JPH0238745A - 機械油圧式伝動装置とその制御方法 - Google Patents

機械油圧式伝動装置とその制御方法

Info

Publication number
JPH0238745A
JPH0238745A JP63188626A JP18862688A JPH0238745A JP H0238745 A JPH0238745 A JP H0238745A JP 63188626 A JP63188626 A JP 63188626A JP 18862688 A JP18862688 A JP 18862688A JP H0238745 A JPH0238745 A JP H0238745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission device
hydraulic
mechanical
output shaft
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63188626A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2717671B2 (ja
Inventor
Noboru Kanayama
登 金山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP63188626A priority Critical patent/JP2717671B2/ja
Priority to US07/613,706 priority patent/US5193416A/en
Priority to PCT/JP1989/000547 priority patent/WO1989012188A1/ja
Priority to EP89906463A priority patent/EP0417283B1/en
Publication of JPH0238745A publication Critical patent/JPH0238745A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2717671B2 publication Critical patent/JP2717671B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は機械油圧式伝動装置とその制御方法に関する
ものであり、特にはホイール式パワーショベル、ラッテ
レーンクレーン等の建設機械で高速連続走行用の動力伝
達システムに関する。
[従来の技術] 従来、建設機械等の伝動装置には次の方式が良く使われ
ている。
■6機械的動力伝伝達式 2、油圧式動力伝達方式(HS T) 3、機械油圧式動力伝達方式(HMT)このうち1機械
油圧式動力伝達方式(F(MT)は伝達動力の一部を機
械的に伝達し、残りを油圧で伝達する方式すなわち動力
分割形油圧伝動(油圧−機械式伝動)の中で第5図のご
とく出力分割形が良くしられている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の伝動装置において機械的動力
伝達方式は効率が良い反面正逆運転切換えの制御性が悪
く、また油圧式動力伝達方式(第6図)は可変容量形ポ
ンプ51とモーター52の斜板の傾転角を変えることに
より正逆運転の切換え制御ができるため容易である反面
歯車53と54.または歯車55と56、およびクラッ
チ57と58の切換えにより速度を変えれるが高速時に
はポンプ51の傾転角が大きくなり吐出流量が増えるこ
とによって圧力損失が大きくなり、またモーター52の
傾転角が少なくなるため効率が低下する欠点がある。そ
こで従来より、高中速時には主に機械的な動力伝達が行
なおれて効率の低下を避け、低速時には主に油圧的な動
力伝達が行なわれて正逆運転の切換え制御を容易にした
機械油圧式動力伝達方式(第5図)が多方面で使用され
ている。
第5図において、ilr力源61に入力軸62が連結さ
れ、その入力軸62の中間部には油圧ポンプ駆動歯車6
3と噛み合う歯車64が固着され、端部には遊星歯車装
置Aの太PII歯車65が固着されている。この油圧ポ
ンプ駆動歯車63は入力軸62の一側方に設けられた油
圧伝動装置Bの可変形容量ポンプ66を駆動するように
なっており、この可変容星形ポンプ66はそれと入力軸
62の軸線方向に並設された定容量モータ67を作動す
る。この定容量モータ67の出力軸には油圧伝動受動歯
車68が設けられている。そして受動歯車68はそれと
噛み合う歯車69により遊星歯車装置への内歯歯車69
−。
を回転駆動するように連結されており、この内!i火車
69−1と太陽歯車65との間には遊ffi歯車70が
