JPH02292769A - 回転ヘッド型再生装置 - Google Patents

回転ヘッド型再生装置

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JPH02292769A
JPH02292769A JP1114577A JP11457789A JPH02292769A JP H02292769 A JPH02292769 A JP H02292769A JP 1114577 A JP1114577 A JP 1114577A JP 11457789 A JP11457789 A JP 11457789A JP H02292769 A JPH02292769 A JP H02292769A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、何転ヘッド型再生装置、特に、トラッキン
グの制御装置に関する. 〔発明の概要〕 この発明では、テープ上に形成された斜めのトラックを
回転ヘッドが走査して映像信号を再生するようにした回
転ヘッド型再生装置において、回転ヘッドの所定位置か
ら再生垂直同期信号から形成されたウィンドウパルスで
ゲートされた所定の信号までの時間差を検出し、この時
間差に応じてトラッキングずれを補正する第1のトラッ
キング制御手段と、回転ヘッドで再生された再生RF信
号のエンベロープ信号に基づいてトラッキングずれを補
正する第2のトラッキング制御手段が設けられ、再生映
像信号の時間的なゆれを検出し、ゆれが小さい時には、
第1のトラッキング制御手段でトラッキングずれを補正
し、ゆれが大きい時には、第2のトラッキング制御手段
でトラッキングずれを補正するように切り替えがなされ
、記録された映像信号が持つ時間的変動が多い場合にも
、トラッキングずれを良好に補正することができる。
〔従来の技術〕
回転ヘッド型のVTRでは、記録時に形成された斜めの
トラックを再生時にヘッドが正しく走査するためのトラ
ッキング制御が必要である。トラッキング制御の一つの
方式として、記録時にテープの長手方向に記録映像信号
から分離された垂直同期信号から形成された30Hzの
周波数のコントロール信号を記録し、再生時には、再生
されたコントロール信号とヘッドの回転位相とが記録時
と同様の関係となるように、テープ走行速度を制御する
ものが知られている。
このトラッキング用のコントロール信号を使用する方式
では、コントロール信号用の記録・再生ヘッドが必要で
あり、また、コントロール信号用の長手方向に延びるト
ラックを設ける必要があり、コストがかかり、記録密度
の向上が妨げられる問題があった. また、8ミリVTRでは、下記のような4種類の周波数
[1,f2,f3,f4のパイロット信号が映像信号と
共に順次記録され、両隣接トラックのパイロット信号と
注目トラックのパイロット信号とがrh  (水平周波
数)及び3fhの周波数差を持つようにされる。
fl−6.5fh  ’;102.5kHzf 2=1
.  5 fh  ’#1 1 9.  0kHzf3
=10,5fh ’i165.2kllzfl”9.5
fh  !;148.7kHz再生時には、両隣接トラ
ックからのクロストーク成分と、記録時と逆順のローカ
ルパイロット信号との周波数差成分(fh、3fh)の
レベルを比較してトラッキングエラーが検出される.こ
のように、トラック毎にパイロット信号の周波数を切り
替えたり、周波数差成分のレベルを比較したりする処理
は、回路構成が複雑化する問題があった。
上述の問題を解決するために、コントロール信号或いは
パイロット信号のような制御用の特別の信号を必要とし
ないトラッキング制御方式が提案されている.同期信号
タイミング検出方式は、このトラッキング制御方式の一
つである。即ち、再生垂直同期信号から形成された士′
AH(II:水平周期)の幅のウィンドウパルスで特定
の水平同期信号(或いはトラッキング用に記録映像信号
に付加されたパイロット信号)が抜き取られ、回転ヘッ
ドが所定の位置を通過する基準時刻と特定の水平同期信
号が再生される時刻との時間差が検出され、この時間差
からトラックずれの方向及び量が判別される。同期信号
タイミング検出方式は、テープの速度の偏差の影響を受
けにくく、回路構成が簡単である利点を有している。
〔発明が解決しようとする課題〕
同期信号タイミング検出方式では、テープに記録されて
いる水平同期信号がNTSC方式の信号の規格と大きく
異なっていない場合には問題がない。しかしながら、振
