JPH0241222A - 合成樹脂製歯車 - Google Patents

合成樹脂製歯車

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JPH0241222A
JPH0241222A JP19365088A JP19365088A JPH0241222A JP H0241222 A JPH0241222 A JP H0241222A JP 19365088 A JP19365088 A JP 19365088A JP 19365088 A JP19365088 A JP 19365088A JP H0241222 A JPH0241222 A JP H0241222A
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JP19365088A
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Yoshio Shibamiya
芝宮 良雄
▲廣▼井 清文
Kiyobumi Hiroi
Sadao Kamimura
上村 定男
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Tigers Polymer Corp
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Tigers Polymer Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は合成樹脂を材料として射出成形される歯車に関
し、特に各々異なる特長を有する2種類の樹脂により形
成した歯車に関する。
(従来の技術) 従来、樹脂成形歯車は一般にポリアセクール、ナイ゛ロ
ンなどの合成樹脂材料を射出成形することにより製造さ
れているが、成形収縮が大きく寸法精度が悪い欠点があ
った。
そこで、歯車を一次成形品部と二次成形品部とから構成
し、一次成形品部をポリカーボネイトなどの収縮率の小
さい樹脂で形成し、二次成形品部をポリアセタール、ナ
イロンなどの強度が高く油滑性に優れた樹脂で形成する
ことが提案されている(特公昭54−21903号公報
)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のような歯車にあっては、一次成形
品部と二次成形品部を形成する樹脂材料に相溶性がなく
融着しないため、回転トルクにより異材質境界面で剥離
してしまう問題点があった。
また、油滑性を要求される歯車のボス部と歯形部の画部
分を二次成形品部として同一材料例えば自己潤滑性のあ
る樹脂で形成できない不都合もあった。
本発明はこのような事情に濫みてなされたものであり、
一次成形品部と二次成形品部とが強固に結合して大きな
回転トルクが作用しても剥離することがなく、また射出
成形によりボス部と歯形部とが同一材料で形成されるこ
とによる利点を存し、しかも成形収縮による悪影響を排
除して精度の良い合成樹脂歯車を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本発明は、樹脂成形歯車を一次成形品部と二次成形品部
とから構成し、一次成形品部にはその肉厚内に内周面か
ら外周面に至る貫通孔を穿設し、この貫通孔を樹脂通路
として一次成形品部の内周および外周の双方側に二次成
形品部を射出成形して形成することを特徴とするほか、
歯形部を歯形本体部を形成する一次成形品部と歯面部を
形成する二次成形品部とで構成し、歯面部は歯形本体部
の外周に射出成形した均一な薄肉の樹脂層により形成し
た合成樹脂製歯車を特徴とするものである。
(作用) 本発明にあっては、一次成形品部内部の貫通孔を介して
一次成形品部の内周および外周の両側に一体化した二次
成形品部を設けるようにしであるので、二次成形品部の
成形収縮により、一次成形品部をその内外側周面から挟
持固定することが可能になり、このため両者の結合は強
固な状態に至る。
また、歯車の歯形部とボス部とを同一の樹脂にて形成で
きるので、二次成形品部を潤滑性に冨んだ樹脂で形成し
て上記画部分共に油滑性を確保することができる。
さらに、歯形本体部(一次成形品部)の外周面に均一な
薄肉の歯面部(二次成形品部)を被覆した場合は、一次
成形品部と二次成形品部の嵌合状態がより強固になるほ
か、歯面部が均一な肉厚のため成形収縮において異方性
がなく、成形収縮の予測が容易であり、精度の極めて高
い歯車を得られる。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図乃至第4図に基づき説明する
第1図は本発明に係る歯車の正面図、第2図はそのX−
X線断面図である。
この歯車は、一次成形品部Aと二次成形品部Bとが嵌合
一体止して構成されたもので、一次成形品部。とし−C
よ〆に部1.板状アーエ部。およびリムの一部3が形成
され、二次成形品部Bとしてボスの残部5.リムの残部
6および歯形部7が形成されている。
一次成形品部への肉厚内にはボスの一部1の内周面から
リムの一部3の外周面にまで至る貫通孔4が周方向に沿
って適宜の間隔で適当数(本実施例では8ケ)穿没され
ており、この貫通孔4には二次成形品部形成の樹脂通路
として樹脂が充填8されている。
この一次成形品部への成形にあたっては、射出成形によ
り得られた成形品に切削加工により貫通孔・tを穿設し
ても良いほか、中抜きピンを利用して成形時に既に貫通
孔4が設けられた射出成形品を得るようにしても良(、
また一次成形品部は必ずしも射出成形品である必要はな
く、他の成形方法で得られたものでも良い。
二次成形品部Bの成形にあたっては、上記の一次成形品
部Aを冷却し十分に成形収縮させてから射出成形用金型
にセットし、この金型内のキャビティに樹脂材料を充填
することにより行われるが、通常一次成形品部Aの内周
側において円周方向に配置された複数のピンポイントゲ
ートを通して射出され、この射出された樹脂材料がまず
一次成形品部Aのボスの一部1の内周にボスの残部5を
