JP2544940Y2 - ダウンライト - Google Patents
ダウンライトInfo
- Publication number
- JP2544940Y2 JP2544940Y2 JP5808791U JP5808791U JP2544940Y2 JP 2544940 Y2 JP2544940 Y2 JP 2544940Y2 JP 5808791 U JP5808791 U JP 5808791U JP 5808791 U JP5808791 U JP 5808791U JP 2544940 Y2 JP2544940 Y2 JP 2544940Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting bracket
- lifter
- auto
- flange
- locking spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、ダウンライトに関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来のダウンライトを示したもの
である。５０は器具本体で、アーム５１、天板５２、枠
５３等で構成される。この器具本体５０の上部には、照
明灯５４を昇降させるオートリフタ５５が取付けてあ
る。照明灯５４は、ランプ５６、ソケット５７、反射板
５８等で構成され、器具本体５０に装着される。なお、
５９はアース端子、６０はランプ用端子台、６１は昇降
操作用端子台である。
である。５０は器具本体で、アーム５１、天板５２、枠
５３等で構成される。この器具本体５０の上部には、照
明灯５４を昇降させるオートリフタ５５が取付けてあ
る。照明灯５４は、ランプ５６、ソケット５７、反射板
５８等で構成され、器具本体５０に装着される。なお、
５９はアース端子、６０はランプ用端子台、６１は昇降
操作用端子台である。
【０００３】施工時には、オートリフタ５５を器具本体
５０に取付けたままで、天井６２に設けた埋込孔６３よ
り挿入して固定する（図７）。
５０に取付けたままで、天井６２に設けた埋込孔６３よ
り挿入して固定する（図７）。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ダウン
ライトによっては、図６に示すように、オートリフタ５
５が埋込孔６３よりはみ出している場合がある。この場
合、オートリフタ５５を埋込孔６３に通過させるために
は、図７に示すように、器具本体５０にくびれ部分６４
を形成し傾ける必要がある。くびれ部分６４の寸法Ａ
は、天井６２の厚さ等に関係して一定長さ以上にする必
要があるため、器具本体５０が高くなるという問題点が
あった。
ライトによっては、図６に示すように、オートリフタ５
５が埋込孔６３よりはみ出している場合がある。この場
合、オートリフタ５５を埋込孔６３に通過させるために
は、図７に示すように、器具本体５０にくびれ部分６４
を形成し傾ける必要がある。くびれ部分６４の寸法Ａ
は、天井６２の厚さ等に関係して一定長さ以上にする必
要があるため、器具本体５０が高くなるという問題点が
あった。
【０００５】また、上記のようにオートリフタ５５を器
具本体５０に取付けたままで作業するため、オートリフ
タ５５の部分が重く、不安定でやり難いという問題点が
あった。したがって、この考案の目的は、器具本体の高
さを低くでき、施工が容易なダウンライトをを提供する
ことである。
具本体５０に取付けたままで作業するため、オートリフ
タ５５の部分が重く、不安定でやり難いという問題点が
あった。したがって、この考案の目的は、器具本体の高
さを低くでき、施工が容易なダウンライトをを提供する
ことである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この考案のダウンライト
は、天井の埋込孔の上方に垂下した吊ボルトにて吊持さ
れた門形の器具本体と、この器具本体の両側片の内面に
摺動可能なフランジが両端に形成され照明灯を昇降させ
るオートリフタを取付けた取付金具とを備え、前記両側
片の内側に突没可能な係止ばねを設け、この係止ばねで
前記取付金具のフランジを支持したものである。
は、天井の埋込孔の上方に垂下した吊ボルトにて吊持さ
れた門形の器具本体と、この器具本体の両側片の内面に
摺動可能なフランジが両端に形成され照明灯を昇降させ
るオートリフタを取付けた取付金具とを備え、前記両側
片の内側に突没可能な係止ばねを設け、この係止ばねで
前記取付金具のフランジを支持したものである。
【０００７】
【作用】器具本体だけを埋込孔から挿入して吊ボルトに
取付ける。つぎに、オートリフタを取付けた取付金具を
埋込孔から挿入して押し上げる。このとき、埋込孔の大
きさに応じて取付金具（オートリフタ）を傾けるなどし
て埋込孔を通過させる。そして、取付金具のフランジを
器具本体の側片に摺動させつつ押し上げて、内側に突出
した係止ばねをフランジで一旦押し込む。さらに、取付
金具を押し上げることにより係止ばねが復帰し、この係
止ばねによって取付金具を仮支持することができる。
取付ける。つぎに、オートリフタを取付けた取付金具を
埋込孔から挿入して押し上げる。このとき、埋込孔の大
きさに応じて取付金具（オートリフタ）を傾けるなどし
て埋込孔を通過させる。そして、取付金具のフランジを
器具本体の側片に摺動させつつ押し上げて、内側に突出
した係止ばねをフランジで一旦押し込む。さらに、取付
金具を押し上げることにより係止ばねが復帰し、この係
止ばねによって取付金具を仮支持することができる。
【０００８】
【実施例】この考案の一実施例のダウンライトを図１な
いし図４に基づいて説明する。このダウンライトは、器
具本体１と、オートリフタ２を取付けた取付金具３と、
オートリフタ２にて昇降する照明灯４とを備えている。
器具本体１は、上片６と左右両側片７，７で門形に形成
され、天井２３の埋込孔２４の上方に垂下した吊ボルト
８に吊持されるようにだるま形状のボルト取付孔９が上
片６に穿設してある。また、図３に示すように、側片７
は両端縁にガイド１０を有し、内側に突没可能な弾性材
からなる係止ばね１１を設けている。具体的には、係止
ばね１１は、取付部１２と、この取付部１２より上方に
向かって内側へ傾斜した弾性変形部１３と、この弾性変
形部１３の上端を略水平に折返した支持部１４とを有す
る。支持部１４はさらに上方へ折曲げられ、当接部１５
が形成される。また、側片７の上部の所定位置に孔部１
６が穿設され、弾性変形部１３および支持部１４がこの
孔部１６に外側から嵌め込まれる。また、係止ばね１１
の取付部１２を孔部１６の下方に、固着具（図示せず）
で取付ける。１７…はこの固着具を挿通する孔である。
この状態で当接部１５は孔部１６の上方の側片７の外面
に当接する。また、孔部１６の上方で当接部１５よりも
上側に固定ねじ挿通孔１８が設けてある。２２は枠で、
側片７の下端に固着してある。
いし図４に基づいて説明する。このダウンライトは、器
具本体１と、オートリフタ２を取付けた取付金具３と、
オートリフタ２にて昇降する照明灯４とを備えている。
器具本体１は、上片６と左右両側片７，７で門形に形成
され、天井２３の埋込孔２４の上方に垂下した吊ボルト
８に吊持されるようにだるま形状のボルト取付孔９が上
片６に穿設してある。また、図３に示すように、側片７
は両端縁にガイド１０を有し、内側に突没可能な弾性材
からなる係止ばね１１を設けている。具体的には、係止
ばね１１は、取付部１２と、この取付部１２より上方に
向かって内側へ傾斜した弾性変形部１３と、この弾性変
形部１３の上端を略水平に折返した支持部１４とを有す
る。支持部１４はさらに上方へ折曲げられ、当接部１５
が形成される。また、側片７の上部の所定位置に孔部１
６が穿設され、弾性変形部１３および支持部１４がこの
孔部１６に外側から嵌め込まれる。また、係止ばね１１
の取付部１２を孔部１６の下方に、固着具（図示せず）
で取付ける。１７…はこの固着具を挿通する孔である。
この状態で当接部１５は孔部１６の上方の側片７の外面
に当接する。また、孔部１６の上方で当接部１５よりも
上側に固定ねじ挿通孔１８が設けてある。２２は枠で、
側片７の下端に固着してある。
【０００９】取付金具３は、図３に示すように、両端に
フランジ１９，１９を形成した板状で、上面にオートリ
フタ２を取付けることができるように取付孔２０…が穿
設してある。これら一対のフランジ１９，１９は、固定
ねじ挿通孔２８を有し器具本体１の両側片７，７の内面
に摺動可能なようにその間隔が設定される。また、中央
の孔２１は、オートリフタ２の昇降用ワイヤ等を挿通す
るために設けたものである。
フランジ１９，１９を形成した板状で、上面にオートリ
フタ２を取付けることができるように取付孔２０…が穿
設してある。これら一対のフランジ１９，１９は、固定
ねじ挿通孔２８を有し器具本体１の両側片７，７の内面
に摺動可能なようにその間隔が設定される。また、中央
の孔２１は、オートリフタ２の昇降用ワイヤ等を挿通す
るために設けたものである。
【００１０】照明灯４は、ランプ２５、ソケット２６、
反射板２７等を有し、取付金具３を介して器具本体１に
支持される。つぎに、このダウンライトの施工手順につ
いて説明する。すなわち、器具本体１だけを埋込孔２４
から挿入してボルト取付孔９を吊ボルト８に取付ける。
つぎに、図４に示すように、オートリフタ２を取付けた
取付金具３を埋込孔２４から挿入して押し上げる。この
とき、オートリフタ２が埋込孔２４よりはみ出る場合に
は、これを二点鎖線で示すように傾けて埋込孔２４を通
過させる。そして、取付金具３のフランジ１９を、ガイ
ド１０を案内にして器具本体１の側片７に摺動させつつ
押し上げる。フランジ１９が係止ばね１１の位置に達す
ると、フランジ１９が弾性変形部１３を押圧してこの部
分を一旦外側へ押し込む。さらに取付金具３を押し上げ
ることにより弾性変形部１３が復帰し、内側に突出した
支持部１４でフランジ１９が仮支持される。この状態
で、固定ねじ２９を固定ねじ挿通孔１８，２８に挿通し
て取付金具３を器具本体１に固定する。
反射板２７等を有し、取付金具３を介して器具本体１に
支持される。つぎに、このダウンライトの施工手順につ
いて説明する。すなわち、器具本体１だけを埋込孔２４
から挿入してボルト取付孔９を吊ボルト８に取付ける。
つぎに、図４に示すように、オートリフタ２を取付けた
取付金具３を埋込孔２４から挿入して押し上げる。この
とき、オートリフタ２が埋込孔２４よりはみ出る場合に
は、これを二点鎖線で示すように傾けて埋込孔２４を通
過させる。そして、取付金具３のフランジ１９を、ガイ
ド１０を案内にして器具本体１の側片７に摺動させつつ
押し上げる。フランジ１９が係止ばね１１の位置に達す
ると、フランジ１９が弾性変形部１３を押圧してこの部
分を一旦外側へ押し込む。さらに取付金具３を押し上げ
ることにより弾性変形部１３が復帰し、内側に突出した
支持部１４でフランジ１９が仮支持される。この状態
で、固定ねじ２９を固定ねじ挿通孔１８，２８に挿通し
て取付金具３を器具本体１に固定する。
【００１１】以上のように器具本体１とオートリフタ２
を別々に取付けることができるので、器具本体１にくび
れ部分を設ける必要はなく器具高さを低くできる。ま
た、このようにオートリフタ２を後付けするため、オー
トリフタ２の取付け時において器具本体１の重量が軽減
され、施工が容易になる。また、この実施例では、器具
本体１にガイド１０を設けているので、取付金具３のフ
ランジ１９が位置決めされ、押し上げ作業がやりやすく
なる。
を別々に取付けることができるので、器具本体１にくび
れ部分を設ける必要はなく器具高さを低くできる。ま
た、このようにオートリフタ２を後付けするため、オー
トリフタ２の取付け時において器具本体１の重量が軽減
され、施工が容易になる。また、この実施例では、器具
本体１にガイド１０を設けているので、取付金具３のフ
ランジ１９が位置決めされ、押し上げ作業がやりやすく
なる。
【００１２】
【考案の効果】この考案のダウンライトによれば、器具
本体だけを埋込孔から挿入して吊ボルトに取付け、取付
金具と一体になったオートリフタを後から取付けること
ができる。したがって、器具本体にくびれ部分を設ける
必要はなく器具高さを低くできる。また、取付金具の器
具本体への取付けにおいては、そのフランジを器具本体
の側片に摺動させつつ押し上げて、内側に突出した係止
ばねをフランジで一旦押し込み、さらに取付金具を押し
上げることにより係止ばねが復帰し、この係止ばねによ
ってフランジを仮支持することができる。このため、取
付金具の固定が容易になる。また、器具本体の重量が軽
減されるため、押し上げ作業がやりやすくなる。
本体だけを埋込孔から挿入して吊ボルトに取付け、取付
金具と一体になったオートリフタを後から取付けること
ができる。したがって、器具本体にくびれ部分を設ける
必要はなく器具高さを低くできる。また、取付金具の器
具本体への取付けにおいては、そのフランジを器具本体
の側片に摺動させつつ押し上げて、内側に突出した係止
ばねをフランジで一旦押し込み、さらに取付金具を押し
上げることにより係止ばねが復帰し、この係止ばねによ
ってフランジを仮支持することができる。このため、取
付金具の固定が容易になる。また、器具本体の重量が軽
減されるため、押し上げ作業がやりやすくなる。
【図１】この考案の一実施例のダウンライトの正面図で
ある。
ある。
【図２】吊ボルトを省略した図１の平面図である。
【図３】器具本体と取付金具の分解斜視図である。
【図４】施工説明図である。
【図５】従来例の正面図である。
【図６】図５の平面図である。
【図７】従来例の施工説明図である。
【符号の説明】 １ 器具本体 ２ オートリフタ ３ 取付金具 ４ 照明灯 ７ 側片 ８ 吊ボルト １１ 係止ばね １９ フランジ ２４ 埋込孔
Claims (1)
- 【請求項１】 天井の埋込孔の上方に垂下した吊ボルト
にて吊持された門形の器具本体と、この器具本体の両側
片の内面に摺動可能なフランジが両端に形成され照明灯
を昇降させるオートリフタを取付けた取付金具とを備
え、前記両側片の内側に突没可能な係止ばねを設け、こ
の係止ばねで前記取付金具のフランジを支持したことを
特徴とするダウンライト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5808791U JP2544940Y2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | ダウンライト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5808791U JP2544940Y2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | ダウンライト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0511215U JPH0511215U (ja) | 1993-02-12 |
| JP2544940Y2 true JP2544940Y2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=13074153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5808791U Expired - Lifetime JP2544940Y2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | ダウンライト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2544940Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP5808791U patent/JP2544940Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0511215U (ja) | 1993-02-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |