JPH0255626A - エルボ成形用鋼板素材の板取り方法 - Google Patents
エルボ成形用鋼板素材の板取り方法Info
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- JPH0255626A JPH0255626A JP20711088A JP20711088A JPH0255626A JP H0255626 A JPH0255626 A JP H0255626A JP 20711088 A JP20711088 A JP 20711088A JP 20711088 A JP20711088 A JP 20711088A JP H0255626 A JPH0255626 A JP H0255626A
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Landscapes
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- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、鋼板を素材としてエルボを成形するに際し・
定尺幅の鋼板からの複数′）″″″ボヤ磐用制用鋼板素
材取りが、残材の発生を最少化して著しく合理的に成さ
れるようにし、依って、使用材料の節減化並びに製造コ
ストの著減化が果たされるようにしたことを特徴とする
エルボ成形用鋼板素材の板取り方法及びこの鋼板素材に
依って成形されたエルボに関するものである。
定尺幅の鋼板からの複数′）″″″ボヤ磐用制用鋼板素
材取りが、残材の発生を最少化して著しく合理的に成さ
れるようにし、依って、使用材料の節減化並びに製造コ
ストの著減化が果たされるようにしたことを特徴とする
エルボ成形用鋼板素材の板取り方法及びこの鋼板素材に
依って成形されたエルボに関するものである。
（従来の技術）
エルボ成形のための手段としては、鋼管を素材として成
形する方法と、鋼板を素材として成形する方法とがある
。
形する方法と、鋼板を素材として成形する方法とがある
。
鋼管を素材とする場合は、熱間成形または冷間成形、若
しくは高周波成形等の手段に基づきエルボを成形するも
のである。
しくは高周波成形等の手段に基づきエルボを成形するも
のである。
そして、鋼板を素材とする場合は、定尺幅の鋼板から、
エルボ成形用鋼板素材を板取りし、然る後、所定の成形
型を用いて圧搾成形してエルボを完成化するものである
。
エルボ成形用鋼板素材を板取りし、然る後、所定の成形
型を用いて圧搾成形してエルボを完成化するものである
。
（発明が解決しようとする問題点）
する場合は、使用材料の無駄性は生じない。
合、第５図に示すように、定尺鋼板Ａに対し、所要エル
ボの展開形状と等しい形状を呈するエルボ三角形状の残
材Ｃが生じることを余儀なくされ、その歩留まりが極め
て悪いものとされた。
ボの展開形状と等しい形状を呈するエルボ三角形状の残
材Ｃが生じることを余儀なくされ、その歩留まりが極め
て悪いものとされた。
そして、近年に於いては、エルボの成形用材料として、
高価なステンレス鋼板が多用されているため、このよう
な使用材料の歩留まりの悪さは、製品価格の高騰化に直
結することを余儀なくされた。
高価なステンレス鋼板が多用されているため、このよう
な使用材料の歩留まりの悪さは、製品価格の高騰化に直
結することを余儀なくされた。
本発明は、従来、上述したような鋼板を素材として１ル
ポをｔｔする場合に生じた問題点０解決化を図ることを
目的とするものである。
ポをｔｔする場合に生じた問題点０解決化を図ることを
目的とするものである。
（問題点を解決するための手段）
上記した目的を達成するために、本発明に係るエルボ成
形用鋼板素材の板取り方法は、横幅をエルボ成形用鋼板
素材の横幅と合致させて成る定尺幅の鋼板１を用い、当
該鋼板１に対し、従来のエルボ成形用鋼板素材Ｂから一
方の曲げ腹部形成用縁部Ｃ寄り部分を縦方向に裁断除去
した形状を呈するエルボ成形用主鋼板素材２と、当該主