設けられている。この遊星歯車70の軸支持枠71は出
力軸72に連結され、遊星歯車70の公転運動、すなわ
ち軸支持枠71の回転運動を適宜の建設機械等の車体7
3に伝達するようになっている。そして、可変容量形ポ
ンプ66の中立時は油圧伝動袋dBは単にブレーキ作用
を行ない、内歯歯車69−3が固定されるので、遊星歯
車装置Aは機械的な遊星減速機の働きをなし、出力軸7
2の速度制御は動力源61に設けられたガバナ等の図示
しない速度制御手段によって行なわれる。また可変容量
形ポンプ66が作動すると、動力の一部は伝動要素64
.63.66.67.68.69.70の順に伝達され
、他の一部は機械的に伝動要素62.65.70の順に
伝達される。ところで、前述した従来の機械油圧式動力
伝達方式には次のような欠点がある。すなわち、定容量
モータ67で内!を歯車69−3を駆動する形式となっ
ているので、正転から逆転まで出力回転数を変化させる
ためには、油圧ポンプとして両方向吐出型の11J変容
斌形ポンプ66を用い、かつ出力軸72がある回転数の
所で内歯歯車69−1を相当高、速に回転させねばなら
ないので、油圧ポンプと油圧モータとの容量比を非常に
大きいものとせねばならず、実際にそのような油圧ポン
プおよび油圧モータを選定してみるとその実現はかなり
困難なものである。また歯車は遊星歯車装置を用いてい
るため構造が複雑になり、コストアップにもなっている
。さらに油圧伝動装置Bを構成する油圧ポンプ、油圧モ
ータ、および遊星歯車装置とが入力軸62の軸線方向に
並設されているために装置全体が大型のものとなる欠点
がある。また油圧回路を切換えて油圧ポンプの吐出流量
を建設機械等の作業機の他の油圧アクチュエータに供給
し使用する場合にも、絶えず出力軸72に動力が伝わっ
てしまう、仮に出力軸72をブレーキ等で固定しても遊
m歯車70゜内歯歯車69−+、および受#J歯車68
を介して定容量モータ67を回転させることにより、そ
れらの攪拌ロス等によって動力を損失するという欠点が
ある。
本発明は上記間層点に着目し1機械油圧式動力伝達方式
の改良に関するものであり。
その目的とするところは ■、高速回転時には1機械的な動力伝達のみが行なわれ
て油圧による損失がほぼゼロになる。
2、低速時には、正転と逆転との間の出力回転数の変化
を円滑に、スムーズに制御出来る3、複雑な機構を有す
る遊星歯車装置を用いていないため構造が極めてシンプ
ルで安価に出来る。
4、装置全体をコンパクトにできる。
5、油圧回路を切換えることにより油圧ポンプの吐出流
量を他の7クチユエータに供給する場合、余分な動力を
損失することなしに油圧エネルギを利用することが出来
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成すべく本発明は、その第1発明では、出
力軸の回転速度が所定値より小さい範囲では制御部から
の信号により入力軸に固着された機械式伝動装置のクラ
ッチを切断し、油圧式伝動装置により動力を出力軸に伝
え、かつ出力軸の回転速度が所定値より大きい範囲では
制御部よりの信号により入力軸に固着された機械式伝動
装置のクラッチを接合し、動力を出力軸に伝えるととも
に制御部からの指令により油圧式伝動装置によって吸収
される動力を最小にする。そしてこの第1発明を主要部
とする第2発明では油圧式伝動装置によって吸収される
動力を最小にするために制御部からの指令によりポンプ
およびモータの制御装置を作動させポンプおよびモータ
の吐出容量をゼロとし、第3発明では油圧式伝動装置に
よって吸収される動力を最小にするために制御部からの
指令により油圧式伝動、装置の回転を切断する。第4発
明では出力軸の回転速度が所定値より小さい範囲では制
御部からの信号により入力軸に固着された機械式伝動装
置のクラッチを切断し、油圧式伝動装置と、増減速装置
と、により動力を出力軸に伝え、かつ出力軸の回転速度
が所定値より大きい範囲では制御部よりの信号により機
械式伝動装置のクラッチを接合し機械式伝動装置と、増
減速装置と、により動力を出力軸に伝えるとともに制御
部からの指令により油圧式伝動装置によって吸収される
動力を最小にする。また第5発明では、出力軸の回転速
度が所定値より小さいII!囲では制御部からの信号に
より入力軸に固着された機械式伝動装置のクラッチを切
断し。
油圧式伝動装置により動力を出力軸に伝え、さらにポン
プとモータの間で制御部からの信号により切り換わる油
圧バルブを作動させて出力軸の回転方向を切換え、かつ
出力軸の回転速度がm定値より大きい範囲では制御部よ
りの信号により入力軸に固着された機械式伝動装置のク
ラッチを接合し動力を出力軸に伝えるとともに制御部か
らの指令により油圧式伝動装置によって吸収される動力
