JPH0273022A - 組織プラスミノーゲン活性化因子を用いた薬学的製剤 - Google Patents

組織プラスミノーゲン活性化因子を用いた薬学的製剤

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JPH0273022A
JPH0273022A JP1211222A JP21122289A JPH0273022A JP H0273022 A JPH0273022 A JP H0273022A JP 1211222 A JP1211222 A JP 1211222A JP 21122289 A JP21122289 A JP 21122289A JP H0273022 A JPH0273022 A JP H0273022A
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acid sequence
protein
blood vessels
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Berger Henry Jr
ヘンリイ バーガー,ジュニア
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、組織プラスミノーゲン活性化因子と活性化プ
ロティンCとのコンビネーション、ツレらを含有する薬
学的製剤、及びヒト並びに獣医薬へのそれらの用途に関
する。
凝血を形成する酵素系、凝固系、及び凝血を溶解する酵
素系、即ち、開通性のある血管床を維持する線維素溶解
系との間には動的平衡状態が存在している。創傷部から
の血液流出によるロスを抑えるために、創傷部の血管V
Cおいて凝血が形成される。創傷が治癒した後には、線
維素溶解系の作用により余分な凝血が溶解される。時と
して、創傷とは無関係に凝血が形成されて主要血管中に
溜り、血液の循環が部分的にあるいは全体的に障害を受
ける場合がある。この、J:うな現象が心臓、肺あるい
は脳において起こった場合には、その結果として、心筋
梗塞、肺塞栓症、脳卒中などになる。
このような症状が先進国での主要な死亡原因となってい
る。
凝血シ工、蛋白質加水分解活性を有する酵素プラスミン
てよって溶解される繊維網からなっている。
このプラスミンは、プラスミノーゲン活性fヒ因子の作
用により、血液プラズマの一成分である非活性プロエン
ディムのプラスSノーダンから誘導される。哺乳動物に
おいては、免疫学的に異なる2つのプラスミノーゲン活
性1ヒ因子が存在する。その1つは内因性プラスミノー
ケ9ン活性比因子であり、これはつaキナーゼとしても
知られており、腎臓によって産生きれる酵素であり尿中
から単離することができろ。また、多くの組織培養源か
らも調製することができる。他の1つは、外因性プ2ス
ミノーrン活性化因子であり、これは血管ゾ2スミノー
rン活性比因子あるいは組織デラスミノーデン活性化因
子(t−PA、lとしても知られており、多くの組織ホ
モジェネート(特にヒトの子宮)、血管細f@壁及びあ
る種の培養細胞から単離することができる。更に、これ
ら2種類のプラスミノ−rン活性比因子ICDOえて、
バクテリア産生物の1つであるストレプトキナーゼがあ
り、これはベータ溶血性連鎖球菌から得ることができる
。これらつaキナーゼ及びストレゾ、トキナーゼの主た
る欠点は、これらは凝血部位においてのみ活性を示すも
のではなく循環系の全てにおいて活性を示すと言う点で
ある。これに対して、t−PAの生物学的活性はフィブ
リンの存在に依存しており、フィブリンに結分してそこ
でf′!5性1ヒされろ。従って、t−PAの王たる活
ffl:は凝血部位においてのみ発揮され、即ち、溶解
丁べきフィブリン網の存在下においてのみ発揮され、こ
のため出血傾向を引き起こ丁とい5危険性が著しく少な
い。
プロティンCは、血液プラズマ中に存在するビタミンに
依存性チモーゲンの1つである。プロティンCは循環系
においては非活性であるが、そのN末端からト9デカベ
プチーがυσ水分解的に解裂することによって活性型に
変換され、この活性型は活性化プロテインCとしても知
られている。1n71vO蛋白加水分解は、スaンビン
/スaンヴモジュリン補足因子経路にまり内皮表面上に
おいて引き起こされる。非活性型のプロティンCの蛋白
η0水分解は、各種のプロテアーゼによりin vit
r。
で引き起ご丁ことも可能である。活性fヒデロティンC
は2つの生理作用を持っている。即ち、その1つはプラ