鋼板素材２の裁断除去した部分に該当する形状を呈する
エルボ成形用従鋼板素材３とを、その互いの曲げ腹部形
成用縁部ｃ、ｃ部分を対向させた状態で配設し、また、
上記主鋼板素材２と従鋼板素材３に於ける前記鋼板１の
辺縁側を接合用端縁２ａ 、 ３ａとし、更に、主鋼板
素材２と従鋼板素材３との上記対向形態を左右逆転させ
たものを互いに隣接させた状態で、定尺幅の鋼板１の長
手方向に交互にかつ多段的に配設し、当該各段の互いの
隣接形態を、対向する主鋼板素材２と従鋼板素材３に於
ける曲げ腹部形成用縁部Ｃ，Ｃ部分寄りの上端開口面部
分形成用縁部ａ、ａまたは下端開口面部分形成用縁部す
、ｂが共同して描く凹状弧縁に、これと隣接する段部の
主鋼板素材２に於けると端開口面部分形成用縁部ａまた
は下端開口面部分形成用縁部すが描く凸状弧縁を突入さ
せて隣接し、当該主鋼板素材２と従鋼板素材３とを、上
記のような多段的配設状態において鋼板１から板取りし
たことを特徴とするものである。
形用鋼板素材の板取り方法は、横幅をエルボ成形用鋼板
素材の横幅と合致させて成る定尺幅の鋼板１を用い、当
該鋼板１に対し、従来のエルボ成形用鋼板素材Ｂから一
方の曲げ腹部形成用縁部Ｃ寄り部分を縦方向に裁断除去
した形状を呈するエルボ成形用主鋼板素材２と、当該主
鋼板素材２の裁断除去した部分に該当する形状を呈する
エルボ成形用従鋼板素材３とを、その互いの曲げ腹部形
成用縁部ｃ、ｃ部分を対向させた状態で配設し、また、
上記主鋼板素材２と従鋼板素材３に於ける前記鋼板１の
辺縁側を接合用端縁２ａ 、 ３ａとし、更に、主鋼板
素材２と従鋼板素材３との上記対向形態を左右逆転させ
たものを互いに隣接させた状態で、定尺幅の鋼板１の長
手方向に交互にかつ多段的に配設し、当該各段の互いの
隣接形態を、対向する主鋼板素材２と従鋼板素材３に於
ける曲げ腹部形成用縁部Ｃ，Ｃ部分寄りの上端開口面部
分形成用縁部ａ、ａまたは下端開口面部分形成用縁部す
、ｂが共同して描く凹状弧縁に、これと隣接する段部の
主鋼板素材２に於けると端開口面部分形成用縁部ａまた
は下端開口面部分形成用縁部すが描く凸状弧縁を突入さ
せて隣接し、当該主鋼板素材２と従鋼板素材３とを、上
記のような多段的配設状態において鋼板１から板取りし
たことを特徴とするものである。
そして、本発明に係るエルボは、従来の鋼板素材Ｂから
一方の曲げ腹部形成用縁部Ｃ寄り部分を縦方向に裁断除
去した形状を呈する主鋼板素材２と、当該裁断除去され
た部分に該当する形状を呈するエルボ成形用従鋼板素材
３とを、両者の上記裁断該当縁に形成した接合用端縁２
ａ 、 ３ａにおいて成形したことを特徴とするもので
ある。
一方の曲げ腹部形成用縁部Ｃ寄り部分を縦方向に裁断除
去した形状を呈する主鋼板素材２と、当該裁断除去され
た部分に該当する形状を呈するエルボ成形用従鋼板素材
３とを、両者の上記裁断該当縁に形成した接合用端縁２
ａ 、 ３ａにおいて成形したことを特徴とするもので
ある。
（作用）
上記した本発明に係る方法に基づき板取りされたエルボ
成形用主鋼板素材２と、エルボ成形用従鋼板素材３とは
、その互いの接合用端縁２ａ、３ａを溶着して連結し、
然る後、公知の圧搾成形処理をれたエルボは、第２図及
び第３図に示すように、通常のエルボに形成される曲げ
腹部形成用縁部Ｃ１Ｃ部分の溶着部Ｐ以外に、上記した
接合用端縁２ａ、３ａの溶着部Ｑがその表面に形成され
ることとなる。 然し乍、当該溶着部Ｑの存在は、エル
ボとしての実使用上、何ら問題を生じ得ないものである
。
成形用主鋼板素材２と、エルボ成形用従鋼板素材３とは
、その互いの接合用端縁２ａ、３ａを溶着して連結し、
然る後、公知の圧搾成形処理をれたエルボは、第２図及
び第３図に示すように、通常のエルボに形成される曲げ
腹部形成用縁部Ｃ１Ｃ部分の溶着部Ｐ以外に、上記した
接合用端縁２ａ、３ａの溶着部Ｑがその表面に形成され
ることとなる。 然し乍、当該溶着部Ｑの存在は、エル
ボとしての実使用上、何ら問題を生じ得ないものである
。
（実施例）
本発明の実施例を図面について詳細に説明すれば次の通
りである。
りである。
先ず第４図であるが、これは、定尺幅の鋼板から板取り
