JP2623569B2 - ヘリカルスキヤン形ビデオ記録再生装置 - Google Patents

ヘリカルスキヤン形ビデオ記録再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヘリカルスキャン形ビデオ記録再生装置に関
し、特につなぎ撮り編集機能を備えたものに適用して好
ましいものである。
〔発明の概要〕
4トラック/4周波のパイロット信号を記録するトラッ
キング方式のビデオ録再装置において、4周波の発生順
序を記録ビデオ信号のフィールド奇偶に合わせることに
より、つなぎ撮り時にフィールド奇偶の順序が乱れない
ようにしたものである。
〔従来の技術〕
VTRのようなヘリカルスキャン形記録装置では、記録
を一旦中断した後、記録を再開したときに、トラック配
列が乱れないようにつぎ目の前後においてトラック間隔
を一定に保っている。
公知のつなぎ撮り方式では、記録ポーズ点からテープ
を一定量(1秒程)巻戻し、記録再開と共に記録済部分
を再生しながら、記録同期信号に再生同期信号が合うよ
うに位相サーボをかけ、ポーズ点に達したら再生から記
録に切換えるように成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
トラックの間隔をつなぎ目の前後で同じにしても、つ
なぎ目においてトラックのフィールドの奇偶が、偶数フ
ィールド→偶数フィールド又は奇数フィールド→奇数フ
ィールドとなることがある。このようなフィールドが不
連続のつなぎ目を有するテープを再生すると、フィール
ド切換点で0.5H分の水平位相のずれが生じ、モニタ受像
機の同期系が位相ずれを吸収するまで画面上にスキュー
歪が生じる。
本発明はこの問題にかんがみ、記録のつなぎ目におい
てトラックのフィールド順次の乱れが生じないようにす
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のヘリカルスキャン形ビデオ記録再生装置は、
第1図に示すように、4トラックの繰り返しで循環的に
発生する4周波の基準パイロット信号を記録ビデオ信号
のフィールドの奇偶O/Eに対応した順序で発生するパイ
ロット信号発生回路と、各トラックからの再生パイロッ
ト信号を検出するパイロット信号検出回路20と、該パイ
ロット信号検出回路の出力と上記基準パイロット信号と
を掛け合わせる掛算器21と、該掛算器21の出力から第1
の周波数成分を検出する第1の検出回路22と、該第1の
検出回路22の出力を検波する第1の検波回路24と、該掛
算器21の出力から第2の周波数成分を検出する第2の検
出回路23と、該第2の検出回路23の出力を検波する第2
の検波回路25と、上記第1、第2の検波回路24、25の出
力からトラッキングエラー信号を形成しトラッキングサ
ーボを行なうトラッキングサーボ回路(減算器26、イン
バータ27、スイッチ28)とを具備する。
〔作用〕
4周波の基準パイロット信号の発生順序が記録ビデオ
信号のフィールドの奇偶に合致しているので、記録中断
時に所定量巻戻されたテープを記録再開時に再生してト
ラッキングサーボを行うと、再生ビデオ信号のフィール
ドの奇偶が基準パイロット信号の奇偶順序と合致し、こ
のため再生ビデオ信号のフィールドの奇偶と記録ビデオ
信号のフィールドの奇偶と一致し、つなぎ撮り点以降で
再生モードから記録モードに切換えることにより、フィ
ールドの奇偶の連続性が保たれ、つなぎ撮り点で再生画
像が乱れることがなくなる。
〔実施例〕
第1図に本発明を適用した2ヘッド・ヘリカルスキャ
ン形VTRのキャプスタンサーボ系を示す。第2図はテー
プ上の記録フォーマットで、第3図はフィールド奇偶の
タイムチャートである。
第2図に示すようにこのVTRは4周波ATF(Auto Trac
k Finding)と称されるトラッキング方式のキャプスタ
ン位相サーボを採用している。磁気テープ1上の連続し
たトラックT1、T2……には、トラッキングサーボ用の4
周波のパイロット信号f1〜f4がビデオ信号に重畳して循
環的に記録されている。f1〜f4は夫々102、116、160、1
40KHzである。再生時には走査トラックの両隣りからの
クロストークの差が無くなるようにキャプスタンモータ
を位相制御する。
パイロット信号f1〜f4に対応したトラックT1〜T4
は、ビデオ信号のフィールドの奇偶が割当てられてい
て、例えばT1、T3が奇数フィールド(O)、T2、T4が偶
数フィールド(E)と予め定められている。
即ち、第1図に示すように、記録ビデオ信号のコンポ
ジットシンクSYNCから垂直同期分離回路10で垂直同期信
号を取出し、PLL回路11を同期発振させて、垂直同期パ
ルスVD(第3図A)を得る。またコンポジットシンクSY
NCをフィールド奇偶検出回路12に供給して奇偶パルスO/
E(第3図B)を得る。次にパルスVDとO/Eとのアンドを
ゲート13でとって、その出力(第3図C)を1/2分周器1
4で分周し、第3図Dのようなフレームパルスを作り、
このフレームパルスとフィールド奇偶パルスO/Eとをデ
コーダ15に供給してf1〜f4の順次選択信号を形成する。
この選択信号をスイッチ回路16に供給して、パイロッ
ト信号発生回路17からの4周波を順次選択すると、第3
図Eに示すようにフィールド奇偶との対応が確定してい
るパイロット信号f1〜f4が順次得られる。このスイッチ
回路16の出力を記録系に供給して第2図のように各ビデ
