JP3631013B2 - カーテンレール装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、支持材とレール材とを備えたカーテンレール装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来のカーテンボックスは図4の如く、躯体に予め固定した支持材1の係合部3に、レール材2の被係合部4を係合した後、レール材2の下側から支持材1にネジNを螺入して固定するか、実開昭62−24786号公報の如く、躯体に取付けた受金具12の保持部12b,12eに、カーテンレール枠13の差込部13c,13dを嵌込んだ後、受金具12より差込部13dに向けて抑えボルト14を螺入し、カーテンレール枠13の離脱を防ぐか、実開平6−5581号公報の如く、躯体に取付けたカーテンレール支持金具10の第一の掛合爪13に、カーテンレール本体20の第二の掛合爪24を嵌込んだ後、支持金具10に設けたストッパ40を回転して、カーテンレール本体20の離脱を防いでいたが、何れもカーテンレールの嵌込み作業の後から、ボルトの螺入、或いはストッパの回転作業を必要とした。
そこでこの発明は、従来技術の備えるこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、支持材に対してレール材をワンタッチで取付けることのできるカーテンレール装置を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のカーテンレール装置は、躯体に予め固定する支持材と、レール材とを備え、支持材はレール材側に係合部を設け、レール材は支持材側に被係合部を設け、支持材とレール材のうちの一方の部材に、板バネと、凹部とを設け、板バネは、先端部を凹部の範囲内において他方の部材に当接する位置まで傾斜しておくと共に上下方向に変位して凹部内に一旦退避可能な自由端部としたものであり、係合部に被係合部が係合するときに、板バネが他方の部材に当接して上下方向に変位して一方の部材の凹部に退避し、支持材が係合部と被係合部の係合によりレール材を支持したときに、弾力で復帰して他方の部材に係止し、レール材の室内方向への移動を規制することを特徴とする。
【0004】
【発明の実施の形態】
本発明によるカーテンレール装置の第一実施形態を図1と図2に基づき説明すれば、躯体Wに予め固定する支持材1と、支持材1に装着するレール材2とを備え、支持材1はレール材2側に係合部3を設け、レール材2は支持材1側に被係合部4を設け、支持材1とレール材2との間に弾性部材5を設け、支持材1が係合部3と被係合部4の係合によりレール材2を支持したときに、弾性部材5が係合部3と被係合部4の係合の解除方向にレール材2を移動不能に規制する。
即ち、支持材1とレール材2のうちの一方の部材Aに弾性部材5と、弾性部材5が退避する凹部6を設け、弾性部材5は係合部3に被係合部4が係合するときに、他方の部材Bに当接して上下方向に変位して、一方の部材Aの凹部6に退避する。
【0005】
図2の第一実施形態は、支持材1に予め弾性部材5と、弾性部材5の退避する凹部6を設け、係合部3に被係合部4が係合するときに、弾性部材5がレール材2の被係合部4に当接して上方向に変位し、凹部6に一旦退避する。
支持材1はレール装着部1aをサッシ枠Fの開口幅方向に沿って備え、レール装着部1aの室内側下面に第一係合部31を、室外側下面に第二係合部32を備え、各係合部31,32に被係合部4の呑込部3cを設け、第一係合部31と第二係合部32との間のレール装着部1aに凹部6を設けている。
レール材2は支持材1の下方に位置する被装着部2aをサッシ枠Fの開口幅方向に沿って備え、被装着部2aの室内側上面に第一被係合部41を、室外側上面に第二被係合部42を備え、被係合部41,42は係合部31,32の形成間隔Lと同一、又は略同一に設けてあり、且つ被装着部2aより支持材1に向けて起立する起立部4aに、係合部31,32の呑込部3cに係合する被突部4bを設けている。
弾性部材5として、固定部7aと、弾性部7bと、上下方向に変位する自由端部7cとを備えた板バネ7を用い、レール材2を室内側から装着する場合、係合部31,32の呑込部3cを室内向きに、被係合部41,42の被突部4bを室外向きに設け、板バネ7の固定部7aを凹部6より室内側のレール装着部1aに固定し、自由端部7cを室外向きに、且つ凹部6の範囲内でレール材2の装着位置まで斜め下向きに傾斜しておく。
この支持材1に対してレール材2を室内側から装着すると、板バネ7の自由端部7cは、第一工程の如く被係合部4の被突部4bに当接し、第二工程の如く上方向に変位し、第三工程の如く凹部6に一旦退避し、係合部3に被係合部4が係合したとき、被突部4bから室内側に外れ、弾力で復帰して図1の如く起立部4aの室内側に係止し、レール材2の室内方向への移動を規制する。
支持材1は躯体Wの構造材に固定するか、図1の如く天井Uから吊下げた吊金具Gに固定し、支持材1に係合したレール材2は、サッシ枠Fとの間に持出材Dを取付けることで、しっかり固定する。
【0006】
本発明によるカーテンレール装置の第二実施形態を、第一実施形態と相違する部分についてのみ説明すれば、図3の如くレール材2の被装着部2aに予め弾性部材5と、弾性部材5の退避する凹部6とを設け、係合部3に被係合部4が係合するときに、弾性部材5が支持材1の係合部3に当接して下方向に変位し、凹部6に一旦退避する。
レール材2は第一被係合部41と第二被係合部42との間の被装着部2aに凹部6を設け、各被係合部41,42に係合部3の被呑込部4cを設け、支持材1の第一係合部31と第二係合部32が、レール装着部1aよりレール材2に向けて垂下する垂下部3aに、被係合部41,42の被呑込部4cに係合する突部3bを設けている。
支持材1に対してレール材2を室内側から装着する場合、被係合部41,42の被呑込部4cを室外向きに、係合部31,32の突部3bを室内向きに設け、板バネ7の固定部7aを凹部6より室外側の被装着部2aに固定し、自由端部7cを室内向きに、且つ凹部6の範囲内で支持材1の下面まで斜め上向きに傾斜しておき、このレール材2を室内側から装着すると、自由端部7cは図3(イ)の如く係合部3の突部3bに当接して下方向に変位し、凹部6に一旦退避し、係合部3に被係合部4が係合したとき、図3(ロ)の如く係合部3の突部3bから外れ、弾力で復帰して垂下部3aの室外側に係止し、レール材2の室内方向への離脱を不能にする。
【0007】
【実施例】
第一実施形態乃至第二実施形態において、一方の部材Aに設ける凹部6は、弾性部材5が退避し得る程度に窪んでいれば目的を達成するが、貫通状態に設けると加工性が良い。
弾性部材5は、支持材1及びレール材2の長手方向に一か所のみに設けても良く、適宜間隔をおいて複数設けても良い。
係合部3と被係合部4は、相互に係合するものであれば、形状は限定されないし、係合部3と被係合部4の係合方向を変更することによって、レール材2を室外側から装着することも可能である。
支持材1とレール材2は、軽金属材、特にアルミニウム合金にて押出し形成することが望ましい。
【0008】
【発明の効果】
本発明のカーテンレール装置は上記の通りであるから、次に記載する効果を奏する。
本発明のカーテンレール装置は、支持材に対するレール材の装着がワンタッチできる。即ち、レール材を室内外方向に移動するだけで取付けることができ、ビス止めやストッパの操作を必要としないので、レール材の装着が簡単容易になる。
さらに本発明のカーテンレール装置は、係合部に被係合部が係合するときに、板バネが他方の部材の係合部ないし被係合部に当接して凹部に退避するので、レール材の装着が軽い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカーテンレール装置の使用状態図である。
【図2】(イ)(ロ)(ハ)(ニ)第一実施形態におけるレール材の装着工程図である。
【図3】(イ)(ロ)第二実施形態におけるレール材の装着工程図である。
【図4】従来カーテンレール装置の一部切欠側面図である。
【符号の説明】
1 支持材
2 レール材
3 係合部
4 被係合部
5 弾性部材
6 凹部
7 板バネ
A 一方の部材、B 他方の部材
W 躯体
D 持出材
F サッシ枠
G 吊金具
L 係合部と被係合部の形成間隔
Claims (1)
- 躯体に予め固定する支持材と、レール材とを備え、支持材はレール材側に係合部を設け、レール材は支持材側に被係合部を設け、支持材とレール材のうちの一方の部材に、板バネと、凹部とを設け、板バネは、先端部を凹部の範囲内において他方の部材に当接する位置まで傾斜しておくと共に上下方向に変位して凹部内に一旦退避可能な自由端部としたものであり、係合部に被係合部が係合するときに、板バネが他方の部材に当接して上下方向に変位して一方の部材の凹部に退避し、支持材が係合部と被係合部の係合によりレール材を支持したときに、弾力で復帰して他方の部材に係止し、レール材の室内方向への移動を規制することを特徴とするカーテンレール装置。
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JP31932098A JP3631013B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | カーテンレール装置 |
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JP31932098A JP3631013B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | カーテンレール装置 |
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---|---|
JP2000139683A JP2000139683A (ja) | 2000-05-23 |
JP3631013B2 true JP3631013B2 (ja) | 2005-03-23 |
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JP31932098A Expired - Fee Related JP3631013B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | カーテンレール装置 |
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1998
- 1998-11-10 JP JP31932098A patent/JP3631013B2/ja not_active Expired - Fee Related
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