JP3430016B2 - 車両用交流発電機 - Google Patents

車両用交流発電機

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JP3430016B2
JP3430016B2 JP15766498A JP15766498A JP3430016B2 JP 3430016 B2 JP3430016 B2 JP 3430016B2 JP 15766498 A JP15766498 A JP 15766498A JP 15766498 A JP15766498 A JP 15766498A JP 3430016 B2 JP3430016 B2 JP 3430016B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に用いられ
る車両用交流発電機に関し、特にその整流器及びその関
連部分の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は例えば特開平8−182279
号公報に示された従来の車両用交流発電機の構成を示す
側断面図、図16および図17はそれぞれ従来の車両用
交流発電機の整流装置を示す正面図および背面図、図1
8は図16のXVIII−XVIII矢視断面図であ
る。図15に示される従来の車両用交流発電機は、アル
ミニウム製のフロントブラケット1及びリアブラケット
2から構成されたケーシング3と、このケーシング3に
回転自在に支持され、フロントブラケット1側の端部に
プーリ4が固着されたシャフト6と、このシャフト6に
固着されたランドル型の回転子7と、この回転子7の両
側面にそれぞ固着されたファン5と、回転子7を囲繞す
るようにケーシング3の内壁面に固着された固定子8
と、シャフト6のリアブラケット2側の端部に固着され
て固定子8に電流を供給するスリップリング9と、リア
ブラケット2に固着されたブラシホルダ11に収納さ
れ、スリップリング9に摺動する一対のブラシ10と、
固定子8に電気的に接続され、固定子8で生じた交流を
直流に整流する整流器12と、ブラシホルダ11に嵌着
され、固定子8で生じた交流電圧の大きさを調整するレ
ギュレータ18とを備えている。回転子7は、電流を流
して磁束を発生する回転子コイル13と、この回転子コ
イル13を覆うように設けられ、回転子コイル13で発
生した磁束によって磁極が形成されるポールコア14と
を備えている。また、固定子8は、固定子コア15と、
この固定子コア15に導線を巻回して構成され、回転子
7の回転に伴い回転子コイル13からの磁束の変化で交
流が生じる固定子コイル16とを備えている。
【0003】このように構成された車両用交流発電機で
は、バッテリ(図示せず)からブラシ10及びスリップ
リング9を介して回転子コイル13に電流が供給され、
回転子コイル13に磁束が発生する。エンジン(図示せ
ず)の回転トルクがプーリ4に伝達されてシャフト6が
回転駆動され、回転子7が回転される。これにより、固
定子コイル16には回転磁界が与えられ、起電力が固定
子コイル16に生じる。この交流の起電力は、整流器1
2を通って直流に整流されるとともに、その大きさがレ
ギュレータ18により調整されて、バッテリに充電され
る。
【0004】ここで、整流器12の具体的な構成につい
て図16乃至図18を参照しつつ説明する。この整流器
12は、正極側一方向導通素子としてのダイオード22
が実装された正極側冷却板21と、負極側一方向導通素
子としてのダイオード24が実装された負極側冷却板2
3と、サーキットボード25とから構成されている。そ
して、正極側冷却板21は、アルミ合金を用いてダイカ
スト法により略円弧帯状に成形され、一方の側が平板状
の取付面21aとされ、他方の側に放射状に突出する放
熱フィン21bが形成されている。この冷却板21の円
弧方向の両端部および中央部には、重ね合わせ部21c
がそれぞれ取付面21aから径方向の外方に延設され、
固定用孔21dが各重ね合わせ部21cに穿設されてい
る。また、冷却板21の取付面21aには、長方形に凹
設された4個のダイオード取付穴21eが放射状に設け
られ、ダイオード22が半田付けされる。各ダイオード
22は、リード22aがL字状に折り曲げられ、そのベ
ース電極面が電気的かつ熱的に良好な接触状態を確保し
て、リード22aを径方向の外方に向けて各ダイオード
取付穴21eに半田付けされている。また、負極側冷却
板23は、アルミ合金を用いてダイカスト法により正極
側冷却板21よりも大きい曲率半径の略円弧帯状に成形
され、一方の側が平板状の取付面23aとされ、他方の
側が平面状の直付面23bとされている。この冷却板2
