嵌入し、インクへラド7が固定さ
れると共に、接点8aに端子7Cが接触し、薄膜抵抗体
7fに通電が可能な状態にされる。レバー9は、操作部
9aを矢印六方向へ回動させてインクヘッド7をキャリ
ッジ3に固定するまでの作動ストロークの間、外側面に
設けられた小突起9dがキャリフジの側壁角部3dの内
面と接触して操作力が重くなるが、インクヘッド7の固
定位置では角部3dを小突起9dが乗り越えることによ
り軽くなり、ロックがなされる。キャリッジ3ば後述の
駆動機構によって、キャリフジ軸4に沿って往復動する
第5図はキャリッジ3及び記録紙2の駆動系の詳細を示
す斜視図である。
第5図において、13は搬送系の動力源としてのステッ
プモータであり、本実施例では4相の励磁信号により所
定のステップ角回転を行うものが用いられ、相の励磁順
序によって可逆回転がなされる。このステップモータ1
3は、第2図に示したフレーム1にビス及び取付穴14
aを用いて固定される取付金具14に装着される。ステ
ップモータ13の軸13aには、下部がキャリフジ3を
駆動する為のタイミングヘルド15に噛合して動力をタ
イミングベルト15に伝達するプーリ部16aと、上部
が紙送り軸18を駆動する為の紙送りギヤ17に噛合す
るウオームギヤ部16bとが一体化されたウオームギヤ
プーリ16が装着されている。
タイミングヘルド15は、取付金具14に嵌着された3
11Mのプーリ軸9に回転自在に支持されたプーリ20
に環状に張設され、モータの軸13aのステップ駆動に
応じて回転する。このタイミングベルト15の一部には
、キャリフジ3の先端部3eが固定さn、ているため、
キャリッジ軸4とフレーム1のレール部1 aに案内さ
れたキャリ、ジ3は、タイミングヘルド15の移動と1
対1に対応した直線運動を行い、その過程でインクヘッ
ド7を駆動して印字を行う。また、紙送りギヤ17は、
ステップモータ13の軸13aが第5図のB方向へ回転
するときにD方向へ回転する。
紙送りギヤ17と紙送り軸18との間には、第6図に示
すように、ばねクラッチ21が介在しており、紙送りギ
ヤ17のD方向への回転に対してコイル部内径が弛み、
紙送り軸I8との間にスリップが生じ、紙送りギヤ17
の回転が伝達されない。一方、紙送り軸18のE方向の
回転に対しては、逆に、ばねクラッチ21のコイル部内
径が小さくなり、紙送り軸18との摩擦が増加すること
によって、紙送り軸18は紙送りギヤ17と一体になっ
て回転する。したがって、第5図において、モータ軸1
3aのB方向へ回転することにより、タイミングベルト
15を回転させてキャリ、7ジ3をF方向へ移動させる
のに対し、紙送り軸18は回転しない。逆にモータ軸t
3aがC方向へ回転すると、キャリッジ3をF方向と逆
の方向へ移動させると共に、紙送り軸18をE方向へ回
転させる。
紙送り軸18には、紙送りローラ22が固定され、この
紙送りローラ22に圧接するようにピンチローラ24が
取付金具14に軸支されたローラ軸23に支持されてい
るので、E方向へのみ回転が可能な紙送りローラ22が
回転することにより、紙送りローラ22とピンチローラ
24に挟まれた記録紙2は所定量が繰り出される。イン
クヘッド7へ印字指令は、キャリフジ3がF方向へ移動
するときのみ行われ、このときには記録紙2は静止して
おり、ノズル7aからインクの吐出が記録紙2に対して
行われ、印字指令に基づいた所望の記録がなされる。
次に、第1図の構成につい°C説明する。
第1図において、25はマイクロコンピュータ等を用い
て構成されて各種制御を実行する演算処理装置、26は
演算処理装置25の各種演算の基本タイミングの同期を
とるクロック発振器、27は指令を入力するキーやテン
キー等を含んで構成されるキーボード、28は演算処理
装置25に接続され、与えられた印字指令コードに基づ
いて印字処理を実行する印字処理装置、29は印字処理
装置28より与えられるキャラクタコードを判別し対応