スミノ−rン活性比因子インヒビターを非活性化するゾ
ロ線維素溶解活性であり、−他の1つはin ViVO
においてプラスミノーゲン活性比因子の遊離を誘導する
ゾ0線維素浴解活性である(文献1−6)。また、活性
化プロティンCは、活性比凝固因子VaとV口laの蛋
白卯水分解的非活注fヒな引き起こ丁抗凝固剤でもある
(文献6−9)。
t−PAによる血栓症治療の主たる問題点の1つは、他
のプラスミノーデン活性化因子の場合と同様に、血栓溶
解後に血管の再閉塞がどの程度起こるかという点である
。ヘパリン(文献゛10及び11)、抗血小板剤(文献
12)、ナイトレート(文献15)、t−PA (文献
13及び14)などの各種の薬剤が血管の開通性を維持
するために使用されている。しかしながら、この点に関
しては、より有効な治療法の開発が望まれている。
本発明者により、t−PAと活性化プロテインCトノコ
ンビネーションが血管の再閉塞を阻止する共働効果を有
することが見出された。
しかして、本発明によれば、哺乳動物での血管の再閉塞
を阻止するために用いるt−PAと活性化プロティンC
とのコンビネーションが提供される。
本発明に用いるt−PAは、哺乳動物特にヒトのt−P
Aに実質的に対応する生物活性な有する蛋白であればい
ずれでもよく、またグリコジル比されていてもされてい
なくともよい。gp−A−112122に記載されてい
るように、1本鎖または2末鎖t−PAでもよく、また
それらの混合物であってもよい。十分にグリコジル比さ
れたヒトt−PAは、ポリアクリルアミvrル電気泳動
で測定した見かけの分子量が約70.000であり、7
.5と8.0の間の等電点な有している。t−PAは約
300.000−600.000IU/■の比活性を有
しているのが好ましい。国際単位(工U)は、WHON
ationalInstitute  for  Bi
ological  5tandards  and(
!0ntrO1(HO117Hill、 Hampst
ead、 London、 NW36 RB、σK)K
よって定義された活性の国際単位であり、凝血溶解アッ
セイにより測定してスタンダーV調製品と比較して得ら
れたものである。
t−PAのアミノ酸配列は、8g1図に示したアミノ酸
配列と実質的に対応するものが望ましい。従って、t−
PAのアミノ酸配列は第1図と同じであってもよい。ま
た1つもしくはそれ以上のアミノ酸の欠失、置換、挿入
もしくは介在あるいは対立遺伝子もしく(1他のアミノ
酸の付り口があり、その結果得られるアミノ酸配列がW
J1図のアミノ酸配列と少なくとも80%好ましくは少
なくとも90傷の相同性を有し且つ本質的に同様の生物
学的特性及び免疫学的特性を有するものであってもよし
)¥Pに、アミノ酸配夕IJは第1図と同じ配列、ある
いはそのN末端のセリンから245番目のアミノ酸がメ
チオニンの代わりにバリンとなった配列、あるいは最初
の3つのアミノ酸のいずれかが任意に除去された配列も
しくはN末端の先K G17−Aja−Argのポリ被
デチrが任意に付〃口された配列が望ましくゝ。
第1図に示したアミノ酸配列には65個のシスティン残
基が含まれており、従って17個のジスルフィド結合を
形成し得る可能性がある。その構造が詳細に決定されて
いる他の蛋白との類似性に基いて、90番目のアミノ酸
とC末端のゾOIJンとの間のジスルフィド結合が形成
されたアミノ酸配列の構造を推定すると第2図に示した
如き構造となる。N末端領域の構造についてはこれまで
にいくつかの構造が提案されているが[Progres
θin Fit)rinolysig、 1983 、
6 、269−273p及びproc、 Natl、 
Acad、 sci、、 1984 * 81 *53
55−5359 ]、未だ確定的なもので(工ない。t
−PAの渚も重要な特徴は、92番目と173番目の間
及び180番目と261番目の間のアミノ酸配列の2つ
のクリングル領域と、セリンゾロテアーゼ領域であり、
クリングル領域はフィブリンへの結合に関与しており、
セリンデaテアーゼ領域はB鎖の主要部分を含んでいて
プラスミノ−rンの活性化に関与している。セリンゾロ
テアーゼにおいて特に意義のあるアミノ酸は、触媒的な
三組のアミノ酸H1θ/Asp/sθrである。t−P
Aにおいては、これらのアミノ酸は、322.371及
び463番目に存在する。264番目と395番目のシ
スティン残基の間のジスルフィド結合も重要な意義を有
しており、2本鎖のt−PAICおけるA鎖とB鎖とを
保持てる役割りを果たしている。
