JPH0269425A - 純粋なテトラフルオロエチレンの製造方法 - Google Patents

純粋なテトラフルオロエチレンの製造方法

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JPH0269425A
JPH0269425A JP63215354A JP21535488A JPH0269425A JP H0269425 A JPH0269425 A JP H0269425A JP 63215354 A JP63215354 A JP 63215354A JP 21535488 A JP21535488 A JP 21535488A JP H0269425 A JPH0269425 A JP H0269425A
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tfe
pyrolysis
condensate
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/38Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水素原子および塩素原子を含み得る炭素原子数
が1〜4のフッ化炭素化合物の熱分解により生じるガス
から純粋なテトラフルオロエチレンを製造する方法に関
する。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)テト
ラフルオロエチレンはフッ化炭素化合物を一般に400
〜1 、000℃で熱分解することにより工業的規模で
製造される。この目的のため、しばしば使用されるフッ
化炭素化合物は炭素原子を1〜4個有しかつCおよびF
原子に加えてH原子およびCIまたはBr原子をも含む
。熱分解で生じるガス混合物から、通常、離脱した旺、
 1(CIまたはHBrが、水または上記物質の水溶液
で洗浄することにより除去され、そのガス流は乾燥され
凝縮される。
その際、テトラフルオロエチレン(以下TFEと記載す
る。)、未変換出発物質および望ましくない副生成物は
液化され、一方、窒素、−酸化炭素および、部分圧に相
当する、いくらかのTFE、他の熱分解生成物および熱
分解出発物質はガスとして残存する。次に液化生成物は
蒸留により後処理され、その際、選択された条件下での
沸点がTFEの沸点より低くそれ故TFEより低い温度
で沸騰する化合物および共沸混合物(以下?低沸点成分
jとも呼称する。)が第一カラムの頂部で留出される。
次にこの第一カラムの溜部生成物は通常、第二カラム(
このカラムから多少の純粋なTFEが頂部で留出される
。)において蒸留され、一方このカラムの溜部に、選択
された条件下での沸点がTFHの沸点より高くそれ故T
FEより高い温度で沸騰する化合物および共沸混合物(
以下r高沸点成分jとも呼称する。)が残存する。次に
、この高沸点成分および場合により低沸点成分は、特に
未変換熱分解出発物質をできるだけ純粋に回収しそして
その物質を熱分解に再循環するためにさらに蒸留により
後処理される。
TFHに加えて熱分解ガス凝縮液に含まれる種々の化合
物および共沸混合物の沸騰作用は、純粋な形でTFEを
製造することに関して不利な影響を与え、TFII!の
製造を必要な装置およびエネルギーの点から費用のかか
るものとする。蒸留による熱分解生成物の後処理を改善
するための既知の種々の方法のうち次の方法が本発明に
関連して興味深い。
ドイツ連邦共和国出願公告筒1.295.543号公報
にはクロロジフルオロメタンまたはブロモジフルオロメ
タンの熱分解の際に生じる混合物からメタノール、ジエ
チルエーテル、アセトンまたは酢酸エチルを添加して抽
出蒸留する・ことによりTFEを除去する方法が記載さ
れている。ドイツ連邦共和国特許第1.161.877
号明細書の方法によれば、塩化メチレン、クロロホルム
、塩化メチル、四塩化炭素、ジクロロエチレン、トリク
ロロエチレンおよびテトラクロロエチレンのような塩素