するキャラクタフォントをドントマトリソクスで構成さ
れる文字のドツトに対応したビット羊位の信号を印字処
理装置28に転送する。
30は印字処理装置28より与えられるドyl−マトリ
クス対応のノズル駆動信号をインク吐出を行うに要する
出力レベルに増幅する印字ドライバー、31は印字処理
装置28に接続されて吐出インクの数量をカウントする
カウンタ、32はカウンタ31より出力される信号によ
ってインク残量を評価して演算処理装置25ヘインク残
量情報を出力するインク残量検出器、33はインク残量
検出器32より出力されるリセット信号によってカウン
タ31をリセットさせるリセット回路、34は演算処理
装置25の出力信号に基づいてステンプモータ13を駆
動するステンプモータ駆動回路である。
次に、第1図の構成の動作について説明する。
キーボード27で入力された内容は演算処理装置25に
取り込まれ、それらが印字の指令である場合、演算処理
装置25は印字処理装置28へ印字指令コードを出力す
る。印字処理装置28は印字指令コードに基づいて、文
字発生器29に対し印字すべきキャラクタコードの判別
後、対応するキャラクタフォントをドツトマトリクスで
構成される文字のドツトに対応したビット単位の信号を
印字処理装置28へ返送する。印字処理装置28は、文
字発生器29よりの信号をインクヘッド7の各オリフィ
スに対応する信号に分解し、印字ドライバ30へ転送す
ると同時に吐出インクの数量をカウントするためのカウ
ンタ31へ出力する。
印字ドライバ30は、印字処理装置28からの信号を増
幅し、フレキシブル基板8を経由してインクヘッド7の
薄膜抵抗体7fへ印加する。薄膜抵抗体7rが加熱され
ることによって、インク滴がノズル7aより飛翔する。
一方、印字処理装置28からの吐出信号を計数するカウ
ンタ31は、予め設定されている計数値に達すると、イ
ンク残量検出器32へ信号が出力され、インク残量が評
価されると共に演算処理装置25ヘインク残量情報信号
が排出され、同時にリセット回路33ヘカウンタ31の
計数値をリセットするためのリセット信号を送出する。
ごれによりカウンタ31がリセットされる。
インク残置検出器33は、カウンタ31の信号出力数に
応じて数段階の信号を出力する機能を備え、インク残量
に応じた最適なキャリッジの走行を行うために、ステッ
プモータの駆動信号群の内の1つを選択するのに供せら
れる。また、35は第8図に示す駆動信号タイミングの
情報が記↑、りされるタイムテーブルである。
第7図は、ステップモータ13及びその駆動回路34を
示す回路図である。ステップモータ13は、巻線Ll、
L2、L3、L4を有する4相型で、各巻線にパルス電
圧φl〜φ4が順次印加されることにより、回転軸13
aは静止位置から90度ステップで回転し、4個のパル
ス電圧が印加さn、ることによって1回転する。ステッ
プモータ13が回転することにより、第5図のウオーム
ギヤプーリ16が回転し、キャリッジ3が印字文字の行
方向く主走査方向)へ移動し、その過程で印字が行われ
る。
駆動回路34は、パルス電圧φ1〜φ4を所定のタイミ
ングによって発生させるもので、各相の回路は同一であ
るので1相分の構成についてのみ説明する。抵抗341
及び342は入力電圧を抵抗分圧するためのもので、分
圧点にはエミッタ接地型のNPN型トランジスタ343
のベースが接続されている。トランジスタ343のコレ
クタは出力端子となり、このコレクタとVM間にダイオ
ード344と抵抗345の直列回路が挿入されている。
各トランジスタには巻線L1〜L4の内の1つが負荷と
して接続され、各巻線の一方は共通接続されてVM端子
となり、直流電源が供給される。
第7図の構成において、入力端子に演算処理装置25よ
り移動指令(”H”レヘル電圧)が印加されると、トラ
ンジスタ343が導通し、巻線L1に端子VMよりの電
流が流れる。なお、電流遮断時に巻線Llに誘起した電
流は、ダイオード344及び抵抗345より成る回路に
