JPH0237266Y2 - - Google Patents

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JPH0237266Y2
JPH0237266Y2 JP1981131229U JP13122981U JPH0237266Y2 JP H0237266 Y2 JPH0237266 Y2 JP H0237266Y2 JP 1981131229 U JP1981131229 U JP 1981131229U JP 13122981 U JP13122981 U JP 13122981U JP H0237266 Y2 JPH0237266 Y2 JP H0237266Y2
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JP
Japan
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frame
terminal
rectifier
stator
terminal block
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JP1981131229U
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JPS5837777U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用発電機に関し、特にエンドフレ
ームと整流器との間に弾性体のブツシユを介入
し、圧縮させて使用しステータコイルの振動、断
線及び整流器の振動を低減させるものである。
〔従来の技術〕
車両用交流発電機の小型軽量化及び高効率を得
るには該発電機のロータを高速で回転させる方法
が有効であることは、従来より知られていたが、
ロータの高速化のためにはロータの径を小とし、
ロータ長を大とする必要がありこのためロータを
軸支する軸受の間隔は大となり、シヤフト等の振
動の発生、軸受の寿命を低下させる原因となつて
いた。
尚、この種の発電機の軸受はロータのポールコ
アの両側面近傍に設けられ、軸受を固定するフレ
ームもステータとロータのみをとり囲み、発生さ
せる交流を直流化する整流器はフレームの外部に
設置される。そして、ステータコイルより整流器
へ接続するコイルはフレームの貫通穴を通して行
なわれていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来この種の発電機において、フレームの貫通
穴を通る前記のステータコイルは車両及び発電機
より発生する振動により断線や接地短絡する場合
があつた。
更に整流器も同様に振動するため整流素子のリ
ード部も亀裂、断線等の不具合を生じる場合があ
つた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はランデル型ポールコアを具備したロー
タとロータの外周部に位置するステータとロータ
とステータを取り囲むフレームよりなり、フレー
ムの外部に整流器を固定した車両用交流発電機に
於て、整流器の付近のフレームに穿設された穴を
有し、該穴に端子を有する弾性体で作られたブツ
シユを嵌着するとともに、フレームと整流器との
間に介入し、圧縮させる。
〔実施例〕
本考案を図により説明する。第1図は本考案が
適用される発電機の一実施例の説明図である。第
2図はフレームと整流器の端子台との間に介入さ
れるブツシユ及びステータコイルを端子台へ結線
するための金具の外観図であり、第3図はその断
面図である。
1対のフレーム1及び1′は共にほぼ椀状で相
互の嵌合部1aにおいて嵌挿され図示されていな
い多数のボルト等により固定されている。前記フ
レーム1′の内周面にはステータ2が圧入又はボ
ルト固定等の適当な方法で固定されている。ステ
ータ2は成形された積層鉄板を溶接等により1体
化したステータコア2aとこれに巻かれたステー
タコイル2bよりなつている。又、ステータ2の
内側には1対の同じく成形されたポールコア3が
図示されていないシヤフトに固着され、かつポー
ルコア3の内部にはロータコイル3aが、逆向き
に配設された1対のポールコアにより挟持されて
いる。
さらに、ポールコア3の両側面には、ステータ
コイル2bを冷却するための冷却用フアン4が装
着されている。
整流器5は、異極のダイオードを複数個それぞ
れ備えたダイオードフイン5a,5bからなり、
この整流器5は、図示しないプーリと反対側に設
けてあるフレーム1の外側に設けられている。
端子6は、フテータコイル2bの端末リード線
2cと連結する連結部6aと、ターミナル7と接
続するための開口部6bとを有している。
ここで、フレーム1の穴1dに嵌着される弾性
体のブツシユ9は第2図及び第3図に示す如く、
筒部材であり、筒部9aと端子6の先端先細りで
傾斜した両側テーパ部6cとほぼ同じ形状をした
先端先細りの両側テーパ部9cを有する開口部9
bとを有する。そして、ブツシユ9はブツシユ9
の底部9aをフレーム1の穴1dに挿入するとと
もに、第1の押し当て部9dはフレーム1の段付
部1eに押し当てられ、更に第2の押し当て部9
eは端子台8の一部である押し当て部8aに押し
当てられる。この場合組付前のブツシユ9の第
1、第2の押し当て部9d,9e間の長さは、フ
レーム1の段付部1eと端子台8の押し当て部8
a間の寸法長さより若干長く形成している。
端子6の連結部6aには半田付又は溶接等によ
り、前記ステータコイル2の端末リード線2cが
接続される。
その後、端子6の先端側より、開口部9b内に
ブツシユ9を挿入し、ブツシユ9の両側テーパ部
9cに端子6の両側テーパ部6cが一致して、ブ
ツシユ9が保持される。そして、ブツシユ9内に
端子6の連結部6aが収納される。また、ブツシ
ユ9は、第1図に示す如く、フレーム1の穴1d
に挿入される。
端子台8は結線用のプレートターミナルが内部
にモールドされていて、前記整流器5のフイン5
aのフレーム1側に配置、固定される。
そして、端子台8およびフイン5a,5bをフ
レーム1上に配置すると共に、端子6と穴6bと
端子台8に一体モールドされたターミナル7と
を、ネジ止めにより固定して、電気的導通を計
る。
その後、端子台8、フイン5a,5bおよび開
口部10を有するリアカバー11と共に、複数個
のボルト12等によりフレーム1に分解可能の状
態で固着されている。
そして、端子台8およびフイン5a,5bをフ
レーム1に組付ける時、ブツシユ9はフレーム1
の段付部1eと端子台8の押し当て部8aとの間
に圧縮される。
そして、実施例の要点は次のとおりである。
ブツシユ9のスリツトの構造、寸法は端子6の
寸法とほぼ同じで組付けられた際、ブツシユ9の
開口部9b部等により、端子6全体を完全に覆
う。
弾性体ブツシユ9は、フレーム1の段付部1e
と端子台の押し当て部8a間に、圧縮されて使用
されることで、ブツシユ9により端子台8を介し
てフイン5a,5bにブツシユ9の圧縮力が働
き、整流器5の振動を押さえる。
端子6は端子台8のターミナル7にネジ締めに
より固定されているため、ブツシユ9は分解が容
易である。
また、ステータ2が固定されているフレーム
1′,1が組付けた後、ブツシユ9を端子6に挿
入するのみであるから組付性が良い。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案においては、次の効果
がある。
組付けられた際、ブツシユ9にて端末リード線
2cをフレーム1に固定するため、ステータコイ
ルの端末リード線2cの振動を大きく低減でき、
亀裂断線等を防止することができる。
組付けられた際、弾性体ブツシユ9は圧縮され
て使用するため、整流器5(レクテイフアイヤフ
イン5a,5b及びレクテイフアイヤリード1
3)の振動が低減できて、断線等を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案発電機の一実施例を示す一部断
面図、第2図は第1図に示す端子が組み込まれた
ブツシユの外観図、第3図は第2図の矢視A−A
断面図である。 1,1′……フレーム、1d……フレームの穴、
2……ステータ、2a……ステータコア、2c…
…ステータコイル端末リード線、3……ロータ、
5……整流器、6……端子、8……端子台、9…
…ブツシユ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ロータ3,3aと、このロータの外周に配置さ
    れたステータコイル2bを有するステータ2と、
    前記ロータおよび前記ステータを囲むごとく設け
    られたフレーム1,1′と、このフレームの外周
    に設けられた整流器5と、この整流器の前記フレ
    ーム側に固定された結線用の端子台8とを備え、
    前記ステータのコイル端末リード線2cを前記フ
    レームの穴1dを貫通して前記整流器に電気的結
    合する車両用発電機において、 前記端末リード線を取り囲み保持する弾性体の
    ブツシユ9を、前記フレームの穴に取付け、かつ
    前記端子台とフレームとで圧縮して、前記整流器
    を端子台を介して押圧することを特徴とする車両
    用発電機。
JP13122981U 1981-09-03 1981-09-03 車両用発電機 Granted JPS5837777U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13122981U JPS5837777U (ja) 1981-09-03 1981-09-03 車両用発電機

Applications Claiming Priority (1)

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JP13122981U JPS5837777U (ja) 1981-09-03 1981-09-03 車両用発電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5837777U JPS5837777U (ja) 1983-03-11
JPH0237266Y2 true JPH0237266Y2 (ja) 1990-10-09

Family

ID=29924820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13122981U Granted JPS5837777U (ja) 1981-09-03 1981-09-03 車両用発電機

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717275B2 (ja) * 1977-11-24 1982-04-09

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717275U (ja) * 1980-06-25 1982-01-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717275B2 (ja) * 1977-11-24 1982-04-09

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Publication number Publication date
JPS5837777U (ja) 1983-03-11

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