した従来の鋼板素材Ｂを表したものである。 同図に於
いて、ａはエルボの上端開口面部分形成用縁部、ｂはエ
ルボの下端開口面部分形成用縁部、ｃ、ｃはエルボの曲
げ腹部形成用縁部、ｄはエルボの曲げ背部形成用部を示
す。
した従来の鋼板素材Ｂを表したものである。 同図に於
いて、ａはエルボの上端開口面部分形成用縁部、ｂはエ
ルボの下端開口面部分形成用縁部、ｃ、ｃはエルボの曲
げ腹部形成用縁部、ｄはエルボの曲げ背部形成用部を示
す。
そして、当該エルボ成形用鋼板素材Ｂは、所定の型を用
い、その左右の曲げ腹部形成用縁部ｃ、ｃ側を合致させ
るような湾曲的圧搾成形処理を施し、然る後、合致させ
た当該曲げ腹部形成用縁部ｃ、ｃ部分を溶接することに
依ってエルボを完成化するものである。
い、その左右の曲げ腹部形成用縁部ｃ、ｃ側を合致させ
るような湾曲的圧搾成形処理を施し、然る後、合致させ
た当該曲げ腹部形成用縁部ｃ、ｃ部分を溶接することに
依ってエルボを完成化するものである。
本発明に係るエルボ成形用鋼板素材の板取り方法は、定
尺幅の鋼板からの上記したような鋼板素材の複数枚の板
取りが、残材発生を最少化して極めて合理的に成される
ようにしたものである。
尺幅の鋼板からの上記したような鋼板素材の複数枚の板
取りが、残材発生を最少化して極めて合理的に成される
ようにしたものである。
以下、本発明に係る方法の具体的実施例を図面について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第１図は本発明に係る方法に基づくエルボ成形用鋼板素
材の板取り形態を具体的に示したものである。
材の板取り形態を具体的に示したものである。
第１図に於いて、１は横幅をエルボ成形用鋼板素材の横
幅と合致させて成る定尺幅の鋼板であって、複数のエル
ボ成形用鋼板素材を連続状に板取りするための材料であ
る。
幅と合致させて成る定尺幅の鋼板であって、複数のエル
ボ成形用鋼板素材を連続状に板取りするための材料であ
る。
そして、本発明に係る方法に基づく鋼板１に対するエル
ボ成形用鋼板素材の板取り形態であるが、これは下記の
ような配設形態で成すものである。
ボ成形用鋼板素材の板取り形態であるが、これは下記の
ような配設形態で成すものである。
２はエルボ成形用主鋼板素材であって、当該主鋼板素材
２は、前述したような第４図に示す従来の鋼板素材Ｂか
ら、一方の曲げ腹部形成用縁部Ｃ寄り部分を縦方向に裁
断除去した形状を呈するものである。 ３はエルボ成形
用従鋼板素材であって、当該主鋼板素材３は、上記した
主鋼板素材２の裁断除去した部分に該当する形状を呈す
るものである。 そして、当該主鋼板素材２と原鋼板素
材３とは、その互いの曲げ腹部形成用縁部Ｃ，Ｃ部分を
対向させた状態で配設しである。
２は、前述したような第４図に示す従来の鋼板素材Ｂか
ら、一方の曲げ腹部形成用縁部Ｃ寄り部分を縦方向に裁
断除去した形状を呈するものである。 ３はエルボ成形
用従鋼板素材であって、当該主鋼板素材３は、上記した
主鋼板素材２の裁断除去した部分に該当する形状を呈す
るものである。 そして、当該主鋼板素材２と原鋼板素
材３とは、その互いの曲げ腹部形成用縁部Ｃ，Ｃ部分を
対向させた状態で配設しである。
更に、上記主鋼板素材２と原鋼板素材３に於ける前記鋼
板１の辺縁側は、接合用端縁２ａ 、 ３ａとしてあり
、当該接合用端縁２ａ、３ａを互いに溶着して両肩板素
材２．３を接合することに依り、前記した従来の鋼板素
材Ｂと同一の鋼板素材が形成されるように成っている。
板１の辺縁側は、接合用端縁２ａ 、 ３ａとしてあり
、当該接合用端縁２ａ、３ａを互いに溶着して両肩板素
材２．３を接合することに依り、前記した従来の鋼板素
材Ｂと同一の鋼板素材が形成されるように成っている。
本発明に係る方法にあっては、上記のように対向配設し
た主鋼板素材２と従銅板素材３とを第１段とし、当該対
向配設形態を左右に逆転した形態の主鋼板素材２と原鋼
板素材３とを第２段とするようにし、当該左右が逆の形
態のものを互いに隣接させた状態で、定尺幅の鋼板１の