化炭化水素が使用される。これらの方法は、抽出剤の沸
点が抽出蒸留中のそれらの使用温度よりずっと高いとい
う欠点を有している。この結果、特に抽出蒸留が第一カ
ラムの溜部生成物中に存在するような熱分解凝縮液の主
な部分を使用して行われる場合に、使用すべき量が多い
ため、かなりの量のエネルギーが、上記抽出剤の使用前
の回収、精製および冷却に消費される。同様に、比較的
大きくそれ故より費用のかかる装置、例えば熱交換器、
蒸留カラム等が必要とされる。
ヨーロッパ特許公開筒38.970号公報は、熱分解ガ
スの凝縮後に得られかつ窒素および一酸化炭素を含む煙
道ガスをジフルオロモノクロロメタン、テトラフルオロ
モノクロロエタンまたはへキサフルオロモノクロロプロ
パンで洗浄することにより煙道ガスに含まれるTFEを
回収する方法が開示されている。得られるTFH含有洗
浄液は熱分解生成物の液化に再循環される。しかし、こ
の洗浄液を蒸留による熱分解生成液の精製工程中のある
時点で導入することは記載されておらず、このような導
入は実際望ましくないことであった。なぜならば、洗浄
液にはTFEに加えて望ましくない熱分解生成物が含ま
れており、この熱分解生成物が、最初から精製工程を通
っていない場合に妨害するからである。
本発明者は今や純粋なTFEを熱分解ガスから低沸点の
蒸留助剤を使用することにより製造することを可能にす
る方法を見出した。この方法はより低いエネルギー消費
および/または製造されるTFEをより高い純度に導き
かつ蒸留による精製の際により高い流量を可能にする。
精製すべき熱分解生成物をジフルオロモノクロロメタン
の熱分解から得た場合、エネルギー要求および装置に関
する費用は特に小さい。
(課題を解決するための手段) 従って、本発明は、水素原子および塩素原子を含み得る
炭素原子数1〜4のフッ化炭素化合物の熱分解で生じそ
して塩化水素およびフッ化水素および場合により水蒸気
を除去した後にテトラフルオロエチレンを20〜70重
量%含むガスから、該ガスを必要であれば加圧下に凝縮
し、その凝縮液を連続して連結された数個のカラム内で
蒸留し、その際テトラフルオロエチレンより低沸点の化
合物および共沸混合物は熱分解凝縮物の流れ方向におい
て第一カラムから頂部で放出され、テトラフルオロエチ
レンは凝縮物の流れ方向において第二カラムから頂部で
放出され、一方テトラフルオロエチレンより高沸点の化
合物および共沸混合物を第二カラムの溜部から放出しそ
して別のフッ化炭素化合物を得るために蒸留により後処
理する、純粋なテトラフルオロエチレンの製造方法にお
いて、第二カラムから放出されるテトラフルオロエチレ
ン1 kgあたり0.6〜2kgのジフルオロモノクロ
ロメタンを第二カラムに、第一カラム溜部生成物用の注
入口の上方で導入することを特徴とする、純粋なテトラ
フルオロエチレンを製造する方法に関する。
熱分解によりテトラフルオロエチレンを本発明により製
造するための適当なフッ化炭素化合物は、好ましくは次
の化合物である:テトラフルオロモノクロロエタン、ト
リフルオロメタンおよびペルフルオロシクロブタン。ま
た、ジフルオロモノクロロメタンはその好都合の結果の
ため熱分解用供給生成物として特に好ましい。さらに、
熱分解用供給生成物として記載された化合物の混合物を
使用することもできる。
熱分解用供給生成物が結合水素を含む場合、熱分解の際
に、使用された化合物および化合物の混合物の種類に応
じて、フッ化水素および/または塩化水素が生じる。好
ましくは、これらのハロゲン化物を、既に上述したよう
に、水またはあらかじめフッ化水素または塩化水素を溶
解させた水溶液に溶解することにより除去する。次いで
乾燥させた熱分解ガスは全ガスを基準として20〜70
重量%のTFEを含有するのが好ましい。原則として、
より低いTFE含有量もまた可能であるが、その場合こ
の方法の経済性は、利を達することなく悪化する。テト
ラフルオロエチレンを70重量%より多く含有する上述
