JP2701545B2 - ジェットルームにおける緯入れ用圧力制御装置 - Google Patents

ジェットルームにおける緯入れ用圧力制御装置

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JP2701545B2 JP2416813A JP41681390A JP2701545B2 JP 2701545 B2 JP2701545 B2 JP 2701545B2 JP 2416813 A JP2416813 A JP 2416813A JP 41681390 A JP41681390 A JP 41681390A JP 2701545 B2 JP2701545 B2 JP 2701545B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、緯入れ用メインノズル
及び緯入れ用補助ノズルの噴射作用によって緯糸を緯入
れし、検出された緯糸先端到達時期情報に基づいて緯入
れ用メインノズル及び緯入れ用補助ノズルにおける噴射
圧力を制御するジェットルームにおける緯入れ用圧力制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】緯入れ用メインノズルからの圧力エア噴
射によって緯糸を緯入れするジェットルームでは緯糸の
緯入れ状態が圧力エアの圧力設定に大きく左右される。
試織段階で緯糸に適した圧力を設定したとしても実際の
製織段階では緯糸チーズの径、緯糸むら等に起因して緯
糸飛走状態が変動し、最初に設定した圧力では良好な緯
入れを達成出来なくなる場合がある。
【0003】そのため、例えば特公昭64ー3969号
公報では緯入れ用メインノズルへの圧力エア供給経路上
に電気式圧力制御弁を介在すると共に、緯入れ末端側の
緯糸検出器によって検出される緯糸先端の到達時期情報
に基づいて電気式圧力制御弁を駆動制御し、検出される
緯糸先端到達時期を目標到達時期範囲内に収束させるた
めの圧力制御が行われている。
【0004】実公昭63−24147号公報では緯糸測
長貯留装置における緯糸解舒量の検出結果に基づいて緯
入れ用メインノズルへの圧力エア供給経路上に介在され
る電気式圧力制御弁を駆動制御し、緯糸の自由飛走速度
を目標速度範囲内に収束させるための圧力制御が行われ
ている。特開昭61−34259号公報では緯糸測長貯
留装置における検出緯糸解舒終了時期と緯入れ末端にお
ける検出緯糸先端到達時期との差に基づいて緯入れ用メ
インノズルにおける噴射圧制御が行われるようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】緯入れ末端における緯
糸先端到達時期が許容範囲内にある場合でも、緯糸測長
貯留装置における緯糸解舒終了時期が早すぎると緯糸緩
みが生じたり、緯糸先端部がループになって緯入れミス
となる等の問題があるが、緯糸末端における緯糸先端到
達時期のみを検出する特公昭64−3969号公報の噴
射圧制御方式ではこのような問題に対処できない。
【0006】緯入れ末端における緯糸先端到達時期情報
を利用することなく緯入れ始端側に関する所定の緯糸解
舒量の終了時期情報のみから緯入れ末端側に関する緯糸
先端到達時期を目標範囲内に収束させようとする実公昭
63−24147号公報の噴射圧制御方式では制御のた
めの正確性に欠け、良好な目標到達時期への収束のため
の確実性に欠ける。
【0007】緯糸測長貯留装置における検出緯糸解舒終
了時期情報と緯入れ末端における検出緯糸先端到達時期
情報の両者に基づいて緯入れ用メインノズルにおける噴
射圧制御を行なう特開昭61−34259号公報では他
の従来制御方式の欠点をある程度解消することができ
る。しかしながら、緯糸先端到達時期情報を直接的に噴
射圧制御に利用していないために実際の緯糸先端到達時
期を目標到達時期範囲内に収束させるための制御が難し
くなる。しかも、緯入れ用メインノズル側のみの噴射圧
制御では緯入れ後半に対する影響力が小さく、緯糸緩
み、緯糸先端部のループ発生といった問題を確実に解消
することは期待できない。さらに緯入れ用メインノズル
における噴射圧制御のみでは緯入れ用補助ノズルにおけ
る噴射流体消費効率を高めることにも対処できない。
【0008】本発明の目的は緯入れ後半に関係する緯糸
緩み、緯入れミスを確実に解消しつつ噴射流体消費効率
も向上し得るジェットルームにおける緯入れ用圧力制御
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
緯糸測長貯留装置における緯糸解舒終了時期を検出する
緯糸解舒終了時期検出手段と、緯糸先端到達時期を検出
する緯糸先端到達時期検出手段と、緯入れ用メインノズ
ルにおける噴射圧を調整する第1の噴射圧調節手段と、
緯入れ用補助ノズルにおける噴射圧を調整する第2の噴
射圧調節手段と、第1及び第2の噴射圧調節手段の調節
状態を制御する噴射圧制御手段とから緯入れ用圧力制御
装置を構成し、検出された緯糸先端到達時期の遅速に基
づいて緯入れ用メインノズルの噴射圧を増減制御した後
、検出された緯糸先端到達時期と検出された緯糸解舒
終了時期との差が目標値より大きい場合には緯入れ用メ
インノズルにおける噴射圧緯入れ用補助ノズルにおけ
る噴射圧に対する差圧を大きくすべく緯入れ用補助ノズ
ルにおける噴射圧を高め、前記時期差が目標値よりも小
さい場合には前記差圧を小さくすべく緯入れ用補助ノズ
ルにおける噴射圧を下げるように制御する機能を噴射圧
制御手段に付与した。
【0010】
【作用】噴射圧制御手段は、検出された緯糸先端到達時
期が早い場合には緯入れ用メインノズルにおける噴射圧
を低減する方向へ制御し、検出された緯糸先端到達時期
が遅い場合には緯入れ用メインノズルにおける噴射圧を
高める方向へ制御する。このような噴射圧制御を行なっ
た後、噴射圧制御手段は緯糸先端到達時期と緯糸解舒終
了時期との差が目標値よりも大きい場合には前記差圧を
大きくする方向、即ち緯入れ用補助ノズルにおける噴射
圧を高める方向へ制御する。緯糸先端到達時期と緯糸解
舒終了時期との差が目標値よりも小さい場合には前記差
圧を小さくする方向、即ち緯入れ用補助ノズルにおける
噴射圧を下げる方向へ制御する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図3に基づいて説明する。1は巻付方式の緯糸測長貯留
装置であり、緯糸測長貯留装置1の糸巻付面1a上への
糸巻付け及び糸巻付面1aからの緯糸引き出し解舒は電
磁ソレノイド2の係止ピン2aの出没動作によって制御
される。電磁ソレノイド2の励消磁は制御コンピュータ
1 の指令制御によって行われ、制御コンピュータC1
は緯糸解舒検出器3からの緯糸解舒検出情報に基づいて
電磁ソレノイド2の励消磁を制御する。
【0012】緯入れ用メインノズル4の噴射作用によっ
て糸巻付面1aから引き出し射出された緯糸Yは複数の
緯入れ用補助ノズル群5,6,7,8のリレー噴射へと
受け継がれ、緯入れが良好に行われた場合には所定の機
台回転角度範囲にて緯糸Yが緯糸検出器9によって検出
される。緯糸検出器9からの緯糸有無検出信号は制御コ
ンピュータC1 に入力され、制御コンピュータC1は緯
糸有無検出信号に基づいて織機の運転継続及び停止のい
ずれかを選択する。
【0013】緯入れ用メインノズル4における緯入れ用
圧力エア噴射は電磁バルブV1 の開閉により制御され、
緯入れ用補助ノズル群5〜8における緯入れ用圧力エア
噴射は電磁バルブV2,3,4,5 の開閉により制御さ
れる。電磁バルブV1 は圧力エア供給タンク10に接続
されており、電磁バルブV2 〜V5 は圧力エア供給タン
ク11に接続されている。各圧力エア供給タンク10,
11は電気式圧力制御弁12,13を介して元圧タンク
14に接続されている。
【0014】各電磁バルブV1 〜V5 の開閉制御は制御
コンピュータC1 からの指令により行われ、制御コンピ
ュータC1はロータリーエンコーダ15からの機台回転
角度検出信号に基づいて電磁バルブV1 〜V5 の開閉を
指令する。この指令データは制御コンピュータC1 のデ
ータメモリに入力設定されており、制御コンピュータC
1 はこれら各データ及びプログラムメモリに入力設定さ
れている緯入れ制御プログラムに基づいて緯入れ制御指
令を遂行する。
【0015】圧力エア供給タンク10,11には圧力検
出器16,17が接続されており、圧力検出器16,1
7からの圧力検出情報は制御コンピュータC2 に入力さ
れる。制御コンピュータC2 は圧力検出器16,17か
らの圧力情報に基づいて圧力制御弁12,13のフィー
ドバック制御を行う。制御コンピュータC2 は図3に示
す圧力制御プログラムに基づいて電気式圧力制御弁1
2,13の駆動制御、即ち緯入れ用メインノズル4及び
緯入れ用補助ノズル群5〜8における噴射圧制御を行な
う。以下にこの噴射圧制御を説明する。
【0016】制御コンピュータC2 は緯糸解舒検出器3
から得られる緯糸解舒終了時期TBWn 及び緯糸検出器
9から得られる緯糸先端到達時期TWn を所定数n毎に
サンプリングし、緯糸先端到達時期TWn の平均値〈T
W〉n を算出する。緯糸Yの目標先端到達時期TW0
検出された緯糸先端到達時期の平均値〈TW〉n との差
(TW0 −〈TW〉n )の絶対値が許容差ρ以下であれ
ば緯入れ用メインノズル4における噴射圧PM を前のま
まに維持し、差(TW0 −〈TW〉n )の絶対値が許容
差ρを越える場合には緯入れ用メインノズル4における
噴射圧PM を変更制御する。〈TW〉n −TW0 >ρの
場合、即ち緯糸先端到達が遅過ぎる場合には緯入れ用メ
インノズル4における噴射圧PM は高められ、〈TW〉
n −TW 0 <−ρの場合、即ち緯糸先端到達が早過ぎる
場合には緯入れ用メインノズル4における噴射圧PM
下げられる。
【0017】緯入れ用メインノズル4における噴射圧制
御後、制御コンピュータC2 は図2に示す曲線fに基づ
いて緯入れ用補助ノズル群5〜8における噴射圧を制御
する。図2の縦軸は検出された緯糸先端到達時期TWと
検出された緯糸解舒終了時期TBWとの差の平均値〈T
W−TBW〉n を表し、横軸は緯入れ用メインノズル4
における噴射圧PM 緯入れ用補助ノズル群5〜8にお
ける噴射圧PS に対する差圧Pfを表す。即ち、曲線f
は平均値〈TW−TBW〉n と差圧Pfとを対応付ける
関数であり、この関数fは実験結果から得られる。図2
のグラフから明らかなように差圧Pfが値Pβまで増加
する間では緯糸先端到達時期TWと緯糸解舒終了時期T
BWとの差の平均値〈TW−TBW〉n は減少してゆ
き、差圧Pβ以後では一定値βとなる。
【0018】織幅、機台回転速度、緯糸種類等の条件か
ら差〈TW−TBW〉n =αが緯入れに最も適している
場合、入力装置18によって差〈TW−TBW〉n =α
を入力しておけば制御コンピュータC2 は差αを目標値
として緯入れ用補助ノズル群5〜8の噴射圧制御を行な
う。即ち、検出された差〈TW−TBW〉n と目標差α
との差が許容差δ以内であれば緯入れ用補助ノズル群5
〜8の噴射圧を前のままに維持し、差〈TW−TBW〉
n と目標差αとの差が許容差δを越える場合には緯入れ
用補助ノズル群5〜8の噴射圧を変更制御する。この実
施例では緯入れ用補助ノズル群5〜8における噴射圧P
S が緯入れ用メインノズル4における噴射圧PM よりも
大きく設定してあるが、この逆の大小関係の場合も勿論
あり得る。
【0019】〈TW−TBW〉n −α>δの場合、即ち
緯入れ用メインノズル4における噴射圧PM 緯入れ用
補助ノズル群5〜8における噴射圧PS に対する差圧P
fが大き過ぎる場合には緯入れ用補助ノズル群5〜8に
おける噴射圧PS =PM +Pfは減圧方向へ制御され
る。この減圧は差圧Pfに関して行われ、緯入れ用メイ
ンノズル4の噴射圧PM が変更されることはない。〈T
W−TBW〉n −α>δの場合、即ち緯入れ用メインノ
ズル4における噴射圧PM 緯入れ用補助ノズル群5〜
8における噴射圧PS に対する差圧Pfが小さ過ぎる場
合には緯入れ用補助ノズル群5〜8における噴射圧PS
=PM +Pfは昇圧方向へ制御される。この昇圧も差圧
Pfに関して行われ、緯入れ用メインノズル4の噴射圧
M が変更されることはない。
【0020】緯入れ用メインノズル4及び緯入れ用補助
ノズル群5〜8における噴射圧制御は緯糸先端到達時期
TW及び緯糸解舒終了時期TBWの所定数nのサンプリ
ング毎に繰り返される。緯入れ用メインノズル4におけ
る噴射圧PMは緯入れ初期の緯糸飛走速度を決定し、主
としてこの緯入れ初期の緯糸飛走速度が緯糸先端到達時
期TWを左右する。従って、緯糸先端到達時期TWの検
出結果に基づいて緯入れ用メインノズル4における噴射
圧PM を制御することによって検出される緯糸先端到達
時期TWを目標範囲に精度よく収束させることができ
る。
【0021】緯入れ用メインノズル4における噴射圧P
M を特定した状態における緯入れ用補助ノズル群5〜8
の噴射圧PS は緯入れ後半における緯糸姿勢を大きく左
右する。即ち、緯糸緩み発生状況、あるいはループ形成
といった緯入れミス発生状況を左右する。従って、緯糸
尖端到達時期TWと緯糸解舒終了時期TBWとの検出差
に基づいて噴射圧PS に対する噴射圧P M 差を制御す
ること、即ち緯入れ用補助ノズル群5〜8の噴射圧PS
を制御することによって緯糸緩み、ループ形成を防止す
ることができる。
【0022】このような防止作用を達成することを前提
とした流体噴射流量は曲線fに基づいて決定される。即
ち、〈TW−TBW〉n の目標値を一旦設定すれば緯入
れ用メインノズル4及び緯入れ用補助ノズル群5〜8に
おける噴射流量は特定されることになり、不必要な噴射
流体消費の余地はない。特に、〈TW−TBW〉n の目
標値がβの場合には噴射圧PS に対する噴射圧P M
圧はPβであればよく、必要最小限の噴射流体消費でも
って良好な緯入れを達成することができる。
【0023】本発明は勿論前記実施例にのみ限定される
ものではなく、例えば図4のフローチャートで示すよう
に〈TW−TBW〉n が安定的に許容差δ以内であれば
差圧Pfを目標差圧Pαに向けて変更するようにしても
よく、このような噴射圧制御によって噴射流体消費効率
を更に向上することができる。又、差圧Pfの変更制御
のために〈TW−TBW〉n とαとの差を見る代わりに
Pf(〈TW−TBW〉n )とPαとの差を見るように
した実施例も可能である。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、緯糸先端
到達時期の遅速に基づいて緯入れ用メインノズルにおけ
る噴射圧を増減制御した後、緯糸先端到達時期と緯糸解
舒終了時期との差が目標値より大きい場合には緯入れ用
メインノズルにおける噴射圧の緯入れ用補助ノズルにお
ける噴射圧に対する差圧を大きくすべく緯入れ用補助ノ
ズルにおける噴射圧を高め、前記時期差が目標値よりも
小さい場合には前記差圧を小さくすべく緯入れ用補助ノ
ズルにおける噴射圧を制御するようにしたので、次のよ
うな効果がある。すなわち、緯糸先端到達時期の目標制
御を大きく左右する緯入れ用メインノズルにおける噴射
圧制御、及び緯糸緩み防止、緯入れミス防止を左右する
緯入れ用補助ノズルにおける噴射圧制御がいずれも的確
に行われ、不必要な噴射流体消費を伴うことなく良好な
緯入れ制御を達成し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】緯入れ装置と圧力制御回路との組合せ図であ
る。
【図2】緯糸先端到達時期と緯糸解舒終了時期との差
と、緯入れ用メインノズルと緯入れ用補助ノズルとの噴
射圧差との関係を示すグラフである。
【図3】緯入れ用圧力制御プログラムを表すフローチャ
ートである。
【図4】別例の緯入れ用圧力制御プログラムを表すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
4 ・・・緯入れ用メインノズル、3 ・・・緯糸解舒終了時期
検出手段としての緯糸解舒検出器、5〜8 ・・・緯入れ用
補助ノズル群、9 ・・・緯糸先端到達時期検出手段として
の緯糸検出器、12,13 ・・・噴射圧調節手段としての
電気式圧力制御弁、C2 ・・・噴射圧制御手段としての制
御コンピュータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緯入れ用メインノズル及び緯入れ用補助
    ノズルの噴射作用によって緯糸を緯入れし、検出された
    緯糸先端到達時期情報に基づいて緯入れ用メインノズル
    における噴射圧力を制御するジェットルームにおいて、 緯糸測長貯留装置における緯糸解舒終了時期を検出する
    緯糸解舒終了時期検出手段と、 緯糸先端到達時期を検出する緯糸先端到達時期検出手段
    と、 緯入れ用メインノズルにおける噴射圧を調整する第1の
    噴射圧調節手段と、 緯入れ用補助ノズルにおける噴射圧を調整する第2の噴
    射圧調節手段と、 第1及び第2の噴射圧調節手段の調節状態を制御する噴
    射圧制御手段とからなり、 検出された緯糸先端到達時期の遅速に基づいて緯入れ用
    メインノズルの噴射圧を増減制御した後に、検出された
    緯糸先端到達時期と検出された緯糸解舒終了時期との差
    が目標値より大きい場合には緯入れ用メインノズルにお
    ける噴射圧緯入れ用補助ノズルにおける噴射圧に対す
    る差圧を大きくすべく緯入れ用補助ノズルにおける噴射
    圧を高め、前記時期差が目標値よりも小さい場合には前
    記差圧を小さくすべく緯入れ用補助ノズルにおける噴射
    圧を下げるように制御する機能を噴射圧制御手段に付与
    したジェットルームにおける緯入れ用圧力制御装置。
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