JP2005248668A - 車両入出庫方法及びエレベータ式駐車装置 - Google Patents

車両入出庫方法及びエレベータ式駐車装置 Download PDF

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Abstract

【課題】運転者の乗降スペースを広くし、車両乗り入れ時の運転者の圧迫感、緊張感を緩和させる。
【解決手段】建屋1中央部のケージ昇降部3にくし歯形リフトケージ15を昇降自在に設ける。建屋1階部分の一側に、床面にケージ昇降部3に達する前後2列のベルトコンベヤ34a,34bを備えた入出庫バース33を設ける。ケージ昇降部3下端のピット36内に、ベルトコンベヤ34a,34bとくし歯形リフトケージ15の間で車両5を移載させる車両移載装置37を設ける。建屋1の1階部分を除くケージ昇降部3を挟む左右位置に、くし歯形パレット20をケージ昇降部3側へ出し入れ可能に収納した棚25を多段に設けてエレベータ式駐車装置を形成する。入出庫バース33へ乗り入れる車両5を、ベルトコンベヤ34a,34bで搬送後、車両移載装置37を介しリフトケージ15へ移し、その後、上昇させた車両5をくし歯形パレット20と共に棚25へ格納させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両を建屋内に入庫させて駐車区画に駐車させたり、駐車区画から出庫させるようにする車両入出庫方法、及び、該方法に用いるエレベータ式駐車装置に関するものである。
限られた敷地に効率よく車両を駐車するための設備の一つとして、エレベータ方式を採用した機械式駐車装置が知られている。
かかるエレベータ式駐車装置の一つとして、入庫する車両をパレット上に乗り入れさせた後、該パレットごと搬送する形式のものがある。これは、図12にその概略を示す如き構成としてある。すなわち、地上に立設した建屋1の中央部に、1階部分の中央部前面に設ける入出庫口2に通じるケージ昇降部3が上下方向に形成してある。又、建屋1内における上記ケージ昇降部3を左右で挟む位置には、格納スペース4が形成してある。該左右の各格納スペース4には、車両5を搭載するためのパレット6の長手方向(前後方向)両端部を横送り装置8を介して支持できるようにした棚7が、所要の配列ピッチで上下方向へ多段に階層状に設けてある。更に、上記各段の棚7の横送り装置8と対応する横送り装置10を備えたリフトケージ9が、上記ケージ昇降部3に配置してあり、建屋1内の頂部に設置してある巻上装置11のチェーン12に吊り下げて支持させてある。これにより、該巻上装置にてチェーン12を巻上下することにより、上記リフトケージ9がケージ昇降部3を昇降させられるようにしてある。上記ケージ昇降部3の底部には、上記リフトケージ9上にセットされるパレット6の上面が入出庫口2と同レベルに配置されるよう該リフトケージ9を吊り降ろすためのピット13が設けられた構成としてある。14は鉄骨軸組構造等として建屋1を構築するための鉄骨であり、その外側に外壁となるスレート等を張設するようにしてある。
上記構成としてあるエレベータ式駐車装置を用いて車両5を入庫させる場合は、予め、所要段の棚7に対応した空のパレット6をリフトケージ9上にセットした状態にてピット13内へ吊り降ろしておくようにする。次に、駐車させる車両5を、中央部の入出庫口2より上記リフトケージ9上のパレット6上に乗り入れて搭載させる。次いで、巻上装置11により上記リフトケージ9を吊り上げて、上記実車パレット6を、駐車予定棚7の高さ位置に対応するまで上昇させる。しかる後、リフトケージ9の横送り装置10と上記棚7の横送り装置8で車両5をパレット6ごと横行させて該棚7に格納させるようにしてある(たとえば、特許文献1参照)。
又、エレベータ式駐車装置の他の形式のものとしては、くし歯形のケージとくし歯形のパレットを用いることにより、車両を空のパレット上へ乗り入れさせることなく駐車させるようにした形式のものも提案されている。これは、図13及び図14に示す如き構成としてある。
すなわち、上記と同様に、建屋1の中央部に、1階部分の中央部前面に設けた入出庫口2に通じるケージ昇降部3が上下方向に形成してあり、上記ケージ昇降部3を左右で挟む位置に、格納スペース4が形成してある。
上記ケージ昇降部3内には、該ケージ昇降部3の左右両端部位置にて前後方向に延びるよう平行配置された左右一対のビーム部材16と、該左右の各ビーム部材16の前部と後部における対向する面部に長手方向に所要間隔でそれぞれ複数本ずつ(図では4本ずつ)水平方向内向きに所要寸法突出させてくし歯状としたタイヤ支承部材17と、上記ビーム部材16の長手方向両端部に取り付けた垂直方向に所要寸法延びるガイド部材18とから構成してなるくし歯形リフトケージ15を収納する。該くし歯形リフトケージ15の上記各ガイド部材18は、上記ケージ昇降部3の四角部となる前後壁部に上下方向に延びるよう内向きに設けた断面形状コの字型の昇降用のガイドレール19にそれぞれ上下方向にスライド自在に嵌合させてある。更に、上記各ガイド部材18の上端部には、建屋1内の頂部に設置してある巻上装置11のワイヤ又はチェーン12を接続して、上記くし歯形リフトケージ15を吊り下げて支持させてある。これにより、上記巻上装置11にて上記ワイヤ又はチェーン12を巻上下することにより、上記くし歯形リフトケージ15が上記ケージ昇降部3を昇降されるようにしてある。
一方、パレットとしては、上記くし歯形リフトケージ15が外側を上下方向に通過できるような平面形状とするために、たとえば、上記くし歯形リフトケージ15の左右の各タイヤ支承部材17の先端部同士の間を通過可能な所要幅で前後方向に延びる梁部材21を備えている。該梁部材21の前後両端部には、左右方向に延びる断面形状コの字型あるいは逆L字型のガイド部材22(図では断面形状コの字型のものを示してある)が、上記梁部材21の左右へそれぞれ所要寸法張り出すよう取り付けてある。且つ上記梁部材21の前部と後部における左右両側には、水平方向外向きに所要寸法突出する複数本ずつ(図では4本ずつ)のタイヤ受け部材23が、上記くし歯形リフトケージ15の各タイヤ支承部材17と重ならない交互配置となるよう前後方向所要間隔でくし歯状に設けられて、くし歯形パレット20が構成してある。
