JPH0243857Y2 - - Google Patents

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JPH0243857Y2
JPH0243857Y2 JP1985097677U JP9767785U JPH0243857Y2 JP H0243857 Y2 JPH0243857 Y2 JP H0243857Y2 JP 1985097677 U JP1985097677 U JP 1985097677U JP 9767785 U JP9767785 U JP 9767785U JP H0243857 Y2 JPH0243857 Y2 JP H0243857Y2
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JP
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tape
printing plate
adhesive
frame
metal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スクリーン印刷版の枠張り用テープ
に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
第1図及び第2図に基いて従来のスクリーン印
刷原板の製法を説明する。第1図はスクリーン印
刷原版の正面図、第2図は側面図を示す。
従来、スクリーン印刷原版は、シルクスクリー
ン2を印刷版の枠1上に展張し枠1の部分に接着
剤で接着した印刷版に感光材料を均一に塗布した
後露光することにより露光された部分の感光材料
を硬化せしめ、ついで未露光部である像の部分の
感光材料を洗滌除去することにより製造されてい
る。そしてこの印刷原版は、印刷に使用した後も
再度利用するために付着したインク等を溶剤等で
洗滌し保存しておくのが常であるが、この溶剤に
よる洗浄の際スクリーンを枠に接着した接着剤を
保護するために、あるいは接着剤が見えて体裁が
悪いのでこれを蔭蔽するために、印刷版の枠の部
分のスクリーン上に金属蒸着膜を有するプラスチ
ツクスフイルムの金属蒸着面に接着剤を塗布した
テープ(通称銀テープ)3を貼着することが行わ
れている。
ところで、この銀テープを貼着する時期として
感光剤を塗布し露光して未露光部分を洗滌除去し
た後銀テープを貼着する場合別に問題はないが、
印刷原版はそれを使用する印刷所で作成される場
合が多く、原版作成後に各印刷所で銀テープを貼
着するのは面倒であるため、感光材を塗布した後
枠の部分に銀テープを貼着したものを印刷版とし
て供給し、各印刷所において上述の如くして印刷
原版が作成されている場合がある。
そして、この場合銀テープは光を全く通さない
ため、銀テープで覆われている枠の部分の感光性
材料は露光されないため、未露光のまゝで残在
し、印刷原版を再利用するため溶剤及び水等で洗
浄する場合この未露光の感光性材料がしみ出して
来て印刷原版を汚す結果となり、また銀テープが
一部はがれてしまう等の問題が生じている。
〔考案の目的〕
本考案は前述の問題点を解決する枠張り用テー
プ乃至はスクリーン印刷版を提供することを目的
とする。
〔考案の構成〕
本考案は、可視光線透過率(JIS A 5759によ
る)10%以上の金属蒸着膜を有するプラスチツク
スフイルムの金属蒸着面に接着剤を塗布してなる
スクリーン印刷版の枠張り用テープである。
本考案者は、前記問題点を解決するため種々検
討を重ねた結果、金属蒸着膜を有するプラスチツ
クスフイルムにおいて金属蒸着膜のうすいものは
光透過性を有し、しかも該フイルムを枠に貼着し
た場合光を十分に反射するため蔭蔽力も十分であ
ることを見出し、この知見に基いて本考案をなす
に到つた。
以下、第3図を参照しながら本考案を詳しく説
明する。
第3図はスクリーン印刷版の枠張り用テープの
斜視図を示す。
第3図において、符号3は本考案のスクリーン
印刷版の枠張り用テープを示し、4はプラスチツ
クスフイルム、5は金属蒸着膜、6は接着剤層を
示す。プラスチツクスフイルム4としては、ポリ
エチレン製、ポリプロピレン製、ナイロン製、ポ
リエステル性等光透過性を有するものであればど
のようなものを用いてもよいが、透明性及び寸法
安定性の観点からポリエステル製のものが好まし
く、その厚さは数μのものから数100μのものま
で任意に選ぶことができる。
金属蒸着膜5の金属はどのようなものでも使用
できるが、一般にアルミニウム蒸着膜が用いら
れ、その厚さは数百オングストロームのオーダー
であつて、金属蒸着フイルムの可視光線透過率が
接着剤層も含めて10%以上の厚さになるような厚
さで蒸着したものを使用する必要がある。該可視
光線透過率が10%以下の場合所期の効果が得られ
ない。また可視光線透過率の上限は格別制限はな
いが、一般に光透過率が30%以上になるとテープ
を印刷版の枠にスクリーンの上から貼着した場
合、スクリーンを枠に接着する際に用いた接着剤
が透けて見えるようになるので好ましくなく、可
視光線透過率は10〜30%特に20%前後のものが好
ましい。
接着剤層6の接着剤としては、感圧型のもの、
ホツトメルト型のもの、溶剤型のもの等何れを使
用してもよいが、取り扱いの便宜上感圧型接着剤
が好ましい。接着剤としては通常使用されている
ものを通常使用されている範囲内の厚さに塗布す
ればよい。接着剤としては無色の透明なものを使
用するのが好ましく、この場合、可視光線透過率
には何等影響を与えない。
本案テープは通常剥離紙を貼着して保存される
が、ロール状に巻回する場合には巻戻しを容易に
するため、テープの背面処理あるいは、接着剤塗
布面への下塗り剤の塗布等を行うのは当然のこと
である。
以上説明したように本考案のスクリーン印刷版
の枠張り用テープは光透過性を有しているので、
感光材料を塗布したスクリーンの枠の部分に貼着
した場合、露光により該テープを貼着した部分
(枠の部分)の感光材料も硬化されるので、印刷
版使用後の溶剤等による洗浄に際し、未露光(未
硬化)の感光材が溶出することなく、従つて印刷
原版が汚れる心配はなく、且つ外観上も従来のも
のに比し遜色のないものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は枠の部分に枠張りテープを貼着したス
クリーン印刷版の平面図、第2図は側面図を示
し、第3図は本考案のスクリーン印刷版の枠張り
用テープの斜視図を示す。 1……スクリーン印刷版の枠、2……スクリー
ン、3……枠張り用テープ、4……プラスチツク
スフイルム、5……金属蒸着膜、6……接着剤
層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可視光線透過率10%以上の金属蒸着膜を有する
    プラスチツクスフイルムの金属蒸着面に接着剤を
    塗布してなるスクリーン印刷版の枠張り用テー
    プ。
JP1985097677U 1985-06-28 1985-06-28 Expired JPH0243857Y2 (ja)

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JP1985097677U JPH0243857Y2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28

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JPS626348U JPS626348U (ja) 1987-01-14
JPH0243857Y2 true JPH0243857Y2 (ja) 1990-11-21

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ID=30964877

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JP1985097677U Expired JPH0243857Y2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49112897U (ja) * 1972-12-19 1974-09-26
JPS512490U (ja) * 1974-06-24 1976-01-09
JPS58128950U (ja) * 1982-02-23 1983-09-01 伊藤 禎美 装飾用貼着シ−ト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS626348U (ja) 1987-01-14

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