JPH0264765A - 入退室管理システムの不正入室検出装置 - Google Patents

入退室管理システムの不正入室検出装置

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JPH0264765A
JPH0264765A JP63216053A JP21605388A JPH0264765A JP H0264765 A JPH0264765 A JP H0264765A JP 63216053 A JP63216053 A JP 63216053A JP 21605388 A JP21605388 A JP 21605388A JP H0264765 A JPH0264765 A JP H0264765A
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JP63216053A
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English (en)
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Kenichi Oshima
健一 大島
Yujiro Sasahara
雄二郎 笹原
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MIRAI BIRU KENKYU KAIHATSU KK
Original Assignee
MIRAI BIRU KENKYU KAIHATSU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばコンピュータルーム等の機密保持を
必要とする室内の入退室を管理する大退室管理システム
の不正入室検出装置に関する。
〔従来の技術] 従来の入退室管理システムとしては、コンピュータルー
ム等の機密保持を必要とする室の入出口にそれぞれ個人
識別装置を配置し、この個人識別装置と入出口のドア開
閉装置とを連動させて、個人識別装置に予め識別情報が
登録された入室者に対してのみドア開閉装置を開いて入
室を許可するようにしている。ここで、個人識別装置の
識別方法としては、rDカードに記録された磁気データ
や指紋、網膜等の人体に固有の識別データを使用して識
別するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の大退室管理システムにあって
は、入室者に対して入室許可を与えてドア開閉装置によ
って入出口を開いたときに、その入室者数を管理してい
・ないので、正規の入室者と共に不正入室者があったと
き、正規の入室者が入室した後にドアが閉じるまでの間
に不正入室する不正入室者があったとき、さらに正規の
退室者が退室した後にドアが閉じるまでの間に不正入室
する不正入室者があったときにはこれらを検出する機能
がなく、折角、網膜、指紋等の識別情報による高度な識
別を行って入室者の管理を行ったとしても、その効果が
半減するという未解決の課題があった。
そこで、この発明は、上記従来例の未解決の課題に着目
してなされたものであり、不正入室者の入室を検出する
ことが可能な入退室管理システムの不正入室検出装置を
提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、この発明は、入退室管理を
必要とする室の入出口近傍に個人識別装置を配設し、該
個人識別装置で読取った個人識別情報と予め登録した登
録識別情報とを比較照合して両者が一致したときに入出
口を開くようにした入退室管理システムにおいて、前記
入出口近傍に配設した入退室者の移動を検出する移動検
出手段と、該移動検出手段の検出値に基づいて不正入室
者の有無を検出する不正入室検出手段とを備えたことを
特徴としている。
ここで、移動検出手段としては、入退室者の移動による
荷重変化を検出する荷重センサ、複数の入退室者を検出
する赤外線センサ、光電スイッチ等を適用することが好
ましい。
〔作用〕
この発明においては、例えば荷重センサによって、入退
室者の移動による荷重変化を検出し、この荷重検出値に
基づいて不正入室検出手段で、1人の入退室者の移動に
よる荷重変化であるか、複数の入退室者の移動による荷
重変化であるか、さらには1人の入退室者に続く他の入
退室者による荷重変化であるかを検出し、1人の入退室