よって吸収される。抵抗345はステップモータ13の
巻線Llによるインダクタンスに打ち勝ら、電流の立上
がりを早くする機能を有している。以上はパルス電圧φ
1の回路動作に関するものであるが、φ2〜φ4におい
ても同様であり、従って重複する説明は省略する。
第8図(a)、(b)、(c)はステップモータ13に
印加する駆動信号の各動作モードに応じたタイミングチ
ャートを示すものである。駆動信号は、キャリッジ3の
停止状態から速度を上昇させる加速域、印字動作を行う
定速印字域、キャリッジ3を停止させるために減速させ
る減速域の各々について通電幅を制御する。通電のオン
・オフのタイミングは、クロック発振器26より与えら
n、るクロックパルスCPに同期させて行われ、φl−
→φ2−φ3→φ4−φ1−−−−−一−の順序で駆動
信号が発生する。
第8図(a)は、インク残量が犬の場合を示し、加速域
に8けるφ1〜φ4のパルス幅を夫々6L、5t、4t
、3Lのように減少させ(tはcpの1川明の時間)、
キャリッジ3の速度増加に合わせて励磁を行う例である
。更に定速印字域では駆動パルス幅を一定の3しに保っ
てインク吐出による印字を行う。また、定速印字域に続
く減速域では、加速域とは逆に駆動パルス幅を3t、4
t、5L、6しのように増大させてキャリッジ3を円滑
に停止させる。
1行分の印字が終了すると、キャリッジ3を逆走行させ
てホームポジションへ復帰させる。このとき、ステップ
モータ13に対する駆動信号の印加をφ4−φ3−φ2
−φ1−φ4−−一−−−−−の順で行いモータ軸13
aを逆回転させる。こ?′I7により紙送りローラ22
が回転し、記録紙2を1行分だけ搬送する。キャリッジ
3は、ホームポジションへ到達すると、スイッチ6を作
動させて駆動回路34からの駆動信号を断ち、キャリ、
ジ3をホームポジションで停止したままにさせる。
第8図(b)は駆動信号のパルス幅を第8図(a)の場
合より短くした例であり、加速域ではφ1〜φ4を5t
→4t−’3L→2【のように励磁し、定速域ではφl
〜ψ4を2tにし、減速域では2t→3 L−+4 t
−+5 tのように加速域の逆になるようにしている。
このように、通電幅を前記実施例に対し全体にtだけ短
縮したことにより、印字スピードが向上する。第8図(
b)のタイミングチャートによる制御は、キャリッジ3
のMA 、Ftkが成る程度減少した際に通し、減少量
はチめ計測されたインクの1吐出−tuftと、印字パ
ルス総数の積で知ることができる。この減少量と初期の
インクff1fflとの差を演算し、インク残量を検知
するのがインク残量検出器32である。キャリッジ3の
慣性負荷は、インクの減少によって大きく変動するもの
であることから、インクの残量に応じた最適の駆動信号
のパルス幅を選択するごとにより、トフトマトリクスの
文字構成に歪を生じさせることな(、印字速度の向上を
図ることができる。
第8図(、c)は、第8図(b)の場合より更にインク
残量が減少したときに用いるので、加速域ではφl〜φ
4を4L→3L→2L−t、定速印字域ではφl〜φ4
をり、減速域ではt−+ 2 L −43t−+4tと
なるようにしたものである。
なお、第8図(a)、(b)、(C)のいずれのタイム
チャートを用いるかは、インク残量検出器32のインク
残量情報により、演算処理装置25が選択する。
以上の実施例においては、インク吐出信号のパルス数を
計数してインク残量検出を行うものとしたが、これに限
らず、インク残量を正確に検出し、電気信号に変換でき
るものであれば、どのようなものであってもよい。
この−例を示したのが第9図である。
第9図において、インク残量検出器32aは、インクヘ
ッド7内のインク収容容器70に配設された1対の電極
40a、40bの出力電圧又は基準電圧■lニの一方を
選択するスイッチ31.スイッチS1より出力されるア
ナログ信号をディジタル信号に変換する積分器321.
該積分器321の出力信号を増幅するアンプ322、ク
ロック信号を発生するクロック発振″5323、積分器
321の出力に成るレベル以上の電圧が発生していると
きにクロック発振器323のクロックに同期した信号を
出力するゲート324、及びゲート324の出力パルス
をカウントするカウンタ325より構成さてしる。
第9図の構成において、インク収容々器70内のインク
が減少するにつれ、電極40aと40b間の電極間抵抗
は増大する。まず、スイッチSlは電極40a側に接続
され、S2は開にされている。電極間抵抗に反比例した
電圧が電極40aに出力され、スメノチS1を介して積
分器321に印加される。積分器321は入力電圧を積
分する。
次に、スイッチS1を極性が逆の基準電圧VR側へ倒し
、VRを積分器321で積分する。積分器321の出力
が零になる時間をゲート324の出力パルスによってカ
ウンタ325で計数するごとにより、・インク残量の信
号として演算処理装置25へ出力し、タイムテーブル3
5に記憶さn、たタイミング情報を読み出す。
本実施例によれば、インクヘッドが交換された際、自動
的にインク残量検出器を作動させることができる利点が
ある。
なお、以上の実施例では、インク残量検出器32の出力
信号によってタイムテーブル35の駆動信号タイミング
情報群の中から1つを選択するものとしたが、このほか
、基準となる同期信QCpの周波数を適宜変化させ、ス
テップモータ13の駆りJ信号を変換してもよい。この
−例を示したのが第10図である。
第101aにおいて、36a、36bおよび36Cは分
周器であり、順次クロック発振器26の出力周波数を1
/2.1/4.1/8、に分周する。また、37a、3
7b及び37cは2人力のアントゲートであり、いずれ
も一方の入力端子には演算処理装置25より出力される
選択信号が入力されている。アントケート37a〜37
 c、は各々分周器36a〜、’(6cの分周出力を他
方の人力とし、両人力が共に”ト1″レヘルであるとき
に”H”レベル信号を出力する。38はアントゲ−1−
37a〜37cの出力信号の論理和をとるオアゲートで
あり、そのオアゲート出力はクロックパルスCPとして
6Ij算処理装置25へ印加される。
第1O図においては、インク残量検出器32からのイン
ク残量情報に基づいて演算処理装置25は選択信吟をア
ントゲ−)37a〜37cのいずれかへ出力する。選択
信号の与えられているアント′ゲート31a〜37cに
対し分周出力が印加ざn、るときに出力信号が発生し、
この信号はオアゲート38を介して演算処理装置25へ
出力される。
インク残量が大の状態から減少するに従って分周器36
a〜36cは、7ンドゲート37 a 〜3 ”ICに
より36 c−36b−36a ヘと順次周波数の^い
ものが選択される。
次に、第11図はステップモータ駆動回路の電圧変換回
路部を示すブロック図であり、インク残量情報に基づい
てステップモータの駆動電圧VMを変化させるようにし
たものである。電圧変換回路部39は、演算処理装置2
5より出力される信号を入力とするトランジスタTr 
L 、Tr2 、Tr3、各トランジスタのコレクタに
電源を供給する電圧JQVS、)ランジスタTr2とT
riのエミッタ間に接続ざn、るダイオードD1、及び
1−ランジスタl’r3とTr2のエミッタ間に接続さ
れるダイオードD2より構成される。電圧変換回路39
の出力は、!・ランジスタTrlのエミッタより取り出
される。
例えば、トランジスタTriのベースに”l(”レベル
の電圧が印加されると、トランジスタTriのみが導通
状!さになり、はばVSの電圧がステップモータ駆動回
路34へV Mとして与えられる。つぎにトランジスタ
