JPH0233351A - 流体噴射式織機の緯入れ制御方法 - Google Patents

流体噴射式織機の緯入れ制御方法

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JPH0233351A
JPH0233351A JP18083688A JP18083688A JPH0233351A JP H0233351 A JPH0233351 A JP H0233351A JP 18083688 A JP18083688 A JP 18083688A JP 18083688 A JP18083688 A JP 18083688A JP H0233351 A JPH0233351 A JP H0233351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weft
weft insertion
timing
flying
drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP18083688A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiyoutarou Uehara
上原 浄太郎
Ryozo Yuzawa
亮三 湯沢
Masaichi Nishijima
西島 政市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH0233351A publication Critical patent/JPH0233351A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、流体噴射式織機において、緯入れの終了が緯
入れ毎にほぼ一定の時期になるよう自動的に緯入れ力を
調整するようにした緯入れ制御方法に関する。
従来の技術 この種の技術としては、例えば特開昭60−16283
7号公報に開示されているように、緯入れノズルにより
緯糸を緯入れする流体噴射式織機において、緯糸の緯入
れ時の張力を検出し、この張力と予め設定された基準張
力とを比較してその差に応じ緯入れノズルへの供給流体
の噴射圧、タイミング等を制御するようにしたものがあ
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のように流体の噴射圧、タイミング
等を制御したとしても、特にスパン系の緯糸(綿糸)の
場合にはその性状が全長にわたって一定でないため、た
とえ緯入れ条件が一定であっても緯入れ終了タイミング
が一定とならず、緯入れミスや織布品質の低下を招くこ
とになる。これは、スパン糸であると太さむら等がある
ことから、噴射流体流によって緯糸に付与される牽引力
が変化し、そのために緯糸の加速度(詳しくは理論飛走
開始時期から所定時間後の飛走速度までの平均加速度)
が異なる結果、前記のように緯入れ終了タイミングが一
定にならないものと思われる。
本発明は、このような緯入れ毎の緯入れ終了タイミング
のばらつきを解消することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は、緯糸に対し付与される牽引力の大小によって
、緯糸が係止ピンから外れて実際に飛走を開始するまで
の時間が変化することに着目し、緯糸の飛走速度がほぼ
毎ビック同じであれば、緯入れ終了タイミングは緯糸の
飛走開始時期によって決定されるとの本発明者らの研究
結果に基づいてなされたものである。すなわち本発明は
、緯糸貯留装置のドラムに巻き付けた緯糸を、そのドラ
ム周面に出入りする係止ピンからの外れ動作により緯入
れを開始するようにした流体噴射式織機において、緯糸
が前記係止ピンから外れたのち実際に飛走を開始するま
での時間を測定し、この測定結果に基づいて緯入れ力を
制御することを特徴としている。
作用 この方法によると、緯糸が係止ピンから外れたのち実際
に飛走を開始するまでの時間差、すなわち係止ピンの外
れ動作を基準としたときの緯糸の飛走開始タイミングを
検知し、この検知結果に基づいて緯糸の飛走速度を変更
するように緯入れ力を制御すると、緯入れが毎回はぼ一
定のタイミングで終了するようになる。
実施例 第1図は本発明の実施例を示す構成説明図であって、■
は緯糸貯留装置、2は固定ガイド、3はメインノズル、
4は図示外の凹状の緯糸案内溝を有する筬、5は制御装
置である。緯糸貯留装置1は、回転軸6に対し静止状態
に保持されたドラム7と、ドラム7の周面に対し所定の
タイミングで出入りする係止ピン8と、回転軸6から突
出した巻付はアーム9とより構成される。メインノズル
3は周知のように筬4と一体に揺動する。
給糸体10から引き出された緯糸Wは、巻付はアーム9
の回転運動によりドラム7に巻き付けられたのち、ドラ
ム7周面からの係止ピン8の抜は動作とともにメインノ
ズル3からの空気噴射により緯入れされる。そして、所
定時間後に再び係止ピン8がドラム7周面に突入し、ド
ラム7からの緯糸Wの引き出しを阻止して緯入れを終了
する。
係止ピン8は、電磁アクチュエータ11により出没駆動
される。
メインノズル3と空気圧力源12とを結ぶ通路は2系統
に分けられており、一方の空気供給系13には逆止弁1
4.電磁弁15.空気タンク■6および調圧弁17が介
装され、他方の空気供給系18には電磁弁19.空気タ
ンク20および調圧弁21が介装されている。そして、
調圧弁17の設定圧力は調圧弁21のそれよりも低く設
定されている。
係止ピン8の近傍には、緯糸Wが飛走を開始したことを
検知する検知器として例えば光電式の糸センサ22が設
けられている。この糸センサ22は第2図に示すように
緯糸Wが係止ピン8に係止されているときに緯糸Wを検
知し、その位置から緯糸Wがなくなったときに糸無し信
号を出力することになる。
制御装置5は例えばマイクロコンピュータを主体として
構成されており、織機主軸の回転角度を検出するロータ
リーエンコーダ23の出力信号ならびに糸センサ22か
らの信号に基づいて、電磁アクチュエータ11と電磁弁
15.19とを制御する。
この実施例では、第3図および第4図に示すように主軸
回転角度が例えば80度になると制御装置5は電磁弁1
5に対し開弁指令信号を与え、その結果、開弁指令より
約20度遅れてメインノズル3から先行空気噴射が始ま
る。この時、前述したように空気供給系13の調圧弁1
7の設定圧力を他方の調圧弁21のそれよりも低く設定
しであるために、メインノズル3からの先行空気噴射は
比較的ソフトな空気噴射となる。
さらに、主軸回転角度が例えば90度になると制御装置
5は電磁弁19の開弁指令と係止ピン8の抜き指令信号
Sとを電磁弁19および電磁アクチュエータ11に与え