第1因及び第2図では、慣用的な1文字コーー及び3文
字コードを用いており、これらは以下に示すアミノ酸な
表わ丁。
h8p  D  :アスパ:7ヤン酸 Thr  T  :スレオニン Ber  8  :セリン BJu  E  :グルタミン酸 pro  p  :デロリン 017  G   : り= IJシンua  A  
:アラ二ン ays  c  ニジスティン va、z  V  :バリン エLθ ■ :イソロイシン I、su  L  :ロイシン Tyr  Y  :チロシン Pb0 Fl:フェニルアラニン sis  [(:ヒスチジン ArgR:アルギニン L78  K  :リシン TrpWニトリシトファン o4n  Q  :グルタミン Mst  M  :メチオニン ASn  N  :アスパラギン t−PAは、当業界において知られた方法あるいは文献
に報告されている方法のいずれの方法によっても得ろこ
とができる。例えば、BiochLmicaet  B
iophysi、a  ACta、   1 9 7 
9  +   5 8 0  s   1 4 0− 
1 53  ;  gp−A−41766;xp−A−
113319またはEP−A−227102などに記載
された正常もしくは@瘍セルラインから得ることができ
ろ。
しかしながら、例えば、Ep−A−93619;gp−
*−117059; g’p−A−117060;zp
−A−173552; F、P−A−i 74835 
;EP−A−1781D 5 ; EP−A−2251
77;gp−A−225286; rp−h−2270
64;gp−A−237157; F!P−A−245
949;WO36101538;WO36105514
;またはWO36105807などに記載された組換え
DNA技術を用いて誘導されろ形質転換セルB1010
g7. 1 985. 5  (7)、  1 750
−1 759に記載されたようにして誘導されるチャイ
ニーズハムスター卵巣(OHO)セルラインなt−PA
の産生に用いるのが望ましい。この方法では、ジヒ20
ホレートレダクターゼ(dhfr)をコーνする遺伝子
とともてクローンfヒ遺伝子をdhfr−CHO細胞に
トランスフェクトする。dhfrを発現する形質転換体
をヌクレオチド欠損培地で選択し、メトトレキセ−1・
の濃度を上昇させながらメトトレキセートにさらす。こ
のようにしてdhf r及びt−PA遺伝子をともに増
幅させ、高レベルのt−PAを発現し得る安定なセルラ
インを得る。例えば、Biochimica et B
iophyaica Acta、 i 979 *58
0 * 140−153 ; :r、 BIOl、 O
hem、。
1979.254(6)、1998−20C]3;t’
b1d、  1 981  、 25 6 (13ン、
  7035−704  号Kur、J、BiOcbe
m、 1983 、132.681−686;gP−A
−23860; wp−h−41766;EP−A−1
13319; EP−A−167152;wo 88 
/ 00615 pまた)sGB−A−2122219
などに記載された方法のいずれD)を用いてt−PAを
精製するのが好ましい。
本発明で用いる活性化7°ロチインCは、哺乳動物Wに
ヒトの活性fヒプロテイン(3に実質的に対応する生物
学的活性を有する蛋白であればいずれでもよく、またグ
リコジル化されていてもグリコジル比されていなくとも
よい。活性fヒプaティンCシエ、9個のr−力ルボキ
シグルタミン酸残基と1個のr−ヒダaキシアスパラヤ
ン酸残基とを含むのが望ましい。また活性fヒゾaティ
ンCは1本鎖もしくは2木鎖の形態で存在する。十分に
グリコジル化されたプロティンCの場合には、ポリアク
リルアミvrル亀気泳動で測定した見かけの分子Wkハ
約62.000であり、2本鎖プロティンCの重鎖の分
子前は約41,000であり軽鎖の分子看は約21.0
00であり、またそのプロティンCの等電点は4.4−
4.8である。
活性化プロティンCのアミノ酸配列は、F○θtarθ
t al、、 proc、 Natl、 ACad、S
C1,1985*82.4673−4677;またはB
eckman atal、 、 Nuc、 Ac1ds
、 Rθ8.1985.13.5233−5247に記
載されたアミノ酸配列と実質的に対応するものが望まし
い。従って、活性化プロテインCのアミノ酸配列はこれ
らの文献に記載されたものと同じ配列、または1つもし
くはそれ以上のアミノ酸の欠失、置換、挿入もしくは介
在あるいハ対立遺伝子もしくは他のアミノ酸の付n口が
あり、その結果得られるアミノ酸配列が上記いずれかの
文献のアミノ酸配列と少なくとも804好ましくは少な
くとも90係の相同性を有し且つ木質的に同様の生物学
的特性及び免疫学的特性を有するものが好ましい。
活性化プロティンCは24個のシスティン残基を含有し
ており、従って12個のジスルフイv結合を形成し得る
可能性を持っている。他のビタミンに依存性蛋白との構
造の類似性に基いて活性化プロティンCの構造が推定さ
れており[proc。
Natl、 Acad、 8ci、、 1985.82
.4763−77〕、それは第3図に示した通りである
。このアミノ酸配列には、GLA−メン、表皮成長因子
2メイン及び触媒Vメインが含まれており、この触媒V
メインにはAap 88、Hls 42及びser 1
91からなる活性部位がある。重鎖と軽鎖と&工、重鎮
の108番目のaysと軽鎖の141番目のOysとの
間で結合している。
活性化プロティンCは、当業界において公知の方法ある
いは文献に記載された方法のいずれによっても得ろこと
ができる。例えば、Kiai81θta11Metho
ds in pnzymology、 1981 + 
80 +320−332;または8tenfln、 J
、 Biol、 Qllem、 11976.251.
355−363に記載された慣用的方法によりヒトのプ
ラズマから単離することができる。あるいは、組換えD
NA技術を用いて適当な宿主中でクローン比DNAを発
現させることによって得ることもできる(EP−A−1
91606及びybP−A−215548)。いずれの
方法の場合でも、プロティンCを活性化して本発明に用
いることができ、活性化プロティンCは、スロンピン、
トリジシンまたはRu5sθ11のヨーロッパクサリヘ
ビの毒液中のプロテア−ぜを用いて7JO水分解するこ
とにより得ることができる[0rthnθrθta1.
、 B100hθm18tr7.1988 + 27 
+ 2558−2564]。活性化プロティンC1t工
、当業界において公知の方法あるいは文献に記載された
方法を用いて好ましく精製することができる。
木発明においてt−PAと活性化プロテインCとを用い
るに際しては、これらを薬剤または薬学的展剤の形態で
用いるのが好ましい。木発明の用途に用いるに際しては
、活性成分を工それぞれ分離した薬剤もしくはM剤の形
態で、あるいはそれらが1緒になった単一の薬剤もしく
は製剤の形態で用いることができる。後者の場合には、
活性成分はいずれも安定で且つ相互に親和性を有してい
なければならない。
また本発明によれば、t−PA及び活性化プロティンC
並びに薬学的に許容し得る担体を含む薬学的製剤が提供
される。
t−PA及び活性化プロティンCは、点滴または単回大
量(がラス)注射により、通常は血管内に投与される。
従って非経口投与用製剤が望ましい。
輸送性及び保存性の点から、凍結乾燥製剤の形態で医師
もしくは獣医師に提供するのが好ましい。
医師もしくは獣医師は、使用時に必要に応じて適当な量
の溶媒を用いてこの凍結乾燥製剤を再調製することがで
きる。
t−PAを含有する非経口投与用凍結乾燥展剤は当業界
において公知である。このような例は、例えば、EP−
A−4j 766 ; zp−A−93619;zp−
h−112122; IP−A−113319pzp−
A−123304; wp−h−143081;zp−
A−156169; wp−h−211592;’zp
−h−217379; 1!!P−A−218112;
wo86101104 ;特開昭57−120523(
出願番号56−6936)及び特開昭58−65218
(出願番号56−163145)などに記載されている
。更には、GB−A−2176702゜()B−A−2
176703;及びGB−A−2184354などに記
載されている。
活性化プロテインCを含有する非経口投与用凍結乾燥展
剤は当業界において公知であり、例えばpp−A−19
1606などに記載されている。
t−PA及び活性化プロテインCをともに単一の製剤中
に含有する非経口投与用凍結乾燥製剤は、t−PAiた
は活性化プロティンCそれ自体の製剤を調製する方法と
同様にして調製することができる。しかしながら、前記
したように、活性成分の安定性及びそれらの相互の親和
性を考慮に入れる必要がある。
血管内点滴は、点滴バッグもしくは点滴ボトルあるいは
電動性点滴シリンジ内に非経口投与用溶液を入れこれを
用いて通常行なわれる。非経口投与用溶液は、重力てよ
りあるいは点滴ポンプにより、点滴バッグもしくはざト
ルから患者に供給される。重力により供給する点滴シス
テムを用いた場合には、非経口投与用浴液の投与速度を
十分にコントロールてるが困難であり、従って、点滴ポ
ンプを用いて且つ比較的高濃度の活性成分溶液を用いて
投与するのが好ま1−い。しかしながら、投与速度をよ
り十分にコントロールするごとのできろ電動性点滴シス
テムを用いるのがより好ましい。
また本発明によれば、有効量のt−PA及び活性化プロ
テインCを哺乳動物に投与すること1:J)らなる、哺
乳動物の血管での再閉塞を阻止する方法が提供される。
あるいは、本発明によれば、ヒト及び獣医用特に哺乳動
物の血管の再閉塞を阻止するために用いろt−PAと活
性化プロテインCとのコンビネーションが提供されろ。
本発明においてt−PAと活性化プロティンCとを用い
るに際しては、活性成分は、分離した製剤の形態である
いは単一の製剤の形態で一緒にもしくは連続して投与す
ることができる。連続して投与する場合には、活性成分
のコンビネーションによる増強された抗血栓効果が損な
われないように、第2番目の活性成分の投与を遅らせな
いことが重要である。
有孔動物において凝血を除去するあるいは凝血形成を阻
止するために必要なt−PA及び活性化プロテインCの
有効清げ、例えば投与対象の年令及び体重、治療を必要
とする正確な症状、その重症度、投与ルート、用いるt
−PA及び活性化プロテインCの形態及び効力などによ
って変動するものであり、また最終的には医師もしくは
獣医師の意図によるものである。しで1しながら、t−
PAの場合の有効量は、体重−当り1時間で20.00
0−200.000IUであり、活性化プロティンCの
場合の有効量は、体重ゆ当91時間で0.01−0.5
哩である。従って、70ゆのヒト底入の場合には、1時
間当りの有効量は、t−PAの場合には1.400.0
00−14,000,000工Uであり、活性化プロテ
ィンCの場合には、0.7−3511gである。
以下の実施例により本発明の詳細な説明するが、これら
実施例は本発明の範囲を限定するものではない。
例1 体重350−450.9の雄性ギニアビッグ(Dunk
in−Hartley)をベンドパルビタールで麻酔に
かけた。組換えt −F A (rt−PA、)及び活
性化プロティンCをそれぞれ点滴投与するために、両方
の頚静脈にカニユーレを挿入した。右側の頚動脈1αを
取出し、結合組織を除去した。このさらされた動脈を、
3.7%緩衝化ホルマリン溶液0.05tR1を添加し
た吸着紙1CW12で包んだ。活性化プロテインCの6
%を投与し次いで残りの活性(’CプロティンCもしく
(工等号のそのビークルを右側の頚静脈から継続的に点
滴投与しながら、上記の吸着紙で包む直前[rt−PA
もしくはそのビークルの点滴を1方の頚静脈から開始し
た。切り出したこの動脈を閉じ、5時間点滴を続けた。
点滴の最後に、右側の頚動脈を再びさらして、動脈中の
血液が流れないことによって生じるホルマリン吸着紙の
下側の凝血の存在を調べた。次いで、動脈のこの断片を
切り出し、血管から凝血が押し出されるか否かVCよっ
て血栓の存在を確認した。凝血形成のメカニズムは、先
ず内皮が破裂して血小板の粘着凝集が生じ次いでフィブ
リンが形成されて赤血球が取り込まれることによって凝
血が形成することか示されている(Fed、 Proc
、、 1980 、39 。
423)。
GB−A−2176702VC記載さレタ方法ニ従って
、組換えt −PA (rt−PA )を得て製剤化し
た。
rt−PAを再構成して、点滴用に生理食塩水に希釈し
た。活性化プロティンCを、クエン酸バリウム沈殿及び
イムノアフイニテイーク口マトグラフイ−(Ameri
can FedCross)によりヒトプラズマ力ら単
離した。Busθellのヨーaツパクサリヘビの毒液
から単離したデaテアーゼを用いて活性化プロティンC
を得た。Q、 Q 5 M Tri8−HCj(pH7
−4)yO−15M NaTj j O,OQ 2M 
C!acj2の溶液として活性化プロテインCを得、更
にウシ血清γルプミンを含む同様のバッファーで希釈し
て点滴用とした。
活性化プロテインCは別の静脈より点滴投与した。
結果 rt−PA単独、あるいは活性化プロティンC単独で点
滴した場合の結果、及び両者を一緒に投与した場合の結
果を表1に示した。テストした全動物数に対する、血栓
形成から保護された動物数の比として、その結果を示し
た。表に示した投与量で活性化デミティンCを単独で投
与した場合には、血栓形成から有効に保護された動物は
いなかった。
rt−PAを単独で投与した場合には、7匹のうち1匹
だけが血栓形成から保護された。両者を一緒に投与した
場合には、テストした動物8匹のうち6匹が血栓形成か
ら保護された。この結果は、いずれD)一方の数分を用
いた結果に比べて、カイ2乗分布テストを用いた場合統
計的に有意差がある(P<0.02)。
表1 (106工17#)  C■/19ン A     2      0        1/7
B     0     0.43       0/
6畳:活性比ゾaティンC 結論 rt−PA及び活性化デミティンCは、それぞれ単独で
用いた場合には血栓に対して保護作用を示さないかある
いはほんのわずかの保護作用しか示さないが、これらを
−緒に用いた場合VCは有意な保護作用が観察された。
従って、これら2つの蛋白は、抗血栓剤として共動的に
作用する、引用文献 鎖t−PAの開裂部位を表わ丁。
笛3図はプレゾロプロティンCのアミノ酸配列を示す。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)哺乳動物の血管の再閉塞を阻止するために用いる
    組織プラスミノーゲン活性化因子(t−PA)と活性化
    プロテインCとのコンビネーション。
  2. (2)t−PAのアミノ酸配列が第1図に示したアミノ
    酸配列に対応しているか、あるいはN末端から245番
    目のアミノ酸がメチオニンの代わりにバリンに置換され
    ている以外は第1図に示したアミノ酸配列と同じである
    請求項1記載のコンビネーション。
  3. (3)活性化プロテインCのアミノ酸配列が第3図に示
    したアミノ酸配列に対応している請求項1または2記載
    のコンビネーション。
  4. (4)t−PAまたは活性化プロティンCが、組換えD
    NA技術を用いて得られるものである請求項1〜3のい
    ずれか記載のコンビネーション。
  5. (5)哺乳動物の血管の再閉塞を阻止するために用いる
    20,000−200,000IU/kg/hrのt−
    PAと0.01−0.5mg/kg/hrの活性化プロ
    テインCとのコンビネーション。
  6. (6)請求項1〜5のいずれか記載のコンビネーション
    と薬学的に許容し得る担体とを含有する薬学的製剤。
  7. (7)哺乳動物の血管の再閉塞を阻止する薬剤製造のた
    めのt−PAと活性化プロティンCの使用。
  8. (8)t−PAのアミノ酸配列が第1図に示したアミノ
    酸配列に対応しているか、あるいはN末端から245番
    目のアミノ酸がメチオニンの代わりにバリンに置換され
    ている以外は第1図に示したアミノ酸配列と同じである
    請求項7記載の使用。
  9. (9)活性化プロテインCのアミノ酸配列が第3図に示
    したアミノ酸配列に対応している請求項7または8記載
    の使用。
  10. (10)t−PAまたは活性化プロティンCが組換えD
    NA技術を用いて得られるものである請求項7〜9のい
    ずれか記載の使用。
  11. (11)20,000−200,000IU/kg/h
    rのt−PAと0.01−0.5mg/kg/hrの活
    性化プロテインCとを投与することによつて哺乳動物の
    血管の再閉塞を阻止する薬剤製造のためのt−PAと活
    性化プロテインCの使用。
  12. (12)哺乳動物の血管の再閉塞を阻止するための20
    ,000−200,000IU/kg/hrのt−PA
    と0.01−0.5mg/kg/hrの活性化プロティ
    ンCの使用。
JP1211222A 1988-08-17 1989-08-16 組織プラスミノーゲン活性化因子を用いた薬学的製剤 Pending JPH0273022A (ja)

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AU3996189A (en) 1990-02-22
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EP0357296A1 (en) 1990-03-07
NZ230327A (en) 1991-09-25
AU618619B2 (en) 1992-01-02
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