者の移動による荷重変化以外の荷重変化があったときに
不正入室者があることを検出する。
また、荷重センサに同時に複数の入退室者が乗降したと
きに、荷重変化として1人の荷重変化として検出される
ので、この場合には複数の入退室者を検出する赤外線セ
ンサとのOR条件をとることにより不正入出者を検出す
る。
〔実施例] 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図である。
図中、1は機密保持室であって、この機密保持室1の入
出口1aに自動開閉される自動ドア1bが配設され、こ
の自動ドア1bの機密保持室1内側における床面に荷重
変化を検出する荷重センサ2が配設され、この荷重セン
サ2の上方の天井に赤外線センサ3が配設されている。
ここで、荷重センサ2は、平板2aを床面に配設された
ロードセル2bで3点支持した構成を有し、各ロードセ
ル2bから平板2aに掛かる荷重に応じた荷重検出値が
出力される。また、赤外線センサ3は、赤外線を検知し
てこれが2Å以上の赤外線量に達したときに例えば高レ
ベルの検知信号を出力する。
そして、荷重センサ2及び赤外線センサ3の各検出値は
、不正入室検出手段としてのコントローラ4に人力され
る。このコントローラ4は、例えばマイクロコンピュー
タで構成され、後述するマイクロプロセッサユニット7
からのドア開制御信号が入力されたときに、荷重センサ
2の荷重検出値を読込み、荷重検出値の荷重変動によっ
て不正入室者の有無を判断する。すなわち、荷重検出値
が一度高レベルとなってから低レベルに復帰してからド
ア閉制御信号が入力されるまでの間に再度高レベルとな
ったときに、不正入室者があるものと判断し、且つ荷重
検出値が一度高レベルとなってから低レベルに復帰する
までの時間が予め設定した所定時間を越えているときに
も不正入室者があるものと判断してドア閉制御信号を出
力すると共に、警報信号を管理センター及びマイクロプ
ロセッサユニットに出力して処理を終了し、荷重検出値
に基づく判断で不正入室者無しと判断されたときには、
赤外線センサ3の検出値が高レベルであるか否かを判定
し、高レベルであるときには、不正入室者があるものと
判断してドア閉制御信号を出力すると共に、警報信号を
管理センター及びマイクロプロセッサユニットに出力し
て処理を終了し、赤外線センサ3の検出値が低レベルで
あるときには、不正入室者無しと判断し、以後前記不正
入室者処理を繰り返す。
一方、自動ドア1bの外側に入室管理を行う個人識別装
置5が配設され、荷重センサ2の自動ドア1bとは反対
側に退室管理を行う個人識別装置6が配設されている。
これら個人識別装置5及び6のそれぞれは、第2図に示
すように、マイクロプロセッサユニ・ノド7を有し、こ
のマイクロプロセッサユニ・ノド7に、予め所定の暗証
番号と共に登録された網膜、指紋。
手形パターンデータ等の人体に固有の登録個人識別情報
が格納された識別情報記憶部8及び識別情報読取部9、
機密保持を必要とする室の入口のドアを開閉するドア開
閉装置10を制御する設備制御入出力部1)及びPBX
、LAN等で構成されるビル内ネットワーク12に接続
するネットワークインクフェース部13が接続されてい
る。
マイクロプロセッサユニット7は、識別情報読取部9で
訪問者の網膜、指紋等の個人識別情報を読取って、その
読取情報がマイクロプロセッサユニット7に入力される
と、この読取情報と識別情報記憶部8に記憶されている
登録個人識別情報とを順次比較して一敗する登録識別情
報が存在するか否かを判定し、一致する登録識別情報が
存在する場合には、設備制御入出力部1)にドア開閉装
置lOを開状態とするドア開制御信号を出力し、所定時
間経過後にドア開閉装置10を閉状態とするドア閉制御
信号を出力し、一致する登録識別情報が存在しないとき
には、その旨を識別情報読取部9に出力して表示すると
共に、そのときの読取情報を識別情報記憶部8の非登録
識別情報記憶領域に記憶する。
識別情報読取部9は、指紋、Ff!4膜等の識別情報を
読取るセンサ9aと、既登録者に固有の暗証番号を入力
する例えばテンキーで構成される暗証番号人力器9bと
を備えている。
そして、ビル内ネットワーク12には、第2図に示すよ
うに、前記コントローラ4及び各個人識別装置5.6を
集中的に管理する集中管理装置14が接続されている。
この集中管理装置14は、中央処理装置15を有し、こ
の中央処理装置15に、対話型デイスプレィ16、管理
データ記憶部17及びビル内ネットワーク12に接続す
るネットワークインタフェース部18が接続されている
中央処理装置15は、個人識別装置5.6から送信され
る入室者、入室時間、退室者、退室時間等の管理データ
を管理データ記憶部17に記憶すると共に、コントロー
ラ4からの不正入室警報信号を受けたときに、該当する
機密保持室の室番号、不正入室者がある旨のメツセージ
情報を対話型デイスプレィ16に送出して表示させ、さ
ら対話型デイスプレィ装置16からの異常状態解除情報
が入力されると、各個人識別装置5.6に個人識別を再
開させる識別再開信号を送出する。
次に、上記実施例の動作をコントローラ4の処理手順を
示す第4図及び個人識別装置5.6の処理手順を示す第
3図を伴って説明する。
まず、機密保持室1に対して入室を許可する場合には、
先ず各個人識別装置5.6で入室許可者に固有の暗証番
号を暗証番号入力器9bを操作して入力すると共に、セ
ンサ9aで入室許可者の網膜、指紋2手形等のパターン
データを入力し、これらを識別情報記憶部8に格納する
このようにして、個人識別装置5.6の識別情報記憶部
8に対する登録識別情報の記憶が完了した後に、既登録
者が機密保持室1に入室するには、個人識別装置5で暗
証番号入力器9bを操作して暗証番号を入力すると共に
、指紋、網膜等の識別情報を入力すると、マイクロプロ
セッサユニット7では、第3図に示すメインプログラム
を実行しており、先ずステップ■で、後述するコントロ
ーラ4からの不正入室警報信号が入力されたか否かを判
定し、不正入室警報信号入力されたときには、そのまま
処理を終了し、不正入室警報信号が入力されていないと
きには、ステップ■に移行して、識別情報読取部9から
既登録者の暗証番号が入力されたか否かを判定し、暗証
番号が未入力であるあるときには、これが入力されるま
で待機し、暗証番号が入力されたときには、ステップ■
に移行して識別情報読取部9で読取った入力識別情報を
読込んでからステップ■に移行する。
このステップ■では、入力された暗証番号に該当する暗
証番号が登録されているか否かを判定し、該当暗証番号
が存在しないときには、ステップ■に移行してステップ
■で読込んだ入力識別情報を非登録識別情報として識別
情報記憶部8に形成した非登録識別情報記憶領域に記憶
し、次いでステップ■に移行して警報信号を集中管理装
置14に送出して、警報を発する。
一方、ステップ■の判定結果が該当する暗証番号が存在
する場合には、ステップ■に移行して識別情報記憶部8
から暗証番号に対応する登録識別情報を読出し、次いで
ステップ■に移行して、入力識別情報と登録識別情報と
を比較照合して両者が一致するか否かを判定する。この
とき、再識別情報が不一致であるときには、前記ステッ
プ■に移行して、入力識別情報を非登録識別情報記憶領
域に記憶し、再識別情報が一致するときにはステップ■
に移行して所定のドア開制御信号を設備制御入出力部1
)を介してドア開閉装置10に送出し、これによってド
ア開閉装置lOを開状態に制御する。したがって、既登
録者が機密保持室1内に入室することができる。次いで
、ステップ[相]に移行して所定時間即ち入室者が機密
保持室1内に入室するに十分な時間が経過したか否かを
判定し、所定時間経過前であるときに所定時間が経過す
るまで待機し、所定時間が経過するとステップ0に移行
して所定のドア閉制御信号を設備制御入出力部1)を介
してドア開閉装置10に送出し、これによってドア開閉
装置10を閉状態に制御してからステップ■に戻る。
一方、コントローラ4では、常時第4図に示す不正入室
検出処理を実行している。すなわち、ステップ■でドア
開制御信号が入力されたか否かを判定し、ドア開制御信
号が未入力であるときには、ドア開制御信号が入力され
るまで待機し、ドア開制御信号が入力されると、ステッ
プ0に移行して、荷重センサ2の各ロードセル2bから
の検出値を読込み、次いでステップ0に移行して、各荷
重検出値の平均値を算出して、これを荷重検出値Rとす
る。
次いで、ステップ[株]に移行して、荷重検出値Rが入
室者によって“°0”からある値に変動した入室状態を
表す制御フラグF1が°“1゛であるか否かを判定し、
制御フラグFlが“O”であるときには、ステップ■に
移行する。
このステップ■では、荷重検出値Rが“O“であるか否
かを判定し、R≠0であるときには、入室者が入室中と
