JPH0252739A - 表面が平滑な化粧板の製造法 - Google Patents

表面が平滑な化粧板の製造法

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JPH0252739A
JPH0252739A JP63203726A JP20372688A JPH0252739A JP H0252739 A JPH0252739 A JP H0252739A JP 63203726 A JP63203726 A JP 63203726A JP 20372688 A JP20372688 A JP 20372688A JP H0252739 A JPH0252739 A JP H0252739A
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JP
Japan
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base material
decorative sheet
thermosetting resin
gloss
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP63203726A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tanaka
宏 田中
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B38/00Ancillary operations in connection with laminating processes
    • B32B38/14Printing or colouring

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表面の光沢が高く、平滑性に優れ、かつこれが
経時的に変化することのない化粧板の製造法に関するも
のである。
〔従来の技術] 従来、高光沢の化粧塩化ビニル樹脂フィルム等の樹脂フ
ィルム又は模様印刷し表面にウレタン樹脂等をトップコ
ートした高光沢の化粧薄葉紙を木質基材、無機質基板等
の板状基材に、合成樹脂エマルジョン型の接着剤等を塗
布し、ラミネートして化粧板を製造することは行われて
いる。
〔発明が解決しようとする課題] 従来の上記化粧板の製造法では、板状基材の表面の凹凸
が影響し、及び接着剤の塗布むら等の影響により、樹脂
フィルム等の化粧シート表面に凹凸が現出し、高光沢の
外観が損なわれる。また、特に板状基材として木質基材
等を選択している場合は、経時的に裏面より水分吸収が
起り、板状基材が膨潤し、表面の凹凸がさらにはげしく
現われ、表面光沢が変化し、損なわれることになり、現
実には、表面の光沢が高く平滑性が優れた化粧板を製造
することは難しいことであった。
本発明は、表面の光沢が高く、平滑性に優れた化粧板を
比較的容易に製造できる方法を提供すると共に、板状基
材裏面からの水分吸収等を防止し、表面の平滑性が永続
性に保持できる化粧板の製造法を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
板状基材1の表面上に熱硬化性樹脂含浸紙2、表面光沢
が高い化粧シート3を順次積層し、化粧シート3上に表
面平滑な鏡面板6を重ねて熱圧接着することにより、表
面の光沢が高く、平滑性に優れた化粧板を比較的容易に
製造できるようにすると共に、板状基材1の裏面に熱硬
化性樹脂含浸紙2′を接着することにより、裏面からの
水分吸収等を防止するようにしたものである。
0作 用〕 本発明は、板状基材1と表面光沢が高い化粧シート3の
間には熱硬化性樹脂含浸紙2を介在せしめ積層接着し、
化粧板を製造するもので、この介在せしめた熱硬化性樹
脂含浸紙2の作用により、板状基材1自身の表面凹凸を
緩衝し、また接着剤を塗布使用することがないため接着
剤の塗布むらによる表面凹凸も生じないため、表面光沢
が高い化粧シート3表面に凹凸が現われることがなく、
表面光沢が高い化粧シート3の光沢に悪影響が及ぼさな
い。そして、熱圧プレス時に該化粧シート3上に表面平
滑な鏡面板6を当板として圧締することにより、表面が
平滑で、光沢が高い化粧板が製造される。また、該板状
基材1の裏面に熱硬化性樹脂含浸紙2′を熱圧接着する
ことにより、化粧板裏面に熱硬化性樹脂の被膜が形成さ
れるため、耐水性となり、化粧板裏面からの水分吸収作
用等は起らない。
〔実施例〕
本発明の実施例として、第1図に熱圧接着剤の上下熱盤
間の化粧板を構成する積層材料等の仕組みの例を示し、
第2図には本発明の製造法を実施し、製造された化粧板
の例を示すものである。
第1図を参照して、本発明の詳細な説明するが、化粧板
を構成する積層材料として、板状基材1、熱硬化性樹脂
含浸紙2,2′及び化粧シート3が使用されているが、
それぞれいずれも公知のものの材料から選択できるもの
である。
まず板状基材lとしては、木、合板、パーチクルボード
等の木質基材、石こうボード、石こうスラグボード等の
石こう系基材、パルプセメント板、石綿セメント板、木
片セメント板等の繊維セメント板、GRC及びコンクリ
ート、鉄、アルミニウム、銅等の金属板若しくはシート
、並びに以上の各基材の複合体等が使用できる。
熱硬化性樹脂含浸紙2.2′としては、板状基材1と化
粧シート3との接着性を考慮し、適宜選択するが、含浸
樹脂としてジアリルフタレート樹脂、ベンゾグアナミン
樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等があり、樹脂
を含浸するベース紙として15〜200g/m”の含浸
用紙、透明紙、リンター祇、チタン紙等を使用する。そ
して該樹脂含浸紙の含脂率は、20〜80%で、好まし
くは50〜70%になるよう樹脂を含浸させる。
次に、表面光沢が高い化粧シート3としては、■表面保
護層として、電離放射線硬化樹脂を用い、高光沢に仕上
げた祇ベース、含浸紙ベース、プラスチックフィルムベ
ース、複合フィルムベースの化粧シート、■表面保護層
として、ウレタン樹脂、アミノアルキッド樹脂、エポキ