る。その結果、信号Sの立ち上がりから所定時間後に係
止ピン8がドラム7周面から抜は出るとともに、これよ
りもやや先行してメインノズル3から高圧の空気噴射が
始まり、緯糸Wはその空気噴射により緯入れのための飛
走を開始する。
そして、緯糸Wが動き出して糸センサ22の検知エリア
からなくなると、糸センサ22は第3図のように糸無し
信号Qを出力する。この時、逆止弁14が作用して一方
の空気供給系18から他方の空気供給系13への高圧空
気の逆流を阻止し、メインノズル3からの空気噴射はそ
れまでのソフト噴射から高圧のハード噴射に切り換えら
れる。
ここで、上記のように係止ビン8がドラム7周面から抜
は出て緯糸Wが係止ピン8から外れても直ちに緯糸Wが
飛走を始めず、やや遅れて動き出す。この遅れは、緯糸
Wと空気流との間の摩擦力ひいては緯糸Wに対する牽引
力のばらつきによって生じるものと思われる。
そこで、制御装置5は第3図に示すように指令信号Sの
立ち上がりから糸無し信号Qの立ち上がりまでの時間差
Tを演算して求め、予め設定しであるテーブルのなかか
ら上記の時間差Tに見合った電磁弁19の閉弁時期(信
号Sの立ち上がりから閉弁指令までの時間でも信号Sの
立ち上がりから閉弁指令までの主軸回転角度信号でも可
)を選択し、そのタイミングで電磁弁19を閉弁する。
すなわち、上記の時間差Tの大小に応じ、信号Sの立ち
上がりから電磁弁19の閉弁までの時間Taを調整する
べく適切な時間値を選択し、例えば時間差Tが比較的小
さいときには時間Taも比較的短か目とし、逆に時間差
Tが比較的大きい場合には時間Taも比較的長目とし、
その時間Taが経過したところで電磁弁19に閉弁指令
を出力する。
そして、上記の電磁弁19の閉弁に続いて所定のタイミ
ングで電磁弁15を閉弁し、かつ係止ピン8をドラム7
周面に突入させて緯入れを終了する。
このように、緯糸Wの飛走開始タイミングを検知し、そ
れに基づいてそのビックのメインノズル3からの空気噴
射時間をフィードフォワード制御することにより緯糸W
の飛走速度ひいては緯入れ力が変化し、例えば緯糸Wに
太さむら等がある場合でも緯入れ終了タイミングは各緯
入れ動作ごとにほぼ一定したものとなる。
ここで、上記の実施例では緯糸飛走開始検知器として光
電式の糸センサ22を用いているが、これに代えて張力
式のセンサのほか、第5図に示すように投光器32aと
受光器32bとで組をなす糸センサ32を用いることも
できる。
また、制御形態についても本発明の主旨を逸脱しない範
囲内で変更可能である。例えば、緯糸Wが動き出すタイ
ミングの複数回分の平均値すなわち上記時間差Tの複数
の平均値を求め、この平均値に基づいて電磁弁19の閉
弁時期を決定するいわゆるフィードバック制御を行うこ
ともできる。
この場合、調圧弁21として電空比例制御弁を用い、メ
インノズル3あるいは図示外の補助ノズルに供給する空
気圧を制御するようにしてもよい。
また、係止ビン8の抜はタイミングを変更していわゆる
トータルとしての牽引力を制御してもよい。
発明の効果 以上のように本発明方法によれば、緯糸が係止ピンから
外れたのち実際に飛走を開始するまでの時間を測定し、
この測定結果に基づいて緯入れ力を制御するものである
から、緯糸そのものの性状を加味した制御が行えるよう
になり、特に例えばスパン糸のように太さむら等がある
緯糸の場合でも緯入れ終了タイミングがほぼ一定となる
ため、緯入れミスをなくして機械稼働率の向上と織布品
質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を応用した織機の要部の構成説明図
、第2図は第1図の要部拡大説明図、第3図は第1図の
織機の動作を説明するためのタイミングチャート、第4
図は同じく上記動作を説明するためのフローチャート、
第5図は緯糸飛走開始検知器の他の例を示す構成説明図
である。 1・・・緯糸貯留装置、3・・・メインノズル、5・・
・制御装置、7・・・ドラム、8・・・係止ビン、10
・・・給糸体、15.19・・・電磁弁、22・・・緯
糸飛走開始検知器としての糸センサ、W・・・緯糸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)緯糸貯留装置のドラムに巻き付けた緯糸を、その
    ドラム周面に出入りする係止ピンからの外れ動作により
    緯入れを開始するようにした流体噴射式織機において、
    緯糸が前記係止ピンから外れたのち実際に飛走を開始す
    るまでの時間を測定し、この測定結果に基づいて緯入れ
    力を制御することを特徴とする流体噴射式織機の緯入れ
    制御方法。
JP18083688A 1988-07-20 1988-07-20 流体噴射式織機の緯入れ制御方法 Pending JPH0233351A (ja)

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JP18083688A JPH0233351A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 流体噴射式織機の緯入れ制御方法

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JP18083688A JPH0233351A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 流体噴射式織機の緯入れ制御方法

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JPH0233351A true JPH0233351A (ja) 1990-02-02

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JP18083688A Pending JPH0233351A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 流体噴射式織機の緯入れ制御方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0647688U (ja) * 1992-10-08 1994-06-28 江口産業株式会社 横型ベーンポンプ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61207642A (ja) * 1985-01-30 1986-09-16 ビルミノーレ・オフィシネ・メカニシェ・エッセ・ピ・ア よこ糸供給自動制御装置

Patent Citations (1)

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