JPH0236176Y2 - - Google Patents

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JPH0236176Y2
JPH0236176Y2 JP1985146798U JP14679885U JPH0236176Y2 JP H0236176 Y2 JPH0236176 Y2 JP H0236176Y2 JP 1985146798 U JP1985146798 U JP 1985146798U JP 14679885 U JP14679885 U JP 14679885U JP H0236176 Y2 JPH0236176 Y2 JP H0236176Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は構造簡易にして部品点数が少なく、組
立作業性の向上およびコスト低減を可能にた照光
式押釦スイツチに関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、オーデイオ装置、時計、各種電気機
器等に付設される押釦スイツチは一般に第5図に
示すように筐体の表面パネル1に配設された操作
釦2と、操作釦2に復帰習性を付与するスプリン
グ3と、プリント基板4上に配設されたフエザー
タツチスイツチ(スイツチ本体)5等からなり、
スプリング3に抗して操作釦2を押圧操作する
と、該釦2の背面に一体に突設されたスイツチ押
圧部6がスイツチ本体5を押圧して動作させるよ
うに構成されている。また、最近では押釦スイツ
チの動作不動作状態の識別を容易にするため操作
釦を照明するようにした照明式押釦スイツチが各
種提案されている。このような押釦スイツチには
光の伝送手段としてアクリル樹脂等からなる導光
体が使用される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の押釦スイツチにおいては操作
釦2を付勢するためにスプリング3、スイツチ押
圧部6が孔7から抜けるのを防止するためのワツ
シヤ8等を必要とするため、これら付属部品の取
付けが面倒で、組立作業性が悪く、また部品の増
加によりコストがアツプするという不都合があつ
た。また、スプリング3を使用するものにおいて
はスプリングのバラツキによりスイツチ毎に操作
感が異なるものである。
〔考案が解決するための手段〕
本考案に係る照光式押釦スイツチは上述したよ
うな問題を解決すべくなされたもので、スイツチ
本体に対応して表面パネルの釦取付用孔に出没自
在に配設された透光性を有する操作釦と、前記表
面パネルの後方に配設され光源からの光を前記操
作釦に導く導光体と、この導光体と前記操作釦と
の間に介在された透光性を有する軟質弾性体とを
備え、前記導光体と軟質弾性体に操作釦のスイツ
チ押圧部が貫通する挿通孔を設け、かつ前記軟質
弾性体に前記操作釦に向かう光量を調整する光量
調整部が設けたものである。
〔作用〕
本考案においては操作釦と導光体との間に軟質
弾性体を介在させているので、復帰用スプリング
を操作釦に配設する必要がなく、また軟質弾性体
はスプリングと異なり複数の操作釦に対して共通
に配設され得るものであるためすべての操作釦の
操作感を揃えることが容易で、しかも透光性を有
することで操作釦の照明も良好である。また、軟
質弾性体の光量調整部は導光体を透過して操作釦
に向かう光源からの光の量を調整する。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る照光式押釦スイツチの一
実施例を示す断面図、第2図は操作釦の斜視図、
第3図は導光体と軟質弾性体の斜視図である。こ
れらの図において、ケース10の前面開口部を塞
ぐ表面パネル11には大きさがそれぞれ異なる例
えば4つの釦取付用孔12a〜12dが適宜間隔
をおいて形成されており、これらの釦取付用孔1
2a〜12dには操作釦13a〜13dがケース
10の内側よりそれぞれ出没自在に挿入され、か
つ鍔部14によつてパネル表面側への抜けを防止
されている。前記操作釦13a〜13dはアクリ
ル、ポリカーボネート等の透光性を有する樹脂に
よつて形成され、表面には文字、記号等が表示さ
れて表示部を形成し、また背面中央にはスイツチ
押圧部15a〜15dがそれぞれ突設されてい
る。この場合、操作釦13a〜13dの形状等は
種々変更可能で、例えばより明るく照明するため
第4図に示すように操作釦13の下面をくり抜い
て殻構造にするとよい。
前記ケース10の後面開口部はプリント基板1
6によつて塞がれており、このプリント基板16
の内側面には前記各操作釦13a〜13dのスイ
ツチ押圧部15a〜15dに対応してスイツチ本
体17a〜17dが配設されると共に前記各操作
釦13a〜13dを照明するための光源18並び
この光源18から出た光を前記操作釦13a〜1
3dに導くための導光体19が配設されている。
前記導光体19はすべての操作釦13a〜13
dに対して共通に延在する平板部19Aと、平板
部19Aを支持する複数の脚部19Bとで構成さ
れ、前記平板部19Aの一側端面は前記光源18
に近接対向して受光面20を形成し、さらに背面
には受光面20から平板部19A内に入射した光
を上方に反射させる点刻22が形成されている。
そして、平板部19Aには前記各操作釦13a〜
13dに対応して4つの挿通孔23a〜23dが
形成されており、これらの孔23a〜23dに前
記各スイツチ押圧部15a〜15dがそれぞれ挿
通され、その突出端面が前記各スイツチ本体17
a〜17dと近接対向している。
前記各操作釦13a〜13dと導光体19との
間には透光性を有する平板状の軟質弾性体25が
介在されており、これによつて各操作子13a〜
13dの鍔部14を通常表面パネル11の裏面に
軽く押し付けている。軟質弾性体25としては操
作釦13a〜13dの押圧操作により容易に圧縮
され得るもので、しかも透光性を有する素材、例
えばスポンジが使用される。そして、軟質弾性体
25にも前記スイツチ押圧部15a〜15dが貫
通する挿通孔26a〜26dが形成されている。