を最小にする。このために第6発明で油圧バルブが中立
の位置のときポンプの油圧を他の回路に使用することが
出来る。また第7発明ではポンプとモータの間に2個以
上の油圧バルブを設け、1個の油圧バルブにより建設機
械等の前後進の切換えのための出力軸の回転方向の切換
えと、他の油圧バルブによりポンプの油圧を他の回路に
使用することが出来る。
さらに第8発明に係わる機械油圧式伝動装置は。
前後進を切換える切換え手段と、速度を制御する速度制
御手段と、出力軸の回転速度を検知する検知手段と、切
換え手段の信号と速度制御手段の信号と出力軸の検知手
段の信号とを比較し機械式伝動装置の入力軸のクラッチ
の接合、切断とポンプおよびモータの容量を増減する制
御を行なう制御装置と、から成る。また第9発明では1
前後進を切換える切換え手段と、ポンプとモータの間に
前後進の切換え手段の信号により出力軸の回転方向と他
の回路に切換える油圧バルブと、速度を制御する速度制
御手段と、出力軸の回転速度を検知する検知手段と、切
換え手段の信号と速度制御手段の信号と出力軸の検知手
段の信号とを比較し機械式伝動装置の入力軸のクラッチ
の接合、切断とポンプおよびモータの容量を増減する制
御を行なう制御装置と、から成る。
[作用] 上記構成によれば1機械油圧式伝動装置の動力伝達に際
してコントローラにより制御されるクラッチ圧コントロ
ール用バルブを設け、出力軸の回転速度が所定値より大
きい@囲では入力軸に固着された機械式伝動装置のクラ
ッチを接合し、油圧式伝動装置のクラッチを切断するか
ポンプの吐出量を最小にし伝達効率の良い機械式伝動装
置で動力を出力軸に伝え、出力軸15の回転速度が所定
値より小さい範囲では入力軸に固着された機械式伝動装
置のクラッチを切断し、油圧式伝動装置により動力を出
力軸に伝える。このため、高速時には伝達効率が良いた
め損失動力を少なくにすることが出来るとともに低速時
には正転と逆転との間の出力回転速度を円滑に制御し得
る。さらに本発明による機械油圧式伝動装置の場合はポ
ンプとモータとの間に油圧バルブを設け1前後進を切換
えるとともに中立のポートにすると出力軸には動力が伝
えられず、ポンプの吐出流量を他の油圧アクチュエータ
等に利用することが出来る。さらにポンプとモータとの
間に複数の油圧バルブを設けた場合には、1個の油圧バ
ルブでは前後進を切換え、他の油圧バルブではポンプの
吐出流量を他の油圧アクチュエータ等に利用することが
出来る。
また、ポンプとモータを機械式伝動装置と並べて設けた
ため装置を小さく出来る。
[実施例] 以下本発明を図に示す実施例について説明する。第1図
は本発明の第1実施例を示す機械油圧式伝動装置の全体
構成図であり、速度制御手段を有する動力源1と、油圧
式伝動装置10と、制御装置20および機械式伝動装置
30とから構成されている。油圧式伝動袋M10は動力
源1により入力軸2を介して駆動されるよう連結された
可変容量杉油圧ポンプ11(以下ポンプと云う、)と、
ポンプ11に配管12でつながれた可変容量杉油圧モー
タ13(以下モータと云う、)と、モータ13からの動
力で出力軸14を駆動するように連結されている。ポン
プ11とモータ13には吐出容量コントロール用バルブ
15.16が設けられ制御部21からの指令によりポン
プ11の吐出容量と流出方向およびモータ13の吐出容
量を変えている。入力軸2には速度センサー25が、ま
た出力軸14には速度センサー22が設けられ回転数を
制御部21にフィードバックしている0機械式伝動装v
130は入力軸2に固着されたクラッチ31と。
入力軸2に回転自在に挿入された歯車32と。
歯車32に噛み合いかつ出力軸14に固着された歯車3
3よりなり、ポンプ23の油圧を制御部21により制御
されるクラッチ圧コントロール用バルブ24を介してう
け、クラッチ31を接合し出力軸14を回転させる。コ
ントローラ等よりなる制御部21には建設機械等の前後
進を切換える切換えレバー等の切換え手段26と。
車両速度を制御するアクセルペタル等の速度制御手段2
7が設けられて制御表M20を構成している。
上記構成において次に作動について説明する。
モータ13および出力軸14の回転速度が所定値より小
さい範囲では制御部21よりクラッチ圧コントロール用
バルブ24に信号を出し入力軸2に固着された機械式伝
動袋″130のクラッチ31を切断し、油圧式伝動装置
10により動力を出力軸14に伝え図示しない建設機械
等の車体の起動輪100を駆動するようになっている。
このとき、アクセルベタル等の速度制御手段27からの
信号により制御部21からポンプ11の吐出容量コント
ロール用バルブ15とモータ13の吐出容量コントロー
ル用バルブ16に信号を出しポンプ11とモータ13の
