JPH0268770A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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Publication number
JPH0268770A
JPH0268770A JP63219697A JP21969788A JPH0268770A JP H0268770 A JPH0268770 A JP H0268770A JP 63219697 A JP63219697 A JP 63219697A JP 21969788 A JP21969788 A JP 21969788A JP H0268770 A JPH0268770 A JP H0268770A
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JP
Japan
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signal
carrier
section
frequency
audio
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JP63219697A
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English (en)
Inventor
Noboru Murabayashi
昇 村林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明を以下の順序で説明する。
産業上の利用分野 発明の概要 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 G−1実施例の全体構成(第1図) G−2記録系(第1図) C−3音声データ記録変調部の具体例(第2図) G−4再生系(第1図) G−5音声データ再生復調部の具体例(第3図) C−6変形例 H発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、少なくとも所定の搬送波信号がディジタルデ
ータにより位相変調されて得られる位相変調信号を含ん
だ情報信号を記録媒体に記録し、斯かる記録がなされた
記録媒体から、信号読取手段を通じて得られる読取位相
変調信号を復調し、再生ディジタルデータを得る情報記
録再生装置に関する。
B 発明の概要 本発明は、少なくとも所定の搬送波信号がディジタルデ
ータにより位相変調されて得られる位相変調信号を含ん
だ情報信号を記録媒体に記録し、斯かる記録がなされた
記録媒体から得られる読取位相変調信号に基づいて搬送
波信号を再生するとともに、読取位相変調信号を再生さ
れた搬送波信号を用いて復調し、ディジタルデータを再
生する情報記録再生装置において、記録媒体に記録され
る位相変調信号を、ディジタルデータの各区分における
冒頭部分及びそれに続く部分により、夫々、第1の周波
数を有する搬送波信号及び第1の周波数とは異なる第2
の周波数を有する搬送波信号が位相変調されて得られる
ものとし、また、斯かる位相変調信号が記録された記録
媒体から得られる読取位相変調信号に基づいて再生され
る再生搬送波信号の周波数変化、もしくは、再生搬送波
信号の周波数変化をもたらす信号の周波数変化あるいは
レベル変化を検出し、その検出出力に基づいて記録媒体
に記録された位相変調信号におけるディジタルデータの
各区分における冒頭部分に対応する部分に応じた識別信
号を得るようになすことにより、記録媒体に別設の情報
区分識別信号を記録することなく、得られた識別信号を
用いての動作制御のちとに、記録媒体に記録された位相
変調信号についての、それにおけるディジタルデータの
各区分の冒頭部分に対応する部分からの読取りを、容易
に行えるようにしたものである。
C従来の技術 カラービデオ信号等の映像信号と音声信号とを磁気テー
プに記録し、また、映像信号と音声信号とが記録された
磁気テープから各信号を再生するにあたって用いられる
ビデオテープレコーダ(■TR)においては、映像信号
を低域変換色信号及び周波数変調輝度信号として磁気テ
ープに対する記録及び再生を行うとともに、再生音声の
質の向上を図るべく、記録系において音声信号をディジ
タル化して磁気テープに記録し、再生系においては、磁
気テープからディジタル化された音声信号を再生し、そ
れをディジタル/アナログ変換して再生音声信号を得る
ようになすことが提案されている。斯かる場合、音声信
号がディジタル化されて磁気テープに記録されるにあた
っては、例えば、音声信号がパルス・コード・モジュレ
ーション(PCM)に基づくディジタルデータ、即ち、
音声PCMディジタルデータとされ、その音声PCMデ
ィジタルデータによって、所定の周波数を有した搬送波
信号(キャリア)に対する4相位相変調(4−PSK)
方式に従う変調が行われて音声4−PSK信号が形成さ
れる。その際、音声4−PSK信号は、例えば、横軸に
周波数fがとられ、縦軸にレベルLがとられてあられさ
れた第4図に示される周波数スペクトラムにおいてAP
をもってあられされる如く、低域変換色信号の周波数帯
域CCと周波数変調輝度信号の周波数帯域Yとの間の帯
域に配され、そのキャリア周波数を2M1lzとするも
のとされる。そして、斯かる音声4−PSK信号は、例
えば、映像信号の記録に用いられる回転磁気ヘッドとは
