JPH02300471A - 垂直循環式駐車装置 - Google Patents

垂直循環式駐車装置

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JPH02300471A
JPH02300471A JP12221589A JP12221589A JPH02300471A JP H02300471 A JPH02300471 A JP H02300471A JP 12221589 A JP12221589 A JP 12221589A JP 12221589 A JP12221589 A JP 12221589A JP H02300471 A JPH02300471 A JP H02300471A
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pallet
vehicle
chain
support stand
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Kenji Motooka
本岡 憲治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は垂直循環式駐車装置に関する。
(従来の技術) 垂直循環式駐車装置として、上下に間隔をおいて設けた
一対のスプロケットにチェーンを懸回し、車両搭載用パ
レットを支持する複数のパレット支持台をこのチェーン
に所定間隔をおいて設け、チェーンの走行によりパレッ
ト支持台を垂直方向に循環させるようにしたものは一般
に知られている。
例えば、実開昭62−80950号公報には、パレット
を支持す葛ケージをチェーンに支持アームを介して吊り
下げるにあたり、この支持アームによるケージの吊り下
げ位置をケージの片端部に寄せ、上下のスプロケットの
中間位置でチェーンと干渉することなく入出庫を行なう
中間乗り入れ方式の駐車装置が記載されている。また、
同公報のものでは、ケージのパレット支持部の中央部に
貫通孔を設け、ケージ循環径路の最下位置の下方に上記
貫通孔を通して昇降するターンテーブルによって車両の
向きをパレットと共に反転せしめる反転装置を設け、車
両をケージに前進状態で搬入し、上記反転により車両を
ケージから前進状態で搬出できるようになされている。
また、かかる垂直循環式の駐車装置においては、チェー
ンを構成するリンクにガイドローラを支持し、このガイ
ドローラが係合するチェーンガイドをチェーンの上昇側
と下降側とにそれぞれ沿って設け、上記パレット支持台
の循環移動における上昇行程と下降行程とを円滑に行な
うようになされているのが通常である。この場合、ガイ
ドローラは1つのパレット支持台に2つ設けられ、この
2つのガイドローラが共に上昇側のチェーンガイド及び
下降側のチェーンガイドに係合するようになっている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上述の如きチェーンガイドにおいては、チェー
ンがスプロケットを懸回する上下の半円周部では、チェ
ーン、つまりはパレット支持台のガイドを行なうことが
できないため、この上下の半円周部でのパレット支持台
の移動が不安定になる傾向がある。
すなわち、本発明の第1の課題は、チェーンがスプロケ
ットを懸回する上下の半円周部でもパレット支持台の移
動をガイドし得る構造の駐車装置を提供することにある
また、第2の課題は、上記駐車装置において車両の向き
の反転を可能にすることにあり、第3の課題は、中間乗
り入れを可能にすることにある。
また、第4の課題は、中間乗り入れ方式において、フォ
ークを用いて車両の入出庫を行なえるようにすることに
あり、第5の課題は、入庫された車両の向きを事前に反
転できるようにして、出庫を円滑に行えるようにするこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、第1の課題に対しては、パレット支持°台に
一対のガイドローラを互いの移動軌跡が重ならないよう
に支持し、各ガイドローラ専用のガイドレールを設ける
ことにより、このガイドレールをパレット支持台の循環
径路における上下のパレット間の部分だけでなく、上下
の半円周部にも延設できるようにするものである。
すなわち、そのための具体的な手段は、請求項(1)に
記載の、 それぞれ上下に間隔をおいて設けられたスプロケットに
チェーンを懸回してなる一対のチェーン送り機構が、互
いのスプロケット軸を平行にし、且つ車両搭載用のパレ
ットを支持するパレット支持台の前部と後部とを各々の
チェーンに支持すべく軸方向に間隔をおいて前後に配設
され、両チェーン送り機構のチェーンの同期走行により
その走行方向に所定の間隔をおいて設けられた複数のパ
レット支持台を垂直方向に循環させるようにした駐車装
置であって、 上記前側のチェーン送り機構のチェーンに、その長手方
向に所定の間隔をおいて設けられ、先端に上記パレット
支持台の前部を支持した複数の前支持アームと、 上記後側のチェーン送り機構のチェーンに、その長手方
向に所定の間隔をおいて設けられ、先端・に上記パレッ
ト支持台の後部を支持した複数の後支持アームと、 上記パレット支持台の前部と後部とのいずれか一方に、
もしくはこの前部と後部とに別れて支持された第1と第
2のガイドローラと、 上記パレット支持台の循環径路に沿ってその長手方向に
設けられ、上記第1と第2の各ガイドローラが別個に係
合してパレット支持台の循環移動を案内する互いに独立
した第1と第2のガイドレールと、 を備えていることを特徴とする垂直循環式駐車装置であ
る。
また、第2の課題に対しては、パレット支持台の循環径
路の最下位置の下方に反転装置を設けるものである。
すなわち、そのための手段は、請求項(2)に記載の、 パレット支持台の中央部に、その上面と下面に開口した
空隙部を形成し、 このパレット支持台の循環径路の最下位置の下方に、パ
レット支持台の上記空隙部を上下に通過可能な大きさの
ターンテーブルを有する旋回手段と、この旋回手段を昇
降せしめる昇降手段とを備え、パレット支持台上の車両
をパレットと共に旋回させて車両の向きを反転せしめる
反転装置を設けている、垂直循環式駐車装置である。
第3の課題に対しては、第1と第2のガイドローラをパ
レット支持台の前後に分けて設けるとともに、前後のチ
ェーン送り機構を左右にずらし、そのずれた方向にガイ
ドレールを寄せて設けることにより、チェーン及びガイ
ドレールに干渉することなく、中間乗り入れを行なうこ
とができるようにするものである。
すなわち、そのための手段は、請求項(3)に記載の、 前後のチェーン送り機構は、互いのスプロケット軸を左
右にずらせて配設され、 前後の支持アームは、それぞれパレット支持台の前部と
後部とを、この前部及び後部におけるそれぞれの中央位
置よりも、当該支持アームが設けられているチェーン送
り機構のずれ方向にずれた位置で支持し、 第1ガイドローラは、パレット支持台の前部に、第2ガ
イドローラはパレット支持台の後部にそれぞれ支持され
、 第1と第2の両ガイドレールのうちの少なくとも一方は
、当該ガイドレールが設けられているチェーン外周位置
における当該チェーン送り機構のずれ方向の先側の半周
部に設けられ、残り半周部における上下のスプロケット
の中間位置においてパレット支持台の循環径路に入出庫
口が臨んでいる、 垂直循環式駐車装置である。
第4の課題に対しては、パレット支持台にフォークを上
下方向に通すことができる切欠き部を設けるものである
すなわち、そのための手段は、請求項(4)に記載の、 パレット支持台は、パレットを載置するフォークを上下
方向に通すべくパレット支持台側方に開口した切欠き部
を備え、 上下のスプロケットの中間位置においてパレット支持台
の循環径路に入出庫口が上記パレット支持台の切欠き部
が開口した側から臨んでいる、垂直循環式駐車装置であ
る。
第5の課題に対しては、パレット支持台上の車両の有無
及び向きを検出して、その検出情報に基づき、未反転の
車両を搭載したパレットを反転せしめるものである。
すなわち、そのための手段は、請求項(5)に記載の、 パレット支持台上の車両の有無を検出する車両検出手段
と、 パレット支持台上の車両の向きが反転されているか否か
を検出する反転検出手段と、 上記両検出手段からの情報に基づき、未反転の車両を搭
載したパレットを支持しているパレット支持台をパレッ
ト支持台の循環径路の最下位置に呼び出すべくチェーン
送り機構を作動させ、当該車両の向きを反転すべく反転
装置を作動させる車両反転処理装置と、 を備えている垂直循環式駐車装置である。
(作用) 請求項(1)の駐車装置においては、各パレット支持台
に設けた2つのガイドローラがそれぞれ別個のガイドレ
ールに係合し、各ガイドレールがそれぞれチェーンの走
行に伴うパレット支持台の循環移動をガイド(案内)す
る。そして、2本のガイドローラは互いに独立している
から、パレット支持台の循環径路における上下のスプロ
ケット間の部位だけでなく上下の半円周部、さらには循
環径路の全周にわたって設けることができる。従って、
2本のガイドレールがオーバラップする部分では、この
両ガイドレールによってパレットの循環移動が2重にガ
イドされることになる。
請求項(2)の駐車装置においては、パレット支持台を
循環径路における最下位置に停止せしめ、反転装置のタ
ーンテーブルを昇降手段によりパレット支持台の空隙部
からその上方に突出せしめることにより、パレット支持
台からターンテーブルの上に車両をパレットと共に取り
上げ、この車両の向きを反転せしめてパレット支持台に
下ろすことができる。
請求項(3)の駐車装置においては、前後のチェーン送
り機構を左右にずらし、パレット支持台の前部と後部と
を前後の支持アームによりチェーン送り機構のずれ方向
にずれた位置で支持するようにしたから、支持アームを
長くすることなく、パレット支持台の循環径路の上昇行
程においてはパレット支持台の前方と後方とのいずれか
一方が、下降行程においては他方が、それぞれチェーン
で塞がれることを防止することができる。そして、第1
と第2の両ガイドレールのうちの少なくとも一方を、当
該チェーン送り機構のずれ方向の先側の半周部に設け、
残り半周部における上下のスプロケットの中間位置で入
出庫口を循環径路に臨ましめたから、結局、入出庫口と
循環径路との間へのガイドレール及びチェーンと介在を
排除することができる。
請求項(4)の駐車装置においては、パレット用フォー
クを上下のスプロケットの中間位置の入出庫口から循環
径路に臨ませ、パレット支持台の切欠き部において上下
に通すことにより、このフォークとパレット支持台との
間で車両をパレットと共にを移載し、車両の入出庫を行
なうことができる。
請求項(5)の駐車装置においては、パレット支持台上
の車両の有無と、当該車両の向きが反転されたか否かと
を検出して、各パレット支持台についてかかる検出情報
を得ることにより、チェーン送り機構により未反転の車
両を載せたパレット支持台をその循環径路の最下位置に
移動せしめ、反転装置にて当該パレット支持台上の車両
の向きを出庫前に反転せしめておくことができる。
(発明の効果) 従って、請求項(1)の駐車装置によれば、パレット支
持台に2つのガイドローラを設けて、それぞれを別個の
ガイドレールに係合せしめるようにしたから、その2本
のガイドレールをパレット支持台の循環径路において部
分的にオーバラップさせることにより、パレット支持台
の循環移動の安定化を図ることができ、例えば、このオ
ーバラップ部を循環径路における上下の半円周部に設け
、循環径路の最上位置や最下位置で車両の入出庫や車両
の反転を行なう場合のパレット支持台の支持を安定なも
のにして、この入出庫や反転を円滑に行なうことが可能
になる。
請求項(2)の駐車装置によれば、パレット支持台の循
環径路における最下位置の下方に反転装置を設けたから
、入庫時に車両を前進状態でパレットに搭載しても、出
庫前に車両の向きをパレット支持台上で反転せしめてお
くことができ、車両を前進状態で円滑に出庫せしめるこ
とができる。
請求項(3)の駐車装置によれば、前後のチェーン送り
機構を左右にずらし、パレット支持台の前部と後部とを
前後の支持アームによりチェーン送り機構のずれ方向に
ずれた位置で支持するとともに、第1と第2の両ガイド
レールのうちの少なくとも一方を、当該チェーン送り機
構のずれ方向の先側の半周部に設け、残り半周部におけ
る上下のスプロケットの中間位置で入出庫口を循環径路
に臨ましめたから、チェーン及びガイドレールと干渉す
ることなく、中間乗り入れ方式において車両の入出庫を
行なうことができる。
請求項(4)の駐車装置によれば、パレット支持台にパ
レット用フォークを上下方向に通す側方に開口した切欠
き部を設け、上下のスプロケットの中間位置においてパ
レット支持台の循環径路に入出庫口を上記切欠き部が開
口した側から臨ましめたから、前後のチェーン送り機構
を左右にずらすことなく、フォークを利用して駐車装置
の側方から中間乗り入れを行なうことができる。
請求項(5)の駐車装置によれば、車両の有無の検出手
段と反転検出手段と、この両検出手段からの情報に基づ
き、未反転の車両を搭載したパレットを支持しているパ
レット支持台を呼び出し当該車両の向きの反転を行なう
車両反転処理装置とを設けたから、入庫された車両の向
きを入出庫作業が行われないときに、事前に反転装置を
設けた位置に呼び出して反転しておくことができ、車両
の出庫を円滑に行なうことができる。
(柔施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
一実施例1一 本例は第1図乃至第9図に示されている。
第1図に示す建物の内部に設けた垂直循環式駐車装置に
おいて、1は車両を搭載するパレット、2はこのパレッ
ト1を支持するパレット支持台、3はパレット支持台2
の前部を支持する前部チェーン送り機構である。パレッ
ト支持台2は、第2図に示すようにその後部が前部と同
様の後部チェーン送り機構4に支持されるようになって
いる。
上記前部と後部の両チェーン送り機構3,4は、その同
期運転により複数のパレット支持台2を垂直方向に循環
せしめるものであり、各パレット支持台2にそれぞれ設
けた第1と第2のガイドローラ5,6と、パレット支持
台2の循環径路に沿ってその長手方向に設けられた各ガ
イドローラ専用の第1と第2のガイドレール7.8との
係合によリ、パレット支持台2の循環移動をガイドする
ようになっている。
前部チェーン送り機構3は、上下に間隔をおいて設けた
スプロケット11.12にエンドレスのチェーン13を
懸回してなる。後部チェーン送り機構4も、前部チェー
ン送り機構3と同様に上下のスプロケット(図示省略)
にエンドレスのチェーン14を懸回してなるものである
上を己チェーン13,141こはそのチェーンリンクを
構成し且つそれぞれ前支持アーム15.後支持アーム1
6をチェーン外周側へ突出せしめたアタッチリンクがチ
ェーン走行方向に所定の間隔をおいて設けられている。
そして、上記前後の支持アーム15.16の先端に対し
、パレット支持台2の前部と後部とにそれぞれ固定の前
後の支軸17.18がブツシュを介して支持されている
。この場合、前後の支軸17.18はパレット支持台2
の幅方向中央から軸心をスプロケット軸方向にして前方
と後方へ突設されている。
これにより、上記上下のスプロケット間の部位における
チェーン13.14の垂直上昇により、パレット支持台
2を垂直に上昇せしめる垂直上昇部と、上スプロケット
でのチェーン13.14の懸回走行によりパレット支持
台2を半円弧状に移動せしめる上半円周部と、上下のス
プロケット間の部位におけるチェーン13.14の垂直
下降により、パレット支持台2を垂直に下降せしめる垂
直下降部と、下スプロケットでのチェーン13゜14の
懸回走行によりパレット支持台2を半円弧状に移動せし
める下半円周部とからなる循環径路が構成されている。
そうして、上記建物には循環径路の最上位置に臨む入出
庫口21が開口し、また、循環径路の最下位置の下方に
パレット支持台2の上の車両の向きを反転せしめる反転
装置22が設けられている。
また、各支持アーム15.16の基端部には隣接するリ
ンクとの連結点にチェーンガイドローラ23が枢支され
ていて、このチェーンガイドローラ23は各チェーン1
3.14に沿って上下のスプロケット間の部位に設けた
断面コ字状のチェーンガイドレール24,25に係合す
るようになっている。
第1と第2のガイドローラ5,6は、パレット支持台2
の前部と後部の支軸17.18にそれぞれ固定してパレ
ット支持台2の下方へ突出せしめたアーム26.27の
先端に枢支されている。上記両アーム26.27は支軸
17.18からの垂直線を中心として左右に分かれて斜
め下方へ突出している。本例の場合、両ガイドローラ5
.6はパレット支持台2の前後に設けられているから、
チェーン13.14の走行に伴う互いの移動軌跡が重な
りあうことはない。なお、2つのガイドローラをパレッ
ト支持台の前部と後部とのいずれか一方にのみ設ける場
合には、両ガイドローラを前後にずらせてパレット支持
台に支持することにより、上記移動軌跡の重なりを避け
ることができる。
第1ガイドレール7は、上記パレット支持台2の前部を
支持する前チェーン送り機構3のチェーン13の外周位
置であって、パレット支持台2の循環径路における上半
円周部から垂直下降部を経て下半円周部に至る間におい
て、チェーン長手方向に設けられている。一方、第2ガ
イドレール8は、上記パレット支持台2の後部を支持す
る後チェーン送り機構4のチェーン14の外周位置であ
って、パレット支持台2の循環径路における下半円周部
から垂直上昇部を経て上半円周部に至る間において、チ
ェーン長手方向に設けられている。
これにより、第1ガイドレール7は第1ガイドローラ5
の係合によりパレット支持台2の上昇行程をガイドし、
第2ガイドレール8は第2ガイドローラ6の係合により
パレット支持台2の下降行程をガイドするようになって
いる。そうして、本例の場合、上記両ガイドレール7.
8は、循環径路の上下の半円周部において互いにオーバ
ラップしていて、循環径路の最上位置と最下位置とでは
パレット支持台2は両ガイドレール7.8によってガイ
ドされた状態、つまりは両ガイドレール7゜8によって
支持された状態になるものである。
また、パレット支持台2は、第3図に示す如く前後左右
の各フレームを連結して中央部に上下方向に貫通した空
隙部2aを有する矩形状になされている。そして、反転
装置22は、第4図に示す如く、パレット支持台2の上
記空隙部2aを上下に通過可能な大きさのターンテーブ
ル31を有する旋回手段32と、この旋回手段32を昇
降せしめる昇降手段33とを備えたものである。
また、上記循環径路の最上位置には移動デツキ35が設
けられている。
すなわち、上記移動デツキ35は、車両の入出庫時にパ
レット1から食み出した車両のタイヤを支えるためのも
のであり、駐車装置の入出庫位置でのパレット1の両側
にそれぞれ一対ずつ設けられていて、当該パレット1へ
の接続位置と退避位置との間で移動可能に設けられてい
る。上記移動デツキ35の移動手段について説明するに
、まず、上記入出庫位置には、第5図に示す如く、その
前後で左右方向に水平に延びる断面コ字状の水平ガイド
レール36がそれぞれ設けられている。また、第6図に
も示す如く、上記水平ガイドレール36の両端位置から
断面コ字状の垂直ガイドレール37がそれぞれ立設され
ている。一方、上記移動デツキ35には、上記水平ガイ
ドレール36に転動可能に係合せしめた水平ガイドロー
ラ38と、上記垂直ガイドレール37に転動可能に係合
せしめた垂直ガイドローラ39とが設けられている。
そうして、上記垂直ガイドレール37の上端位置にはモ
ータ(図示省略)で回転駆動される巻取ドラム40が設
けられていて、この巻取ドラム40からのワイヤ41が
移動デツキ35における上記垂直ガイドローラ39の軸
受部分に連結されている。これにより、上記移動デツキ
35は、上記水平と垂直の両ガイドレール36.37の
案内により、第6図に実線で示す如く、上記入出庫位置
に停止したパレット1に対し水平になって路面−に接続
され当該パレット1からの車両の食み出しを許容する接
続位置と、第6図に鎖線で示す如く、当該パレット1の
循環移動を許容するようこのパレット1から側方へ退避
して立ち上げられた退避位置との間を移動できるように
なっている。この場合、各移動デツキ35は巻取ドラム
40によるワイヤ41の巻取により退避位置に移動し、
巻取ドラム40からのワイヤ41の繰出しにより自重で
接続位置に移動することになる。
また、本例の場合、パレット1にはその両側部にそれぞ
れ側方へ向けて上り勾配になった下向き斜面1aが形成
され、移動デツキ35にはそのパレット1側の端部に上
記下向き斜面1aに当接するパレット側へ下り勾配にな
った上向き斜面35aが形成されている。さらに、上記
移動デツキ35にはその上面に物による荷重が作用した
際にこれを検出するマッドスイッチ(図示省略)が設け
られていて、このマッドスイッチによる上記荷重の検出
により警報を発するようになっている。
従って、上記駐車装置において、パレット支持台2の循
環移動にあたっては、移動デツキ35を巻取ドラム40
によるワイヤ41の巻取により、退避位置に移動せしめ
ておくことになる。そうして、チェーン送り機構3,4
のチェーン13.14は、同期して走行され、これによ
り、このチェーン13.14に支持アーム15.16に
て支持された各パレット支持台2が循環径路を循環移動
する。
上昇行程においては、パレット支持台2の後部に設けた
第2ガイドローラ6が第2ガイドレール8に係合し、パ
レット支持台2の上昇をガイドする。一方、下降行程に
おいては、パレット支持台2の前部に設けた第1ガイド
ローラ5が第1ガイドレール7に係合し、パレット支持
台2の下降をガイドする。
そして、上記上昇及び下降の行程において、循環径路の
上下の半円周部では、第1と第2の両ガイドレール7.
8が互いにオーバラップして設けられているから、この
部分では、この両ガイドレール7.8によってパレット
支持台2の循環移動が2重にガイド、されることになる
。よって、パレット支持台2の循環移動が安定なものに
なるとともに、このオーバラップ部分である循環径路の
最上位置や最下位置で車両の入出庫や車両の反転を行な
う場合のパレット支持台の支持を安定なものにして、こ
の入出庫や反転を円滑に行なうことが可能になる。
入出庫時には移動デツキ35を接続位置に移動せしめ、
パレット支持台2のパレット1を両側の移動デツキ35
.35で挟持する。従って、パレット1のがたつきを防
止し、振動や騒音が少ない状態で入出庫を円滑に行なう
ことができる。そして、車両がパレット1から脱輪する
ことがあっても、この車両のタイヤはその両側の移動デ
ツキ35.35に支えられることになり、車両の入出庫
を安心して行なうことができる。また、上記脱輪時には
移動デツキ35のマッドスイッチによりそのことが検出
されて警報が発せられるため、脱輪状態で移動デツキ3
5の移動やパレット支持台2の循環移動が行われること
を防止することができる。また、上記入出庫のために乗
員が移動デツキ35上にいるときも、そのことが検出さ
れて警報が発せられるため、駐車設備の誤作動を防止す
ることができるようになる。
また、車両の反転にあたっては、反転すべき車両を搭載
したパレット支持台2を循環径路における最下位置に停
止せしめ、反転装置22の旋回手段32のターンテーブ
ル31を昇降手段33によりパレット支持台2の空隙部
2aがらその上方に突出せしめることにより、パレット
支持台2からターンテーブル31の上に車両をパレット
1と共に取り上げ、旋回手段32の作動により、この車
両の向きを反転せしめてパレット支持台2の上に下ろす
ことになる。従って、入庫時に車両を前進状態でパレッ
ト1に搭載しても、出庫前に車両の向きをパレット支持
台2上で反転せしめておくことができ、車両を前進状態
で円滑に出庫せしめることができる。
次に、上記駐車装置における入出庫処理及び車両反転処
理について説明する。
すなわち、上記駐車装置においては、車両の入出庫位置
にパレット支持台2の上の車両の有無を検出するための
車両検出手段5oが設けられている。また、上記反転装
置22は車両の向きの反転を行なう度に反転信号を出力
するものであって、車両の向きを検出する手段を兼ねて
いる。上記車両検出手段50は、車両の入出庫位置にお
いてその位置に停止したパレット支持台2の上を斜めに
横切るように対峙された投光装置と受光装置とからなる
ものであり、受光の有無により車両の有無を検出するよ
うになっている。そして、上記車両検出手段50からの
検出信号と、上記反転信号とにより、各パレット支持台
2における車両についての情報を得て、車両の反転処理
を行なうようになっている。
第7図には駐車装置の制御手段(マイクロコンピュータ
内臓)51が示されている。
すなわち、この制御手段51は、駐車装置の管理者によ
る入庫処理指令、出庫処理指令により車両の入出庫処理
を行なう入出庫処理部52と、管理者による反転処理指
令により車両の向きの反転処理を行なう反転処理部53
と、上記車両検出手段50と反転装置22とからの検出
信号を受けて全パレット支持台2についてそれぞれ車両
の有無及び車両の向きを記憶する記憶部54と、記憶内
容を表示する表示部55とを備えている。
入出庫処理部52は、入庫処理指令を受けて入出庫位置
に空パレツト支持台2が停止していないとき、入出庫位
置に回送すべき空パレツト支持台2を選択し、チェーン
送り機構3,4の駆動部56に作動指令を与える一方、
出庫処理指令を受けて出庫すべき車両を載せたパレット
支持台2を入出庫位置に移動すべく、チェーン送り機構
3.4の駆動部56に作動指令を与えるものである。
上記空パレツト支持台2の選択にあたっては、まず、1
つのパレット支持台2を基準として、全パレット支持台
2を2つのパレット支持台群に等分割し、上記記憶部5
4の記憶に基づいて、両群の実車(車両が搭載されてい
る意味)台数差を演算する処理を、上記基準とすべきパ
レット支持台2を順次変更1で全ての分割パターンにつ
いて行なう。この場合、実車台数差が大きいということ
は当該分割パターンで全パレット支持台2が左右に振り
分けられた場合、左右の重量のアンバランスが大きく、
駆動部56に大きな負荷が作、用することを意味する。
そして、求められた最大の実車台数差が所定の基準値(
上記駆動部56に過負荷が及ばない実車台数差)を越え
るか否かが判断され、越える場合にはその最大実車台数
差を示す分割パターンでのパレット支持台群のうちの少
ない群での中間位置に最も近い空パレツト支持台2を選
択する(以下、これを選択1という)。
一方、最大実車台数差が上記基準値以下の場合には、未
反転の車両を載せたパレット支持台2の有無を記憶部5
4より確認し、有りの場合、循環径路の最下位置に最も
近い未反転パレット支持台2を探し、これと対向する位
置(パレット支持台総数の半数だけ先の位置)に最も近
い空バレ・ット支持台2を選択する(以下これを選択2
という)。
未反転の車両を載せたパレット支持台2がない場合には
、全パレット支持台2を連続する複数のノ<レット支持
台2からなる複数のブロック分け、そのうちの特定ブロ
ックとこれに対向する位置にあるブロックとの間で実車
台数を比較し、特定ブロックの実車台数の方が少ない場
合に、その特定ブロック内の空パレツト支持台2を入庫
可、他のパレット支持台2を入庫不可と定める処理をす
べての特定ブロックについて行なう。そして、このよう
に区別された入庫可のパレット支持台2のうち、入出庫
位置に最も近いものを選択する(以下、これを選択3と
いう)。
反転処理部53は、反転処理指令を受けて記憶部54で
の記憶に基づいて未反転パレット支持台の有無を判別し
、当該パレット支持台2を循環径路の最下位置に回送す
べくチェーン送り機構3゜4の駆動部56に作動指令を
与え、次いで当該パレット支持台上の車両の向きを反転
すべく反転装置22に作動指令を与えるものである。
また、記憶部54及び表示部55における各パレット支
持台2についてのデータは当該パレット支持台2の車両
が出庫されるとキャンセルされるようになっている。
第8図には上記制御手段51による制御の全体的な流れ
が示され、第9図には上記空パレツト支持台2の選択処
理の流れが示されている。なお、この両図において、記
号PBはパレット支持台のことである。以下、本例の駐
車装置における入出庫及び車両反転処理の態様について
第8図及び第9図を参照しながら説明する。
一人庫一 入庫すべき車両が入出庫口21の手前で停止すると、管
理者が制御手段51に入庫倉旨令を与える。
従って、制御手段51においては、第8図に示す如く、
出庫要求がなく、入庫要求があるとして入出庫位置のパ
レット支持台2が空の状態か否かを記憶により判別する
(ステップ81〜S3)。空であれば、管理者は当該パ
レット支持台2に車両を入庫せしめ、入庫されたパレッ
ト支持台2について「車両有、未反転」の情報が記憶さ
れる(ステップS6.S7)。一方、入出庫位置のパレ
ット支持台2が空でなければ、空パレツト支持台2の呼
び操作が行なわれて、その呼び処理が行なわれる(ステ
ップS4.S5)。
上記空パレツト支持台2の呼び処理にあたっては、呼び
操作により、第9図に示す如く、記憶部54に空パレツ
ト支持台2の呼び出し登録が行なわれ、実車台数差の演
算が行なわれる(ステップS50,551)。
すなわち、入出庫位置のパレット支持台2を基準にして
全パレット支持台2が左右の群に2分割され、両群の実
車台数差ANIが求められる。そして、このANIと記
憶部54に記憶されている最大実車台数差AN2とが比
較され、ANI>AN2のときは、そのANIが新たな
最大実車台数差として、AN2の書き換えが行なわれる
とともに、そのときの基準パレット支持台2の番号で与
えられる入出庫位置番号KRIにより実車台数差最大の
ときの入出庫位置番号KR2の書き換えが行なわれる(
ステップS52,553)。なお、AN2の初期値は0
である。また、ステップ52においてANI≦AN2と
きは上記書き換えは行われず、ステップS54に移行す
る。
ステップS54では、ステップS51の実行が何回目で
あるか確認され、実行回数が制限回数(全パレット支持
台数の半数)に達していないときには、基準とすべきパ
レット支持台2を、つまりKRIを1つずつずらしてス
テップS51の実行が繰返される(ステップ555)。
そして、実行回数が制限回数に達すると、求められた最
大実車台数差AN2と、駆動部56の許容負荷を越えな
い許容実車台数差NAとの比較が行われ、AN2≧NA
のときは選択1の方法で空パレツト支持台2が選択され
、AN2<NAで未反転車両を搭載したパレット支持台
2かあるときは選択2の方法で空パレツト支持台2が選
択され、AN2<NAで未反転車両を搭載したパレット
支持台2がないときは選択3の方法で空パレツト支持台
2が選択され、それぞれ選択された空パレツト支持台2
を最短距離で入出庫位置へ呼び出す操作(駆動部56の
作動)が行なわれる(ステップ856〜561)。
すなわち、上記選択1の場合、最大実車台数差AN2が
許容実車台数差NAを越えるという事態に対して、最大
実車台数差を示す分割パターンでのパレット支持台群の
うちの少ない群での中間位置に最も近い空パレツト支持
台2が選択され、それが最短距離で出庫位置に呼び出さ
れる。従って、この呼び出しの場合は、空パレツト支持
台2が入出庫位置に移動する途中で生ずる実車台数差(
駐車装置左右のアンバランス)は、最大でも上記許容実
車台数差NAを越えることがなく、駆動部56に過大負
荷が作用することはない。
一方、上記選択2,3の場合は、最大実車台数差AN2
が許容実車台数差NAを越えず、アンバランスに関して
は余裕がある点に着目して、空パレツト支持台の選択移
動を、空パレツト支持台呼び出しのための待ち時間の短
縮、アンバランスの低減、車両の反転処理時間の短縮を
考慮して行なうことになるものである。
すなわち、選択2の場合、循環径路の最下位置に最も近
い車両未反転のパレット支持台2と対向する位置に最も
近い空パレツト支持台2が選択されるから、この空パレ
ツト支持台2の入出庫位置への移動距離を長くすること
なく、この空パレツト支持台2の入出庫位置への移動を
利用して上記車両未反転のパレット支持台2を循環径路
の最下位置もしくはその近傍に移動せしめることができ
る。つまり、入庫までに要する時間の短縮を図りながら
、入庫後に上記未反転の車両の反転作業に早くとりかか
ることができる。
また、選択3の場合には、全パレット支持台2を連続す
る複数のパレット支持台2からなる複数のブロック分け
、全パレット支持台2を入庫可と入庫不可とに区別して
、入出庫位置に最も近い入庫可のパレット支持台2が選
択されるから、空パレツト支持台2の呼び出しを、アン
バランスの程度が不必要に大きくならないようにしなが
ら、短時間に行なうことができるものである。
−出庫− 管理者が出庫すべき車両を搭載したパレット支持台2を
選択すると、第8図に示すフローにおいて、出庫要求と
いうことでステップ1からステップ8以下に進むことに
なる。
すなわち、まず、入出庫位置のパレット支持台2が出庫
要求の車両を搭載したものであれば、そのまま出庫が行
われ、当該パレット支持台2についての車両に関するデ
ータがキャンセルされる(ステップS8.S14,51
5)。
入出庫位置のパレット支持台2が出庫要求の車両を搭載
したものでなければ、出庫すべきパレット支持台2の呼
び操作が行なわれる(ステップS8、S9)。そして、
出庫すべき車両が反転済みの場合には、駆動部56の作
動により当該パレット支持台2が入出庫位置に回送され
て出庫作業が行われ、出庫すべき車両が未反転の場合に
は、当該パレット支持台2が循環径路の最下位置に回送
されて反転装置22により反転処理が行なわれて入出庫
位置に回送され、出庫作業が行われる(ステップ810
〜515)。
一連続的な車両反転処理− この連続的な車両反転処理は、入出庫要求が途絶えた時
に管理者の指令に基づいて行なわれるものである。すな
わち、第8図のフローにおいて、ステップSl、、S2
の出庫要求及び入庫要求がなく、車両反転処理指令があ
るとき、未反転車両を搭載したパレット支持台2の有無
が記憶により判断される(ステップ516,517)。
そして、未反転車両を搭載したパレット支持台2は、駆
動部56の作動により循環径路の最下位置に回送されて
反転装置22により反転処理が行なわれ、当該パレット
支持台2については車両反転済みのデータが記憶される
〈実施例2〉 本例i第10図及び第11図に示されていて、中間乗り
入れ方式の例である。
まず、本例のパレット支持台62は、前後の横フレーム
の左端同士を縦フレームで連結してコ字状に形成し、中
央部に上下方向に貫通した空隙部62aを有し、かつパ
レット支持台側方に開口した切欠き部62bを有するも
のにされている。
そうして、前後のチェーン送り機構3.4は、互いのス
プロケット軸を左右にずらせて配設され、前後の支持ア
ーム15.16は、それぞれパレット支持台2の前部と
後部とを、この前部及び後部におけるそれぞれの中央位
置よりも、当該支持アームが設けられているチェーン送
り機構3,4のずれ方向にずれた位置で支持している。
パレット支持台2における第1と第2のガイドローラ5
゜6の支持、及び前後のチェーン送り機構3.4との関
係での第1と第2のガイドレール7.8の配置は実施例
1と実質的に同じである。そして、前側チェーン送り機
構3においては、チェーン13の外周囲における上記ず
れ方向の先側の半周部に第1ガイドレール7が設けられ
ているが、その残り半周部における上下のスプロケット
11.12の中間位置において循環径路の垂直上昇部に
入出庫口60が前側からスプロケット軸方向に臨んでい
る。
従って、循環径路の垂直上昇部において、パレット支持
台2の前方にはチェーン及びガイドレールはなく、車両
を上記入出庫口60とパレット支持台2との間で、チェ
ーン及びガイドレールに干渉することなく、車両の入出
庫を行なうことができることになる。
また、本例の如きコ字状のパレット支持台62において
は、上記切欠き部62bを利用して、第11図に示すパ
レット1を載置するフォーク63を空隙部62aにおい
て上下方向に通すことができる。従って、循環径路の側
方であって、上記切欠き部62bが開口した側に、循環
径路に臨む入出庫口を有する入出庫エリアを設け、この
エリアと循環径路のパレット支持台62との間で車両を
パレット1と共にフォーク63によって移載する方式を
採用し、循環径路の側方からの入出庫を行・ なうこと
もできる。
なお、上記実施例1の如く上部乗り入れ方式を採用する
場合には、第1と第2のガイドレールをそれぞれチェー
ンの全周にわたって設けることもできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図乃至第9図は実施
例1に関し、第1図は駐車装置を示す一部断面にした正
面図、第2図は第1図の■−■線における拡大断面図、
第3図は第1図の■−■線における拡大断面図、第4図
は反転装置の断面図、第5図は入出庫部を示す一部断面
にした平面図、第6図は入出庫部の縦断面図、第7図は
制御系のブロック図、第8図(a) 、 (b)は制御
の全体の流れ図、第9図は空パレツト支持台の呼び処理
の流れ図、第10図は実施例2の駐車装置を示す一部断
面にした正面図、第11図は第10図のXI−XI線に
おける拡大断面図である。 1・・・・・・パレット 2゜62・・・・・・パレット支持台 2a、62a・・・・・・空隙部 3.4・・・・・・チェーン送り機構 5.6・・・・・・ガイドローラ 7.8・・・・・・ガイドレール 11.12・・・・・・スプロケット 13.14・・・・・・チェーン 15.16・・・・・・支持アーム 21.60・・・・・・入出庫口 22・・・・・・反転装置 31・・、・・・・ターンテーブル 32・・・・・・旋回手段 33・・・・・・昇降手段 53・・・・・・反転処理部 62b・・・・・・切欠き部 63・・・・・・フォーク 第4図 第5図 1・・・・・・パレット 2.62・・・パレット支持台 2a、62a・・空隙部 ′    3.4・・・・・チェーン送り機構5.6・