吐出容量を制御することにより、動力源1の回転速度の
制御をしなくてもモータ13若しくは出力軸14の回転
速度を任意に設定出来る。また建設機械等の前後進を切
換える切換えレバー等の切換え手段26からの信号によ
り制御部21からポンプL1に信号を出し、ポンプ11
の吐出容量を負の領域にすることによりポンプ11の吐
出方向を逆向きにすることによって出力軸14の回転方
向を逆向きにすることが出来る。このため、出力回転速
度が所定値より小さい範囲においては、正転と逆転との
間の出力回転速度を円滑に制御し得る。つぎに、モータ
13および出力軸14の回転速度が所定値より大きい範
囲で、しかも回転方向が正または正回転の制御がなされ
ているときは、制御部21よりクラッチ圧コントロール
用バルブ24に信号を出し入力軸2に固着された機械式
伝動装置30のクラッチ31を接合し歯車32.33を
介して動力を出力軸14に伝える。このとき、制御部2
1からの指令によりポンプ11の吐出容量コントロール
用バルブ15を作動させるとともにモータ13の吐出容
量コントロール用バルブ16を作動させポンプ11およ
びモータ13のの吐出容量をゼロとする。二九によりポ
ンプ11およびモータ13によって吸収される動力を最
小にするとともに動力源lの動力は伝達効率の良い機械
式伝動装置30のみを介して出力軸14に伝えられる。
このときの速度制御はアクセルペダル等の速度制御手段
27からの信号により制御部21から動力源1の図示し
ない速度制御手段によって行なわれる。
第2図は本発明の第2実施例をしめす、この図において
第1実施例と同一部品は同一符号を付し説明は省略する
。油圧式伝動装置110には動力源lより入力軸2を介
して駆動されるよう連結されたポンプ11のポンプ+1
1111にクラッチ112が設けられている。また、モ
ータ13からの動力はモータ軸113に設けられたクラ
ッチ114を介して出力軸14に伝えられる。クラッチ
112,114はポンプ23の油圧を制御部21により
制御されるクラッチ圧コントロール用バルブ121を介
してうけ接合する。
上記構成において、モータ13および出力軸14の回転
速度が所定値より小さい範囲では制御部21よりクラッ
チ圧コントロール用バルブ24に信号を出し入力軸2に
固着された機械式伝動装置30のクラッチ31を切断す
るとともに制御部21よりクラッチ圧コントロール用バ
ルブ121に信号を出し、クラッチ112.114を接
合し油圧式伝動装置110により動力を出力軸14に伝
え図示しない建設機械等の車体の起動輪100を駆動す
るようになっているつぎに、ポンプ11および出力軸1
4の回転速度が所定値より大きい範囲で、しかも回転方
向が正または正回転の制御がなされているときは、制御
部21よりクラッチ圧コントロール用バルブ24に信号
を出し入力@2に固着された機械式伝動装置i!30の
クラッチ31を接合するとともに制御部21よりクラッ
チ圧コントロール用バルブ121に信号を出し、クラッ
チ111.114を切断し動力を機械式伝動装置30で
出力軸14に伝える。このため、ポンプ11゜モータ1
3は回転しないので油圧式伝動装置に吸収される動力を
ゼロにすることが出来るとともに動力源1の動力は伝達
効率の良い機械式伝動装置30のみを介して出方軸14
に伝えら九る。この例ではクラッチ112,114を油
圧式伝動装置110に装置したが機械式伝動装置30に
装置しても良い。
第3図は本発明の第3実施例をしめす、この図において
第1実施例と同一部品は同一符号を付し説明は省略する
。油圧式伝動装?f200は動力源1により入力軸20
1を介して駆動されるよう連結されたポンプ11と、ポ
ンプ11に配管202.油圧バルブ203および配管2
゜4でつながれたモータ13とがら成り、モータ13か
らの動力をモータからの軸205に固着された増減速装
置220の歯車221と、出方軸222に回転自在に挿
入された歯車223および出力軸222に固着されたク
ラッチ224か、あるいは軸205に固着されたクラッ
チ225と、軸205に回転自在に挿入された歯車22
6と、出力軸222に固着された歯車227を介して出
力軸222を駆動するように連結されている。ポンプ1
1とモータ13には吐出容斌斜板コントロール用バルブ
15.16が設けられ制御部21からの指令によりポン
プ11の吐出容量およびモータ13の吐出容量を変えて
いる。油圧バルブ203には車両の前後進の切換えボー
ト203a、203bおよび他の油圧アクチュエータ(
C)へのポート203cが設けられている。クラッチ2
24およびクラッチ225は動力源1により駆動される
ポンプ23の油圧を制御部21により制御されるクラッ
チ圧コトロール用バルブ228および229を介してう
け、クラッチ224またはクラッチ225を接合し出力