上記建屋1における左右の各格納スペース4には、モータにより駆動される複数個の横行ローラ24が前後壁部の内側に位置するように横方向に並べられて取り付けられてなる棚25が、上下方向に所要の配列ピッチで階層状に設けてあり、該各横行ローラ24に上記くし歯形パレット20の前後両端部の各ガイド部材22をそれぞれ支持させて横行できるようにしてある。更に、ケージ昇降部3における前後壁部の内側にも、上記左右の各格納スペース4の横行ローラ24と水平方向に並ぶ所要高さ位置ごとに、上記横行ローラ24と同様にモータにより駆動される複数個の横行ローラ26が横に並べられて多段に設けられた構成としてある。なお、上記ケージ昇降部3の下端には、上記くし歯形リフトケージ15の平面形状に対応したピット27を設けて、該くし歯形リフトケージ15を、各タイヤ支承部材17の上面が入出庫口2に対応した高さレベルとなるまで吊り降ろすことができるようにしてある。
かかる構成としてあるエレベータ式駐車装置を用いて車両(図示せず)を入庫させる場合は、予め、上記くし歯形リフトケージ15をピット27内へ吊り降ろした状態にて、車両を中央部の入出庫口2より上記くし歯形リフトケージ15上に直接乗り入れ、車両の前後の各タイヤが、それぞれ対応する前後部の各タイヤ支承部材17上に載置されるように停止させる。次に、上記くし歯形リフトケージ15を、巻上装置11により吊り上げて、駐車予定の所要の棚25のくし歯形パレット20よりも所要寸法上方となる位置まで上昇させる。次いで、上記駐車予定棚25のくし歯形パレット20を、棚25の横行ローラ24と、水平方向に隣接するケージ昇降部3の横行ローラ26をそれぞれ回転させることにより横行させてケージ昇降部3の中央に配置させる。その後、上記車両が搭載してあるくし歯形リフトケージ15を下降させて上記くし歯形パレット20の外側を通過させる。この際、該リフトケージ15にくし歯状に設けてある各タイヤ支承部材17が、上記パレット20にくし歯状に設けてある各タイヤ受け部材23と交互配置ですれ違うことにより、該各タイヤ受け部材23上に上記車両の各タイヤが受けられるようになり、上記くし歯形リフトケージ15より上記くし歯形パレット20上への車両の載せ替えが行われる。しかる後、該車両を載置したくし歯形パレット20を、上記ケージ昇降部3と上記棚25の各横行ローラ24,26により横行させることで、上記収納予定棚25への車両の格納を行なわせるようにしてある。
一方、所要の棚25に格納してある車両の出庫を行わせる場合は、上記入庫時の手順とは逆の手順、すなわち、先ず、出庫させるべき車両がある棚25よりも下方位置に上記くし歯形リフトケージ15を配置した状態にて、上記出庫させるべき車両が駐車してある棚25のくし歯形パレット20を、対応する横行ローラ24,26によりケージ昇降部3の中央位置に配されるよう横行させる。次に、上記くし歯形リフトケージ15を、上記くし歯形パレット20の外側を通して上昇させることにより、該パレット20上の車両を、上記くし歯形リフトケージ15上に載せ替える。その後、空になった上記くし歯形パレット20を元の棚25へ戻した後、上記くし歯形リフトケージ15を入出庫口2まで下降させる。しかる後、該入出庫口2を通して車両を外部へ出庫させるようにしてある(たとえば、特許文献2、特許文献3参照)。
ところで、地下部分に設置した駐車ユニットへの車両の受け渡しを行なうべく車両を地上より地下へ搬送するリフトを備えてなる形式の機械式駐車装置もある。かかる駐車装置においては、図15に示すように、建物の1階部分に設定してある図示しない入出庫通路の途中に、上記リフト28の左右方向の一側に隣接するよう入庫バース29を設けてある。この入庫バース29の床面の前部と後部には、上記リフト28の一側位置まで左右方向に延びるコンベヤ30aと30bがそれぞれ設けてある。更に、上記リフト28の上面における上記入庫バース29の前部と後部の各コンベヤ30a,30bと対応する前部と後部には、左右方向に延びるコンベヤ31aと31bをそれぞれ設けた構成のものが従来提案されている。かかる構成としてある入庫バース29では、車両5の入庫時に該車両5の前輪5aを前部のコンベヤ30a上に載せ、後輪5bを後部のコンベヤ30b上に載せるように停止させるようにすれば、その後、上記入庫バース29の前部と後部の各コンベヤ30a,30b及びリフト28の前部と後部の各コンベヤ31a,31bを、それぞれ図上右方向へ送ることにより、上記入庫バース29に停止された車両5を、上記リフト28上へ移送して搭載させることができるようにしてあるものである。更に、上記入庫バース29へ乗り入れる車両5が、たとえ、図15に二点鎖線で示す如く左右方向へ曲がった状態で停止した場合であっても、前輪5aが前部のコンベヤ30a上に、後輪5bが後部のコンベヤ30b上に載っていれば、該入庫バース29とリフト28に設けてある前部側の各コンベヤ30a及び31aと、後部側の各コンベヤ30b及び31bとの送り速度を相対的に変えることで、車両5の前輪5aと後輪5bの横送り速度を変えて、図15に一点鎖線で示す如く、上記リフト28上へ車両5の姿勢を修正しながら搭載できるものとなっている(たとえば、特許文献4参照)。
又、車両を配車用台車に載せて所要位置まで搬送し、そこで上記車両を横方向に送り出して、上記配車用台車の移動路に沿って設けられた駐車台上へ移し替える形式の機械式駐車装置もある。この駐車装置においては、上記配車用台車の前部と後部に、左右方向に延びる複数基ずつ細幅のベルトコンベヤを、移動台を介して左右方向へ移動可能に設けてある。一方、上記駐車台の前部と後部には、上記配車用台車の前部と後部の各ベルトコンベヤの端部を交互に入り込ませることができるようにした従動式のベルトコンベヤを設けてなる構成としてある。上記配車用台車と駐車台との間で車両の受け渡しを行なうときには、上記配車用台車の移動台を、車両の受け渡しを行うべき駐車台側へ移動させて、配車用台車の各ベルトコンベヤを、対応する駐車台の各ベルトコンベヤの端部に交互に入り込ませた状態とすることにより、該配車用台車と駐車台における車両の受け渡しを円滑に行わせることができるようにする機構が従来提案されている(たとえば、特許文献5参照)。