長手方向に交互に配設して板取りするようにしたもので
ある。
た主鋼板素材２と従銅板素材３とを第１段とし、当該対
向配設形態を左右に逆転した形態の主鋼板素材２と原鋼
板素材３とを第２段とするようにし、当該左右が逆の形
態のものを互いに隣接させた状態で、定尺幅の鋼板１の
長手方向に交互に配設して板取りするようにしたもので
ある。
換言すると、例えば主鋼板素材２を右方側に位置させた
ものを第１段とし、主鋼板素材２を左方側に位置させた
ものを第２段とするように配設した場合、奇数段のもの
は主鋼板素材２が右方側に位置され、偶数段のものは主
鋼板素材２が左方側に位置されるような、交互的配設形
態が採られるわけである。
ものを第１段とし、主鋼板素材２を左方側に位置させた
ものを第２段とするように配設した場合、奇数段のもの
は主鋼板素材２が右方側に位置され、偶数段のものは主
鋼板素材２が左方側に位置されるような、交互的配設形
態が採られるわけである。
そして、上記した各段の互いの隣接形態であるが、これ
は、対向する主鋼板素材２と原鋼板素材３に於ける曲げ
腹部形成用縁部ｃ、ｃ部分寄りの北端開口面部分形成用
縁部ａ、ａまたは下端開口面部分形成用縁部す、ｂが共
同して描く凹状弧縁に、これと隣接する段部の主鋼板素
材２に於ける上端開口面部分形成用縁部ａまたは下端開
口面部分形成用縁部すが描く凸状弧縁を突入隣接させて
板取りするような形態となっている。
は、対向する主鋼板素材２と原鋼板素材３に於ける曲げ
腹部形成用縁部ｃ、ｃ部分寄りの北端開口面部分形成用
縁部ａ、ａまたは下端開口面部分形成用縁部す、ｂが共
同して描く凹状弧縁に、これと隣接する段部の主鋼板素
材２に於ける上端開口面部分形成用縁部ａまたは下端開
口面部分形成用縁部すが描く凸状弧縁を突入隣接させて
板取りするような形態となっている。
以上のように主鋼板素材２と原鋼板素材３とを隙間無く
隣接させて板取りすることに依り、当該板取りに伴う残
材発生が最少化されることとなる。
隣接させて板取りすることに依り、当該板取りに伴う残
材発生が最少化されることとなる。
次に、前記のようにして板取りされたエルボ成形用主鋼
板素材２と原鋼板素材３であるが、これは互いの接合用
端縁２ａ、３ａを溶接等に基づき接合して、既述した従
来の鋼板素材Ｂと同一の形状？呈する鋼板素材に形成す
る。
板素材２と原鋼板素材３であるが、これは互いの接合用
端縁２ａ、３ａを溶接等に基づき接合して、既述した従
来の鋼板素材Ｂと同一の形状？呈する鋼板素材に形成す
る。
このような接合状態にあるエルボ成形用鋼板素材に対し
、所定の成形型を用いた公知の圧搾成形処理を施すこと
に依り、第２図及び第３図に示すようなエルボが完成化
される。
、所定の成形型を用いた公知の圧搾成形処理を施すこと
に依り、第２図及び第３図に示すようなエルボが完成化
される。
同図に於いて、Ｐは主鋼板素材２と原鋼板素材３に於け
る曲げ腹部形成用縁部ｃ、ｃ部分の溶着部、Ｑは主鋼板
素材２と原鋼板素材３に於ける接合用端縁２ａ 、 ３
ａの溶着部である。
る曲げ腹部形成用縁部ｃ、ｃ部分の溶着部、Ｑは主鋼板
素材２と原鋼板素材３に於ける接合用端縁２ａ 、 ３
ａの溶着部である。
本発明に係るエルボは、第２図及び第３図に示すような
構成、すなわち上記したように、従来の鋼板素材Ｂから
一方の曲げ腹部形成用縁部Ｃ寄り部分を縦方向に裁断除
去した形状を呈する主鋼板素材２と、当該裁断除去され
た部分に該当する形状を呈するエルボ成形用完調板素材
３とを、両者の上記裁断該当縁に形成した接合用端縁２
ａ、３ａにて圧搾成形してエルボを構成したものである
。
構成、すなわち上記したように、従来の鋼板素材Ｂから
一方の曲げ腹部形成用縁部Ｃ寄り部分を縦方向に裁断除
去した形状を呈する主鋼板素材２と、当該裁断除去され
た部分に該当する形状を呈するエルボ成形用完調板素材
３とを、両者の上記裁断該当縁に形成した接合用端縁２
ａ、３ａにて圧搾成形してエルボを構成したものである
。
尚、上述したした圧搾成形処理であるが、これは所定の
金型を用いて段階的にに行われるものである。 そして
、当該圧搾成形処理については、従来、各種の方法があ
