JPH0234091Y2 - - Google Patents

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JPH0234091Y2
JPH0234091Y2 JP15830784U JP15830784U JPH0234091Y2 JP H0234091 Y2 JPH0234091 Y2 JP H0234091Y2 JP 15830784 U JP15830784 U JP 15830784U JP 15830784 U JP15830784 U JP 15830784U JP H0234091 Y2 JPH0234091 Y2 JP H0234091Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車のサンルーフに関する。
(従来の技術) 自動車のルーフには、例えば、特開昭54−
65921号公報(特に第1図)に示されるように構
成されるものがある。
上記構成によれば、車体のルーフに窓開口が形
成され、この窓開口を開閉するように車体の前後
方向に延びる軸心回りに回動自在に窓パネルが枢
支されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、例えば、車両の走行時に車室を換気
しようとして、上記窓パネルを上方に回動させ窓
開口を開にさせると、この窓パネルの回動端側は
走行風にほぼ平行な姿勢となるため、この窓パネ
ルは走行風の上下方向の流れの変化に影響されて
上下に押し動かされ、この結果、この窓パネルに
上下方向のがたつきが生じるおそれがある。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、窓開口を開とさせるように窓パネル
を上方に回動させた場合にもこの窓パネルにがた
つきが生じないようにし、かつ、車室の換気がよ
り効果的に行われるようにすることを目的とす
る。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、第1窓開口を開とするように上方回
動した第1窓パネルの回動端が走行風とほぼ平行
な姿勢を採るように構成した場合において、第1
窓パネルの前方に第2窓パネルを枢支し、上方回
動したこの第2窓パネルが上記走行風を第1窓パ
ネルの上方を通過させるように案内する点にあ
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
1は自動車の車体で、この車体1の前面にはフ
ロントウインド2が形成され、同上車体1の後面
にはリヤウインド3が形成される。また、同上車
体1の側壁にはフロントドア4やリヤドア5が設
けられる。
上記車体1のルーフ7における後部には左右一
対の第1窓開口8,8が形成され、かつ、これら
各第1窓開口8を開閉自在とする透明ガラス製の
第1窓パネル9が設けられる。この第1窓パネル
9は上記第1窓開口8の車幅方向中央寄りの開口
縁8aに第1ヒンジ11,11を介して枢支さ
れ、この第1窓パネル9は車体1の前後方向に延
びる軸心回りに上下回動自在とされている。そし
て、第1窓パネル9の下方回動で第1窓開口8が
閉とされ(図中実線図示)、同上第1窓パネル9
の上方回動で第1窓開口8は開とされる(図中二
点鎖線図示)。また、図示しないが、上記第1窓
パネル9を上下の各回動姿勢に保つ保持手段が設
けられる。
一方、上記第1窓パネル9,9の前方で、同上
ルーフ7の前部に第2窓開口12が形成され、か
つ、この第2窓開口12を開閉自在とする透明ガ
ラス製の第2窓パネル13が設けられる。この第
2窓パネル13は上記第2窓開口12の前部開口
縁12aに第2ヒンジ14,14を介して枢支さ
れ、この第2窓パネル13は車幅方向に延びる軸
心回りに回動自在とされている。そして、第2窓
パネル13の下方回動で第2窓開口12が閉とさ
れ(図中実線図示)、同上第2窓パネル13の上
方回動で第2窓開口12が開とされる(図中二点
鎖線図示)。また、図示しないが、上記第2窓パ
ネル13を上下の各回動姿勢に保つ他の保持手段
が設けられる。
上記第2窓パネル13の横幅寸法は両第1窓パ
ネル9,9の回動端側の寸法とほぼ同じとなるよ
うに形成される。また、第2図で示すように、上
方回動した第2窓パネル13の回動端の高さは、
同様に上方回動した第1窓パネル9,9の回動端
とほぼ同じか、少し高くなるよう形成される。
そして、上記各窓パネル9,13が上方回動し
た状態で自動車が走行する際には、その走行風は
第2窓パネル13の外面に案内されて第1窓パネ
ル9の上方を通過させられることとなる(第2図
中矢印A)。
(考案の効果) この考案によれば、第1窓開口を開とするよう
に上方回動した第1窓パネルの回動端が走行風と
ほぼ平行な姿勢を採る場合において、この第1窓
パネルの前方に枢支された第2窓パネルが上方回
動して走行風を第1窓パネルの上方を通過させる
ように案内するため、第2窓パネルの前方で走行
風の流れが上下に変化する場合でも、第1窓パネ
ルがこの走行風の変化に影響されることは抑制さ
れる。この結果、走行風により第1窓パネルが上
下にがたつくことは防止される。また、この場
合、第2窓パネルは常時その上面に走行風の風圧
を受けるものであるため、走行風に起因してこの
第2窓パネルに上下方向のがたつきが生じること
はない。
しかも、上記各窓パネルを共に上方回動させる
ことによつて、各窓開口を開とできるため、車室
の換気をより効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は車体ル
ーフの斜視図、第2図は車体の部分側面図であ
る。 1……車体、7……ルーフ、8……第1窓開
口、9……第1窓パネル、12……第2窓開口、
12a……前部開口縁、13……第2窓パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体のルーフに第1窓開口を形成し、この第1
    窓開口を開閉するように車体の前後方向に延びる
    軸心回りに回動自在に第1窓パネルを枢支した自
    動車のサンルーフにおいて、上記第1窓パネルの
    前方で、同上ルーフに第2窓開口を形成すると共
    に、この第2窓開口の前部開口縁にこの第2窓開
    口を開閉するように車幅方向に延びる軸心回りに
    回動自在に第2窓パネルを枢支したことを特徴と
    する自動車のサンルーフ。
JP15830784U 1984-10-19 1984-10-19 Expired JPH0234091Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15830784U JPH0234091Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15830784U JPH0234091Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6172423U JPS6172423U (ja) 1986-05-16
JPH0234091Y2 true JPH0234091Y2 (ja) 1990-09-13

Family

ID=30716286

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JP15830784U Expired JPH0234091Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

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JPS6172423U (ja) 1986-05-16

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