軸222を回転させる。出力軸222には速度センサー
22が設けられ回転数をi$制御部21にフィードバッ
クしている6機械式伝動装置250には第1実施例に設
けられた歯車等の伝動要素以外に入力軸201に固着さ
れたクラッチ251と、入力軸201に回転自在に挿入
された歯車252と、中間歯車253と、軸205に固
着された歯車254とよりなり、前記ポンプ23の油圧
を制御部21により制御されるクラッチ圧コントロール
用バルブ24またはクラッチ圧コントロール用バルブ2
55を介してうけ、クラッチ31またはクラッチ251
を接合し軸205を回転させる。軸205の回転は前記
増減速装置220を介しての出力軸222を駆動する。
入力軸201には速度センサー25が設けられ回転数を
制御部21にフィードバックしている。制御部21には
建設機械等の前後進と作業機等の他の油圧アクチュエー
タに切換える切換え手段206と、車両速度を制御する
アクセルペダル等の速度制御手段27が設けられている
上記構成において、建設機械等の車両を前後進をする場
合には切換え手段206を切換え、制御部21に信号を
送り油圧バルブ203を切換える13号を出させる。油
圧バルブ203は信号を受は車両の前後進の切換えボー
ト203aまたは203bに切換わリボンプ11がらモ
ータ13への油の流れを換え車両を前後進させる。
このとき、機械式伝動袋a2soのクラッチ31.25
1は切断され、増減速装置i!22oのクラッチ224
またはクラッチ225が出力軸222の回転速度に合わ
せ制御部21の指令により接合されており油圧式伝動袋
2Z200により動力を出力軸222に伝える。出力軸
222の速度制御はアクセルペダル等の速度制御手段2
7からの信号により制御部21に記憶されたポンプ11
とモータ13の吐出容斌比および歯車221と223ま
たは歯車226と227の歯!IL比の組み合わせによ
り制御される。切換え手段206を切換えず油圧バルブ
203を中立のボート203cにすると出力軸222に
は動力が伝えられず、ポンプ11の吐出流量を他の油圧
アクチュエータ等に利用することが出来る。
また1本実施例ではポンプ11および出力軸222の回
転速度が所定値より大きい範囲では出力軸222の回転
方向が正逆回転にかかわらず機械式伝動装置250のク
ラッチ31または251のいずれかを接合するとともに
、増減速装置220のクラッチ224か225のいずれ
かを接合する。さらに第1実施例と同様にポンプ11お
よびモータ13の吐出流量をゼロに設定することにより
、動力g1の動力は伝達効率の良い機械式伝動袋v12
50のみを介して出力軸222に伝えられる。またこの
とき、クラッチ31または251のいずれかを接合する
かはアクセルペダル等の速度制御手段27からの信号と
、車両を前後進をする場合の切換え手段206からの信
号と、により制御部21の指令によってクラッチ31ま
たは251のいずれかを接合する。なお、出力軸222
に速度センサー22を設けて回転数を制御部21にフィ
ードバックしているがモータ13の軸205に設けても
良い。
第4図は本発明の第4実施例をしめす、この図において
第3実施例と同一部品は同一符号を付し説明は省略する
。油圧式伝動装置300は動力源1により入力軸201
を介して駆動されるよう連結されたポンプ11と、ポン
プ11に配管202、油圧バルブ203および配管20
4でつながれたモータ13等から成る第3実施例に加え
配管202から分岐して配管301゜油圧バルブ302
が接続され他の油圧アクチュエータ(D)へ給排油し駆
動する。油圧バルブ203には車両の前後進の切換えボ
ート203a、203bおよび中立ボート203cが設
けら中立時にはタンク303に油を戻している。
」二記構成において、建設機械等の車両を前後進をする
場合には切換え手段206を切換え、制′御部21に信
号を送り油圧バルブ203を切換える信号を出させる。
油圧バルブ203は信号を受は車両の前後進の切換えボ
ート203aまたは203bに切換ねリボンプ11から
モータ13への油の流れを換え車両を前後進させる。
他の油圧アクチュエータのみを駆動するときiよ、切換
え手段206を切換えず油圧バルブ302を操作しポン
プ11の油をボート302a、302bを介して駆動す
る油圧アクチュエータに供給する。またこのとき、車両
を前後進する切換え手段206を切換えると油圧アクチ
ュエータを駆動しながら車両を前後進することが出来る
。第3実施例、第4実施例において入力軸201をポン
プに、軸205をモータに、直に連結したが第2実施例
と同様にクラッチ112.114を介して接続しても良
い。
なお、上記第1実施例から第4実施例において建設機械
等の前後進を切換える切換えレバー等の切換え手段から