動が大きい乗物例えばジェットコースターに乗りながら
カメラ一体型VTRで撮影を行った場合には、記録され
た映像信号の時間的なゆれ所謂ジッタがかなり大きくな
り、記録された映像信号のフィールド周期がかなりゆれ
、水平同期信号のゆれも大きい。このようなテープを再
生する時に、同期信号タイミング方式でトラッキング制
御を行うと、ウィンドウパルスで抜き取られた水平同期
信号が特定のものであることが保証されず、トラッキン
グ制御動作が誤る問題があった。
従って、この発明の目的は、再生映像信号の時間的変動
がかなり大きい場合に、トラッキング制御動作の誤動作
が防止された回転ヘッド型再生装置を提供することにあ
る. 〔課題を解決するための手段〕 この発明では、テーブ4上に形成された斜めのトラック
を回転ヘッドla,lbが走査して映像信号を再生する
ようにした回転ヘッド型再生装置において、 再生垂直同期信号からウィンドウパルスを形成する回路
l7と、 回転ヘッドla,lbの所定位置からウィンドウパルス
でゲートされた所定の信号までの時間差を検出し、時間
差に応じてトラッキングずれを補正する第1のトラッキ
ング制御回路18と、回転へッドla,lbで再生され
た再生RF信号のエンベロープ信号に基づいてトラッキ
ングずれを補正する第2のトラッキング制御回路lOと
、再生映像信号の時間的なゆれを検出し、ゆれが小さい
時には、第1のトラッキング制御回路18でトラッキン
グ制御を行い、ゆれが大きい時には、第2のトラッキン
グ制御回路10でトラッキング制御を行うように切り替
える回路11.20と、が備えられている。
〔作用〕
同期信号サーボ回路18では、ウィンドウパルスでゲー
トされた再生水平同期信号と回転ヘッドla,lbの所
定の回転位相との時間差が検出される.この時間差によ
り、トラッキングエラーが検出される.再生映像信号の
時間的なゆれが小さい時には、この時間差に基づいた同
期信号サーボ回路l8からの制御信号でテープ走行が制
御される.時間的なゆれが大きい時には、再iRF信号
に基づく他のトラッキング制御に切り替えられる.例え
ば再生RF信号のエンベロープレベルENVに基づくエ
ンベロープサーボ回路10によりトラッキング制御がな
される。従って、再生信号のゆれが大きいために、同期
信号サーボによっては、正確にトラッキング制御を行え
ない場合には、エンベロープサーボにより、トラッキン
グ制御がなされる. 〔実施例〕 以下、この発明について図面を参照して説明する.この
説明は、下記の順序でなされる.a.一実施例の全体の
構成 b.同期信号サーボ方式 Cエンベロープサーボ方式 d.変形例 a.一実施例の全体の構成 第1図において、1a及びlbは、フレーム周波数(3
0Hz)で回転するドラムに180゜の対向間隔で取り
つけられた回転ヘッドを示す。回転ヘッド1a及び1b
は、互いの差動ギャップの延長方向が所定の角度のずれ
を有し、所謂傾斜アジマス記録がなされる。2は、ドラ
ムモー夕を示し、3は、ドラムモータ2の回転位相と対
応した検出信号PGを発生する回転検出器を示す.また
、ドラムの周面に180゜よりやや大きい巻きつけ角で
磁気テープ4が巻きつけられた状態で、磁気テープ4が
所定の速度で送られる。磁気テープ4の巻きつけ角は、
必要に応じて大きくされ、オーバーラップ期間にPCM
オーディオ信号が記録されるようにしても良い.5は、
磁気テープ4を送るためのキャプスタンモータを示し、
このキャプスタンモータ5の回転周波数及び回転位相と
対応した検出信号FCを発生する回転検出器6が設けら
れている. 回転へッド1a及び1bからの再生信号は、図示せずも
、再生スイッチング回路で1チャンネルの再生RF信号
とされ、再生アンブ7を介してFM復調回路8及びエン
ベロープ検波回路9に供給される.エンベロープ検波回
路9からは再生RF信号のエンベロープレベルENVが
得られ、このエンベロープレベルENVがエンベロープ
サ−ボ回路10に供給される.エンベロープサーボ回路
lOでは、後述のように、エンベロープレベルENVに
応じてトラッキング制御信号が形成される.エンベロー
プサーボ回路10からのトラッキング制御信号がスイッ
チ回路l1の一方の入力端子l2bに供給される。
FM復調回路8からの再生映像信号が端子13に取り出
され、再生信号処理回路(図示せず)に供給されると共
に、複合同期信号分離回路14に供給される。分離回路
14からの複合同期信号CSYが垂直同期信号分離回路
l5及びANDゲート16に供給される。垂直同期信号
分離回路15により垂直同期信号vSYが分離される.
この垂直同期信号VSYがパルス発生回路17に供給さ
れ、垂直同期信号VSYのタイミングより後の所定の水
平同期信号を抜き取るためのウィンドウパルスWNが形
成される。このウィンドウパルスWNがANDゲート1
6に供給され、ANDゲート16から所定の水平同期信
号が出力される.ANDゲー}16で抜き取られた水平
同期信号Phが時間差検出回路18に供給される.ドラ
ムモータ2と関連した回転検出器3の出力信号がアンブ
19に供給され、アンプl9からドラム(回転ヘッド1
a、lb)の回転位相と対応した位相を有する検出信号
PCが発生する。この検出信号PCが同期信号サーボ回
路18に供給される。同期信号サーボ回路18は、同期
信号タイミング検出方式とも称され、検出信号PCとA
NDゲート16からの水平同期信号Phとの時間差に応
じたトラッキング制御信号を形成する。同期信号サーボ
方式では、水平同期信号に限らず、映像信号中の所定の
位置に付加されたトラッキング制御用のパイロット信号
からトラッキング状態を検出しても良い.同期信号サー
ボ回路l8からのトラッキング制御信号がスイッチ回路
11の人力端子l2aに供給される. また、垂直同期信号vSYがゆれ検出回路20に供給さ
れ、垂直同期信号VSYのゆれがウインドウ幅例えば士
′/2Hを超えるかどうかが検出される。ゆれ検出回路
20の出力信号でスイッチ回路11が制御され、垂直同
期信号VSYのゆれが±各tiより小さい時には、スイ
ッチ回路1lの人力端子12aが選択され、一方、垂直
同期信号VSYのゆれが士′AHを超える時には、スイ
ッチ回路11の入力端子12bが選択される。
尚、再生映像信号のゆれの大きさを再生垂直同期信号以
外の水平同期信号等から検出しても良い。
スイッチ回路11の出力信号は、トラッキング制御信号
であり、加算回路21に供給される。加算回路21では
、キャプスタンモータ5の速度サーボ信号が加算される
。回転検出器6から発生し、アンプ22から得られる検
出信号FCが周期測定回路23に供給される.この検出
信号FCは、キャプスタンモータ5の回転速度に比例し
た周波数を有しているので、周期測定回路23では、検
出信号FCの周期からキャプスタンモータ5の速度エラ
ー成分と対応した速度サーボ信号が形成される。加算回
路2lの出力信号が駆動アンブ24を介してキャプスタ
ンモータ5に供給される.キャプスタンモータ5は、ト
ラッキング制御信号と速度サーボ信号とで一定の速度で
トラッキングエラーを生じないように、磁気テープ4を
走行させる.上述のこの発明の一実施例において、第1
図中の破線が囲んで示す部分は、マイクロコンピュータ
を使用したディジタル的な構成とできる.マイクロコン
ピエー夕の制御の場合には、第2図に示すフローチャー
トのように動作の制御がなされる.定常再生状態では、
スイッチ回路1lの入力端子12aが選択され、同期信
号サーボ回路18からのトラッキング制御信号が加算回
路2lに供給され、同期信号サーボがなされる(ステッ
プ31)。
この状態で再生RF信号の最大値MAXが検出され、記
憶される(ステップ32)。
垂直同期信号■SYのゆれが検出回路20で検出され(
ステップ33)、このゆれが士′/AH以上かどうかが
判定される(ステップ34).ゆれが±’AHより小さ
い時には、同期信号サーボがひき続いてなされる.ゆれ
が士+AH以上の時には、サーボ方式の切り替えがなさ
れる(ステップ35)。
この切り替えで、トラッキングサーボがRFエンベロー
プサーボとされる(ステップ36)。RFエンベロープ
サーボでは、検出され、記憶されている最大値MAX.
を目標値として制御動作がなされる.また、垂直同期信
号のゆれの検出は、エンベロープサーボの間でもなされ
、ゆれが士′AHより小さくなると、同期信号サーボに
切り替えられる. b.同期信号サーボ方式 第3図を参照して同期信号サーボ方式によるトラッキン
グ制御信号の形成について説明する。第3図Aは、複合
同期信号分離回路14で再住映像信号から分離された複
合同期信号CSYNCを示し、第3図Bは、垂直同期信
号分離回路15で再生映像信号から分離された垂直同期
信号VSYNCを示す。垂直同期信号VSYNCからパ
ルス発生回路17で第3図Cに示すウィンドウパルスW
Nが形成される。このウィンドウパルスWNは、時間差
の検出のために利用される水平同期信号に対して士%H
のパルス幅を有している。ウィンドウパルスWNにより
ゲートされた第3図Dに示す所定の水平同期信号とドラ
ムの所定の回転位相と対応した位相の検出信号PG(第
3図E)とが同期信号サーボ回路18に供給され、第3
図でT.dで示す時間差が検出される。
上述の同期信号サーボ方式によるトラッキング制御につ
いて、第4図及び第5図を参照して説明する。
第4図は、磁気テーブ4に形成された記録パターンを示
し、Taが回転ヘッドla(+アジマス)で形成された
トラックを示し、Tbが回転ヘッドlb(−アジマス)
で形成されたトラックを示している.この例では、ガー
ドバンドが存在せず、隣接する2本のトラックTa及び
Tbの始端間の距離は、+//2Hの時間差に相当する
ものであり、水平同期信号の記録位置がトラックと直交
する方向に整列している。第4図においてLrは、回転
ヘッドla,lbの所定の回転位相、即ち検出信号PC
の位相を示すための線である。
第4図における中央のトラックTa上を回転ヘッド1a
が正しく走査するように制御する場合を説明する.トラ
ックずれが無い場合、即ち、トラックTaの中心と回転
ヘッド1aの中心が一致する走査軌跡SOが描かれる時
には、検出信号PCとトラックTaに記録されている水
平同期信号Phとの時間差が基準の値Trとなる(第5
図参照).トラックずれが無い状態に対して、回転ヘッ
ドlaの中心の走査軌跡がテープの上流側にずれた状態
のトラックずれを正とし、一方、回転ヘッドの中心の走
査軌跡がテープの下流側にずれた状態のトラックずれを
負とする。
走査軌跡S1及びS2で示すように、±+AWp(Wp
:トラックピッチ)のトラックずれがある時には、時間
差が(Tr十%H)である。また、走査軌跡S3及びS
4で示すように、±Wpのトラックずれがある時には、
時間差が(Tr±AH)である。従って、トラックずれ
と検出される時間差との関係は、第5図に示すものとな
る.検出された時間差に応じてキャプスタンモータ5の
回転速度を制御することで、トラッキング制御を行うこ
とができる。
なお、検出信号PCに対する水平同期信号の時間差は、
1本のトラックで1回に限らず、複数回検出し、トラッ
キングの精度をより高くしても良い. なお、第4図に示される記録パターン以外のパターン例
えば隣接するトラックの始端がIHのずれを持つパター
ン等に対してもこの発明を適用できる。ガードバンドが
無く、隣接するトラックがIHのずれを持つパターンで
は、ウィンドウパルスWNの幅が±IHとされる. C.エンベロープサーボ方式 エンベロープサーボ回路10では、トラッキングずれに
応じてエンベロープレベルENVが変わることを利用し
てトラッキング制御を行う。エンベロープサーボ方式に
ついて、第6図、第7図及び第8図を参照して説明する
第6図では、回転へッド1a及び1bのヘッド幅とトラ
ックピッチWpが等しくされており、回転ヘッド1aの
走査位置とトラックTaとの位置関係は、第6図に示し
、以下に述べるような状態をとりうる。
■.目標のトラックTaOと同一アジマスの上流側のト
ラックTauを部分的に走査する状態。
■.目標のトラックTaOと異なるアジマスの上流側ト
ラックのみを走査する状態. ■.目標のトラックTaOの上流側を部分的に走査する
状態。
IV.  }ラッキングずれなしに目標トラックTaO
を走査する状態. ■.目標のトラックTaOの下流側を部分的に走査する
状態. ■.目標のトラックTaOと異なるアジマスの下流側ト
ラックのみを走査する状態。
■.目標のトラックTaOと同一アジマスの下流側のト
ラックTalを部分的に走査する状態.この第6図に示
す各状態I〜■の夫々における再生RF信号のエンベロ
ープレベルは、上流側へのトラッキングずれを正方向と
して、第7図に示すように、変化する。このエンベロー
プレベルENVの最大値MAXを目標値として、テープ
速度が制御され、トラッキングずれが補正される。即ち
、■の状態のように、トラッキングが上流側にずれてい
る場合には、第7図で矢印Vt一で示すように、磁気テ
ーブ4が減速され、また、■の状態のように、トラッキ
ングが下流側にずれている場合には、矢印Vt+で示す
ように、磁気テープ4が加速される。
第8図は、エンベロープサーボ回路10のより具体的な
動作を示すフローチャートである。エンベロープサーボ
回路10では、例えばフィールド毎にテープ走行が加速
状態かどうか、即ち、現フィールドのトラッキング制御
出力CXnが正であるかどうかが判定される(ステップ
41)。次に、現フィールF (7) 再生R F 信
号のエンベロープレベルENVnと前のフィールドのエ
ンベロープレベルENVn−1とが比較される(ステッ
プ42及び43)。上述のステップ41,42.43の
判別結果によって、トラッキング状態が次の4通りに区
分され、各状態に応じたトラッキング制御信号が形成さ
れる。
テープが加速中であって、エンベロープレベルが増えて
いる場合は、第7図におけるVのようなトラッキング状
態にあり、安定方向に制御されていると判定できる。従
って、引続き同一方向に制御されるように、加速のため
の正極性のトラッキング制御指令が出力される(ステッ
プ44)。
テープが加速中であって、エンベロープレベルが減って
いる場合は、第7図における■のようなトラッキング状
態にあり、安定方向と逆に制御されていると判定できる
。従って、安定方向に制御されるように、減速のための
負極性のトラッキング制御指令が出力される(ステップ
45)。
テープが減速中であって、エンベロープレベルが増えて
いる場合は、第7図における■のようなトラッキング状
態にあり、安定方向に制御されていると判定できる。従
って、引続き同一方向に制御されるように、減速のため
の負極性のトラッキング制御指令が出力される(ステッ
プ46)。
テープが減速中であって、エンベロープレベルが減って
いる場合は、第7図における■のようなトラッキング状
態にあり、安定方向と逆に制御されていると判定できる
。従って、安定方向に制御されるように、加速のための
正極性のトラッキング制御指令が出力される(ステップ
47)。
これらのステップ34〜37の各制御指令に応じて誤差
信号が出力される(ステップ48)。
d.変形例 この発明は、再生映像信号のゆれが大きい時に使用され
るトラッキングサーボとしては、上述のエンベロープサ
ーポ以外の他のトラッキングサーボ方式例えば同期検波
方式を使用できる。第9図は、同期検波方式のトラッキ
ングサーボ回路の構成を示す。第9図において、7Aで
示す端子には、回転ヘッド1a及び1bで磁気テープ4
から再生された再生RF信号が供給され、エンベロープ
検波回路9からエンベロープ信号が得られる。このエン
ベロープ信号がハイバスフィルタ51を介して同期検波
回路52に供給される。
同期検波方式は、テープ走行速度を周期的に変化させる
ことで、ヘッドの走査軌跡をウオップリングさせるもの
で、53で示す信号発生回路からウオップリング用の正
弦波状の振動信号が発生する。この振動信号が位相補正
回路54を介して同期検波回路52に供給される。位相
補正回路54は、振動信号の位相とRF信号のエンベロ
ープ変化の位相の関係を調整するための可変遅延回路で
構成されている。
同期検波回路52の検波出力がローパスフィルタ55を
介して加算回路2lに供給される.この加算回路21に
は、前述の一実施例と同様にキャプスタンモータ5の速
度サーボ信号が供給されている。加算回路21の出力信
号が図示せずも、位相補償回路、ゲイン補正回路を介し
て加算回路56に供給される。加算回路56には、信号
発生回路53からの振動信号が供給される。加算回路5
6の出力信号が駆動アンプ24を介してキャプスタンモ
ータ5に供給される。
同期検波方式のトラッキングサーボ回路は、回転ヘッド
を圧電素子等の機械的変位素子に取りつけるダイナミッ
クトラッキングと同様のサーボ回路であり、エンベロー
プ信号には、トラッキングエラーに応じた位相を持つト
ラッキング情報θ(1)が含まれる。同期検波回路52
では、エンベロープ信号(sin  (ωt+θ(t)
)と振動信号(sinωt)から下記のような検波出力
が形成される。
sin ωtXsin  (ωt+θ(1))=% {
Cos(一〇 (む)  cos(2ωt+θ (L)
}この同期検波出力がローパスフィルタ55を介される
ことで、′Acos(一θ(t))のトラッキング情報
を得ることができる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、カメラ一体型VTRで非常に振動が
多い状況で撮影された場合のように、記録されている映
像信号が大きい時間軸変動を持つ場合でも、トラッキン
グ制御が誤ることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はこ
の発明の一実施例の動作説明に用いるフローチャート、
第3図はこの発明の一実施例の動作説明のためのタイミ
ングチャート、第4図及び第5図は同期信号サーボによ
るトラッキング制6+1の説明に用いる略線図、第6図
及び第7図はエンベロープサーボによるトラッキング制
御の説明に用いる略線図、第8図はエンベロープサーボ
の説明に用いるフローチャート、第9図はこの発明に使
用できる同期検波方式のサーボ回路の構成を示すブロッ
ク図である. 図面における主要な符号の説明 1a.1b:回転ヘッド、 4:11気テープ、 5:キャプスタンモー夕、 9:エンベロープ検波回路、 lO:エンベロープサーボ回路、 11:スイッチ回路、 14:複合同期信号分離回路、 l5:垂直同期信号分離回路、 l8:同期信号サーボ回路、 20:ゆれ検出回路。 代理人 弁理士 杉 浦 正 知 フ〇一今ヤート 第2図 第5図 1コ車五ヘッド辷シラヮクの木@吏↑{il第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 テープ上に形成された斜めのトラックを回転ヘッドが走
    査して映像信号を再生するようにした回転ヘッド型再生
    装置において、 再生垂直同期信号からウィンドウパルスを形成する手段
    と、 上記回転ヘッドの所定位置から上記ウィンドウパルスで
    ゲートされた所定の信号までの時間差を検出し、上記時
    間差に応じてトラッキングずれを補正する第1のトラッ
    キング制御手段と、 上記回転ヘッドで再生された再生RF信号のエンベロー
    プ信号に基づいてトラッキングずれを補正する第2のト
    ラッキング制御手段と、 再生映像信号の時間的なゆれを検出し、上記ゆれが小さ
    い時には、上記第1のトラッキング制御手段でトラッキ
    ング制御を行い、上記ゆれが大きい時には、上記第2の
    トラッキング制御手段でトラッキング制御を行うように
    切り替える手段と、を備えたことを特徴とする回転ヘッ
    ド型再生装置。
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