の処理された熱分解ガスは、通常望ましくない副生成物
の形成に好都合な熱分解の条件(例えば高温)を必要と
し、それ放熱分解に使用されたフッ化炭素化合物に対す
る収率を悪化させ、精製費用を容認できない高いものと
し得る。
洗浄し乾燥した熱分解ガスの凝縮は、0.1〜1.5 
MPaで対応する温度に冷却することにより行われる。
好ましくは、この反応は0.15〜0.5 MPaの圧
力で行われる。復硫は安全(爆発の危険)の理由から越
えるべきでない。
次に凝縮により液化した熱分解ガスの一部を、充分な分
離効果を得るために30〜150の理論段数を有する第
一蒸留カラムで蒸留し低沸点成分をその頂部で分離する
。このカラムは、0.3〜1.8MPaの圧力で、好ま
しくは0.4〜0.5 MPaの圧力で運転されること
ができ、その際、好ましい範囲の上限値は既に上で説明
したように、安全を考慮して決定される。第一カラムの
頂部生成物および熱分解からの凝縮し得ない煙道ガスを
さらに既知の方法で処理し、その中に含まれている比較
的少量のTFEを回収する。第一カラムの溜部生成物を
、充分な分離効果を得るために同様に30〜150の理
論段数を有する第二カラムに導入し、そしてこのカラム
内で純粋なTFHをその頂部で留出する。第二カラムは
、0.3〜1.2 MPaの圧力で運転されることがで
き、この場合同様に0.4〜0.5 MPaの範囲が、
上で説明した理由から好ましい。
本発明によれば、第二カラムから放出されるテトラフル
オロエチレン1kgあたり0.6〜2kgのジフルオロ
モノクロロメタンを、このカラムに、第一カラムからの
溜部生成物の注入口の上方で蒸留剤として供給する。好
ましくは、供給量は、純粋なTFEと混合するジフルオ
ロモノクロロメタンの量が10 ppm (=純粋なT
FE 、100万部あたりのジフルオロモノクロロメタ
ンの部)未満、好ましくは5 ppm未満に維持される
ように選択される。TFEl kgあたり0.6kgよ
り少ないジフルオロモノクロロメタンが使用される場合
、本発明による効果は工業的に実行可能な理論段数のカ
ラムにおいてはもはや得られない。また、TFE 1 
kgあたり2kgより多いジフルオロモノクロロメタン
の添加量は確かに可能であるが、さらに利点はなく、単
に費用が増加するに過ぎない。好ましくはTFE 1 
kgあたり0.75〜1.5 kgのジフルオロモノク
ロロメタンを使用する。
本発明による方法を使用することにより、トリフルオロ
メタンおよびジフルオロエチレンは第一(低沸点成分)
カラム内のみで完全に分離されることができ、一方熱分
解ガス凝縮物と共に入るジフルオロメタンは頂部および
溜部生成物の間に分配され得る。分離に関する要求がよ
り低い場合には還流量を減することができる。第二カラ
ムの頂部から放出されるTFElkgあたり6〜25k
g、好ましくは6〜15kgの第一カラムの頂部生成物
を凝縮し、第一カラムに再循環する。ジフルオロメタン
の一部が、第一カラムの溜部生成物と共に第二(TFE
)カラムに導入され、この第二カラムは、製造されるT
FEの純度を損なうことなく同様に比較的低い還流比で
運転されることができる。通常の純度のTFEを製造す
ることを目的とする場合には、第二カラムの頂部から放
出されるテトラフルオロエチレン1kgあたり3〜10
kg、好ましくは3〜5kgの第二カラムの頂部生成物
を凝縮し、このカラムに再循環する。しかしながら、特
に比較的大量の、例えば製造されるTFE 1 kgあ
たり1.5〜2kgのジフルオロモノクロロメタンを第
二カラムに供給する場合、製造されるTFE 1 kg
あたり頂部生成物5〜10kgの再循環範囲で高純度の
TFEを製造することも可能である。
第二(TFE)カラムの溜部生成物を、さらに既知の方
法を使用して蒸留することにより後処理する。
好ましくは、抽出蒸留してジフルオロモノクロロメタン
およびヘキサフルオロプロペンから成ル共沸混合物を分
離する。この目的のため、既知の抽出剤、例えばメタノ
ール、アセトン、ジエチルエーテルまたは酢酸エチルが
使用でき、その際、この抽出蒸留が技術水準により熱分
解ガスを全部使用して行われた場合より、抽出剤はかな
り少量で使用されかつより好都合な温度範囲で作用し得
る。
当業者は、本発明による方法を使用する場合、高すぎる
還流比(製造されるTFE 1 kgあたり10kgよ
りかなり多い頂部生成物)を選択すると第二(TFE)
カラムの分離効果が悪化することを予想し得なかった。
この点に関して、本発明による分離は、蒸留による通常
の分離において期待されることと逆に作動する。本発明
による方法と通常の吸収または抽出蒸留の間の違いは、
蒸留助剤の割合が比較的低いことのみである。
(発明の効果) 既に上述したように、本発明による方法は、テトラフル
オロエチレンを良好な収率および純度でエネルギーおよ
び装置に関して減少した費用で製造することを可能にす
る。特に好ましくは、この新規方法は、TFEをジフル
オロモノクロロメタンまたはこの物質を主に含む物質混
合物の熱的分解により生じる熱分解ガスから製造する際
に使用される。
(実施例) 以下に実施例を記載し、本発明をより詳細に説明する。
例1 ガス状のジフルオロモノクロロメタンを電気的に加熱し
た管内で熱分解する。熱分解ガスを温度730″Cで管
から離脱し、次いで、塩化水素を溶液を基準として30
重量%含む水溶液で洗浄し、12°Cの冷却水で冷却し
、次いで冷却水にそして12℃に冷却された希水酸化ナ
トリウム溶液に通し、最後に濃硫酸で乾燥させる。乾燥
後、熱分解ガスを−80°Cで凝縮し、廃ガスを廃棄す
る。
これにより、ガスクロマトグラフィーによれば次の組成
を有する凝縮物2,705 g/hが得られるニジフル
オロエチレン          0.47 g/hト
リフルオロメタン          4.19 g/
hテトラフルオロエチレン      1,025.2
1 g/hジフルオロメタン            
0.30 g/hトリフルオロエチレン       
  0.83 g/hジフルオロモノクロロメタン  
  1,095.81 g/hこの凝縮物を金属環を満
たしかつ理論段数84の内径25mmの第一カラム内で
圧力0.5MPaで蒸留し、その際、凝縮した頂部生成
物6.700 g/hをカラムに再循環し、かつ頂部生
成物81.4 g八を放出する。
この放出された頂部生成物は、ガスクロマトグラフィー
によれば次の組成を有するニ ジフルオロエチレン          0.47 g
/hトリフルオロメタン          4.19
 g/hテトラフルオロエチレン        76
.66 g/hジフルオロメタン          
 0.07 g/hこの生成物は、テトラフルオロエチ
レンを製造する目的のための既知の精製方法により後処
理され得る。
第一カラムの溜部生成物を再び、金属環を満たしかつ理
論段数84の内径25閣の第二カラム内で圧力0.5M
Paで蒸留する。このカラムの中程に、ジフルオロモノ
クロロメタン600 g/hを導入する。
還流を、頂部生成物がテトラフルオロエチレン100g
中ジフルオロメタンまたはトリフルオロエチレンを各々
0.5■より多く含まないように調整する。これは、凝
縮された頂部生成物3.300 g/hを第二カラムに
再循環し、頂部生成物948.4 g/hを放出するこ
とにより達成される。ガスクロマトグラフィーによる分
析によればこの生成物は、テトラフルオロエチレン  
     948.4 g/hジフルオロメタン   
        0.0047 g/h(TFEloo
gあたり0.0005g未満)トリフルオロエチレン 
       < 0.0005 g/hを含む。
溜部生成物2,275.2 gを第二カラムから放出す
る。ガスクロマトグラフィーによる分析によればこの生
成物は次の組成を有する: テトラフルオロエチレン        0.15 g
/hジフルオロメタン           0.23
 g/hトリフルオロエチレン         0.