判断してステップ[相]に移行し、通常の入室者が荷重
センサ2を通過するに十分な時間T、に設定されたタイ
マをセットし、次いでステップ0に移行して、入室状態
を表す制御フラグF1を1゛にセットしてから前記ステ
ップ◎に戻る。
また、ステップ[相]の判定結果が、R=0であるとき
には、ステップ[相]に移行して、個人識別装置5又は
6からドア閉制御信号が入力されたか否かを判定し、ド
ア閉制御信号が未入力であるときには、前記ステップ◎
に戻り、ドア閉制御信号が入力されたときには、未入室
と判断して、ステップ[相]に移行して、制御フラグF
1を“O“にリセットすると共に、ステップ[相]に移
行してタイマをリセットし、次いでステップ■に移行し
て入室者無しを表す未入室通知を集中管理装置14に送
出してからステップ■に戻る。
一方、ステップ[相]の判定結果が制御フラグF1が°
“1°°にセットされているものであるときには、ステ
ップ@に移行して入室者の入室完了を表す制御フラグF
2が“1°°にセットされているか否かを判定し、制御
フラグF2がOnにリセットされているときには入室中
と判断して、ステップ0に移行する。
このステップ0では、荷重検出値Rが“0゛であるか否
かを判定する。この判定は、−旦入室者が入室して荷重
センサ2を通過したか否かを判定するものであり、R≠
0であるときには、入室者が荷重センサ2を通過中であ
ると判断してステップ[相]に移行し、タイマがタイム
アツプしたか否かを判定し、タイムアンプしていないと
きには、前記ステップ0に戻り、タイムアツプしたとき
には、不正入室者が存在する可能性があるので、ステッ
プ@に移行してドア閉制御信号をドア開閉装置10に出
力し、次いでステップ[相]に移行して不正入室者が存
在する旨の不正入室警報信号を個人識別装置5.6及び
集中管理装置14に送出してから処理を終了する。
また、ステップ0の判定結果がR=Oであるときには、
入室者が荷重センサ2を通過したものと判断してステッ
プ@に移行して入室者が荷重センサ2を通過したことを
表す制御フラグF2を“1°“にセットしてからステッ
プ◎に戻る。
さらに、ステップ@の判定結果が、制御フラグF2が“
1′°にセットされているものであるときには、ステッ
プ[相]に移行して荷重検出値Rが°“O゛であるか否
かを判定する。この判定は、入室者が荷重センサ2を通
過した後に、不正入室者があるか否かを判定するもので
あり、R=Oであるときには、ステップ0に移行してド
ア閉制御信号が入力されたか否かを判定し、ドア閉制御
信号が未入力であるときには前記ステップ◎に戻り、ド
ア閉制御信号が入力されたときには、ステップ@に移行
して、制御フラグF1及びF2を“0“にリセットし、
次いでステップ@に移行してタイマをリセットしてから
ステップ■に移行して、赤外線センサ3がオン状態であ
るか否かを判定し、赤外線センサ3がオフ状態であると
きには前記ステップ■に戻り、赤外線センサ3が複数の
入室者を感知してオン状態であるときには不正入室者が
入室したものと判断して前記ステップ[相]に移行する
一方、ステップ[相]の判定結果がR+Oであるときに
は、正規の入室者に続いて不正入室者が入室したものと
判断して前記ステップ@に移行する。
したがって、今、第5図(a)に示すように、個人識別
情報を登録しである入室者が機密保持室1に入室する場
合には、個人識別装置5に暗証番号及び個人識別情報を
入力することにより、ドア開閉装置10が開状態に制御
されて自動ドア1bが開き、この状態で第4図の処理に
おいてステップ■からステップ[相]を経てステップ■
に移行し、入室者が入室するまでの間は荷重センサ2の
検出値が零であるので、ステップ◎に戻って、このステ
ップ0及びステップ■の処理を繰り返し、その後時点t
2で入室者が機密保持室1内に入室して荷重センサ2に
乗ると、この時点t2で荷重センサ2の各ロードセル2
bから入室者の体重に応じた検出値が出力されると、タ
イマをセットすると共に制御フラグF1を“1゛にセッ
トする(ステップ[相]、0)。このため、以後の処理
においては、ステップ[相]からステップ@を経てステ
ップ0に移行し、入室者が荷重センサ2を通過中である
ので、ステップ[相]を経てステップ[相]に戻り、こ
のステップ◎〜[相]、@〜[相]の処理を繰り返す。
そして、入室者がタイマがタイムアツプする前の時点t
、で荷重センサ2を通過すると、これに応じて荷重セン
