JPH0231687Y2 - - Google Patents

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JPH0231687Y2
JPH0231687Y2 JP6144687U JP6144687U JPH0231687Y2 JP H0231687 Y2 JPH0231687 Y2 JP H0231687Y2 JP 6144687 U JP6144687 U JP 6144687U JP 6144687 U JP6144687 U JP 6144687U JP H0231687 Y2 JPH0231687 Y2 JP H0231687Y2
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screw
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JP6144687U
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、耐震を考慮したシステム天井用の
照明器具に関するものである。すなわち、近年ビ
ル内における部屋の天井の照明器具は、天井に平
行して設置、吊下された断面略逆T字形の所謂
「T型バー」の両側縁に、照明器具の両側下端部
を密着するようにして設けられているが、この考
案はかかるT型バーに設置する照明器具に関する
ものである。
(従来の技術) この種の照明器具については、単にT型バーに
載置されるだけではなく、地震等によつてT型バ
ーが震動した場合であつても、照明器具が該T型
バーから落下しないように適宜の手段で固定自在
な構造であることが要求される。
施工終了後の器具の取り外しにあたつては、照
明器具から手を通して天井面側から行うという煩
雑さを避けるため、下側、すなわち照明器具の下
方から当該取り外し作業が行える構成であること
が望ましい。
これらの要請を充たす従来の技術としては、例
えば、実公昭53−26058号公報に記載された「落
し込み器具の取付装置」がある。かかる従来技術
は、まず器具本体の外側部に外下方へ延出するよ
うに取付金具を取着し、この取付金具に固着させ
る板ばねに、自体の上端部に係合段部を有するス
トツパーを回転自在に枢支せしめ、前記板ばねの
上方弾発状態において、チヤンネル材(T型バ
ー)の下端部の溝部に前記取付金具の下端部を上
側から嵌入するとともに、チヤンネル材の上端部
の段部に前記ストツパーの係合段部を下側より係
合したものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらかかる従来技術によれば、まず器
具本体の外側部に取付金具を取着しなければなら
ない。さらにこの取付金具はストツパーの回転ス
ペースを確保するため、器具本体の外側部に外側
部に外下方へ延出するように取着されるが、T型
バーは予め所定幅にて平行して設置されているた
め、器具本体はその両側に設ける取付金具の延出
分だけ設計上制限を受ける。例えば、延出分の幅
だけ器具本体の幅を小さくすることが余儀なくさ
れる。
また、T型バーとの係合を直接担うストツパー
は取付金具に設けた板ばねに枢支されるという構
造で、全体として複雑な構成である。しかも板ば
ねの多少の変形、弾性の変化によつてもストツパ
ー回転軌跡は影響を受け、T型バーとの係合、離
脱がスムーズに行えない事も充分予想されるとこ
ろである。
さらに、ストツパーと板ばねとの枢支箇所は取
付金具の上方、すなわち天井側に在り、これを操
作するには取付金具に適宜の孔を穿ち、この孔を
介してドライバー等で行わなければならず、意外
と面倒である。
(問題点を解決するための手段) この考案はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、簡単な板ばねと、ネジ体を照明器具本体の外
側下端部に設けて問題点の解決を図るものであ
る。
而してその具体的構成について言うと、常態
時、すなわち付勢力を持たない状態においては、
自体の全面がほぼ照明器具本体の外側壁に接触す
るように、板ばねの下方部を当該外側壁下端部外
側に固定する。かかる固定は溶接等による完全な
固着、あるいは適宜の溝に差込む等による係止等
に拠つても構わない。さらに外側壁内方から螺貫
自在なネジ体を外側壁下端部に設け、外側壁下端
をT型バーの下部基板面上に密着したとき、螺貫
して突出されるネジ体の先端部によつて押圧され
る板ばねの、当該上方端が少なくとも、T型バー
の上部にある係合段部の下方に位置するように構
成したものである。
(作用) ネジ体の先端部によつて押圧されて、T型バー
上部の係合段部の下方に板ばねの上方端が位置す
ると、照明器具本体の外側壁下端はT型バー下部
の基板に接着されているから、T型バーが上下に
震動して器具本体が上昇しようとしても、器具本
体の外側壁に設けられている板ばねの上方端が、
T型バーの係合段部下面につきあたるので、その
結果、器具本体はT型バーと殆ど一体の動きをな
すことになり、T型バーから落下することは防止
されるのである。
なお、交換、修理にあたつて、器具本体をT型
バーから外す際は、板ばねを押圧しているネジ体
をゆるめれば、板ばねは自体の弾性による復帰力
によつて、外側壁側へと戻り、これとほぼ全面が
接触し、その結果、この板ばねは器具本体を持ち
上げる際の障害とはならない。
一方、外側壁下端はT型バーの基体上にこれと
密着しており、また、外側壁自身にはネジ体が螺
貫しているだけなので、天井面との遮断性、すな
わち密閉性は確保される。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図について説明す
る。
1は器具本体2の外側壁であり、この外側壁1
の下端は外方に折曲加工されて溝3が形成されて
いる。4は天井から吊下されるT型バーであり、
各T型バー4,4は相互に平行である。
T型バー4の上方には係合段部5があり、また
一方、下方には水平方向に突出する基板6が位置
している。
溝3内には、板ばね7の下端が納入されてお
り、さらに外側壁1の内方から螺貫されるビス8
の先端部が板ばね7の上方付近と当接する。この
板ばね7の長さは、T型バー4における係合段部
5と基板6間の距離よりもやや短い程度である。
9は配線ダクトである。なお10は器具本体2の
重量受け部である。
本実施例は以上の如き構成であり、T型バー4
に設置する際は、まずビス8を回して先端部を外
側壁1から突出させて板ばね7の上方を傾けさせ
る。傾ける程度は、平面からみて、板ばね7の上
方先端が係合段部5にかかる程度である。
このとき例えば、予めビス8の長さと、かかる
傾度とを適当に設定し、ビス8をいつぱいに締付
けると、板ばね7がかかる傾度に至るようにして
おけば便利である。またビス8に替えて、手で締
付けることができる適宜のネジ体を用いれば、作
業時にドライバー等はもちろん不要である。
而して、そのあと器具本体2を第1図中の矢印
方向に降ろし、各外側壁1の下端面を夫々T型バ
ー4の基板6の上に設置させる。そうすると、板
ばね7は途中で一旦係合段部5の側面に当接する
が、係合段部5を通過すると、板ばね7の弾性に
より板ばね7は元の傾いた状態に戻り、その上方
先端は係合段部5下面に位置する。
なお、かかる状態は、板ばね7が弾性によつて
T型バー4に接触したときのシヨツク音によつて
確認できる。器具本体の大部分の重量は受量受け
部10によりうけるので、基板6が回動すること
はない。
このようにして板ばね7がT型バー4上部の係
合段部5の下方に位置すれば、地震等によつてT
型バー4が上下動しても器具本体2はT型バー4
から落下することはないのである。かかる作用効
果から鑑みると、もちろんビス8の締付けは、器
具本体2をT型バー4に設置した後に行なつても
もちろん構わない。すなわち、T型バー4に載置
した後に板ばね7を押圧してもよい。
而して、器具本体2をT型バー4から取り外す
際は、第3図に示したようにビス8をゆるめて、
その先端部を外側壁1の内方へ引込めて、板ばね
7を外側壁1側へと戻せば、そのあと第3図中の
矢印方向へと、そのまま器具本体を持ち上げれば
よい。
第4図は他の実施例を示し、器具本体12の外
側壁11の外側下端付近に板ばね17の下端部を
固着し、ビス18を外側壁の内方から螺貫させ、
その先端部を板ばね17の中央より上方部分に当
接自在としたものである。その他の作用効果等は
前出実施例と同様であるが、常態時における板ば
ね17の外側壁11への接触性はより高まつてい
る。
(考案の効果) この考案によれば、まず全体として構造が簡易
であり、照明器具本体の外側壁に取付けるのはネ
ジ体及び板ばねだけで済むから、照明器具本体の
設計上影響は殆どなく、自由度は大きい。
作用的にみても、単に板ばねをT型バー側へネ
ジ体によつて押圧しているという簡明な仕組であ
つて、板ばねが多少変形しても作動状況に支障は
ない。
ドライバー等は必ずしも必要でなく、手作業に
て簡単に据付、設置及び取外しが可能である。
【図面の簡単な説明】
各図はいずれも実施例に関する図であり、第1
図は正面説明図、第2図は要部説明図、第3図は
正面説明図、第4図は他の実施例の要部説明図で
ある。 なお図中、1は外側壁、2は器具本体、3は
溝、4はT型バー、5は係合段部、6は基板、7
は板ばね、8はビス、9は配線ダクト、10は器
具本体の重量受け部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 常態時には照明器具本体の外側壁に自体の全面
    がほぼ接触するように、板ばねの下方部を当該外
    側壁下端部に固定し、さらに外側壁内方から螺貫
    自在なネジ体を外側壁下端部に設け、外側壁下端
    をT型バーの下部基板面上に接着したとき、螺貫
    して突出されるネジ体の先端部によつて押圧され
    た板ばねの、当該上方端が少なくとも、T型バー
    の上部にある係合段部の下方に位置する如く構成
    したことを特徴とする、システム天井用照明器
    具。
JP6144687U 1987-04-24 1987-04-24 Expired JPH0231687Y2 (ja)

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JP6144687U JPH0231687Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24

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JP6144687U JPH0231687Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24

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Publication Number Publication Date
JPS63168917U JPS63168917U (ja) 1988-11-02
JPH0231687Y2 true JPH0231687Y2 (ja) 1990-08-28

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