り（例えば、特公昭３５−８４７４号、特公昭３５−８
４７５号、特公昭３５−１５００８号、特公昭４４−５
３１１号、特公昭４６−３０５８２号の各公報に記載さ
れた方法）、本発明にあっては、当該圧搾成形処理は、
従来の圧搾成形手段の何れのものを採用しても良い。
金型を用いて段階的にに行われるものである。 そして
、当該圧搾成形処理については、従来、各種の方法があ
り（例えば、特公昭３５−８４７４号、特公昭３５−８
４７５号、特公昭３５−１５００８号、特公昭４４−５
３１１号、特公昭４６−３０５８２号の各公報に記載さ
れた方法）、本発明にあっては、当該圧搾成形処理は、
従来の圧搾成形手段の何れのものを採用しても良い。
（発明の効果）
本発明に係るエルボ成形用鋼板素材の板取り方法は、従
来のエルボ成形用鋼板素材Ｂから一方の曲げ腹部形成用
縁部Ｃ寄り部分を縦方向に裁断除去した形状を呈するエ
ルボ成形用主鋼板素材２と、当該主鋼板素材２の裁断除
去した部分に該当する形状を呈するエルボ成形用完調板
素材３とを、その互いの曲げ腹部形成用縁部ｃ、ｃ部分
を対向させた状態で配設し、また、上記主鋼板素材２と
原鋼板素材３に於ける下記する鋼板１の辺縁側を接合用
端縁２ａ、３ａとし、更に、主鋼板素材２と原鋼板素材
３との上記対向形態を左右逆転させたものを互いに隣接
させた状態で、定尺幅の鋼板１の長手方向に交互にかつ
多段的に配設して板取りするように成したから、当該板
取りに基づく残材の発生を著しく減少化することとなる
。 従って、使用材料の節減化に基づき、製品価格の著
しい廉価性が図られることとなる。
来のエルボ成形用鋼板素材Ｂから一方の曲げ腹部形成用
縁部Ｃ寄り部分を縦方向に裁断除去した形状を呈するエ
ルボ成形用主鋼板素材２と、当該主鋼板素材２の裁断除
去した部分に該当する形状を呈するエルボ成形用完調板
素材３とを、その互いの曲げ腹部形成用縁部ｃ、ｃ部分
を対向させた状態で配設し、また、上記主鋼板素材２と
原鋼板素材３に於ける下記する鋼板１の辺縁側を接合用
端縁２ａ、３ａとし、更に、主鋼板素材２と原鋼板素材
３との上記対向形態を左右逆転させたものを互いに隣接
させた状態で、定尺幅の鋼板１の長手方向に交互にかつ
多段的に配設して板取りするように成したから、当該板
取りに基づく残材の発生を著しく減少化することとなる
。 従って、使用材料の節減化に基づき、製品価格の著
しい廉価性が図られることとなる。
すなわち、第５図に示すような従来の板取り方法である
と、定尺鋼板Ａに対し、所要エルボの展開形状と等しい
形状を呈するエルボ成形用鋼板素材Ｂを連続状に打ち抜
いて形成するため、同図に示すように、打ち抜いた素材
と素材の間に三角形状の残材Ｃが生じることを余儀なく
され、その歩留まりが極めて悪いものとされが、本発明
に係る方法に依れば、このような三角形状の残材Ｃは全
く生じないため、使用材料の節減化目的が達成されるわ
けである。
と、定尺鋼板Ａに対し、所要エルボの展開形状と等しい
形状を呈するエルボ成形用鋼板素材Ｂを連続状に打ち抜
いて形成するため、同図に示すように、打ち抜いた素材
と素材の間に三角形状の残材Ｃが生じることを余儀なく
され、その歩留まりが極めて悪いものとされが、本発明
に係る方法に依れば、このような三角形状の残材Ｃは全
く生じないため、使用材料の節減化目的が達成されるわ
けである。
そして、本発明に係るエルボは、従来の鋼板素材Ｂから
一方の曲げ腹部形成用縁部Ｃ寄り部分を縦方向に裁断除
去した形状を呈する主鋼板素材２と、当該裁断除去され
た部分に該当する形状を呈するエルボ成形用完調板素材
３とを、両者の上記裁断該当縁に形成した接合用端縁２
ａ 、 ３ａにおいて成形してエルボをＦＷするように
成したから、前記した本発明に係る板取り方法の採用が
許容化され、上記のような使用材料の節減化が果たされ
ることとなる。 そして、接合用端縁２ａ 、 ３ａに
対する溶着部分の存在は、エルボの実使用上において、
何ら障害とならないため、当該溶着部分の存在が上記し
た使用材料の節減化効果を挙げるための代償的マイナス
要因となることがない。