この場合、光源18から最も遠い挿通孔26a
は、光量の減少を防ぐため長孔とされて光量調整
部を形成している。また、この光量調整部として
は長孔に限らず第3図に1点鎖線で示すように切
欠き40であつてもよい。
かくしてこのような構成からなる照光式押釦ス
イツチによれば、軟質弾性体25が各操作釦13
a〜13dを初期位置に設定保持しているので、
各操作釦13a〜13dには復帰用スプリングを
配設する必要がなく、したがつて部品点数を削減
でき、また軟質弾性体25はスプリングに比べて
組込み作業が容易である上、たとえ操作釦の数が
増加してもその数に応じた大きさのものを選択使
用するだけで済むため、直接部品点数の増加にも
ならず、組立作業性を向上させる。また、軟質弾
性体25は操作釦13a〜13dのすべてに共通
に使用されるものであるため、操作釦13a〜1
3dの操作釦をすべて同じに設定する上、スプリ
ングとは異なり消音効果を有するので、操作釦1
3a〜13dの作動時における雑音を効果的に吸
収する。
また、操作釦13a〜13dの照明も良好であ
る。すなわち、光源18から出て導光体19内に
導かれた光のうち該導光体19の上方に出射した
光は軟質弾性体25および操作釦13a〜13d
を順次透過して外部に出射するため、操作釦13
a〜13dを明るく照明し、その機能表示の判別
を容易にかつ確実に行わしめる。
更にまた、本考案は軟質弾性体25に光量調整
部としての長孔26aと切欠き40を設けている
ので、全ての操作釦13a〜13dを略均一な明
るさで照明でき、照明効果を向上させる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る照光式押釦ス
イツチは、操作釦と導光体との間に透光性を有す
る軟質弾性体を介在させて構成したので、構造が
簡単にして操作釦には復帰用スプリングを装着す
る必要がなく、したがつて複数個の操作釦を並列
配置した場合、軟質弾性体をすべての操作釦に対
して共通使用し得るため、部品点数の増加をきた
さず、組立作業が容易で安価に提供でき、またす
べての操作釦の操作感を揃えることが可能である
上、雑音の吸収効果も優れている。さらに、軟質
弾性体は透光性に加えて光量調整部を有している
ので、全ての操作釦を均一に照明でき、照明効果
を向上させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は操作釦の斜視図、第3図は導光体と軟質弾性
体の斜視図、第4図は操作釦の他の実施例を示す
断面図、第5図は押釦スイツチの従来例を示す断
面図である。 10……ケース、11……表面パネル、12a
〜12d……釦取付用孔、13a〜13d……操
作釦、15a〜15d……スイツチ押圧部、16
……プリント基板、17a〜17d……スイツチ
本体、18……光源、19……導光体、23a〜
23d……挿通孔、25……軟質弾性体、26a
〜26d……挿通孔、40……切欠き(光量調整
部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) スイツチ本体に対応して表面パネルの釦取付
    用孔に出没自在に配設された透光性を有する操
    作釦と、前記パネルの後方に配設され光源から
    の光を前記操作釦に導く導光体と、この導光体
    と前記操作釦との間に介在された透光性を有す
    る軟質弾性体とを備え、前記導光体と軟質弾性
    体に、前記操作釦のスイツチ押圧部が貫通する
    挿通孔をそれぞれ設け、かつ前記軟質弾性体に
    は前記操作釦に向かう光量を調整する光量調整
    部が設けられていることを特徴とする照光式押
    釦スイツチ。 (2) 軟質弾性体がスポンジであることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の照光式
    押釦スイツチ。
JP1985146798U 1985-09-26 1985-09-26 Expired JPH0236176Y2 (ja)

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JP1985146798U JPH0236176Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

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JP1985146798U JPH0236176Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

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JPS6254428U JPS6254428U (ja) 1987-04-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2597263Y2 (ja) * 1991-12-27 1999-07-05 アルパイン株式会社 押釦装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS562533B2 (ja) * 1975-05-16 1981-01-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS59148018U (ja) * 1983-03-23 1984-10-03 株式会社小糸製作所 押釦スイツチ

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JPS562533B2 (ja) * 1975-05-16 1981-01-20

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JPS6254428U (ja) 1987-04-04

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