JPH0263746A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、記録装置に関し、特にインクジェット記録方
式の記録装置における、インクの補給方法の改良に関す
る。

［従来の技術］ 従来よりインクジェット記録方式は、その原理、構成等
の違いにより様々な方式が提案され実用化の試みがなさ
れてきた。その中でも、記録に際しインク滴を適時吐出
し所望の記録像を得る、いわゆるオンデマンド方式が装
置の小型化、簡略化に適することから、インクジェット
記録方式の中でも主流を占めつつある。さらに、近年の
傾向としては、ノズルのマルチ化とカラーインクの使用
を組合せることによりカラー画像の記録を実現したカラ
ーインクジェット記録装置の台頭も顕著となってきてい
る。

このような、インクジェット記録装置では、消耗品であ
るインクの補給として、記録ヘッドに比較的大きなサブ
タンクを持ち、インクが切れたときには、装置をいった
ん止めて操作員が補給を行うものと、メインタンクと記
録ヘッド内のサブタンク間をチューブ等で連結してイン
クを補給するものとがある。

［発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、このようなインク補給方法では、下記の
ような問題点が指摘されている。すなわち、比較的大き
なサブタンクをもつ記録ヘッドは、重量が大きくなり、
従って、記録ヘッドを移動させる際の慣性も大きくなる
ため、キャリッジ駆動用として、大型のモータが必要と
なり、その結果として、装置自体の大型化とコストアッ
プを招く。

また、メインタンクとサブタンクの間をチューブ等で連
結するものでは、チューブの剛性のためにキャリッジの
移動負荷が変化しキャリッジの走行速度を一定にしがた
く、安定した画像記録を行えない。

本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
ものであり、装置が必要以上に大型化したり、キャリッ
ジの走行が不安定になったりすることなく、また度々イ
ンク補給を行うという煩雑な作業を行うことも必要とせ
ず、常に安定した画像記録を提供することを目的とする
。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、上述の目的を解決するためになされたもので
、本発明の記録装置は、記録信号に基づき駆動制御され
るインクジェット記録ヘッドと、該記録ヘッドと一体に
設けられたサブタンクと、前記記録ヘッドを非記録時に
覆い保護するキャップ機構と、インクタンクと、インク
自動補給機構とを具備することを特徴とする。

［作用コ このような構成において、記録ヘッドのサブタンク中の
インク量が減少した場合、インクタンクからサブタンク
へインク自動補給装置により自動的にインクが補給され
る。

［実施例コ 以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。

第１図は、本発明の一実施例としての記録装置の主要機
構を示す斜視図である。

記８　Ｒ７置のフレーム構造は、ベースフレーム１、左
側板２、右側板３より構成される。

キャリッジ機構部は、記録ヘッド５０、記録ヘッド５０
を搭載したキャリッジ２０．　　メインシャフト３０、
キャリッジ２０の駆動を行うＤＣモータ３１、駆動ベル
ト３２、記録ヘッド５０に記録信号を供給するためのＦ
ＰＣ３３、駆動プーリ３４、従動プーリ３５等の部品よ
り構成されている。

記録ヘッド５０は、キャリッジ２０に取り付けられ、キ
ャリッジ２０の移動とともに前記左側板２と右側板３の
間を移動可能になっている。キャリッジ２０は、一体的
に構成された摺動性の高い軸受を介し、メインシャフト
３０上を摺動運動する。

このときの動力源は、ＤＣモータ３１であり、該ＤＣモ
ータ３１はその軸に圧入嵌合で取り付けられた駆動プー
リ３４と該駆動プーリ３４と係合する歯付駆動ベルト３
２を介し、前記キャリッジ２０へと動力伝達を行なうも
のである。従動プーリ３５は、駆動プーリ３４と対峙す
る位置に設けられ、ベルト張力付勢手段３６によって駆
動ベルト３２に適正張力を与えている。尚、本実施例で
は動力伝達部材として、歯付ベルトを用いた場合を説明
したが、歯付ベルトに代えて、動力伝達が可能なワイヤ
ーまたはラック・ピニオン等の伝達系を用いても何ら支
障はない。

次に、被記録媒体送り機構部は、ロール状被記録媒体６
０、プラテン７０、被記録媒体押え７１、ＬＦモータ８
０、ＬＦ動力伝達系８１等の部品より構成されている。

プラテン７０は、アルミ等で形成された円筒パイプ形状
をしており、その支持は、前記ベースフレーム１上に設
けられた両端２個ずつのリング７３ａと、バネ等の付勢
手段を介しプラテン７０をベースフレーム側に押しつけ
る両端１個ずつのリング７３ｂにより、その外径を保持
されることによって実現している。動力伝達機構は、ス
テッピングモータ等よりなるＬＦモータ８０の動力をＬ
Ｆ動力伝達系８１の減速機構を介し、トルクアップ、送
りステップの細分化をはかった上で、図示しないＬＦ駆
動プーリへ伝達する構成となっている。この後、該ＬＦ
駆動プーリと係合する複数のＬＦベルト（歯付）７４へ
動力が伝達され、ＬＦベルト７４は、前記プラテン７０
の外周に設けられた溝に収まった杖態で駆動されること
により、被記録媒体６０の所定量送りが行なわれる。被
記録媒体６０としては、紙、布、フィルムシート等の多
彩な媒体が、搭載できるようになっている。被記録媒体
押え７１は、例えばステンレス等の薄板鋼板で形成され
、保持部材７２によって、右側板３とＬＦ側板４間に保
持されるとともに、図示しない付勢手段によって、被記
録媒体６０ａをプラテン７０に押し付ける方向に付勢さ
れており、被記録媒体６０ａの記録位置近傍での浮きを
抑える役割を果たしている。図中７５は、前記被記録媒
体押え７エの延長上に敷設される回転ローラ接触部材で
あって、該回転ローラ接触部材７５は、剛性の高い鋼材
より形成され、左側板２とＬＦ側板４とで固定保持され
る。１００は印画領域外に設けられた記録ヘッド５０の
回復機構であって、回復機構１００を必要に応じて動作
させることによって、記録ヘッド５０のノズル面クリー
ニング、インク供給、不吐出回復、ノズル乾燥防止等が
なされる。