特許第3239198号公報 特公平3−50866号公報 特開2003−328578号公報 特開2001−336299号公報 特開平7−26776号公報
ところが、上記特許文献1に記載された従来のエレベータ式駐車装置では、建屋1内に車両5を多段に並べて格納できるため、狭い敷地に効率よく駐車させることはできる。しかし、車両5を入庫させる際には、ケージ昇降部3の下端部位置に設けられている入出庫口2に車両5を直接乗り入れるようにしてあるため、運転者は狭いスペースで乗降しなければならない。更に、パレット6が凹凸を有している形式の場合には、該パレット6上へ車両を乗り入れる際、運転者に圧迫感、緊張感を与えてしまうというのが実状である。
又、上記特許文献2及び特許文献3に記載されたくし歯形パレットとくし歯形リフトケージを用いた形式のエレベータ式駐車装置においても、車両5を中央部の入出庫口3へ直接乗り入れるようにしてあるため、運転者の乗降スペースが狭いという問題が懸念される。
一方、上記特許文献4に示された形式の機械式駐車装置では、車両5を入庫させる際、運転者は、車両5を入庫バース29へ乗り入れて、前輪5aと後輪5bがそれぞれ該入庫バース29の前部のコンベヤ30aと後部のコンベヤ30bにそれぞれ載るように停止させればよいため、運転者の乗降スペースを広く取ることができ、且つ車両5の停止姿勢の許容範囲が広いため、運転者の圧迫感、緊張感を緩和できると考えられる。しかし、上記特許文献4に記載された機械式駐車装置におけるリフト28は、入庫バース29より搭載された車両5を、地下へ搬送した後、地下の駐車ユニットに備えられている同様の前部と後部のコンベヤを有する走行台車へ受け渡すものであって、建屋内に上下方向に多段に階層状に設けられた棚のパレットへ車両5を受け渡すものではないため、そのままエレベータ式の駐車装置に適用できるものではない。
なお、建屋1内に、上記リフト28と同様のベルトコンベヤ31a,31bを前後部に備えてなる棚を上下方向へ多段に階層状に設けるようにすれば、上記リフト28と入庫バース29からなる入庫部の構造を、エレベータ式の機械式駐車装置に適用できるようになると考えられるが、この場合は、すべての棚にベルトコンベヤを設けなければならないためコストが嵩むという問題が生じる。また、棚間ピッチもパレット式と比べて広く取らざるを得ない。
特許文献5に記載されたものは、水平方向に走行する配車用台車と、該配車用台車の走行路に沿って設けられた駐車台とを備えた機械式駐車装置における上記配車用台車と駐車台との間での車両の受け渡しを行わせるためのものであって、後述する本発明のエレベータ式駐車装置のように、くし歯形リフトケージとくし歯形パレットを用いて車両を多段に格納するようにしてあるエレベータ式駐車装置における上記リフトケージへの車両の搭載手法に関する構成が何ら示唆されるものではない。
そこで、本発明は、エレベータ式駐車装置に車両を入庫させる際に、運転者の乗降スペースを広く取ることができるようにすると共に、運転者の圧迫感、緊張感を緩和できるようにする車両入出庫方法及び該方法で用いるエレベータ式駐車装置を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、建屋の左右の一側に設けた入出庫バースに乗り入れる車両を、コンベヤにて横送りして上記建屋中央部のケージ昇降部へ搬送し、次に、該ケージ昇降部の下部位置にある車両移載装置を上記入出庫バース側へシフトさせて、該車両移載装置のくし歯状のベルトコンベヤ上へ車両を移載し、次いで、上記車両移載装置をケージ昇降部の中央位置へ戻した後、下方から上昇するくし歯形リフトケージ上に、上記車両移載装置上の車両を受け取らせて上昇させ、目的の棚に対応する位置まで上昇させると、上記くし歯形リフトケージに搭載された車両を、くし歯形パレットに移して、くし歯形パレットごと棚に入れて格納させるようにする車両入出庫方法とする。
又、上記における入出庫バースよりケージ昇降部へ車両を横送りするときに、該車両の前輪と後輪を、上記入出庫バースの前部と後部に設けた2基のコンベヤにて別々に搬送させるようにする。
更に、建屋内の中央部に上下方向にケージ昇降部を設けて、くし歯状のタイヤ支承部材を左右両側位置より水平方向内向きに備えたくし歯形リフトケージを昇降可能に収納し、且つ建屋の左右の一側に、入出庫バースを設けて、該入出庫バースの床面に、左右方向に延びて上記ケージ昇降部の一側に達するコンベヤを設け、更に、上記ケージ昇降部の下部位置に、上記くし歯形リフトケージの各タイヤ支承部材と交互配置ですれ違い可能に左右にくし歯状にベルトコンベヤを備えてなる車両移載装置を、ケージ昇降部の中央位置と上記入出庫バース側との間で自在にシフトできるようにし、上記建屋の1階部分を除く上記ケージ昇降部を挟む左右両側に格納スペースを設け、該格納スペースに、上記くし歯形リフトケージとの間で車両の受け渡しを行うくし歯形パレットを、上記ケージ昇降部へ出し入れ可能に収納してなる棚を多段に設けた構成を有するエレベータ式駐車装置とする。
又、上記構成における入出庫バースの前部と後部に、個別の駆動装置を備えた2基のコンベヤを設けて、該各コンベヤにて車両の前輪と後輪を別々に搬送できるようにした構成とする。
同じく、入出庫バースに設けるコンベヤを、ベルトコンベヤとした構成とする。
本発明によれば、以下の如き優れた効果を発揮する。
(1)建屋の左右の一側に設けた入出庫バースに乗り入れる車両を、コンベヤにて横送りして上記建屋中央部のケージ昇降部へ搬送し、次に、該ケージ昇降部の下部位置にある車両移載装置を上記入出庫バース側へシフトさせて、該車両移載装置のくし歯状のベルトコンベヤ上へ車両を移載し、次いで、上記車両移載装置をケージ昇降部の中央位置へ戻した後、下方から上昇するくし歯形リフトケージ上に、上記車両移載装置上の車両を受け取らせて上昇させ、目的の棚に対応する位置まで上昇させると、上記くし歯形リフトケージに搭載された車両を、くし歯形パレットに移して、くし歯形パレットごと棚に入れて格納させるようにするようにしてあるので、運転者は床面にコンベヤが設けられている入出庫バースにて乗降できる。したがって、運転者の乗降スペースを広く取ることができる。又、車両を入庫させるときには、運転者は、凹凸のあるパレット上へ乗り入れる必要をなくすことができ従来のエレベータ式駐車装置に比して大幅に拡大できることから、運転者の圧迫感、緊張感を緩和できる。
(2)又、入出庫バースよりケージ昇降部へ車両を横送りするときに、該車両の前輪と後輪を、上記入出庫バースの前部と後部に設けた2基のコンベヤにて別々に搬送させるようにすると、前輪と後輪が、上記入出庫バースに設けてある前部と後部の各コンベヤ上に載るようにさえすれば、停止時の車両の姿勢は左右方向へ曲がっていてもよいため、車両停止時の姿勢の許容範囲を拡大できて、運転者の圧迫感、緊張感を更に緩和できる。
(3)入出庫バースに設けるコンベヤを、ベルトコンベヤとした構成とすることにより、入出庫バースの床面をフラットにできるため、運転者が車両より乗降する際、及び、入出庫バースに出入する際の利便性を更に高めることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図7は本発明の車両入出庫方法に用いるエレベータ式駐車装置の実施の一形態を示すもので、以下のような構成としてある。すなわち、図13に示したと同様に、地上に立設した建屋1の左右方向の中央部に、上下方向に延びるケージ昇降部3を設け、該ケージ昇降部3に、左右のビーム部材16と、該各ビーム部材16の前部と後部よりくし歯状に水平方向内向きに突設した複数本ずつ(たとえば、4本ずつ)のタイヤ支承部材17と、上記各ビーム部材16の長手方向両端部に取り付けた上下方向に所要寸法延びるガイド部材18とからなるくし歯形リフトケージ15を収納する。上記ケージ昇降部3の四角部に設けた上下方向のガイドレール19に、上記ガイド部材18をスライド自在に嵌合させ、且つ建屋1内の頂部に設けてある巻上装置11(図13参照)のチェーン12に、上記各ガイド部材18の上端部を接続して上記くし歯形リフトケージ15を吊り下げて支持させるようにする。巻上装置11によるチェーン12の巻上下により、上記くし歯形リフトケージ15を、ケージ昇降部3にて昇降できるようにする。なお、上記巻上装置11によるくし歯形リフトケージ15の吊り下げ支持は、上記チェーン12に代えて、ワイヤロープで行わせるようにしてもよい。
なお、上記において、くし歯式リフトケージ15の各タイヤ支承部材17上に車両5の荷重が作用すると、上記ガイド部材18の上下両端部に対してはガイドレール19の内側面へ押し付けるような大きな反力が作用する。このため、かかる反力が作用する場合にも上記各ガイド部材18が対応するガイドレール19に対して円滑にスライドできるように、上記各ガイド部材18の上下両端部に、ガイドレール19と接する反力受けローラ32を設けるようにしてある。
又、上記建屋1の1階部分における左右方向の一側壁(図1では右側壁)に、図示しない開閉扉を備えた入出庫口2aを設ける。該入出庫口2aの外側には、入出庫バース33を設ける。該入出庫バース33の床面における前部位置と後部位置には、駆動用のモータ35aと35bを個別に備えて載置物を左右方向へ移送できるようにしてある2列のコンベヤとしてのベルトコンベヤ34aと34bを、建屋1の1階部分を通して上記ケージ昇降部3の一側に達するよう設置する。これにより、上記入出庫バース33へ乗り入れる車両5を、前輪5aと後輪5bを上記前後2列のベルトコンベヤ34aと34bに別々に載せた状態で上記入出庫バース33とケージ昇降部3の一側位置との間で左右方向へ移送できるようにしてある。この際、たとえ、上記入出庫バース33へ乗り入れて停止された車両5の姿勢が左右方向に曲がっていたとしても、上記前部と後部の各ベルトコンベヤ34aと34bには個別のモータ35aと35bがあるため、両者の送り速度を相対的に変えることで、該車両5の前輪5aと後輪5bの送り速度を相違させて、建屋1内における上記ケージ昇降部3の一側位置まで移送される間に、車両5の姿勢を修正することができるようになる。
更に、上記ケージ昇降部3の下端に、1階部分より所要寸法掘り下げたピット36を形成して、該ピット36内に、上記入出庫バース33より延びるベルトコンベヤ34a,34bと、ケージ昇降部3にて昇降する上記くし歯形リフトケージ15との間で車両5を載せ替えるための車両移載装置37を設ける。
上記車両移載装置37は、上記くし歯形リフトケージ15の左右のタイヤ支承部材17の先端部同士の間を通過可能な所要幅で前後方向に延びる梁部材39と、該梁部材39の前後両端部に取り付けた左右方向に所要寸法延びる断面形状コの字型あるいは逆L字型のガイド部材40(図では断面形状コの字型のものを示してある)とからなる移動架台38を備える。上記移動架台38の両端の各ガイド部材40を、上記ピット36内の前後壁部の内側における所要高さ位置に設けた横行ローラ41に係合させて、該横行ローラ41の回転により、上記移動架台38をピット36の中央部位置より上記入出庫バース33側へ所要寸法シフトできるようにする。更に、上記移動架台38の前部と後部の上側には、左右方向に循環移動できるようにしてある細幅のベルトコンベヤ42を、上記くし歯形リフトケージ15の各タイヤ支承部材17と平面的に重ならない交互配置となるよう前後方向所要間隔で複数基ずつ、たとえば、4基ずつ配置して設けた構成としてある。
