JP2742737B2 - エレベータ式立体駐車装置 - Google Patents

エレベータ式立体駐車装置

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JP2742737B2 JP21391191A JP21391191A JP2742737B2 JP 2742737 B2 JP2742737 B2 JP 2742737B2 JP 21391191 A JP21391191 A JP 21391191A JP 21391191 A JP21391191 A JP 21391191A JP 2742737 B2 JP2742737 B2 JP 2742737B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータ式立体駐車
装置の改良に関し、特に駐車処理能力の向上対策に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、エレベータ式立体駐車装置と
して、例えば特開昭63―55275号公報に開示され
ているように、入出庫階とその階下の車両受渡しスペー
スとの間にリフトを設け、入出庫階で車両を載せたリフ
トを車両受渡しスペースまで下降させて、該車両受渡し
スペース下端側方で上昇待機中のエレベータに上記車両
を受け渡し、該エレベータを下降させることにより、昇
降路に沿って上下方向に階層状に配置された複数の駐車
棚のうちから目的とする駐車棚を選択して車両を格納す
るようになされた駐車装置が知られている。
【0003】ところで、土木技術の発達により例えば地
下50mを超える大深度に達する構造物が建築できるよ
うになった。したがって、これに伴い1基当たりの駐車
台数が増加し、車両の入出庫を円滑に行うことが要求さ
れる。このことは、地上の建造物に駐車する場合にも当
て嵌まることである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
のエレベータ式立体駐車装置では、入庫要求がある場合
にはエレベータを車両受渡しスペース下端側方まで移動
させて待機させなければならず、この間は出庫要求があ
ってもその準備をすることができない。逆に、出庫要求
がある場合には入庫要求があっても出庫が終わるまでは
入庫させることができない。これでは、上述の如く1基
当たりの駐車台数が増加した場合には十分に対応するこ
とができない。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、車両受渡しスペースの
隣に待機スペースを設けることにより、入出庫階と車両
受渡しスペースとの間を移動するリフトおよび昇降路を
移動するエレベータによる互いの入出庫作業の制約をな
くし、両者の入出庫作業を並行して行わせて入出庫を効
率良くせんとすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の解決手段は、複数の駐車棚を昇降路に沿っ
て上下方向に階層状に配置する。さらに、上記昇降路を
各駐車棚に車両を駐車すべく昇降するエレベータを設け
る。また、上記昇降路の入出庫側端部側方に設けられた
車両受渡しスペースと入出庫階との間を車両を受け渡す
べく昇降するリフトを設ける。さらに、上記車両受渡し
スペースと昇降路を挟んで対向するよう待機スペースを
設ける。加えて、該待機スペースと昇降路の入出庫側端
部との間を車両を受け渡すべく水平移動する横行台車を
設ける構成としたことである。
【0007】
【作用】上記の構成により、本発明では、入庫作業中に
出庫要求があった場合には、入庫用車両が車両受渡しス
ペースに移動するまでの間、出庫用車両をエレベータに
載せて待機スペースに一旦移載して待機させ、その後、
上記車両受渡しスペースに移動した入庫用車両が上記エ
レベータに載せられて目的の駐車棚に格納される。ま
た、この入庫用車両がエレベータに載せられて駐車棚に
格納されるまでの間、上記待機スペースで待機中の出庫
用車両が横行台車によって車両受渡しスペースに移載さ
れ、リフトによって入出庫階に移動させられて出庫され
る。
【0008】一方、出庫作業中に入庫要求があった場合
には、出庫用車両が車両受渡しスペース側方に移動する
までの間、入庫用車両をリフトから横行台車に受け渡し
待機スペースに一旦移載して待機させ、その後、上記車
両受渡しスペース側方に移動した出庫用車両がリフトに
載せられて入出庫階に移動させられて出庫される。ま
た、この出庫用車両がリフトに載せられて入出庫階に移
動するまでの間、上記待機スペースで待機中の入庫用車
両が上記エレベータに載せられて目的の駐車棚に格納さ
れる。
【0009】このことから、入出庫予定がある場合で
も、リフトおよびエレベータによる互いの入出庫作業の
制約がなくなり、両者の入出庫作業が並行して行われて
入出庫が効率良く行われる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図5ないし図7は立体駐車設備を示す。同
図において、1は車両Cが走行する道路、2は該道路1
の下に設置された上下方向に長い直方体形状の地下構築
物の躯体であって、該躯体2の上端には車両Cを入出庫
する入出庫階3が設けられ、該入出庫階3の中程は4つ
の仕切壁4,4,…で仕切られて入出庫時の車両走行路
を構成するようになされている。
【0012】さらに、上記躯体2の入出庫階3下方は
「田」の字形に区画されて4つの駐車スペースを構成
し、各々の駐車スペースには、本発明の実施例に係るエ
レベータ式立体駐車装置5が設置されている。つまり、
4基の立体駐車装置5,5,…が縦列配置されている。
該各立体駐車装置5は、駐車スペースの中央に設けられ
た昇降路6の両側に該昇降路6に沿って上下方向に階層
状に配置された複数の駐車棚7,7,…を備えてなり、
上記昇降路6には、昇降路6を各駐車棚7に車両Cを駐
車すべく昇降するエレベータ8が設置されている。ま
た、上記昇降路6の入出庫側端部(エレベータ最上昇位
置)の一側方(図5左側および図1左側)には車両受渡
しスペースS1 が設けられ、リフト9が入出庫階3と車
両受渡しスペースS1 下端との間を車両Cを受け渡すべ
く昇降するようになされている。
【0013】そして、上記各立体駐車装置5では、入出
庫階3で車両Cを載せたリフト9を車両受渡しスペース
S1 下端まで下降させ、該車両受渡しスペースS1 下端
側方で上昇待機中のエレベータ8に上記車両Cを受け渡
した後、該エレベータ8を下降させて目的の駐車棚7に
車両Cを格納するようにする。また、逆の動作によって
駐車棚7から車両Cを昇降路6および入出庫階3を経て
出庫するようにする。
【0014】また、上記立体駐車装置5,5,…のうち
入出庫に伴う車両進行方向に隣接された立体駐車装置
5,5のリフト9,9は、図6に示すように、互いに昇
降路6の反対側に位置するよう車両進行方向に対して交
差する方向に位置ずれした状態で配置されている。つま
り、図6左下および右下の立体駐車装置5,5の各リフ
ト9は昇降路6の左側に、図6左上および右上の立体駐
車装置5,5の各リフト9は昇降路6の右側にそれぞれ
配置されている。
【0015】したがって、各々の立体駐車装置5,5に
対する入出庫時の車両走行軌跡の干渉を回避することが
でき、例えば車両進行方向後側の立体駐車装置5が入出
庫中の場合であっても、車両進行方向前側の立体駐車装
置5に車両Cを入庫することができる。逆に、車両進行
方向前側の立体駐車装置5が入出庫中の場合であって
も、車両進行方向後側の立体駐車装置5から車両Cを出
庫することができる。つまり、一方の立体駐車装置5の
入出庫中における他方の立体駐車装置5での入出庫阻害
を防止し得て入出庫を効率良く行うことができる。
【0016】さらに、上記入出庫階3には、入出庫通路
10が4基の立体駐車装置5,5,…を取り囲むように
設けられ、図6に示すように、入庫時には外側を大きく
回って各々の立体駐車装置5に入庫する一方、出庫時に
は、内側を通って出庫するようになされている。
【0017】したがって、入庫時の車両走行軌跡と出庫
時の車両走行軌跡とが交錯することなくループ状を描い
てスムーズな車両流れを形成することができ、入出庫の
効率アップ化をさらに図ることができる。なお、図6
中、1a,1aは道路境界線を示す。
【0018】次に、上記各立体駐車装置5の構成を図1
ないし図4に基づいて詳細に説明する。
【0019】躯体2の各駐車スペース内には、上下方向
に延びる8本の支柱11,11,…が4本ずつ対向して
立設され、この4本の支柱11,11,…は水平方向に
延びる複数本の梁12,12,…によって連結されてい
る。そして、該各梁12をブラケット13,13を介し
て躯体2に取り付けることにより、上記4本の支柱1
1,11,…を安定支持するようになされている。ま
た、相対向する4本の支柱11,11,…には水平方向
に延びる複数本の梁14,14,…が上下方向に所定間
隔をあけて連結され、昇降路6の両側に4本ずつ配置さ
れた支柱11,11,…には複数の駐車棚7,7,…が
上記梁14,14,…によって支持されている。なお、
該各駐車棚7はロール7a,7aにベルト7bをエンド
レスに巻き掛けたベルトコンベアからなるものである。
【0020】また、エレベータ8は、矩形に枠組まれた
枠体15を備えてなり、該枠体15には、ロール16
a,16aにベルト16bをエンドレスに巻き掛けた2
つのベルトコンベア16,16が設置されている。ま
た、上記枠体15は、四隅を昇降路6寄りの4本の支柱
11,11,…に上下方向に移動可能に係合させている
とともに、四隅に連結された4本のチェーン17,1
7,…によって吊り下げられている。該チェーン17,
17,…は、上記昇降路6寄りの4本の支柱11,1
1,…にそれぞれブラケット18を介して取り付けられ
た4つのスプロケット19,19,…に掛け渡され、さ
らに、後述する2つのスプロケット26,26を経て垂
れ下がりバランスウエイト20に接続されている。
【0021】さらに、昇降路6の一方側(図1右側)の
支柱11,11,…上端には2つの梁21,21が連結
され、該両梁21,21には伝動軸22が軸受ユニット
23,23に支持されて配置されている。上記梁21,
21のうち一方(図2上側)の梁21には駆動モータ2
4が配置され、該駆動モータ24の駆動軸24aには駆
動スプロケット25が取り付けられている。一方、上記
伝動軸22の両端には上記チェーン17,17が掛け渡
されたスプロケット26,26が取り付けられていると
ともに、一端側にはさらに従動スプロケット27が取り
付けられ、該従動スプロケット27および駆動スプロケ
ット25にはチェーン28が巻き掛けられている。そし
て、上記駆動モータ24の起動により、その回転トルク
を駆動スプロケット25、チェーン28および従動スプ
ロケット27を経て伝動軸22に伝えることにより、上
記チェーン17,17,…を駆動してエレベータ8を昇
降させるようになされている。
【0022】また、リフト9は、矩形に枠組まれた枠体
29を備えてなり、該枠体29には、ロール30a,3
0aにベルト30bをエンドレスに巻き掛けた2つのベ
ルトコンベア30,30が設置されている。また、上記
枠体29は、四隅を4本の支柱11,11,…に上下方
向に移動可能に係合させているとともに、前後に連結さ
れた4本のチェーン31,31,…によって吊り下げら
れている。一方、上記4本の支柱11,11,…には上
下2本のシャフト32,32が前後にそれぞれ水平に配
置され、かつ該各シャフト32にはスプロケット33が
2つずつ取り付けられ、上下のシャフト32,32に上
記チェーン31がエンドレスに巻き掛けられている。
【0023】さらに、上記リフト9を支持する支柱1
1,11,…のうちリフト9後側(図2上側)の支柱1
1,11には梁34が連結され、該梁34には駆動モー
タ35が配置され、該駆動モータ35の駆動軸35aに
は駆動スプロケット36が取り付けられている。一方、
上記下側の前後2本のシャフト32,32にはウォーム
減速機37,37がそれぞれ取り付けられ、該両ウォー
ム減速機37,37は連結軸38によって連結されてい
る。また、該連結軸38の一端には従動スプロケット3
9が取り付けられ、該従動スプロケット39および駆動
スプロケット36にはチェーン40が巻き掛けられてい
る。そして、上記駆動モータ35の起動により、その回
転トルクを駆動スプロケット36、チェーン40および
従動スプロケット39を経て連結軸38に伝え、さらに
ウォーム減速機37、シャフト32およびスプロケット
33に伝えることにより、チェーン31,31,…を駆
動してリフト9を昇降させるようになされている。
【0024】また、前後2本ずつ配置されたチェーン3
1,31には、連結軸38の下方に延びる断面「U」字
状の吊下げ棒41,41の上端がそれぞれ連結され、該
各吊下げ棒41の下端には、支柱11,11に案内され
て昇降するバランスウエイト42が取り付けられてい
る。このように、バランスウエイト42を吊下げ棒41
を介してチェーン31に取り付けるのは、バランスウエ
イト42を直接にチェーン31に取り付けた場合にはバ
ランスウエイト42が連結軸38に干渉し、これを避け
るためにその分だけリフト9下方の駐車棚7の設置位置
を下方に下げなければならないからである。
【0025】さらに、上記昇降路6の入出庫側端部(エ
レベータ最上昇位置)の他側方(図5右側および図1右
側)には、待機スペースS2 が車両受渡しスペースS1
に昇降路6を挟んで対向するよう設けられ、該待機スペ
ースS2 には横行台車43が配置されている。また、該
横行台車43は矩形に枠組まれた枠体44を備えてな
り、該枠体44は前後両側を支柱11,11に連結され
た梁45上のローラ46,46,46に支持せしめ、か
つ枠体44には、ロール47a,47aにベルト47b
をエンドレスに巻き掛けた2つのベルトコンベア47,
47が設置されている。さらに、上記車両受渡しスペー
スS1 と待機スペースS2 との間の躯体2前後には、ロ
ーラ48が2つずつ待機スペースS2 側のローラ46列
の延長線上に位置するようにブロック49に取り付けら
れて配置され、横行台車43を待機スペースS2 と昇降
路6の入出庫側端部(エレベータ最上昇位置)との間を
車両Cを受け渡すべく水平移動するようになされてい
る。
【0026】なお、図4中、50,50,…はリフト9
と躯体2との隙間を塞ぐために躯体2に取り付けた鋼板
製床板、51,51,…は上記床板50とベルトコンベ
ア30との隙間を塞ぐためにリフト枠体29に取り付け
た鋼板製床板、52,52は乗降用のドアである。
【0027】次に、上述の如く構成されたエレベータ式
立体駐車装置5による入出庫の要領を説明する。
【0028】<入庫の場合>まず、車両Cを入出庫階3
に上昇位置するリフト9に乗り入れ、リフト9を車両受
渡しスペースS1 下端に下降させる。
【0029】次いで、この間に出庫の要求がない場合に
は、上記車両Cを車両受渡しスペースS1 下端側方に上
昇位置するエレベータ8に横移動させて移載し、エレベ
ータ8を目的の駐車棚7側方まで下降させて横移動によ
り駐車棚7に格納する。
【0030】一方、入庫作業中に出庫の要求が生じた場
合には、入庫用車両Cが車両受渡しスペースS1 下端に
下降するまでの間、出庫用車両Cをエレベータ8に載せ
て上昇させ横行台車43によって待機スペースS2 に一
旦横移動させて移載して待機させる。
【0031】その後、車両受渡しスペースS1 下端に移
動した入庫用車両Cを横移動させてエレベータ8に移載
し、エレベータ8を目的の駐車棚7側方まで下降させて
横移動により駐車棚7に格納する。
【0032】また、この入庫用車両Cがエレベータ8に
載せられて駐車棚7に格納されるまでの間、上記待機ス
ペースS2 で待機中の出庫用車両Cを横行台車43によ
って昇降路6の上昇端位置である車両受渡しスペースS
1 下端側方に横移動させて移載し、さらに車両受渡しス
ペースS1 下端に横移動させて移載した後、待機中のリ
フト9によって入出庫階3に上昇させて出庫する。
【0033】<出庫の場合>まず、エレベータ8を目的
の駐車棚7側方に下降させ、車両Cをエレベータ8に横
移動させて移載した後、車両受渡しスペースS1 下端側
方に上昇させる。
【0034】次いで、この間に入庫の要求がない場合に
は、車両Cをエレベータ8から車両受渡しスペースS1
下端に下降位置するリフト9に横移動させて移載し、リ
フト9を入出庫階3まで上昇させて車両Cを出庫する。
【0035】一方、出庫作業中に入庫の要求が生じた場
合には、出庫用車両Cが車両受渡しスペースS1 下端側
方に移動するまでの間、横行台車43を車両受渡しスペ
ースS1 下端側方に横移動させ、入庫用車両Cをリフト
9から横行台車43に横移動させて移載した後、横行台
車43を待機スペースS2に横移動させて待機スペース
S2 に一旦移載して待機させる。
【0036】その後、車両受渡しスペースS1 下端側方
に移動した出庫用車両Cをエレベータ8からリフト9に
横移動させて移載し、リフト9を入出庫階3まで上昇さ
せて車両Cを出庫する。
【0037】また、この出庫用車両Cがリフト9に載せ
られて入出庫階3に移動するまでの間、上記待機スペー
スS2 で待機中の入庫用車両Cを横行台車43によって
車両受渡しスペースS1 下端側方に横移動させてエレベ
ータ8に移載し、エレベータ8を目的の駐車棚7側方ま
で下降させて横移動により車両Cを駐車棚7に格納す
る。
【0038】このことから、入出庫予定がある場合で
も、リフト9およびエレベータ8は互いに入出庫作業に
制約されることがなく、両者の入出庫作業を並行して行
い得て入出庫を効率良く行うことができる。
【0039】なお、上記実施例では、立体駐車設備を地
下に設けた上部乗入れ方式を示したが、これに限らず、
例えば地上に設けた下部乗入れ方式や、地下および地上
の双方に駐車する中部乗入れ方式等にも適用可能であ
る。
【0040】また、上記実施例では、駐車棚7、エレベ
ータ8およびリフト9としてベルトコンベア機能を備え
たものを示したが、パレット方式にて車両Cを受け渡す
ようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
待機スペースを車両受渡しスペースと昇降路を挟んで対
向するよう設け、横行台車を上記待機スペースと昇降路
の入出庫側端部との間を水平移動させるようにしたの
で、入出庫階と車両受渡しスペースとの間を移動するリ
フトおよび昇降路を移動するエレベータによる互いの入
出庫作業の制約をなくし得て入出庫を効率良く行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】立体駐車装置の縦断面図である。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【図3】図1のIII −III 線における断面図である。
【図4】図1のIV−IV線における断面図である。
【図5】立体駐車設備の縦断面図である。
【図6】図5のVI−VI線における断面図である。
【図7】図5のVII −VII 線における断面図である。
【符号の説明】
3…入出庫階 5…立体駐車装置 6…昇降路 7…駐車棚 8…エレベータ 9…リフト 43…横行台車 C…車両 S1 …車両受渡しスペース S2 …待機スペース

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路に沿って上下方向に階層状に配置
    された複数の駐車棚と、上記昇降路を各駐車棚に車両を
    駐車すべく昇降するエレベータと、上記昇降路の入出庫
    側端部側方に設けられた車両受渡しスペースと入出庫階
    との間を車両を受け渡すべく昇降するリフトと、上記車
    両受渡しスペースと昇降路を挟んで対向するよう設けら
    れた待機スペースと、該待機スペースと昇降路の入出庫
    側端部との間を車両を受け渡すべく水平移動する横行台
    車とを備えたことを特徴とするエレベータ式立体駐車装
    置。
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