サ2の荷重検出値Rが零となることにより、ステップ0
からステップ@に移行して制御フラグF2が”°1゛に
セットされ、以後ステップ@からステップ[相]に移行
して正規の入室者に続く不正入室者が存在するか否かを
判定することになり、不正入室者が存在しないときには
、荷重センサ2の荷重検出値Rが零を継続するので、時
点t4でドア閉制御信号が出力されて自動ドア1bが閉
じると、制御フラグFl、F2を“0°゛にリセットす
ると共にタイマをリセットしくステップ@、 @) 、
次いで赤外線センサ3がオフ状態であるので、ステップ
■に戻って、次の入室者があるまで待機する。
また、第5図(b)に示すように、正規の入室者が荷重
センサ2を通過して入室してから自動ドア1bが閉じる
時点t4までの間に、不正入室者が入室した場合には、
第4図の処理において、正規の入室者が荷重センサ2を
通過した時点t3でステップ@からステップ[相]に移
行するので、この状態で、時点t、で不正入室者が荷重
センサ2に乗ると、この荷重センサ2から不正入室者の
体重に応じた荷重検出値Rが得られるので、ステップ[
相]からステップ[相]に移行して、ドア閉制御信号を
ドア開閉装置10に出力することにより、自動ドア1b
が閉じられ、且つステップ[相]に移行して不正入室警
報信号が集中管理装置14及び個人識別装置5.6に送
出されるので、各個人識別装置5.6での大退室処理が
終了されて、ドアの開閉が禁止されると共に、集中管理
装置14で不正入室者の存在を知ることができる。した
がって、この状態では、機密保持室1への入室及び機密
保持室1からの退室が禁止されるので、集中管理装置1
4で監視している管理者が該当する機密保持室1に出向
き、個人識別装置5に付属された例えば施錠された暗証
番号入力器から所定の暗証番号を入力することにより自
動ドアibを開けて、機密保持室1の入室者をチエツク
することにより、不正入室者を割り出すことができる。
そして、不正入室者の割り出しが完了したら、例えば電
話等で集中管理センターにその旨を連絡し、集中管理装
置14の対話型デイスプレィ16によって各個人識別装
置5.6の処理終了状態を解除すると共に、コントロー
ラ4の処理終了状態を解除して、通常の入退室管理状態
に復帰させる。
さらに、第5図(C)に示すように、正規の入室者が荷
重センサ2を通過中の時点t2′で、正規の入室者に続
いて不正入室者が入室したときには、この不正入室者が
入室した時点t!′で、荷重センサ2の荷重検出値Rが
増加し、その後正規の入室者が荷重センサ2を通過した
時点t、で荷重センサ2の荷重検出値Rが減少するが、
このときには、荷重検出値Rが零となることはなく、こ
のため第4図の処理におけるステップ0〜[相]の処理
が繰り返されることになり、その間にタイマがタイムア
ツプするとステップ[相]からステップ@に移行して、
上記と同様の不正入室検出処理が実行されることになる
またさらに、入室を許可されている正規の入室者と同時
に不正入室者が入室し、何れかの入室者が荷重センサ2
を通過する時間が所定時間以上となる場合も、上記と同
様の処理が実行される。
なおさらに、第5図fd)に示すように、稀ではあるが
、入室を許可されている正規の入室者と同時に不正入室
者が入室し1)両者が同時に荷重センサ2を通過したと
きには、荷重センサ2の荷重検出値Rが2人分の大きな
値となるが、第4図の荷重センサ2による不正入室者の
検出では、正常状態と判断されることになるが、ステッ
プ@で赤外線センサ3がオン状態となることにより、ス
テップ[相]に移行して、不正入室者の入室を検出する
ことができる。
また、機密保持室1内に入室している入室者が退室する
場合には、個人識別装置6に暗証番号及び個人識別情報
を入力することにより、入力された暗証番号及び個人識
別情報が登録されている暗証番号及び個人識別情報と一
致するときには、自動ドア1bが開状態に制御されて、
退室を行うことができ、このときに不正入室者が機密保
持室1に入室した場合も、コントローラ4が入室時と同
様の処理を実行していることにより、上記と同様の処理
手順によって不正入室を検出することができる。
このように、上記実施例によると、荷重センサの荷重検
出値に基づいて不正入室者の入室を確実に検出すること
ができ、この荷重センサの荷重検出値に基づいて検出不
能な正規の入室者と不正入室者とが同時に荷重センサ2