の信号により制御部からポンプに信号を出し、ポンプの
容量を負の領域にすることにより出力軸の回転方向を逆
回転にしたがモータの容量を負の領域にすることにより
行なっても良い、可変容量層油圧モータの代わりに固定
容量杉油圧モータを設けても良い、また歯車の歯車比を
1段か2段にしたが多段にしてもよく、さらにクラッチ
への配管を分岐したがクラッチごとにクラッチ圧コント
ロール用バルブを設けても良いことは云うまでもない、
またポンプとモータの間に1,2個の油圧バルブを設け
たが多数個配設し、油圧回路もタンデム。
シリーズ、パラレルおよび複合回路を用いても良い、さ
らに、本実施例では油圧式駆動装置の油圧回路は開回路
のみについて述べたが閉回路を用いても良いことは云う
までもない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、機械油圧式伝動装
置に機械式伝動装置と油圧式伝動装置とを設け、出力軸
の回転速度が所定値より大きいII!囲では機械式伝動
装置で動力を伝えるため伝達効率が良くなるとともに、
所定値より小さい範囲では油圧式伝動装置で動力を伝え
るため正転と逆転との間の出力回転速度を円滑に制御し
得る伝動装置が得られる。また複雑な機構を有する遊星
歯車装置を用いていないため構造が極めてシンプルにな
るとともに装置全体をコンパクトにでき安価に出来る。
さらに油圧回路を切換えることにより油圧ポンプの吐出
流量を他の7クチユエータに供給することができるため
余分な動力を損失することなしに油圧エネルギを利用す
ることが出来るという優れた効果がえられる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の第1実施例〜第4実施例を示
す機械油圧式伝動装置の全体構成図 第5図は従来の実施例を示す機械油圧式伝動装置 第6図は従来の実施例を示す油圧式動力伝動装置 20 =−・−・・−制御装置 21−=・−制御部 22.25−−一速度センサ 26 =−切換え手段(前後進) 27一−−速度制御手段 30.250−m−機械式伝動装置 203.222−−−一油圧パルブ 253・−中間歯車 206−−切換え手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、速度制御手段を有する動力源と、油圧式伝動装置と
    、制御装置および機械式伝動装置とを有する機械油圧式
    伝動装置において、出力軸の回転速度が所定値より小さ
    い範囲では制御部からの信号により入力軸に固着された
    機械式伝動装置のクラッチを切断し、油圧式伝動装置に
    より動力を出力軸に伝え、かつ出力軸の回転速度が所定
    値より大きい範囲では制御部よりの信号により入力軸に
    固着された機械式伝動装置のクラッチを接合し、動力を
    出力軸に伝えるとともに制御部からの指令により油圧式
    伝動装置によって吸収される動力を最小にすることを特
    徴とする機械油圧式伝動装置の制御方法。 2、油圧式伝動装置によって吸収される動力を最小にす
    るために制御部からの指令によりポンプおよびモータの
    制御装置を作動させポンプおよびモータの吐出容量をゼ
    ロとする請求項1記載の機械油圧式伝動装置の制御方法
    。 3、油圧式伝動装置によって吸収される動力を最小にす
    るために制御部からの指令により油圧式伝動装置のポン
    プおよびモータの少なくとも一方の回転を切断する請求
    項1記載の機械油圧式伝動装置の制御方法。 4、速度制御手段を有する動力源と、油圧式伝動装置と
    、制御装置、機械式伝動装置および増減速装置とを有す
    る機械油圧式伝動装置において、出力軸の回転速度が所
    定値より小さい範囲では制御部からの信号により入力軸
    に固着された機械式伝動装置のクラッチを切断し、油圧
    式伝動装置と、増減速装置と、により動力を出力軸に伝
    え、かつ出力軸の回転速度が所定値より大きい範囲では
    制御部よりの信号により機械式伝動装置のクラッチを接
    合し機械式伝動装置と、増減速装置と、により動力を出
    力軸に伝えるとともに制御部からの指令によりポンプお
    よびモータによって吸収される動力を最小にすることを
    特徴とする機械油圧式伝動装置の制御方法。 5、速度制御手段を有する動力源と、油圧式伝動装置と
    、制御装置および機械式伝動装置とを有する機械油圧式
    伝動装置において、出力軸の回転速度が所定値より小さ
    い範囲では制御部からの信号により入力軸に固着された
    機械式伝動装置のクラッチを切断し、油圧式伝動装置に
    より動力を出力軸に伝え、さらにポンプとモータの間で
    制御部からの信号により切り換わるモータ制御用の油圧
    バルブを作動させて出力軸の回転方向を切換え、かつ出
    力軸の回転速度が所定値より大きい範囲では制御部より
    の信号により入力軸に固着された機械式伝動装置のクラ
    ッチを接合し動力を出力軸に伝えるとともに制御部から
    の指令によりポンプおよびモータによって吸収される動
    力を最小にすることを特徴とする機械油圧式伝動装置の
    制御方法。 6、モータ制御用の油圧バルブが中立の位置のときポン
    プの油圧を他の回路に使用出来ることを特徴とする請求
    項5記載の機械油圧式伝動装置の制御方法。 7、モータ制御用の油圧バルブの操作の有無にかかわら
    ず、他の油圧バルブを切換えることによりポンプの油圧
    を他の回路にしよう出来ることを特徴とする請求項5記
    載の機械油圧式伝動装置の制御方法。 8、速度制御手段を有する動力源と、油圧式伝動装置と
    、制御装置および機械式伝動装置とを有する機械油圧式
    伝動装置において、前後進を切換える切換え手段と、速
    度を制御する速度制御手段と、出力軸の回転速度を検知
    する検知手段と、切換え手段の信号と速度制御手段の信
    号と出力軸の検知手段の信号とを比較し機械式伝動装置
    の入力軸のクラッチの接合、切断とポンプおよびモータ
    の容量を増減する制御を行なう制御装置と、から成る機
    械油圧式伝動装置。 9、速度制御手段を有する動力源と、油圧式伝動装置と
    、制御装置および機械式伝動装置とを有する機械油圧式
    伝動装置において、前後進を切換える切換え手段と、ポ
    ンプとモータの間に前後進の切換え手段の信号により出
    力軸の回転方向と他の回路に切換える油圧バルブと、速
    度を制御する速度制御手段と、出力軸の回転速度を検知
    する検知手段と、切換え手段の信号と速度制御手段の信
    号と出力軸の検知手段の信号とを比較し機械式伝動装置
    の入力軸のクラッチの接合、切断とポンプおよびモータ
    の容量を増減する制御を行なう制御装置と、から成る機
    械油圧式伝動装置。
JP63188626A 1988-05-31 1988-07-28 機械油圧式伝動装置とその制御方法 Expired - Fee Related JP2717671B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63188626A JP2717671B2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28 機械油圧式伝動装置とその制御方法
US07/613,706 US5193416A (en) 1988-05-31 1989-05-31 Mechanical-hydraulic transmission gear system and method of controlling power transmission using the system
PCT/JP1989/000547 WO1989012188A1 (en) 1988-05-31 1989-05-31 Mechanical-hydraulic transmission gear and method of controlling same
EP89906463A EP0417283B1 (en) 1988-05-31 1989-05-31 Mechanical-hydraulic transmission gear and method of controlling same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63188626A JP2717671B2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28 機械油圧式伝動装置とその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0238745A true JPH0238745A (ja) 1990-02-08
JP2717671B2 JP2717671B2 (ja) 1998-02-18

Family

ID=16226983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63188626A Expired - Fee Related JP2717671B2 (ja) 1988-05-31 1988-07-28 機械油圧式伝動装置とその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2717671B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013024301A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Kubota Corp 油圧無段変速装置を備えた作業車両