形成し、次いで一次成形品部A内部の貫通孔4を樹脂通
路として順次充填した後、一次成形品部Aのリムの一部
3の外周にリムの残部6および歯形部7を形成する。
この射出成形された二次成形品部Bは時間経過とともに
冷却硬化されることにより、歯形部7およびリムの残部
6は内周方向へ、ボスの残部5は外周方向へ向って成形
収縮し、一次成形品部Aは二次成形品部Bにより内外周
面から挟持される。
なお、一次成形品部Aおよび二次成形品部Bを形成する
樹脂材料としては、任意のものを組合せることかできる
が、一次成形品部Aには熱硬化性樹脂、ABS樹脂、ポ
リカーボネイトなどのような収縮率が小さく歪の少ない
樹脂、二次成形品部Bにはナイロン、ポリアセタールな
どのように強度が高く潤滑性に優れた樹脂を用いるのが
好ましい。
第3図および第4図は本発明の他の実施例を示す正面図
およびY−Y線断面図である。
本実施例は、前記実施例と同様に一次成形品部Cと二次
成形品部りとが嵌合一体化されたものであるが、一次成
形品部Cとしてボスの一部11゜板状アーム部12. 
 リム部13および歯形本体部14が形成され、二次成
形品部りとしてボスの残部16および歯面部17が形成
されている点、ならびに一次成形品部Cの肉厚内にボス
の一部11の内周面から歯形本体部14の外周面に至る
貫通孔15が複数(本実施例では8ケ)穿設されている
点において前記実施例と異なっている。
この一次成形品部Cと二次成形品部りとは、前記実施例
と同様の方法および樹脂材料で成形され、上記貫通孔1
5には二次成形品部形成用の樹脂通路として樹脂が充填
18される。二次成形品部りの歯面部17は肉厚が0.
5〜l、Qmm程度の薄い均一な樹脂層で、歯形本体部
14の外周にいわばコーティングする状態に被覆されて
いる。
そして、前記実施例と同様、一次成形品部Cは二次成形
品部りの成形収縮により内外周面から挟持固定されてい
る。
(発明の効果) 以上のとおり、前記特許請求の範囲の請求項1に係る発
明にあっては、相溶性がなく融着不可能な異材質樹脂材
料から成形される歯車において、一次成形品部と二次成
形品部ととは、後者が前者の内部を部分的に貫通してそ
の内外両面に一体形成されているうえに、後者が前者の
内外両側から成形収縮するので、両者の結合は緊密一体
化し非常に強固なものにすることができ、大きな回転ト
ルクを作用させても異材質境界面で剥離することなく耐
久性を向上できる。
また、歯車の歯先部とボス部とを同一材料で形成できる
ので、例えば自己潤滑性の良い材料を選択することによ
り、前記画部分共に優れた油滑性を付与できるなど、歯
車の内周面と外周面とに同一材料に基づく同等の性能を
付与できる。
また、前記請求項2に係る発明にあっては、前記の効果
に加えて、歯形部の歯形本体部と歯面部が凹凸状に嵌合
密着しており、一次成形品部と一次成形品部との結合が
一層強固になるほか、歯面部が均一な薄肉層なので、成
形収縮を適確に把握して歯車の設計や金型の製作を行う
ことができ、寸法・形状精度を大幅に向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第27・・・
歯形部、 14・・・歯形本体部、 13・・・リム部、 17・・・南面部。 特許出願人 タイガースポリマー株式会社代表者   
澤 1)博 行 1、 1 2、 1 3・・・す 1・・・ボスの一部、 2・・・板状アーム部、 ムの一部、   4,15・・・貫通孔、6・・・ボス
の残部、6・・・リムの残部、−一ノへm−、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一次成形品部と二次成形品部とからなる歯車にお
    いて、該一次成形品部はその肉厚内に内周面から外周面
    に至る貫通孔が穿設され、該二次成形品部が該貫通孔を
    樹脂通路として該一次成形品部の内周および外周の双方
    側に射出成形されている合成樹脂製歯車。
  2. (2)歯形部が歯形本体部を形成する一次成形品部と歯
    面部を形成する二次成形品部とで構成され、該歯面部は
    該歯形本体部の外周に射出成形された均一な薄肉の樹脂
    層により形成されている請求項(1)記載の合成樹脂製
    歯車。
JP19365088A 1988-08-02 1988-08-02 合成樹脂製歯車 Expired - Fee Related JPH0722942B2 (ja)

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JPH0241222A true JPH0241222A (ja) 1990-02-09
JPH0722942B2 JPH0722942B2 (ja) 1995-03-15

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04189116A (ja) * 1990-11-22 1992-07-07 Gogou Kagaku Kk 合成樹脂製歯車及びその製造方法
WO2005046957A1 (ja) * 2003-11-14 2005-05-26 Ogura Clutch Co., Ltd. 樹脂コーティング方法とインサート成形品並びに樹脂被覆金属歯車類

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04189116A (ja) * 1990-11-22 1992-07-07 Gogou Kagaku Kk 合成樹脂製歯車及びその製造方法
WO2005046957A1 (ja) * 2003-11-14 2005-05-26 Ogura Clutch Co., Ltd. 樹脂コーティング方法とインサート成形品並びに樹脂被覆金属歯車類

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JPH0722942B2 (ja) 1995-03-15

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