3には、冷却板21の固定用孔21dと重なるように固
定用孔23cが穿設されている。また、冷却板23の取
付面23aには、長方形に凹設された4個のダイオード
取付穴23dが放射状に設けられ、ダイオード24が半
田付けされる。各ダイオード24は、リード24aがL
字状に折り曲げられ、そのベース電極面が電気的かつ熱
的に良好な接触状態を確保して、リード24aを周方向
に向けて各ダイオード取付穴23dに半田付けされてい
る。さらに、サーキットボード25は、銅板製の4個の
接続端子25aが絶縁材料により一体に略円弧帯状に成
形され、固定子コイル13、レギュレータ18、ダイオ
ード22、24を電気的に接続するための中継をしてい
る。なお、図中符号27は出力端子を示している。
【0005】このように構成された整流器12を組み立
てるには、まず、ダイオード22、24を冷却板21、
23のダイオード取付穴21e、23dに半田付けす
る。そして、冷却板23に冷却板21の重ね合わせ部2
1cを絶縁部材28を介して重ね合わせ、さらにサーキ
ットボード25を重ね合わせる。ついで、接続端子25
aとリード22a、24aとをスポット溶接して、整流
器12を得る。つぎに、このように組み立てられた整流
器12をリアブラケット2内に挿入し、冷却板23の直
付面23bをシリコンシート29aを介してリアブラケ
ット2の直付面2a上に配設する。そこで、取付ねじ2
6をサーキットボード25側から固定用孔21d、23
cおよびリアブラケット2に穿設された孔2bに挿通
し、その延出部に螺合された取付ナット30を締着し
て、整流器12をリアブラケット2に取り付ける。ここ
で、冷却板23の固定用孔23cは雌ねじが設けられて
おり、取付ねじ26がこの固定用孔23cに螺合するこ
とにより、図18中矢印で示されるように、リアブラケ
ット2と冷却板23と間に取付ねじ26を介しての電流
経路が構成される。
【0006】なお、従来の車両用交流発電機では、冷却
板23の固定用孔23cに雌ねじを設け、取付ねじ26
と固定用孔23cとのねじ結合により電気伝導性を確保
するものとしているが、取付ねじと固定用孔とのローレ
ット結合により電気伝導性を確保するようにしてもよ
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用交流発電
機は以上のように、冷却板23の直付面23bの全面と
リアブラケット2の直付面2aとの間にシリコンシート
29aを介在させて整流器12をリアブラケット2に固
定支持させているので、冷却板23とリアブラケット2
との合わせ面全体が熱伝導性の良好なシリコンシート2
9aを介して完全に密着し、冷却板23とリアブラケッ
ト2との熱伝導性が確保されている。しかしながら、シ
リコンシート29aは電気絶縁性が高いために、冷却板
23とリアブラケット2との合わせ面における電気伝導
部位の構成が困難となるという課題があった。つまり、
冷却板23の固定用孔23cに雌ねじを設け、取付ねじ
26を固定用孔23cに締着し、さらに取付ねじ26と
リアブラケット2とを取付ナット30により締着して、
冷却板23とリアブラケット2との電気伝導性を確保す
る必要があった。さらに、電気伝導性を確保するため
に、取付ねじ26等の電気伝導媒体が必要となるので、
冷却板23とリアブラケット2との間の電気抵抗が大き
くなってしまうという課題もあった。また、シリコンシ
ート29aを取り去り、冷却板23の直付面23bとリ
アブラケット2の直付面2aとを直接密接させる取付方
法もあるが、リアブラケット2はアルミニウムを用いて
ダイカスト法により作製されているので、面粗度は20
〜30μmと粗く、介在部材なしでは冷却板23とリア
ブラケット2とを完全に密着させることができず、熱伝
導性が低下してしまうという課題があった。さらに、冷
却板23とリアブラケット2とが完全に密着されていな
いので、外部から塩水や塵埃が侵入してしまい、発錆が
生じて電気抵抗が大きくなってしまうという課題もあっ
た。
【0008】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、冷却板の直付面とケーシング直
付面との間の一方向導通素子の真下の領域を少なくとも
含む領域に良好な熱伝導性を有する介在部材を挟み込
み、冷却板の直付面とケーシング直付面とが直接接触す
る電気伝導部位と、冷却板の直付面とケーシング直付面
とが介在部材を介して接触する熱伝導部位とを構成し、
冷却板とブラケットとの間の熱伝導性と電気伝導性とを
確保した車両用交流発電機を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用交
流発電機は、ケーシング内に回転自在に支持されたシャ
フトに取り付けられた回転子と、この回転子を取り囲む
ように上記ケーシングに取り付けられた固定子と、正極
側および負極側の一方向導通素子がそれぞれ取付面に実
装された正極側および負極側冷却板を有し、該正極側お
よび負極側冷却板の一方の冷却板の該取付面と反対側の
直付面を上記ケーシングの内壁面に設けられたケーシン
グ直付面に密着させて取付ねじにより上記ケーシングに
締着固定された整流器とを備えた車両用交流発電機にお
いて、良熱伝導性の介在部材が上記一方の冷却板の直付
面と上記ケーシング直付面との間に少なくとも上記一方
の冷却板の取付面に実装された上記一方向導通素子の真
下の領域を含むように挟み込まれ、上記一方の冷却板の
直付面と上記ケーシング直付面とが直接接触する電気伝
導部位と、上記一方の冷却板の直付面と上記ケーシング
直付面とが上記介在部材を介して接触する熱伝導部位と
を構成し、上記介在部材は、上記熱伝導部位が上記電気
伝導部位の周囲を取り囲むように上記一方の冷却板の直
付面と上記ケーシング直付面との間に挟み込まれている
ものである。
【0010】
【0011】また、この発明に係る車両用交流発電機
は、ケーシング内に回転自在に支持されたシャフトに取
り付けられた回転子と、この回転子を取り囲むように上
記ケーシングに取り付けられた固定子と、正極側および
負極側の一方向導通素子がそれぞれ取付面に実装された
正極側および負極側冷却板を有し、該正極側および負極
側冷却板の一方の冷却板の該取付面と反対側の直付面を
上記ケーシングの内壁面に設けられたケーシング直付面
に密着させて取付ねじにより上記ケーシングに締着固定
された整流器とを備えた車両用交流発電機において、良
熱伝導性の介在部材が上記一方の冷却板の直付面と上記
ケーシング直付面との間に少なくとも上記一方の冷却板
の取付面に実装された上記一方向導通素子の真下の領域
を含むように挟み込まれ、上記一方の冷却板の直付面と
上記ケーシング直付面とが直接接触する電気伝導部位
と、上記一方の冷却板の直付面と上記ケーシング直付面
とが上記介在部材を介して接触する熱伝導部位とを構成
し、上記介在部材を収容する介在部材収容溝が、上記一
方の冷却板の直付面と上記ケーシング直付面との少なく
とも一方に設けられているものである。
【0012】また、上記介在部材逃げ溝が、上記熱伝導
部位と上記電気伝導部位との境界部を形成するように上
記一方の冷却板の直付面と上記ケーシング直付面との少
なくとも一方に設けられているものである。
【0013】また、上記介在部材が、シート状の良熱伝
導性材料で構成されているものである。
【0014】また、上記介在部材が、グリス状の良熱伝
導性材料で構成されているものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係る車
両用交流発電機における整流器実装状態のリアブラケッ
トを示す正面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る
車両用交流発電機における整流器未実装状態のリアブラ
ケットを示す正面図、図3はこの発明の実施の形態1に
係る車両用交流発電機に用いられる整流器を示す正面
図、図4はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発
電機に用いられる整流器を示す背面図、図5は図1のV
−V矢視断面図、図6は図1のVI−VI矢視断面図で
ある。
【0016】各図において、リアブラケット2には、整
流器40を取り付けるための平面状のケーシング直付面
2aが形成されている。また、整流器40は、正極側一
方向導通素子としてのダイオード22が実装された正極
側冷却板41と、負極側一方向導通素子としてのダイオ
ード24が実装された負極側冷却板42と、サーキット
ボード43とから構成されている。そして、正極側冷却
板41は、アルミ合金を用いてダイカスト法により略円
弧帯状に成形され、一方の側が平板状の取付面41aと
され、他方の側に放射状に突出する放熱フィン41bが
形成されている。この冷却板41の円弧方向の両端部お
よび中央部には、重ね合わせ部41cがそれぞれ取付面
41aから径方向の外方に延設され、固定用孔41dが
各重ね合わせ部41cに穿設されている。また、冷却板
41の取付面41aには、長方形に凹設された4個のダ
イオード取付穴41eが放射状に設けられ、ダイオード
22が半田付けされる。各ダイオード22は、リード2
2aがL字状に折り曲げられ、そのベース電極面が電気
的かつ熱的に良好な接触状態を確保して、リード22a
を径方向の外方に向けて各ダイオード取付穴41eに半
田付けされている。また、負極側冷却板42は、アルミ
合金を用いてダイカスト法により正極側冷却板41より