一方の曲げ腹部形成用縁部Ｃ寄り部分を縦方向に裁断除
去した形状を呈する主鋼板素材２と、当該裁断除去され
た部分に該当する形状を呈するエルボ成形用完調板素材
３とを、両者の上記裁断該当縁に形成した接合用端縁２
ａ 、 ３ａにおいて成形してエルボをＦＷするように
成したから、前記した本発明に係る板取り方法の採用が
許容化され、上記のような使用材料の節減化が果たされ
ることとなる。 そして、接合用端縁２ａ 、 ３ａに
対する溶着部分の存在は、エルボの実使用上において、
何ら障害とならないため、当該溶着部分の存在が上記し
た使用材料の節減化効果を挙げるための代償的マイナス
要因となることがない。
図は本発明の一実施例を示すものであって、第１図は本
発明に係る方法に基づく板取り形態を示す平面図、第２
図及び第３図は本発明に係る方法祖国、第３図は側方か
ら見た斜視図、第４図は従来のエルボ成形用鋼板素材Ｂ
を示す平面図、第５図はエルボ成形用鋼板素材の板取り
方法の従来例を示す平面図である。 ｌ・・・定尺幅の鋼板 ２・・・エルボ成形用主鋼板素材 ３・・・エルボ成形用完調板素材 ２ａ 、 ３ａ・・・接合用端縁 ａ・・・エルボの上端開口面部分形成用縁部ｂ・・・エ
ルボの下端開口面部分形成用縁部Ｃ，Ｃ・・・エルボの
曲げ腹部形成用縁部ｄ・・・エルボの曲げ背部形成用部 Ｐ・・・曲げ腹部形成用縁部部分の溶着部Ｑ・・・接合
用端縁部分の溶着部 Ａ・・・定尺幅の鋼板 Ｂ・・・従来の鋼板素材第
２図 第３図 第４図
発明に係る方法に基づく板取り形態を示す平面図、第２
図及び第３図は本発明に係る方法祖国、第３図は側方か
ら見た斜視図、第４図は従来のエルボ成形用鋼板素材Ｂ
を示す平面図、第５図はエルボ成形用鋼板素材の板取り
方法の従来例を示す平面図である。 ｌ・・・定尺幅の鋼板 ２・・・エルボ成形用主鋼板素材 ３・・・エルボ成形用完調板素材 ２ａ 、 ３ａ・・・接合用端縁 ａ・・・エルボの上端開口面部分形成用縁部ｂ・・・エ
ルボの下端開口面部分形成用縁部Ｃ，Ｃ・・・エルボの
曲げ腹部形成用縁部ｄ・・・エルボの曲げ背部形成用部 Ｐ・・・曲げ腹部形成用縁部部分の溶着部Ｑ・・・接合
用端縁部分の溶着部 Ａ・・・定尺幅の鋼板 Ｂ・・・従来の鋼板素材第
２図 第３図 第４図
Claims (2)
- （１）横幅をエルボ成形用鋼板素材の横幅と合致させて
成る定尺幅の鋼板１を用い、当該鋼板１に対し、従来の
エルボ成形用鋼板素材Ｂから一方の曲げ腹部形成用縁部
ｃ寄り部分を縦方向に裁断除去した形状を呈するエルボ
成形用主鋼板素材２と、当該主鋼板素材２の裁断除去し
た部分に該当する形状を呈するエルボ成形用従鋼板素材
３とを、その互いの曲げ腹部形成用縁部ｃ、ｃ部分を対
向させた状態で配設し、また、上記主鋼板素材２と従鋼
板素材３に於ける前記鋼板１の辺縁側を接合用端縁２ａ
、３ａとし、更に、主鋼板素材２と従鋼板素材３との上
記対向形態を左右逆転させたものを互いに隣接させた状
態で、定尺幅の鋼板１の長手方向に交互にかつ多段的に
配設し、当該各段の互いの隣接形態を、対向する主鋼板
素材２と従鋼板素材３に於ける曲げ腹部形成用縁部ｃ、
ｃ部分寄りの上端開口面部分形成用縁部ａ、ａまたは下
端開口面部分形成用縁部ｂ、ｂが共同して描く凹状弧縁
に、これと隣接する段部の主鋼板素材２に於ける上端開
口面部分形成用縁部ａまたは下端開口面部分形成用縁部
ｂが描く凸状弧縁を突入させて隣接し、当該主鋼板素材
２と従鋼板素材３とを、上記のような多段的配設状態に
おいて鋼板１から板取りすることを特徴とするエルボ成
形用鋼板素材の板取り方法。 - （２）従来の鋼板素材Ｂから一方の曲げ腹部形成用縁部
ｃ寄り部分を縦方向に裁断除去した形状を呈する主鋼板
素材２と、当該裁断除去された部分に該当する形状を呈
するエルボ成形用従鋼板素材３とを、両者の上記裁断該
当縁に形成した接合用端縁２ａ、３ａにおいて溶着して
成るエルボ成形用鋼板素材を用いて圧搾成形して成るエ
