JPS5829152Y2 - 窓ガラス用接着テ−プもしくはシ−ト - Google Patents
窓ガラス用接着テ−プもしくはシ−トInfo
- Publication number
- JPS5829152Y2 JPS5829152Y2 JP1978019428U JP1942878U JPS5829152Y2 JP S5829152 Y2 JPS5829152 Y2 JP S5829152Y2 JP 1978019428 U JP1978019428 U JP 1978019428U JP 1942878 U JP1942878 U JP 1942878U JP S5829152 Y2 JPS5829152 Y2 JP S5829152Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- window glass
- film
- sheet
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Adhesive Tapes (AREA)
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、窓ガラスに貼着して太陽光線や熱を遮断する
と共に室内から室外を透視することは出来るが、室外か
ら室内を透視することが出来ないようにするのに用いて
好適な窓ガラス用接着テープもしくはシートに関する。
と共に室内から室外を透視することは出来るが、室外か
ら室内を透視することが出来ないようにするのに用いて
好適な窓ガラス用接着テープもしくはシートに関する。
従来、ポリエステル等の透明な合成樹脂フィルムの表面
にアルミニウム等の金属蒸着層を設は且つ該金属蒸着層
を透明なフィルムによって被覆保護してなる遮光性フィ
ルム、或いは同じく透明な合成樹脂フィルムを着色した
り一面に凹凸加工を施こしたりした遮光性フィルムを窓
ガラスに貼着して使用することは知られている。
にアルミニウム等の金属蒸着層を設は且つ該金属蒸着層
を透明なフィルムによって被覆保護してなる遮光性フィ
ルム、或いは同じく透明な合成樹脂フィルムを着色した
り一面に凹凸加工を施こしたりした遮光性フィルムを窓
ガラスに貼着して使用することは知られている。
か・る遮光性フィルムが貼着された窓ガラスは、該遮光
性フィルムによっていくばくかの太陽光線が反射され、
室内の冷暖房機能が向上すると共に、室内から室外を透
視することは出来るが、室外から室内を透視することは
出来ないという機能を有し、更には窓ガラスが補強され
る等多くの効果を有するものである。
性フィルムによっていくばくかの太陽光線が反射され、
室内の冷暖房機能が向上すると共に、室内から室外を透
視することは出来るが、室外から室内を透視することは
出来ないという機能を有し、更には窓ガラスが補強され
る等多くの効果を有するものである。
しかし乍ら、該従来品は窓ガラスに全面貼着して使用す
るものであるから窓ガラスに粘着の際ガラス面と遮光性
フィルムとの間に気泡が入り易く、遮光性フィルムに皺
入り現象がみられる地鉄気泡の入り込みを防止する為水
膜を設ける等の方法も試みられているが該方法は貼着作
業が煩雑であるという欠点があった。
るものであるから窓ガラスに粘着の際ガラス面と遮光性
フィルムとの間に気泡が入り易く、遮光性フィルムに皺
入り現象がみられる地鉄気泡の入り込みを防止する為水
膜を設ける等の方法も試みられているが該方法は貼着作
業が煩雑であるという欠点があった。
本考案は斜上の如き従来品の欠点を解消し、窓ガラスへ
の貼着作業が容易にして且つ貼着後の外観に優れた窓ガ
ラス用接着テープもしくはシートを提供せんが為になさ
れたものにして、その要旨は遮光性フィルムの一面に接
着剤が格子状に塗設されるか、又は斑点状もしくは筋状
に塗設されると共にこれを囲む如く該フィルムの周縁全
体に筋状に塗設されてなる窓ガラス用接着テープもしく
はシートに存する。
の貼着作業が容易にして且つ貼着後の外観に優れた窓ガ
ラス用接着テープもしくはシートを提供せんが為になさ
れたものにして、その要旨は遮光性フィルムの一面に接
着剤が格子状に塗設されるか、又は斑点状もしくは筋状
に塗設されると共にこれを囲む如く該フィルムの周縁全
体に筋状に塗設されてなる窓ガラス用接着テープもしく
はシートに存する。
しかして、本考案に於て使用する遮光性フィルムとして
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、
ポリエステル、ポリスチレン、ポリアミド、ナイロン、
テフロン等の各種合成樹脂もしくは共重合樹脂製フィル
ム、セロハン等からなる基材フィルムに必要に応じて予
め紫外線吸収剤、染料、顔料を混入し、その−面に凹凸
模様を設けたり、印刷により着色、絵柄模様を設けたり
或いは又アルミニウム、銅、亜鉛等の金属からなる蒸着
層を設けて遮光性を賦与したものが挙げられる。
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、
ポリエステル、ポリスチレン、ポリアミド、ナイロン、
テフロン等の各種合成樹脂もしくは共重合樹脂製フィル
ム、セロハン等からなる基材フィルムに必要に応じて予
め紫外線吸収剤、染料、顔料を混入し、その−面に凹凸
模様を設けたり、印刷により着色、絵柄模様を設けたり
或いは又アルミニウム、銅、亜鉛等の金属からなる蒸着
層を設けて遮光性を賦与したものが挙げられる。
尚、上記金属からなる蒸着層を設けたものは通常該蒸着
層の表面に基材フィルムと同種もしくは異種の合成樹脂
等からなる保護被膜を設けて蒸着層の酸化を防止するこ
とが望ましい。
層の表面に基材フィルムと同種もしくは異種の合成樹脂
等からなる保護被膜を設けて蒸着層の酸化を防止するこ
とが望ましい。
本考案においては斜上の遮光性フィルムの一面に接着剤
が格子状に塗設されるか、又は斑点状もしくは筋状に塗
設されると共にこれを囲む如く上記遮光性フィルムの周
縁全体に筋状に塗設されているのであるが、該接着剤と
しては感溶剤性接着剤、感圧性接着剤、感圧性接着剤等
何れでもよく、基材フィルムの材質との組合せで適当な
ものを任意に使用すればよく此等接着剤はこれが塗設せ
られたとき微細な多孔質構造を採るものはより好ましい
。
が格子状に塗設されるか、又は斑点状もしくは筋状に塗
設されると共にこれを囲む如く上記遮光性フィルムの周
縁全体に筋状に塗設されているのであるが、該接着剤と
しては感溶剤性接着剤、感圧性接着剤、感圧性接着剤等
何れでもよく、基材フィルムの材質との組合せで適当な
ものを任意に使用すればよく此等接着剤はこれが塗設せ
られたとき微細な多孔質構造を採るものはより好ましい
。
しかしてかかる接着剤を基材フィルムに格子状等部分塗
装するには例えば所望の格子状模様等の開孔模様を有す
る当て板を用いて刷毛塗装、シルクスクリーン塗装、ス
プレー塗装をするか、基材フィルム上に直接ロールを走
らせて筋状等にロール塗装するか、或いは又所望の模様
を刻設したロールを用いてグラビア塗装するなど公知の
塗装方法を利用することができる。
装するには例えば所望の格子状模様等の開孔模様を有す
る当て板を用いて刷毛塗装、シルクスクリーン塗装、ス
プレー塗装をするか、基材フィルム上に直接ロールを走
らせて筋状等にロール塗装するか、或いは又所望の模様
を刻設したロールを用いてグラビア塗装するなど公知の
塗装方法を利用することができる。
尚基材フィルム／金属蒸着層／保護被膜からなるとき接
着剤は基材フィルム側、保護被膜側の何れに設けられて
いてもよい。
着剤は基材フィルム側、保護被膜側の何れに設けられて
いてもよい。
以下本考案の一実施例を図面により詳細に説明する。
図面において、１はポリエステルからなる無色透明なフ
ィルムであり、該フィルム１の上面に０゜１μ以下の厚
さにアルミニウム蒸着層２が設けられ、更に該アルミニ
ウム蒸着層２の上にポリエステルをコーティングするこ
とにより保護被膜３が設けられており、此等透明なフィ
ルム１、アルミニウム蒸着層２及び保護被膜３によす遮
光性フィルム４が形成されている。
ィルムであり、該フィルム１の上面に０゜１μ以下の厚
さにアルミニウム蒸着層２が設けられ、更に該アルミニ
ウム蒸着層２の上にポリエステルをコーティングするこ
とにより保護被膜３が設けられており、此等透明なフィ
ルム１、アルミニウム蒸着層２及び保護被膜３によす遮
光性フィルム４が形成されている。
５は遮光性フィルム４の透明なフィルム１側に格子状に
塗設せられた接着剤である。
塗設せられた接着剤である。
尚該接着剤が感圧性接着剤からなるときは、通常その表
面には他物との粘着防止のために剥離紙（図示せず）が
仮着されており使用に際して剥離紙を引剥すものである
。
面には他物との粘着防止のために剥離紙（図示せず）が
仮着されており使用に際して剥離紙を引剥すものである
。
しかして、本考案窓ガラス用接着テープもしくはシート
はその片面に部分的に塗設せられた接着剤によりこれを
窓ガラスの表面に貼着して使用するものである。
はその片面に部分的に塗設せられた接着剤によりこれを
窓ガラスの表面に貼着して使用するものである。
本考案窓ガラス用接着テープもしくはシートは遮光性フ
ィルムの一面に接着剤が格子状に塗設されるか、又は斑
点状もしくは筋状に塗設されると共にこれを囲む如く該
フィルムの周縁全体に筋状に塗設されているから、該接
着剤によりこれを窓ガラスに貼着したときは、窓ガラス
と遮光性フィルムとの間には接着剤の設けられていない
部分によって空隙部が形成され、窓ガラスと遮光性フィ
ルムとの間に入り込む気泡があっても該気泡は上記空隙
部から容易に脱出するか又は空隙部内にとどまり、従っ
て貼着作業時の気泡による皺入り現象は全くみられず貼
着の作業性及び貼着後の外観共に優れたものである。
ィルムの一面に接着剤が格子状に塗設されるか、又は斑
点状もしくは筋状に塗設されると共にこれを囲む如く該
フィルムの周縁全体に筋状に塗設されているから、該接
着剤によりこれを窓ガラスに貼着したときは、窓ガラス
と遮光性フィルムとの間には接着剤の設けられていない
部分によって空隙部が形成され、窓ガラスと遮光性フィ
ルムとの間に入り込む気泡があっても該気泡は上記空隙
部から容易に脱出するか又は空隙部内にとどまり、従っ
て貼着作業時の気泡による皺入り現象は全くみられず貼
着の作業性及び貼着後の外観共に優れたものである。
又部分的に塗設された接着剤によっても太陽光線が乱反
射し、室外から透視の防禦並びに防眩性により優れたも
のである。
射し、室外から透視の防禦並びに防眩性により優れたも
のである。
又接着剤は格子状に塗設されるか又は遮光性フィルムの
周縁全体に筋状に塗設されているので、これを窓ガラス
に貼着したとき接着剤の設けられていない部分によって
形成せられた空隙部は恰も独立気泡の如くなり、熱伝導
による熱の放散量が少くなって保温保冷効果の向上を助
長すると共に結露現象も防止し得るという効果を奏する
。
周縁全体に筋状に塗設されているので、これを窓ガラス
に貼着したとき接着剤の設けられていない部分によって
形成せられた空隙部は恰も独立気泡の如くなり、熱伝導
による熱の放散量が少くなって保温保冷効果の向上を助
長すると共に結露現象も防止し得るという効果を奏する
。
又、接着剤が微細な多孔質構造をとるときは、保温保冷
効果の向上を助長し得る。
効果の向上を助長し得る。
又、接着剤が感圧性接着剤からなるときは、貼り直しが
可能であることと相まって貼着の作業性により優れたも
のであり、しかも剥離除去も比較的容易であるという効
果を奏する。
可能であることと相まって貼着の作業性により優れたも
のであり、しかも剥離除去も比較的容易であるという効
果を奏する。
図面は本考案の一例を示す断面図である。
１は透明なフィルム、２はアルミニウム蒸着層、３は保
護被膜、４は遮光性フィルム、５は接着剤。
護被膜、４は遮光性フィルム、５は接着剤。
Claims (1)
- １．＠光性フィルムの一面に接着剤が格子状に塗設され
るか、又は斑点状もしくは筋状に塗設されると共にこれ
を囲む如く該フィルムの周縁全体に筋状に塗設されてな
る窓ガラス用接着テープもしくはシート。 ２、接着剤が感圧性接着剤である実用新案登録請求の範
囲第１項記載の窓ガラス用接着テープもしくはシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978019428U JPS5829152Y2 (ja) | 1978-02-16 | 1978-02-16 | 窓ガラス用接着テ−プもしくはシ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978019428U JPS5829152Y2 (ja) | 1978-02-16 | 1978-02-16 | 窓ガラス用接着テ−プもしくはシ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54121970U JPS54121970U (ja) | 1979-08-25 |
| JPS5829152Y2 true JPS5829152Y2 (ja) | 1983-06-25 |
Family
ID=28848505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978019428U Expired JPS5829152Y2 (ja) | 1978-02-16 | 1978-02-16 | 窓ガラス用接着テ−プもしくはシ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5829152Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014218616A (ja) * | 2013-05-10 | 2014-11-20 | 日栄化工株式会社 | 粘着フィルム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4833857U (ja) * | 1971-08-27 | 1973-04-24 |
-
1978
- 1978-02-16 JP JP1978019428U patent/JPS5829152Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54121970U (ja) | 1979-08-25 |
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