JPH0243806Y2 - - Google Patents

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JPH0243806Y2
JPH0243806Y2 JP11967784U JP11967784U JPH0243806Y2 JP H0243806 Y2 JPH0243806 Y2 JP H0243806Y2 JP 11967784 U JP11967784 U JP 11967784U JP 11967784 U JP11967784 U JP 11967784U JP H0243806 Y2 JPH0243806 Y2 JP H0243806Y2
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JP
Japan
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wire harness
door
door frame
cover plate
automobile
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JP11967784U
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  • Insulated Conductors (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は自動車の電装回路に用いられるワイヤ
ーハーネスにおいて、ドア用ワイヤーハーネス装
置に関するものである。
従来の技術 自動車のドアは外側のドアフレームとトリムカ
バーと称される内側の覆板とを主要部材として構
成されており、第5図に示される如くにドアフレ
ームA内の空間に集束された形状のドア用ワイヤ
ーハーネスWが配設されている。ドア用ワイヤー
ハーネスWには端部にコネクタc1,c2,c3,c4
c5……を有する分岐線w1,w2,w3,w4,w5……
が設けられており、分岐線w1,w2はそれぞれコ
ネクタc1,c2を介してドアフレームA内のパワー
ウインドモータとオートドアロツク用ソレノイド
に接続され、分岐線w3,w4,w5は作業窓Hより
引き出されてそれぞれコネクタc3,c4,c5により
トリムカバーBに設けたカーテシランプ、トラン
クオープンスイツチ、パワーウインドスイツチ等
に接続されている。ドア用ワイヤーハーネスWの
端部はグロメツトGを介して外部に引き出され、
コネクタCにより車体側のカウルサイドハーネス
に接続される。
そして、このドア用ワイヤーハーネスWは、作
業窓HよりドアフレームA内に挿入すると共に予
め固定されているグロメツトGをドアフレームA
の孔を通してコネクタCを外部へ導出し、同様に
予め固定されているクランプKをドアフレームA
の底部の孔に係入させて所定の配索経路に固定す
る。次に、コネクタc1,c2をドアフレームA内の
電装品に接続し、更にコネクタc3,c4,c5……を
トリムカバーBの電装品に接続し、該トリムカバ
ーBをドアフレームAに固定している。
しかし、この方法ではドア用ワイヤーハーネス
WのドアフレームA内に対する挿入や狭い空間内
における目くら作業となるクランプKの止め作業
に多大の時間を要し、自動車の製造ラインにおけ
るスピードアツプ化への障害となつている。
そこで、出願人等の先願にかかる実願昭58−
5397号実開昭59−114720号公報において、ドアフ
レームに対して付着されるシーリングシートに予
めワイヤーハーネスを接合しておき、該シーリン
グシートをドアフレームに取り付けることによつ
て前記ワイヤーハーネスのドアフレーム内への配
設の手数と時間を軽減しようとする試みが提案さ
れている。
考案が解決しようとする問題点 上記のシーリングシートを介してドア用ワイヤ
ーハーネスをドアに取付ける方法にあつては、シ
ーリングシートをドアフレームに対して周縁部を
介して接合した後に分岐線のコネクタをドアフレ
ーム内の電装品に接続し、次に他の分岐線のコネ
クタをトリムカバーの電装品に接続すると共にト
リムカバーをドアフレームに固定しているもの
で、自動車の製造ラインにおける分岐線の接続作
業が総て残されており、該シーリングシートは軟
質の合成樹脂で形成されているので接着手段によ
る取付けに時間を要すると共に保管や運搬時にお
ける形状保持が困難であつて分岐線がからみ合つ
たりするおそれがあり、更には使用時の振動の激
しい環境では、シーリングシートのみによるワイ
ヤーハーネスの保持が充分でないので、予めドア
フレームに対して固定する等の手数を必要とす
る。
これに対し、本考案ではドア用ワイヤーハーネ
スをドアフレームの内側に設ける覆板にフラツト
状に設けておき、該覆板を介してドア用ワイヤー
ハーネスをドアフレームに取付けるものであり、
この際において該ドア用ワイヤーハーネス装置の
製造を容易に為し得るようにしたものである。
〔考案の構成〕
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するこめ、本考案において
は、自動車のドアにおける内側の覆板を分割して
構成し、該分割された覆板の一部にのみドア用ワ
イヤーハーネスをフラツト状に設けるようにした
ものである。
実施例 第1図において、Aは自動車のドアにおけるド
アフレーム、Bはその内側に設けられる覆板であ
る。覆板Bはワイヤーハーネス配索板部B1とワ
イヤーハーネス非配索板部B2に2分割され、ワ
イヤーハーネス配索板部B1にはドア用ワイヤー
ハーネスW′の各導体が並列して接合剤や接合用
テープ等によりフラツト状に固着されている。
フラツト状に配設されたドア用ワイヤーハーネ
スW′には端部にコネクタc1′,c2′,c3′,c4′,
c5′……を有する分岐線w1′,w2′,w3′,w4′,
w5′……がワイヤーハーネス配索板部B1から遊
離して設けられている。ドア用ワイヤーハーネス