Tr3のベースに” H″レヘル電圧が印加されたとす
ると、トランジスタ’rr3のみが導通状態になり、電
圧源vSからダイオード[)lとDl)順方向電圧降下
分(=2X0.7V)を引いた電圧、すなわちVM= 
(VS−1,4V)がステッピングモータ駆動回路34
に印加される。
また、トランジスタ1゛r2が動作すると、VM= (
VS−0,7v)が電圧交換回路39より出力される。
トランジスタTr l ”Tr 3ば、インクが減少す
るにつれてT r 1−4T r 2−=”; r 3
の順に切り換えられ、VM電圧を順次降下させる。この
場合、ステップモータ駆動信号のパルス幅を変化させな
くとも電圧が変化するため、キャリッジ3の駆動力はイ
ンク残量に応じて最適なものを選択できる利点がある。
〔発明の効果〕
以上より明らかな如く、本発明によれば、インク供給源
のインク残量を検出するインク残量検出手段と、該手段
により検出されたインク残量に応じてステップモータの
通電パルス幅又はパルス電圧を制御する制御手段とを設
ける構成にしたので、慣性負荷の変化に起因する影響を
排除することができ、キャリッジ走行中に生ずる印字騒
音の減少、印字速度の向上及び印字品位の向上を図るこ
とが可能になる。
また、制御手段は、ステップモータへの通電パルス幅を
、キャリッジの加速域では徐々に短くなるようにし、減
速域では徐々に長くなるようにしたので、i11!な構
成によりキャリッジの安定走行を可能にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による記録装置の一実施例を示すブロッ
ク図、第2図は記録装置の機構を示す斜視図、第3図は
インクヘッド7の詳細を示す斜視図、第4図はノズル部
の部分断面図、第5図はキャリッジ及び記録紙の駆動系
の詳細を示す斜視図、第6図は紙送り部の詳細を示す断
面図、第7図はステップモータ13及びその駆動回路3
4を示す回路図、第8図(a)、(b)、(c)はステ
ップモータ13に印加する駆動信号の各動作モートに応
じたタイミングチャート、第9図はインク残量検出器の
他の実施例を示すブロック図、第10図はクロックパル
ス周波数の変換部を示すブロック図、第11図はステッ
プモータ駆動電圧の電圧変換回路部を示すブロック図、
第12図(、a)、(b)、はステップモータの過渡特
性を示す特性図である。 3−一−−−−−−−キャリッジ、7−−−−−インク
ヘツド、1、J−−一〜−−−−ノズル、7 e−一−
−−−−・インク供給部、13−−−−−−ステップモ
ータ、25−−−−−−一演算処理装置、26−−− 
−一クロック発振器、28−−−−−−−−一印字処理
装置、29−−−−−一・−文字発生器、31−−−−
−カウンタ、32−−−−インク残量検出装置、34−
−−−−ステップモータ駆動電圧、35−−−一タイム
テーブル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インク供給源が一体化されたヘッドを搭載したキ
    ャリッジと、該キャリッジを記録状況に応じて移動させ
    る駆動源となるステップモータとを備え記録ヘッドのオ
    リフィスよりインク滴を記録情報に応じて吐出させるこ
    とにより記録を行う記録装置において、前記インク供給
    源のインク残量を検出するインク残量検出手段と、該手
    段により検出されたインク残量情報に応じて前記ステッ
    プモータの通電パルス幅又はパルス電圧の少なくとも一
    方を制御する制御手段とを具備することを特徴とする記
    録装置。
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