こＱ回復機構１００と記録ヘッド５０をはさんで反対側
には、メインタンク１１８を主体とした、インク自動補
給機構が設けられている。このインク自動補給機構は、
その内部にインクを溝たしたインクタンク１１８と、記
録ヘッド５０がこの位置に来たときにインクタンク１１
８と結合するように駆動するための駆動モータ１２１か
らなっている。尚、１２０は、駆動モータ１２１の駆動
力をインクタンク１１８へ伝えるためのギアであり、駆
動信号により駆動モータモータ１２１が駆動されて、こ
の駆動力がギア１２０を介してインクタンク１１８に伝
達され、インクタンク１１８は、レール１２２上をスラ
イドして移動することにより、記録ヘッド５０の背面と
接離する。

以上の構成よりなる記録装置は、以下のように動作する
。所望の文字、画像を得ようとする場合前記記録ヘッド
５０にＦＰＣ３３を介し、記録信号を送信し、同時にＤ
Ｃモータ３１を駆動しキャリッジ２０を往復運動させる
。この時、該キャリッジの往復運動に同期させ被記録媒
体６０ａを所定ピッチ送りする事により、被記録媒体へ
文字、画像等がドツトの集合として形成されていく。

第２図は第１図に示した記録装置のインク補給機構部を
拡大して示した要部断面図である。記録ヘッド５０は、
所定量の画像記録が終了したとき、自動的にホームポジ
ションに戻される。そしてホームポジションの位置にお
いてキャップ１ｏ８がモータ（図示せず）より駆動され
てその係合部１０８ａが記録ヘッド５０の／グル１０フ
の先端部を覆う。尚、１１９はインク流路、吐出口及び
圧電素子からなるヘッド基板である。このとき記録ヘッ
ド５０の中空部５０ａの開口部５０ｂと連結する位置に
あるキャップ１０８の開口部１０８ｂも密着し連結され
る。キャップ１０８には、ノズル１０７のオリフィスか
らインクを吸出するためのチューブ１０９及び記録ヘッ
ド５０の開口部を減圧するためのチューブ１１０が接続
されており、それぞれ電磁弁１１Ｌ１１２を介してポン
プ１１３に接続されている。ポンプ１１３には、チュー
ブ１１４が接続されており、吸出されたインクは、廃液
タンク１１５に貯留される。次に記録ヘッド５０の内部
は、吸入側と供給側の２つの接続部をもった可とう性の
袋状のサブタンク１０３であり前記接続部は、供給側は
、インク供給部１０５の先端に設けられたゴム製の接続
部材１０６を介してノズル板１０７の孔部１０７ａへと
連結している。一方、吸入側は外側に逆止弁１０１が装
着されており、メインタンク１１８の一部に設けられた
インク供給管１１７先端のインク導出部１１６に連結す
る。

次にメインタンク１１８をモータ１２１（図示しない）
で駆動しインク導出部１１６と記録ヘッド５０のインク
吸入部１０２に係合させる。以上の接続が完了した段階
で、メインタンク１１８のインクをサブタンク１０３に
供給するためには、まずノズルに連結している電磁弁１
１１を駆動して弁を閉じる。電磁弁１１２は開放状態に
しておく。この状態でポンプ１１３を作動させ記録ヘッ
ド５０の中空部５０ａを減圧するとサブタンク１０３内
の空気が膨張し気圧が下がる。この為メインタンク１１
８からインクがサブタンク内に流入する。インクの流入
はサブタンクが膨らみサブタンクの外壁１０４に当たる
まで続きそこで流入は停止する。この状態では、サブタ
ンク内は、減圧状態であるが、キャップ１０８を開放す
れば、大気圧となる。

［発明の効果コ 以上説明してきたように、本発明によれば、必要に応じ
て自動的にインクタンクからサブタンクへのインクの補
給が行われるので、記録ヘッド内のサブタンクの容量は
、比較的小量ですみ、その結果、記録ヘッドは軽量とな
り、キャリッジ駆動用のモータを小型にすることができ
る。またインクは自動的に補給されるので操作者が度々
インクを補給するといった煩わしさもない。加えて、イ
ンクを供給するためのチューブ等も存在しないため、キ
ャリッジの移動時の負荷変動といった問題も発生するこ
とな（、そのためキャリッジの移動速度は、不安定にな
ることもなく常に高品質な記録が得られるといった利点
もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例としての記録装置の全体構
成を示す概略斜視図、第２図はそのインク補給機構部を
説明するための要部断面図である。 メインタンク ２０　−ｍ−キャリッジ ５０　−ｍ−記録ヘッド キャップ 〜　　聞

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録信号に基づき駆動制御されるインクジェット記録ヘ
   ッドと、該記録ヘッドと一体に設けられたサブタンクと
   、前記記録ヘッドを非記録時に覆い保護するキャップ機
   構と、インクタンクと、インク自動補給機構とを具備し
   てなる記録装置。