別個の回転磁気ヘッドにより、磁気テープに映像信号と
共通の記録トラックをもって記録され、磁気テープに形
成された各記録]・ラックは、その表層部に映像信号が
記録されるとともにその深層部に音声4−PSK信号が
記録されたものとされる。
このように映像信号と音声4−PSK信号とから成る情
報信号が共通の記録トラックをもって記録された磁気テ
ープが情報再生に供される際には、記録された映像信号
及び音声4−PSK信号が、別個に設けられた映像信号
用回転磁気ヘッド及び音声信号用回転磁気ヘッドによっ
て夫々読み取られる。そして、映像信号用回転磁気ヘッ
ドからの読取映像信号が、映像信号再生処理系に供給さ
れて必要な処理が施されるものとされるとともに、音声
信号用回転磁気ヘッドからの読取音声4−PSK信号が
、音声信号再生処理系に供給される。
音声信号再生処理系においては、読取音声4PSK信号
に基づくキャリアの再生が行われて再生キャリアが形成
されるとともに、読取音声4PSK信号に対する再生キ
ャリアが用いられての復調が行われて、再生音声PCM
ディジタルデータが得られ、さらに、得られた再生音声
PCMディジタルデータが、エラー訂正等の処理がなさ
れた後、ディジタル/アナログ変換に供されて、再生音
声信号が得られるようにされる。
D 発明が解決しようとする課題 上述の如くに磁気テープに形成される共通の記録トラッ
クをもって記録及び読取りがなされる映像信号及び音声
4−PSK信号から成る情報信号は、複数に区分された
情報の夫々に基づ(ものとされ、磁気テープ上において
は各区分情報毎に順次記録されることが多い。そして、
斯かる磁気テープから映像信号及び音声4−PSK信号
を読み出して情報再生を行うVTRの再生系においては
、選択された区分情報をその冒頭部分から再生できるも
のとされることが望まれる。
選択された区分情報をその冒頭部分から再生することが
できるようになすには、磁気テープに共通記録トラック
をもって記録された映像信号及び音声4−PSK信号に
おける各区分情報の冒頭部分に対応する部分を探し出し
、その部分から読取りが開始されるようにする、所謂、
“頭出し゛′動作が必要とされる。斯かる頭出し動作の
ため、従来、磁気テープ上に形成される多数の記録トラ
ックの夫々に識別信号記録用領域を設け、各区分情報の
冒頭部分に対応する映像信号及び音声4−PSK信号が
記録される複数の記録トラックの識別信号記録用領域に
、各区分情報の冒頭部分に対応するものであることをあ
られす情報区分識別信号を記録しておくことが提案され
ている。斯かる情報区分識別信号の記録がなされる場合
には、記録トラックからの映像信号及び音声4−PSK
信号の読取りがなされる際に、情報区分識別信号が検出
されることによって、映像信号及び音声4−PSK信号
における各区分情報の冒頭部分に対応する部分が探し出
されることになる。
しかしながら、上述の如くに、磁気テープ上に形成され
る多数の記録トラックの夫々に識別信号記録用領域が設
けられるようにされる場合には、磁気テープにおける情
報信号記録密度の低下をまねくことになる不都合が伴わ
れることになる。
斯かる点に鑑み、本発明は、少なくとも音声PCMディ
ジタルデータ等のディジタルデータによって所定のキャ
リアが位相変調されて得られる位相変調信号(PSK信
号)を含む情報信号を磁気テープ等の記録媒体に記録し
、情報信号が記録された記録媒体からPSK信号を読み
取って読取PSK信号を得、得られた読取PSK信号に
基づいてキャリアを再生して再生キャリアを得るととも
に、読取PSK信号を再生キャリアを用いて復調するこ
とにより再生ディジタルデータを得るにあたり、記録媒
体に別設の情報区分識別信号を記録することなく、記録
媒体に記録されたPSK信号におけるディジタルデータ
の各区分の冒頭部分に対応する部分に応じた識別信号を
得ることができ、さらに、斯かる識別信号を用いた動作
制御のちとに、記録媒体に記録されたPSK信号につい
ての、それにおけるディジタルデータの各区分の冒頭部
分に対応する部分からの読取りを、容易に行えるように
した情報記録再生装置を提供することを目的とする。
E 課題を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本発明に係る情報記録再生装
置は、所定のキャリアをディジタルデータにより位相変
調してPSK信号を送出する位相変調部と、位相変調部
に、それに供給されるディジタルデータの各区分におけ
る冒頭部分及びそれに続く部分に夫々対応して、第1の
周波数を有するキャリア及び上記第1の周波数とは異な
る第2の周波数を有するキャリアを供給するキャリア送
出部と、少なくとも位相変調部から得られるPSK信号
を含む情報信号を、ディジタルデータの各区分に対応す
る部分毎に記録媒体に順次記録する信号記録部と、情報
信号の記録がなされた記録媒体から、記録されたPSK
信号を読み取って読取PSK信号を得る信号読取部と、
信号取出部から得られる読取PSK信号に基づいてキャ
リアを再生し、再生キャリアを得るキャリア再生部と、
読取PSK信号をキャリア再生部から得られる再生キャ
リアを用いて復調し、再生ディジタルデータを得る復調
部とを備え、さらに加えて、キャリア再生部から得られ
る再生キャリアの周波数変化もしくは再生キャリアの周
波数変化をもたらす信号の周波数変化あるいはレベル変
化を検出するキャリア変化検出部と、キャリア変化検出
部の検出出力に基づいて記録媒体に記録されたPSK信
号におけるディジタルデータの各区分における冒頭部分