も大きい曲率半径の略円弧帯状に成形され、一方の側が
平板状の取付面42aとされ、他方の側が平面状の直付
面42bとされている。この冷却板42には、冷却板4
1の固定用孔41dと重なるように固定用孔42cが穿
設されている。また、冷却板42の取付面42aには、
長方形に凹設された4個のダイオード取付穴42dが放
射状に設けられ、ダイオード24が半田付けされる。各
ダイオード24は、リード24aがL字状に折り曲げら
れ、そのベース電極面が電気的かつ熱的に良好な接触状
態を確保して、リード24aを周方向に向けて各ダイオ
ード取付穴42dに半田付けされている。さらに、冷却
板42の直付面42bには、固定用孔52cの周辺部を
除いて良好な熱伝導性を有する介在部材を収容する介在
部材収容溝50が凹設されている。ここでは、介在部材
として、熱伝導率:2.5kcal/mh℃、厚さ:3
0μmのシリコンシート29aを用いた。そして、介在
部材収容溝50の深さをシリコンシート29aの厚さよ
り浅い20μmとした。さらに、サーキットボード43
は、銅板製の4個の接続端子43aが絶縁材料により一
体に略円弧帯状に成形され、固定子コイル13、レギュ
レータ18、ダイオード22、24を電気的に接続する
ための中継をしている。
【0017】このように構成された整流器40を組み立
てるには、まず、ダイオード22、24を冷却板41、
42のダイオード取付穴41e、42dに半田付けす
る。そして、冷却板42に冷却板41の重ね合わせ部4
1cを絶縁部材28を介して重ね合わせ、さらにサーキ
ットボード43を重ね合わせる。ついで、接続端子43
aとリード22a、24aとをスポット溶接して、整流
器40を得る。つぎに、このように組み立てられた整流
器40をリアブラケット2内に挿入し、冷却板42の直
付面42bをリアブラケット2の直付面2a上に配設す
る。この時、シリコンシート29aは冷却板42の直付
面42bに設けられた介在部材収容溝50内に配置され
ている。そこで、取付ねじ26をサーキットボード43
側から固定用孔41d、42cに挿通し、リアブラケッ
ト2に穿設されたねじ穴2cに締着して、整流器40を
リアブラケット2に取り付ける。そして、固定子コイル
13がそれぞれサーキットボード43の接続端子43a
に接続される。また、冷却板41は出力端子27を介し
て車両用蓄電池の正極端子(図示せず)に電気的に接続
され、冷却板42はリアブラケット2を介して車両用蓄
電池の負極端子(図示せず)に電気的に接続されてい
る。この電気回路構成により、整流器40で整流された
出力電流を車両用蓄電池に充電している。なお、他の構
成は図15乃至図18に示した従来の車両用交流発電機
と同様に構成されている。
【0018】このように構成された車両用交流発電機で
は、取付ねじ26をねじ穴2cに締着することにより、
整流器40がリアブラケット2に強固に固定支持され
る。そして、取付ねじ26をねじ穴2cに締着すること
により、シリコンシート29aは冷却板42の直付面4
2bがリアブラケット2の直付面2aに当接するまで圧
縮され、介在部材収容溝50の壁面とリアブラケット2
の直付面2aの壁面とに完全に密着する。その結果、冷
却板42とリアブラケット2との間には、図5中矢印で
示されるように直付面42b(取付ねじ26および出力
端子27の周辺座面)と直付面2aとの直接接触による
電気伝導経路と、直付面42b、2aのシリコンシート
29aを介しての接触による熱伝導経路とが構成され
る。そこで、発電による発熱は、冷却板41に設けられ
たフィン41bから放熱されるとともに、冷却板42お
よびシリコンシート29aを介してリアブラケット2に
伝達され、リアブラケット2に設けられたフィンから放
熱される。また、冷却板42はリアブラケット2を介し
て車両用蓄電池の負極端子に電気的に接続される。
【0019】この実施の形態1によれば、シリコンシー
ト29aを直付面42bに取付ねじ26および出力端子
27の周辺座面を除いて設けられた介在部材収容溝50
内に配置して、整流器40をリアブラケット2に締着固
定させているので、冷却板42とリアブラケット2との
間に電気伝導経路と熱伝導経路とが確実に構成できる。
そこで、発電による発熱を効率よく放熱でき、ダイオー
ド22、24の温度上昇を抑えることができるととも
に、冷却板42を車両用蓄電池の負極端子に確実に電気
的に接続でき、整流器40で整流された出力電流を車両
用蓄電池に充電することができる。また、介在部材収容
溝50が設けられているので、シリコンシート29aの
組み付けおよび位置決めが容易となり、組立性を向上で
きる。また、電気伝導経路が直付面42b、2b同士の
直接接触により構成されているので、冷却板42とリア