・・・・・ガイドローラ 7.8・・・・・・ガイドレール 11.12・・・スプロケット 13.14・・・・チェーン 15.16・・・・・支持アーム 21゜60・・・・・入出庫口 22・・・・・・反転装置 31・・・・・ターンテーブル 32・・・・・旋回手段 33・・・・l¥篩手段 53・・・・・反転処理部 62b・・・・・切欠き部 63・・・・・・フォーク Z 第1図 第8図(b) 第11図 2Z 菟10図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ上下に間隔をおいて設けられたスプロケ
    ットにチェーンを懸回してなる一対のチェーン送り機構
    が、互いのスプロケット軸を平行にし、且つ車両搭載用
    のパレットを支持するパレット支持台の前部と後部とを
    各々のチェーンに支持すべく軸方向に間隔をおいて前後
    に配設され、両チェーン送り機構のチェーンの同期走行
    によりその走行方向に所定の間隔をおいて設けられた複
    数のパレット支持台を垂直方向に循環させるようにした
    駐車装置であって、 上記前側のチェーン送り機構のチェーンに、その長手方
    向に所定の間隔をおいて設けられ、先端に上記パレット
    支持台の前部を支持した複数の前支持アームと、 上記後側のチェーン送り機構のチェーンに、その長手方
    向に所定の間隔をおいて設けられ、先端に上記パレット
    支持台の後部を支持した複数の後支持アームと、 上記パレット支持台の前部と後部とのいずれか一方に、
    もしくはこの前部と後部とに別れて支持された第1と第
    2のガイドローラと、 上記パレット支持台の循環径路に沿ってその長手方向に
    設けられ、上記第1と第2の各ガイドローラが別個に係
    合してパレット支持台の循環移動を案内する互いに独立
    した第1と第2のガイドレールと、 を備えていることを特徴とする垂直循環式駐車装置。
  2. (2)パレット支持台の中央部には、その上面と下面に
    開口した空隙部が形成されていて、 上記パレット支持台の循環径路の最下位置の下方に、パ
    レット支持台の上記空隙部を上下に通過可能な大きさの
    ターンテーブルを有する旋回手段と、この旋回手段を昇
    降せしめる昇降手段とを備え、パレット支持台上の車両
    をパレットと共に旋回させて車両の向きを反転せしめる
    反転装置が設けられている、 請求項(1)に記載の垂直循環式駐車装置。
  3. (3)前後のチェーン送り機構は、互いのスプロケット
    軸を左右にずらせて配設され、 前後の支持アームは、それぞれパレット支持台の前部と
    後部とを、この前部及び後部におけるそれぞれの中央位
    置よりも、当該支持アームが設けられているチェーン送
    り機構のずれ方向にずれた位置で支持し、 第1ガイドローラは、パレット支持台の前部に、第2ガ
    イドローラはパレット支持台の後部にそれぞれ支持され
    、 第1と第2の両ガイドレールのうちの少なくとも一方は
    、当該ガイドレールが設けられているチェーン外周位置
    における当該チェーン送り機構のずれ方向の先側の半周
    部に設けられ、残り半周部における上下のスプロケット
    の中間位置においてパレット支持台の循環径路に入出庫
    口が臨んでいる、 請求項(2)に記載の垂直循環式駐車装置。
  4. (4)パレット支持台は、パレットを載置するフォーク
    を上下方向に通すべくパレット支持台側方に開口した切
    欠き部を備え、 上下のスプロケットの中間位置においてパレット支持台
    の循環径路に入出庫口が上記パレット支持台の切欠き部
    が開口した側から臨んでいる、 請求項(2)に記載の垂直循環式駐車装置。
  5. (5)パレット支持台上の車両の有無を検出する車両検
    出手段と、 パレット支持台上の車両の向きが反転されているか否か
    を検出する反転検出手段と、 上記両検出手段からの情報に基づき、未反転の車両を搭
    載したパレットを支持しているパレット支持台をパレッ
    ト支持台の循環径路の最下位置に呼び出すべくチェーン
    送り機構を作動させ、当該車両の向きを反転すべく反転
    装置を作動させる車両反転処理装置と、 を備えている請求項(2)に記載の垂直循環式駐車装置
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CN105155888A (zh) * 2015-10-15 2015-12-16 南阳市天和机械有限公司 链条性齿轮椭圆传递立体车库
CN105604366A (zh) * 2016-01-21 2016-05-25 长沙思胜智能设备有限公司 一种用于立体车库的轿厢升降机构

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