WO2014175026A1 (ja) * 2013-04-26 2014-10-30 株式会社小松製作所 ホイールローダ
CN105402349A (zh) * 2015-12-03 2016-03-16 洛阳理工学院 一种用于农业机械的动力输出***及输出方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316750U (ja) * 1976-07-23 1978-02-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316750U (ja) * 1976-07-23 1978-02-13

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013024301A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Kubota Corp 油圧無段変速装置を備えた作業車両
WO2014175026A1 (ja) * 2013-04-26 2014-10-30 株式会社小松製作所 ホイールローダ
JP2014214829A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 株式会社小松製作所 ホイールローダ
US9416519B2 (en) 2013-04-26 2016-08-16 Komatsu Ltd. Wheel loader
CN105402349A (zh) * 2015-12-03 2016-03-16 洛阳理工学院 一种用于农业机械的动力输出***及输出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2717671B2 (ja) 1998-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0417283B1 (en) Mechanical-hydraulic transmission gear and method of controlling same
EP2798240B1 (en) Hydro-mechanical continuously variable transmission for producing high torque output
JP4632951B2 (ja) 変速装置
JP4570418B2 (ja) 油圧−機械式変速装置の制御装置
JP2004353685A (ja) 油圧機械式変速装置
US4976664A (en) Vehicle drive transmission having a high power ratio
US4491034A (en) Hydraulic-mechanical transmission system having output branches
US3744344A (en) Control system for transmission
AU716755B2 (en) Continuously variable transmission
JP2844459B2 (ja) 機械油圧式伝動装置とその制御方法
JPH0257754A (ja) 車両の駆動装置
US5575735A (en) Integrated power transmitting system
JPH0238745A (ja) 機械油圧式伝動装置とその制御方法
CN114222877B (zh) 变速器构造
JP3005864B2 (ja) 機械油圧式伝動装置
JP2996948B2 (ja) 機械油圧式伝動装置
JPH05126233A (ja) 機械油圧式変速機
JP7501887B2 (ja) トランスミッション構造
JP7376069B2 (ja) トランスミッション構造
JP2004353690A (ja) 油圧機械式変速装置
JP2004353689A (ja) 油圧機械式変速装置
JP2893115B2 (ja) 機械油圧式伝動装置
JPH0519713U (ja) 機械油圧式変速機
JPH0356754A (ja) 機械油圧式伝動装置とその制御方法
JP2005076788A (ja) 油圧−機械式変速装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees