JPH0231673Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0231673Y2
JPH0231673Y2 JP19495386U JP19495386U JPH0231673Y2 JP H0231673 Y2 JPH0231673 Y2 JP H0231673Y2 JP 19495386 U JP19495386 U JP 19495386U JP 19495386 U JP19495386 U JP 19495386U JP H0231673 Y2 JPH0231673 Y2 JP H0231673Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
pipe
insertion groove
cylindrical
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19495386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6399095U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19495386U priority Critical patent/JPH0231673Y2/ja
Publication of JPS6399095U publication Critical patent/JPS6399095U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0231673Y2 publication Critical patent/JPH0231673Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、壁面等に突出状に配管された水栓金
具部もしくはシヤワーヘツド等の吐水具のホース
接続部分と、接続用ナツトから成るホース接続具
等にホースを接続するためのホース継手に関する
ものである。
〈従来の技術〉 従来この種のホース用継手としては、例えば実
開昭60−59895号公報に開示されたものが存在し
ている。
このホース継手は、ホースの外側面から開口縁
端面を介してその内側面に渉りそれら各面を被覆
するゴムキヤツプをホースの端部に嵌挿装着し、
そのゴムキヤツプの外側に外筒を嵌挿装着すると
共に、その内側には外筒とによりゴムキヤツプを
介してホースの内外両側を挾圧着保持する内筒を
嵌挿且つ拡開装着し、更に外筒の外側に器具接続
用ナツトを嵌挿装着してなり、前記ゴムキヤツプ
は内外パイプをリング状の被覆板を介して連設形
成し、その内外パイプの少なくとも一方の長さを
もう一方の長さの略3倍にして成るものであり、
ゴムキヤツプを介してホースを内筒と外筒との間
に挾圧着した状態でホース接続具に接続するよう
になつている。
しかしこのものは、上述の如くホースを挾圧着
する際、ホースに嵌挿装着したゴムキヤツプ内に
内筒を嵌挿した後、内筒に拡開用機器を挿入し、
この拡開用機器によつて内筒を機械的手段で外方
へ拡開変形せしめる必要がある。このため特殊な
拡開用の機器を準備および使用しなければなら
ず、使用者が現場で実施することは困難であつ
た。
〈考案が解決しようとする技術的課題〉 本考案が解決しようとする技術的課題は、特殊
な拡開用機器を用いず、内筒を嵌挿させる際に同
時にホースが内外筒との間に挾圧着されるように
することにある。
〈技術的課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本考案が講ずる技術
的手段は、ホースとホース接続具との継手であつ
て、外筒部と内筒部とを一方の端部で環状の当接
部を介して連設して他端側に円筒状の差込溝を形
成せしめたホース保持管体と、上記内筒部内側に
当接部側より嵌挿して内筒部を外方へ拡開せしめ
差込溝を収斂するインサートパイプと、前記外筒
部の外側に嵌挿して外筒部の拡開を規制するカバ
ーパイプとから成り、前記ホース保持管体の当接
部外側形状をホース接続具の形状と対応する形状
とし、ホースをホース保持管体の差込溝に嵌挿装
着し、外筒部の外側にカバーパイプを嵌挿すると
共に内筒部内にインサートパイプを当接部側より
圧入嵌挿して内外筒部間にホースを挾圧着せしめ
ることを特徴とする。
又、ホース保持管体における当接部側方の形状
としては、袋ナツトに当接係合する鍔付管体、雄
ネジ管体、雌ネジ管体、或いはワンタツチ嵌合に
供される環状溝付管体等が挙げられる。
〈作 用〉 ホースをホース保持管体の差込溝に嵌挿装着
し、外筒部の外側にカバーパイプを嵌挿すると共
に内筒部内にインサートパイプを当接部側より圧
入嵌挿することによりホースが、内外筒部間に強
固に挾圧着せしめられた状態でホース保持管体に
取付固定される。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図はホース用継手AにホースCを装着せし
め、これをホース接続具Bに水濡れ防止用パツキ
ンDを介して接続した状態を示す断面図である。
上記ホースCは、軟質樹脂材によつて成形され
たホース本体C1の中間層に編組C2が内蔵された
従来周知の補強ホースである。
前記ホース接続具Bは、浴室の壁面に突出状に
配管された水栓金具部またはシヤワーヘツド等の
吐水具のホース接続部分等の接続具本体部b1と、
この接続具本体b1の外周に螺合する接続用ナツト
b2とから成る周知のものである。
ホース用継手Aは、外筒部1aと内筒部1bと
を一方の端部で環状の当接部1cを介して連設し
て他端側に円筒状の差込溝101を形成せしめた
ホース保持管体1と、上記内筒部1bに当接部1
c側より嵌挿してこの内筒部1bの差込溝101
側を拡開せしめるインサートパイプ2と、前記外
筒部1aの外側に嵌挿して外筒部1aの拡開を規
制するカバーパイプ3とから成る。
ホース保持管体1は、合成樹脂を用い外筒部1
aを内周面および外周面とも相互に略平行する円
筒状に形成し、内筒部1bを内径が上記当接部1
c側より差込溝101側に向けて縮小するテーパ
を有する円筒状に形成すると共に内面の小径側に
ストツパー部102を段状に設けたものであり、
差込溝101にはホースCを嵌挿装着するように
なつている。
内筒部1bの上記テーパは、連続する平坦面で
形成するだけでなく、複数の段部が連続するよう
に段状に形成することも可能である。
また内筒部1bの長さは、外筒部1aより適宜
に長く形成することにより、ホースCを誘導して
嵌挿しやすくしている。
インサートパイプ2は、ホース保持管体1の内
筒部1b内に径の大きい当接部1c側より嵌挿す
ることによりこの内筒部1bを外方へ拡開し、差
込溝101を収斂せしめるためのものであり、金
属あるいはセラミツク等の材料を用いて円筒部1
bの大径側端内径と略同形の外径を有する円筒状
に形成している。また形状記憶合金を含めた機械
的に拡管できる材質を用いることもできる。
カバーパイプ3は、金属或いは合成樹脂を用い
て外筒部1aの外径と略同径の内径を有する円筒
状に形成したものである。
当接部1cは、ホース接続具Bの接続具本体部
b1先端に配備した水漏れ防止用パツキンDの端面
に当接してホース保持管体1の外に水が漏れない
様に図るもので、外筒部1aと内筒部1bとを連
設して差込溝101の奥底部103を形成すると
共に外筒部1aの外周に突当て鍔104を突設し
て成るものである。
第4図及び第5図はホース保持管体1における
当接部側方の形状の他の実施例を示し、第4図は
ホース保持管体1の側端に雄ネジ管105を同一
体に突出形成したもので、相手方の雌ネジ部b3
螺合するのみでホースCを接続できるものであ
る。
第5図はホース保持管体1の側端に、環状溝1
06を刻設した差込管107を同一体に突出形成
したもので、相手方の受筒b4に装着された径方向
に出没するボールb5によつてワンタツチ接続でき
るものである。
次にホースCを、ホース用継手Aを用いてホー
ス接続具Bに接続する方法について説明する。
先ずホースCの外側に接続用ナツトb2とカバー
パイプ3を嵌挿装備せしめ、このホースCの端部
をホース保持管体1の差込溝101に奥底部10
3まで嵌合装着する。然る後、カバーパイプ3を
外筒部外側に差込溝101側より突当て鍔104
に当接するまで挿入嵌合して装着すると共にイン
サートパイプ2を内筒部1b内に当接部1c側よ
りストツパー部102の位置まで圧入嵌挿して内
筒部1bを外方へ拡開し、差込溝101側をテー
パの形状的作用により収斂変形せしめた状態で装
着する。そして、ホース保持管体1の当接部1c
を、水漏れ防止用パツキンDを介在させて接続具
本体部b1端面に当接せしめ、予め装備しておいた
接続用ナツトb2を接続具本体部b1に螺合取付す
る。こうしてホース継手Aを用いたホースCの接
続が完了する。
而して本考案のホース継手Aは、インサートパ
イプ2で内筒部1bを外方へ拡開すると共にカバ
ーパイプ3で外筒1aの拡開を規制することによ
り、ホースCを内外筒部1b,1a間で挾圧着せ
しめ、ホースCを定着保持するものである。この
状態において接続用ナツトb2は、カバーパイプ3
を突当て鍔104に強く押圧せしめ、水漏れ防止
用パツキンDとホース保持管体1の当接部1cお
よび接続具本体部b1との水密性を確実に保つてい
る。
なお上記実施例においてインサートパイプ2
に、機械的に拡管できる材質を用いた場合、内筒
部1b内への嵌合装着後に拡開用機器を使用して
拡管することにより、内筒部1bを外方へ更に拡
開し、ホースCが内外筒部1b,1a間に、より
強固に挾着保持される。
この実施例においては、ホース保持管体1の内
筒部1bを外方へ拡開せしめる構成として、内筒
部1b内面をテーパを持たせて形成すると共にイ
ンサートパイプ2を内外周面が相互に平行をなす
平坦状に形成しているが、逆に内筒部1bを内外
周面が相互に平行をなす平坦状に形成し、インサ
ートパイプ2の外周面を連続する平坦面によるテ
ーパ状または複数の段部が連続するテーパ状に形
成することも可能である。
この場合はインサートパイプ2のテーパにより
内筒部1bを圧入拡開せしめるものである。
また、ホース保持管体1の差込溝101内に接
着剤を塗布あるいは注入しておくことにより、ホ
ースCが内外筒部1b,1a間により強固に挾着
保持される。
〈考案の効果〉 本考案は叙上の如く構成したため、ホースをホ
ース保持管体の差込溝に嵌挿装着し、外筒部の外
側にカバーパイプを嵌挿した状態でインサートパ
イプを当接部側より圧入嵌挿することにより、ホ
ースを内外筒部間に強固に挾圧着できる。
従つて、従来の如く特殊な拡開用機器を用いる
ことなくホースを、高い水密性を保つた状態でホ
ース接続具に接続することができる。
依つて所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はホー
スを装着してホース接続具に接続固定した状態を
示す一部切欠した正面図、第2図は第1図の−
線断面図、第3図は各構成要素の断面図、第4
図及び第5図は他の実施例を示す断面図である。 図中、A……ホース用継手、B……ホース接続
具、C……ホース、1……ホース保持管体、1a
……外筒部、1b……内筒部、1c……当接部、
101……差込溝、104……突当て鍔、105
……雄ネジ管、106……環状溝、107……差
込管、2……インサートパイプ、3……カバーパ
イプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホースとホース接続具との継手であつて、外筒
    部と内筒部とを一方の端部で環状の当接部を介し
    て連設して他端側に円筒状の差込溝を形成せしめ
    たホース保持管体と、上記内筒部内側に当接部側
    より嵌挿して内外筒部間の差込溝側を収斂せしめ
    るインサートパイプと、前記外筒部の外側に嵌挿
    して外筒部の拡開を規制するカバーパイプとから
    成り、前記ホース保持管体の当接部外側形状をホ
    ース接続具の形状と対応する形状とし、ホースを
    ホース保持管体の差込溝に嵌挿装着し、外筒部の
    外側にカバーパイプを嵌挿すると共に内筒部内に
    インサートパイプを当接部側より圧入嵌挿して内
    外筒部間にホースを挾圧着せしめることを特徴と
    するホース用継手。
JP19495386U 1986-12-17 1986-12-17 Expired JPH0231673Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19495386U JPH0231673Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19495386U JPH0231673Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6399095U JPS6399095U (ja) 1988-06-27
JPH0231673Y2 true JPH0231673Y2 (ja) 1990-08-27

Family

ID=31152403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19495386U Expired JPH0231673Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0231673Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6399095U (ja) 1988-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0231673Y2 (ja)
JPS598065Y2 (ja) 超高圧流体継手
JP2571278Y2 (ja) 管継手
JP3441135B2 (ja) 樹脂管継手及び管材の接続方法
JPH0355031Y2 (ja)
JPS5848458Y2 (ja) 管接手
JPH0534385U (ja) 液体配管用管継手
JPS6313813Y2 (ja)
JPS6111585Y2 (ja)
JPH0710155Y2 (ja) 配管用の継手装置
JPH11351465A (ja) パイプ継手
JPS626377Y2 (ja)
JPH1172191A (ja) 樹脂パイプ用継手
JPH0241426Y2 (ja)
JPS5827458Y2 (ja) フロ−ト式液面検出器のフロ−ト
JPH0547346Y2 (ja)
JP2556666Y2 (ja) シャワーヘッドとホースの接続構造
JPS6314097U (ja)
JPH0240375Y2 (ja)
JPS5832068Y2 (ja) 管継手
JPH0222550Y2 (ja)
JPH038877Y2 (ja)
JPH0124469Y2 (ja)
JPH0640575U (ja) 管継手
JPS5923910Y2 (ja) パツキング