JP3396909B2 - 磁気ディスク駆動装置 - Google Patents

磁気ディスク駆動装置

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JP3396909B2
JP3396909B2 JP9579493A JP9579493A JP3396909B2 JP 3396909 B2 JP3396909 B2 JP 3396909B2 JP 9579493 A JP9579493 A JP 9579493A JP 9579493 A JP9579493 A JP 9579493A JP 3396909 B2 JP3396909 B2 JP 3396909B2
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stator
fixed
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pin
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昭一 大森
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク駆動装置
に関するもので、ステータコイルとモータの駆動回路の
接続を容易で且つ精度良く行え、部品点数を削減するこ
とにより組立コストを低減せしめる具体的な構成に特徴
を有するものである。
【0002】
【従来の技術】近年磁気ディスク駆動装置は、高性能で
ありながら低コスト化が要求されている。以下に従来の
磁気ディスク駆動装置について説明する。
【0003】図6は従来の磁気ディスク駆動装置の断面
図を示すものである。図6において、1は取付けフレー
ムであり、その中心部には固定軸2が圧入されており、
その取付けフレーム1には前記固定軸2を中心にステー
タ3が環状に配置されている。このステータは図7に示
すように積層鋼板により形成された複数の凸極4を有す
る鉄芯3の各凸極4に絶縁のための樹脂コーティング層
5を形成し、その樹脂コーティング層5の上からステー
タコイル6がそれぞれ巻回されている。
【0004】そして、この鉄芯3の中央に設けられた透
孔8を前記フレーム1に前記固定軸2と並行に直線状に
伸びて形成された結合突起部9の外側と結合せしめるこ
とにより、フレーム1に固定されている。
【0005】前記固定軸2の自由端部には、外周部に磁
気ディスク11が固定されたロータフレーム12が一対
のベアリング10を介して回転自在に支持されている。
また、前記ロータフレーム12の内側には前記ステータ
の前記凸極4と一定の間隔を保って円筒状のロータマグ
ネットとなる永久磁石13がバックプレート14を介し
て固定されており、この両者でモータを構成している。
このモータの電気的導通を得るためにステータコイル6
の線端6aは、線処理されて中継用のプリント基板15
に半田付け固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、ステータコイル6の巻回工程における
線端6aの線処理や組立て工程における前記ステータコ
イル6の線端6aと中継用プリント基板15との半田付
け作業が機械化できず組立工数が多くなるという問題を
有していた。本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、組立工数を低減して低価格の磁気ディスク駆動装置
を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気ディスク駆動装置は、ステータを構成す
る鉄芯とステータコイル間の絶縁を得るために、鉄芯の
表面に形成される樹脂コーティング層の形成時に、同時
にそのコーティング樹脂層と一体的にピン状体を、前記
ロータマグネットと前記取付けフレームとの間に延びる
よう、前記ステータの外周部から前記取付けフレームと
水平な方向に突出して形成し、このピン状体に前記ステ
ータコイルの線端部を固定し、その固定された線端部を
介してステータコイルとモータ駆動回路との電気的接続
を得る構成に特徴を有するものである。
【0008】
【作用】この構成によると、鉄芯の表面に形成された樹
脂コーティング層の一部に一体的にピン状体が設けられ
ているため、前記鉄芯にステータコイルを巻回する際
に、そのステータコイルの線端を前記ピン状体に巻き付
け固定でき、その線端処理が容易になるものである。ま
た中継用のプリント基板との接続時にも、ステータに形
成されたピン状体にステータコイルの線端が固定されて
いるので、この線端とプリント基板との相対的な位置規
制が容易にでき、半田付け作業等を機械化することがで
きるものである。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の一実施例の断面図であ
り、図2は同要部の斜視図、図3は同要部の拡大図であ
る。
【0010】図1ないし図3において、図6、図7で示
した従来例と同一構成部品には同一の符号を付してい
る。
【0011】本実施例と従来例との差異について説明す
る。ステータを構成する鉄芯3とステータコイル6間の
絶縁を得るために、鉄芯3の表面に形成される樹脂コー
ティング層5の形成時に、同時にその樹脂コーティング
層5に連続して一体的にピン状体5aを、ロータマグネ
ットとなる永久磁石13と取付けフレーム1との間に
びるよう、ステータ4の凸極の外周部から取付けフレー
ム1と水平な方向に突出して形成し、このピン状体5a
にステータコイルの線端6aを巻き付け固定し、この固
定された線端部6aを介してステータコイル6とモータ
駆動回路との電気的接続を得るように構成したものであ
る。
【0012】すなわち、予じめ鉄芯3に形成された樹脂
コーティング層5に連続して形成されたピン状体5aが
設けられているため、前記鉄芯3にステータコイル6を
巻回りする際にそのステータコイル6の線端6aを前記
ピン状体5aに巻き付けて固定でき、その線端処理が容
易になるものである。また中継用のプリント基板15と
の接続時にも、線端6aがステータと一体となった剛性
のあるピン状体5aに固定されているため、図3に示す
ようにこの線端6aとプリント基板15間の相対的な位
置規制が容易にでき、半田付け作業等を機械化すること
できるものである。
【0013】また図4は、鉄芯3の複数の凸極4の外周
部4aに樹脂コーティング層5と一体で防錆被膜層5b
を設けた物の一部切り欠き斜視図であり、図5は同要部
拡大断面図である。なおこの防錆被膜層は、上記実施例
のすべてのステータに於いて実施可能である。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によると、鉄芯の表
面に形成されたる樹脂コーティング層の一部に一体にピ
ン状態が設けられているため、前記鉄芯にステータコイ
ルを巻回する際に、そのステータコイルの線端を前記ピ
ン状体に巻き付けて固定できることとなり、その線端処
理が容易になるものである。また中継用のプリント基板
との接続時にも、ステータコイルの線端がステータに固
定されているためこの線端とプリント基板間の相対的な
位置規制が容易に出来半田付け作業等を機械化すること
ができるものである。また必要であれば鉄芯の複数の凸
極の外周部にも絶縁コーティング層と一体で防錆被膜層
が設けることが出来るので、別工程として必要であった
防錆被膜層を設ける作業が不要となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における磁気ディスク駆動装
置の断面図
【図2】同実施例の要部斜視図
【図3】同実施例の要部拡大断面図
【図4】本発明の他の実施例の一部切り欠き斜視図
【図5】同実施例の要部拡大断面図
【図6】従来の磁気ディスク駆動装置の断面図
【図7】同従来例の要部斜視図
【符号の説明】
1 取付用フレーム 2 固定軸 3 ステータ 4 ステータの複数の凸極 4a 凸極の外周部 5 樹脂コーティング層 5a ピン状体 5b 防錆被膜層 6 ステータコイル 6a ステータコイルの線端 8 透孔 9 結合突起部 10 ベアリング 11 磁気ディスク 12 ロータフレーム 13 永久磁石 14 バックプレート 15 プリント基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 3/30 - 3/52