詳述すると、上記細幅の各ベルトコンベヤ42は、図3及び図4に示す如く、略T字型として上部が左右方向へ所要寸法突出するようにして前後方向へ所要間隔で配置してある前後一対のフレーム43と、該各フレーム43の左右両端部にそれぞれ回転自在に取り付けた従動プーリ44と、各フレーム43の中央部に、回転自在に貫通させた動力伝達軸45と、該動力伝達軸45に所定間隔で取り付けた各駆動プーリ46と、該各駆動プーリ46と左右の各従動プーリ44に無端状に掛け回した細幅のベルト47とからなる構成としてある。図3における符号48はスナブプーリ、49はベルト47上に載置される車両5の荷重を受けるためのキャリヤローラである。
上記構成としてあるベルトコンベヤ42は、上記移動架台38における梁部材39の前部と後部における上面に、くし歯形リフトケージ15の各タイヤ支承部材17と交互配置となるよう前後方向に所要間隔で4基ずつ配置して各々の前後一対のフレーム43の下端を、それぞれ上記梁部材39の上面に固定するようにしてある。なお、この際、前部と後部に配される上記4基ずつの各ベルトコンベヤ42の間隔が狭い場合は、該4基ずつの各ベルトコンベヤ42における動力伝達軸45を一体の軸とすればよい。更に、上記前部側に設けられた各ベルトコンベヤ42の動力伝達軸45の後端部と、後部側に設けられた各ベルトコンベヤ42の動力伝達軸45の前端部を、上記梁部材39の前後方向中間部の上面に設置したギヤドモータ50の前後方向に備えられた出力軸51にそれぞれ接続して、該ギヤドモータ50の出力軸51より上記各動力伝達軸45へ伝えられる回転駆動力により、前部と後部のすべてのベルトコンベヤ42のベルト47を、左右方向へ同期して循環移動させることができるようにしてある。
更に、上記ピット36内に設けて車両移載装置37を左右方向へシフトさせるための横行ローラ41は、図5に示す如く、それぞれ回転軸52に一体に取り付けられており、各回転軸52は、たとえば、ピット36内の前後壁の内側に所要間隔を隔てて左右方向に延びるよう水平状態に設けた支持部材53の長手方向所要間隔個所(図では5個所)に、回転自在に貫通させて支持させてある。更に、支持部材53を貫通させた各回転軸52の突出端部には、動力伝達用のスプロケット54を1個又は2個取り付けて、互いに隣接する回転軸52同士スプロケット54間に各々無端状のチェーン55を交互に掛け回すようにする。更に、上記支持部材53の外側位置にて図示しない支持部材を介してピット36内の所要個所にモータ56が取り付けてあり、該モータ56の出力軸56a上の駆動スプロケット57と、該モータ56に近接配置された(図では左端端側)の回転軸52上の動力伝達用のスプロケット54の間にも無端状のチェーン55を掛け回すようにする。これにより、上記モータ56を駆動すると、その回転駆動力が、上記駆動スプロケット57から各スプロケット54へ各チェーン55を介して伝達されて、上記各回転軸52と共に横行ローラ41がすべて連動させられて回転駆動させられ、該各横行ローラ41上にガイド部材40を介して支持されている上記車両移載装置37が、左右方向へシフトすることができるようにしてある。
上記構成としてあることにより、上記車両移載装置37は、ピット36の中央部に配置してある場合には、その外側を、上記くし歯形リフトケージ15が上下方向に通過できるようになり、この際、車両移載装置37の前部と後部に設けてある細幅の各ベルトコンベヤ42の間を、くし歯形リフトケージ15の各タイヤ支承部材17が交互配置ですれ違うようになるため、上記車両移載装置37の各ベルトコンベヤ42上と、くし歯形リフトケージ15の各タイヤ支承部材17との間で、載置される車両5の前後輪5a,5bの受け渡しを行なうことができるようになる。又、上記モータ56により各横行ローラ41を図3において時計方向に回転駆動させることにより、上記車両移載装置37を、入出庫バース33側へ所要寸法シフトさせることができる。これにより、入出庫バース33より上記ケージ昇降部3の一側まで延びるよう設置されている2列の各ベルトコンベヤ34a,34bのケージ昇降部3側端部に、上記車両移載装置37上の前部と後部に設けてある各ベルトコンベヤ42の入出庫バース33側の端部を近接させることができるようにしてある。したがって、上記のように車両移載装置37を入出庫バース33側にシフトさせた状態にて、入出庫バース33より延びる上記各ベルトコンベヤ34a,34bと、車両移載装置37上の各ベルトコンベヤ42を左右の同方向へ回転させることにより、上記ベルトコンベヤ34a,34bと車両移載装置37の各ベルトコンベヤ42との間にて車両5の前後輪5a,5bを乗り移らせて、該車両5の受け渡しを行なうことができるようにしてある。
なお、上記入出庫バース33に設ける各ベルトコンベヤ34a,34bのケージ昇降部3側端部に設けるプーリと、上記車両移載装置37上の各ベルトコンベヤ42における入出庫バース33側に設ける従動プーリ44は、ともに入出庫を行わせる車両5のタイヤ幅よりも所要寸法小さい径となるようにして、上記各ベルトコンベヤ34a,34bと、車両移載装置37の各ベルトコンベヤ42との端部同士の間に形成されるくさび状の隙間を小さくして、該隙間を越えて車両5の前後輪5a,5bが乗り移るときのショックをなるべく小さくすることが好ましい。
建屋2内における2階以上の領域、すなわち、上記入出庫バース33とケージ昇降部3との間における車両5の搬送径路となる1階部分よりも上方の領域には、図13及び図14に示したエレベータ式駐車装置と同様に、ケージ昇降部3を左右で挟むよう両側に格納スペース4が形成してあり、該格納スペース4には、くし歯形パレット20の前後両端部のガイド部材22(図14参照)をそれぞれ複数個の横行ローラ24で支持するようにしてある棚25が、上下方向に所要の配列ピッチで階層状に設けてある。