シ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂を用
い、高光沢に仕上げた■と同一のベースからなる化粧シ
ート、及び0表面平滑に仕上げた各種プラスチックフィ
ルム、の中から、光沢度80以上、好ましくは95以上
の光沢度を有する化粧シートを選択、使用する。
以上のような板状基材1、熱硬化性樹脂含浸紙2.2′
及び化粧シート3を用いて、表面が平滑な化粧板を製造
する方法について説明する。
上下熱盤5.5′間に、板状基材1の表面側に熱硬化性
樹脂含浸紙2、表面光沢が高い光沢シート3及びステン
レスをミラー仕上げ研磨し、クロムめっき処理した常用
の鏡面板6を順次積み重ね、さらに必要に応じて板状基
材lの裏面側に熱硬化性樹脂含浸紙を重ね、このように
仕組んだ後、上下熱盤5.5′にて加熱圧締するが、こ
の加熱圧締の熱盤温度、圧締圧力及び加熱時間の条件は
、選択した熱硬化性樹脂含浸紙の樹脂の種類及び板状基
材として選択した板材等に応じて、適宜法められる。例
えばジアリルフタレート樹脂含浸紙を使用する場合は、
14(]−150”C,15kg/cffl及び10分
程度の条件で加熱圧締して、板状基材1の表面に熱硬化
性樹脂含浸紙2及び表面が鏡面板6により平滑仕上げさ
れた表面光沢が高い化粧シート3、さらに必要に応じて
板状基材1の裏面に熱硬化性樹脂含浸紙2′がそれぞれ
接着された、第2図に示すような化粧板を製造するもの
である。
そして、以下に本発明を具体的に実施した一例を示すと
、板状基材1として12m/m nのバーチクリボード
を選択し、別途30g/m”の含浸用紙(三木特殊製紙
、ビニロン紙)にジアリルフタレート樹脂を含脂率60
%となるよう含浸した熱硬化性樹脂含浸紙2を介して、
30g/m2の薄葉紙をベースシート31とし、この上
面に木目模様等をグラビア印刷した印刷層32を有し、
さらに薄葉紙の表面全面に、ポリエチレン30μmをエ
クストルージョンコートし、同時にアクリルフィルムを
ラミぶ一トし、このアクリルフィルム上にグロスタイプ
紫外線硬化型樹脂を2μmコートし、グロス仕上げ保護
層33を設けた化粧シート3を積層した。また板状基材
1である12m/m厚のパーチクルボードの裏面にも上
記と同じ熱硬化性樹脂含浸紙2′を仕組んだ。
ついで、上記化粧シート3の上にクロムめっきした平滑
ステンレス鏡面板6を置いて、上下熱器5.5′間で1
40°C,15kg/cd、 10分間の熱圧接着を行
ない、表面平滑で高光沢な化粧板を製造したものである
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように、板状基材の表面上に熱
硬化性樹脂含浸紙を、該熱硬化性樹脂含浸紙上に表面光
沢が高い化粧シートを順次積層し、熱圧接着されている
、すなわち板状基材と表面光沢が高い化粧シートの間に
は、熱硬化性樹脂含浸紙を介在しているため、前記板状
基材として掲げた金属板又は金属シート以外の木質基材
、石こう系基材、繊維セメント板、コンクリート仮等の
もの自身の表面凹凸を緩衝し、接着手段として接着剤塗
布に代えて熱硬化性樹脂含浸紙を使用しているため、金
属板又は金属シートその他前記板状基材として掲げた全
ての基材に共通する効果として、接着剤の塗布むらによ
って生ずる凹凸が発生しないから、これらの凹凸の影響
が高光沢の化粧シート表面に現われず、光沢度を損うこ
となく、また積層したものの上面、すなわち表面光沢が
高い化粧シート上面に表面平滑な鏡面板を重ねて熱圧し
ているため、化粧シート表面は光沢をさらに高くすると
共に平滑性を増すこととなる。
そして、板状基盤裏面に熱硬化性樹脂含浸紙をラミネー
トしたため、例えば板状基材として木質基材、繊維セメ
ント板等のものを選択した場合の裏面からの水分吸収が
無くなり、水分による板状基材の膨潤がなくなり、施工
後の経時的な表面の光沢、平滑性の劣化が防止できる。
また板状基材として金属板又は金属シートを選択した場
合においての熱硬化性樹脂含浸紙による防水効果は、上
記のものと相違し、サビの発生を防止するというもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る表面が平滑な化粧板の製造法の熱
圧接着前の上下熱盤間の仕組み方法の一例を示し、第2
図は本発明の製造法を実施した結果、製造された表面が
平滑な化粧板の構造を示すものである。 1・・・板状基材、2,2′・・・熱硬化性樹脂含浸紙
、3・・・化粧シート、6・・・鏡面板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)板状基材1の表面上に熱硬化性樹脂含浸紙2を、
    該熱硬化性樹脂含浸紙2上に表面光沢が高い化粧シート
    3を順次積層し、これら積層したものの上面に表面平滑
    な鏡面板6を重ねて熱圧接着することを特徴とする表面
    が平滑な化粧板の製造法。
  2. (2)板状基材1の裏面側に熱硬化性樹脂含浸紙2′を
    重ねて熱圧接着することを特徴とする請求項1記載の表
    面が平滑な化粧板の製造法。
JP63203726A 1988-08-18 1988-08-18 表面が平滑な化粧板の製造法 Pending JPH0252739A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641875A (ja) * 1992-05-14 1994-02-15 Bando Chem Ind Ltd レザークロス
JP2005001214A (ja) * 2003-06-11 2005-01-06 Aica Kogyo Co Ltd 不燃化粧板
JP2011201235A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 面材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005001214A (ja) * 2003-06-11 2005-01-06 Aica Kogyo Co Ltd 不燃化粧板
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