JPH0230786Y2 - - Google Patents

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JPH0230786Y2
JPH0230786Y2 JP8340682U JP8340682U JPH0230786Y2 JP H0230786 Y2 JPH0230786 Y2 JP H0230786Y2 JP 8340682 U JP8340682 U JP 8340682U JP 8340682 U JP8340682 U JP 8340682U JP H0230786 Y2 JPH0230786 Y2 JP H0230786Y2
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JP
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voltage
measured
transistor
power supply
output
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JP8340682U
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JPS58186470U (ja
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  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電圧比較回路に関するものである。
周知の如く、電圧比較回路は被測定電圧を入力
することにより該電圧が予め設定された電圧範囲
内にあるか否かを或る2態の電圧として出力する
ことによつて判別させるようにしたものであり、
第1図に示すように比較器C,C(コンパレータ
ー)に、入力部VINより入力された被測定電圧
と、電源+BとアースG間に挿入されたツエナー
ダイオードD1,D2により夫々基準化された電圧
とを夫々印加し、各比較器C,Cからの出力をト
ランジスタQ5に入力し、被測定電圧がツエナー
ダイオードD1,D2により夫々基準化された電圧
の範囲内にあるときにだけトランジスタQ5をオ
ン状態にさせるようになつており、一般にはこれ
を利用して発光ダイオード等の表示器Iを動作さ
せて上記被測定電圧が上記基準化された電圧の範
囲内にあるか否かを表示するようになつている。
しかるに、上記した従来のものにおいてはツエナ
ーダイオードが2個必要であるばかりか高価な比
較器をも2個必要とし、高コストの原因となり、
また、作動範囲も固定的であつて調整が困難であ
る等の欠点があつた。
本考案の目的は、上記した従来のものの欠点を
解消し、比較器を用いることなく構成できて安価
な電圧比較回路を提供することにある。
以下、本考案の実施例を第2図に基づいて説明
する。
図中、Dは定電圧素子としてのツエナーダイオ
ードであつて、その一端が基準電圧となるように
設定されている。Q1は第1の能動素子としての
トランジスタであつて、上記基準電圧がその一端
に、被測定電圧が他端に夫々印加されるようにな
つている。VRは電圧源としての可変抵抗器であ
つて、上記基準電圧から電源電圧の間の任意の電
圧を出力するようになつている。Q2は第2の能
動素子としてのトランジスタであつて、上記電圧
源の出力端Eがその一端に、被測定電圧が他端に
夫々印加されるようになつている。Aは出力部で
あつて、上記トランジスタQ1,Q2の夫々の電源
側端子1,2にも接続されていて上記夫々の電源
側端子間の電位差に応じてその他端3,4側に或
る2態の電圧を出力するようになつている。実施
例においては被測定電圧の入力端VINから入力
された被測定電圧は抵抗R1,R2を経てトランジ
スタQ1のベース及びトランジスタQ2のベースに
夫々入力されるようになつており、トランジスタ
Q1のエミツタはツエナーダイオードDを介して
アースGへ、また、トランジスタQ1のコレクタ
は抵抗R3を介して電源+Bへ接続されている。
ツエナーダイオードDの基準電圧端Pは可変抵抗
VR、抵抗R4を介して電源+Bに接続されてお
り、可変抵抗VRの出力端は電圧源の出力端Eと
してトランジスタQ2のエミツタに接続されてい
る。トランジスタQ2のコレクタは抵抗R5を介し
て電源+Bに接続されている。また、出力部Aは
トランジスタQ3,Q4と抵抗R6,R7とで構成され
ており、該トランジスタQ3,Q4のベースは上記
トランジスタQ1,Q2の夫々のコレクタに、また、
夫々のエミツタは電源+Bに、夫々のコレクタは
上記抵抗R6,R7を介してアースGに接続されて
おり、夫々のエミツタ間には発光ダイオードIが
接続されている。
上記構成になる電圧比較回路は、入力端VIN
から入力された被測定電圧が基準電圧端Pにおけ
る電圧を下限出力端Eにおける電圧を上限として
その範囲に入つている場合には発光ダイオードI
を点燈させ、一方、上記した範囲に入つていない
場合には発光ダイオードIを消燈させようとする
ものであり、その動作例を説明すると、 入力端VINにおける被測定電圧が基準電圧P
における電圧よりも低い場合には両トランジスタ
Q1,Q2のコレクタ、エミツタ間は夫々阻止状態
となるため各コレクタの電圧は略電源+Bの電圧
に等しくなる。したがつて、トランジスタQ3
Q4の各ベースはハイレベル(以下Hと略称する)
となり、夫々のトランジスタQ3,Q4のコレクタ、
エミツタ間は阻止状態となる。したがつて、他端
3,4はいずれもローレベル(以下Lと略称す
る)となり、その間に接続された発光ダイオード
Iは点燈しない。
次に、被測定電圧が基準電圧端Pにおける電圧
と出力端Eにおける電圧との間にある場合におい
てはトランジスタQ1は導通状態となり、トラン
ジスタQ3のベース電圧はLとなるためトランジ
スタQ3は導通し、そのコレクタ電圧はHとなる。
一方、トランジスタQ2は阻止状態にあり、トラ
ンジスタQ4のコレクタ電圧はLであるため、他
端3と他端4間に電位差が生じ、発光ダイオード
は点燈する。
次に、入力端VINにおける被測定電圧が出力
端Eにおける電圧よりも高い場合には各トランジ
スタQ1,Q2は導通状態となり、トランジスタQ3
Q4のコレクタ、エミツタ間は導通状態となり、
トランジスタQ3,Q4のコレクタ、エミツタ間は
導通状態となる。したがつて他端3,4はいずれ
もHとなるため、発光ダイオードIは点燈しな
い。なお、実施例では被測定電圧は正電位である
が、負電位の場合はトランジスタ、ダイオード類
を逆極性とすれば良いのは明白であろう。
以上述べたように他端3,4は被測定電圧があ
る電圧範囲内にある場合にだけ電圧差を生じ、発
光ダイオード等を点燈させたり、他の制御系への
入力源として利用し得る。したがつて従来の電圧
比較回路と置換して利用できるのは勿論、定電圧
素子が一個で済むなど構成が簡単であつて、使用
素子も低価格であるため全体のコストが安く、ま
た可変抵抗VR等によより電圧源の電圧を可変す
ることにより、動作範囲を可変することができ
る。しかも能動素子にFETを使用することによ
り容易に高入力インピーダンスを得ることができ
る等の特長がある。
本考案に係る電圧比較回路によれば、一個の定
電圧素子、2個の能動素子、及び電圧源により、
被測定電圧の検出をさせているから構成が簡単
で、しかも構成素子が安価であるため低コストで
実施できる。また作動範囲の調整が容易である等
の優れた特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電圧比較回路を示す回路図、第
2図は本考案に係る電圧比較回路を示す回路図で
ある。 Q1,Q2:トランジスタ、D:ツエナーダイオ
ード、VR:可変抵抗器、A:出力部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測定電圧の入力端と該入力端の電圧が予め設
    定された電圧範囲内にあるか否かによつて選択的
    に或る2態の電圧を出力する出力端とを有する電
    圧比較回路であつて、一端が基準電圧となるよう
    に設定されている定電圧素子と、上記基準電圧が
    その一端に、被測定電圧が他端に夫々印加される
    ようになつている第1の能動素子と、上記基準電
    圧から電源電圧の間の任意の電圧を出力する電圧
    源と、該電圧源の出力端がその一端に、被測定電
    圧が他端に夫々印加されるようになつている第2
    の能動素子と、その一端が上記第1及び第2の能
    動素子の夫々の電源側端子に接続されていて、上
    記夫々の電源側端子間の電位差に応じて、その他
    端側に或る2態の電圧を出力するようになつてい
    る出力部とから構成されていることを特徴とする
    電圧比較回路。
JP8340682U 1982-06-07 1982-06-07 電圧比較回路 Granted JPS58186470U (ja)

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JP8340682U JPS58186470U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 電圧比較回路

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JP8340682U JPS58186470U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 電圧比較回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58186470U JPS58186470U (ja) 1983-12-10
JPH0230786Y2 true JPH0230786Y2 (ja) 1990-08-20

Family

ID=30092418

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JP8340682U Granted JPS58186470U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 電圧比較回路

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JPS58186470U (ja) 1983-12-10

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