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央に透孔が形成され、周囲に複数の凸極
    を有する鉄芯の前記各凸極にそれぞれ樹脂コーティング
    により形成された絶縁層を介してステータコイルが巻回
    されたステータを、取付けフレームに取付けられた軸が
    中心になるように前記取付けフレームに固定し、前記軸
    の一端に外周部に磁気ディスクが支持されたロータフレ
    ームを回転自在に支持し、そのロータフレームの内側に
    前記ステータの凸極との間に所定の間隔をもって対向す
    るようにロータマグネットを固定し、そのロータマグネ
    ットと前記ステータとの間でモータを形成した磁気ディ
    スク駆動装置において、前記ロータマグネットと前記取
    付けフレームとの間に延びるよう、前記ステータの外周
    部から前記取付けフレームと水平な方向に突出して形成
    されるピン状体を、前記絶縁層に連続して一体的に形成
    し、このピン状体に前記ステータコイルの線端が固定さ
    れており、その固定された線端を介して前記ステータコ
    イルとモータ駆動回路との電気的接続を得ることを特徴
    とする磁気ディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】ロータマグネットに対向する複数のステー
    タの凸極の外周部にも樹脂コーティングによる絶縁層を
    形成し、その絶縁層に連続して一体的にピン状体を形成
    したことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク駆動
    装置。
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JPH06311684A JPH06311684A (ja) 1994-11-04
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