に対応する部分に応じた識別信号を発生する情報区分識
別部とが設けられて構成される。
F作用 本発明に係る情報記録再生装置においては、記録媒体に
記録されるPSK信号が、ディジタルデータの各区分に
おける冒頭部分及びそれに続く部分により、夫々、第1
の周波数を有するキャリア及び第1の周波数とは異なる
第2の周波数を有するキャリアが位相変調されて得られ
るもの、従って、ディジタルデータの各区分に対応する
部分毎に、第1の周波数を有するキャリアが位相変調さ
れて得られた部分とそれに続く第2の周波数を有するキ
ャリアが位相変調されて得られた部分とから成るものと
され、それに伴って、記録媒体から得られた読取PSK
信号が、復調部において読取PSK信号に基づいて再生
された再生キャリアが用いられて復調されるにあたり、
読取PSK信号の復調に供される再生キャリアの周波数
変化もしくは再生キャリアの周波数変化をもたらす信号
の周波数変化あるいはレベル変化が検出され、その検出
出力に基づいて記録媒体に記録されたPSK信号におけ
るディジタルデータの各区分における冒頭部分に対応す
る部分に応じた識別信号が得られることになる。
従って、記録媒体に別設の情報区分識別信号が記録され
ないもとで、記録媒体に記録されたPSK信号における
ディジタルデータの各区分の冒頭部分に対応する部分に
応じた識別信号が得られ、さらに、斯かる識別信号を用
いた動作制御のちとに、記録媒体に記録されたPSK信
号についての、それにおけるディジタルデータの各区分
の冒頭部分に対応する部分からの読取りが容易に行われ
ることになる G 実施例 G−1実施例の全体構成(第1図) 第1図は、本発明に係る情報記録再生装置の一例を示す
この例は、VTRを構成するものとされており、カラー
映像信号を低域変換色信号及び周波数変調輝度信号とし
、かつ、音声信号を、音声PCMディジタルデータとし
た後、音声4−PSK信号の形で磁気テープに夫々記録
する動作を行う記録系と、低域変換色信号1周波数変調
輝度信号及び音声4−PSK信号が記録された磁気テー
プから、カラー映像信号及び音声信号を再生する動作を
行う再生系とを備えるものとされており、磁気テープに
記録される低域変換色信号2周波数変1ffJ v11
信号及び音声4−PSK信号の夫々の周波数帯域は、第
4図においてCC,Y及びAPをもって示される如くの
ものと同様に設定される。
斯かる第1図に示される例においては、180度の相互
角度間隔をおいて配された一対の映像信号用の回転磁気
ヘッドHa及びHbと、それらとの間に夫々90度の相
互角度間隔をおいて配された一対の音声信号用の回転磁
気ヘノドHc及びHdとが固定された回転シリンダSL
Dが、記録系及び再生系に共通のものとして配されてお
り、回転磁気ヘッドHa、Hb、Hc及びHdは、夫々
、アジマス角を異にするものとされ、ヘッド駆動部Iに
より回転シリンダSLDが一定の回転速度で回転せしめ
られるのに伴って回転する。
そして、磁気テープTPが、ガイドピンCPによる案内
を受けたもとで、回転シリンダSLDの外周面に略18
0度とされる所定の角度範囲に亙って当接する部分を含
む走行パスを形成するものとされて配され、回転シリン
ダSLDの外周面に当接する状態で、回転磁気ヘッドH
a、Hb、HC及びHdにより走査される。磁気テープ
TPは、その走行パスに関連して設けられたキャプスタ
ン3とピンチローラ5とにより駆動されるものとされて
おり、キャプスタン3は、キャプスタン駆動部7により
回転駆動されて、磁気テープTPを所定の走行速度をも
って走行させる。このような回転シリンダSLDの外周
面とガイドピンCPとに°より形成されるテープ案内部
、及び、キャプスタン3.ピンチローラ5及びキャプス
タン駆動部7により形成されるテープ駆動部も、記録系
及び再生系に共通のものとして設けられている。
また、記録系及び再生系に共通のものとしてシステム・
コントローラ50が設けられており、システム・コント
ローラ50には、端子51を通じて、記録動作モードと
再生動作モードとのうちの一方を指定する動作モード指
定信号Smが、また、端子52を通じて、頭出し動作を
行わせる。ための頭出動作指令信号Ssが夫々供給され
、さらに、再生系からの識別信号S「が供給される。そ
して、システム・コントローラ50は、動作モード指定
信号Smが、記録動作モードを指定するとき、例えば、
高レベルをとり、再生動作モードを指定するとき、例え
ば、低レベルをとるスイッチ制御信号Qsを送出し、ま
た、動作モード指定信号Smが記録動作モードを指定す
るもとで、記録されるべく記録系に供給されるカラー映
像信号及び音声信号の各区分における冒頭部分に応じた
タイミング信号Qfを送出し、動作モード指定信号Sm
が再生動作モードを指定し、さらに、頭出動作指令信号
Ssが供給されるもとで、識別信号Sfに応じた変化を
有するキャブスクン制御信号QCを送出する。さらに、
システム・コントローラ50は、動作モード指定信号S
mが記録動作モードを指定するもとで、回転シリンダS
LDの半回転毎に高レベルと低レベルとを交互にとるス
イッチング制御信号Qhr、及び、動作モード指定信号
Smが再生動作モードを指定するもとで、回転シリンダ
SLDの半回転ごとに高レベルと低レベルとヲ交互にと
るスイッチング制御信号Qhpを送出する。
G−2記録系(第1図) このような第1図に示される例の記録系においては、映
像信号入力端子10に、例えば、通常のNTSC方式に
基づくカラー映像信号Snが供給される。このカラー映
像信号Snは、映像信号記録処理系11に供給され、映
像信号記録処理系11において色信号成分と輝度信号成
分とに分離されて所定の処理が施される。映像信号記録
処理系11からは、カラー映像信号SnO色信号成分に
基づいて形成された低域変換色信号と、カラー映像信号
Snの輝度信号成分に基づいて形成された周波数変調輝
度信号とが合成された記録映像信号R3nが得られて、
スイッチング部12の可動接点12aに供給される。
また、音声信号入力端子I3には音声信号Saが供給さ
れ、この音声信号Saは、音声信号入力端子13を通じ
てアナログ/ディジタル(A/D)変換部14に導かれ
る。A/D変換部14は、音声信号Saを音声PCMデ
ィジタルデータDaに変換して、エラー訂正符号付加部
15に供給し、エラー訂正符号付加部15は、A/D変
換部14からの音声PCMディジタルデータDaに所定
のエラー訂正符号を付加し、エラー訂正符号が付加され
た音声PCMディジタルデータDa’を、音声データ記
録変調部16に供給する。
音声データ記録変調部16は、エラー訂正符号付加部1
5からの音声PCMディジタルデータDa″が供給され
るPSK変調変調子17PSK変調変調子17周波数を
共に2MHzとし、π/2の相互位相差を有する一対の
キャリアC1a及びC2a、もしくは、周波数を共に、
キャリアC1a及びC2aの周波数とは異なる周波数、
例えば、2.1MHzとし、π/2の相互位相差を有す
る一対のキャリアctb及びC2bを供給するギヤリア
送出部18とから成る。キャリア送出部1日には、端子
27を通じて、システム・コントローラ50かう送出さ
れるタイミング信号Qfが供給され、キャリア送出部1
8は、タイミング信号Qfに応じ、PSK変調変調子1
7給される音声PCMディジタルデータDa’ の各区
分における冒頭部分及びそれに続く部分に夫々同期して
、キャリアC1b及びC2b、及び、キャリアC1a及
びC2aをPSK変調変調子17給する。そして、PS
K変調変調子17いては、キャリア送出部18からのキ
ャリアC1b及びC2bに対して、音声PCMディジタ
ルデータDa”の各区分における冒頭部分による4−P
SK方式に従っての位相変調が行われるとともに、キャ
リア送出部18からのキャリアC1a及びC2aに対し
て、音声PCMディジタルデータDa’ の各区分にお
ける冒頭部分に続く部分による4−PSK方式に従って
の位相変調が行われ、PSK変調変調子17は、音声P
CMディジタルデータDa″の各区分における冒頭部分
に対応するキャリア周波数を2.1MH2とする部分と
、音声PCMディジタルデータDa“の各区分における
冒頭部分に続く部分に対応するキャリア周波数を2Ml
1zとする部分とから成る、音声4−PSK信号Paが
得られて、スイッチング部19の可動接点19aに供給
される。
スイッチング部12及び19は、連動するものとされて
おり、制御端子20を通じて供給されるシステム・コン
トローラ50からのスイッチング制御信号Qhrにより
作動せしめられ、スイッチング部12の可動接点12a
が、回転シリンダSLDの半回転毎に、選択接点12b
及び12cに交互に接続され、また、スイッチング部1
9の可動接点19aが、回転シリンダSLDの半回転毎
に、選択接点19b及び19cに交互に接続される。そ
れにより、映像信号記録処理系11がらの記録映像信号
R3nが、スイッチング部12を通じて、回転シリンダ
SLDの半回転毎に、記録増幅部21及び22に交互に
供給され、また、PSK変調変調子17の音声4−PS
K信号Paが、スイッチング部19を通じて、回転シリ
ンダSLDの半回転毎に、記録増幅部23及び24に交
互に供給される。
そして、記録増幅部21もしくは記録増幅部22を経た
記録映像信号R3nが、制御端子25を通じて供給され
るシステム・コントローラ5oがらの高レベルをとるス
イッチ制御信号Qsにより、その可動接点が記録用接点
Rに接続されるものとされた記録/再生選択スイッチ2
6を通じて、回転磁気ヘッドHa及びHbに交互に供給
され、また、記録増幅部23もしくは記録増幅部24を
経た音声4−PSK信号Paが、スイッチ制御信号Qs
によりその可動接点が記録用接点Rに接続されるものと
された記録/再生選択スイッチ26を通じて、回転磁気
ヘッドHc及びHdに交互に供給される。それにより、
磁気テープTP上には、例えば、回転磁気ヘッドHcに
より音声4−PSK信号Paが記録されて第1の記録ト
ラックが形成され、続いて、回転磁気ヘッドHaにより
記録映像信号R3nが第1の記録トラック上に重ねて記
録され、次に、回転磁気ヘッドHdにより音声4−PS
K信号Paが記録されて、第1の記録トラックに隣接す
る第2の記録トラックが形成され、続いて、回転磁気ヘ
ッドHbにより記録映像信号R3nが、第2の記録トラ
ック上に重ねて記録される。その後、第1の記録トラッ
クと第2の記録トラックとが交互に形成される動作が順
次繰り返されて、磁気テープTPには、各々に音声4−
PSK信号Paが深層記録されるとともに記録映像信号
R3nが表層記録された複数の記録トラックが形成され
る。
斯かるちとで、例えば、音声4−PSK信号Paにおけ
る音声PCMディジタルデータDa’ の各区分の冒頭
部分に対応するキャリア周波数を2゜1MHzとする部
分が、連続する数本の記録トラックに亙って記録される
ことになる設定がなされる。
G−3音声データ記録変調部の具体例(第2図) 上述の記録系における音声データ記録変調部は、例えば
、第2図に示される如くの具体構成をとるものとされる
第2図に示される具体例にあっては、キャリア送出部1
8において、発振部81から得られる周波数を2MHz
とするキャリアC1aと発振部82から得られる周波数
を2.1MHzとするキャリアC1bとが、スイッチ8
3により選択的に取り出される。
スイッチ83は、システム・コントローラ50からのタ
イミング信号Qfによって制御されるものとされており
、スイッチ83から、PSK変調変調子17声PCMデ
ィジタルデータDa’の各区分における冒頭部分が供給
されるとき、キャリアC1bが得られ、また、PSK変
調変調子17声PCMディジタルデータDa“の各区分
における冒頭部分に続く部分が供給されるとき、キャリ
アC1aが得られる。
スイッチ83から得られるキャリアC1a及びC1bは
、そのまま、キャリア送出部18から送出されるととも
に、移相部84によりπ/2だけ位相が変化せしめられ
、夫々、キャリアC2a及びC2bとされて、キャリア
送出部18から送出される。
また、PSK変調変調子17いては、音声PCMディジ
タルデータDa’が、パラレルデータ形成部85におい
て、2ビツトの並列データDa0°及びDae’に変換
され、パラレルデータ形成部85からの2ビツトの並列
データDao°及びDa e’が、夫々、平衡変調部8
6及び87に供給される。平衡変調部86には、キャリ
ア送出部18から送出されるキャリアC1a及びC1b
も選択的に供給され、平衡変調部86において、データ
Da o’ によるキャリアC1a及びC1bの変調が
行われ、低域通過フィルタ(LPF)88を通じて変調
出力信号Paaが取り出されて、加算部90の一方の入
力端に供給される。また、平衡変調部87には、キャリ
ア送出部18から送出される、キャリアC1a及びC1
bに対して夫々π/2の位相差を有したキャリアC2a
及びC2bも選択的に供給され、平衡変調部87におい
て、データDa e’によるキャリアC2a及びC2b
の変調が行われ、LPF89を通じて変調出力信号Pa
bが取り出されて、加算部90の他方の入力端に供給さ
れる。そして、加算部90において変調出力信号Paa
と変調出力信号Pabとが合成され、加算部90から音
声4−PSK信号Paが導出される。
G−4再生系(第1図) 第1図に示される例における再生系においては、回転シ
リンダSLDが、映像信号用の回転磁気ヘッドHa及び
Hb及び音声信号用の回転磁気ヘッドHc及びHdを伴
って回転せしめられ、上述の如(にして記録映像信号R
3n及び音声4−PSK信号Paが記録された磁気テー
プTPから、回転磁気ヘッドHa及びHbによって各記
録トラックから記録映像信号R3nが順次読み取られる
とともに、回転磁気ヘッドHc及びHdによって各記録
トラックから音声4−PSK信号Paが順次読み取られ
、それらに基づいてカラー映像信号Sn及び音声信号S
aが再生される。
回転磁気ヘッドHa及びHbにより交互に読み取られた
記録映像信号R3nは、制御端子25を通じて供給され
るシステム・コントローラ50からの低レベルをとるス
イッチ制御信号Qsにより、その可動接点が再生用接点
Pに接続されるものとされた記録/再生選択スイッチ2
6を通じて、再住僧幅部31及び32に夫々供給され、
また、回転磁気ヘッドHc及びHdにより交互に読み取
られた音声4−PSK信号Paが、スイッチ制御信号Q
sによりその可動接点が再生用接点Pに接続されるもの
とされた記録/再生選択スイッチ26を通して、再生増
幅部33及び34に夫々供給される。
そして、再生増幅部31及び32を経た記録映像信号R
3nが、スイッチング部35の選択接点35b及び35
cに夫々供給され、また、再生増幅部33及び34を経
た音声4−PSK信号Paがスイッチング部36の選択
接点36b及び36Cに夫々供給される。スイッチング
部35及び36は、連動するものとされており、制御端
子37を通じて供給されるシステム・コントローラ50
からのスイッチング制御信号Qhpに応じて作動せしめ
られ、スイッチング部35の可動接点35aが、回転シ
リンダSLDの半回転毎に、選択接点35b及び35c
に交互に接続され、また、スイッチング部36の可動接
点36aが、回転シリンダSLDの半回転毎に、選択接
点36b及び36cに交互に接続される。それにより、
再生増幅部31及び32を経た記録映像信号R3nが、
スイッチング部35の可動接点35aに交互に取り出さ
れ、また、再生増幅部33及び34を経た音声4−PS
K信号Paが、スイッチング部36の可動接点36aに
交互に取り出される。
スイッチング部35の可動接点35aに得られた記録映
像信号R3nは、映像信号再生処理系38に供給され、
映像信号再生処理系38において低域変換色信号と周波
数変調輝度信号とに分離されて所定の処理が施される。
そして、映像信号再生処理系3日からは、低域変換色信
号に基づいて再生された色信号成分と周波数変調輝度信
号に基づいて再生された輝度信号成分とから成るカラー
映像信号Snが得られ、再生カラー映像信号として映像
信号出力端子39に導出される。
また、スイッチング部36の可動接点36aに得られた
音声4−PSK信号Paは、イコライザ40を介して、
及び、直接に音声データ再生復調部41に供給される。
音声データ再生復調部41は、イコライザ40からの音
声4−PSK信号Paが供給されるPSK?!!11部
42と、スイ部子2グ部36の可動接点36aからの音
声4−PSK信号Paに基づくキャリア再生を行い、キ
ャリアC1a及びC2aに夫々対応する、各々が周波数
を2MHzとするとともにπ/2の相互位相差を有した
再生キャリアC1a’及びC2a’、及び、キャリアC
1b及びC2bに夫々対応する、各々が周波数を2.1
M1lzとするとともにπ/2の相互位相差を有した再
生キャリアC1b”及びC2b’を選択的に形成して、
それらをP S K、復調部42に供給するキャリア再
生部43とから成る。
P S K復調部42においては、イコライザ40から
の音声4−PSK信号Paにおける音声PCMディジタ
ルデータDa’ の各区分の冒頭部分に対応するキャリ
ア周波数を2.1M)+2とする部分に対し、再生キャ
リアC1b’及びC2b’が用いられるもとで、4−P
SK復調方式に従っての位相復調が行われ、また、イコ
ライザ40からの音声4−PSK信号Paにおける音声
PCMディジタルデータDa’ の各区分の冒頭部分に
続く部分に対応するキャリア周波数を2MHzとする部
分に対し、再生キャリアC1a”及びC2a’が用いら
れるもとで、4−PSK復調方式に従っての位相復調が
行われて、PSK復調部42からは、音声PCMディジ
タルデータDa’が得られる。
斯かるもとで、キャリア再生部43からは、再生キャリ
アC1b’及びC2b’が形成される状態、即ち、磁気
テープTPから音声4−PSK信号における音声PCM
ディジタルデータDa’の各区分の冒頭部分に対応する
キャリア周波数を2゜1MHzとする部分が読み取られ
る状態をあられす識別信号Sfが送出され、システム・
コントローラ50に供給される。
PSK復調部42から得られる音声PCMディジタルデ
ータDa’ は、エラー訂正部44に供給されてエラー
訂正が施され、エラー訂正部44からは、エラー訂正が
なされた音声PCMディジタルデータDaが、再生音声
PCMディジタルデー夕として得られる。そして、エラ
ー訂正がなされた音声PCMディジタルデータDaが、
ディジタル/アナログ(D/A)変換部45に供給され
、D/A変換部45において、エラー訂正がなされた音
声PCMディジタルデータDaが音声信号Saに変換さ
れ、それが再生音声信号として、音声信号出力端子46
に導出される。
なお、キャリア再生部43からの識別信号Sfを受ける
システム・コントローラ50は、端子52からの頭出動
作指令信号Ssが供給されたもとで、識別信号Sfに応
じて、磁気テープTPから音声4−PSK信号Paにお
ける音声PCMディジタルデータDa’ の各区分の冒
頭部分に対応する部分が読み取られるタインミングに同
期したキャプスタン制御信号Qtをキャプスタン駆動部
7に供給し、磁気テープTPO走行制御を行って頭出動
作状態がとられるようにする。
G−5音声データ再生復調部の具体例(第3図) 上述の再生系における音声データ再生復調部は、例えば
、第3図に示される如くの具体構成をとるものとされる
第3図に示される具体例にあっては、スイッチング部3
6の可動接点36aからの音声4−PSK信号Paが、
キャリア再生部43を形成する4逓倍部61に供給され
、4逓倍部61から基本周波数として8MHz及び3.
4MHzを選択的にとる逓倍信号4Paが得られて、位
相比較部62の一方の入力端子に供給される。位相比較
部62は、その出力端に接続されたLPF63及びLP
F63の出力が供給される、7〜9MHzを発振中心周
波数帯域とする電圧制御発振器(VCO)64と共に、
フェイズ・ロックド・ループ(PLL)を構成しており
、VCO64の発振出力CoaもしくはCObが位相比
較部62の他方の入力端子に供給される。位相比較部6
2においては、逓倍信号4PaとVCO64の発振出力
CoaもしくはCobとが位相比較され、その比較出力
がLPF63を通じてVCO64に発振周波数制御電圧
として供給される。その結果、VCO64の発振出力C
oa及びCobが、夫々、周波数を8MHz及び8.4
Ml1zとし、逓倍信号4Paの位相変動に追従した位
相変動を有する信号とされる。
VCO64からの周波数を8MHzとする発振出力Co
a及び周波数を3.4MHzとする発振出力Cobが、
174逓降部65に供給されて周波数が174に低減さ
れ、1/4逓降部65から周波数を2 M II zと
する信号(C1a’)及び周波数を2.1MIIzとす
る信号(C1b’)が選択的に得られる。即ち、スイッ
チグ部36の可動接点36aからの音声4−PSK信号
Paに基づいて、周波数を2MHzとするキャリア及び
周波数を2.1MHzとするキャリアが選択的に再生さ
れるのである。
このようにして得られる再生キャリヤC1a及びC1b
’が、レベル調整部66を経て、PSK復調部42に供
給されるとともに、移相部67においてπ/2だけ移相
され、再生キャリアC1a°及びC1b’に対して、夫
々、π/2の位相差を有する再生キャリアC2a’及び
C2b’ とされて、PSK復調部42に供給される。
また、VCO64からの周波数を8MH2とする発振出
力Coa及び周波数を3.4MHzとする発振出力Co
bが、中心周波数を8MHzとする極めて狭い通過帯域
を有した帯域通過フィルタ(BPF)91及び中心周波
数を8.4MHzとする極めて狭い通過帯域を有したB
 P F 92に供給され、それにより、BPF91の
出力側に、VCO64からの発振出力Coaのみが導出
されるとともに、BPF92の出力側には、VCO64
からの発振出力Cobのみが導出される。そして、BP
F91を通過した発振出力Coaがレベル検出部93に
供給され、レベル検出部93から発振出力Coaのレベ
ルに応じたレベルを有する検出出力信号Voaが得られ
て、コンパレータ95の比較入力端に供給され、また、
BPF92を通過した発振出力Cabがレベル検出部9
4に供給され、レベル検出部94から発振出力Cobの
レベルに応じたレベルを有する検出出力信号Vobが得
られて、コンパレータ95の基準入力端に供給される。
コンパレータ95においては、基準入力端に供給される
検出出力(8号Vobのレベルに対する、比較入力端に
供給される検出出力信号Voaのレベルの比較がなされ
る。
検出出力信号Voaは、VCO64から発振出力Cob
が得られる状態、即ち、磁気テープTPから音声4−P
SK信号における音声PCMディジタルデータDa’ 
の各区分の冒頭部分に対応するキャリア周波数を2.1
MHzとする部分が読み取られる状態において、低レベ
ルをとるものとされて、VCO64から発振出力Coa
が得られる状態、即ち、磁気テープTPから音声4−P
SK信号における音声PCMディジタルデータDa’の
各区分の冒頭部分に続く部分に対応するキャリア周波数
を2MHzとする部分が読み取られる状態において、高
レベルをとるものとされ、一方、検出出力信号Vobは
、VCO64から発振出力CObが得られる状態、即ち
、磁気テープTPから音声4−PSK信号における音声
PCMディジタルデータDa’の各区分の冒頭部分に対
応するキャリア周波数を2.1MHzとする部分が読み
取られる状態において、高レベルをとるものとされて、
■0064から発振出力Coaが得られる状態、即ち、
磁気テープTPから音声4−PSK信号における音声P
CMディジタルデータDa’ の各区分の冒頭部分に続
く部分に対応するキャリア周波数を2MHzとする部分
が読み取られる状態において、低レベルをとるものとさ
れる。従って、コンパレータ95から得られる比較出力
は、磁気テープTPから音声4−PSK信号における音
声PCMディジタルデータDa’ の各区分の冒頭部分
に対応するキャリア周波数を2.1M1lzとする部分
が読み取られる状態において高レベルをとり、磁気テー
プTPから音声4−PSK信号における音声PCMディ
ジタルデータDa’ の各区分の冒頭部分に続(部分に
対応するキャリア周波数を2MHzとする部分が読み取
られる状態において低レベルをとるものとなり、斯かる
比較出力が、磁気テープTPから音声4−PSK信号に
おける音声PCMディジタルデータDa’ の各区分の
冒頭部分に対応するキャリア周波数を、2.1MHzと
する部分が読み取られる状態を、その高レベルをもって
あられすものとされた識別信号Sfとして、キャリア再
生部43から送出される。
PSK復調部42には、スイッチング部36の可動接点
36aからの音声4−PSK信号Paが、イコライザ4
0を通じて供給される位相検波部68及び69が設けら
れており、これら位相検波部6日及び69には、夫々、
キャリア再生部43からのπ/2の相互位相差を有した
再生キャリアC1a°及びC2a’、及び、同じくπ/
2の相互位相差を存した再生キャリアC1b’及びC2
b’が選択的に供給される。そして、位相検波部68に
おいては、音声4−PSK信号Paが再生キャリアC1
a”もしくはcib’により位相検波され、検波出力E
1がLPF70を通じて導出される。
LPF70からの検波出力E1は、コンパレータ71の
比較入力端子に供給されるとともにDCレベル検出部7
2に供給される。DCレベル検出部72からは、検波出
力E1の平均レベルをあられす電圧DEIが得られて、
コンパレータ71の基準入力端子に供給される。コンパ
レータ71においては、検波出力E1の電圧DEIに対
するレベル比較が行われ、コンパレータ71から得られ
る比較出力信号E2が、D形フリップフロップ(D−F
F)73のデータ端子(D)に供給されるとともに、P
LL74に供給される。PLL74からは、比較出力信
号E2に同期したクロック信号CE2が得られてD−F
F73のクロック端子(C)に供給される。その結果、
D−FF73の出力端子(Q)からは、比較出力信号E
2が波形整形されて形成されるディジタル信号列E3が
得られて、合成部75に供給される。
また、位相検波部69においては、音声4−PSK信号
Paが再生キャリアC2a’ もしくはC2b″により
位相検波され、検波出力F1がLPF76を通じて導出
される。LPF76からの検波出力F1は、コンパレー
タ77の比較入力端子に供給されるとともにDCレベル
検出部78に供給される。DCレベル検出部78からは
、検波出力F1の平均レベルをあられす電圧DPIが得
られて、コンパレータ77の基準入力端子に供給される
。コンパレータ77においては、検波出力F1の電圧D
FIに対するレベル比較が行われ、コンパレータ77か
ら得られる比較出力信号F2が、D−FF79のデータ
端子(D)に供給されるとともに、P L L 80に
供給される。PLL80からは、比較出力信号F2に同
期したクロック信号CF2が得られてD−FF79のク
ロック端子(C)に供給される。その結果、D−FF7
9の出力端子(Q)からは、比較出力信号F2が波形整
形されて形成されるディジタル信号列F3が得られて、
合成部75に供給される。
そして、D−FF73の出力端子(Q)からのディジタ
ル信号列E3及びD−FF79の出力端子(Q)からの
ディジタル信号列F3が供給されて合成される合成部7
5から、エラー訂正符号を含んだ音声PCMディジタル
データDa’が再生される。