83 g/hジフルオロモノクロロメタン    1,
695.81 g/h溜部生成物を、ジフルオロモノク
ロロメタン、ヘキサフルオロプロピレンおよび別の生成
物を得る目的のためさらに蒸留してもよい。ジフルオロ
モノクロロメタンを、加熱源として水蒸気をそして冷却
剤として水を使用することを可能とする温度範囲で蒸留
することにより回収することができ、その際、テトラフ
ルオロエチレンを含む物質混合物の低温蒸留と比較して
約115のエネルギー費用しか消費する必要がない。
塩化水素、フッ化水素および水蒸気を分離した後に得ら
れる熱分解ガス凝縮物はテトラフルオロエチレンを38
.0重量%含む。
また、第二カラムから放出されるテトラフルオロエチレ
ン1kgあたり、 第二カラムに導入されるジフオロモノクロロメタンは0
.63 kgであり、 第一カラムに再循環される第一カラムの凝縮した頂部生
成物は7kgであり、そして 第二カラムに再循環される第二カラムの凝縮した頂部生
成物は3 、5 kg である。
比較試験 例1に記載の手順を繰り返す。但し、ジフルオロモノク
ロロメタンを第二カラムに供給しない。
第一および第二カラムの還流比を再度、第二カラムの頂
部生成物がテトラフルオロエチレン100gあたりジフ
ルオロメタンまたはトリフルオロエチレンを各々0 、
5rngより多く含まないように調整する。
この目的のため、第一カラムの凝縮した頂部生成物19
,100 g/hをこのカラムに再循環する必要があり
、第二カラムの凝縮した頂部生成物7.600g/hを
第二カラムに再循環する必要がある。第一カラムの頂部
で80.2 g/hが放出される。
組成ニ ジフルオロエチレン          0.57 g
/hトリフルオロメタン          4.17
 g/hテトラフルオロエチレン        75
.16 g/hジフルオロメタン          
 0.29 g/h第二カラムの頂部で953.7 g
/hが放出される。
組成: テトラフルオロエチレン       953.7  
g/hジフルオロメタン           0.0
048 g/h(TFE 100gあたり0.0005
g )トリフルオロエチレン 第二カラムの溜部で1,676.1 組成: テトラフルオロエチレン ジフルオロメタン トリフルオロエチレン ジフルオロモノクロロメタン > 0.0005 g/h g/hが放出される。
0.35 0.01 0.85 1.095.81 熱分解ガス凝縮物はテトラフルオロエチレンを38.0
重量%含有する。
また、第二カラムから放出されるテトラフルオロエチレ
ン1 kgあたり、 第一カラムに再循環される第一カラムの凝縮した頂部生
成物は20kgであり、 第二カラムに再循環される第二カラムの凝縮した頂部生
成物は8kg である。
比較試験において第一および第二カラム内での低温蒸留
の際に本発明の例よりずっと高い還流比で操作しなけれ
ばならないため、必要なエネルギーはかなり大きい。そ
れに対して、ジフルオロモノクロロメタン600 g/
hを回収する必要のない比較試験におけるエネルギーの
節約はほとんど重要ではない。なぜならば、ジフルオロ
モノクロロメタンの蒸留はエネルギー的にずっと好都合
な温度範囲で行うことができるからである。
例2 例1に記載した手順を繰り返す。但し次の点が異なる: 第二カラムは内径は25mを有しかつ金属環が詰められ
ているが、より短く理論段数は63シかない。
ジフルオロモノクロロメタン1.140 g/hをカラ
ムの中程に導入する。第一および第二カラムの還流比を
再び、第二カラムの頂部生成物がテトラフルオロエチレ
ン100gあたりジフルオロメタンまたはトリフルオロ
エチレンを各々0.5■より多く含まないように調整す
る。この目的のため、第一カラムの凝縮した頂部生成物
6.600 g/hを二〇カラムに再循環する必要があ
り、第二カラムの凝縮した頂部生成物3,800 g/
hを第二カラムに再循環する必要がある。
第一カラムの頂部で82.5 g/hが放出される。
組成ニ ジフルオロエチレン          0.47 g
/hトリフルオロメタン          4.19
 g/hテトラフルオロエチレン       77.