ルボ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20711088A JPH0255626A (ja) | 1988-08-20 | 1988-08-20 | エルボ成形用鋼板素材の板取り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20711088A JPH0255626A (ja) | 1988-08-20 | 1988-08-20 | エルボ成形用鋼板素材の板取り方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0255626A true JPH0255626A (ja) | 1990-02-26 |
| JPH0356125B2 JPH0356125B2 (ja) | 1991-08-27 |
Family
ID=16534365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20711088A Granted JPH0255626A (ja) | 1988-08-20 | 1988-08-20 | エルボ成形用鋼板素材の板取り方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0255626A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04354372A (ja) * | 1991-05-31 | 1992-12-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子デバイス及びその製造方法 |
| CN108889829A (zh) * | 2018-06-14 | 2018-11-27 | 武汉宝钢华中贸易有限公司 | 汽车板材开卷落料工艺 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5586632A (en) * | 1978-12-23 | 1980-06-30 | Hirata Press Kogyo Kk | Production of annular disc made of metal plate |
| JPS6284998A (ja) * | 1985-07-01 | 1987-04-18 | フラネック・コンサルタンシー・リミテッド | 広幅ウエブ材の切断方法及びその装置 |
-
1988
- 1988-08-20 JP JP20711088A patent/JPH0255626A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5586632A (en) * | 1978-12-23 | 1980-06-30 | Hirata Press Kogyo Kk | Production of annular disc made of metal plate |
| JPS6284998A (ja) * | 1985-07-01 | 1987-04-18 | フラネック・コンサルタンシー・リミテッド | 広幅ウエブ材の切断方法及びその装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04354372A (ja) * | 1991-05-31 | 1992-12-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子デバイス及びその製造方法 |
| CN108889829A (zh) * | 2018-06-14 | 2018-11-27 | 武汉宝钢华中贸易有限公司 | 汽车板材开卷落料工艺 |
| CN108889829B (zh) * | 2018-06-14 | 2019-09-24 | 武汉宝钢华中贸易有限公司 | 汽车板材开卷落料工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0356125B2 (ja) | 1991-08-27 |
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