を通過する場合には、赤外線センサ3がオン状態となっ
て、不正入室を検出することができ、より不正入室者検
出精度を向上させることができる。
なお、上記実施例においては、移動検出手段として荷重
センサ2及び赤外線センサ3を適用した場合について説
明したが、これに限定されるものではなく、荷重センサ
2に代えて光電スイッチ、イメージセンサ等の移動検出
手段を適用することができる。
また、上記実施例においては、入室用及び退室用にそれ
ぞれ網膜、指紋1手形等の人体に固有の識別情報を用い
る個人識別装置5.6を配置した場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、より簡易な暗証番
号等を識別情報とする個人識別装置を適用することもで
き、また入室用に人体に固有の識別情報を、退室用に暗
証番号による識別情報をそれぞれ適用することもできる
さらに、上記実施例においては、入室用及び退室用の個
人識別装置5.6にそれぞれ個人識別情報を予め登録す
る場合について説明したが、両個人識別装置5.6に対
する個人識別情報の登録を集中管理装置14側で一括し
て行い、その登録個人識別情報をそれぞれ個人識別装置
5.6側に送信して記憶させるようにしてもよい。
またさらに、上記実施例においては、コントローラ4、
個人識別装置5.6及び集中管理装置10とをビル内ネ
ットワーク12を介して接続する場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、専用の回線を使用
して接続することもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、入出口の内側
に移動検出手段を配置して入室時又は退室時の人の移動
を検出し、この移動検出手段の検出値に基づいて不正入
室検出手段で、正規の入退学者以外の不正入室者を検出
するようにしているので、不正入室者の入室を確実に検
出することができ、厳密な入退室管理を行うことができ
る効果が得られる。
また、移動検出手段として、荷重センサを適用すること
により、入退室者の移動を確実に検出することができ、
さらに赤外線センサと組み合わせることにより、より確
実な不正入室者の検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図はこ
の発明の一実施例を示すブロック図、第3図は個人識別
装置の処理手順の一例を示すフローチャート、第4図は
コントローラの処理手順の一例を示すフl:2−チャー
ト、第5図はこの発明の詳細な説明に供する荷重センサ
の出力波形図である。 図中、1は機密保持室、1bは自動ドア、2は荷重セン
サ、3は赤外線センサ、4はコントローラ(不正入出検
出手段)、5.6は個人識別装置、7はマイクロプロセ
ッサユニット、8は識別情報記憶部、9は識別情報読取
部、lOはドア開閉装置、12はビル内ネットワーク、
14は集中管理装置である。 第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入退室管理を必要とする室の入出口近傍に個人識
    別装置を配設し、該個人識別装置で読取った個人識別情
    報と予め登録した登録識別情報とを比較照合して両者が
    一致したときに入出口を開くようにした入退室管理シス
    テムにおいて、前記入出口近傍に配設した入退室者の移
    動を検出する移動検出手段と、該移動検出手段の検出値
    に基づいて不正入室者の有無を検出する不正入室検出手
    段とを備えたことを特徴とする入退室管理システムの不
    正入室検出装置。
  2. (2)前記移動検出手段は、入退室者の荷重を検出する
    荷重センサである請求項(1)記載の入退室管理システ
    ムの不正入室検出装置。
  3. (3)前記移動検出手段は、入退室者の荷重を検出する
    荷重センサと、複数の入退室者を検出する赤外線センサ
    とで構成されている請求項(1)記載の入退室管理シス
    テムの不正入室検出装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08819U (ja) * 1992-05-28 1996-05-21 勝彦 岡田 入室管理システム
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