76 g/hジフルオロメタン           
Q、07 g/h第二カラムの頂部で951.3 g/
hが放出される。
組成: テトラフルオロエチレン       951.3  
g/hジフルオロメタン           0.0
046 g/h(TFE 100gあたり0.0005
g未満)トリフルオロエチレン        < 0
.0005 g/h第二カラムの頂部で2.812.3
 g/hが放出される。
組成: テトラフルオロエチレン ジフルオロメタン トリフルオロエチレン ジフルオロモノクロロメタン 0.15 g/h O,24g/h O,81g/h 2.233.60 g/h 熱分解ガス凝縮物はテトラフルオロエチレンを38.0
重量%含む また、第二カラムから放出されるテトラフルオロエチレ
ン1kgあたり、 第二カラムに導入されるジフルオロモノクロロメタンは
1.2kgであり、 第一カラムに再循環される第一カラムの凝縮した頂部生
成物は6.9 kgであり、そして第二カラムに再循環
される第二カラムの凝縮した頂部生成物は4kg である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水素原子および塩素原子を含み得る炭素原子数1
    〜4のフッ化炭素化合物の熱分解で生じそして塩化水素
    およびフッ化水素および場合により水蒸気を除去した後
    にテトラフルオロエチレンを20〜70重量%含むガス
    から、該ガスを必要であれば加圧下に凝縮し、その凝縮
    液を連続して連結された数個のカラム内で蒸留し、その
    際テトラフルオロエチレンより低沸点の化合物および共
    沸混合物は熱分解凝縮物の流れ方向において第一カラム
    から頂部で放出され、テトラフルオロエチレンは凝縮物
    の流れ方向において第二カラムから頂部で放出され、一
    方テトラフルオロエチレンより高沸点の化合物および共
    沸混合物を第二カラムの溜部から放出しそして別のフッ
    化炭素化合物を得るために蒸留により後処理する、純粋
    なテトラフルオロエチレンの製造方法において、第二カ
    ラムから放出されるテトラフルオロエチレン1kgあた
    り0.6〜2kgのジフルオロモノクロロメタンを第二
    カラムに、第一カラム溜部生成物用の注入口の上方で導
    入することを特徴とする、純粋なテトラフルオロエチレ
    ンを製造する方法。
  2. (2)第二カラムの頂部で放出されるテトラフルオロエ
    チレン1kgあたり第二カラムの頂部生成物3〜5kg
    を凝縮しこのカラムに再循環する請求項1記載の方法。
  3. (3)第二カラムの頂部から放出されるテトラフルオロ
    エチレン1kgあたり第一カラムの頂部生成物6〜15
    kgを凝縮し第一カラムに再循環する請求項1または2
    記載の方法。
  4. (4)第一および第二カラムを0.4〜0.5MPaの
    圧力範囲内で運転する請求項1〜3のいずれか一項に記
    載の方法。
  5. (5)ジフルオロモノクロロメタンの熱分解により生じ
    たガスからの凝縮液を使用する請求項1〜4のいずれか
    一項に記載の方法。
JP63215354A 1987-09-01 1988-08-31 純粋なテトラフルオロエチレンの製造方法 Expired - Fee Related JP2577063B2 (ja)

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DE19873729106 DE3729106A1 (de) 1987-09-01 1987-09-01 Verfahren zur gewinnung von reinem tetrafluorethylen
DE3729106.8 1987-09-01

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JP2577063B2 JP2577063B2 (ja) 1997-01-29

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