G−6変形例 上述の例においては、磁気テープTPから音声4−PS
K信号における音声PCMディジタルデータDa’の各
区分の冒頭部分に対応するキャリア周波数を2.1MH
zとする部分が読み取られる状態をあられす識別信号S
fが、VCO64から得られる発振出力Coa及びCo
bの夫々のレベルが検出され、その検出出力に基づいて
形成されているが、識別信号Sfを得るにあたっては、
発振出力Coa及びCobに代えて、再生キャリアC1
a’及びC1b″、あるいは、再生キャリアC2a’及
びC2b’が用いられ、それらの夫々のレベルが検出さ
れて、その検出出力に基づいて識別信号Sfが形成され
るようにされてもよい。さらには、識別信号Sfが、L
PF63を通じて■C064に発振周波数制御電圧とし
て供給される、位相比較部62の比較出力のレベル変動
に基づいて形成されるようにされてもよい。
また、上述の例は、音声PCMディジタルデータが音声
4−PSK信号とされて磁気テープに記録されるととも
に、磁気テープから読み取られて得られる音声4−PS
K信号が復調されて音声PCMディジタルデータが再生
されるようになされているが、本発明に係る情報記録再
生装置は、斯かる例に限られることなく、ディジタルデ
ータが他のPSK信号、例えば、2−PSK信号とされ
て記録媒体に記録されるとともに、記録媒体から読み取
られて得られる他のPSK信号が復調されてディジタル
データが再生されるものとなすこともできる。
H発明の効果 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る情報記録再
生装置によれば、少なくともディジタルデータによって
所定のキャリアが位相変調されて得られるPSK信号を
含む情報信号を記録媒体に記録し、情報信号が記録され
た記録媒体からPSK信号を読み取って読取PSK信号
を得、得られた読取PSK信号に基づいてキャリアを再
生して再生キャリアを得るとともに、読取PSK信号を
再生キャリアを用いて復調することにより再生ディジタ
ルデータを得るにあたり、記録媒体に別設の情報区分識
別信号を記録することなく、従って、記録媒体における
情報記録密度の低下を伴うことなく、記録媒体に記録さ
れたPSK信号におけるディジタルデータの各区分の冒
頭部分に対応する部分が読み取られる状態に応じた識別
信号を得ることができ、さらには、斯かる識別信号を用
いた動作制御のちとに、記録媒体に記録されたPSK信
号についての、それにおけるディジタルデータの各区分
の冒頭部分に対応する部分からの読取りを、容易に行え
ることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る情報記録再生装置の一例を示すブ
ロック図、第2図は第1図に示される例における音声デ
ータ記録変調部の具体例を示すブロック図、第3図は第
1図に示される例における音声データ再生復調部の具体
例を示すブロック図、第4図はVTRにおける記録信号
周波数スペクトラムを示す特性図である。 図中、11は映像信号記録処理系、16は音声データ記
録変調部、17はPSK変調部、18はキャリア送出部
、26は記録/再生選択スイッチ、38は映像信号再生
処理系、41は音声データ再生復調部、42はPSK復
調部、43はキャリア再生部、50はシステム・コント
ローラ、Ha及びHbは映像信号用の回転磁気ヘッド、
Hc及びHdは音声信号用の回転磁気ヘッド、TPは磁
気テープである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定の搬送波信号をディジタルデータにより位相変調し
    て位相変調信号を送出する位相変調部と、該位相変調部
    に、それに供給されるディジタルデータの各区分におけ
    る冒頭部分及び該冒頭部分に続く部分に夫々対応して、
    第1の周波数を有する搬送波信号及び上記第1の周波数
    とは異なる第2の周波数を有する搬送波信号を供給する
    搬送波信号送出部と、 少なくとも上記位相変調部から得られる位相変調信号を
    含む情報信号を、上記ディジタルデータの各区分に対応
    する部分毎に記録媒体に順次記録する信号記録部と、 上記情報信号の記録がなされた記録媒体から、記録され
    た位相変調信号を読み取って読取位相変調信号を得る信
    号読取部と、 該信号取出部から得られる読取位相変調信号に基づいて
    搬送波信号を再生し、再生搬送波信号を得る搬送波信号
    再生部と、 上記読取位相変調信号を上記搬送波信号再生部から得ら
    れる再生搬送波信号を用いて復調し、再生ディジタルデ
    ータを得る復調部と、 上記搬送波信号再生部から得られる再生搬送波信号の周
    波数変化もしくは該再生搬送波信号の周波数変化をもた
    らす信号の周波数変化あるいはレベル変化を検出する搬
    送波信号変化検出部と、該搬送波信号変化検出部の検出
    出力に基づいて、上記記録媒体に記録された位相変調信
    号における上記ディジタルデータの各区分における冒頭
    部分に対応する部分に応じた識別信号を発生する情報区
    分識別部と、 を備えて構成される情報記録再生装置。
JP63219697A 1988-09-02 1988-09-02 情報記録再生装置 Pending JPH0268770A (ja)

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