JPH0236892Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0236892Y2 JPH0236892Y2 JP1984057615U JP5761584U JPH0236892Y2 JP H0236892 Y2 JPH0236892 Y2 JP H0236892Y2 JP 1984057615 U JP1984057615 U JP 1984057615U JP 5761584 U JP5761584 U JP 5761584U JP H0236892 Y2 JPH0236892 Y2 JP H0236892Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- cover
- guide
- cylinder
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000000889 atomisation Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
ａ 産業上の利用分野
本考案は、エンジンの自動二輪車用空冷エンジ
ンの冷却装置に関する。
ンの冷却装置に関する。
ｂ 従来技術
スーパースポーツタイプの自動二輪車（特にレ
ース用）は高回転型エンジンを使用しており、こ
のようなエンジンでは燃焼室温度がかなり高い。
ース用）は高回転型エンジンを使用しており、こ
のようなエンジンでは燃焼室温度がかなり高い。
そこで、従来は水冷方式あるいは油冷方式の冷
却装置を用いてシリンダ部およびシリンダヘツド
の温度を下げていた。
却装置を用いてシリンダ部およびシリンダヘツド
の温度を下げていた。
ｃ 考案の課題
しかし、上記従来の冷却装置は、ラジエータ、
ウオーターポンプ等を追加することが必要であり
補正部品の増加につながつていた。さらに、上記
従来の冷却装置は、オイルクーラーのサイズアツ
プ、オイル量のアツプを招き、重量、コストを増
加させることとなつていた。また、このことによ
つて、エンジン性能の面においても、メカロスを
増大させることとなるなど多くの欠点を有してい
た。
ウオーターポンプ等を追加することが必要であり
補正部品の増加につながつていた。さらに、上記
従来の冷却装置は、オイルクーラーのサイズアツ
プ、オイル量のアツプを招き、重量、コストを増
加させることとなつていた。また、このことによ
つて、エンジン性能の面においても、メカロスを
増大させることとなるなど多くの欠点を有してい
た。
ｄ 課題を解決するための手段
本考案は、上記事情にかんがみてなされたもの
で、自動二輪車用空冷エンジンのシリンダ部およ
びシリンダヘツド周囲にカバーを設け、該カバー
に空気流入用の吸い込み口を設け、さらに該カバ
ーの後部に案内部を設け、該案内部をキヤブレタ
ーとクランクケースとの間〓に配設し、上記案内
部を床板を設けない箱型に形成するとともに、そ
の後部を開放し、流入した空気により上記エンジ
ンのシリンダ部およびシリンダヘツドを冷却する
とともに、冷却後の空気を自動二輪の後方に円滑
に排出するようにした自動二輪車用空冷エンジン
の冷却装置を提供するものである。
で、自動二輪車用空冷エンジンのシリンダ部およ
びシリンダヘツド周囲にカバーを設け、該カバー
に空気流入用の吸い込み口を設け、さらに該カバ
ーの後部に案内部を設け、該案内部をキヤブレタ
ーとクランクケースとの間〓に配設し、上記案内
部を床板を設けない箱型に形成するとともに、そ
の後部を開放し、流入した空気により上記エンジ
ンのシリンダ部およびシリンダヘツドを冷却する
とともに、冷却後の空気を自動二輪の後方に円滑
に排出するようにした自動二輪車用空冷エンジン
の冷却装置を提供するものである。
ｅ 考案の構成
以下に、添付図面に示した実施例を参照しなが
ら、本考案を説明する。
ら、本考案を説明する。
第１図ａ〜ｃは本考案に係る自動二輪車用空冷
エンジンの冷却装置の実施例を示す。図におい
て、１はエンジンのシリンダ部、２はシリンダヘ
ツド、３はカバーである。該カバー３は合成樹脂
で構成された前部カバー３ａと後部カバー３ｂと
から成り、空気吸き込み口４，５を備える。吸い
込み口４の上部にはガイド板６がクリツプ７によ
り固定されている。後部カバー３ｂの後部には鉄
板で構成された案内部８，９が続されている。該
案内部８，９は、図示のように後述するキヤブレ
ター１５とクランクケース１５ａとの間〓に配設
されている。上記前部カバー３ａと後部カバー３
ｂとは左右２個ずつのクリツプ１０により接続さ
れている。案内部９は懸架プレート１１にクリツ
プ１２によつて固定されている。案内部８の下部
８ａ、案内部９の下部９ａ、はともに床板を設け
ておらず、よつて、上記案内部８，９はともに箱
型となつている。また、この案内部８，９の後部
は開放されている（第１図ｃ）。
エンジンの冷却装置の実施例を示す。図におい
て、１はエンジンのシリンダ部、２はシリンダヘ
ツド、３はカバーである。該カバー３は合成樹脂
で構成された前部カバー３ａと後部カバー３ｂと
から成り、空気吸き込み口４，５を備える。吸い
込み口４の上部にはガイド板６がクリツプ７によ
り固定されている。後部カバー３ｂの後部には鉄
板で構成された案内部８，９が続されている。該
案内部８，９は、図示のように後述するキヤブレ
ター１５とクランクケース１５ａとの間〓に配設
されている。上記前部カバー３ａと後部カバー３
ｂとは左右２個ずつのクリツプ１０により接続さ
れている。案内部９は懸架プレート１１にクリツ
プ１２によつて固定されている。案内部８の下部
８ａ、案内部９の下部９ａ、はともに床板を設け
ておらず、よつて、上記案内部８，９はともに箱
型となつている。また、この案内部８，９の後部
は開放されている（第１図ｃ）。
なお、点線で示す１３は冷却フイン、１４はエ
キゾースト・パイプ、１５はキヤブレター、１５
ａはクランクケースである。また、１６はエンジ
ンのインレツトの位置を示すものである。
キゾースト・パイプ、１５はキヤブレター、１５
ａはクランクケースである。また、１６はエンジ
ンのインレツトの位置を示すものである。
ｆ 考案の作用
上記構成の本考案に係る空冷装置において、上
記空気吸い込み口４，５から進入した空気は、シ
リンダ部１およびシリンダヘツド２の前面から、
これらの側面、背面を経由して案内部８，９に流
れ、排出される。案内部８，９は、キヤブレター
１５とクランクケース１５ａとの間〓に配設され
ている。したがつて、案内部８，９は、従来車体
後部の装置（キヤブレター、エアークリーナ、フ
レームカバー等）によつて妨げられていた空気の
流れを、そのトルネル効果によつて、自動二輪車
の後方に円滑に排出する。すなわち、冷却後の空
気を円滑に排出する。さらに、上記案内部８，９
はともに箱型となつており、この案内部８，９の
後部は開放されている。これによつて、冷却後の
空気がさらに円滑に排出される。以上のようにし
て、冷却後の空気が円滑に排出される結果、吸い
込み口４，５より冷却空気がスムーズに流入し、
冷却風量を確保することができる。
記空気吸い込み口４，５から進入した空気は、シ
リンダ部１およびシリンダヘツド２の前面から、
これらの側面、背面を経由して案内部８，９に流
れ、排出される。案内部８，９は、キヤブレター
１５とクランクケース１５ａとの間〓に配設され
ている。したがつて、案内部８，９は、従来車体
後部の装置（キヤブレター、エアークリーナ、フ
レームカバー等）によつて妨げられていた空気の
流れを、そのトルネル効果によつて、自動二輪車
の後方に円滑に排出する。すなわち、冷却後の空
気を円滑に排出する。さらに、上記案内部８，９
はともに箱型となつており、この案内部８，９の
後部は開放されている。これによつて、冷却後の
空気がさらに円滑に排出される。以上のようにし
て、冷却後の空気が円滑に排出される結果、吸い
込み口４，５より冷却空気がスムーズに流入し、
冷却風量を確保することができる。
なお、シリンダ部１およびシリンダヘツド２を
冷却することによつて温められた空気は、キヤブ
レター１５の吸気孔付近の大気を温めることによ
り、燃料の霧化を促進する。
冷却することによつて温められた空気は、キヤブ
レター１５の吸気孔付近の大気を温めることによ
り、燃料の霧化を促進する。
ｇ 考案の効果
本考案は、上記のような構成とすることによ
り、冷却後の空気が円滑に排出するようにして、
吸い込み口４，５よりの冷却風量を確保してい
る。
り、冷却後の空気が円滑に排出するようにして、
吸い込み口４，５よりの冷却風量を確保してい
る。
これによつて、水冷方式あるいは油冷方式の冷
却装置を不要としている。したがつて、ラジエー
タ、ウオーターポンプ等を追加することが不要と
なるので、重量、コストが低減する。また、車体
前面にラジエータを設ける必要がないので、走行
抵抗も増大しないなど多くの利点を有する。
却装置を不要としている。したがつて、ラジエー
タ、ウオーターポンプ等を追加することが不要と
なるので、重量、コストが低減する。また、車体
前面にラジエータを設ける必要がないので、走行
抵抗も増大しないなど多くの利点を有する。
第１図ａ，ｂは本考案に係る空冷装置を装着し
たエンジンの側面図、正面図、第１図ｃは、第１
図ａのＡ方向からの矢視図である。 １……シリンダ部、２……シリンダヘツド、３
……カバー、３ａ……前部カバー、３ｂ……後部
カバー、４，５……空気吸い込み口、６……ガイ
ド板、８，９……案内部、１１……懸架プレー
ト、１３……冷却フイン、１４……エキゾース
ト・パイプ、１５……キヤブレター、１５ａ……
クランクケース。
たエンジンの側面図、正面図、第１図ｃは、第１
図ａのＡ方向からの矢視図である。 １……シリンダ部、２……シリンダヘツド、３
……カバー、３ａ……前部カバー、３ｂ……後部
カバー、４，５……空気吸い込み口、６……ガイ
ド板、８，９……案内部、１１……懸架プレー
ト、１３……冷却フイン、１４……エキゾース
ト・パイプ、１５……キヤブレター、１５ａ……
クランクケース。
Claims (1)
- 自動二輪車用空冷エンジンのシリンダ部および
シリンダヘツド周囲にカバーを設け、該カバーに
空気流入用の吸い込み口を設け、さらに該カバー
の後部に案内部を設け、該案内部をキヤブレター
とクランクケースとの間隙に配設し、上記案内部
を床板を設けない箱型に形成するとともに、その
後部を開放し、流入した空気により上記エンジン
のシリンダ部およびシリンダヘツドを冷却すると
ともに、冷却後の空気を自動二輪車の後方に円滑
に排出するようにしたことを特徴とする自動二輪
車用空冷エンジンの冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5761584U JPS60170027U (ja) | 1984-04-19 | 1984-04-19 | 自動二輪車用空冷エンジンの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5761584U JPS60170027U (ja) | 1984-04-19 | 1984-04-19 | 自動二輪車用空冷エンジンの冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60170027U JPS60170027U (ja) | 1985-11-11 |
| JPH0236892Y2 true JPH0236892Y2 (ja) | 1990-10-05 |
Family
ID=30582308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5761584U Granted JPS60170027U (ja) | 1984-04-19 | 1984-04-19 | 自動二輪車用空冷エンジンの冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60170027U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5799229A (en) * | 1980-12-11 | 1982-06-19 | Yamaha Motor Co Ltd | Cooling device for air cooled engine |
-
1984
- 1984-04-19 JP JP5761584U patent/JPS60170027U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5799229A (en) * | 1980-12-11 | 1982-06-19 | Yamaha Motor Co Ltd | Cooling device for air cooled engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60170027U (ja) | 1985-11-11 |
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