上記左右の格納スペース4の各棚25部に設けてある複数個の横行ローラ24は、図6に一例を示す如く、いずれも外側となる一端面中心部に回転軸58を一体に取り付けて有し、該各回転軸58は、たとえば、建屋1の前後壁部に棚25を形成する所要高さ位置に図示しない鉄骨等に支持されて設けられている水平状態の支持部材59の長手方向所要間隔個所(図では4個所)に、回転自在に貫通させて支持させてある。更に、上記支持部材59を貫通させた各回転軸58の突出端部には、動力伝達用のスプロケット60を1個又は2個取り付けて、互いに隣接する回転軸58同士のスプロケット60間に各々無端状のチェーン61を交互に掛け回すようにする。更に、上記支持部材59の一端部外側面に外向きに取り付けてあるモータ62の出力軸62a上の駆動スプロケット63と、該モータ62に近接配置された(図では右端側)回転軸58上の動力伝達用のスプロケット60の間にも無端状のチェーン61を掛け回すようにする。これにより、上記モータ62を駆動すると、その回転駆動力が、上記駆動スプロケット63から各回転軸58上のスプロケット60へ各チェーン61を介し伝達されて、上記各回転軸58と共に各横行ローラ24が連動させられて回転駆動させられ、該各横行ローラ24上にガイド部材22を介して支持されている上記くし歯形パレット20が、左右方向へ移動することができるようにしてある。
更に又、上記ケージ昇降部3における前後壁部には、図12及び図13に示したと同様に、上記左右の各格納スペース4の各段の棚25の横行ローラ24と水平方向に並ぶ所要高さ位置ごとに横行ローラ26が、複数個ずつ(図では4個ずつ)内向きに並べて設けてある。
上記ケージ昇降部3に水平方向に並べて且つ多段に設ける横行ローラ26は、少ない駆動装置で駆動できるようにするため、上下複数段の横行ローラ26を一つのモータにて駆動できるようにしてある。すなわち、図7に一例を示す如く、上記各横行ローラ26は、格納スペース4の各棚25ごとの横行ローラ24と同様に、外側となる一端面中心部に一体に取り付けた回転軸65を、建屋1の図示しない鉄骨等に支持させて前後壁部における各棚25に対応する高さ位置に左右方向に延びるように設けた支持部材66の長手方向所要間隔位置に、各段ごとの横行ローラ26の回転軸65をそれぞれ回転自在に貫通させて支持させ、且つ上記支持部材66を貫通して外方に突出させた上記各回転軸65の突出端部にそれぞれ動力伝達用のスプロケット67を取り付ける。該スプロケット67の取り付けは、左右で隣接する各回転軸65同士にチェーン68を掛けるよう左右両端部の2つの回転軸65には1個のスプロケット67を、又、残りの回転軸65には2個ずつのスプロケット67をそれぞれ一体に取り付けて、隣接するスプロケット67同士に無端状のチェーン68を交互に掛け回すようにする。次に、各段ごとに設けられる横行ローラ26が連動して左右方向へ回転できるようにするため、前後壁部の所要高さ位置(数段の横行ローラ26設定位置の中間部位置)に、モータ64を外向きに設置する。モータ64は図示しない支持部材を介して建屋1の鉄骨等に支持させるようにする。該モータ64の出力軸64aに2枚の駆動スプロケット70を一体に取り付ける。該モータ64の上下の両段に位置している横行ローラ26の回転軸65に、上記2枚の駆動スプロケット70に1枚ずつ対応する動力伝達用のスプロケット67aを一体に取り付け、上記各駆動スプロケット70と上記横行ローラ26の回転軸65上のスプロケット67aとの間に、それぞれ無端状のチェーン69を掛け回すようにする。これにより、上記モータ64の回転駆動力を、上記駆動スプロケット70、チェーン69、スプロケット67aを経て上下2枚の横行ローラ26の回転軸65に伝達して、上記ケージ昇降部3に設けられた上下2段の各横行ローラ26を同期して回転駆動できるようにしてある。
なお、図7に二点鎖線で示す如く、上記モータ64の上下一方又は双方のいずれかの段の横行ローラ26の回転軸65と、更に上方あるいは下方の段のいずれかの横行ローラ26の回転軸65に、動力伝達用のスプロケット67aを上下方向に対応させてそれぞれ取り付けると共に、該各スプロケット67a同士の間に無端状のチェーン69を掛け回すようにすれば、ケージ昇降部3の3段又は4段に亘り設けられている各横行ローラ26を、上記1つのモータ64にて同時に回転駆動させるようにすることもできる。更には、上記と同様に、上下各段に配設されている任意の段のいずれかの横行ローラ26の回転軸65上に別個にスプロケット67aを取り付けて、上下の段の上記スプロケット67a同士に、無端状のチェーン69を掛け回して連動できるようにすることにより、より多段の、更には、上記ケージ昇降部3のすべての段の横行ローラ26を、1つのモータ64により同期して回転駆動できるようにさせるようにすることも可能である。
次に、上記構成としてある本発明のエレベータ式駐車装置を用いて車両5を入出庫させる手順について説明する。
車両5を入庫させるときには、図2に一点鎖線で示す如く、運転者が車両5を入出庫バース33に乗り入れ、左右の前輪5aが該入出庫バース33の前側のベルトコンベヤ34a上に、又、左右の後輪5bが後側のベルトコンベヤ34b上にそれぞれ載る位置に停車させ、車両5から降りると、入庫動作を開始する。かかる入庫動作は、先ず、図8(イ)に示す如く、ケージ昇降部3内にてくし歯形リフトケージ15を吊り下ろして、車両移載装置37の下方位置となるピット36の内底部まで下降させた後、横行ローラ41を駆動して上記車両移載装置37を入出庫バース33側へシフトさせるようにする。次に、建屋1の入出庫口2aの扉を開けた後、上記入出庫バース33の前部と後部の各ベルトコンベヤ34a,34bを駆動して、上記入出庫バース33に停車された車両5を、図8(イ)に二点鎖線で示す如く、入出庫口2aを通して建屋1内へ搬入してケージ昇降部3の一側位置まで搬送する。この際、図2に一点鎖線で示す如く、上記入出庫バース33に停車された車両5が左右方向に曲がった姿勢で停車されている場合には、図示しないセンサで検知すると共に、上記前部と後部のベルトコンベヤ34aと34bの送り速度を相違させることで、図2に二点鎖線で示す如く、ケージ昇降部3の一側位置に達するまでに、車両5の姿勢の修正を行なうようにする。
次いで、上記各ベルトコンベヤ34a,34bと、車両移載装置37の各ベルトコンベヤ42の回転を連係させることで、上記各ベルトコンベヤ34a,34bにてケージ昇降部3の一側位置まで搬送された車両5を、図8(イ)に一点鎖線で示す如く、車両移載装置37上へ乗り移らせる。
車両5が車両移載装置37上へ乗り移り終えると、図8(ロ)に示す如く、上記車両5を搭載したまま車両移載装置37を、ピット36の中央位置まで戻す。この操作は、各横行ローラ41を上記とは逆方向へ回転駆動させることにより行う。その後、ピット36内へ予め下降させておいたくし歯形リフトケージ15を上昇させることにより、上記車両移載装置37上の車両5を受けて、図8(ロ)に二点鎖線で示す如く、くし歯形リフトケージ15上へ移載する。
その後は、図12及び図13に示したエレベータ式駐車装置と同様にして、上記くし歯リフトケージ15上の車両5を、収納予定棚25のくし歯形パレット20上へ移し、しかる後、該車両5を、くし歯形パレット20ごと格納スペース4の棚25に格納させるようにする。
一方、所要の棚25のくし歯パレット20上に載置されて格納されている車両5を出庫させる場合には、上記入庫の場合と逆の手順の操作を行わせることにより、上記棚25に格納されている車両5を、入出庫バース33まで搬送するようにする。
このように、本発明の車両入出庫方法及びエレベータ式駐車装置によれば、床面に2列のベルトコンベヤ34a,34bが設けられていてフラットな床面が形成されている入出庫バース33へ車両5を乗り入れるようにしてあるため、運転者の乗降スペースを広く取ることができる。又、車両5を入庫させるときには、運転者は、凹凸のあるパレット上ではなく上記フラットな床面が形成されている入出庫バース33へ車両5を乗り入れさせればよく、しかも、前輪5aと後輪5bが、それぞれ前部と後部のベルトコンベヤ34a,34b上に載りさえすれば、停止時の車両5の姿勢は左右方向へ曲がっていてもよいため、車両停止時の姿勢の許容範囲を、従来のエレベータ式駐車装置に比して大幅に拡大できることから、運転者の圧迫感、緊張感を緩和できる。
次に、図9乃至図11は本発明のエレベータ式駐車装置の実施の他の形態を示すもので、図1乃至図7に示したものにおいて、車両移載装置37を、移動架台38の前部と後部の上側に、くし歯形リフトケージ15の各タイヤ支承部材17と交互配置ですれ違い可能となるようベルトコンベヤ42を複数基ずつ前後方向へ並べて設けた構成としてあることに代えて、ベルトコンベヤ42を、右側に突出するベルトコンベヤ42aと、左側に突出するベルトコンベヤ42bとに分けて、それぞれ移動架台38の前部と後部の上側に前後方向に所要間隔で交互に複数基ずつ並べて設置した構成の車両移載装置37aとしたものである。
詳述すると、上記右側に突出する各ベルトコンベヤ42a、左側に突出する各ベルトコンベヤ42bは、図9及び図10に示す如く、上部が右方向あるいは左方向に突出する前後一対のフレーム43a,43bと、該各一対のフレーム43a,43bの上記突出端部間に、それぞれ回転自在に取り付けた従動プーリ44と、前後のフレーム43a,43bの反従動プーリ44側端部に回転自在に貫通させた動力伝達軸45と、上記前後のフレーム43a,43b間に位置させて動力伝達軸45に一体に取り付けた駆動プーリ46と、、該駆動プーリ46と上記従動プーリ44との間に掛け回す細幅のベルト47とからなる構成としてある。
上記移動架台38の前部と後部における上面には、上記ベルトコンベヤ42aとベルトコンベヤ42bの各内端側の駆動プーリ46が、前後方向に所要間隔を隔てて交互になるように複数基ずつ(図では4基ずつ)設置されて一連の動力伝達軸45に一体に取り付けられている。更に、上記前部側に設けられた各ベルトコンベヤ42a,42bの動力伝達軸45の後端部と、後部側に設けられた各ベルトコンベヤ42a,42bの動力伝達軸45の前端部を、移動架台38の前後方向中間部の上面に設置したギヤドモータ50の出力軸51にそれぞれ接続して、該ギヤドモータ50の出力軸51より上記各動力伝達軸45へ伝えられる回転駆動力により、前部と後部のすべてのベルトコンベヤ42a,42bのベルト47を、左右方向へ同期して循環移動させることができるようにしてある。
なお、上記車両移載装置37aでは、右方向に突出する各ベルトコンベヤ42aと左方向に突出する各ベルトコンベヤ42bでは、突出位置が前後方向に交互にずれた配置となっている。
したがって、本実施の形態に用いるくし歯形リフトケージ15aは、図9に示す如く、ビーム部材16に設ける左右のタイヤ支承部材17を、上記車両移載装置37aにおける左右方向に突出する各ベルトコンベヤ42a,42bと重ならない(干渉しない)ように、前後方向に交互にずれた配置となるように設けたものとしてある。又、本実施の形態で用いる棚25のくし歯形パレット20aは、図11に示す如く、梁部材21の左右方向に突出させて設けるタイヤ受け部材23を、それぞれ上記車両移載装置37aにおける左右に突出する各ベルトコンベヤ42a,42bに重なる配置となるよう前後方向に交互にずらして取り付けた構成としてある。
その他の構成は図1乃至図7に示したものと同様であり、同一のものには同一符号が付してある。
本実施の形態においても、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、車両移載装置37,37aを左右方向へシフトさせる機構としては、ピット36内に吊り下ろすくし歯形リフトケージ15,15aと干渉しないようにすれば、たとえば、移動架台38の下側に、ピット36の内底部にて左右方向に走行可能に車輪を設けて、該車輪を介した走行により上記車両移載装置37,37aを左右方向へシフトさせる等、横行ローラ41以外のいかなる機構を採用してもよい。
建屋1の1階部分におけるケージ昇降部3の反入出庫バース33側に、格納スペース4に設ける車両格納用の棚25と同様のくし歯形パレット20,20aを横行ローラ24を介して支持できるようにした棚25を設けると共に、ケージ昇降部3における上記1階部分の棚25と対応する高さ位置に横行ローラ26を設けて、上記ケージ昇降部3の反入出庫バース33側の1階部分を、車両5の格納用の棚25あるいは中間乗込用の待避部とするようにしてもよい。
入出庫バース33の前部と後部に設けるコンベヤとしては、上面をフラットにする点ではベルトコンベヤ34a,34bを用いることが望ましいが、載置される車両5の前後輪5a,5bを横方向に搬送できれば、ローラコンベヤ等、ベルトコンベヤ34a,34b以外のいかなる形式のコンベヤを採用してもよい。
車両移載装置37,37aのベルトコンベヤ42,42a,42bは、くし歯形リフトケージ15,15aの各タイヤ支承部材17と交互にすれ違えるよう前後方向に所要間隔で配置してあるベルト47を左右方向に循環移動できるようにしてあれば、フレーム43,43a,43bの形状、スナブプーリ48の有無や配置、キャリアローラ49の有無や配置、駆動用のモータの形式や設置位置及び該モータとの間を接続する動力伝達機構等は任意に設定してよい。
図3及び図4に示したベルトコンベヤ42では、フレーム43の左右両端部に、又、図10に示したベルトコンベヤ42a,42bでは、フレーム43a,43bの左右方向の突出端部に、それぞれ従動プーリ44を設けるものとして示したが、従動プーリ44に代えて従動用のスプロケットを設けて、ベルト47を掛け回すようにしてもよい。
くし歯形リフトケージ15,15aにおけるタイヤ支承部材17、くし歯形パレット20,20aにおけるタイヤ受け部材23、車両移載装置37,37aより左右方向に突出させるベルトコンベヤ42,42a,42bの前後方向の配置数は、該各部材の太さや強度、各部材同士の間隔及び載置させる車両5の前後輪5a,5bのサイズ等に応じて自在に設定してよい。その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の車両入出庫方法の実施に用いるエレベータ式駐車装置の実施の一形態を示す概略切断側面図である。 図1の装置の1階部分を示す平面図である。 図1の装置における車両移載装置を拡大して示す側面図である。 図3のA−A方向矢視拡大図である。 図2の装置における車両移載装置の駆動機構を拡大して示す概略平面図である。 図1の装置における格納スペースの各棚に設ける横行ローラの駆動機構の一例を示す図である。 図1の装置におけるケージ昇降部に設ける各横行ローラの駆動機構の一例を示す図である。 図1の装置を用いた車両入出庫方法の手順を示すもので、(イ)は入出庫バースより車両を入庫を開始させる状態を、(ロ)は車両移載装置上に車両を搭載した状態をそれぞれ示す概略切断側面図である。 本発明のエレベータ式駐車装置の実施の他の形態を示すもので、車両移載装置部分を示す概略平面図である。 図9の装置における車両移載装置を示すもので、図3に対応する図である。 図9の装置で用いるくし歯形パレットを示す概略平面図である。 従来提案されているエレベータ式駐車装置の一例を示す概略切断正面図である。 従来提案されているエレベータ式駐車装置の他の例を示す概略切断正面図である。 図13の装置の要部を拡大して示す斜視図である。 従来提案されている入庫バースの床部分を示す概略平面図である。
符号の説明
1 建屋
3 ケージ昇降部
4 格納スペース
5 車両
5a 前輪
5b 後輪
15,15a くし歯形リフトケージ
17 タイヤ支承部材
20,20a くし歯形パレット
25 棚
33 入出庫バース
34a,34b ベルトコンベヤ(コンベヤ)
35a,35b モータ(駆動装置)
36 ピット
37,37a 車両移載装置
42,42a,42b ベルトコンベヤ

Claims (5)

  1. 建屋の左右の一側に設けた入出庫バースに乗り入れる車両を、コンベヤにて横送りして上記建屋中央部のケージ昇降部へ搬送し、次に、該ケージ昇降部の下部位置にある車両移載装置を上記入出庫バース側へシフトさせて、該車両移載装置のくし歯状のベルトコンベヤ上へ車両を移載し、次いで、上記車両移載装置をケージ昇降部の中央位置へ戻した後、下方から上昇するくし歯形リフトケージ上に、上記車両移載装置上の車両を受け取らせて上昇させ、目的の棚に対応する位置まで上昇させると、上記くし歯形リフトケージに搭載された車両を、くし歯形パレットに移して、くし歯形パレットごと棚に入れて格納させるようにすることを特徴とする車両入出庫方法。
  2. 入出庫バースよりケージ昇降部へ車両を横送りするときに、該車両の前輪と後輪を、上記入出庫バースの前部と後部に設けた2基のコンベヤにて別々に搬送させるようにした請求項1記載の車両入出庫方法。
  3. 建屋内の中央部に上下方向にケージ昇降部を設けて、くし歯状のタイヤ支承部材を左右両側位置より水平方向内向きに備えたくし歯形リフトケージを昇降可能に収納し、且つ建屋の左右の一側に、入出庫バースを設けて、該入出庫バースの床面に、左右方向に延びて上記ケージ昇降部の一側に達するコンベヤを設け、更に、上記ケージ昇降部の下部位置に、上記くし歯形リフトケージの各タイヤ支承部材と交互配置ですれ違い可能に左右にくし歯状にベルトコンベヤを備えてなる車両移載装置を、ケージ昇降部の中央位置と上記入出庫バース側との間で自在にシフトできるようにし、上記建屋の1階部分を除く上記ケージ昇降部を挟む左右両側に格納スペースを設け、該格納スペースに、上記くし歯形リフトケージとの間で車両の受け渡しを行うくし歯形パレットを、上記ケージ昇降部へ出し入れ可能に収納してなる棚を多段に設けた構成を有することを特徴とするエレベータ式駐車装置。
  4. 入出庫バースの前部と後部に、個別の駆動装置を備えた2基のコンベヤを設けて、該各コンベヤにて車両の前輪と後輪を別々に搬送できるようにした請求項3記載のエレベータ式駐車装置。
  5. 入出庫バースに設けるコンベヤを、ベルトコンベヤとした請求項3又は4記載のエレベータ式駐車装置。
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