W′の車体側のカウルサイドハーネスとの接続端
には集束導出部W″が設けられ、該集束導出部
W″にはグロメツトGによる防水部が設けられる。
集束導出部W″にコネクタを設け、該コネクタに
防水カバーを設けることも可能である。
フラツト状のドア用ワイヤーハーネスW′は通
常の電線の他に条材を用いてもよく、この場合に
は分岐線w1′,w2′……や集束導出部の電線と端子
を介して溶接手段等により接続する。
ワイヤーハーネス配索板部B1はワイヤーハー
ネス非配索板部B2の孔7に嵌合して止め具8に
より固定される。
覆板Bには電装品としてカーテシランプ1、ト
ランクオープンスイツチ2、パワーウインドスイ
ツチ3が設けられており、コネクタc3′,c4′,
c5′を介して分岐線w3′,w4′,w5′が予め接続され
ている。
この状態の覆板Bを製造ラインにおける自動車
のドアフレームAに組み合せ、コネクタc1′,
c2′を介して分岐線w1′,w2′をドアフレームA内
におけるパワーウインドモータ4とオートドアロ
ツク用ソレノイド5に接続すると共に集束導出部
W″におけるグロメツトG等の防水部をドアフレ
ームAの導出孔6に位置させ、次に覆板Bをドア
フレームAに固定する。
第4図の実施例においては、ドア用ワイヤーハ
ーネスW′はドアから独立して予め一体化される。
即ち、各導体はその絶縁被覆を熱溶着又は接着剤
等の接着層を介してフラツト状に連設されると共
に長手方向の一側には補強板6を当てがつてテー
プ7等の固定手段により固着され、他側には取付
孔8aを有する金属製のプロテクタ8がテープ7
により固定されており、この状態において前記ワ
イヤーハーネス配索板部B1に取り付けられる。
〔考案の効果〕
本考案は上記した如くに、ドア用ワイヤーハー
ネスを自動車のドアにおける内側の分割した覆板
におけるワイヤーハーネス配索板部に対しフラツ
ト状に設けるものであるから、ワイヤーハーネス
は場所を取らないので、従来の如くに残余の空間
を見つけて配索する場合と異なつて直線的な最短
距離で配索でき、形状が固定している覆板に設け
られているので運搬、保管やドアフレームに対す
る取付作業の場合において分岐線がからみ合う度
合が少なく、また振動の多い使用状態においても
安定してワイヤーハーネスを支持し得る。
また本考案においては、ワイヤーハーネス配索
板部は覆板の一部であつて、小型の板部分にワイ
ヤーハーネスを配索するので製造が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例についての分解斜視
図、第2図は同上の結合状態の斜視図、第3図は
覆板の分解斜視図、第4図はドア用ワイヤーハー
ネスを予め独立して一体的に構成する場合の斜視
図、第5図は従来例の説明図である。 B……覆板、B1……ワイヤーハーネス配索板
部、B2……ワイヤーハーネス非配索板部、
W′……ドア用ワイヤーハーネス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のドアにおける内側の覆板をワイヤーハ
    ーネス配索板部とワイヤーハーネス非配索板部に
    分割し、該ワイヤーハーネス配索板部に対してド
    ア用ワイヤーハーネスをフラツト状に設けて成る
    ことを特徴とする自動車におけるドア用ワイヤー
    ハーネス装置。
JP11967784U 1984-08-03 1984-08-03 ドア用ワイヤ−ハ−ネス装置 Granted JPS6135318U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11967784U JPS6135318U (ja) 1984-08-03 1984-08-03 ドア用ワイヤ−ハ−ネス装置

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JP11967784U JPS6135318U (ja) 1984-08-03 1984-08-03 ドア用ワイヤ−ハ−ネス装置

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Publication Number Publication Date
JPS6135318U JPS6135318U (ja) 1986-03-04
JPH0243806Y2 true JPH0243806Y2 (ja) 1990-11-21

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ID=30678544

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JP11967784U Granted JPS6135318U (ja) 1984-08-03 1984-08-03 ドア用ワイヤ−ハ−ネス装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2726879B2 (ja) * 1988-06-02 1998-03-11 矢崎総業株式会社 ワイヤーハーネスユニット
JP6902008B2 (ja) 2018-10-24 2021-07-14 矢崎総業株式会社 シート付ハーネス
JP7371557B2 (ja) * 2020-03-31 2023-10-31 住友電装株式会社 配線部材
JP6992855B2 (ja) * 2020-07-31 2022-01-13 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線モジュール

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Publication number Publication date
JPS6135318U (ja) 1986-03-04

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