オトラックに重畳記録する。
再生時には、再生信号からパイロット信号の帯域成分
を検出回路20で検出し、スイッチ回路16から供給される
基準パイロット信号と掛算器21で掛算する。掛算出力中
の周波数差の成分は次の二種である。
ΔfA=|f1−f2|=|f3−f4| =14(KHz) ΔfB=|f2−f3|=|f4−f1| =44(KHz) 正しい走査トラックをT1とすると、ΔfAは右側隣接ト
ラックT2からのクロストーク成分で、ΔfBは左側隣接ト
ラックからのクロストーク成分である。従ってΔfA成分
とΔfB成分とのレベル差によりトラックずれの量と方向
(左右)とが判る。
これらの差周波数ΔfA、ΔfBをエラー検出回路22、23
で検出し、直流化回路24、25で検波し、そのレベル出力
を減算器26で減算すると、トラッキングエラー信号が得
られる。このエラー信号の極性は走査トラックが変わる
ごとに反転するので、インバータ27を通した信号と通さ
ない信号とを、例えば2ヘッド切換パルスRF−SWでもっ
て切換わるスイッチ28でもって交互に選択することによ
り、同期整流を行う。スイッチ28の出力は正極性であれ
ば右ずれ、負極性であれば左ずれを示し、ずれが無けれ
ば零となるので、アンプ29を介してキャプスタンモータ
に供給することにより、トラッキングエラーの無い再生
トレースが行われる。
つなぎ撮り時には、第2図のように記録を中断(ポー
ズ操作)した直後にテープ1を所定量(0.5〜1秒分)
巻戻す。ポーズ解除で一旦再生モードにし、トラッキン
グサーボを働かせる。これによって基準パイロット信号
f1〜f4と再生パイロット信号f1〜f4との各周波数が合致
するようにトレースが行われる。基準パイロット信号の
順序は上述のように記録ビデオ信号のフィールド奇偶と
対応しているから、記録ビデオ信号と再生ビデオ信号と
のフィールド奇偶が一致する。
テープ1上のポーズ操作位置の近くまで再生したら、
例えばパイロット信号f4のトラックT4を検出して、その
トラックの終端で再生から記録にモードを切換える。す
るとトラックT4(偶数フィールド)に隣接してパイロッ
ト信号f1のトラックT1(奇数フィールド)から記録が始
まる。従ってつなぎ目においてトラックピッチが連続す
ると共に、フィールド奇偶の順次性が保たれる。
なお4フィールド周期のカラーフレームとパイロット
信号f1〜 f4とを合わせるように記録し、つなど撮り時
にフィールド連続性を保つようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように、4周波の基準パイロット信号
の発生順序を記録ビデオ信号のフィールドの奇偶に合致
させたので、つなぎ撮りに適用した場合に、記録中断後
の巻戻し部分の再生時に再生ビデオ信号のフィールドの
奇偶が基準パイロット信号の奇偶順序と合致し、このた
め再生ビデオ信号のフィールドの奇偶と記録ビデオ信号
のフィールドの奇偶が一致し、つなぎ撮り点以降で再生
モードから記録モードに切換えることにより、フィール
ドの奇偶の連続性が保たれ、つなぎ撮り点で再生画像が
乱れることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した2ヘッド・ヘリカルスキャン
形VTRのトラッキングサーボ系のブロック図、第2図は
テープ上のつなぎ撮りフォーマット図、第3図はフィー
ルド奇偶と4周波パイロットとの関係を示すタイムチャ
ートである。 なお図面に用いた符号において、 10……垂直同期分離回路 11……PLL回路 12……フィールド奇偶検出回路 13……ゲート 14……1/2分周器 15……デコーダ 16……スイッチ回路 17……パイロット信号発生回路 20……パイロット信号検出回路 21……掛算器 22,23……エラー検出回路 24,25……直流化回路 26……減算器 27……インバータ 28……スイッチ である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4トラックの繰り返しで循環的に発生する
    4周波の基準パイロット信号を記録ビデオ信号のフィー
    ルドの奇偶に対応した順序で発生するパイロット信号発
    生回路と、 各トラックからの再生パイロット信号を検出するパイロ
    ット信号検出回路と、 該パイロット信号検出回路の出力と上記基準パイロット
    信号とを掛け合わせる掛算器と、 該掛算器の出力から第1の周波数成分を検出する第1の
    検出回路と、 該第1の検出回路の出力を検波する第1の検波回路と、 該掛算器の出力から第2の周波数成分を検出する第2の
    検出回路と、 該第2の検出回路の出力を検波する第2の検波回路と、 上記第1、第2の検波回路の出力からトラッキングエラ
    ー信号を形成しトラッキングサーボを行なうトラッキン
    グサーボ回路とを具備するヘリカルスキャン形ビデオ記
    録再生装置。
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JPS5958649A (ja) * 1982-09-29 1984-04-04 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置
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