ブラケット2との間の電気抵抗を小さくできる。さら
に、取付ねじ26に汎用のねじを用いることができ、取
付ナット30を用いる必要もなく、部品点数の削減が図
られるとともに、組立性を向上させることができる。ま
た、シリコンシート29aが直付面42bのダイオード
24の真下の領域に配設されているので、ダイオード2
4の発熱を効率よくリアブラケット2に伝達でき、ダイ
オード24の温度上昇を抑えることができる。
【0020】ここで、実施の形態1による車両用交流発
電機と、冷却板42の直付面42bとリアブラケット2
の直付面2aとをシリコンシート29aを介在させるこ
となく締着させた比較例としての車両用交流発電機とを
作製し、ダイオード24の温度上昇を測定したところ、
この実施の形態1による車両用交流発電機では、ダイオ
ード24の温度が比較例としての車両用交流発電機に比
べて10度低下した結果が得られた。なお、冷却板42
の直付面42b(介在部材収容溝50)の面粗度Rzを
10μmとし、リアブラケット2の直付面2aの面粗度
Rzを20μmとし、シリコンシート29aは、熱伝導
率:2.5kcal/mh℃、厚さ:30μmとした。
これは、比較例の場合、冷却板およびリアブラケットの
面粗度が悪く、冷却板とリアブラケットとの間に熱伝導
性の悪い空気が介在することに起因する。つまり、空気
は熱伝導率が0.0221kcal/mh℃(20℃、
1kg/cm2標準状態)と熱を伝えにくく、発熱を効
率よくリアブラケットに伝達できないためである。
【0021】なお、上記実施の形態1では、取付ねじ2
6の材料について特に述べていないが、この取付ねじ2
6は電気導電性を備えている必要はなく、電気導電性の
ない材料を用いることもできる。また、上記実施の形態
1では、介在部材として、シリコンシート29aを用い
るものとしているが、介在部材は良好な熱伝導性を有し
ていればよく、例えばシリコングリースや銅箔を用いる
ことができる。
【0022】実施の形態2.上記実施の形態1では、負
極側冷却板42の直付面42bに介在部材収容溝50を
設けるものとしているが、この実施の形態2では、図7
および図8に示すように、リアブラケット2の直付面2
aに介在部材収容溝51を設けるものとしている。この
介在部材収容溝51は、直付面2aに固定用孔52cの
周辺部に相対する部位を除くように設けられている。な
お、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されてい
る。
【0023】この実施の形態2では、シリコンシート2
9aを直付面2aに取付ねじ26および出力端子27の
周辺座面を除いて設けられた介在部材収容溝51内に配
置して、整流器40をリアブラケット2に締着固定させ
ているので、冷却板42とリアブラケット2との間に電
気伝導経路と熱伝導経路とが確実に構成でき、上記実施
の形態1と同様の効果が得られる。また、この実施の形
態2によれば、介在部材収容溝51がリアブラケット2
の直付面2aに設けられているので、シリコンシート2
9aをリアブラケット2の介在部材収容溝51内に収容
した状態で整流器40をリアブラケット2に組み付ける
ことができ、シリコンシート29aの位置決めが容易と
なる。また、シリコンシート29aが安定な状態にセッ
トされ、整流器40の組み付け時にシリコンシート29
aの位置ずれがなく、組立性が向上される。
【0024】また、上記実施の形態1では、冷却板42
に介在部材収容溝50を設けているので、冷却板42の
曲げ応力に対する剛性が低下してしまう。そこで、整流
器40の組み付け時に作用する取付ねじ26の締着力に
より、冷却板42が微小変形してしまう。この冷却板4
2の微小変形に起因する応力は、ダイオード24と冷却
板42との半田付け部に作用し、ダイオード24を破損
させたり、半田付け部にクラックを発生させる要因とな
る。また、半田付け部にクラックが発生した場合には、
ダイオード24の発熱を効率よくリアブラケット2に伝
達できなくなり、ダイオード24の温度が過度に上昇す
ることになる。一方、この実施の形態2では、リアブラ
ケット2に介在部材収容溝51を設けているので、冷却
板42の曲げ応力に対する剛性の低下が抑えられる。そ
こで、整流器40の組み付け時に作用する取付ねじ26
の締着力による冷却板42の微小変形が抑えられる。そ
こで、取付ねじ26の締着力に起因するダイオード24
の破損や半田付け部のクラックの発生を防止することが
できる。
【0025】実施の形態3.上記実施の形態2では、リ
アブラケット2の直付面2aに介在部材収容溝51を設
けるものとしているが、この実施の形態3では、図9乃
至図11に示すように、リアブラケット2の直付面2a
に介在部材収容溝51を設け、さらに介在部材収容溝5
1の外周に介在部材逃げ溝52を設けるものとしてい
る。この介在部材逃げ溝52は、介在部材収容溝51よ
り深い、例えば1mmの深さに設けられている。なお、
他の構成は上記実施の形態2と同様に構成されている。
【0026】この実施の形態3では、介在部材としての
シリコングリース29bを介在部材収容溝51内に充填
し、その後整流器40をリアブラケット2に組み付ける
ことになる。そして、取付ねじ26の締着により、シリ
コングリース29bは冷却板42の直付面42bに押圧
され、介在部材収容溝51内に均一に充填される。この
時、シリコングリース29bが過度に充填されていれ
ば、図11に示すように、余分なシリコングリース29
bは介在部材逃げ溝52内に流れ込む。
【0027】このように、この実施の形態3によれば、
介在部材としてシリコングリース29bを用いているの
で、整流器40をリアブラケット2に組み付けた際に、
シリコングリース29bが介在部材収容溝51の壁面お
よびリアブラケット2の直付面2aに完全に密着し、冷
却板42とリアブラケット2との間の熱伝導性を高める
ことができる。また、シリコングリース29bを過度に
充填しても、余分なシリコングリース29bは介在部材
逃げ溝52に流れ込み、直付面42b(取付ねじ26お
よび出力端子27の周辺座面)と直付面2aとの直接接
触部位(電気伝導部位)へのシリコングリース29bの
流出が防止される。その結果、介在部材としてシリコン
グリース29bを用いても、冷却板42とリアブラケッ
ト2との間には、直付面42b(取付ねじ26および出
力端子27の周辺座面)と直付面2aとの直接接触によ
る電気伝導経路と、直付面42b、2aのシリコングリ
ース29bを介しての接触による熱伝導経路とが確実に
構成される。そこで、この実施の形態3では、上記実施
の形態1、2に比べて、シリコングリース29bの電気
伝導部位への浸透に対する管理が容易となり、その分組
立性が向上される。
【0028】なお、上記実施の形態3では、介在部材と
してシリコングリース29bを用いるものとししている
が、介在部材としてシリコンシート29aや銅箔を用い
ても同様の効果が得られる。また、上記実施の形態3で
は、介在部材収容溝51と介在部材逃げ溝52とをリア
ブラケット2の直付面2aに設けるものとしているが、
介在部材収容溝51と介在部材逃げ溝52とを冷却板4
2の直付面42bに設けてもよい。さらには、直付面2
a、42bの一方に介在部材収容溝51を設け、直付面
2a、42bの他方に介在部材逃げ溝52を設けてもよ
い。
【0029】実施の形態4.上記実施の形態4では、図
12乃至図14に示すように、介在部材収容溝53が冷
却板42の直付面42bに取付ねじ26および出力端子
27の周辺座面を取り囲むように設けられ、シリコンシ
ート29aが介在部材収容溝53と略同形の外形形状に
成形されている。なお、他の構成は、上記実施の形態1
と同様に構成されている。
【0030】この実施の形態4によれば、直付面42b
(取付ねじ26および出力端子27の周辺座面)と直付
面2aとの直接接触部位(電気伝導部位)がシリコンシ
ート29aにより外部と遮断されるので、塩水や塵埃が
外部から該電気伝導部位に侵入しにくくなり、発錆等に
よる電気抵抗の悪化を防止できる。
【0031】なお、上記実施の形態4では、介在部材収
容溝53を冷却板42の直付面42bに設けるものとし
ているが、介在部材収容溝53をリアブラケット2の直
付面2aに設けても同様の効果が得られる。また、上記
実施の形態4では、介在部材としてシリコンシート29
aを用いるものとしているが、介在部材としてシリコン
グリース29bを用いてもよい。また、上記各実施の形
態では、負極側冷却板42がリアブラケット2に電気的
に接続された負極側接地方式の車両用交流発電機につい
て説明しているが、正極側冷却板41がリアブラケット
2に電気的に接続された車両用交流発電機に適用しても
同様の効果が得られる。
【0032】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0033】この発明によれば、ケーシング内に回転自
在に支持されたシャフトに取り付けられた回転子と、こ
の回転子を取り囲むように上記ケーシングに取り付けら
れた固定子と、正極側および負極側の一方向導通素子が
それぞれ取付面に実装された正極側および負極側冷却板
を有し、該正極側および負極側冷却板の一方の冷却板の
該取付面と反対側の直付面を上記ケーシングの内壁面に
設けられたケーシング直付面に密着させて取付ねじによ
り上記ケーシングに締着固定された整流器とを備えた車
両用交流発電機において、良熱伝導性の介在部材が上記
一方の冷却板の直付面と上記ケーシング直付面との間に
少なくとも上記一方の冷却板の取付面に実装された上記
一方向導通素子の真下の領域を含むように挟み込まれ、
上記一方の冷却板の直付面と上記ケーシング直付面とが
直接接触する電気伝導部位と、上記一方の冷却板の直付
面と上記ケーシング直付面とが上記介在部材を介して接
触する熱伝導部位とを構成し、上記介在部材は、上記熱
伝導部位が上記電気伝導部位の周囲を取り囲むように上
記一方の冷却板の直付面と上記ケーシング直付面との間
に挟み込まれているので、一方の冷却板とケーシングと
の取付部における熱伝導性と電気伝導性とが確保され
塩水や塵埃が外部から電気伝導部位に侵入しにくくな
り、電気抵抗の増大の要因となる電気伝導部位の発錆が
抑えられる車両用交流発電機が得られる。
【0034】
【0035】また、ケーシング内に回転自在に支持され
たシャフトに取り付けられた回転子と、この回転子を取
り囲むように上記ケーシングに取り付けられた固定子
と、正極側および負極側の一方向導通素子がそれぞれ取
付面に実装された正極側および負極側冷却板を有し、該
正極側および負極側冷却板の一方の冷却板の該取付面と
反対側の直付面を上記ケーシングの内壁面に設けられた
ケーシング直付面に密着させて取付ねじにより上記ケー
シングに締着固定された整流器とを備えた車両用交流発
電機において、良熱伝導性の介在部材が上記一方の冷却
板の直付面と上記ケーシング直付面との間に少なくとも
上記一方の冷却板の取付面に実装された上記一方向導通
素子の真下の領域を含むように挟み込まれ、上記一方の
冷却板の直付面と上記ケーシング直付面とが直接接触す
る電気伝導部位と、上記一方の冷却板の直付面と上記ケ
ーシング直付面とが上記介在部材を介して接触する熱伝
導部位とを構成し、上記介在部材を収容する介在部材収
容溝が、上記一方の冷却板の直付面と上記ケーシング直
付面との少なくとも一方に設けられているので、一方の
冷却板とケーシングとの取付部における熱伝導性と電気
伝導性とが確保され、介在部材を介在部材収容溝内に収
容した状態で整流器をケーシングに締着でき、組立性を
向上させることができる車両用交流発電機が得られる。
【0036】また、上記介在部材逃げ溝が、上記熱伝導
部位と上記電気伝導部位との境界部を形成するように上
記一方の冷却板の直付面と上記ケーシング直付面との少
なくとも一方に設けられているので、介在部材逃げ溝に
より介在部材の電気伝導部位への侵入が確実に防止さ
れ、一方の冷却板の直付面と上記ケーシング直付面との
間に電気伝導部位と熱伝導部位とを確実に構成すること
ができる。
【0037】また、上記介在部材が、シート状の良熱伝
導性材料で構成されているので、介在部材の取り扱いが
容易となり、組立性を向上させることができる。
【0038】また、上記介在部材が、グリス状の良熱伝
導性材料で構成されているので、介在部材が一方の冷却
板の直付面およびケーシング直付面に完全に密着して熱
伝導部位の熱伝導性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発
電機における整流器実装状態のリアブラケットを示す正
面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発
電機における整流器未実装状態のリアブラケットを示す
正面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発
電機に用いられる整流器を示す正面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発
電機に用いられる整流器を示す背面図である。
【図5】 図1のV−V矢視断面図である。
【図6】 図1のVI−VI矢視断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態2に係る車両用交流発
電機における整流器未実装状態のリアブラケットを示す
正面図である。
【図8】 この発明の実施の形態2に係る車両用交流発
電機における整流器実装状態を説明する要部断面図であ
る。
【図9】 この発明の実施の形態3に係る車両用交流発
電機における整流器未実装状態のリアブラケットを示す
正面図である。
【図10】 この発明の実施の形態3に係る車両用交流
発電機における整流器実装状態を説明する要部断面図で
ある。
【図11】 図10に示した車両用交流発電機のP部拡
大断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態4に係る車両用交流
発電機に用いられる整流器を示す背面図である。
【図13】 図12のXIII−XIII矢視断面図で
ある。
【図14】 図13に示した車両用交流発電機のQ部拡
大断面図である。
【図15】 従来の車両用交流発電機の構成を示す側断
面図である。
【図16】 従来の車両用交流発電機の整流装置を示す
正面図である。
【図17】 従来の車両用交流発電機の整流装置を示す
背面図である。
【図18】 図16のXVIII−XVIII矢視断面
図である。
【符号の説明】
1 フロントブラケット(ケーシング)、2 リアブラ
ケット(ケーシング)、2a ケーシング直付面、3
ケーシング、6 シャフト、7 回転子、8固定子、2
2 ダイオード(正極側の一方向導通素子)、24 ダ
イオード(負極側の一方向導通素子)、26 取付ね
じ、29a シリコンシート(介在部材)、29b シ
リコングリース(介在部材)、40 整流器、41 正
極側冷却板、41a 取付面、42 負極側冷却板 4
2a 取付面、42b 直付面、50、51、53 介
在部材収容溝、52 介在部材逃げ溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 19/36

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に回転自在に支持されたシ
    ャフトに取り付けられた回転子と、この回転子を取り囲
    むように上記ケーシングに取り付けられた固定子と、正
    極側および負極側の一方向導通素子がそれぞれ取付面に
    実装された正極側および負極側冷却板を有し、該正極側
    および負極側冷却板の一方の冷却板の該取付面と反対側
    の直付面を上記ケーシングの内壁面に設けられたケーシ
    ング直付面に密着させて取付ねじにより上記ケーシング
    に締着固定された整流器とを備えた車両用交流発電機に
    おいて、 良熱伝導性の介在部材が上記一方の冷却板の直付面と上
    記ケーシング直付面との間に少なくとも上記一方の冷却
    板の取付面に実装された上記一方向導通素子の真下の領
    域を含むように挟み込まれ、上記一方の冷却板の直付面
    と上記ケーシング直付面とが直接接触する電気伝導部位
    と、上記一方の冷却板の直付面と上記ケーシング直付面
    とが上記介在部材を介して接触する熱伝導部位とを構成
    上記介在部材は、上記熱伝導部位が上記電気伝導部位の
    周囲を取り囲むように上記一方の冷却板の直付面と上記
    ケーシング直付面との間に挟み込まれている ことを特徴
    とする車両用交流発電機。
  2. 【請求項2】 ケーシング内に回転自在に支持されたシ
    ャフトに取り付けられた回転子と、この回転子を取り囲
    むように上記ケーシングに取り付けられた固定子と、正
    極側および負極側の一方向導通素子がそれぞれ取付面に
    実装された正極側および負極側冷却板を有し、該正極側
    および負極側冷却板の一方の冷却板の該取付面と反対側
    の直付面を上記ケーシングの内壁面に設けられたケーシ
    ング直付面に密着させて取付ねじにより上記ケーシング
    に締着固定された整流器とを備えた車両用交流発電機に
    おいて、 良熱伝導性の介在部材が上記一方の冷却板の直付面と上
    記ケーシング直付面との間に少なくとも上記一方の冷却
    板の取付面に実装された上記一方向導通素子の真下の領
    域を含むように挟み込まれ、上記一方の冷却板の直付面
    と上記ケーシング直付面とが直接接触する電気伝導部位
    と、上記一方の冷却板の直付面と上記ケーシング直付面
    とが上記介在部材を介して接触する熱伝導部位とを構成
    し、 上記介在部材を収容する介在部材収容溝が、上記一方の
    冷却板の直付面と上記ケーシング直付面との少なくとも
    一方に設けられていることを特徴とする車両用交流発電
    機。
  3. 【請求項3】 上記介在部材逃げ溝が、上記熱伝導部位
    と上記電気伝導部位との境界部を形成するように上記一
    方の冷却板の直付面と上記ケーシング直付面との少なく
    とも一方に設けられていることを特徴とする請求項2
    載の車両用交流発電機。
  4. 【請求項4】 上記介在部材が、シート状の良熱伝導性
    材料で構成されていることを特徴とする請求項1乃至
    求項3のいずれかに記載の車両用交流発電機。
  5. 【請求項5】 上記介在部材が、グリス状の良熱伝導性
    材料で構成されていることを特徴とする請求項1乃至
    求項3のいずれかに記載の車両用交流発電機。
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